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これより会議を開きます。理事補欠選任の件についてお諮りいたします。委員の異動に伴い、現在理事が三名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
御異議なしと認めます。それでは、理事にを指名いたします。平成二十三年度一般会計補正予算(第3号)、平成二十三年度特別会計補正予算(特第3号)、平成二十三年度政府関係機関補正予算(機第2号)、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。まず、三案の趣旨について政府の説明を聴取いたします。安住財務大臣。
平成二十三年度第三次補正予算の大要につきまして、既に本会議において申し述べましたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。
最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。まず、東日本大震災関係経費として十一兆七千三百三十五億円を計上し、その内訳は、災害救助等関係経費、災害廃棄物処理事業費、公共事業等の追加、災害関連融資関係経費、地方交付税交付金、東日本大震災復興交付金、原子力災害復興関係経費、全国防災対策費、その他の東日本大震災関係経費、年金臨時財源の補てんとなっております。これらの東日本大震災関係の歳出を賄うため、一千六百四十八億円の既定経費の減額を行うこととしており、歳入面においては、百八十七億円のその他収入の増加を見込むほか、十一兆五千五百億円の復興債の発行を行うこととしております。
また、台風第十二号等に係る災害対策費などのその他の経費について、三千二百十億円を計上しております。その歳出を賄うため、東日本大震災復旧・復興予備費を二千三百四十三億円減額することとしており、歳入面においては、その他収入の増加等七百四十八億円及び前年度剰余金受け入れ百十九億円を見込んでおります。さらに、B型肝炎関係経費として、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等四百八十億円を計上しております。その歳出を賄うため、二百二億円の既定経費の減額を行うこととしており、歳入面においては、二百七十九億円のその他収入の増加を見込んでおります。これらの結果、平成二十三年度一般会計第三次補正後予算の総額は、一般会計第二次補正後予算に対し、歳入歳出とも十一兆六千八百三十二億円増加し、百六兆三千九百八十七億円となります。
特別会計予算については、交付税及び譲与税配付金特別会計、エネルギー対策特別会計、社会資本整備事業特別会計など十三特別会計について所要の補正を行うこととしております。政府関係機関予算については、株式会社日本政策金融公庫について所要の補正を行うこととしております。財政投融資計画については、東日本大震災からの復興等に必要となる資金需要に対応するため、補正予算において総額一兆三千四百二十一億円を追加することとしております。以上、平成二十三年度第三次補正予算の大要について御説明いたしました。被災地域の一刻も早い復興のため、何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますようよろしくお願いを申し上げます。
以上でございます。
これにて趣旨の説明は終わりました。この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。ただいま説明を聴取いたしました平成二十三年度補正予算三案の審査中、日本銀行及び独立行政法人等の役職員から意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人として出席を求めることとし、その人選等諸般の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
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