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これより会議を開きます。議事に入るに先立ちまして、委員会を代表して一言申し上げます。このたびの熊本地震による被害によりまして、多くのとうとい命が失われたことは、まことに痛恨のきわみであります。ここに、犠牲となられた方々とその御遺族に対しまして、深く哀悼の意を表します。また、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げるとともに、負傷された方々が一日も早く御回復されますようお祈り申し上げます。
当委員会といたしましても、被災地の一日も早い復旧に向けて協力を尽くしてまいる所存でございます。これより、犠牲となられた方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと存じます。全員御起立をお願いいたします。――黙祷。黙祷を終わります。御着席ください。理事補欠選任の件についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。御異議なしと認めます。それでは、理事に石関貴史君、細野豪志君を指名いたします。平成二十八年度一般会計補正予算(第1号)、平成二十八年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、審査に入ります。まず、両案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。麻生財務大臣。
平成二十八年度一般会計補正予算(第1号)平成二十八年度特別会計補正予算(特第1号)平成二十八年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明をさせていただきます。
最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。今回の補正予算は、平成二十八年熊本地震の被災者への支援や被災地域の復旧復興に向けて、一層機動的に対応していくためのものであります。まず、住宅の確保や被災者生活再建支援金の支給など、災害救助等関係経費として七百八十億円を計上いたしております。また、今後、被災者の方々の事業再建、道路、施設等のインフラの復旧事業や災害廃棄物処理等を迅速に進めていくための備えとして、熊本地震復旧等予備費を七千億円計上いたしております。同時に、国債費を七千七百八十億円減額することとしており、これにより、平成二十八年度一般会計予算の総額は、今回の補正前と同じ九十六兆七千二百十八億円となっております。
また、特別会計予算につきましても、所要の補正を行っております。以上、平成二十八年度補正予算の大要について御説明をいたしました。何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
これにて趣旨の説明は終わりました。この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。ただいま説明を聴取いたしました平成二十八年度補正予算両案の審査中、日本銀行及び独立行政法人等の役職員から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人として出席を求めることとし、その人選等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。次回は、来る十六日午前八時五十五分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
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