00:27:19 ~ 00:28:41 古川(禎)委員長代理
これより会議を開きます。委員長の指名により、私が委員長の職務を行います。令和四年度一般会計補正予算(第2号)、令和四年度特別会計補正予算(特第2号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。この際、お諮りいたします。両案審査のため、本日、政府参考人として内閣府大臣官房審議官中澤信吾君、内閣府政策統括官笹川武君、内閣府沖縄振興局長望月明雄君、内閣府子ども・子育て本部統括官吉住啓作君、文部科学省初等中等教育局長藤原章夫君、文部科学省高等教育局長池田貴城君、資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長井上博雄君、資源エネルギー庁電力・ガス事業部長松山泰浩君、国土交通省大臣官房公共交通・物流政策審議官鶴田浩久君、国土交通省道路局長丹羽克彦君、国土交通省海事局長高橋一郎君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 Angry: 0.634 Disgust: 0.292 Fear: 0.442 Happy: 0.574 Sad: 0.330 Surprise: 0.547
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00:28:41 ~ 00:29:03 古川(禎)委員長代理
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。去る二十五日の泉健太君の質疑に関連し、西村智奈美君から質疑の申出があります。泉君の持ち時間の範囲内でこれを許します。西村智奈美君。 Angry: 0.646 Disgust: 0.342 Fear: 0.420 Happy: 0.586 Sad: 0.390 Surprise: 0.477
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00:29:03 ~ 00:30:06 西村(智)委員
立憲民主党の西村智奈美です。旧統一教会の被害救済問題について、まずはお尋ねいたします。この旧統一教会の問題については、三十年にわたり、私も含めて政治が十分に取り組んでくることができなかった、このことを大変申し訳なく思っております。今回こそは、被害の防止と救済をしっかりと図っていかなくてはなりません。しかし、相談体制は今なお不十分で、政府から示されている消費者契約法などの改正案、そして新法の概要を見ても、とても旧統一教会の被害の実態を踏まえたものとは言えません。旧統一教会側に言い逃れの方便を与えているものであって、被害救済ではなくて、旧統一教会救済法案になっているのではないかというふうにすら言われております。 Angry: 0.595 Disgust: 0.407 Fear: 0.507 Happy: 0.372 Sad: 0.493 Surprise: 0.384
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00:30:06 ~ 00:30:50 西村(智)委員
まず、総理、同じ土台に立って議論ができるのか、そのことを確認させていただきたいと思います。総理は、旧統一教会の被害者の方々と内々お会いして、凄惨な御経験を直接お伺いしましたということです。その上で新法を作る決意を固められました。私たちもたくさんの方からヒアリングをしました。個人情報に関わらない範囲で、どういう立場の方から、どういった被害実態を伺ったのか、是非お答えください。 Angry: 0.419 Disgust: 0.269 Fear: 0.485 Happy: 0.576 Sad: 0.461 Surprise: 0.556
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00:30:50 ~ 00:31:15 岸田内閣総理大臣
先日、旧統一教会の被害者の方々と内々にお会いし、三名の方から約一時間半にわたり、献金などによる財産被害や周囲からの孤独、あるいはDV被害など、凄惨な御経験を直接伺いました。 Angry: 0.250 Disgust: 0.352 Fear: 0.616 Happy: 0.555 Sad: 0.400 Surprise: 0.610
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00:31:15 ~ 00:31:32 岸田内閣総理大臣
こうした被害を生じさせず、また、救済できるよう、政府として、相談体制の充実、悪質な寄附の勧誘の規制など、新たな法整備、しっかり進めていきたいと考えております。 Angry: 0.665 Disgust: 0.266 Fear: 0.334 Happy: 0.456 Sad: 0.606 Surprise: 0.283
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00:31:32 ~ 00:32:08 西村(智)委員
具体的に伺いたいと思います。まず、取消権についてですね。総理が伺った被害の実態については、やはり、献金は長いことやっていたというのが、これが旧統一教会の、言ってみれば特徴であります。一回限りの献金にとどまらない。最初、マインドコントロールに陥って、その後も献金を続けていくということだと思うんですけれども、元々、消費者契約法には契約の取消権が認められております。 Angry: 0.530 Disgust: 0.336 Fear: 0.530 Happy: 0.444 Sad: 0.509 Surprise: 0.469
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00:32:08 ~ 00:33:01 西村(智)委員
今回、この消費者契約法の改正によって要件を客観的にしたというふうに政府は説明をしているんですけれども、実際に旧統一教会はどういう手口でやっているかといえば、何か月かかけて教義をまずは教え込みます。そして、相手を信者とした上で献金を求めていきます。信者になってから献金を求めていく場面では、わざわざ不安を覚えさせるような発言はいたしません。ほんのちょっとした刺激で献金をするということなんです。唯々諾々と献金をするということなんです。こういった方は、取消権を行使できるでしょうか。 Angry: 0.602 Disgust: 0.343 Fear: 0.494 Happy: 0.373 Sad: 0.547 Surprise: 0.448
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00:33:01 ~ 00:34:09 河野国務大臣
霊感等に基づく不安をあおるような不当な勧誘をした場合には、寄附者が困惑して寄附の意思表示をしてしまった、そういう場合には意思表示を取り消すことができます。また、不当な勧誘行為によって、長時間をかけて教義を教え込んだような事案であっても、その勧誘の経緯自体が違法だと評価される場合には、不法行為に基づく損害賠償によって救済を図る、これが適切かつ相当ではないかというふうに思っております。また、不当な勧誘行為について、寄附者が適切な判断をすることができないような状況に置くことがないようにという法人の配慮義務を今検討しておりまして、さらに、不法行為に基づいて損害賠償請求をする、そうした救済を容易にしていく、そんなことも検討したいと思っております。 Angry: 0.724 Disgust: 0.443 Fear: 0.498 Happy: 0.352 Sad: 0.417 Surprise: 0.267
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00:34:09 ~ 00:35:02 西村(智)委員
私、河野大臣は要求しておりませんので、委員長、総理に答弁をお願いしております。総理、今、河野大臣はいろいろお話しになりましたけれども、実は今、河野大臣が説明されたケースというのは非常にレアなケースなんです。認定されれば、それは確かに取消権は行使できるかもしれない。だけれども、先ほど申し上げたように、本人が私は困惑していませんというふうに主張すれば、それは行使できないんですよ。多くの場合は、困惑していないというふうに信者の方はやはりおっしゃる。これでは、取消権そのものは行使できないということです。先ほど配慮義務のことについてお話しになりましたけれども、これも後で伺いたいと思います。次に、必要不可欠という言葉についてです。 Angry: 0.467 Disgust: 0.327 Fear: 0.496 Happy: 0.486 Sad: 0.503 Surprise: 0.484
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00:35:02 ~ 00:36:00 西村(智)委員
これも、先日の長妻委員との質疑の中でありました。答弁は、必要不可欠という言葉についてそのまま告げる必要はなく、同等程度の必要性、切迫性が示される場合は適用可能であると。悪質勧誘事例では、多くの場合、そうした切迫性、必要性があるというふうに答弁しておられるんですけれども。旧統一教会の被害実態に照らして、本当に、多くの場合で必要性、切迫性があるということなんでしょうか。一体、どういうケースでそういった事例があるんでしょうか。これで救済できる旧統一教会による被害実態というのを把握しているのであれば、是非、総理、お聞かせいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。河野大臣は結構です。総理からお願いいたします。 Angry: 0.474 Disgust: 0.345 Fear: 0.510 Happy: 0.551 Sad: 0.456 Surprise: 0.516
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00:36:01 ~ 00:37:03 河野国務大臣
以前にも答弁をしておりますが、必要不可欠という言葉をそのまま告げる必要はございません。それと同等の必要性、切迫性が示されている場合には適用可能だと思っております。多くの悪質な勧誘事例においては、こうした必要性、切迫性を有し、寄附をしないという選択肢は示されない、そう考えられると思います。単に、必要とだけしてしまいますと、例えば、厄払いとか交通安全祈願、合格祈願のようなものに、それを回避するために祈願を勧める、そうしたことにも対象が広がってしまいかねないということから、こうした必要不可欠ということが必要なのではないかと思います。 Angry: 0.467 Disgust: 0.367 Fear: 0.506 Happy: 0.537 Sad: 0.500 Surprise: 0.413
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00:37:03 ~ 00:38:10 岸田内閣総理大臣
必要不可欠という文言につきましては、今、河野大臣からも答弁させていただきましたが、先ほどのマインドコントロールによる寄附についても同様でありますが、現行の日本の法体系の中で許される限り、最大限、禁止行為や取消権の対象となる方向で政府としては検討しています。法的な観点から、様々な事態に対応するためにどこまで取り組むことができるのか、そういった観点から、現在、政府として法律の作成を行っている過程であります。様々な御指摘があります。これをしっかり受け止めて、法律の中に落とし込み、そして、この国会に法律を提出するべく今努力をしています。御指摘はしっかり受け止めますが、こういった中で、法的な観点からどこまで法律に落とし込めるのか、最大限努力をしていきたいと考えております。 Angry: 0.568 Disgust: 0.284 Fear: 0.473 Happy: 0.547 Sad: 0.400 Surprise: 0.491
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00:38:10 ~ 00:39:02 西村(智)委員
総理、是非答弁をお願いします。私は河野総理大臣だというふうに指名をしたつもりはございませんので、よろしくお願いいたします。それで、今朝の報道で、今日、自民党の法案審査が行われるというふうにお聞きをしておりますが、新法についての報道がありました。寄附勧誘時に配慮義務を課す、意思を抑圧しない規定を設けるということのようで、私、この見出しを、一見、拝見しましたときに、やっと私たちの法案に少し近づいてきてもらったのかなというふうに思ったんです。私たちが提出している法案は、手段の悪質性と結果の重大性、この二つをもって特定財産損害誘導行為というのを禁止しております。 Angry: 0.467 Disgust: 0.240 Fear: 0.384 Happy: 0.688 Sad: 0.351 Surprise: 0.541
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00:39:02 ~ 00:40:00 西村(智)委員
ですから、意思を抑圧してはいけない、そして生活の維持を困難にさせないというふうに書かれるということでありますので、ちょっと近づいてきたのかなというふうに思ったんですけれども、やはり所詮は配慮義務でありますので。しかも、対象が法人に限られております。今、政府は、解散命令請求も視野に入れつつ、質問権の行使をしておりますね。旧統一教会が法人でなくなったら、この配慮義務も適用されないということになります。是非、総理、私たちが出している法案、これをベースに議論をしていただきたいんです。そうすれば、もう今のような議論を、本当に時間をかけて、本当によくやっていただいているというふうに思いますけれども、もっとスピーディーに進めることができたはずだというふうに思います。 Angry: 0.470 Disgust: 0.298 Fear: 0.431 Happy: 0.565 Sad: 0.507 Surprise: 0.477
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00:40:00 ~ 00:40:45 西村(智)委員
これは与党の皆さんにもお願いしたいです。今日の二時からもう法案審査で条文が示される、これでオーケーということで本当によろしいのかどうか。取消権の対象は狭まる、そして全国弁護士連絡会の皆さんが判例として積み上げてきたその水準からももしかしたら後退をするかもしれないと言われているこの法案を、私は、もう一回見直していただいて、そして、ここまで来たら、もっと時間をかけて、幅広く意見を聞いて、作り直してほしいというふうに思いますけれども、総理、いかがですか。 Angry: 0.544 Disgust: 0.219 Fear: 0.350 Happy: 0.570 Sad: 0.541 Surprise: 0.482
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00:40:45 ~ 00:41:12 岸田内閣総理大臣
まず、被害者の方々を救済しなければならない、また、こうしたことは将来に向けて二度と繰り返してはならない、そのために政治の責任を果たさなければならない、こういった思いにおいては、政府も、与党も、野党も、大きな方向性は一致していると私は信じております。 Angry: 0.803 Disgust: 0.284 Fear: 0.323 Happy: 0.481 Sad: 0.389 Surprise: 0.260
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00:41:12 ~ 00:42:21 岸田内閣総理大臣
そうした中で、この法案を通じて国会の中においても議論が行われている、こういったことです。そして、寄附ということについても先ほど来議論が行われてきました。具体的には、不適切な勧誘行為を受けて困惑した中で行われた寄附の意思表示については瑕疵があることから、寄附者を保護するために取消しを認めるという考え方に基づいて条文の整理を今行っているところです。そして、今御指摘がありました配慮義務の規定ですが、要は、今申し上げた取消しを認めるという条文に加えて、寄附の勧誘に当たっての配慮義務を規定するという形で、二段構成でこうした現実に対応していこう、こういった法律を検討しているということであります。 Angry: 0.684 Disgust: 0.339 Fear: 0.481 Happy: 0.454 Sad: 0.397 Surprise: 0.420
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00:42:21 ~ 00:43:01 岸田内閣総理大臣
こうした配慮義務を規定するということで、配慮義務に反するような不当な寄附勧誘が行われた場合、民法上の不法行為の認定やそれに基づく損害賠償請求が容易となり、更に実効性が高まる、こういった考え方に基づいて、こうした二段構えの法律を検討しているということを申し上げている次第です。いずれにせよ、現行の日本の法体系の中で許される限り、最大限、禁止行為や取消権の対象とする、こうした方向で検討を進めている次第です。 Angry: 0.861 Disgust: 0.368 Fear: 0.415 Happy: 0.371 Sad: 0.316 Surprise: 0.287
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00:43:10 ~ 00:44:09 西村(智)委員
信者本人の方、被害者本人の方の救済も、今のような御答弁では、私はとてもできないというふうに思います。今回の政府の提案の問題点は、もう一つ、被害者本人の救済が不十分なだけではなく、子供さんの救済、いわゆる宗教二世と言われる方の救済、これも全く現実的ではないという点であります。債権者代位権というものを行使して救済をするんだというふうな説明なんですけれども、未成年の子供が、適切な扶養を受けていないことを自覚して、親の信教や献金活動に疑問を持ち、外部に助けを求めて、裁判手続も経なければいけない、これが政府が今提案している債権者代位権の枠組みです。 Angry: 0.671 Disgust: 0.425 Fear: 0.477 Happy: 0.303 Sad: 0.463 Surprise: 0.311
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00:44:09 ~ 00:44:48 西村(智)委員
二世信者の方々からは、宗教の話になると途端に対応は難しいといって取り合ってもらえなかったというふうなお声を聞いています。政府案の要綱では、さらに、法テラスなどの相談体制、これも強化するということになっておりますけれども、この支援対象は信者本人に限られております。二世の方は除外されています。二世信者の困難に向かい合うつもりが本当にあるのかどうか、総理、御答弁ください。 Angry: 0.516 Disgust: 0.269 Fear: 0.524 Happy: 0.451 Sad: 0.455 Surprise: 0.539
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00:44:48 ~ 00:45:14 河野国務大臣
債権者代位権は、自らの権利を保全するために必要な限度で他者の権利を行使することを認める制度です。今回の寄附適正化のための法制度においてこれを活用しやすくすることで、個人の財産権の侵害とならない限度で家族らの被害救済に資することができると考えております。 Angry: 0.859 Disgust: 0.634 Fear: 0.361 Happy: 0.382 Sad: 0.391 Surprise: 0.176
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00:45:14 ~ 00:45:36 河野国務大臣
債権者代位権の適切な行使により被害回復を図ることができるようにするための支援は重要だと思っておりますので、法テラスあるいは関係機関が連携した相談体制の整備など、支援の在り方も検討していきたいと思っております。 Angry: 0.568 Disgust: 0.486 Fear: 0.351 Happy: 0.512 Sad: 0.592 Surprise: 0.294
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00:45:36 ~ 00:46:08 岸田内閣総理大臣
今、河野大臣から答弁させていただきましたが、委員の質問の中で、一つ、二世の方は対象にならないという御指摘がありましたが、これは二世の方は対象になると理解しております。そして、その上で、今申し上げた債権者代位権の考え方ですが、これは従来から議論されておりますように、個人の財産権の問題、憲法にも関わる問題であります。 Angry: 0.476 Disgust: 0.327 Fear: 0.541 Happy: 0.578 Sad: 0.317 Surprise: 0.544
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00:46:08 ~ 00:47:10 岸田内閣総理大臣
こうしたことから、法律を適用する際には、債権者代位権という考え方に基づいて法律を構成していかなければならない、こういった判断をしたところであります。そして、委員おっしゃるように、現実に本当に対応できるかどうか、これもしっかり考えていかなければいけないということで、この債権者代位権の適切な行使を考えなければいけない。そうしたことで、法テラスと関係機関が連携した相談体制の整備をしていく。この支援の具体的な在り方についてもしっかり考えていくことによって、債権者代位権を適切に行使をし、現実に適合した、より多くの方々を救済できる方策を考えていこう、これが政府の法律を作成している今現在における考え方であります。 Angry: 0.646 Disgust: 0.392 Fear: 0.444 Happy: 0.495 Sad: 0.458 Surprise: 0.394
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00:47:10 ~ 00:48:01 西村(智)委員
これで分かりやすいと言われたら、本当に救済が進まないですよ。総理、先ほど私が質問した件について、一点何かおっしゃいましたけれども、概要には、不当な勧誘により寄附をした者に対する支援ということで法テラスが書かれています。二世信者には、対象になっておりません。そこはよくよく踏まえていただいて、二世信者の方も、それから被害者本人の方も救済できる法案、是非とも作ってください。そうでないと、本当に取消権がまた縮小してしまうということになりかねませんので、そこは強く要請をいたします。与党の皆さんにもお願いいたします。それから、次は、名称変更の問題について伺いたいと思います。 Angry: 0.535 Disgust: 0.343 Fear: 0.479 Happy: 0.480 Sad: 0.516 Surprise: 0.435
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00:48:01 ~ 00:49:06 西村(智)委員
旧統一教会の問題では、まだ解明されない闇が多く残っております。その一つが、二〇一五年の名称変更問題です。教団側は名称変更を強く求めてきた。その理由は、霊感商法などの悪評を表面的に払拭して新たな勧誘や信者獲得を、その障害を取り除くためであったと私は考えます。永岡大臣にお伺いいたします。二〇一五年、下村博文文部科学大臣の下で名称変更が認証されたことが、結果として、国民に旧統一教会とは別団体であるという誤認を与えて、様々な被害の発生につながったということはお認めになりますか。また、お認めになるのであれば、文科大臣としてそのことをどうお考えでしょうか。 Angry: 0.576 Disgust: 0.363 Fear: 0.472 Happy: 0.497 Sad: 0.484 Surprise: 0.421
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00:49:06 ~ 00:50:33 永岡国務大臣
西村委員にお答えいたします。宗教法人法上、形式上の要件を備えた申請は所轄庁におきまして受理される必要がございます。所轄庁は、申請を受理した場合に、同法の第二十八条に基づきます審査を行い、要件を備えていると認めたときは認証をする旨の決定を行う必要がございます。旧統一教会の名称変更につきましては、このような宗教法人法上の規定に従いまして手続を行い、その審査の過程におきまして法的な検討を重ねた結果として、本件は認証すべき案件であると事務的に判断をしたものでございます。なお、二〇一五年、これは平成二十七年になりますが、八月の認証書の交付に当たりましては、旧統一教会に対しまして、民事裁判の確定判決で指摘をされている状況を解消することを求めるとともに、正体隠しなどの批判をされることがないよう取り得る最大限の措置を講ずるよう強く求めたほか、文化庁のホームページにおきましては、掲載されております宗教年鑑におきまして、変更前の旧統一教会の名称が併記をされているところでございます。 Angry: 0.454 Disgust: 0.296 Fear: 0.384 Happy: 0.781 Sad: 0.307 Surprise: 0.555
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00:50:33 ~ 00:51:03 西村(智)委員
私は法律上や手続上のことを聞いているのではありません。本当にこれによって被害が拡大したのではないか、その責任について永岡大臣はどういうふうにお考えになっているんですかということを伺っています。もう一度御答弁ください。 Angry: 0.729 Disgust: 0.362 Fear: 0.388 Happy: 0.505 Sad: 0.398 Surprise: 0.465
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00:51:03 ~ 00:52:00 永岡国務大臣
お答えいたします。解散命令の要件は宗教法人法に厳格に定められておりまして、この要件に該当するためには法人の活動に係る十分な実態把握が不可欠と考えております。宗教法人法に照らしまして解散命令の請求の適否を判断するために、文部科学省におきまして、まずは報告徴収、質問権の行使を通じまして、旧統一教会の業務等に関して、具体的な証拠やまた資料などを伴います客観的な事実を明らかにする必要があります。その上で、法律にのっとり必要な対応を行っていくこととなると考えております。以上です。 Angry: 0.550 Disgust: 0.401 Fear: 0.422 Happy: 0.593 Sad: 0.448 Surprise: 0.434
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Angry: 0.380 Disgust: 0.266 Fear: 0.379 Happy: 0.791 Sad: 0.424 Surprise: 0.564
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00:52:00 ~ 00:53:07 西村(智)委員
いや、本当はね、これは質問を続けられないぐらいですよ。全くお答えになっておりません。私は、手続のことなど聞いているわけではなくて、国民に被害を与えた可能性がある、その責任についてどういうふうにお感じになっているんですか、どうお考えですかということを聞いていらっしゃるんですけれども、もういいです。同じことだと思いますので、もうお答えにならなくて結構です。先に進みます。大臣、文科省は、一九九七年に統一教会が名称変更を画策し始めてから約十八年間、この名称変更を、事前に相談するという中で、申請を出させないようにしてきました。事実上食い止めてきたんですね、名称変更を。国民を守るために行政としてぎりぎりの判断だったということで、私は評価したいと思います。大臣はどういうふうにお考えですか。 Angry: 0.504 Disgust: 0.341 Fear: 0.470 Happy: 0.559 Sad: 0.427 Surprise: 0.544
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00:53:07 ~ 00:54:21 永岡国務大臣
二〇一五年以前にも、旧統一教会からは名称変更に関する相談が複数回ございました。当時の文化庁におきまして、旧統一教会をめぐります報道等を踏まえまして、名称の変更が社会に与える影響を検討いたしまして、慎重な対応が必要であるとの認識から、申請の取下げを慫慂していたところでございます。その結果といたしまして、旧統一教会から名称変更の申請はされず、認証はしておりませんでした。一方で、二〇一五年の旧統一教会からの名称変更の申請につきましては、文化庁からの申請の取下げの行政指導には従わないで、明確な意思表示がございました。宗教法人法上、形式上の要件を備えた申請は所轄庁において受理される必要がありまして、所轄庁は、申請を受理した場合、同法第二十八条に基づく審査を行いまして、要件を備えていると認めたときは認証する旨の決定を行う必要がございます。 Angry: 0.554 Disgust: 0.269 Fear: 0.404 Happy: 0.634 Sad: 0.303 Surprise: 0.483
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00:54:21 ~ 00:54:43 永岡国務大臣
旧統一教会の名称変更につきましては、このような宗教法人法の規定に従って手続を行い、その審査の過程において法的な検討を重ねた結果として、本件は認証すべき案件であると事務的に判断をしたものでございます。 Angry: 0.581 Disgust: 0.448 Fear: 0.472 Happy: 0.633 Sad: 0.323 Surprise: 0.413
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00:54:43 ~ 00:55:17 西村(智)委員
私が質問したことと同じことを繰り返しておられる。質問していないことには長々とお話しになり、聞いていることには全く答えていただいていません。この先、進んでも大丈夫ですかね。いずれにしても、私は、行政としてのぎりぎりの判断、これが十八年間続いてきたわけですけれども、二〇一五年の下村文部科学大臣の下で、方針が百八十度変更されております。 Angry: 0.487 Disgust: 0.311 Fear: 0.556 Happy: 0.444 Sad: 0.507 Surprise: 0.525
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00:55:17 ~ 00:55:53 西村(智)委員
こちらに御紹介するパネル、写真は、旧統一教会系の月刊誌「ビューポイント」、これは世界日報のダイジェスト版だということなんですけれども、こちらの二〇一四年の二月号の表紙であります。この撮影場所は文部科学省の大臣室だと思いますけれども、永岡大臣、お間違いないですね。 Angry: 0.264 Disgust: 0.130 Fear: 0.388 Happy: 0.790 Sad: 0.412 Surprise: 0.703
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Angry: 0.166 Disgust: 0.130 Fear: 0.244 Happy: 0.958 Sad: 0.341 Surprise: 0.704
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00:56:04 ~ 00:57:06 永岡国務大臣
以前、宮本……はい、分かりました。これは文部科学大臣室であるかもしれないというふうに考えます。今詳しくお話ししようと思いましたら止められましたので、今言わせていただきます。この「ビューポイント」、これは、私は今資料で拝見させていただきまして、以前、共産党の宮本委員からも聞かれたことがあります。こちらだったと思いますが、これを見たときに、私は、全然……こちらですね、はい、見させていただきました。 Angry: 0.287 Disgust: 0.262 Fear: 0.493 Happy: 0.719 Sad: 0.492 Surprise: 0.571
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00:56:19 ~ 00:56:36 西村(智)委員
これは前にも質問を受けていますよね、永岡大臣。御確認されていないんですか。間違いなく、私、文部科学大臣室だというふうに思うんですけれども。お願いします。 Angry: 0.531 Disgust: 0.276 Fear: 0.510 Happy: 0.469 Sad: 0.483 Surprise: 0.560
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00:57:06 ~ 00:57:22 永岡国務大臣
全くこれはどこで写したのか分かりませんでしたが、よくよく見ますと、下の方の写真が、これは大臣室かもしれない、そういうふうに思ったということでございます。 Angry: 0.202 Disgust: 0.161 Fear: 0.628 Happy: 0.598 Sad: 0.341 Surprise: 0.736
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00:57:22 ~ 00:58:29 西村(智)委員
これは大臣室なんです。記事の中で、文部科学大臣室でインタビューを行った、下村大臣にインタビューを行ったというふうに書かれています。間違いなく大臣室なんです。下村大臣がこの雑誌に登場したのは、この一回ではありません。二〇一三年の三月号、それから名称変更直前の二〇一四年の十二月号、こちらにもインタビューが掲載されております。宗教団体を所管する文部科学省の大臣室で、特定の宗教団体と関係の、まして永岡大臣も社会的に問題のある組織だというふうに答弁されている、その団体との関係の深い新聞、この取材に応じることについて、大臣はどういうふうにお考えですか。 Angry: 0.501 Disgust: 0.293 Fear: 0.498 Happy: 0.537 Sad: 0.414 Surprise: 0.618
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00:58:29 ~ 00:58:49 永岡国務大臣
そのときの状況を考えますと、今現在とは大分違うかと思いますが、当時の下村大臣の御判断でございますので、私から何を申し上げるかというような必要はないかと思っております。 Angry: 0.154 Disgust: 0.260 Fear: 0.596 Happy: 0.733 Sad: 0.456 Surprise: 0.686
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00:58:49 ~ 00:59:03 西村(智)委員
驚きました。先ほど、永岡大臣、答弁の中で、二〇〇九年の新世事件のことについて言及されましたよね。大臣自身も社会的に問題のある組織だというふうに言っておられるんですよ。 Angry: 0.485 Disgust: 0.307 Fear: 0.568 Happy: 0.445 Sad: 0.318 Surprise: 0.653
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00:59:03 ~ 00:59:43 西村(智)委員
その団体の取材を受けたことについてどう考えているかということもお答えにならない。本当に大丈夫でしょうか。文部科学省の説明では、下村大臣が名称変更の判断には一切関与していなかったというふうに言っておられるんですけれども、改めて、大臣、確認をいたします。下村大臣の関与は全くなかったということでよろしいでしょうか。 Angry: 0.405 Disgust: 0.281 Fear: 0.509 Happy: 0.455 Sad: 0.604 Surprise: 0.489
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00:59:43 ~ 01:00:08 永岡国務大臣
宗教法人法上、形式上の要件を備えた申請は所轄庁におきまして受理される必要がございます。所轄庁は、申請を受理した場合、同法の第二十八条に基づく審査を行いまして、要件を備えていると認めたときは認証する旨の決定を行うことが、これは形式上決まっております。 Angry: 0.289 Disgust: 0.177 Fear: 0.347 Happy: 0.879 Sad: 0.295 Surprise: 0.703
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01:00:08 ~ 01:00:37 永岡国務大臣
旧統一教会の名称変更につきましては、このような宗教法人法上の規定にのっとって手続を行っております。その審査の過程においては、法的な検討を重ねた結果として、本件は認証すべき案件であると事務的に判断をしたものでございまして、政治的な関与はなかった、そう認識をしている次第です。 Angry: 0.539 Disgust: 0.353 Fear: 0.440 Happy: 0.675 Sad: 0.284 Surprise: 0.504
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01:00:37 ~ 01:01:02 西村(智)委員
下村大臣の関わりは政治的にはなかったというふうに判断をしておられるということですね。ところが、残念なことに、下村大臣が一切関与していないのであれば正々堂々と出されるべき二〇一五年当時の意思決定をめぐる資料が一切示されておりません。 Angry: 0.665 Disgust: 0.382 Fear: 0.486 Happy: 0.360 Sad: 0.529 Surprise: 0.359
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Angry: 0.616 Disgust: 0.225 Fear: 0.521 Happy: 0.502 Sad: 0.278 Surprise: 0.699
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01:01:16 ~ 01:02:16 永岡国務大臣
お答えいたします。宗教法人法の第二十五条は、信者その他の利害関係者に宗教法人の備付けの書類の閲覧請求を認めております。誰を信者その他の利害関係者と認めるかなどは各宗教法人が決めることになっております。こうした宗教法人法の趣旨や情報公開法も踏まえまして、御指摘の資料の情報公開に当たりましては、宗教法人から所轄庁に提出をされている書類のうち、当該法人の非公知の事実に関する情報を含むものや、また、行政内部の意思形成過程に関する資料につきましては、不開示とさせていただいております。 Angry: 0.623 Disgust: 0.401 Fear: 0.407 Happy: 0.638 Sad: 0.346 Surprise: 0.436
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01:02:16 ~ 01:03:10 西村(智)委員
同じ答弁書を繰り返し聞かされまして、そして資料についても一切示されない、これじゃやはり納得できないですね。少し具体的にお伺いいたします。名称変更の申請は二〇一五年の六月二日に出されているようです。これに先立つ二月に、統一教会の責任役員会議で、名称を世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合に変更すると決定したということです。文部科学省はこのことをいつ把握されましたか。 Angry: 0.560 Disgust: 0.273 Fear: 0.498 Happy: 0.476 Sad: 0.466 Surprise: 0.490
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01:03:10 ~ 01:03:54 永岡国務大臣
旧統一教会の名称変更につきましては、平成二十七年六月二日に申請書を受理しておりますが、御指摘の会議におけます決定については承知をしておりませんでした。なお、同年三月に全国弁連の方から文部科学大臣ほか提出された申入れ書に、統一教会は本年二月の責任役員会議で世界基督教統一神霊協会の名称を世界平和統一家庭連合に変更するとの決定をしたとのことですとの記載があることは承知をしております。 Angry: 0.379 Disgust: 0.134 Fear: 0.433 Happy: 0.780 Sad: 0.294 Surprise: 0.705
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Angry: 0.267 Disgust: 0.189 Fear: 0.544 Happy: 0.570 Sad: 0.537 Surprise: 0.679
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01:04:06 ~ 01:05:14 西村(智)委員
これまでの組織的違法行為による悪評が日本社会に広く浸透していることから、名称変更して新たな被害者を獲得するとともに、被害回復請求を抑制する目的で行うものであるというふうに考えているということで、申入れをしました。この申入れは下村大臣のところまで届きましたか。そもそも、情況証拠的に、二月の統一教会の方針決定の前に、下村大臣は事前に統一教会側と意思を通じていた可能性が高いと私は思うんですけれども、なかなか検証のしようがありません。 Angry: 0.491 Disgust: 0.346 Fear: 0.512 Happy: 0.588 Sad: 0.391 Surprise: 0.492
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Angry: 0.506 Disgust: 0.196 Fear: 0.593 Happy: 0.418 Sad: 0.482 Surprise: 0.590
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01:05:14 ~ 01:06:00 西村(智)委員
しかし、三月に弁護団からの申入れが文科省に届いていた。こういった重大な情報を得て、申請が出される六月二日までの間に、文部科学省の中でどういった対応が行われたのかということについては、これは検証が可能です。三月のこの申入れを受けて、文部科学省の中ではどんな議論がありましたでしょうか。下村大臣は、本当にこの重大な議論に参加していなかったんですか。 Angry: 0.436 Disgust: 0.141 Fear: 0.518 Happy: 0.504 Sad: 0.460 Surprise: 0.647
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01:06:00 ~ 01:07:10 永岡国務大臣
西村委員にお答えいたします。二〇一五年の三月二十六日付の統一教会の名称変更の申請につきましての申入れ書を受領しておりまして、これは、宗務行政に関する御指摘、そういうふうに伺ったものでございます。申し訳ありません、今のは全国弁連の、二〇一五年、平成二十七年の三月二十六日付の申請に対します御指摘ということでございます。また、その後、六月二日に、旧統一教会の規則変更の申請がなされまして、八月の二十六日に認証するまでの間、文化庁では、宗教法人法の規定にのっとりまして手続を行い、その審査の過程におきまして法的な検討を重ねた結果として、本件は認証すべき案件であると事務的に判断をしたものです。 Angry: 0.318 Disgust: 0.242 Fear: 0.420 Happy: 0.794 Sad: 0.405 Surprise: 0.602
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01:07:10 ~ 01:07:57 西村(智)委員
私の質問を分かっていただけていますか、大臣。私は、下村大臣が、この重大な議論、インタビューを何回も大臣室で受けている、そして、永岡大臣だって社会的な問題のある組織だというふうにおっしゃっている、その関連団体の取材ですよ。そしてまた、全国弁連から本当に重大な申入れが届いている。この議論に参加していたかどうか、それすらもお答えいただけていない。また、政治的に関わっていたかどうかということについては、無関係だったというふうに言われたら、大臣が逆の立場だったら、このことを信じられますか。もう一回御答弁ください。 Angry: 0.539 Disgust: 0.310 Fear: 0.482 Happy: 0.460 Sad: 0.519 Surprise: 0.490
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01:08:11 ~ 01:08:30 永岡国務大臣
当時の担当の宗務課におきまして、当時の資料の内容を確認を行うとともに、当時の担当者から聞き取りを実施をしたところによりましても、下村大臣からの指示はなかったとのことでございました。 Angry: 0.486 Disgust: 0.334 Fear: 0.548 Happy: 0.476 Sad: 0.494 Surprise: 0.523
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01:09:06 ~ 01:09:29 岸田内閣総理大臣
しかし、こうした手続については、法的観点から、適切だったこと等、文部科学省の手続の適正さについては、引き続き説明をしていくことは重要であると考えます。 Angry: 0.258 Disgust: 0.161 Fear: 0.456 Happy: 0.858 Sad: 0.366 Surprise: 0.690
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01:09:29 ~ 01:10:17 西村(智)委員
名称変更についても下村大臣の関与がなかったのかどうか調査をするために、下村元文部科学大臣の参考人招致を求めます。また、文科省が提出した資料の黒塗り部分の開示、また現在文科省が拒否している当時の書類、大臣への説明メモ、旧統一教会とのやり取りの記録の本委員会への提出を求めます。こういったずさんなことが続いているようでは本当にいけない、政治は変えなければいけないということを強く申し上げて、私の質問を終わります。 Angry: 0.671 Disgust: 0.325 Fear: 0.509 Happy: 0.328 Sad: 0.439 Surprise: 0.455
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Angry: 0.617 Disgust: 0.349 Fear: 0.420 Happy: 0.686 Sad: 0.286 Surprise: 0.512
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01:10:29 ~ 01:11:02 源馬委員
立憲民主党の源馬謙太郎です。今日はよろしくお願いいたします。まず初めに、出産・子育て応援交付金について伺いたいと思います。補正で新たに創設される出産・子育て応援交付金ですが、総理が記者会見で、〇―二歳までの子育て世帯への支援として、妊娠時から出産、子育てまでを一貫した伴走型相談支援と十万円相当の経済的支援を組み合わせたパッケージを創設する、こういうふうに表明をされました。これを聞いた子育て世帯は非常に喜びました。 Angry: 0.352 Disgust: 0.248 Fear: 0.362 Happy: 0.780 Sad: 0.433 Surprise: 0.532
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01:11:02 ~ 01:11:28 源馬委員
しかし、実際には、〇―二歳の子育て世帯が皆さん十万円相当いただけるわけではなくて、令和四年四月から令和五年四月一日までに妊娠、出産された方たちだけが十万円相当のクーポンをもらえる、こういう理解でよろしいですか、総理。 Angry: 0.300 Disgust: 0.162 Fear: 0.703 Happy: 0.368 Sad: 0.418 Surprise: 0.712
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01:11:28 ~ 01:12:09 加藤国務大臣
経済的支援については、妊娠期から出産、子育てまで一貫した伴走型相談支援の実効性をより高めるために、相談支援機関にアクセスするきっかけとなる妊娠届出また出産届出、その段階に実施するという事業の趣旨、また、令和四年度補正予算案で創設する事業であることから、令和四年度四月以降に出産された方まで遡及して支給することとしておりますので、御指摘のように、令和四年四月一日時点でもう既にお生まれになっている方について、いわゆる令和三年度中に出産された方については支給の対象とはならないことになっております。 Angry: 0.458 Disgust: 0.280 Fear: 0.539 Happy: 0.612 Sad: 0.324 Surprise: 0.534
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01:12:09 ~ 01:12:34 源馬委員
総理が記者会見でさっき説明したような内容を表明されたことは、今の内容とは違って、ミスリードするものだったと思います。私のところにも実際に、子育て中のお母さんから、私たちももらえるんですよね、そういう問合せも来ています。ミスリードだったんじゃないんですか、総理の。 Angry: 0.378 Disgust: 0.238 Fear: 0.505 Happy: 0.631 Sad: 0.389 Surprise: 0.643
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01:12:34 ~ 01:13:05 岸田内閣総理大臣
まず、今の社会に対する認識として、核家族化が進み、そして地域の関係が希薄になっている、つながりが希薄になっている、こうした中で、孤独感や不安感を抱く妊産婦、子育て家庭も少なくない、こうした問題意識に立って、今御指摘がありました応援交付金事業、これをスタートすることといたしました。 Angry: 0.298 Disgust: 0.159 Fear: 0.604 Happy: 0.544 Sad: 0.506 Surprise: 0.511
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01:13:05 ~ 01:14:08 岸田内閣総理大臣
要は、身近な伴走型の相談支援と経済支援、この組合せが重要だということでこういった事業を用意したわけですが、事業をスタートするに当たって、これはどこかで制度の構成の中で線を引かなければいけない、これが現実だと思います。より幅広く、多くの方にこういった支援の恩恵を受けていただきたいということで遡及措置等も考えたわけですが、結果として、先ほど厚労大臣が答弁させていただきましたような制度を用意した、こうしたことであります。もちろん、こうした子育てあるいは出産に対する支援はこれだけではありません。これも大事ですが、その他の政策と重層的に政策を用意することによって、こうした出産、子育て世帯、しっかりと支援をしていきたいと考えております。 Angry: 0.431 Disgust: 0.370 Fear: 0.404 Happy: 0.745 Sad: 0.462 Surprise: 0.443
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01:14:08 ~ 01:14:48 源馬委員
つまり、もう既に一歳になっているお子さんや二歳のお子さんは十万円相当をもらえないということなんですね。しかも、それをまた今回クーポンで配る。自治体が選んでもいいということになっていますが、前回も、あの給付のときも、千七百四十一市町村の中で僅か七市町村しかクーポンを実施しなかったんですが、何でまた九十億円も事務費をかけてクーポンで配ることにこだわるんでしょうか。現金でいいのではないかと思いますが、厚労大臣、いかがですか。 Angry: 0.402 Disgust: 0.234 Fear: 0.571 Happy: 0.504 Sad: 0.426 Surprise: 0.624
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01:14:48 ~ 01:15:19 加藤国務大臣
まず、今回の経済的支援、各自治体の判断で、妊娠、出産の育児関連用品のクーポン支給、一時預かり、産後産前ケア、訪問支援サービス等のサービス利用券、妊婦健診の交通費やベビー用品の購入、レンタル費用等の助成など、ニーズに応じて幅広く認める方向で検討しておりますので、どのような支給方法を選択した場合においても、係る経費について必要な予算を確保するということで、事務費を計上させていただいているところでございます。 Angry: 0.344 Disgust: 0.225 Fear: 0.556 Happy: 0.635 Sad: 0.445 Surprise: 0.543
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01:15:19 ~ 01:16:01 源馬委員
事務費の中に、クーポンに係る費用というのがありますよ、委託経費というのが。こういう無駄なことをやらずに、それぞれ自治体に、最初から現金支給でやればいいんじゃないかというふうに思います。しかも、この子育て応援交付金、さっき総理は、もちろんどこかで線を引かなきゃいけないとおっしゃいましたが、何か三千億とか何千億の基金をどんどん使う、新たに組んでしまうよりも、こういう本当に必要なところに補正予算を組むべきじゃないですか。ちょっと、やはりお金の使い方が間違っているというふうに思います。さて、次の質問に移りたいと思います。秋葉大臣にお伺いしたいと思います。 Angry: 0.517 Disgust: 0.314 Fear: 0.454 Happy: 0.545 Sad: 0.516 Surprise: 0.428
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Angry: 0.589 Disgust: 0.093 Fear: 0.702 Happy: 0.248 Sad: 0.299 Surprise: 0.797
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01:16:22 ~ 01:17:20 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきたいと思います。国会でいろいろな質問が集中しましたことから、国会での審議において丁寧に説明をさせていただく必要があると考えまして、日程の変更をお願いさせていただいたところでございます。今回の出張は、私が中間貯蔵施設などの現在の状況を見させていただくためのものでございました。日程的に余裕のあるときを使って被災地の現状をいろいろと拝見させていただいておりまして、その一環としての視察のお願いをさせていただいていたにもかかわらず、急な日程の変更により関係者の方々に大変御迷惑をおかけしたことを、心からおわびを申し上げたいと思います。 Angry: 0.292 Disgust: 0.255 Fear: 0.384 Happy: 0.749 Sad: 0.559 Surprise: 0.559
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01:17:20 ~ 01:17:47 秋葉国務大臣
これまで、現地現場主義に立って、就任以来二十三回にわたって現場に入らせていただいておりますが、今回拝見する予定だった箇所にお伺いすべく、具体的な日程については、現在、十二月の十八日を軸に調整させていただいているところでございます。 Angry: 0.124 Disgust: 0.110 Fear: 0.347 Happy: 0.871 Sad: 0.612 Surprise: 0.641
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Angry: 0.740 Disgust: 0.227 Fear: 0.465 Happy: 0.428 Sad: 0.296 Surprise: 0.570
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01:18:00 ~ 01:19:05 源馬委員
それはもう、そもそも大臣としての資格がないんじゃないですか。総理、どう思いますか、国会答弁の準備で視察を取りやめる大臣。いかがですか。そもそも、大臣自身がこういったいろいろな問題を起こさなければ、国会で説明する必要なんか全くないわけなんですよ。 Angry: 0.634 Disgust: 0.371 Fear: 0.506 Happy: 0.483 Sad: 0.338 Surprise: 0.527
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01:18:17 ~ 01:18:56 岸田内閣総理大臣
大臣として、まず復興大臣としての職務をしっかり果たす、これは大事なことであります。あわせて、国会に対しての説明責任を果たす、これも大臣として大事な職責だと思います。先週の予算委員会でも様々な御指摘をいただき、様々な資料の提出を求められるなど、様々な御指摘をいただきました。それに対して対応する、こういった説明責任を大臣として果たす、このことについても全力で取り組んでもらいたいと考えています。 Angry: 0.720 Disgust: 0.301 Fear: 0.428 Happy: 0.476 Sad: 0.329 Surprise: 0.481
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01:19:05 ~ 01:19:58 源馬委員
そういう大臣をしっかり任命していただきたいと思います。それから、大臣が以前、二〇二一年の七月二十日に仙台市青葉区内のマンションの一室にある世界平和連合宮城県連合会に会費二万四千円を支出していたという指摘があり、これは雑誌購読料だったというふうに訂正をされたと聞いています。領収書も、先ほど理事会に出てきまして、拝見しました。「世界思想」代として一年間ということですが、年間二万四千円。これは一冊幾らなんですか、大臣。 Angry: 0.430 Disgust: 0.243 Fear: 0.495 Happy: 0.588 Sad: 0.382 Surprise: 0.639
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Angry: 0.647 Disgust: 0.363 Fear: 0.371 Happy: 0.586 Sad: 0.462 Surprise: 0.408
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01:20:11 ~ 01:21:06 源馬委員
これは月刊でよろしいですか、大臣。土日に視察を休まれてまで国会答弁を準備していたのに、その一冊の値段も分からないんですか。私は十分ぐらいで調べられましたよ、これは。世界平和連合のホームページを見ればすぐ載っているんです。一冊八百円です。一年払いだと一万八百円です。何で二万四千円も払うんですか。寄附したんですか。 Angry: 0.581 Disgust: 0.322 Fear: 0.524 Happy: 0.472 Sad: 0.372 Surprise: 0.614
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01:20:20 ~ 01:20:36 秋葉国務大臣
月刊誌だと思いますけれども、しっかりと拝読をさせていただいたことがございませんので、恐らく月刊誌だと思いますけれども、詳細についてはお答えできないところでございます。 Angry: 0.369 Disgust: 0.161 Fear: 0.413 Happy: 0.646 Sad: 0.597 Surprise: 0.480
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01:21:06 ~ 01:22:02 秋葉国務大臣
報告を受けているところによりますと、あくまでも雑誌購読としてお願いをされ、その雑誌購読としての費用をお支払いしていると聞いています。お答えをいたします。事務所には、いろいろなところから、いわばおつき合いのような形で、雑誌購読は方々から頼まれていると承知しております。その中で、あくまで雑誌の購読料としておつき合いくださいということで支出した金額だというふうに聞いております。 Angry: 0.300 Disgust: 0.264 Fear: 0.432 Happy: 0.747 Sad: 0.485 Surprise: 0.551
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01:21:19 ~ 01:21:36 源馬委員
大臣、お買物をするときに、値段も調べずに、相手の言いなりの値段を払うんですか。もしそれが事実だったら、返還してもらった方がいいんじゃないんですか、差額を。 Angry: 0.604 Disgust: 0.257 Fear: 0.608 Happy: 0.351 Sad: 0.329 Surprise: 0.672
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01:22:02 ~ 01:22:52 源馬委員
国会答弁の準備をされるなら、もっとしっかり準備していただきたいと思います。ところで、大臣は旧統一教会関連団体の平和大使協議会の会員ですか。大臣の支部は、二〇二〇年にも、平和大使協議会へ新聞購読料として同じ二万四千円を払っていますが、これは何の新聞ですか。 Angry: 0.581 Disgust: 0.246 Fear: 0.467 Happy: 0.583 Sad: 0.308 Surprise: 0.644
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01:22:22 ~ 01:23:04 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。会員ではございません。お答えをさせていただきます。この購読料は、「ビューポイント」という雑誌だったというふうに聞いております。 Angry: 0.484 Disgust: 0.404 Fear: 0.403 Happy: 0.652 Sad: 0.494 Surprise: 0.526
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01:23:04 ~ 01:24:01 源馬委員
「ビューポイント」は、年間だと七千六百円で、もっと安いんですね。しかも、我々のところにも、全議員のところにも何か自動的に配布されているじゃないですか。わざわざ、そんなに二冊も読みたいんですか、大臣、七千円のものを二万四千円払って。私、平和大使協議会のホームページを見ましたが、そこのどこにも新聞とか、そもそも「ビューポイント」は新聞じゃないんですが、「ビューポイント」の記載もありませんでした。ただ、これはホームページを見ればすぐ分かるんですが、「入会のご案内」とありまして、一般会員月二千円、年間二万四千円。これに入ると、会員情報誌一部、「世界思想」という雑誌を送付してくれるそうなんですよ。これなんじゃないですか、大臣が入られていたのは。 Angry: 0.467 Disgust: 0.216 Fear: 0.553 Happy: 0.493 Sad: 0.378 Surprise: 0.684
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01:24:01 ~ 01:25:09 源馬委員
二万四千円のお支払い。まず第一に、雑誌ではなくて新聞と書いてあったこと、収支報告書には。それから、年間二万四千円というのは、どの雑誌や新聞を取っても値段が合わないということ。そして、この平和大使協議会では、ここにちょっとパンフレットもありますが、ここにも「ビューポイント」がどうのとかは書いていないんですね。会員の募集、二万四千円の会員募集、これしかありません。もう一回しっかり調べた方がいいんじゃないですか。 Angry: 0.382 Disgust: 0.279 Fear: 0.561 Happy: 0.532 Sad: 0.458 Surprise: 0.634
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01:24:12 ~ 01:24:28 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。事務所で確認をさせていただきましたが、あくまでも雑誌の購読料としておつき合いをいただきたいということで支出した会費のようでございました。 Angry: 0.459 Disgust: 0.368 Fear: 0.386 Happy: 0.707 Sad: 0.486 Surprise: 0.513
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01:25:09 ~ 01:25:50 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。金曜日に初めてこうした関連の指摘を受けたものですから、しっかりと、ヒアリングも含めてスタッフに確認をさせていただき、あくまで、お勧めいただいたのは、雑誌やあるいは新聞の購読料としてということでお勧めがあって、そういった形でお支払いをしたということでした。なお、当時、そういった団体の関連者の方が旧統一教会関連団体の方だとは全く分からなかったということも伺っている次第でございます。 Angry: 0.269 Disgust: 0.254 Fear: 0.498 Happy: 0.733 Sad: 0.451 Surprise: 0.649
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01:25:50 ~ 01:26:16 源馬委員
我々の事務所にも自動的に配布されている「ビューポイント」を更にお金を出してまで買ったり、あるいは、「世界思想」も普通の金額よりかなり高い額を払って購入しているわけですから、それは寄附しているというふうに見られても仕方がないと思います、本当に会員じゃないなら。もし違うなら返還請求された方がいいんじゃないですか。そのことを指摘しておきたいと思います。 Angry: 0.578 Disgust: 0.264 Fear: 0.609 Happy: 0.395 Sad: 0.298 Surprise: 0.500
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01:26:16 ~ 01:27:12 源馬委員
それから、大臣、確認ですけれども、就任会見で御発言されたとおり、旧統一教会が主催している会合には出席したことは一切ない、これは今でもそのお立場ですか。一切ないから覚えはないというふうに、ちょっと答弁が変わられたと思います。先週の質疑でも話が出ましたが、多賀城市でのイベント、それから名取市でのイベント、私、大臣の御地元の自民党関係者の方に直接お話を伺いました。 Angry: 0.373 Disgust: 0.161 Fear: 0.384 Happy: 0.684 Sad: 0.507 Surprise: 0.586
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Angry: 0.325 Disgust: 0.198 Fear: 0.342 Happy: 0.734 Sad: 0.607 Surprise: 0.533
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01:27:12 ~ 01:27:52 源馬委員
その方は、多賀城市でも複数回、名取市でのイベントにも確実に出ていたとおっしゃっておりました。写真が出てきたりする可能性、あると思いますが、後からだと山際大臣と同じになりますが、大丈夫ですか。例えば、具体的な日付も記録があるとおっしゃっていました。二〇一八年十二月九日、名取市、二〇二〇年一月二十六日、仙台国際センター。大丈夫ですね、大臣。ないですね、出ていないですね。 Angry: 0.249 Disgust: 0.263 Fear: 0.531 Happy: 0.709 Sad: 0.453 Surprise: 0.586
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01:27:52 ~ 01:28:08 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきたいと思います。御質問のイベントにつきましては、出席した覚えがございませんし、先ほど答弁させていただきましたとおり、事務所にも再度確認をいたしましたが、記録もございませんでした。 Angry: 0.307 Disgust: 0.270 Fear: 0.375 Happy: 0.779 Sad: 0.568 Surprise: 0.520
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01:28:08 ~ 01:28:34 秋葉国務大臣
いずれにいたしましても、今後、旧統一教会との一切の関係を持つことはございません。また、こうしたイベントが本当にこういった関連団体のものであったかということについては、今日のような問題点というのはクローズアップされていなかったというふうに承知しております。 Angry: 0.303 Disgust: 0.275 Fear: 0.438 Happy: 0.671 Sad: 0.595 Surprise: 0.487
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01:28:34 ~ 01:29:05 源馬委員
その自民党関係者の方によりますと、大臣の方から依頼をして信者たちと座談会を開催してもらったということもあったと聞いています。はしごしたこともあるというふうに聞いています。今、具体的な日時も言いましたので、その日時についても改めて確認して、理事会に報告していただきたいと思います。よろしいですか。 Angry: 0.488 Disgust: 0.329 Fear: 0.390 Happy: 0.696 Sad: 0.409 Surprise: 0.510
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01:29:20 ~ 01:30:09 源馬委員
それでは、公設秘書の方のお話を伺います。選挙運動について。済みません、今の件、理事会でお取り計らいをお願いします。車上運動員としてお二人の秘書を登録してお金を払っていたということですが、車上運動員としてお金を受け取っていたらその日は他の選挙運動、選挙活動を一切してはいけないということは共通の認識だと思いますが、大臣もそれでよろしいですよね。うなずいていただくだけで大丈夫です。はい。ということで、先日、委員会に求めがありました、西さんが八日間、五十嵐さんが六日間の車上運動員をしていた、いつだったのかというふうに委員会に報告してくださいと言われていましたが、報告がなかったというふうに聞いています。 Angry: 0.411 Disgust: 0.246 Fear: 0.435 Happy: 0.710 Sad: 0.435 Surprise: 0.550
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01:30:09 ~ 01:30:38 源馬委員
これだけ長い時間、実際に今も秘書をされているお二人ですから聞けばすぐ分かると思うんですが、そもそも、これがない限り、本当に選挙違反していなかったかどうかというのを確認できないじゃないですか。いつまでにこれは調べていただけますか。 Angry: 0.622 Disgust: 0.265 Fear: 0.532 Happy: 0.296 Sad: 0.510 Surprise: 0.519
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01:30:38 ~ 01:31:07 秋葉国務大臣
委員会から、そして理事会の決定もあったということで、できる限り資料は詳細なものを提出させていただきたい、このように考えておるところでございます。今回、選挙の終了後の二週間以内に選挙運動費用の収支報告書を作成して選挙管理委員会に報告する必要がまずございます。 Angry: 0.491 Disgust: 0.217 Fear: 0.453 Happy: 0.656 Sad: 0.409 Surprise: 0.515
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01:31:07 ~ 01:32:07 秋葉国務大臣
そこで、選挙期間中のN秘書とI秘書の車上運動員としての活動につきましても、この報告に間に合うように、選挙戦終了直後にヒアリングを行って確認をしたところでございます。ただ、選挙終了から既に一年以上が経過しておりますことから、その際の記録も残っておらず、今となっては具体的な乗車日までは分かりませんでした。念のため領収書も確認いたしましたが、何日に乗車したのかという日付の記載はありませんでした。選挙管理委員会からも記録提出を求められているところでもなく、具体的な日付の特定や、それから記録の提出などは求められたこともないということでございました。 Angry: 0.369 Disgust: 0.261 Fear: 0.573 Happy: 0.541 Sad: 0.463 Surprise: 0.593
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01:32:07 ~ 01:32:55 源馬委員
いや、それがないと、選挙違反していたかどうか分からないじゃないですか。選挙違反していなかったと大臣が言えるかどうか分からないじゃないですか。しっかりそれは、委員会になるべく早く提出していただきたいと思います。そもそも、何で公設第一、第二秘書を務めるような中心的な人物を車上運動員に登録するんですか。そんなこと、我々の常識ではあり得ないですよね。主戦力となって、いろいろ取り仕切りしてもらったりとか、関係者と連絡してもらったり、そういう仕事があるわけですから、その方たちを車上運動員として登録するなんということは、多分、自民党の先生方も、やったことがある方なんて一人もいらっしゃらないと思いますよ。何でそんなことをしたんですか。 Angry: 0.607 Disgust: 0.229 Fear: 0.535 Happy: 0.375 Sad: 0.385 Surprise: 0.608
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Angry: 0.557 Disgust: 0.523 Fear: 0.395 Happy: 0.669 Sad: 0.437 Surprise: 0.475
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01:33:01 ~ 01:33:29 秋葉国務大臣
これまでの選挙戦において、選挙運動カーが、いわゆる選挙カーが周辺を回っていないでありますとか、あるいは、今選挙カーはどこを走っているんだというような問合せなどが非常に多かったものですから、基本的にはどちらかの秘書が乗って、その辺の説明、対応を十分にしたい、このように考えたようでございました。 Angry: 0.280 Disgust: 0.114 Fear: 0.426 Happy: 0.904 Sad: 0.164 Surprise: 0.762
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01:33:29 ~ 01:34:00 源馬委員
いや、そのお話を聞いた大臣の御地元の自民党関係者の方も、あるいはメディアの方も、そのお二人が選挙カーに乗っているのなんて見たことがないと言っていましたよ。見たことがある人の話を聞いたことがありません、逆に。引き続き、この問題もしっかり質問させていただきますので、委員会になるべく早く提出をお願いしたいと思います。それから、影武者の問題もありました。 Angry: 0.412 Disgust: 0.298 Fear: 0.459 Happy: 0.636 Sad: 0.460 Surprise: 0.577
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01:34:00 ~ 01:34:46 源馬委員
大臣は、御子息が大臣のことを心配して自ら影武者になったとおっしゃっていましたが、本当にそんなことがあるんですか。御次男が、よし、秋葉賢也と大きく書いて、小さく次男と書いて、それをしたらいけるんじゃないかと自分で言って、たすきを作って、そんなことをやりますか。普通だったら、親が子供をかばうのは分かりますが、子供のせいにしてどうするんですか。本当に、大臣、これは御子息が言われたんですか、自分、自らの意思でやりたいと。 Angry: 0.467 Disgust: 0.183 Fear: 0.496 Happy: 0.513 Sad: 0.406 Surprise: 0.651
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01:34:46 ~ 01:35:03 秋葉国務大臣
私の初当選は、当時の野党議員の選挙違反事件による辞職に伴う補欠選挙でしたので、本当に、法令の遵守やクリーン選挙ということには人一倍気をつけながら、留意して活動してまいりました。 Angry: 0.666 Disgust: 0.157 Fear: 0.594 Happy: 0.281 Sad: 0.373 Surprise: 0.496
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01:35:03 ~ 01:35:32 秋葉国務大臣
そのような中で、正直、私には三人の息子がおりますけれども、二番目の、次男が私に最も似ているということをよく言われるものですから、周りが、そういった声も一部出たのかもしれませんが、ただ、本人に確認したところ、そういった指摘を受けてすぐに外したということを伺っているところでございます。 Angry: 0.205 Disgust: 0.141 Fear: 0.553 Happy: 0.788 Sad: 0.387 Surprise: 0.668
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01:35:32 ~ 01:36:01 源馬委員
質問に答えていないと思います。似ているから影武者を自ら名のり出たのか分かりませんが。大臣、そろそろ時間が迫ってまいりましたが、大臣は御存じないかもしれないんですけれども、私も松下政経塾の出身でございます。大臣の後輩に当たります。我々は、八十歳を超えてなお日本の行く末を寝られなくなるぐらい心配したという松下幸之助さんの思いに共感をして、政経塾で学びを受けてきた。 Angry: 0.462 Disgust: 0.232 Fear: 0.513 Happy: 0.546 Sad: 0.500 Surprise: 0.539
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01:36:01 ~ 01:37:02 源馬委員
しかも、大臣は、御生前の幸之助さんに会われた最後の世代だったと思います。恥ずかしくないですか、幸之助さんの前に。政治を正さなくては日本はよくならない、そういう言葉を我々に残してくれた幸之助さんに対して、息子さんのせいにしたり、以前は、お年を召した義理のお父様のせいにしてみたり、そして、法律的には何も問題ないと言い張って、いつまでも。大臣、被災地に行く視察をやめて国会の答弁を準備したりとか、本当に私は、大変、後輩で僭越ながら、恥ずかしいと思います。幸之助さんは、出処進退をとても大事にされていました。これは大臣もよく御存じだと思います。幸之助さんのお言葉で、会社でも国でも個人でも、一番大事なことは出処進退を誤らないことである、それが欲にぼけるとか欲望に走るとかしますと、出処進退の正しい姿を忘れてしまう、分からないようになってしまう。 Angry: 0.400 Disgust: 0.207 Fear: 0.447 Happy: 0.592 Sad: 0.531 Surprise: 0.532
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01:37:02 ~ 01:37:55 源馬委員
人間というものは出処進退が大事で、それが非常に鮮やかであるということが必要ですな、これは個人のために鮮やかであるということも必要だし、外部のためにも鮮やかであることが必要ですと。これは塾生に向けた言葉ですが、やはり、国を背負っている立場の人たちは、ある理念に基づいて出処進退のできる人であってほしいですね、理念も何もなかったら、出処進退も鮮やかにできないということになるでしょうな、政治哲学といいますか、政治理念、政治の使命感というようなものに固く立っている人はやはり出処進退も当を得ている、こういう言葉を残しています。今この場で決めなくてもいいですが、一晩考えてみるということもいいんじゃないですか。素直な心で、衆知を集めて、一晩お考えになってみたらいかがですか。 Angry: 0.391 Disgust: 0.209 Fear: 0.484 Happy: 0.641 Sad: 0.456 Surprise: 0.562
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01:38:17 ~ 01:38:54 源馬委員
大臣の進退が、国家の繁栄のためにどうするのがいいのか、是非素直な心で考えていただきたいと思います。総理、今の一連のやり取りもありました。国会答弁のために、もう既に支障が出ているじゃないですか、復興大臣としての職務に。今、なかなか御自身で決断できないようでしたので、やはり総理大臣が御決断されて、交代させた方がいいんじゃないですか、もう復興大臣の職務を果たせないわけですから。総理、いかがですか。 Angry: 0.518 Disgust: 0.258 Fear: 0.480 Happy: 0.544 Sad: 0.432 Surprise: 0.545
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01:39:02 ~ 01:39:45 岸田内閣総理大臣
要は、この両方をトータルでしっかり果たすことが重要だと思います。復興大臣の職務についても、この週末の日程につきましては、変更等も、しっかり用意をして対応していく、こういった説明もあったかと聞いておりました。いずれにせよ、トータルで両方の責任をしっかり果たしてもらうことが重要であると思います。そして、説明責任についても果たしてもらわなければならない。引き続き、様々な疑念が指摘されているというのであるならば、説明責任をしっかり果たすべきであると考えています。 Angry: 0.562 Disgust: 0.304 Fear: 0.475 Happy: 0.579 Sad: 0.348 Surprise: 0.537
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01:40:15 ~ 01:40:56 藤岡委員
立憲民主党、栃木県第四区の藤岡隆雄でございます。今日もまず地元栃木県第四区の皆さんに感謝を申し上げ、そして、質問の機会を与えてくださった先輩また関係各位に感謝を申し上げまして、質疑に入らせていただきたいと思います。最初に、賃上げのことからお聞きをさせていただきたいと思います。今日は、黒田総裁にもいらっしゃっていただいております。ありがとうございます。総理、物価上昇に見合う賃上げに向けた、まず決意をお聞かせください。 Angry: 0.362 Disgust: 0.229 Fear: 0.389 Happy: 0.698 Sad: 0.518 Surprise: 0.553
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01:41:12 ~ 01:42:24 岸田内閣総理大臣
これにしっかり対応していかなければいけないということで、エネルギー、食料を中心に対策を用意いたしました。しかし、こうした物価高騰に対して対策を用意するとともに重要な点が、まさに委員御指摘の賃上げの部分だと思います。物価高騰にしっかり見合うだけの賃金の上昇があることが国民生活を守る上で重要である、こういった認識で、今回の総合経済対策においても、物価高騰対策と併せて賃上げ対策、これが重要である、なおかつ、賃上げにつきましても、足下の賃上げはもちろん大事でありますが、これが持続することが重要であるという観点から、構造的な賃上げ、これを実現するために取り組んでいきたい、こうしたことを申し上げ、総合経済対策においてもそういった対策を用意した、これが政府の対策の具体的な考え方であります。 Angry: 0.536 Disgust: 0.267 Fear: 0.549 Happy: 0.493 Sad: 0.334 Surprise: 0.570
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01:42:24 ~ 01:43:00 藤岡委員
今、総理の意気込みはという声が上がりましたけれども、もうちょっと強い意気込みが私は欲しいなということを本当に強く思いました。物価上昇に見合う賃上げ、これは極めて重要でございます。私、総理の今国会の所信表明の中で、なぜ賃金が上がらないのか、長期にということを大上段でおっしゃった。正直、これは本当に、ある意味がっかりしました。もっとこの賃上げに対して危機感を持って、しっかり分析をしていただきたいということを私は本当に思いました。物価に見合う賃上げがなぜいかないのか。本当にいろいろな要因が私もあると思っております。 Angry: 0.471 Disgust: 0.277 Fear: 0.545 Happy: 0.433 Sad: 0.475 Surprise: 0.568
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01:43:00 ~ 01:44:03 藤岡委員
かねて、いろいろな指摘がされております。内部留保の問題もございます。ただ、その中で、例えば、この十年ぐらい、日本企業の行動がどうだったのかということをやはり見ていかなければいけないと思います。その中で、やはり特筆すべきところは、海外への対外直接投資というものがかなり増えている。百三十七兆円増えている。内部留保は二百十二兆円ですけれども、これはもちろんイコールのあれではないですけれども、現預金は百十二兆円。この対外直接投資が増えているということも一つの大きな原因にはなっているかなと思います。それは、やはり日本企業というのが、今、業績アップの要因に、海外部門で稼いでいるというところがある。ただ、この海外部門というところは、再投資をされて、また海外の賃上げになるとか、海外でまた使われるとかという要素もあって、なかなか、国内の賃上げというものにつながっていっているのかどうかというところの話がまず一つあると思います。それから、中小企業は、やはりそもそも価格転嫁がいまだに難しくて、なかなか賃上げを、そもそも余力がなかなか難しい。 Angry: 0.374 Disgust: 0.334 Fear: 0.591 Happy: 0.502 Sad: 0.418 Surprise: 0.621
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01:44:03 ~ 01:45:05 藤岡委員
それから、日本は、やはり雇用を確保するということが優先されてきている。それからさらに、黒田総裁が今、労働需給の引き締まりでなかなか状況がよくなりつつあるというふうな話もおっしゃっていると思いますけれども、労働需給が引き締まっているというところの中で、数年前も引き締まっているときもあったんです。ただ、労働需給が本当に引き締まっているところの中で、例えば介護士さんや保育士さん、こういうところの賃上げというのは、国がやはり積極的にやっていかなければ、いわゆるちゃんとした賃上げというのはなかなか実現できないというところもあると思います。それから、そもそも成長余力というところがどこまでなんだというところがあると思います。黒田総裁にお伺いしたいと思っております。賃上げを伴う物価上昇、物価上昇はやはり賃上げが重要なんだということをかねてから、このところ答弁をされております。この労働需給の引き締まりで、物価安定目標二%、これは持続的、安定的に近づきつつあるというふうな話もおっしゃっていると思います。 Angry: 0.505 Disgust: 0.410 Fear: 0.509 Happy: 0.512 Sad: 0.417 Surprise: 0.476
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01:45:05 ~ 01:45:44 藤岡委員
私は、こういう中で、やはり一つ鍵を握るのは、政府ができることをしっかりやってもらうということも一つあります。その中で、例えば、いわゆる本当に逼迫している保育士さんや介護士さんの分野、むしろこういうところも積極的に政府が賃上げに向けて、この二十九兆の予算を組んでいるわけですから、積極的に行うことも重要であって、それがやはり持続的な賃金上昇を伴う物価上昇につながるというふうにも思うんですけれども、黒田総裁の御見解をお聞きしたいと思います。 Angry: 0.567 Disgust: 0.215 Fear: 0.374 Happy: 0.704 Sad: 0.303 Surprise: 0.569
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01:45:44 ~ 01:46:22 黒田参考人
二〇一三年以降、生産年齢人口が大きく減少する中でも、雇用者が四百万人以上増加してきました。これは、女性や高齢者を中心に労働参加が大幅に増えたためであります。ただ、我が国の女性の就業率は既にアメリカを上回っている、さらには、いわゆる団塊の世代が七十五歳以上に達することなどから、これまでと異なり、女性や高齢者の労働参加の増加ペースは鈍化し、今後、経済が改善していくに伴って、労働需給の引き締まりが進みやすくなっているというふうに考えております。 Angry: 0.408 Disgust: 0.380 Fear: 0.514 Happy: 0.598 Sad: 0.337 Surprise: 0.607
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01:46:22 ~ 01:46:59 黒田参考人
その意味で、マクロ的な需給ギャップの改善に伴い、賃金の上昇圧力は次第に強まっていくというふうに見ております。また、労使交渉でも、こうした労働需給の引き締まりに加え、これまでの物価上昇も相応に今後の賃金に反映されるというふうに見ております。御指摘の点につきましては、私から具体的に申し上げるのは僭越だと思いますが、そういったことも賃金の上昇にプラスになるということは事実だと思います。 Angry: 0.455 Disgust: 0.408 Fear: 0.567 Happy: 0.617 Sad: 0.337 Surprise: 0.488
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Angry: 0.170 Disgust: 0.160 Fear: 0.439 Happy: 0.858 Sad: 0.433 Surprise: 0.638
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01:47:05 ~ 01:47:28 藤岡委員
私は、この今回の補正予算を拝見しておりまして、レクのときにもお伺いしましたけれども、介護士さんや保育士さんの賃上げ、例えば政府が関わって積極的にやれる分野があるんですけれども、これは入っていないというようにお伺いしたんですね。これは、事実関係、それでまずよろしいですか。総理、お願いします。 Angry: 0.375 Disgust: 0.285 Fear: 0.464 Happy: 0.637 Sad: 0.457 Surprise: 0.566
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01:47:28 ~ 01:48:02 岸田内閣総理大臣
御指摘の介護あるいは保育に携わっておられる方々の給料につきましては、処遇改善に取り組むため、給与を、本年二月から、恒久的に三%程度引き上げるための措置、これを既に講じております。そして、今後も、世の中の物価の状況等様々な変化、これを踏まえて、いわゆる公的価格と言われる賃金について議論しなければいけない。 Angry: 0.461 Disgust: 0.351 Fear: 0.588 Happy: 0.563 Sad: 0.314 Surprise: 0.549
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01:48:02 ~ 01:48:50 岸田内閣総理大臣
そして、そのために公的価格評価検討委員会というものをつくっております。この中間整理等も踏まえながら、現場で働く方々の処遇改善、あるいは業務の効率化、さらには様々な負担軽減、こうしたものを考えていく、これは政府として引き続き取り組んでいかなければいけない課題だと思います。先ほど申し上げたように、引上げを本年二月から行っておりますが、引き続き、状況の変化に対応して、こうした公的価格と言われる賃金につきましても、政府としてあるべき姿を適切に判断していきたいと思っています。 Angry: 0.725 Disgust: 0.367 Fear: 0.390 Happy: 0.447 Sad: 0.431 Surprise: 0.384
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01:48:50 ~ 01:49:14 藤岡委員
本当に、今、それは大変残念な答弁ですね。その昨年、二月から始めているものは、これは物価は全く反映されていませんよ。そして、改めて、この物価上昇で事業者の皆さんも本当に大変厳しい、来年の四月は同じように賃金、できるかどうか本当に不安だ、そんな声も私はたくさん聞いております。 Angry: 0.336 Disgust: 0.165 Fear: 0.666 Happy: 0.268 Sad: 0.658 Surprise: 0.594
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01:49:14 ~ 01:50:03 藤岡委員
本当に、だって、持続的なですよ、先ほど総理がおっしゃいました、持続することとおっしゃっているんです。これまで、上げてもまだ月額平均八万円、給料はなかなか厳しいんです、まだ少ないんです。その中で、非常に、生産性というものを考えても、まさに、働ける環境、働きやすい環境という意味でも、安心して働ける環境を更に整備することによって、また更にいろいろな労働移動なども起こるかもしれない。そういうところのいろいろな価値を考えると、これはまだ、二月に上げた、だって、それは物価がこんなに上がる前の話ですから、物価上昇に見合う賃上げと総理はおっしゃったわけですから、なぜこれを入れないんですか。しかも、総理、ちょっと待ってください、しかも、二十九兆円の予算ですよ。 Angry: 0.322 Disgust: 0.169 Fear: 0.545 Happy: 0.601 Sad: 0.358 Surprise: 0.714
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01:50:03 ~ 01:50:23 藤岡委員
これは千六百億円ぐらいで補正予算でやっているんですよ。二十九兆、膨らませていて、賃上げがすごく重要だという話をされていて、何で政府から取り組まれることをやらないんですか。これはおかしいですよ。この場で、総理、是非、これは上げるという決断をしてください。お願いします。 Angry: 0.570 Disgust: 0.315 Fear: 0.501 Happy: 0.502 Sad: 0.356 Surprise: 0.569
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01:50:23 ~ 01:51:11 岸田内閣総理大臣
公的価格につきましては、本年二月に引き上げた後も、民間給与の伸び等を踏まえた改善を行っていく、こうしたことを私も所信表明等で申し上げております。だからこそ、社会における賃上げの機運が大事だということで、本年の春闘におきましても、民間の方々に御協力をいただき、コロナの影響から脱した企業においては三%の伸び等を示していただいた、こういったことでありますし、そして、今後、来年の春闘に向けても官民で協力をしなければいけない、民間の方々にも御協力をいただいて賃上げの機運をつくっていこう、こうしたことを申し上げております。 Angry: 0.467 Disgust: 0.231 Fear: 0.394 Happy: 0.736 Sad: 0.403 Surprise: 0.479
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01:51:11 ~ 01:51:38 岸田内閣総理大臣
政府において、こうした動向も見ながら、公的価格についても考えていかなければならない。それ以外にも、民間の賃上げのための環境整備、賃上げ税制、価格転嫁など、様々な取組をしっかり進めていくことによって、社会全体の賃上げの機運を盛り上げていきたいと考えています。 Angry: 0.668 Disgust: 0.351 Fear: 0.429 Happy: 0.456 Sad: 0.450 Surprise: 0.419
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01:51:38 ~ 01:52:02 藤岡委員
だからこそ上げるべきじゃないですか、ここで。だからこそやるべきなんですよ。だって、物価上昇に見合う賃上げとおっしゃっているんですよ。物価上昇に見合う賃上げになっていないじゃないですか、だったら。政府からまずできることがあるのに、なぜやらないんですか。では、物価上昇に見合う賃上げというのは、総理、うそですか、これは。 Angry: 0.665 Disgust: 0.337 Fear: 0.521 Happy: 0.363 Sad: 0.329 Surprise: 0.555
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01:52:02 ~ 01:53:01 岸田内閣総理大臣
物価上昇に見合うだけの賃上げを目指さなければいけないということで、官民協力してまいりましょうということを申し上げています。二月、公的価格を引き上げました。その後の状況、この厳しい状況、御指摘のとおりであります。その中で、検討委員会において引き続き議論を行っていきたい、こういったことを申し上げています。官民の協力ということから、民間の皆様方にも、この賃上げ、しっかりと取り組んでいただかなければならない。環境整備ということで、政府としてはしっかり政策を用意しています。だからこそ、総合経済対策の中にも、中小零細企業における価格転嫁を始め、環境整備に向けた政策をしっかりと用意をしています。こういったことによって社会全体の機運を盛り上げる、その中で公的価格についても取り組んでいきたいと考えています。 Angry: 0.565 Disgust: 0.301 Fear: 0.458 Happy: 0.530 Sad: 0.446 Surprise: 0.502
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01:53:01 ~ 01:54:10 藤岡委員
本当に、それは政府が何で積極的にやらないのか。物価上昇に見合う賃上げなんですから、全くこの物価上昇を反映していない段階での話を話されて、それで足りています、あとは何か緩やかに検討していきますというふうなことにしか本当に聞こえません。これでは、物価上昇に見合う賃上げとは到底、なかなか難しいなと思います。私、この二十九兆の予算の中で、本来は、こういうふうな賃上げをやろうというふうな予算というのが本当は現場からも私は上がってくるべきだと思うんです。ところが、それが上がってこないというのはやはり理由があるんです、総理、これは。やはり賃上げについて、政府と日本銀行でも共同声明を結んでおられます、そういうところにきちっと、賃金のことをどうするんだと、本当にその思いを書いていないから、ペーパーとか、デジタルでもいいんですけれども、その中ではっきりと書いてあれば、政府として、では賃上げに向けてどうするんだ、もっと、この二十九兆も使うんだったらそこにやるんだということが、しっかり対応が本当は行われるんです。 Angry: 0.615 Disgust: 0.240 Fear: 0.509 Happy: 0.339 Sad: 0.458 Surprise: 0.523
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01:54:10 ~ 01:55:02 藤岡委員
黒田総裁にお伺いしたいと思います。私は、先日、財務金融委員会で、この物価安定目標、十年たってもなかなか達成ができていない、こういう状況に対し、黒田総裁の方は、賃上げを伴う、持続的な、安定的なということをおっしゃっている。その中で、私はこう申し上げました、最初の段階から賃上げのことをもっと触れるべきだったのではないですかということを黒田総裁に話させていただきました。そのときに、最初から賃上げを盛り込むべきだったというのはそのとおりであるというふうな御答弁をいただきました。黒田総裁、改めて、この共同声明に、これまで十年の経験を生かして、やはり賃金上昇を伴う物価上昇という面で、実質賃金をちゃんとプラスにする。実質賃金、ちょっとパネルでお示ししますけれども、下がり続けているわけでございます。 Angry: 0.486 Disgust: 0.307 Fear: 0.468 Happy: 0.591 Sad: 0.413 Surprise: 0.521
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01:55:02 ~ 01:55:29 藤岡委員
そういう賃金のことをきちっと共同声明に明記をする。それによって、政府も、なかなか日本銀行の金融政策の限界というのもある、その中で政府がしっかり取り組んでいく、それを明記をやはりした方が私はいいと思うんです。黒田総裁の見解をお伺いしたいと思います。 Angry: 0.671 Disgust: 0.317 Fear: 0.338 Happy: 0.493 Sad: 0.511 Surprise: 0.408
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01:55:29 ~ 01:56:07 黒田参考人
共同声明に示されております政府、日本銀行のそれぞれの役割については、現時点で見直す必要があるとは考えておりません。日本銀行としては、今後とも、共同声明の考え方に沿って、政府と緊密な連携を図りながら、物価の安定という使命の実現に向けて、自らの役割をしっかりと果たしてまいりたいと思います。なお、やや長い目で見ますと、名目賃金の上昇率から物価上昇率を差し引いた実質賃金の上昇率は、基本的には労働生産性の伸びによって決まるというふうに考えられます。 Angry: 0.482 Disgust: 0.306 Fear: 0.524 Happy: 0.518 Sad: 0.395 Surprise: 0.550
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01:56:07 ~ 01:57:06 黒田参考人
労働生産性の引上げが重要な課題であるということは事実でありますけれども、労働生産性は、イノベーションを含む技術進歩など、金融政策によって必ずしもコントロールできない様々な要因によって規定されるため、実質賃金の上昇率を金融政策の目標にするというのは難しいと考えております。いずれにいたしましても、賃金の上昇を伴う形で二%の物価安定目標を達成するということが我々の責務であるというふうに考えておりますので、引き続き、賃金の上昇率を伴う形で物価が上昇するように、経済の発展、成長を支援してまいりたいというふうに考えております。 Angry: 0.340 Disgust: 0.325 Fear: 0.544 Happy: 0.633 Sad: 0.446 Surprise: 0.507
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01:57:06 ~ 01:58:17 岸田内閣総理大臣
今、黒田総裁からありましたように、共同宣言の考え方、これはベースとして政策を考えていきたいと思いますが、その上で、先日、黒田総裁と面会をし、政府と日銀が密接に連携していくことの重要性は確認をさせていただきました。政府と日銀が、内外の経済や金融市場をめぐる不確実性が極めて高い中、密接に連携しながら、経済、物価情勢に応じて機動的な政策運営を行い、構造的な賃上げを伴う経済成長と物価安定の目標の持続的、安定的実現を図っていく、こういった認識では黒田総裁と一致をいたしました。もとより、金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべきであると思いますが、こういった連携、共通の認識に立って、政府として、賃上げにつきまして、しっかりと政策を用意していきたいと考えております。 Angry: 0.747 Disgust: 0.238 Fear: 0.396 Happy: 0.594 Sad: 0.265 Surprise: 0.487
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01:58:17 ~ 01:59:05 藤岡委員
そういう共通認識も、何となく会って確認しましたというだけでは霞が関に伝わらないんです。きちっと紙にして、デジタルでもいいです、そういうことを書かないと、全体の予算編成においても、予算の要求においても、きちっと明確にしておかなければこれは動かないんです。だから、それだけ共通認識を高めてきているのであれば書かなければ、だから、今回も、二十九兆も予算を膨らませながら、大事なところで、介護や保育士の予算など、できるところの予算も入らないんですよ。だから、私はしっかり明記をするべきだと思います。総理、ちなみに、構造的な賃上げは何%程度を目標にされているんですか。 Angry: 0.431 Disgust: 0.267 Fear: 0.455 Happy: 0.618 Sad: 0.513 Surprise: 0.492
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01:59:05 ~ 02:00:07 藤岡委員
総理、お願いします。物価安定目標二%です。先日、財務金融委員会で、黒田総裁、二%を達成するには三%程度の賃上げが実現されていないといけないというふうな御答弁を私いただきました。 Angry: 0.464 Disgust: 0.270 Fear: 0.399 Happy: 0.687 Sad: 0.449 Surprise: 0.523
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01:59:09 ~ 01:59:57 岸田内閣総理大臣
構造的な賃上げ、何%を考えているかということでありますが、これは、目の前の物価に見合うだけの賃上げを考えていかなければいけない、これがまず第一でありますが、その先、中長期的に構造的な賃上げを考えていく、こうした考え方を説明させていただいています。この中長期的な賃上げの部分について、今から具体的な数字は、今申し上げておりません。まずは目の前の物価高騰に見合うだけの、物価高騰を官民挙げてしっかり対応していく、このことが重要であると認識をしています。 Angry: 0.594 Disgust: 0.311 Fear: 0.576 Happy: 0.388 Sad: 0.350 Surprise: 0.530
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02:00:07 ~ 02:00:31 藤岡委員
全くこれは認識がずれていますよ。黒田総裁は、二%を達成する上で三%必要だというふうにおっしゃっています。ところが、今、岸田総理は、いや、特にそれは言えないんだという話でございまして、全く連携できていないじゃないですか。だからアコードをちゃんと見直さなくちゃいけないんですよ。総理、きちっとアコードを見直してください。 Angry: 0.579 Disgust: 0.311 Fear: 0.489 Happy: 0.450 Sad: 0.448 Surprise: 0.523
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02:00:31 ~ 02:01:06 岸田内閣総理大臣
アコードについての見直しは考えておりません。そして、連携が重要だ、そのとおりであります。そして、今御指摘のように、物価高騰に対して三%の賃上げというような、様々な議論があることは承知しています。そういったものを踏まえて、政府としてしっかりと対応していくということを申し上げております。連携をしっかり取りながら、政府として、あるべき賃上げ政策を用意していきたいと考えています。 Angry: 0.645 Disgust: 0.329 Fear: 0.510 Happy: 0.408 Sad: 0.413 Surprise: 0.494
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02:01:06 ~ 02:02:01 藤岡委員
残念ながら、やはり、政府、日銀、まだまだ連携が足りていないなということがはっきり分かりました。そして、総理、きちっと、賃金の目標をしっかり持ってください、何%ぐらい行くのか。それを持たなければ、これは何となく、その政策が成功したか失敗したかすら分からない。これはきちっとそういう目標を持ってやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。黒田総裁はこれで御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。二%自体がどうだという、もちろんありますけれども、今日はもうここで次の質問に入りたいと思います、大丈夫です。では、続きまして、秋葉大臣にお伺いをしたいと思います。先ほど、いわゆる政治資金収支報告書の会費を購読料に訂正をされたと。 Angry: 0.383 Disgust: 0.295 Fear: 0.440 Happy: 0.580 Sad: 0.517 Surprise: 0.515
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02:02:01 ~ 02:03:02 藤岡委員
先ほどの源馬委員の質問に対して、私も聞いておりましたけれども、大臣、これは本当に確認していなかったんですか、きちっと。どういう確認をしてこれは訂正をされたんですか。今、資料代とおっしゃいましたか。資料代を確認したということでよろしいですか。 Angry: 0.496 Disgust: 0.264 Fear: 0.525 Happy: 0.535 Sad: 0.316 Surprise: 0.676
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02:02:22 ~ 02:02:45 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。今回、改めて相手方が提出した領収書を確認したところ、そこに資料代というふうに書いてあったことによって、訂正をさせていただいた次第でございます。 Angry: 0.481 Disgust: 0.406 Fear: 0.487 Happy: 0.555 Sad: 0.472 Surprise: 0.524
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02:03:02 ~ 02:03:41 秋葉国務大臣
調査において、会費類の提出との項目がありましたが、会費を支出したという認識はなく、また、購読の契約先が旧統一教会の関連団体という認識もなかったために、申告をしていなかったようでございます。今回、相手方から発行された領収書にも、定期購読代あるいは「世界思想」代と明記されているところでございます。 Angry: 0.343 Disgust: 0.272 Fear: 0.531 Happy: 0.557 Sad: 0.492 Surprise: 0.592
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02:03:41 ~ 02:04:03 藤岡委員
先ほど資料代とおっしゃいましたけれども、「世界思想」代ということなんですね。それは「世界思想」代ということでいいんですね。これを確認して訂正をされた。この中身について、大臣は、じゃ、これは確認されなかったんですか。実際に会費というふうに一回計上していたわけですよ。 Angry: 0.505 Disgust: 0.286 Fear: 0.598 Happy: 0.444 Sad: 0.349 Surprise: 0.648
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02:04:03 ~ 02:04:27 藤岡委員
計上していたものが、「世界思想」代ということをもって、何でこれが購読料だというふうに言い切れるんですか。これを見ただけじゃ言い切れませんよ。何でこういう、どこまでの確認をされたんですか。 Angry: 0.796 Disgust: 0.260 Fear: 0.498 Happy: 0.251 Sad: 0.382 Surprise: 0.539
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02:04:27 ~ 02:05:09 秋葉国務大臣
繰り返しになりますけれども、相手方から発行された領収書には、定期購読代あるいは「世界思想」代と、令和二年、令和三年、それぞれ記載されたのを確認しております。そこで、今委員御指摘のとおり、この定期購読代の雑誌はどんなものなのか、あるいは、「世界思想」代、「世界思想」という雑誌はどんなものなのかということで、現物は見ておりませんでしたが、こういうような雑誌だったということで、表紙は確認をさせていただいているところでございます。 Angry: 0.184 Disgust: 0.132 Fear: 0.478 Happy: 0.798 Sad: 0.505 Surprise: 0.670
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02:05:09 ~ 02:05:46 藤岡委員
最初に会費と書いてあるんですよ。会費と書いてあるのに、領収書を見て、普通、「世界思想」代と見ただけでは、これが購読料なのか、何らかの会費ではないかと普通これは思いますよ。しかも、これは政治資金収支報告書の訂正ですから、虚偽の訂正をされたという可能性もあるわけですよ。しっかり確認をされていないんですか、本当に。虚偽の訂正報告ということになる可能性がありますけれども、大臣、これは本当にどこまで確認されたんですか。 Angry: 0.658 Disgust: 0.353 Fear: 0.603 Happy: 0.307 Sad: 0.365 Surprise: 0.519
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02:05:46 ~ 02:06:24 秋葉国務大臣
お答え申し上げます。先ほどもお答えさせていただきましたとおり、今回の指摘を受けまして、改めて領収書の原本を確認したところ、自然思想代と書いてあり、これは本来、雑誌の購読でございましたので……大変失礼しました、「世界思想」代と書いてありましたので、本来は会費ではなくて資料代、雑誌購読費として計上すべきところのミスが判明したので、本日修正の手続を行うと聞いているところであります。 Angry: 0.422 Disgust: 0.361 Fear: 0.502 Happy: 0.636 Sad: 0.459 Surprise: 0.460
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02:06:24 ~ 02:07:18 藤岡委員
本当に、それは雑誌の購読料を含めた会費だったんだと思うんですよ。それは、源馬委員からの先ほどの資料の要求もございました。これは真摯なまたお答えをお願いしたいと思います。じゃ、次に参ります。影武者の話でございますが、たすきを、小さく次男と書かれたということでございましたが、大臣、先日の予算委員会で、いや、違法じゃないんだということをおっしゃっていました。大臣が今刑罰に問われるかどうかということを聞いているんじゃないんです。普通に法令の当てはめに照らして、これは違反ですよねということを確認させていただきたいと思いますけれども、大臣の御見解をお願いします。 Angry: 0.530 Disgust: 0.293 Fear: 0.468 Happy: 0.571 Sad: 0.368 Surprise: 0.548
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02:07:18 ~ 02:08:05 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきたいと思います。今、本件に係る違法性の認識についてお尋ねをいただきました。お答えをさせていただきます。公職選挙法の違反かどうかにつきましては、個々の案件の事実関係に即して当局において判断されるものと承知しております。 Angry: 0.516 Disgust: 0.413 Fear: 0.385 Happy: 0.712 Sad: 0.398 Surprise: 0.466
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02:08:05 ~ 02:08:55 秋葉国務大臣
いずれにいたしましても、今後は、クリーン選挙を実践してきました原点に立ち返り、疑念を招くことのないように十分注意してまいりたいと存じます。お答えをさせていただきます。今後とも、こうした疑念が生じないように謙虚に受け止めて活動してまいりたいと思いますが、そもそも、私自身には法解釈の権限はございません。 Angry: 0.556 Disgust: 0.426 Fear: 0.407 Happy: 0.602 Sad: 0.476 Surprise: 0.401
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02:08:19 ~ 02:09:03 藤岡委員
法令の規定には反している、だって、これは候補者しか着けられないんですから。それはよろしいですよね、大臣。そこはお認めいただくということでいいですね。それはよろしいですね。もう全く、法令の規定に照らしてそれが反しているかどうかお聞きしているだけなんですけれども、それに対するお答えがない。 Angry: 0.611 Disgust: 0.386 Fear: 0.403 Happy: 0.556 Sad: 0.390 Surprise: 0.448
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02:09:03 ~ 02:09:28 藤岡委員
非常に、本当に、またこれは行ってしまうのかなというふうな感じがいたします。じゃ、続きまして、車上運動員の件についてお伺いをしたいと思います。大臣、予定表というのは、これは残されていないんですか、選挙のときの予定表。 Angry: 0.268 Disgust: 0.161 Fear: 0.514 Happy: 0.624 Sad: 0.494 Surprise: 0.635
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02:09:28 ~ 02:10:01 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。何日間、それぞれの関連の人間が車上運動員を実施したかということにつきましては、先ほどもお答えをさせていただきましたとおり、選挙終了後から二週間以内に選挙運動に係りました収支報告書を提出しなければなりませんので、直ちに確認をして、それぞれの日数分を把握して報告をさせていただいているところです。 Angry: 0.471 Disgust: 0.302 Fear: 0.378 Happy: 0.755 Sad: 0.398 Surprise: 0.529
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02:10:19 ~ 02:11:05 藤岡委員
やはり、記録がない、記憶がない、山際大臣と同じであるなということを言わざるを得ません。大臣、続きまして、先日私もお伺いしました政治経済研究所、大臣の義理のお兄さんが団体をされているところに対しての、政治資金を寄附をされ、そして二年後に解散をされ、そしてその残金がどうだったのかという議論がございました。これは元々、政治資金を、ある意味、自由に使えるお金にロンダリングをされていたのではないかというふうに思われてもしようがないような話だというふうに私は思っておりました。 Angry: 0.618 Disgust: 0.265 Fear: 0.488 Happy: 0.482 Sad: 0.357 Surprise: 0.508
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02:11:05 ~ 02:11:57 藤岡委員
そういう中で、最後、残金が三百十二万程度残られて、何だかそれをどうしたらいいか分からなくて手元に残っていたんだ、ようやくお話が来て、先日それを返金をされたんだということを、御答弁を他の委員会でされておるようでございますが、これは明らかに違和感がありますよね。そんな三百万円も超える大金を、どうしたらいいか分からなくて、しかも近しい親族で、それが手元に残っていて、それも三年もですよ、それを今になって、いやいや、どうだったんだと。私は、これは非常に不自然だと思います。どういう形で残っていたんですか、それは。 Angry: 0.305 Disgust: 0.193 Fear: 0.626 Happy: 0.498 Sad: 0.432 Surprise: 0.681
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02:12:00 ~ 02:13:08 秋葉国務大臣
本来、私が代表を務める団体のことではなく、他の者が代表を務める団体のことではございますが、国会でも繰り返しお尋ねをいただきましたので、義兄に確認をしましたところ、政治団体を解散して残金は出たけれども、自分のものではないし、どう処理すればよいのかずっと考えていたとのようなことでした。その中で、日常に忙殺され、対応が延び延びになっていたところ、政党支部に戻すべきと考えたということでございました。また、総務省にも確認をいたしましたが、解散したその他の政治団体の残金に係る処理については、政治資金規正法上、特段の規定はないとのことでしたけれども、いずれにいたしましても、残金については、元代表者は自分のものではないという認識があり、既に当該政党支部に返金をいただいているところでございます。 Angry: 0.646 Disgust: 0.354 Fear: 0.457 Happy: 0.435 Sad: 0.411 Surprise: 0.398
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02:13:08 ~ 02:14:10 藤岡委員
これはどういう形で保管されていたんですか。この残金の経緯について、きちっとして予算委員会にまだお答えがないと思いますので、委員長、これはきちっと、どういう形で保管されていて、どういうふうになっていたのか、これはちゃんと予算委員会に報告をお願いしたいと思います。総理、今、秋葉大臣に私もお伺いしておりましたけれども、なかなか、福島行きを取りやめて、そして、一体、例えば政治資金収支報告書の訂正にしても、これは確認も甘いですよ、非常に。 Angry: 0.607 Disgust: 0.239 Fear: 0.516 Happy: 0.488 Sad: 0.305 Surprise: 0.585
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Angry: 0.574 Disgust: 0.426 Fear: 0.421 Happy: 0.548 Sad: 0.477 Surprise: 0.481
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02:14:10 ~ 02:14:59 藤岡委員
そして、数々の、今日はまだ取り上げておりませんけれども、政治資金を御親族のところに、家賃を更に出していく。また、新しい収支報告を見ますと、金額が上がっていました。そして、この政治経済研究所、まだまだ不透明なお金。復興大臣というのは、非常に公平性が問われる仕事でもあると思います。公平性が問われるこの復興大臣の職務に、これまでのいろいろな御答弁をお聞きしていても、私は資質を欠いていると思いますが、総理は秋葉大臣の更迭をされないということですか。 Angry: 0.474 Disgust: 0.228 Fear: 0.528 Happy: 0.526 Sad: 0.418 Surprise: 0.582
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Angry: 0.218 Disgust: 0.080 Fear: 0.487 Happy: 0.807 Sad: 0.284 Surprise: 0.813
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02:15:08 ~ 02:15:28 岸田内閣総理大臣
だからこそ、説明責任を果たしてもらわなければならないと考えています。疑念に対して説明責任を果たすべく努力を続けてもらわなければならないと考えています。 Angry: 0.887 Disgust: 0.439 Fear: 0.456 Happy: 0.329 Sad: 0.310 Surprise: 0.306
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02:15:28 ~ 02:16:04 藤岡委員
分かりました。いずれにしても、明らかに、聞いていても本当に難しいと思います。総理、早急な決断を私はするべきだということを申し上げたいと思います。最後に、ワクチンの話をちょっとお聞きさせていただきたいと思います。資料をお配りさせていただいております。今回、四千七百五十億の予算が計上されております。最初の段階の確保のことについて何か私は申し上げるつもりはないんですけれども、その中で、これからの予算確保は、非常にやはり慎重に、よくよく検討していかなければいけないと思います。 Angry: 0.357 Disgust: 0.253 Fear: 0.467 Happy: 0.629 Sad: 0.546 Surprise: 0.524
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02:16:04 ~ 02:16:40 藤岡委員
資料を配付させていただいておりますけれども、今、在庫の状況、廃棄の状況、こういうところをきちっと踏まえてこれからの予算というのはやはり考えていかなければいけないと思います。モデルナが、現在、四千七百万個ぐらいでしょうかね、今余っていると思います。その中で、これは従来株用でございます。有効期限は、これはあと、二月ぐらいで終わるというふうにも聞いております。これは廃棄になるというまず見通しでよろしいんでしょうか。 Angry: 0.463 Disgust: 0.366 Fear: 0.524 Happy: 0.527 Sad: 0.428 Surprise: 0.537
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02:16:40 ~ 02:17:12 加藤国務大臣
現在、従来型ワクチンの接種促進に向けて、初回接種について年内に完了いただくよう、様々な媒体を活用して周知に取り組んでいるところであります。オミクロン株、御承知のように追加接種用でございますので、まだ一回、二回接種していない方、そうしたことを活用を図っていただいた上で、結果として有効期限を迎えてしまったもの、これは医薬品の適正な管理の観点から廃棄せざるを得ないというふうに考えています。 Angry: 0.487 Disgust: 0.304 Fear: 0.412 Happy: 0.642 Sad: 0.395 Surprise: 0.506
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02:17:12 ~ 02:17:57 藤岡委員
そうすると、モデルナ四千七百万は廃棄になるというふうな見通しが高いというふうに思いました。その次に、武田、ノババックスの一億五千万回、このうち約五百万回は配送できるようになっているというふうにお聞きしました。残り、これも従来株だと思いますが、これも一億四千五百万回というふうに在庫と捉えていいんでしょうか。そして、これは供給をされたときにお金を払うんだというふうにはお聞きをしましたけれども、実際、例えば、今後、従来株、なかなか、接種というのは恐らく少ないでしょう。一億四千五百万回分のこの確保の分、これはどういう形になるんですか。これはキャンセルということになるんですか。 Angry: 0.436 Disgust: 0.257 Fear: 0.560 Happy: 0.490 Sad: 0.399 Surprise: 0.662
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Angry: 0.481 Disgust: 0.318 Fear: 0.461 Happy: 0.694 Sad: 0.322 Surprise: 0.610
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02:18:09 ~ 02:18:42 加藤国務大臣
これまで七百万回分が企業から国に納入され、約七十万回分を自治体に配送しているところであります。この契約においては、実際に必要となる時期や量を踏まえて、順次ワクチンを武田社に製造していただくこととしておりますので、必要以上のワクチンが製造、納入されることはないということでございますし、また、最終的に納入されなかったワクチンについてはキャンセルすることができる、こういう契約でございます。 Angry: 0.536 Disgust: 0.304 Fear: 0.569 Happy: 0.320 Sad: 0.526 Surprise: 0.464
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02:18:42 ~ 02:19:08 藤岡委員
キャンセルできるということが今分かりました。その次に、オミクロン株ですね。一億九千五百万回分、今確保されていて、これは年内に納入を全てされてしまうんですよね。今日の朝日の新聞報道でもございました、なかなか接種が、一六%、進まない。一億九千五百万回分でございますから、恐らく、今後、なかなか、これも非常に余ってくるなということが容易に予想されます。 Angry: 0.334 Disgust: 0.297 Fear: 0.516 Happy: 0.573 Sad: 0.525 Surprise: 0.579
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Angry: 0.592 Disgust: 0.396 Fear: 0.524 Happy: 0.515 Sad: 0.305 Surprise: 0.630
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02:19:17 ~ 02:20:14 加藤国務大臣
まず、今回、これだけの量を確保した、これはもちろん人口を超えるわけでありますけれども、当時においては、どの企業が実際にこれを開発できるか分からない、こういう状況の中で、令和四年中に確実に必要量を確保するということで、ファイザー社、モデルナ社、二社と契約し、約一億九千万回分を確保ということでございます。このオミクロン株対応ワクチンについては、初回接種を完了した十二歳以上の全ての方を対象に本年九月二十日から接種を開始しており、自治体に対しては、十二月末までに合計一億二百万回分を配送する計画をお示ししているところでございます。残りの九千万回分のワクチンの活用については、今後の感染状況や、また新型コロナの感染法上の位置づけ等にもよるところでありますが、今後、新型コロナワクチン接種の在り方、これを検討していく中で適正に判断したいと考えています。 Angry: 0.292 Disgust: 0.260 Fear: 0.496 Happy: 0.775 Sad: 0.358 Surprise: 0.638
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02:20:14 ~ 02:20:53 藤岡委員
これで最後の質問にさせていただきたいと思いますが、今、接種の在り方を検討するということもおっしゃいました。その中で、今後また、この四千七百五十億円、そして九千万回分ということで私はお聞きをしました。国民の接種行動は随分変わっております。そして治療薬もできてきている。随分変わってきている中で、この四千七百五十億円、九千万回分、これはどういうふうな、そういうことを反映して組まれているんですか。総理にお伺いします。 Angry: 0.405 Disgust: 0.278 Fear: 0.479 Happy: 0.578 Sad: 0.476 Surprise: 0.601
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Angry: 0.557 Disgust: 0.261 Fear: 0.507 Happy: 0.656 Sad: 0.280 Surprise: 0.551
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02:21:05 ~ 02:21:50 岸田内閣総理大臣
来年度の新型コロナワクチン接種の在り方、その必要性、あるいは枠組み等について現時点では決まってはおりませんが、これは来年度後半に接種する可能性も想定して今回の補正予算に計上しているというものであります。新型コロナとの戦い、これは自然との戦いであります。国民の安心そして安全のために、この状況をしっかり把握しながら、機動的に対応できるために、こうした予算を用意していくことは重要であると考えています。 Angry: 0.329 Disgust: 0.389 Fear: 0.485 Happy: 0.684 Sad: 0.433 Surprise: 0.530
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Angry: 0.504 Disgust: 0.405 Fear: 0.432 Happy: 0.570 Sad: 0.573 Surprise: 0.409
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Angry: 0.570 Disgust: 0.271 Fear: 0.366 Happy: 0.639 Sad: 0.516 Surprise: 0.468
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02:22:17 ~ 02:22:58 逢坂委員
立憲民主党の逢坂誠二でございます。早速質問させていただきます。まず、秋葉大臣にお伺いします。秋葉大臣、先週金曜日の質疑の中で、奥さんのお兄さんが代表を務める政治団体、政治経済研究所に六百万円を寄附した、この寄附などについて、親族への資金の横流し、還流ではないかと問われ、二十五日、大臣は色をなして反論をしたんですけれども、一体何に反論したんですか。 Angry: 0.540 Disgust: 0.275 Fear: 0.394 Happy: 0.598 Sad: 0.418 Surprise: 0.537
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Angry: 0.557 Disgust: 0.523 Fear: 0.395 Happy: 0.669 Sad: 0.437 Surprise: 0.475
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02:23:05 ~ 02:23:23 秋葉国務大臣
活動の事実があったということに加えまして、この原資となっているものは、政党交付金すなわち税金が使われていないという意味で、自信を持ってお答えをさせていただいたところでございます。 Angry: 0.720 Disgust: 0.254 Fear: 0.364 Happy: 0.530 Sad: 0.300 Surprise: 0.379
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02:23:23 ~ 02:24:05 逢坂委員
活動の実態があったことと、原資が税金ではないと。税金ではないとはいいながらも、それは政治資金ですね、皆さんから御寄附をいただいたりしたもの。それを自分の親族で自由に使えるような形にするというのは、それは、御寄附いただいた方などに反することになると私は思いますけれども。活動の実態があったということですが、それでは、この奥さんの御実家、ここを事務所としているわけですけれども、この事務所賃料を払っていますが、この領収書は発行されているんですか。 Angry: 0.546 Disgust: 0.250 Fear: 0.487 Happy: 0.499 Sad: 0.393 Surprise: 0.571
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02:24:05 ~ 02:25:02 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。今朝の理事会の資料に提出させていただいていると聞いておりますけれども、この政治経済研究所は、私の団体ではございません。したがいまして、法律上はその他の政治団体に区分されているところでありまして、その他の政治団体の場合には、政治活動費が五万円以上のものについてのみ選管に提出することが義務づけられているところでございます。一般の経常経費についても、選管に届け出る義務はございませんけれども、五万円以上のものは手元で保管することが義務づけられております。今回の支払いしました家賃につきましては、五万円未満だったことから、領収書は徴収していないと伺っているところでございます。 Angry: 0.581 Disgust: 0.409 Fear: 0.457 Happy: 0.528 Sad: 0.466 Surprise: 0.419
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02:25:02 ~ 02:25:30 逢坂委員
結論から言えば、領収書は取っていないということですね。だから、実際に家賃の受け払いがあったのかというのは第三者には分からないということだと私は思いますよ。それじゃ、事務所の実態はあったんですか。実は私、昨日、事務所の場所に行ってまいりました。事務所の実態はあったんですか、ここには。 Angry: 0.369 Disgust: 0.228 Fear: 0.641 Happy: 0.417 Sad: 0.408 Surprise: 0.720
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02:25:30 ~ 02:26:14 秋葉国務大臣
ここの自宅のポストに政治経済研究所という名札を貼っていたということは伺っておりますし、基本的に、私が主宰する政治団体ではございませんのでお答えする立場ではないかと思っておりますが、度々この委員会でも聞かれておりますから、改めてヒアリングをしたところ、当時、ステッカー、二年前に解散しておりますので今は外しておりますけれども、表記ですね、表記を書いていたということと、事務所として使っていた、一部ですね、それは確認をさせていただいているところでございます。 Angry: 0.173 Disgust: 0.112 Fear: 0.451 Happy: 0.781 Sad: 0.419 Surprise: 0.699
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02:26:14 ~ 02:26:42 逢坂委員
私、住宅地図を確認しました。そうしたら、住宅地図の中に政治経済研究所というふうに書いてありましたので、いずれかの時期には多分何らかの表記があったものというふうには思います。しかし、事務所の実態というのは、ステッカーを貼るだけで事務所になるんですか。いかがですか。 Angry: 0.460 Disgust: 0.321 Fear: 0.520 Happy: 0.604 Sad: 0.377 Surprise: 0.599
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02:26:42 ~ 02:27:07 秋葉国務大臣
お答えさせていただきます。基本的に、私が主宰する政治団体でございませんので、事務所として具体的にどのような利用をしていたか分かりませんが、お借りをしていた、一戸建ての一角をお借りして、例えば帳簿づけとか、そういった作業は行っていたのではないかと推測しているところでございます。 Angry: 0.386 Disgust: 0.348 Fear: 0.487 Happy: 0.691 Sad: 0.425 Surprise: 0.571
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02:27:07 ~ 02:27:50 逢坂委員
賃料の領収書もない、事務所の実態は御本人は確認していない、それでも賃料を払っている形跡はある、これは、自分たちで自由にお金を使えるようにしているとしか思えないんですけれどもね。大臣、ところで、この政治経済研究所、これは二年余りで解散しました。解散した理由について大臣は、自分の事務所で対応できる範囲というふうに説明されていると承知しているんですが、自分の事務所で対応できる範囲というのは、これはどういう意味ですか。 Angry: 0.618 Disgust: 0.263 Fear: 0.462 Happy: 0.465 Sad: 0.386 Surprise: 0.490
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Angry: 0.749 Disgust: 0.219 Fear: 0.434 Happy: 0.512 Sad: 0.236 Surprise: 0.523
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02:28:00 ~ 02:28:46 秋葉国務大臣
当時、私が当選六回を果たしたことから、もう少し東京での足場を広げていった方がいいのではないかということで設立をしていただいたというふうに聞いております。その中で、勉強会でありますとか、会食形式の会合でありましたとか、実際上、複数回いろいろな催しは開催したんですけれども、義兄が中心になっているのはさることながら、私の議員会館の事務所でも少しお手伝いするようなところもあったと伺っておりますので、そういった運営上の問題で不要になったというふうに伺っておるところでございます。 Angry: 0.372 Disgust: 0.168 Fear: 0.413 Happy: 0.690 Sad: 0.489 Surprise: 0.550
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02:28:46 ~ 02:29:05 逢坂委員
すなわち、大臣、客観的に見て、あえて義理のお父さんのところに事務所を設置するなどということは必要のない活動だったんじゃないか、そう思わざるを得ないんですよね。御自身も実際に事務所のありようを確認されておらないということは、先ほど答弁されました。 Angry: 0.515 Disgust: 0.254 Fear: 0.505 Happy: 0.613 Sad: 0.386 Surprise: 0.564
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02:29:05 ~ 02:29:32 逢坂委員
しかも、賃料についても、領収書もいただいていないということも答弁されました。これは、政治資金の親族への横流し、そう指摘されても仕方がない。だったら、ちゃんと説明してくださいよ、首を横に振っていますけれども。説明できないじゃないですか。どうやって説明してくれるんですか。 Angry: 0.779 Disgust: 0.352 Fear: 0.483 Happy: 0.337 Sad: 0.374 Surprise: 0.479
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02:29:32 ~ 02:30:13 秋葉国務大臣
お答えさせていただきます。繰り返しになりますが、本来は、私が主宰する政治団体ではございませんのでお答えする立場にはございません。しかし、度々この委員会でも取り上げておりますことから、しっかりとヒアリングをして実態を調査したところ、先ほどもお答えいたしましたけれども、その他の政治団体の場合には、領収書の提出というのは、政治活動費に関わる部分で五万円以上、そして、経常経費につきましては、提出の義務はございませんけれども手元に保管をしていなければならない、こういうルールでございます。 Angry: 0.615 Disgust: 0.357 Fear: 0.397 Happy: 0.546 Sad: 0.465 Surprise: 0.433
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02:30:13 ~ 02:30:31 秋葉国務大臣
義兄に改めて確認しましたところ、この経常経費については五万円未満だったことから、徴収自体していないということで、誠実に事実関係を説明させていただいているつもりでございます。 Angry: 0.356 Disgust: 0.245 Fear: 0.558 Happy: 0.612 Sad: 0.468 Surprise: 0.499
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02:30:31 ~ 02:31:01 逢坂委員
繰り返しの説明しかできないわけで、これで第三者が納得できる説明だとは思われません。事務所の実態も、御自身も把握していない。それから、大臣は繰り返し、自分とは違う政治団体だとおっしゃっていますけれども、この政治団体の原資、何ですか。大臣が支部長を務める政党支部から六百万円出ていて、その他の収入はないんですよ。丸々あなたの政党支部から出ているものなんです。それを関係ないなんてことは言えない。 Angry: 0.670 Disgust: 0.377 Fear: 0.485 Happy: 0.378 Sad: 0.434 Surprise: 0.475
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02:31:01 ~ 02:32:14 逢坂委員
このことは明確に指摘をしておきたいと思います。ところで、大臣、仙台の政党支部の事務所、ここも家賃を奥さんにお支払いになっていますね。これも身内への政治資金の横流し、還流じゃないんですか。違うんですか。確かに、奥様は他の方であるでしょう。でも、大臣、元々この物件、大臣が所有していたんですよね。二〇〇〇年に大臣が購入したものじゃないですか。 Angry: 0.533 Disgust: 0.306 Fear: 0.513 Happy: 0.544 Sad: 0.331 Surprise: 0.619
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02:32:14 ~ 02:32:35 秋葉国務大臣
今、急な御質問でございましたので、正確な日付までは……よろしいですか。間違いなく、この物件につきましては、私と家内の共有名義での購入でございました。 Angry: 0.331 Disgust: 0.279 Fear: 0.497 Happy: 0.651 Sad: 0.487 Surprise: 0.591
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02:32:35 ~ 02:33:00 逢坂委員
これを、大臣、後に奥様に贈与されていますね。贈与されているから、これは家賃の支払いが生ずるということになるわけですか。大臣の名義のままだったら、家賃の支払いは生じないんですか。いかがですか。 Angry: 0.504 Disgust: 0.319 Fear: 0.525 Happy: 0.508 Sad: 0.409 Surprise: 0.576
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02:33:00 ~ 02:34:04 秋葉国務大臣
お答えをさせていただきます。この中古物件、当時もう築二十数年たっていたと思いますが、家内との共有名義で購入をさせていただいたところであり、家内の所有権があるということでお支払いをさせていただいているということでございます。まず、手元で事実関係、今、確認できました。当該物件の、この中古建ての住宅につきましては、二〇〇〇年、平成十二年に、私と妻の共有名義で購入したものであります。 Angry: 0.366 Disgust: 0.364 Fear: 0.417 Happy: 0.770 Sad: 0.383 Surprise: 0.577
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02:34:04 ~ 02:35:05 秋葉国務大臣
その上で、贈与についてでありますが、十七年前のことでありまして、はっきりとは思い出せませんけれども、今振り返ってみますと、ちょうど、この贈与を決めた時期というのは、私が県議会議員から国政選挙に挑戦する決意を固めた時期でございました。その際に……もちろん贈与を前提にお話をさせていただいているわけでございますが、その際に、それまで三期十年にわたって県議会議員としての私の活動を支えてくれた妻に対して、何か見える形で感謝を示したいと思って贈与したものでございました。 Angry: 0.560 Disgust: 0.192 Fear: 0.294 Happy: 0.723 Sad: 0.405 Surprise: 0.472
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02:35:05 ~ 02:36:06 逢坂委員
事情はともかく、贈与をした。大臣、これは、贈与しなければ家賃の支払いは生じない、その理解ですか。明確な御答弁をいただけないんですけれども、贈与がなければ家賃の支払いは生じない、そういう理解ですか。 Angry: 0.613 Disgust: 0.273 Fear: 0.497 Happy: 0.490 Sad: 0.418 Surprise: 0.487
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02:35:23 ~ 02:35:48 秋葉国務大臣
重要なポイントは何かといえば、贈与云々の前に、誰がこの建物の所有者であるかということだと思います。その建物の所有者の持分に応じた負担を家賃という形で支払いをさせていただいているところでございます。 Angry: 0.561 Disgust: 0.346 Fear: 0.436 Happy: 0.679 Sad: 0.355 Surprise: 0.510
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02:36:23 ~ 02:37:08 逢坂委員
お答えになられないんでしょうけれども、この点も、要するに、政治資金を御自身の身内で自由に使えるように横流しをしているのではないか、贈与がなければそういうことはなかったはずですので。この点、後でもう少し大臣に調べていただいて御答弁いただきたいと思いますけれども。それでは、次のお話をさせてください。大臣の影武者の問題ですけれども、実は、昨日とおとつい、私、大臣の御地元の方複数名に話を聞かせてもらいました。大臣のことについて幾つか話を聞かせてもらったんですが、大臣、この影武者というのは、今回の選挙だけじゃないという声があるんですよね。 Angry: 0.424 Disgust: 0.240 Fear: 0.416 Happy: 0.745 Sad: 0.422 Surprise: 0.533
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02:37:08 ~ 02:38:07 逢坂委員
前回の選挙のときも、大臣以外の方がたすきをかけて街頭に立っていた、秋葉先生の選挙ってそういうの多いんだよねという話を聞いたんですが、これは事実ですか。前回の選挙だけじゃなくて、前々回ですね。それでは、大臣、前々回も影武者を使っていなかったのかどうか、これは、是非御確認いただいた上で、理事会に御報告ください。委員長、よろしくお願いします。それと、大臣、今回御地元の方に話を聞いたら、今回の選挙は御次男一人だけが影武者だったと言っているんですよね。 Angry: 0.351 Disgust: 0.215 Fear: 0.434 Happy: 0.753 Sad: 0.394 Surprise: 0.618
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02:38:07 ~ 02:38:56 逢坂委員
前回は複数いたんじゃないかという話もあるので、それも含めて。いや、私、分からないから聞いているんです。それから、先ほどの藤岡委員の質問なんですが、先週の二十五日、政府参考人がこの件についてこう言っているんですね。たすきについては公職の候補者が使用するものが認められており、選挙時において候補者本人の名前が記されたたすきは一般的には選挙運動のために使用する文書図画に該当するため、候補者以外の者が使用することはできないものと解されておりますと。これについて、大臣、これは、この規定はこのとおりだというふうに思われますか。 Angry: 0.517 Disgust: 0.345 Fear: 0.518 Happy: 0.524 Sad: 0.381 Surprise: 0.562
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02:38:56 ~ 02:39:15 秋葉国務大臣
先ほどもお答えしたところでございますけれども、それが適法かどうかについては個々の事案において当局が判断されることでございまして、また、私自身に有権解釈はございません。 Angry: 0.682 Disgust: 0.321 Fear: 0.404 Happy: 0.611 Sad: 0.368 Surprise: 0.445
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02:39:15 ~ 02:40:01 逢坂委員
これは単なる法律の条文の解釈を総務省の担当が説明をしている、それはそのとおりかどうかということは、一般論としても自分は判断できない、そういうことですね。判断できないような方が大臣をやっているのでは、本当に困ったものだなというふうに思います。それと、大臣、私、今回話を御地元の方から聞いて、面白い話を聞きました。秋葉大臣は統一教会とはさほど関係がなかったはずなんだよねという話を聞いたんですが、これは事実ですか。 Angry: 0.371 Disgust: 0.184 Fear: 0.533 Happy: 0.458 Sad: 0.471 Surprise: 0.645
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02:40:08 ~ 02:40:50 逢坂委員
随分明確に覚えておられるんですね。旧統一教会とは余り関係がなかった、そのとおりでございますと。その後、この方はこういう話をされました。統一教会と余り関係がなかったものだから、秋葉大臣側の方から積極的に旧統一教会に働きかけをして、できれば、集会などがあれば参加をしたい、御案内いただけないか、こういうアプローチをどちらかといえば秋葉事務所側からやったのではないかという話もあったんですけれども、この点はいかがですか。 Angry: 0.302 Disgust: 0.225 Fear: 0.498 Happy: 0.623 Sad: 0.516 Surprise: 0.644
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02:41:05 ~ 02:41:53 逢坂委員
秋葉大臣は余り旧統一教会とは関係がなかったと言った人もいれば、逆に、実は会合に頻繁に行っていたんじゃないかなとおっしゃる方もいるんですよ。例えば、二〇一八年の十二月九日、これは先ほども出ていましたけれども、名取の市民会館、それから、二〇二〇年の一月二十六日、仙台国際センター、こちらで旧統一教会関連の何か会合が開催されていると。大臣、ここに参加をされているはずだという話があったんですが、間違いなら間違いと言っていただければいいんですけれども、これは事前に事務所の方にも連絡をしておりますので、多分、行ったか行かないかは調べられていると思うんですけれども、いかがですか。 Angry: 0.382 Disgust: 0.111 Fear: 0.426 Happy: 0.705 Sad: 0.360 Surprise: 0.664
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Angry: 0.522 Disgust: 0.401 Fear: 0.470 Happy: 0.540 Sad: 0.484 Surprise: 0.500
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02:42:10 ~ 02:42:40 逢坂委員
日付とか時間とか、あるいは具体的な会場の場所とか、そういうのは、ああ、どうだったかなということはあるんですけれども、分からないなということは多くの人もあると思います。だけれども、その集会そのものに行ったことも覚えていない。じゃ、行っていないという断言もできないんですね。 Angry: 0.412 Disgust: 0.306 Fear: 0.585 Happy: 0.401 Sad: 0.574 Surprise: 0.523
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02:42:40 ~ 02:43:06 秋葉国務大臣
多賀城での集会のことは、前回、聞かれましたので、出席していないと思うということを答えましたが、その名取と仙台のことは初めて伺いましたので、それも含めて全体で確認したところ、ないということだったものですから、ないと思いますということで先ほど答弁をさせていただいたところでございます。 Angry: 0.097 Disgust: 0.078 Fear: 0.473 Happy: 0.868 Sad: 0.627 Surprise: 0.581
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02:43:06 ~ 02:44:04 逢坂委員
了解いたしました。仙台にも、それから名取にも出席していないということでございますね。それでは、大臣、私、大臣の話を聞いていて思うんですけれども、全く説明になっていないんですよ。例えば、東京のお父さんの、奥さんの御実家のことも、御自身で調べられもしないで、事務所の実態についても、ステッカーが貼ってあったみたいな話をするわけです。ほかのこともみんなそうです。だから、説明責任を果たすということは、全くその説明責任を果たされていない、その指摘はあえてしておきたいと思います。総理、そこで、お伺いします。総理は、統一教会との関係を絶つというふうに言っているんですけれども、なぜ統一教会との関係を絶つんですか。 Angry: 0.479 Disgust: 0.248 Fear: 0.419 Happy: 0.614 Sad: 0.454 Surprise: 0.515
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02:44:04 ~ 02:44:35 岸田内閣総理大臣
閣僚を含む多くの議員が、社会的に問題がある旧統一教会、その関連団体と接点を有していたことが明らかになり、結果として国民の皆様の政治への信頼を傷つけた、こうした認識に基づいて、将来に向けて関係を絶つことをしなければならない、このように判断した次第であります。 Angry: 0.876 Disgust: 0.326 Fear: 0.472 Happy: 0.303 Sad: 0.272 Surprise: 0.342
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02:44:35 ~ 02:45:03 逢坂委員
総理は、社会的に問題があるということは随分強調されるんですけれども、私は、もう一つ問題があると思っているんですよ。お手元に資料を配っておりますけれども、これは統一教会の元の総裁でしょうか、文鮮明さんの言葉ですけれども、「日本はすべての物質を収拾して、本然の夫であるアダム国家である韓国の前に捧げなければならない」、こういう基本的な考え方があるようなんですね。 Angry: 0.355 Disgust: 0.193 Fear: 0.532 Happy: 0.544 Sad: 0.320 Surprise: 0.738
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02:45:03 ~ 02:46:00 逢坂委員
要するに、必ずしも日本にとって友好的とは思えない、どちらかといえば日本を敵対視するようなイメージですよ。こういう考え方が基本にある。それから、これはこのことに関する解説、これは桜井さんという大学の先生が書いていることですが、「日本が韓国を…植民地支配し…この罪を日本人は償うべきとして一般の人々の財産を霊感商法や万物復帰で神の側に戻す」、こういう考え方があるわけですね。したがって、要するに、よく一般的に言う言葉ですけれども、反日的な考え方があるんじゃないか、ここが実は統一教会の大きな問題点なんじゃないかというふうに指摘をされているわけですが、この点については、総理、どう思われますか。 Angry: 0.610 Disgust: 0.287 Fear: 0.493 Happy: 0.510 Sad: 0.320 Surprise: 0.547
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02:46:00 ~ 02:46:34 岸田内閣総理大臣
統一教会の中の考え方や教えについては、これは宗教における、信教の自由に関わる問題ですので、私の立場から具体的にコメントすることは控えますが、ただ、少なくとも、私や政府あるいは自民党の考え方とは違っている、異なっているということは言えるかと思います。 Angry: 0.789 Disgust: 0.294 Fear: 0.450 Happy: 0.546 Sad: 0.200 Surprise: 0.470
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02:46:34 ~ 02:47:03 逢坂委員
すなわち、私も、この考え方、私も一人の日本人として、受け入れることはできません。自民党の考え方とも違うというふうに、総理、おっしゃられました。しかし、この間、自民党の皆さんは、こうした団体から選挙の応援を受け、集会に行って、この団体がやっていることを称賛し、しかも、これは総理にまで伝えるとまで発言した方もいるんですよね。 Angry: 0.449 Disgust: 0.318 Fear: 0.520 Happy: 0.586 Sad: 0.395 Surprise: 0.595
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02:47:03 ~ 02:47:37 逢坂委員
これは、二〇一九年、旧統一教会系の会合ですけれども、細田議長さんが行かれまして、「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの場は大変意義深い」、「安倍総理に早速報告したいと考えております」、極めて密接で、極めて評価をする発言をされているわけですよ。これはもう、自民党としての大いなる矛盾なんじゃないですか。いかがですか。 Angry: 0.722 Disgust: 0.387 Fear: 0.457 Happy: 0.454 Sad: 0.260 Surprise: 0.531
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02:47:37 ~ 02:48:11 岸田内閣総理大臣
今、三権の長の立場にあられる方の発言について、私の立場からコメントすることは控えますが、いずれにせよ、閣僚を含む多くの議員、また多くの自民党国会議員が、社会的に問題がある旧統一教会、その関連団体と接点を有したことが明らかになり、政治の信頼を損ねたということについては、率直におわびを申し上げなければならないと思います。 Angry: 0.833 Disgust: 0.243 Fear: 0.569 Happy: 0.371 Sad: 0.202 Surprise: 0.435
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02:48:11 ~ 02:48:36 岸田内閣総理大臣
その上で、これまでの自らの関係を精査し、そして明らかになったならば、これは説明責任を果たしていくこと、そして何よりも、今後、当該団体との関係を絶つということ、これを徹底していくことが重要であると認識をしております。 Angry: 0.678 Disgust: 0.223 Fear: 0.442 Happy: 0.663 Sad: 0.195 Surprise: 0.580
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02:48:39 ~ 02:49:13 逢坂委員
総理、今、関係を精査するというふうに言いました。関係を精査するためには、所属議員の十分な調査が必要です。来年の春には統一自治体選挙も控えています。地方議員を含めて、総理、しっかり調査をする、そのことを私は総理に提言をしたいと思います。そうしなければ、今回の秋葉大臣のように、次々次々また関係が後に明るみになって、本当に国民の皆さんから信頼が得られるという状況にはならない、そのことを指摘して、質問を終わります。 Angry: 0.572 Disgust: 0.344 Fear: 0.468 Happy: 0.546 Sad: 0.401 Surprise: 0.510
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Angry: 0.284 Disgust: 0.316 Fear: 0.206 Happy: 0.886 Sad: 0.687 Surprise: 0.361
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Angry: 0.215 Disgust: 0.087 Fear: 0.309 Happy: 0.909 Sad: 0.495 Surprise: 0.684
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02:49:35 ~ 02:50:01 小野委員
日本維新の会の小野泰輔でございます。どうぞよろしくお願いいたします。今日は大分冷え込んだ朝に東京もなっております。これからどんどんどんどん寒くなっていって、もう燃油代で高騰があって、そして生活にも困る方々も出てくるということで、今回の補正予算の審議は非常に大事なものだというふうに思っております。 Angry: 0.358 Disgust: 0.225 Fear: 0.457 Happy: 0.654 Sad: 0.469 Surprise: 0.527
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02:50:01 ~ 02:51:16 小野委員
私の方からは、補正予算の中で特に経済対策、そしてエネルギー高騰対策、また規制緩和、そしてまた、そもそものエネルギー、カーボンニュートラルに向けた取組について、政府の考えをお聞きをしたいというふうに思っております。まず最初に、物価対策、価格高騰対策でございます。その中で、私ども日本維新の会が政府のこのやり方についてずっと問題があるんじゃないかということを申し上げてきたことが、物価高騰対策においても補助金を、これをどんどん配っているというようなやり方が非常に多いんではないかということをまず指摘をさせていただきたいというふうに思うんですね。電気・ガス価格激変緩和対策事業というものが今回三兆一千七十四億円、そして燃料油の価格激変緩和対策事業が、これはさきにも行われておりますけれども、今回も三兆二百七十億円計上されているということで、合わせて六兆一千億円以上もの額が計上されている。 Angry: 0.465 Disgust: 0.340 Fear: 0.636 Happy: 0.419 Sad: 0.284 Surprise: 0.652
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02:51:16 ~ 02:52:05 小野委員
非常に大事な対策ではあるとは思うんですけれども、このやり方ですね。これが、例えば燃油価格高騰対策についても石油の元売会社に補助金を入れるというようなやり方を政府はされているわけなんですけれども、しかし、やはり、それで本当に消費者、国民の皆様のところにその補助金がちゃんと届くのかという問題が指摘をされています。財務省の先般の事業の精査によっても、五千五百億円をさきの補正予算によって燃油価格の激変緩和対策事業に使ったわけですけれども、このうち約百十億円が価格維持以外に使われたというようなことが指摘をされております。 Angry: 0.806 Disgust: 0.334 Fear: 0.485 Happy: 0.392 Sad: 0.249 Surprise: 0.455
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02:52:05 ~ 02:52:56 小野委員
またこのようなやり方を今回も政府として推進をされるということですけれども、まずお伺いをしたいというふうに思います。補助金を入れた石油元売の会社数、これは三十四社ということでございますけれども、今回の補正予算で新たに電気やガスに入れていきます。電気に入れていくやり方は、小売事業者に対して補助金を入れていく、そして電気の料金をそのままユーザーの皆さんに反映させるというような仕組みを取っておりますけれども、電力の小売会社というのは何社あるんでしょうか。お答えください。 Angry: 0.634 Disgust: 0.381 Fear: 0.419 Happy: 0.584 Sad: 0.369 Surprise: 0.453
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Angry: 0.497 Disgust: 0.423 Fear: 0.509 Happy: 0.620 Sad: 0.357 Surprise: 0.568
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02:53:08 ~ 02:54:04 小野委員
先ほど申し上げました石油の元売は三十四社ですけれども、電気の場合には自由化も進んだということもあって、お答えいただきましたように七百三十二社もあるということで、これを的確にウォッチして、確実に値段が下がっているのかどうかということを、これをチェックするのも非常に大変なことだというふうに思うんですけれども。これは総理にお伺いしたいと思いますが、今回の電力の価格高騰策について、先ほど申し上げたような燃油高騰対策のように、途中で事業者の支援、あるいは配賦する、値段を下げるための事務費に消えるとか、そういったことでロスすることがないのかどうか、このやり方について本当にこれで確実に消費者の皆さんに恩恵があるのかどうか、そこをお答えいただきたいと思います。 Angry: 0.334 Disgust: 0.238 Fear: 0.596 Happy: 0.437 Sad: 0.426 Surprise: 0.565
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02:54:04 ~ 02:55:06 岸田内閣総理大臣
電気料金の激変緩和事業における支援措置ですが、委員が今御指摘になられたように、事業者七百三十二社、本当に多くの事業者も関わっている、こういった実態を把握して、既存の料金システムを活用して支援額が国民の皆さんに届くようにという工夫をいたしました。すなわち、国民の皆様方お一人お一人に届く請求書、この書類の中に、どれだけの支援が行われたか、これが明記されるような仕組みを準備いたしました。できるだけ透明性を確保した方法で実施をしていきたいと考えます。そして、さらに、支援に際しては、需要家に対する販売実績、これを確認し、事後的に確定検査を実施すること、これも行いたいと思います。 Angry: 0.435 Disgust: 0.320 Fear: 0.464 Happy: 0.649 Sad: 0.427 Surprise: 0.515
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Angry: 0.746 Disgust: 0.366 Fear: 0.401 Happy: 0.491 Sad: 0.404 Surprise: 0.323
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02:55:19 ~ 02:56:16 小野委員
お答えをいただきました。是非これは徹底していただきたいと思います。総理がまさにおっしゃいましたように、透明性、説明がつくことが一番大事だというふうに思います。理想的な配り方というのは、どんな仕組みを使ったとしても、これは一〇〇%はうまくいかないというふうに思いますし、また、何らかの事務的経費が発生することだって、当然それはあることだと思います。私がこの問題について経産省にお聞きしたときも、経産省さん、非常に自信を持たれていました。本当に使っていくお金が消費者の方にそのまま行くんですというような形で、大分自信を持たれているようでしたけれども。ただ、やはり、また財務省がこれは調査することになると思いますから、本当にどれだけのお金が直接電気代の値下げに結びついたのかというような検証をしっかりしていただきたいと思っております。 Angry: 0.398 Disgust: 0.322 Fear: 0.439 Happy: 0.643 Sad: 0.423 Surprise: 0.517
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02:56:16 ~ 02:57:15 小野委員
次に、物価高騰対策に関して、我が党がずっと申し上げてきた消費税の減税、これについて、これも何回も、この予算委員会を始め様々なところで質問されていることでございますが、改めてお伺いをしたいと思います。私ども日本維新の会は、政府・与党が今やっているように、いろいろなところに配るということも、これを別に完全に否定するわけではありませんけれども、もっともっと効率的で、そして納得感があって公正性があるような給付の仕方というものを目指すべきではないかと思っております。コロナ禍や、あるいは物価高騰対策において、世界各国で付加価値税を導入しているところが消費税の引下げというものも時限的にやっているわけですけれども、これを私ども何回も何回も主張してもなかなか聞いてくださらない。 Angry: 0.551 Disgust: 0.269 Fear: 0.489 Happy: 0.466 Sad: 0.433 Surprise: 0.496
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Angry: 0.451 Disgust: 0.185 Fear: 0.588 Happy: 0.302 Sad: 0.489 Surprise: 0.644
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02:57:26 ~ 02:58:05 鈴木国務大臣
消費減税を実施しない理由ということでございますが、端的にお答えをいたしますと、消費税につきましては、急速な高齢化等に伴いまして我が国の社会保障給付費が大きく増加している中で、これをあらゆる世代が広く公平に分かち合うという観点から、社会保障の財源として位置づけられております。全世代型社会保障制度を支える重要な財源であるため、減税は考えておらないところでございます。 Angry: 0.535 Disgust: 0.285 Fear: 0.531 Happy: 0.505 Sad: 0.422 Surprise: 0.450
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02:58:05 ~ 02:59:01 小野委員
この答弁は何回も繰り返されていることではございますけれども、ちょっとパネルを御覧いただきたいと思います。資料一でございますけれども、補正予算ですね。これは非常に経産省の場合にも膨れ上がっているというようなことがございます。当初の予算、令和四年度の当初予算が一兆二千二百五十七億円なんですけれども、今回の二次補正予算、本当に、破格といいますか、物すごい跳ね上がりなんですね。先ほどの燃油高騰対策とか電気代の引下げということに使うというのも六兆ある、それを差し引いてもかなりの額に上っていて、経産省だけで十一兆一千二百七十四億円ということで、約九倍の予算額になっています。 Angry: 0.410 Disgust: 0.268 Fear: 0.558 Happy: 0.572 Sad: 0.340 Surprise: 0.627
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02:59:01 ~ 03:00:06 小野委員
そもそも、私は、経済政策を党でも一番中心にやっておるんですけれども、経産省の予算自体はもっともっと増やすべきだろうという立場です。しかし、そうであれば、当初予算でちゃんとそれを用意しなければいけないんじゃないのかというようなことがありますけれども、このように本当にはるかな規模の予算が当初ではなく補正予算で積み上げられているというようなことが起こっているわけなんですけれども。先ほど、財務大臣、社会保障費用で使っているとか、いろいろなことで消費税は下げるわけにはいかないんだというようなこともおっしゃいましたけれども、ただ、私たちは、例えば自治体のレベルで、我が党が地域政党でやっているところについては、増税もせずに、そして借金にも頼ることなく、改革を行って財源を生み出すという努力もしています。消費税を下げることはまかりならぬという一方で、これだけ補正予算の規模で、大盤振る舞いもしているというようなことで本当にいいのかと。 Angry: 0.615 Disgust: 0.342 Fear: 0.482 Happy: 0.484 Sad: 0.383 Surprise: 0.460
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03:00:06 ~ 03:00:55 小野委員
私は財務官僚の皆さんに問いたいんですよね。本当に、国の財布を預かるようなプライドを持ちながら仕事をしている人たちが、物すごく短期間の中で審査ができない、精査ができないような中で、どんどん押し切られて、補正予算の中身も、これから我が党の質問でもどんどんその中身についても質問させていただきますけれども、本当に緊要性がないものについてどんどん積み上がっている。こういったことが本当に財務省として、これは財務省のトップとして、大臣として、何かじくじたる思いがないのか、あるいは、危機意識がないんじゃないかというようなお心、お気持ちをお持ちなんじゃないかと思いますが、お伺いしたいと思います。 Angry: 0.630 Disgust: 0.224 Fear: 0.466 Happy: 0.369 Sad: 0.519 Surprise: 0.382
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03:00:55 ~ 03:01:22 鈴木国務大臣
これまで、新型コロナでありますとか物価高騰等に対しまして前例のない規模の補正予算等により対応してまいりましたが、これは、国民の命や暮らしを守るため、危機に必要な財政出動はちゅうちょなく行わなければならない、そういう考えに基づいて行ったものであり、適切な対応であったと考えております。 Angry: 0.550 Disgust: 0.240 Fear: 0.585 Happy: 0.462 Sad: 0.300 Surprise: 0.550
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03:01:22 ~ 03:02:09 鈴木国務大臣
その上で、先生から御指摘がございました、危機意識を持たなければならないのではないか、こういうことでありますが、もちろん、そうしたことも考えなければいけない、こういうふうに思っております。これまでの新型コロナ対応や累次の補正予算の編成等によりまして、財政状況がより一層厳しさを増しているということは、これはもう事実でございます。足下の喫緊の課題である物価高騰等に対しては切れ目のない対応を行い、万全を期してまいりますが、目の前の課題に必要な対応を行っていくことと中長期的な財政健全化に取り組むことは決して矛盾するものではないと考えます。 Angry: 0.477 Disgust: 0.303 Fear: 0.618 Happy: 0.396 Sad: 0.361 Surprise: 0.572
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03:02:09 ~ 03:02:35 鈴木国務大臣
財政は国の信頼の礎であり、新型コロナへの対応という例外からの脱却、平時への移行、これを図りながら、歳出歳入両面の改革の取組を続けまして、経済再生と財政健全化の両立に取り組んでいかなければならない、そのように考えております。 Angry: 0.634 Disgust: 0.278 Fear: 0.439 Happy: 0.613 Sad: 0.352 Surprise: 0.428
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03:02:35 ~ 03:03:08 小野委員
お答えをいただきましたけれども、来年はこんな補正予算はないようにやはりしなければいけないというふうに思うんですね。今、鈴木大臣、危機的な状況、いろいろと、燃油高騰、物価高、そしてまだコロナも続いているとかというようなことをおっしゃいましたけれども、ただ、やはりやり方があるだろうと思います。そのことはもう年度の初めから分かっていたことですし、やはり、予算が、圧倒的に、百兆円も超えている中にあっても、更にまた三十億円も計上される。 Angry: 0.284 Disgust: 0.263 Fear: 0.619 Happy: 0.583 Sad: 0.392 Surprise: 0.638
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03:03:08 ~ 03:04:00 小野委員
これを、何か、いろいろと緊急的に対応しなければいけないけれども、みんなが麻痺していること自体が国家の危機なんじゃないのかというように私は思っています。私も地方自治を行政、執行部の立場でやっておりましたけれども、自民党の県議の方々も、これだけの補正予算が積まれると、やはりめちゃくちゃ怒られます、これは本当に緊要性があるのかと。これは与野党を問わず、やはりそういう問題意識を地方議会は持っています。それはなぜかというと、地方の場合には、それこそ財務省、そして総務省から頭を押さえられていて、勝手に借金をどんどん、これを重ねることができない構造にあるからです。そういった緊張感が与野党共に、地方行政、地方政治ではあるわけなんですけれども。 Angry: 0.672 Disgust: 0.286 Fear: 0.563 Happy: 0.309 Sad: 0.369 Surprise: 0.484
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03:04:00 ~ 03:04:33 小野委員
でも、政府がこのように巨額な補正予算を積んでしまえば、それを地方が執行しなければいけないわけですね。そうやって、日本全体がだんだんだんだん、ぬるま湯につかってゆでガエルになっていくように、危機を危機と思わなくなる。こういうことがまた来年も繰り返されるようであれば、本当に日本は信認を失ってしまうんじゃないかというふうに思いますけれども、総理もこの危機意識についてどうお考えか、お答えいただきたいと思います。 Angry: 0.465 Disgust: 0.232 Fear: 0.622 Happy: 0.347 Sad: 0.467 Surprise: 0.510
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03:04:33 ~ 03:05:23 岸田内閣総理大臣
まず、財務大臣からお答えさせていただいたように、今、目の前の経済的な危機に対してしっかり迅速に対応しなければいけないという直近の課題と、そして中長期的に日本の財政の健全化を考えていかなければならないという課題、これは両立させなければならない課題であり、そして、日本の財政に対する信頼、これは間違いなく我が国の信頼の礎になるものでありますから、国際社会あるいは市場からの日本の財政に対する信頼をしっかり維持するべく、この二つをコントロールしていかなければいけない、これが政府の立場だと思います。 Angry: 0.753 Disgust: 0.171 Fear: 0.537 Happy: 0.359 Sad: 0.289 Surprise: 0.430
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03:05:23 ~ 03:06:21 岸田内閣総理大臣
そして、補正予算、大変大きなものになった、そしてこうしたことを繰り返してはならないと委員おっしゃいましたが、補正予算は、その時々における日本の経済社会の状況あるいは国民生活を守るために何が必要なのかという問題意識、あるいは危機感の表れであると思います。当初予算と比べて、今、何が求められているのか。委員、パネルで、経済産業省の予算、補正で十一兆一千二百七十四億円になった、これは当初予算と比べてこんなに大きくなっている、この御指摘、これは数字はそのとおりでありますが、この中身は、委員も一部触れられましたが、そのうちの六兆円は、先ほど来議論になっております電気、ガス、燃料油、これに対する激変緩和措置です。 Angry: 0.520 Disgust: 0.292 Fear: 0.601 Happy: 0.449 Sad: 0.299 Surprise: 0.625
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03:06:21 ~ 03:07:12 岸田内閣総理大臣
それから、あと二兆円は、今我が国の経済の強靱化が問われている中であって、サプライチェーンを強化する、あるいは半導体等の重点投資をしっかりと応援する、こういった予算が二兆円含まれている。さらには、賃上げを是非実現しなければいけないということで、継続な賃上げの促進のための中小企業支援、これが〇・八兆円盛り込まれているなど、これは、今の経済の状況に対して政府として的確に何をしなければいけないか、こういった問題意識の下に各項目を積み上げ、結果として補正予算において経済産業省の予算がこうした数字になったということであります。 Angry: 0.433 Disgust: 0.327 Fear: 0.561 Happy: 0.616 Sad: 0.283 Surprise: 0.587
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03:07:12 ~ 03:07:56 岸田内閣総理大臣
これは、来年以降も、状況はどんどんと変化するわけですから、その状況の中で的確に何が求められているのか、これは政府は判断していかなければならないと思います。もちろん、額、規模についても、冒頭申し上げたように、財政の信頼を維持していくこと、大変重要でありますが、その一方で、補正予算においては、激動する経済状況の中で何が求められるのか、これを的確に政府が判断し、そして経済対策として応援するために予算を用意する、こういった姿勢は絶えず維持していかなければいけないのではないか、このように思っています。 Angry: 0.531 Disgust: 0.257 Fear: 0.457 Happy: 0.493 Sad: 0.435 Surprise: 0.466
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Angry: 0.393 Disgust: 0.259 Fear: 0.548 Happy: 0.441 Sad: 0.576 Surprise: 0.593
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03:08:03 ~ 03:09:18 小野委員
おっしゃるような、私も、この経済政策、日本の経済を再び復活させるために必要な予算も入っているとは思っています。ただ、後ほど我が党の議員からもたくさん指摘があると思いますが、そもそも執行できるのかどうかというような額でもありますし、また、基金で積んでしまうことによって国会のチェック、本当に十分に働くのかというようなこともありますし、本当に、当初予算でしっかりと十分な審議をした形での、単年度主義という原則が今あるわけですし、それはやはり、こののりを政府としてしっかりと持つべきだろうということ、これを指摘しておきたいというふうに思います。この議論、かなり総理の答弁も力が入って長かったので、ちょっと次に移りたいと思いますけれども、その中身ですね。どういうふうに予算を、ちゃんと、例えば経済対策であれば、皆さんに、本当に必要なところに届くようにするのかということについて、私は、これは国民の皆さんも多く疑問を持っていらっしゃると思いますけれども、住民税の非課税世帯に対しての給付というものが、これが昨年の十一月にも閣議決定なされましたし、今年の九月もそうです。 Angry: 0.504 Disgust: 0.234 Fear: 0.432 Happy: 0.623 Sad: 0.333 Surprise: 0.576
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03:09:18 ~ 03:10:03 小野委員
そのようなことをやられている。あるいは、児童扶養手当とか、あるいは、今回、四月以降に生まれた子供たちとか、こういうふうにいろいろ配って、これは様々苦労して、どこに配るのかということを毎回毎回お考えになっていると思うんですけれども、そもそもやはりすごく不公平で、そして、本当に効果があるのかということが明らかにならないような配り方を繰り返しているんじゃないかというふうに思います。これは何でこうなっているのかというと、やはり私はDXだというふうに思うんですね。これはもう皆様いろいろ苦労されているとは思いますけれども、なかなかDXが進まない。 Angry: 0.450 Disgust: 0.291 Fear: 0.595 Happy: 0.370 Sad: 0.431 Surprise: 0.606
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03:10:03 ~ 03:11:05 小野委員
特に、マイナンバーカードによって所得を捕捉する、あるいは、それぞれの御家庭あるいはそれぞれの方々がどんな状況に置かれていて、どういうことに困っているかということが政府が分からないので、的確にプッシュ型で支援することができない、こういうことが続いているわけです。国民の皆様も、特例定額給付金の十万円が配られたときに、私も半年間ぐらいやはり来るまで待ちましたけれども、この状況が、もう二年半たっているのに、政府は全然改善をされていない。私もIT系のコンサル会社にいましたけれども、こんなプロジェクトをやっていたら普通は首になってしまいます。プロジェクトマネジャーもプロジェクトのリーダーも当然首ですよ。これがやはり、今本当に生活が苦しくなったり、あるいは物価が上がってきつくなっている人たちに、ちゃんと適宜適切に、そして、海外の先進国であれば給付が決定されれば一週間もたたないうちに給付されるような仕組みというものを、この間二年半も、政府・与党、時間があったわけですけれども、なぜ進まないのか。 Angry: 0.467 Disgust: 0.305 Fear: 0.545 Happy: 0.486 Sad: 0.448 Surprise: 0.515
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03:11:05 ~ 03:11:32 小野委員
やはり、そこが本当に、我々は、今、世界は多様化していて、そしていろいろな問題に対してきめ細かく対応しなければいけないのに、それができていないということがずっと続いているんだと思いますが、これを打開するつもりは、総理、あるんでしょうか。 Angry: 0.304 Disgust: 0.115 Fear: 0.594 Happy: 0.391 Sad: 0.631 Surprise: 0.612
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03:11:32 ~ 03:12:02 河野国務大臣
問題意識は全く同じだと思っております。現在は、公金受取口座登録法に基づいて特定公的給付に指定をすると、自治体における支給事務の効率化をすることができるようになっております。これまでに、昨年五月の制度開始以来、七件の国の給付金、九十件程度の自治体独自の給付金が特定公的給付に指定されて、マイナンバーを用いた給付につながっているところでございます。 Angry: 0.348 Disgust: 0.309 Fear: 0.641 Happy: 0.536 Sad: 0.359 Surprise: 0.655
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03:12:02 ~ 03:12:35 河野国務大臣
恐らく委員は、もっとリアルタイムに所得を把握して給付をせよというお考えなのではないかと思っておりますが、今のところ、残念ながら、前年の確定申告のデータしかございませんので、改善の余地というのはいろいろ検討しなければならないんだろうと思いますが、まずはこの制度をしっかり活用してまいりたいと思っております。 Angry: 0.438 Disgust: 0.211 Fear: 0.499 Happy: 0.371 Sad: 0.612 Surprise: 0.494
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03:12:35 ~ 03:13:18 岸田内閣総理大臣
今、河野大臣の方からマイナンバーを用いた特定公的給付の指定制度について紹介がありましたが、まだ、活用につきましては、国主体の給付金で七件、自治体独自の給付金で九十件、こうした件数にとどまっています。これを拡大していくこと、これはもちろん考えなければいけませんし、マイナンバーあるいはマイナンバーカードの普及等を通じて、よりこうした迅速な行政に結びつけていく、こうした姿勢は重要だと思います。 Angry: 0.361 Disgust: 0.226 Fear: 0.451 Happy: 0.796 Sad: 0.347 Surprise: 0.594
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Angry: 0.435 Disgust: 0.209 Fear: 0.276 Happy: 0.769 Sad: 0.576 Surprise: 0.393
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03:13:29 ~ 03:14:02 小野委員
これは、もう時間がたっておりますので、本当に、岸田総理が在任中にでもやらなければいけないことだというふうに思います。IT化というのは、デジタル化というのは、これはトップダウンがなければできません。例えば大手の企業でも、システムの統合に失敗しているところというのはリーダーシップがないんですね。ですから、様々な御不安の声とかが国民の皆さんからもあります、デジタル化にして自分の情報が政府に握られてしまったらどうしようかということがありますけれども。そこはしっかりと、セキュリティーをちゃんと担保した上で、すごく今メリットがやはりあるわけですね。 Angry: 0.406 Disgust: 0.256 Fear: 0.600 Happy: 0.454 Sad: 0.418 Surprise: 0.621
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03:14:02 ~ 03:15:06 小野委員
これだけ一人一人が困っている状況が違う世の中にあって、政府が迅速に対応するために必要なのがデジタル化なのだということを、これを、政府の代表として、国のリーダーとして、総理がちゃんとメッセージを発して、そして、反対をしている方々に対しても納得していただく。そして、その批判は、本当に何か事故があってセキュリティーが侵されたときに責任を取る、そのときに追及してくれというふうに、いろいろな立場の政治家も政党もありますけれども、そのことをやはり共通認識としてやらなければいけないんだというふうに思っています。大分、前半でかなり時間を使ってしまいましたが、もうぱっぱといきたいというふうに思います。配り方の問題としては、国交省の予算でも、例えば高速道路料金の引下げというものを延長するという措置をされておりますけれども、これは何で大口や多頻度だけが対象になっているんでしょうか。 Angry: 0.612 Disgust: 0.309 Fear: 0.512 Happy: 0.322 Sad: 0.424 Surprise: 0.472
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03:15:06 ~ 03:16:02 斉藤(鉄)国務大臣
高速道路料金の割引制度ですが、目的は、一般道路の沿道環境の改善とか観光需要の喚起などございます。こういう各種割引制度がございます。御質問は、なぜ大口・多頻度だけ今回の補正予算で拡充しているのか、こういう御質問だと思います。この大口・多頻度割引につきましては、主に二つ。一つは、主に業務目的で高速道路を利用する機会の多い車の負担を軽減することによって、広く国民の暮らしや日本経済の下支えとなる物流を支援していく必要があること。二つ目に、物流関係業界の皆様から一様に御要望をいただいていること。これらを踏まえまして、経済情勢に鑑み、これまで補正予算を活用して最大割引率を四〇%から五〇%に引き上げてまいりました。 Angry: 0.535 Disgust: 0.389 Fear: 0.475 Happy: 0.621 Sad: 0.367 Surprise: 0.484
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03:16:02 ~ 03:16:18 斉藤(鉄)国務大臣
現在御審議いただいている今回の補正予算案においても、先ほど申し上げた事情が継続しており、現在の拡充措置を引き続き実施する必要があるため、必要な経費を計上しているというところでございます。 Angry: 0.578 Disgust: 0.252 Fear: 0.476 Happy: 0.582 Sad: 0.332 Surprise: 0.543
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03:16:18 ~ 03:17:00 小野委員
一様に業界が要望しているということでございましたが、まさに業界団体を重視してやっている政策だというふうに私は思います。中小零細のトラック事業者、私もこの間お会いしたら、やはり今本当に困っているんですね。そういったところに対して、そもそも高速道路というのは国民の共通財産ですよね。それを、もっともっとコストを安くして利用できることが経済の発展にもつながりますし、また、今のように燃油代が上がっている、そして、トラックの運転手さんのお給料も上げていかなきゃいけない、そういうところで、やはり廉価で使いやすいインフラをつくっていくというのが、これが国交省の役割だというふうに思うんですね。 Angry: 0.433 Disgust: 0.250 Fear: 0.526 Happy: 0.523 Sad: 0.400 Surprise: 0.624
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03:17:00 ~ 03:18:06 小野委員
それをやはり、もっともっと幅広い声を聞いて、大手だけではなくて様々な方々の思いを聞いて、全ての道はローマにつながるというような格言がありましたけれども、それが高くちゃ駄目なんですね。そして、それが全ての人たちに開かれていなきゃいけないということを、これは私も毎回申し上げていることですが、本当に、これは国交省、やっていただきたいと思います。総理にもコメントしていただきたいんですが、時間がないので次に行きたいというふうに思います。お許しください。次に、エネルギー問題についてです。カーボンニュートラルを達成するために、二〇三〇年で野心的な目標というものをマイルストーンとして政府は定めておりますけれども、これに対してかなりまだほど遠い状態だと思います。特に、原発の再稼働が進んでいないということで、これが二二%の目標に対して六・九%、二〇二一年段階ですね、ということになっています。 Angry: 0.495 Disgust: 0.325 Fear: 0.432 Happy: 0.557 Sad: 0.481 Surprise: 0.481
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03:18:06 ~ 03:19:15 小野委員
これは、非常に今の現状は厳しいというふうには思いますけれども、私もこの間、九州の様々な方々と一堂に集まって議論する場がありました。そこで希望を見たんですね。九州のカーボンニュートラルに対する取組はどうなっているかというと、お手元の資料のように、昨年段階で原発は三六%の電源構成比率を達成をしています。そして、再生可能エネルギーも二一%ということで、今、カーボンニュートラルの電源が五七%ということで、二〇三〇年の六割に匹敵するような実績値を出しています。そういうことで、私たち、本当に日本がカーボンニュートラルを実現できるのかどうかということは、漠然とした不安があると思いますけれども、私は、こうやって、それぞれの地域ごとで、特に再生可能エネルギーをどんどん増やしていかなければいけないのであれば、中央集権的な考え方、政府が中央で全部決めるのではなくて、それぞれの地域でカーボンニュートラルを目指すんだという動きを促進した方がいいというふうに思っているんですけれども。 Angry: 0.385 Disgust: 0.249 Fear: 0.481 Happy: 0.658 Sad: 0.384 Surprise: 0.598
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03:19:15 ~ 03:19:52 小野委員
この二〇三〇年の再エネの野心的な見直しを実現できるのかどうかということを西村大臣にお聞きしたいと思います。また、あわせて、総理にも、エネルギー政策というのは、やはり私は、これはそもそも再エネを増やさなければいけないということであれば、分権型でエネルギー政策もやるべきだ。例えば、九州の知事会を中心にして、そこにエネルギー政策を入ってもらうとか、そういった分権型の進め方をやはりやるべきじゃないかと思いますが、この点について総理にお伺いしたいと思います。 Angry: 0.516 Disgust: 0.302 Fear: 0.376 Happy: 0.619 Sad: 0.436 Surprise: 0.502
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03:19:52 ~ 03:20:05 西村(康)国務大臣
まず、委員御指摘の九州エリアでは、太陽光発電を中心に再エネの導入が進んでおります。昨年、二一年度の再エネ比率は、発電電力量ベースで約二四%になっております。 Angry: 0.255 Disgust: 0.271 Fear: 0.535 Happy: 0.687 Sad: 0.354 Surprise: 0.702
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03:20:05 ~ 03:21:20 西村(康)国務大臣
他方、太陽光発電の発電量が多い日中には電力供給が需要を上回るということもありますので、二一年度には年間で約四%の再エネの出力制御が発生しております。そこで、経産省では、更なる再エネ導入、できるだけ導入するということを進めるべく、いわゆるオンラインで直接自動で制御できる、オンライン制御による再エネの出力制御時間の短縮、あるいは蓄電池の導入、余剰なときに水電解で水素を製造する、こういった活用を進めていきたいというふうに考えておりますし、九州と大需要地をつなぐ地域間の連系線の整備も進めていきたいと思っております。加えて、九州は更に洋上風力の導入も有望でありますので、年内には長崎県西海市の江島沖におきまして約四十万キロワットの案件の公募を開始する予定であります。御指摘のように、エネルギーミックスの中で再エネ三六%―三八%、これはなかなか厳しいんですけれども、九州エリアにおいてもこうした取組を通じ、また、各地でこうした取組を通じながら、再エネの最大限の導入を進めていきたいというふうに考えております。 Angry: 0.310 Disgust: 0.305 Fear: 0.474 Happy: 0.541 Sad: 0.494 Surprise: 0.588
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03:21:20 ~ 03:22:00 岸田内閣総理大臣
委員の方から私に対しては、再エネに関しまして分散型あるいは地方分権型の取組が重要ではないかという御質問でありますが、御指摘のように、地域の自然環境など実情に即した地方分権型の発想の取組、これは重要だ、再エネの場合、大変重要であると思います。ただ一方で、再エネの場合、再エネ適地とそうしたエネルギーの需要地、電気の需要地、これが離れている、こういったケースが大変多くあります。 Angry: 0.255 Disgust: 0.319 Fear: 0.612 Happy: 0.532 Sad: 0.497 Surprise: 0.551
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03:22:00 ~ 03:22:45 岸田内閣総理大臣
そういったことから、この隔たりを埋めるために、系統制約、系統について考えなければいけない、こうした条件を克服していかなければいけない、こうした地域を超えた取組、全国規模の取組も必要になってくるということなんだと思います。結論として、地方分権型の発想と、そして地域を超えた全国的な取組、両方を追求することによって、それらが相乗効果を発揮して、そして結果につながる、こうしたものであると認識をしています。御指摘の点も大変重要なことだと思いますが、両面考えていきたいと思っています。 Angry: 0.356 Disgust: 0.252 Fear: 0.515 Happy: 0.596 Sad: 0.476 Surprise: 0.555
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03:22:45 ~ 03:23:09 小野委員
総理がおっしゃることは、もちろんもっともなんですね。九州で豊富な再生エネルギーが発電された場合に、系統連系をもっと増強してほかに送れるというようなことは、これは政府がやらなきゃいけない、広域的にやらなきゃいけないことですが。ただ、やはり、私も再生可能エネルギーの導入の現場を見ていて、地域に裨益をしていない形での、つまり地域の皆さんが喜ぶような形での投資が行われていない。 Angry: 0.416 Disgust: 0.261 Fear: 0.513 Happy: 0.542 Sad: 0.417 Surprise: 0.612
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03:23:09 ~ 03:24:06 小野委員
つまり、大資本が海外やあるいは東京から地方の方にどんどんどんどん投資をされていって、そしてメガソーラーだらけになって景観が壊れていく。あるいは、再生可能エネルギー賦課金は、これは例えば九州であれば九電管内のユーザーが払っているんですけれども、その払っているものの利益というのは九州外のところに、ポケットに入ってしまう。こういうことがあれば当然歓迎されないわけですね。ですから、やはり、地方においてちゃんと再生可能エネルギーが進んでいくようなこの分権の取組というのを、是非目に見える形で進めていただきたいと思います。そして、残り時間も限られてまいりました。端的にお答えをいただきたいというふうに思います。私も、経産委員会のときに質問して、そのときには大臣を呼べなかったのでお答えいただかなかったんですけれども、てんぷら油を再生させて、これをBDFにするというような、今非常に優れたものが出てきています。 Angry: 0.445 Disgust: 0.329 Fear: 0.455 Happy: 0.525 Sad: 0.559 Surprise: 0.463
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03:24:06 ~ 03:24:39 小野委員
このパネルが、今、熊本空港で、BDFを三〇%軽油に混ぜて、そして運転をして実証実験をしている。これは経産省にも非常に御努力をいただいておりますけれども、まだ日本ではBDFを軽油に混ぜると全体に課税されてしまうということが起こっているんですが、これは何で解消できないんでしょうか。 Angry: 0.438 Disgust: 0.297 Fear: 0.616 Happy: 0.458 Sad: 0.376 Surprise: 0.619
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03:24:39 ~ 03:25:05 松本国務大臣
小野委員にお答え申し上げたいと思います。GX推進は大変重要な政策テーマであるというふうに認識しております。ただし、同時に、税を課す、課税をするに当たっては、適正性を確保するということは必須でございます。軽油引取税については、課税対象となっていない重油や灯油などの混和による不正軽油が問題となっております。 Angry: 0.369 Disgust: 0.389 Fear: 0.518 Happy: 0.634 Sad: 0.446 Surprise: 0.521
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03:25:05 ~ 03:26:00 松本国務大臣
このような混和による課税逃れが生じないように、混和された軽油については、その全体を課税対象として軽油引取税を課す仕組みとしております。このため、御指摘のバイオディーゼル燃料が混和された軽油についても、課税対象となる引取りの時点における軽油全体に対して軽油引取税を課すこととしているところでございます。他国において、フランスのように、燃料に含まれる再生可能エネルギーの割合に基づき税を軽減している例もあるものと承知をしておりますが、御指摘のような特例措置の可能性については、混和されたバイオディーゼル燃料の数量を正確に把握する仕組みが必須であること、重油や灯油などの混和による不正軽油との区別をつけなければならないことを考えますと、適正な課税を担保することが難しいことから、そのような特例措置を全国的に実施することは困難であると考えております。 Angry: 0.500 Disgust: 0.398 Fear: 0.595 Happy: 0.533 Sad: 0.263 Surprise: 0.550
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03:26:00 ~ 03:26:43 松本国務大臣
なお、兵庫県では、脱炭素社会を目指し、再生可能エネルギーの供給体制の強化や地域のバイオマス利活用促進に貢献するために、特定の事業者との間で、製造、流通過程を正確に把握する仕組みを構築した上で、バイオディーゼル燃料と混和した軽油のうち、バイオディーゼル燃料相当分について軽油引取税を免除する独自の制度を設けていると承知をしておりますが、適正性を担保しなければならず、制度を利用する者には必要な手続をお願いをしているというふうに聞いております。 Angry: 0.332 Disgust: 0.210 Fear: 0.489 Happy: 0.782 Sad: 0.255 Surprise: 0.636
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03:26:43 ~ 03:27:11 小野委員
兵庫県はやれているわけですよね。これは、一生懸命総務省も勉強されたのか、あるいは地元の西村大臣に教えてもらったのか分かりませんが。それだったら、先ほど私が申し上げた分権型で、どんどんやってくださいよと総務省は言えばいいじゃないですか。それをやらないで、今本当に、てんぷら油をみんなが集めて、そして、それを再生可能エネルギーに使っていこうと、大阪万博でも、おかげさまで、経産省さんにも頑張っていただいて、やるんですよね。 Angry: 0.404 Disgust: 0.253 Fear: 0.479 Happy: 0.587 Sad: 0.503 Surprise: 0.566
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03:27:11 ~ 03:28:06 小野委員
それを後押しするような仕事の仕方をもうちょっと総務省でやっていただきたい。いつまでも同じような答弁を繰り返していては、カーボンニュートラルなんてやはり進まないんですよね。積み重ねてやっていくべきだというように思います。それでは、最後に、今度はまた国交省さんにお伺いしますけれども、船舶の問題です。小型のモーターボート、これは電化が今進んでいるんですけれども、日本では全然、なかなか、モーターショーに行っても、ボートショーに行っても展示がされていないというような状況ですが、海外では小型のものがだんだん電化しているんですね。もうヨーロッパで売られているものを、システムをこちらに持ってきて、それを日本の造船所で組み立てて造ろうとしても、国交省の規制が邪魔になって造れないんです。様々なデータを提出しなきゃいけないということになっているんですが、私は、やはり日本の経済が衰退しているというのはこういう態度にあるんじゃないかと思うんですね。 Angry: 0.558 Disgust: 0.302 Fear: 0.470 Happy: 0.430 Sad: 0.503 Surprise: 0.467
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03:28:06 ~ 03:28:45 小野委員
海外でちゃんと認められているものは、その基準がどういうものかをちゃんと察知して、これだったらいいよと、ずばっと国交省が出すという動きをしないと、今、国内の船外機メーカーというのは、これはトップシェアにありますけれども、また半導体とか蓄電池とか、そういうのと同じようなことを繰り返すと思うんですね。電化にちゃんとついていくような規制の在り方、これを国交省がもっともっと意識を持ってやらないと産業を潰すことになっちゃう。こういうことについて、国交省はこれからどういうふうにしていくのか、お答えいただきたいと思います。 Angry: 0.644 Disgust: 0.252 Fear: 0.473 Happy: 0.432 Sad: 0.401 Surprise: 0.503
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03:28:45 ~ 03:29:02 斉藤(鉄)国務大臣
今、二つ御指摘があったと思います。一つは、海外で認証されたものを日本に導入するときにどうするかという問題と、そもそも新しい電気駆動の船外機の認証そのものをもう少し簡素化すべきではないかという御指摘があったかと思います。 Angry: 0.350 Disgust: 0.312 Fear: 0.598 Happy: 0.671 Sad: 0.321 Surprise: 0.613
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03:29:02 ~ 03:30:14 斉藤(鉄)国務大臣
第一点でございますが、既に海外で認証されたものについては、国際標準化機構、ISOや、国際電気標準会議、IECの国際標準と整合させて国内の安全基準を定めておりますが、それと同等のものであれば、海外で認定されたものはそのまま日本でも使えるということにしております。ただ、海外で、製造した国にそれがない場合は、日本できちっとこの認定をさせていただく、その作業をする。二点目は、その日本での認定について簡素化すべきではないかということでございますが、これは安全に関わるものでございます。きちっと専門家の意見も聞きながら現在も認定をやっておりますけれども、委員御指摘の、合理化すべきものは合理化するということ、そして、電気で動く船外機の国際市場において日本がリーダーシップを取っていくような産業になること、このこともしっかり見据えながら基準について考えていきたいと思っております。 Angry: 0.413 Disgust: 0.246 Fear: 0.496 Happy: 0.653 Sad: 0.360 Surprise: 0.608
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03:30:14 ~ 03:30:40 小野委員
船外機の事例は本当に一例なんですね。やはり、安全性はもちろんないがしろにしてはいけませんが、ただ、我々の国で富を生み出す産業を役所が足を引っ張らない、そういう姿勢をやはり国交省が持つというのは非常に大事だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。総理にももっと聞きたいことがあったんですが、残念ながら時間がなくなりました。午後の我が党の質問でまたさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 Angry: 0.457 Disgust: 0.282 Fear: 0.368 Happy: 0.637 Sad: 0.549 Surprise: 0.441
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04:24:39 ~ 04:24:58 古川(禎)委員長代理
休憩前に引き続き会議を開きます。質疑を続行いたします。この際、馬場伸幸君から関連質疑の申出があります。小野君の持ち時間の範囲内でこれを許します。馬場伸幸君。 Angry: 0.512 Disgust: 0.310 Fear: 0.427 Happy: 0.671 Sad: 0.432 Surprise: 0.525
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04:25:00 ~ 04:26:00 馬場(伸)委員
日本維新の会の馬場伸幸でございます。昨日はサッカーのワールドカップがございまして、総理も御覧になられましたか。御覧になられた。結果は残念な結果でありましたけれども、やはりスポーツというものは、多くの国民に夢や希望を与えて、そして、わくわくどきどき、こういう臨場感が感じられて、非常にすばらしいものであるなと改めて感じたところでございます。昨日のワールドカップのテレビの瞬間最高視聴率が五八%ということで、国民の二人に一人が見ていたという勘定になるわけでございます。開催国カタールということでございますが、カタールというのは、日本語に直訳しますと噴出という意味だそうでございます。 Angry: 0.324 Disgust: 0.309 Fear: 0.461 Happy: 0.678 Sad: 0.463 Surprise: 0.609
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04:26:00 ~ 04:27:16 馬場(伸)委員
外務大臣もいらっしゃいますけれども、その名のとおり、石油とか天然ガスが豊富にあるという国でございまして、昔は漁業とかそういうことで細々と暮らしをしておられたようですけれども、今、カタールは非常に金持ちの国と言われておりまして、国民に対しても、所得税、医療費、電気代、電話代、全て無料です。そして、大学を出ると十年間国から土地が貸し与えられて、十年たつと自分のものになるというような、すばらしい国だなというふうに思います。政治家たるもの、やはり、日本の状況は、人口も違いますし、資源があるかないかというようなこともあって、カタールと同じようにはいかないということはよく分かっていますけれども、そういう方向を目指して政治をやっていくということが私は必要だと思います。 Angry: 0.459 Disgust: 0.258 Fear: 0.474 Happy: 0.708 Sad: 0.331 Surprise: 0.557
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04:27:16 ~ 04:28:28 馬場(伸)委員
片方では、我々の日本、国民負担率もどんどんどんどんと上がって、税金や社会保険料の増加ということで、総理、今、最新の国民負担率は四四・六%になっているんですね。石川啄木さんが昔、「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢつと手を見る」と詠まれたと言われていますけれども、本当に、日本の普通の国民は、幾ら働いても可処分所得が増えないな、経済的な余裕は出てこないなということが率直な感想であると思いますし、大変失礼ながら、岸田内閣に対する評価も、今日は午前中からありました統一教会の話であるとか経済対策の話であるとか、そういうことに対する不満もあるんでしょうけれども、とにかく、何かあれば税金が上がる、何かあれば自分たちの負担が増やされる、こういう国でいいのかということを今の日本国民は強く感じていると思います。 Angry: 0.645 Disgust: 0.244 Fear: 0.490 Happy: 0.448 Sad: 0.308 Surprise: 0.500
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04:28:28 ~ 04:29:08 馬場(伸)委員
それが、昨日発表された各メディアの内閣支持率等にもはね返っているのではないかなというふうに思います。私たち日本維新の会は、基本的に、国民の負担を減らして、納税者が満足できるような、国民が納得のいくような、そういう政治をやっていくということをスローガンに掲げてまいりました。できるだけ国民の負担を減らしていく、それをやりながら行財政改革も行って、その財源を将来への投資に回していく。 Angry: 0.682 Disgust: 0.404 Fear: 0.379 Happy: 0.512 Sad: 0.439 Surprise: 0.385
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04:29:08 ~ 04:30:18 馬場(伸)委員
これは言っているだけじゃないんです。有言実行でやってきたという、もう既に実行例がありますので。自民党さんとの大きな違いは、私は、そこにあるのではないかなと。財源がなくなれば増税する、いろいろな社会保障制度が困窮してくると負担を増やす、また、年金を始めとするそういった給付も先延ばしするとか、そういうことであれば、私は政治家は要らないと思います。AIでやった方がきちっと緻密な計算ができて、AIに任せておけば政治ができるのではないかな、もっと言えば、AIでやった方がより効率的になって、無駄なこともどんどんと排されていくのではないかなというふうに考えておりますので、是非、今日はそういった観点で総理と議論させていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 Angry: 0.514 Disgust: 0.324 Fear: 0.473 Happy: 0.517 Sad: 0.414 Surprise: 0.519
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04:30:18 ~ 04:31:22 馬場(伸)委員
まず最初に、防衛費の問題であります。総理は、この臨時国会冒頭の本会議で、私の代表質問の答弁といたしまして、安保の、防衛三文書の閣議決定前の協議について、これは国会で議論する機会が全くありませんので、党首間でのやり取りも含めて検討すると、私の質問に対して御答弁をいただきました。いよいよ自公協議も煮詰まってきているやに聞いておりますけれども、もう年末まであと一か月しかありませんので、ぼちぼちその協議を始めていただく時期が来ているのではないかなと思いますが、いつやっていただけるのか、今の総理のお考えをお聞きしたいと思います。 Angry: 0.538 Disgust: 0.315 Fear: 0.425 Happy: 0.636 Sad: 0.365 Surprise: 0.509
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04:31:22 ~ 04:32:10 岸田内閣総理大臣
国防費につきましては、今、新たな国家安全保障戦略の策定の議論と併せて行っているところですが、国会においての説明は、こうした国会の審議の中で様々な形で、政府の取組や考え方については説明させていただいています。しかし、その上で、委員御指摘の公党間の、党首間のやり取りも含めた議論につきましては、是非、できるだけ近いうちに調整をさせたいと思います。 Angry: 0.709 Disgust: 0.231 Fear: 0.319 Happy: 0.673 Sad: 0.226 Surprise: 0.504
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04:32:10 ~ 04:33:03 馬場(伸)委員
防衛三文書の件については、再三、有識者会議も行われています。先週二十二日に有識者会議が開かれまして、その報告書、私の元にも届いています。これまで、本会議、またこの予算委員会等で盛んに、防衛力の増強というものについて、中身がどうなのかというような議論はなされてきたというふうに思いますし、昨日、テレビの朝の討論でも、そういったことに集中して各政党が意見を述べるということがございました。おおむね方向性としてはほとんどの政党が一致しているのではないかなというふうに思いますが、肝腎なのは、総理、やはり財源なんですね。 Angry: 0.413 Disgust: 0.253 Fear: 0.530 Happy: 0.610 Sad: 0.325 Surprise: 0.663
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04:33:03 ~ 04:34:11 馬場(伸)委員
財源の確保をどうするかということが一番の焦点になってくると思います。昨日のテレビでも、五年で四十兆とかいう数字が飛び交っていまして、公明党さんの方が逆に、いやいや、そんないっぱい認められませんよとかいうような、与党間でもまだまだ足並みがそろっていないんだなという思いで議論も聞かせていただいておりましたが、先週、有識者会議の報告書を拝見しますと、後半で、この財源の確保についても明記がされています。重要ですのでちょっと読み上げさせていただきますが、「財源確保の検討に際しては、まずは歳出改革により財源を捻出していくことを優先的に検討すべきである。透明性の高い議論と目に見える歳出の効率化を行うことにより、はじめて追加的な財源確保についての国民の理解が得られるものであることを忘れてはならない。」と。 Angry: 0.606 Disgust: 0.352 Fear: 0.538 Happy: 0.496 Sad: 0.321 Surprise: 0.448
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04:34:11 ~ 04:35:10 馬場(伸)委員
これはすばらしい報告書だと思うんですね。これは防衛費のことだけに当てはまることではありません。私が冒頭に申し上げたような、今の日本の国の財政全般について言えることではないかなというふうに感じたところでありますが、財源論に入る際には、私は、まず、国を守るということの必要性を国民の皆様方にきちっと説くということが大事だと思うんですね。自衛隊だけで日本の国を守れるわけではありません。やはり日本国民全員でこの国家と我々の財産、生命を守っていくという大前提を国民に御理解をいただくということが、まず最初の入口論だというふうに思います。 Angry: 0.716 Disgust: 0.399 Fear: 0.452 Happy: 0.449 Sad: 0.299 Surprise: 0.482
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04:35:10 ~ 04:36:15 馬場(伸)委員
その上で、我々政治家が、維新の会が出てきたらまたそれかと言われるか分かりませんが、身を切る改革を行って、徹底的な行財政改革をやる。それと経済成長ですね、岸田総理も御就任当時はおっしゃっておられた、やはり成長させていく。これは自民党歴代の内閣がそういうことをおっしゃっていると思いますが、経済を成長させるということを念頭に、増益増収で国の台所をやりくりしていくということをやった上で、それでも足りないんですということを国民にお願いして負担を求めるということが順序として当然の流れだと思いますが、総理のお考えはいかがでしょうか。 Angry: 0.591 Disgust: 0.318 Fear: 0.410 Happy: 0.618 Sad: 0.321 Surprise: 0.473
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04:36:15 ~ 04:37:30 岸田内閣総理大臣
まず、御指摘の有識者会議ですが、防衛力の抜本的な強化の目的や必要性、縦割りを打破した総合的な防衛体制の強化に資する取組、また、経済財政の在り方、こうした大きな重要な課題について御意見をいただきました。その中で、委員御指摘のように、財源の議論においては、歳出改革の取組を継続的に行うことを前提として、なお足らざる部分については、国民全体で負担することを視野に入れなければならない、このように指摘をしています。この基本的な考え方は大変重要な考え方であると思いますし、最も重要なのは、防衛力の抜本的な強化、国民の命や暮らしを守るために実質的にしっかり考えていく、そして、それを恒常的に維持していくためにはどのような財源を用意するべきなのか、こうした視点ではないかと思います。 Angry: 0.518 Disgust: 0.352 Fear: 0.537 Happy: 0.590 Sad: 0.294 Surprise: 0.505
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04:37:30 ~ 04:38:06 岸田内閣総理大臣
今、御案内のとおり、政府においては、NSC四大臣会合、あるいは、国家安全保障局においても関係者のヒアリングを行いました。与党においても様々な議論が行われています。議論が今行われている中ではありますが、その中で、財源ということについては、今申し上げたような考え方を大事にしながら議論を進めていきたいと考えています。 Angry: 0.630 Disgust: 0.268 Fear: 0.450 Happy: 0.480 Sad: 0.441 Surprise: 0.457
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04:38:06 ~ 04:39:28 馬場(伸)委員
有識者会議の先週の報告書の一番文末に、「政府は、多角的な検討を速やかに行い、本年末に方針が決定される令和五年度予算編成・税制改正において成案を得て、」と書いてありますね。「成案を得て、具体的な措置を速やかに実行に移すべきである。」というのが最後の文末に書いてあります。順序的には、正しい正論をおっしゃった上で、もう時間がない、この年末にはきちっと方向性を決めなさいということが書かれてあるわけなんですが、今の総理の答弁をお聞きしても、その前段階の改革をやるとかいう意気込みというのは、私は余り感じられませんでした。とにかく安定財源が必要だから、どこに求めるかを考えていきましょう、恐らく、言葉の裏には増税ありきという色合いが強いのではないかなと思いますが、この理屈は一見正しいように聞こえますけれども、実は非常におかしいことを言っていると思います。 Angry: 0.641 Disgust: 0.334 Fear: 0.442 Happy: 0.545 Sad: 0.373 Surprise: 0.438
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04:39:28 ~ 04:40:09 馬場(伸)委員
今、法人税の増税とかいろいろな可能性が飛び交っているわけでありますけれども、繰り返しになりますが、経済が成長しなければ、税率を上げても税収は増えません。このパネルを見ていただくと、これは法人税収の推移ですけれども、ちょうど一九九九年ぐらいから法人税は三〇%でずっと続いてきました。 Angry: 0.542 Disgust: 0.358 Fear: 0.518 Happy: 0.518 Sad: 0.366 Surprise: 0.504
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04:40:09 ~ 04:41:10 馬場(伸)委員
安倍政権時代に法人実効税率は約七%下がりましたが、赤い線が法人税率です、そして黄色い棒グラフが法人税の税収なんですが、税率は下がっているんですが、税収は右肩上がりで上がってきている。税率は七%下げましたが、税収は四兆円近く増えているんですね。ですから、これは財務省さんのお考えなのかどうか分かりませんが、増税をすれば税収は増えるという、私は、そう簡単な構造にはなっていないと思います。ですから、簡単に増税をするというよりも、しっかりとした中長期的な経済成長戦略、岸田総理も新しい資本主義ということをおっしゃっていますので、これはいろいろな部分で減税できるところがあると思うんです、ほかにも。 Angry: 0.436 Disgust: 0.261 Fear: 0.493 Happy: 0.617 Sad: 0.356 Surprise: 0.578
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04:41:29 ~ 04:42:09 岸田内閣総理大臣
委員が今まさにおっしゃったように、委員は、増税ということと税収というものはそう単純に結びつかないということをおっしゃいました。税の在り方と税収の在り方については、見通すことは、そう単純な、簡単なことではないと私も思います。ですから、例えば減税を行った場合に、一般に、短期的な減収の規模を見込むということは、割合具体的に考えることはできると思います。 Angry: 0.269 Disgust: 0.281 Fear: 0.436 Happy: 0.793 Sad: 0.444 Surprise: 0.533
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04:42:09 ~ 04:42:52 岸田内閣総理大臣
ただ、減税を行って、中長期的な増収の規模、これを安定的に見通すというのは難しい点もあると思います。ですから、先ほどの財源ということを考えた場合に、安定財源ということの関係において、将来的な、中長期的な税収をどのように見込んでいくのか、こうした議論は存在しますし、この議論はそう簡単な議論ではない、このように認識をしています。 Angry: 0.415 Disgust: 0.322 Fear: 0.536 Happy: 0.625 Sad: 0.398 Surprise: 0.504
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04:43:03 ~ 04:44:06 馬場(伸)委員
繰り返しになりますが、法人税は、税率一%当たりの税収、調子がいいときは五千億ぐらいのときもあるんですね、これを見ていただいたら分かると思いますが。ただ、景気が低迷すると、やはり一%が二千億程度ということで、随分振れ幅が大きい税目であるということはもう御案内のとおりだと思います。したがって、法人税を安定財源にするということについては我々としては反対であるということを申し上げておきたいと思います。それならば、維新の会としてどういう財源を考えているんだということになると思いますが、パネルの二枚目を御覧ください。我々は、防衛費の増額について、まず増税する必要はないと考えています。 Angry: 0.437 Disgust: 0.282 Fear: 0.508 Happy: 0.556 Sad: 0.371 Surprise: 0.602
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04:44:06 ~ 04:45:10 馬場(伸)委員
この二次補正予算のフレーム、この中に歳入として税収の数字が出てきています。当初予算の税収は六十五兆円という数字になっていましたが、補正予算のフレームでは六十八兆円と、これはもう既に三兆円、自然に税収が増えているんですね。だから、これはいわばグリコのおまけみたいなお金ですから、降って湧いたようなお金なんです、正直申し上げて。ですから、このお金は防衛費に回す。コロナが収束していくと、おのずと景気回復していくのは間違いないですから、ここ何年かはこういう税収が上振れするということが考えられると思いますので、例えば、こういうお金を目標にするということも可能だと思います。 Angry: 0.370 Disgust: 0.250 Fear: 0.516 Happy: 0.639 Sad: 0.382 Surprise: 0.615
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04:45:10 ~ 04:46:05 馬場(伸)委員
また、コロナ関連予算ですね。この三年間で何と九十五兆円のお金を使っていただきました。これはコロナ基金として積み立てられたまま残っているお金もありますし、九十五兆円を三年で割れば三十数兆円ということですから、三十数兆円のお金がある程度浮いてくるということも予想ができます。要は、一般家庭と同じで、家計のやりくりで五兆円程度のお金は簡単に生み出されるのではないかなというふうに思うんですが、今の提案を申し上げて、岸田総理、どう感じますか。 Angry: 0.288 Disgust: 0.232 Fear: 0.482 Happy: 0.770 Sad: 0.408 Surprise: 0.611
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04:46:05 ~ 04:47:03 岸田内閣総理大臣
まず、政府・与党としては、今、防衛力の内容と予算と財源、これを一体的に議論するということで、議論を続けています。よって、今現在、具体的にどの税目を引き上げるとか、そうした結論があるものではありません。その上で、一般論として、委員の今の御指摘について申し上げるならば、私も、経済あっての財政だということを申し上げてきました。まずは経済を立て直す、経済を成長させる、これが重要であるということを申し上げてきました。そして、結果として税収が伸びること、これは是非期待したいと思います。そして、コロナ対策についても御指摘がありました。 Angry: 0.419 Disgust: 0.348 Fear: 0.492 Happy: 0.644 Sad: 0.382 Surprise: 0.564
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04:47:03 ~ 04:48:12 岸田内閣総理大臣
私は、是非、今後、新型コロナの感染の状況、これを収束させて、従来コロナ対策として大きく確保していた予算を活用するということは考えていきたいと思いますが、こうした経済成長の成果によって税収が増えたとか、コロナ対策費を活用するということ、これは、仮にその活用を一時的に考えたとしても、防衛費の議論においては、先ほど申し上げました、国民の命や暮らしを守るためにしっかりとした防衛力を確保しなければいけない、これをいかに継続的に維持していくのか。この安定財源として、そうした税収増あるいはコロナ対策費の活用、これをどこまで使うのか、これは議論が今行われているところであります。 Angry: 0.607 Disgust: 0.424 Fear: 0.482 Happy: 0.496 Sad: 0.351 Surprise: 0.424
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04:48:12 ~ 04:48:32 岸田内閣総理大臣
是非、そうした議論も見守りながら、防衛費を安定的に維持、そして持続させていくためにはどうあるべきなのか、こうした議論を進めていきたいと考えています。 Angry: 0.625 Disgust: 0.251 Fear: 0.337 Happy: 0.547 Sad: 0.507 Surprise: 0.369
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04:48:32 ~ 04:49:10 馬場(伸)委員
実は、国民民主党の玉木さんが、先般、外為特会を使えばいいんじゃないかと。我々も、そういう何かおいしいリンゴがどこかになっていないかなということで、探してみました。国債の問題なんです。グラフを見ていただいて、一般会計歳出のところ、赤枠で囲ってあると思いますが、債務償還費、これはほとんど毎年十六兆円の返済を行っています。 Angry: 0.478 Disgust: 0.277 Fear: 0.480 Happy: 0.607 Sad: 0.405 Surprise: 0.553
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04:49:10 ~ 04:50:00 馬場(伸)委員
総理、なぜこれは十六兆円になっているかということを調べますと、国債は六十年で償還するというルールになっているんですね。それで、役所の皆さん方に、六十年というルールになっている根拠は何ですか、こうお尋ねしたら、よく分かりませんということなんですよ。分かっているんですか。いや、法律で決まっているというのは、それは誰でも分かっていますよ。特別会計の法律で、百分の一・六、すなわち一・六%、毎年返していきなさいと法律でなっているということは分かっています、私も。何で六十年なのかということを聞いたら、その六十年のルールは分からないということなんです。 Angry: 0.476 Disgust: 0.261 Fear: 0.525 Happy: 0.559 Sad: 0.321 Surprise: 0.630
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04:50:00 ~ 04:51:00 馬場(伸)委員
ですから、そこを律儀にやらなくても、例えば、返さないということは厳しいかも分かりませんので、六十年を九十年にする、一・五倍にするわけですね。六十年で返さないといけないという根拠は何もないですから。ありますか、財務大臣。あるならば、おっしゃってください。財務大臣、正直で結構でございます。六十年という耐用年数。これは、今いろいろなものが発達していますから、耐用年数六十年というわけではありません。百年ぐらい余裕でいけます。 Angry: 0.498 Disgust: 0.391 Fear: 0.507 Happy: 0.534 Sad: 0.432 Surprise: 0.522
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04:50:28 ~ 04:50:46 鈴木国務大臣
先ほど馬場先生からお話しのとおり、法律でそう決まっているというだけで、その根拠ということになりますと、一応、耐用年数ということが考えられて、それで六十年というふうに決まってきたという話を私も聞いたことがございます。 Angry: 0.119 Disgust: 0.156 Fear: 0.539 Happy: 0.845 Sad: 0.409 Surprise: 0.678
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04:51:00 ~ 04:51:56 馬場(伸)委員
ですから、六十年という償還のルールを九十年に変えれば、私は、債務償還費から五兆円ぐらいのお金はすっと出てくると思うんですね。ですから、何を言いたいかといいますと、冒頭に申し上げたように、行財政改革は必要です。その上で、もっとやはり知恵を絞って、汗をかいて、どこかにそういう安定財源はないかなと探すことが筋で、そういうことをやらないで国民に負担だけを押しつけるということについては、我々としては絶対に認められないという筋書だと思いますので、安直に増税しないということを、総理、お約束していただけますか。 Angry: 0.508 Disgust: 0.258 Fear: 0.487 Happy: 0.586 Sad: 0.400 Surprise: 0.493
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04:52:03 ~ 04:53:13 岸田内閣総理大臣
そして、そのために様々な知恵を絞らなければならない、そういった点についても同感であり、事実、政府においても様々な知恵を絞って財政について思いを巡らせている、これが現実であります。委員御指摘の国債の六十年償還ルールについても、与党の中でいろいろな議論があるということも承知をしております。例えば、今後、国債の返済が行われなくなる、期間が延びる、その際に、その分だけ債務残高が増加するということも事実だと思いますし、我が国の信頼の礎は財政であるということを先ほども申し上げましたが、国債の六十年償還ルールが市場の信認の基礎として定着している現状もあるのではないか、こういった指摘があります。 Angry: 0.561 Disgust: 0.327 Fear: 0.537 Happy: 0.479 Sad: 0.334 Surprise: 0.525
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04:53:13 ~ 04:53:50 岸田内閣総理大臣
こうしたルールに手をつけるということが市場の信認という意味にどんな影響があるのか、こういった点も問題点が指摘をされているのも承知をしております。いずれにしましても、それ以外にも様々な工夫を絶えずしながら、国民の負担軽減のためにどうあるべきなのか、政府としても検討、努力を続けていきたいと思っています。 Angry: 0.654 Disgust: 0.341 Fear: 0.432 Happy: 0.463 Sad: 0.397 Surprise: 0.446
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04:54:00 ~ 04:55:23 馬場(伸)委員
ですから、何かいろいろお考えがあったら早く手を打っていただかないと、これは増税すると決まってから後戻りできませんよ。だから、私はそれを申し上げているわけですね。立憲民主党の泉代表からも、いろいろな増税の問題について、総理にそういうお考えがあるかどうかという質問が先週ありました。本当に、消費税とか道路利用税、炭素税、相続税、エコカー減税の適用基準の厳格化とか、退職所得控除の見直し、問題になっている配偶者控除の見直し、こういうものがどんどんどんどん見直されて国民の負担が増えていくんじゃないかというふうに、国民の皆さんは感じておられます。ですから、できるだけそういう増税とかいうことをやりませんと総理が宣言するということが、私は国民の安心感を醸成していくのではないかなと思いますので、この防衛費の問題も早急に議論していただいて、増税なしで手当てをするというところからスタートをしていただきたいということを要望しておきたいと思います。 Angry: 0.625 Disgust: 0.381 Fear: 0.430 Happy: 0.503 Sad: 0.432 Surprise: 0.377
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04:55:23 ~ 04:56:00 馬場(伸)委員
次に、メイド・イン・ジャパンの復活です。これは、私、先日、北海道の石狩のLNG基地を視察してまいりました。天然ガスを輸入しているわけですけれども、どこから買っているんですかと聞いたら、サハリンから買っていますというふうにおっしゃっておりまして、もう言うまでもなく、エネルギー、食料品、医薬品、コロナのワクチン、そういうものは全て海外に今依存している。貿易赤字が何と三兆円を超えています。 Angry: 0.490 Disgust: 0.318 Fear: 0.511 Happy: 0.620 Sad: 0.322 Surprise: 0.621
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04:56:00 ~ 04:57:29 馬場(伸)委員
それだけ安全保障というもの、国民の命というものを海外に委ねてしまっているということが裏返せば言えるのではないかなと思いますが、戦後、高度経済成長をやったときには、やはり国の国策として重厚長大産業を育てていくんだということで、私は大阪の堺ですけれども、海が全部埋め立てられて、そこに重厚長大産業の工場が立地して、一定の経済成長に貢献したということは事実だと思うんですが、これからの日本のそういった物づくりとかいうことを考えた場合は、やはりメイド・イン・ジャパンの製品を増やしていくことが非常に大事な観点になるのではないかな。ですから、そこに、昭和四十年代のときのように、国家として、国として物心両面で支援をしていくということが、今もやっていただいていますけれども、もっと力を入れて、国策として、半導体を始めいろいろな産業をつくり上げていくべきではないかなと思いますが、総理はいかがお考えでしょうか。 Angry: 0.526 Disgust: 0.189 Fear: 0.417 Happy: 0.654 Sad: 0.401 Surprise: 0.474
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04:57:29 ~ 04:58:39 岸田内閣総理大臣
エネルギーの安定供給、あるいは食料の安定供給、さらにはサプライチェーンの見直し等の経済安保の議論、その様々な議論を通じて、国内における生産、国内回帰、こうしたものが重要だという考え方が改めて今示されています。今御審議いただいているこの補正予算においても、目下の円安環境によって国内の立地環境がコスト面で大きく改善している、この機を捉えて様々な取組を進めるべきであるということで、半導体に加えて、エネルギーの安定供給上、今後重要性がますます高くなる蓄電池ですとか、ワクチン等の戦略的な物資の国内の製造拠点整備に対する支援、この補正予算の中にも大幅に取り入れている、こうしたことであります。 Angry: 0.697 Disgust: 0.318 Fear: 0.446 Happy: 0.549 Sad: 0.302 Surprise: 0.487
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04:58:56 ~ 04:59:14 馬場(伸)委員
経済安全保障の中でもそういった議論もなされているというふうには聞いていますので、是非、国内回帰というんですか、全てを国内に戻せというわけではありませんが、そういったところに力点を置いていくということはこれから非常に重要だと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 Angry: 0.374 Disgust: 0.175 Fear: 0.389 Happy: 0.790 Sad: 0.333 Surprise: 0.527
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04:59:14 ~ 05:00:14 馬場(伸)委員
また、これと並行して、脱炭素ですね。世界の潮流になっておりまして、やった者勝ち、早い者勝ちという、これが脱炭素社会では言われています。一方で、脱炭素といえば何か暗いイメージがあるんですね。みんなで我慢しましょうとか、苦しいけれども減らしましょうとか、戦時中の日本じゃないんですから、そんな何かしんどい目、苦しい目をして脱炭素を進めていくということでは、なかなか目標には達成しないと思います。電気の問題でも、太陽光パネル、また蓄電池と組み合わせるとか、今、充電済みの車から家庭用電気を逆に放出するとか、いろいろなこともAIでコントロールできるようになってきています。 Angry: 0.252 Disgust: 0.209 Fear: 0.550 Happy: 0.672 Sad: 0.384 Surprise: 0.693
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05:00:14 ~ 05:01:27 馬場(伸)委員
また、先日、神戸大学へお邪魔をして、水素細菌という微生物を研究しているラボを視察させていただきました。二酸化炭素をぱくぱくぱくぱくと食べて、それでプラスチックとか燃料を作り出せる。しかも、CO2をぱくぱくぱくぱく食べるわけですけれども、このCO2は濃ければ濃いほどいいんです、総理。ですから、石炭をばっとたいている横でこの水素細菌をばっとばらまくと、濃度の濃いCO2をぱくぱくぱくぱく食べてくれて、それでエネルギーとかに変換する。これはかなり実証段階まで来ています。こういったやはり夢や希望のある脱炭素、これは日本ならではの醸造技術が要るそうですので、みそやお酒とかしょうゆとか、そういうことで培ってきた醸造技術、これが必要らしいので、こういうこととかも、どんどんどんどん明るい分野にスポットを当てていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 Angry: 0.333 Disgust: 0.224 Fear: 0.455 Happy: 0.754 Sad: 0.338 Surprise: 0.682
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05:01:27 ~ 05:02:11 馬場(伸)委員
次に移ります。将来世代への投資ということで、自慢話になりますけれども、我々日本維新の会、大阪で、冒頭にも申し上げましたように、身を切る改革と行財政改革から始まって、生み出された果実を将来への投資に回してきました。幼児教育の無償化、また私立高校の授業料の無償化、こういうものは四十七都道府県で先頭を走ってきた自負があります。これから小学校、中学校の給食費も無償にしていくとか、中学生には月一万円のクーポン券、習い事助成ということでクーポン券をお渡しする。 Angry: 0.570 Disgust: 0.401 Fear: 0.503 Happy: 0.477 Sad: 0.453 Surprise: 0.434
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05:02:11 ~ 05:03:12 馬場(伸)委員
また、今年の四月から、大阪府立大学と大阪市立大学が経営統合されて、そして大阪公立大学という大学が誕生しました。この大学も、大阪に二年住んでいる方に限って、入学金、授業料無償ということになっています。どんどんどんどん、将来を担ってくれる子供たちのために投資をしていこうということが我々のポリシーでもあります。去る参議院選挙のときには、これをもっと進めて、出産費用の無償化もやろうじゃないかという公約を掲げました。恐らく総理のお耳にも届いて、この度、一時金十万円を出しますよとか、さらに、来年度からはそれを増額させますというようなことも聞いております。 Angry: 0.395 Disgust: 0.254 Fear: 0.491 Happy: 0.586 Sad: 0.461 Surprise: 0.555
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05:03:12 ~ 05:04:00 馬場(伸)委員
経済的な理由で学問を修められない子供たちというのは、我々が想像する以上に今増えています。したがって、こういった、やる気があるのに経済的な理由で学問を修められないという子供がこの日本からは一人もいなくなるということを念頭に、私は、将来世代への投資というものをもっと拡大していくべきではないかなと思います。私も高校三年生の息子を持つ父親です。いよいよ受験ということで、毎日塾へ行ってくれます。正月も三が日、元旦から行くと言っていまして、恐ろしいほど塾代を払うているんじゃないかなと。 Angry: 0.362 Disgust: 0.267 Fear: 0.525 Happy: 0.594 Sad: 0.461 Surprise: 0.533
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05:04:00 ~ 05:05:16 馬場(伸)委員
余りに恐ろし過ぎて、うちの家内には聞けません、塾代を何ぼ払うているのというのは。聞けないぐらい恐ろしい金額が多分投入されていると思うんですが。それはそれでいいんですけれども、これがやはり三人、四人となってきたときに、私でも耐えられるかなというふうに考えると、なかなか厳しいなと。中学のときから塾へ行き出して、高校、中学、私立へ行かれてということになってくると、到底、それを養っていくということは厳しい御家庭がほとんどだと思います。ですから、今、いろいろな経済的な支援もあって、いろいろ国がやってくれているというのはよく分かっていますけれども、私は、もう一歩踏み込んで、やはり高等教育の無償化というものにも歩みを進めるべきではないかなと思いますが、総理としてはどんなお考えでしょうか。 Angry: 0.349 Disgust: 0.263 Fear: 0.659 Happy: 0.399 Sad: 0.526 Surprise: 0.538
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05:05:16 ~ 05:06:05 永岡国務大臣
お答えいたします。高等教育の無償化につきましては、給付型奨学金と授業料減免を併せて行います高等教育の修学支援新制度を令和二年度より開始しております。安定財源を確保しつつ、真に支援の必要な学生への支援を行ってまいりました。御指摘の多子世帯を対象にした恒常的な無償化につきましては、やはり安定的な財源を確保することが必要と考えますが、政府といたしましても、本年六月の骨太の方針二〇二二等におきまして、負担軽減の必要性の高い多子世帯などの中間層に拡大するとしております。 Angry: 0.469 Disgust: 0.389 Fear: 0.427 Happy: 0.626 Sad: 0.440 Surprise: 0.470
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05:06:05 ~ 05:06:30 永岡国務大臣
文部科学省では、現在、令和六年度の導入に向けまして、例えば、多子世帯の範囲は扶養する子供が三人以上の世帯とするなど、具体的な制度設計を進めております。引き続きまして、具体的な高等教育の経済的負担の軽減に取り組んでまいります。 Angry: 0.369 Disgust: 0.332 Fear: 0.515 Happy: 0.690 Sad: 0.403 Surprise: 0.565
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05:06:30 ~ 05:07:14 馬場(伸)委員
大臣、この問題も、奨学金問題と並行して考えるべき課題だというふうに思います。奨学金も、給付型であるとか貸付型、貸付けでも、今、有利子、無利子とか、出世払いとか、いろいろなことが派生し過ぎているんですね。ですから、こういったことをスクラップ・アンド・ビルドするだけでも私は相当な財源が生まれると思いますので、是非、やる気があって経済的な理由で学問を修められない子供たち、こういう子供たちを積極的に救済していくという観点で、これからも御努力をお願い申し上げたいと思います。 Angry: 0.249 Disgust: 0.180 Fear: 0.544 Happy: 0.628 Sad: 0.458 Surprise: 0.651
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05:07:14 ~ 05:08:29 馬場(伸)委員
次に、大阪万博について質問させていただきます。大阪万博、二〇二五年日本国際博覧会というのが正式名称でありますが、世界的なイベント、これは国家イベントですから、オリンピックは都市イベントですけれども、国家イベントですから、誘致がおかげさまで成功した以上、総理が先頭に立って全力で取り組んでいただきたいと思います。議会の方も、国会の方も、誘致をする議員連盟というのがありました。誘致が成功して、コロナの感染が拡大したのでしばらく休眠しておりましたが、来月早々には衣替え、看板替えをいたしまして、日本国際博覧会を成功させる国会議員連盟というのが超党派で再結成されるということになりまして、来年早々には現地の視察もやろうじゃないかというような段階に来ています。 Angry: 0.557 Disgust: 0.301 Fear: 0.351 Happy: 0.727 Sad: 0.329 Surprise: 0.484
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05:08:29 ~ 05:09:02 馬場(伸)委員
是非、今までもいろいろと政府の方からはサポートはいただいておりますけれども、来年、年が明けますと本格的に準備もスタートいたしますし、パラレル的に機運醸成というものが非常に重要になってくると思います。ぱっと、この閣僚席、拝見しますと、岡田万博担当大臣だけがこの万博バッジをつけていただいている。 Angry: 0.354 Disgust: 0.173 Fear: 0.391 Happy: 0.753 Sad: 0.415 Surprise: 0.606
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05:09:02 ~ 05:09:38 馬場(伸)委員
岡田大臣、いつもつけていただいていて、ありがとうございます。是非、総理も万博バッジをつけていただいて、東京でつけている人を見ることは少ないですから、そのバッジは何ですか、いや、これは万博なんですということで、どんどんどんどんそういう機運が広がっていくように、内閣を挙げて御支援をいただきたいと思いますが、その前段階として、一度、総理、現場の視察に来ていただきたい、現地を是非御覧いただきたいと思いますが、いかがですか。 Angry: 0.168 Disgust: 0.098 Fear: 0.332 Happy: 0.864 Sad: 0.612 Surprise: 0.589
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05:09:38 ~ 05:10:36 岸田内閣総理大臣
おっしゃるように、二〇二五年の大阪・関西万博、これは我が国、国を挙げた一大イベントであり、世界に向けて日本の魅力をしっかり発信していきたいと思っています。そして、大阪・関西万博のコンセプトである未来社会の実験場、これを実現するために、六月十日に二〇二五年大阪・関西万博アクションプラン、バージョン2を決定して、空飛ぶ車、あるいは多言語同時通訳など、開発プロジェクトが動き出しているわけですが、是非、これはバージョン3に向けた取組も進めて、スタートアップの参画促進、修学旅行の誘致促進、スポーツと連携したイベントの実施、こうした新たな取組をしっかり盛り込んでいきたいと思います。 Angry: 0.315 Disgust: 0.167 Fear: 0.289 Happy: 0.851 Sad: 0.312 Surprise: 0.734
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05:10:36 ~ 05:11:05 岸田内閣総理大臣
その上で、御指摘の機運醸成でありますが、私も、本年七月の千日前イベントには出席をする、また、外交の場でも必ず大阪万博のPRをさせていただいています。しかし、これからなお一層、政府が前面に立って、国内外の機運醸成に努力をしていきたいと考えています。 Angry: 0.527 Disgust: 0.238 Fear: 0.433 Happy: 0.585 Sad: 0.369 Surprise: 0.596
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05:11:05 ~ 05:11:20 岸田内閣総理大臣
そして、その中で、是非準備状況をこの目で確かめたいと思います。スケジュール上の制約など諸般の事情が許せば、是非現場を訪れさせていただきたいと思います。 Angry: 0.534 Disgust: 0.159 Fear: 0.239 Happy: 0.713 Sad: 0.407 Surprise: 0.480
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05:11:20 ~ 05:12:02 馬場(伸)委員
最重要視察先ということで、是非お願いを申し上げたいと思います。二〇二五年万博が終わりますと、二〇二九年頃ということになっておりますが、跡地利用も兼ねてIR施設を誘致するということで、今、区域認定の申請を国交省に行わせていただいております。審査委員会七名の方が問題がないかどうかチェックをしていただいているというふうには聞いていますが、これは早期に区域認定していただかないと、ずっと待っているんですね、認定を。 Angry: 0.371 Disgust: 0.186 Fear: 0.465 Happy: 0.700 Sad: 0.324 Surprise: 0.640
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05:12:02 ~ 05:13:02 馬場(伸)委員
ですから、大きな意味では、万博の機運、また成否、こういうものにも大きく影響を与えると思います。特に民間側は、絶対にIR、いけるんだろうな、それによって万博にも資金を提供するかどうか考えようかというような企業もあるやに聞いています。ですから、是非早めの、早めというか、もう年内ぐらいには決定していただきたいと思いますが、IR担当大臣、各国のIRの現状と、現在も観光立国を推進する上でこのIRというものが重要な施策であるかどうか、どういう認識をお持ちか、お答えいただきたいと思います。 Angry: 0.385 Disgust: 0.268 Fear: 0.421 Happy: 0.752 Sad: 0.378 Surprise: 0.567
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05:13:02 ~ 05:14:12 斉藤(鉄)国務大臣
まず、最初のお尋ねの現在の世界の状況でございますが、海外の当局発表等によれば、アメリカのラスベガスでは、昨年のカジノ収益は既にコロナ前の二〇一九年の水準を上回っており、今年も昨年を上回るペースで推移している状況です。シンガポールにおいても、業績が回復傾向にあり、直近公表の三か月間のカジノ売上げは二〇一九年とほぼ同水準まで回復しています。加えて、これらの地域においては、国際会議や展示会、イベントといったMICEについても再開している状況です。他方、厳しい水際措置の残るマカオでは、今年十月のカジノ収益が二〇一九年同月比で八五%減であり、本格的な回復には至っておりません。そして、二点目の認識についてでございますが、IRについては、長期滞在の促進、消費単価の拡大等に資するなど、観光立国の実現に向けて取り組むべき重要な施策の一つであると考えています。 Angry: 0.364 Disgust: 0.284 Fear: 0.533 Happy: 0.587 Sad: 0.441 Surprise: 0.591
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05:14:12 ~ 05:14:53 斉藤(鉄)国務大臣
区域整備計画の認定審査については、現在、外部有識者から成る審査委員会において、IR用地の地盤沈下や液状化等に関する安全の確保も含めて、多岐にわたる観点から慎重かつ十分な審査を行っていただいているところでございます。引き続き、IR整備法に基づき、審査基準に沿って精力的に必要な認定手続を進めてまいりたいと思っております。観光立国の実現に向けて重要な施策の一つであるという認識は変わっておりません。 Angry: 0.481 Disgust: 0.293 Fear: 0.524 Happy: 0.584 Sad: 0.339 Surprise: 0.638
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05:14:53 ~ 05:15:11 馬場(伸)委員
国交大臣、ありがとうございました。繰り返しになりますが、万博に与える影響もかなり大きなものがありますので、できるだけ年内にきちっと区域認定していただければと思いますので、重ねてお願いを申し上げておきたいと思います。 Angry: 0.283 Disgust: 0.225 Fear: 0.361 Happy: 0.787 Sad: 0.528 Surprise: 0.538
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05:15:11 ~ 05:16:12 馬場(伸)委員
続きまして、旧統一教会の質問をさせていただきます。私からは、統一教会からお金をもらったとか払ったとか、そういう質問ではなしに、今、積極的に与野党で協議をしていただいています新法、被害者救済法の関係の質問でございます。これは、もう既に何度も何度も与野党で協議をして、法文上の定義であるとか、実効性の担保、こういうものを詰めるところまで今詰め切っているという状況だと現場からは報告を聞いています。今日も午前中に、弁護団の皆さん方であるとか被害者の皆さん方から、最新のこの法案についてどういう受け止めをされておられるかというヒアリングをしてもらいました。 Angry: 0.589 Disgust: 0.388 Fear: 0.470 Happy: 0.572 Sad: 0.307 Surprise: 0.471
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05:16:12 ~ 05:17:25 馬場(伸)委員
結果は、残念ながら、政府・与党案は全く、又はほとんど使えない、現場では使えないという厳しい指摘が相次いだと聞いています。総理も、二十五日の予算委員会で、読み上げますと、法的な観点から、どこまで書き込むことができるか、その限界について努力を続けている、憲法を始め法体系の中で最大限、被害者救済のためどこまで踏み込むことができるか、しっかり追求して法律を仕上げたいと御答弁をいただきました。かなりレベル的には高まってきているというふうには私も思いますけれども、まだまだちょっと、細かな部分はもう申し上げませんけれども、対立している、焦点が当たっている、そういう部分があります。 Angry: 0.415 Disgust: 0.267 Fear: 0.559 Happy: 0.466 Sad: 0.462 Surprise: 0.508
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05:17:25 ~ 05:18:04 馬場(伸)委員
やはりせっかく法律を作る以上、これは被害者の皆さん方とか、弁護団はもちろんですけれども、今後日本でそういった、宗教団体であるとか、おかしな団体の霊感商法であるとか、そういうものが絶対に起こらないように、後世に憂いを残さないように、総理から強いリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思いますが、総理としてはいかがですか。 Angry: 0.603 Disgust: 0.287 Fear: 0.488 Happy: 0.507 Sad: 0.389 Surprise: 0.432
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05:18:04 ~ 05:18:58 河野国務大臣
いろいろな御意見があるのは承知をしております。ただ、総理がおっしゃられているように、憲法上の財産権ですとか信教の自由といった、考慮すべきこともございます。そういう中で、まず最初に出させていただきました消費者契約法の改正案で、取消権の対象範囲の拡大、あるいはその行使期間を延長する、そうしたことをやっております。また、寄附につきましても、不当な勧誘があれば取消しができる、あるいは法人等による不当な寄附の勧誘を禁止し、勧告などの行政措置を定めるといったことを今検討しておりますので、いろいろな制約はございますが、その制約の範囲内でしっかりとやっていきたいというふうに思っております。 Angry: 0.553 Disgust: 0.276 Fear: 0.409 Happy: 0.639 Sad: 0.382 Surprise: 0.463
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05:19:02 ~ 05:20:05 馬場(伸)委員
この旧統一教会の問題は、安倍元総理の銃撃、狙撃に端を発して世が知ることとなった非常に重い問題であるというふうに思います。安倍元総理は、言わずもがな自民党所属の議員さんでありました。自民党がもっとリーダーシップを発揮して、安倍元総理の御遺徳をつないでいくということであれば、私は、もっと積極的にやっていただくべきではないかなというふうに思いますし、これは総理の英断で、なかなか国会では行われない、野党を巻き込んだ形での法案協議というものが今まで積み重ねてこられたわけですから、あともう一歩、二歩の問題であるというふうに現場からも聞いています。 Angry: 0.755 Disgust: 0.360 Fear: 0.472 Happy: 0.415 Sad: 0.297 Surprise: 0.444
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05:20:05 ~ 05:20:25 馬場(伸)委員
ですから、ここは最後、総理が強いリーダーシップを発揮していただきたい、私はこれを切にお願いしたいと思うんですが、総理の覚悟のほどを御答弁いただきたいと思います。 Angry: 0.335 Disgust: 0.152 Fear: 0.364 Happy: 0.750 Sad: 0.583 Surprise: 0.516
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05:20:25 ~ 05:21:12 岸田内閣総理大臣
この旧統一教会の問題については、被害に遭われた方々を救いたい、また、今後こうした被害を引き起こしてはならない、こうした思いは、政府も与党も野党も、そして私も、大きな方向性は一致していると確信をしています。その大きな方向性に向けて共に力を尽くしていかなければならない、もって政治の責任をしっかり果たさなければいけない、このことを強く感じており、その中で、私も、こうした委員会審議において発言をさせていただいているということであります。 Angry: 0.795 Disgust: 0.192 Fear: 0.344 Happy: 0.461 Sad: 0.381 Surprise: 0.359
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05:21:12 ~ 05:22:09 岸田内閣総理大臣
そして、様々な御意見を、多くの関係者、また与野党の皆様方からもいただいてきました。それを踏まえて、これも再三申し上げているように、憲法を始めとする我が国の現行の法体系の中で許される限り、最大限、取消権あるいは禁止行為を対象とするなど、検討を進めてまいりました。引き続き、いただいている御意見についてもしっかり踏まえた上で、政府としての案をこれから確定していきたいと思います。委員の御指摘もしっかり踏まえて、政府として、法案作成に最大限努力をし、今国会に法律を提出して、早期成立に向けて努力をしていきたいと強く思っております。 Angry: 0.697 Disgust: 0.267 Fear: 0.397 Happy: 0.538 Sad: 0.333 Surprise: 0.439
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05:22:09 ~ 05:23:02 馬場(伸)委員
餅はつき上がりかけていますから、最後、一つき、二つき、これはもう総理のお力しかございません。総理の最後の英断を御期待申し上げたいと思います。最後に、二〇一二年十一月十四日、はっきりと覚えておられる方もいらっしゃると思います。この場で党首討論が行われまして、当時民主党の野田佳彦総理、そして相手は当時の自民党安倍総裁という党首討論が行われました。この場で、税と社会保障の一体改革に基づいて消費税を上げる、その代わり、国会議員の定数を大幅に削減する、そして歳費もカットするということをここでお約束されました。 Angry: 0.555 Disgust: 0.339 Fear: 0.458 Happy: 0.541 Sad: 0.425 Surprise: 0.464
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05:23:02 ~ 05:24:04 馬場(伸)委員
そして、二日後の十六日に衆議院は解散をされました。もうあれから十年たっていますけれども、その約束はどこへ行ったんでしょうか。大幅な国会議員の定数カット、どこで行われたんですか。加えて、報酬の問題です。コロナがはやり出して、我々の報酬、二割カットしましょうということをやってきました。この間、気がつけば、報酬がなぜか私の分、増えているんですよ。何でやと秘書に聞いたら、この二割カットが時限立法だったので、自動的に終わっていますということなんですね。まだ今、物価高で国民みんな困っていますよ。そのために経済対策をいろいろやっているんでしょう。でも、自分たちの身は切らずに、知らない間に報酬は戻してしまう。文通費の問題もそうです。さきの通常国会で結論を得ると出してきたのは自民党さんですよ。 Angry: 0.560 Disgust: 0.339 Fear: 0.518 Happy: 0.469 Sad: 0.423 Surprise: 0.515
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05:24:04 ~ 05:25:08 馬場(伸)委員
今回も全然我々の、議論をしようというところには乗ってきてくれません。やはり隗より始めよですよ。我々がやはり覚悟を示すことが、国民の理解を得て、今日いろいろな議論を総理とさせていただきました、こういった議論が国民の耳にすっと入ってくる、そういう舞台を整えるのは、我々政治家の仕事です。ですから、総理、約束したことはやりましょう。約束していないことはやらぬでいいですから、約束したことをやるという姿勢を、総理の強いリーダーシップで、それは国会のことですから私は知りませんじゃなくて、総理も国会議員ですから。ですから、大きく国会改革、行財政改革、進めていくということをお約束していただきたいと思いますが、最後に御答弁をお願いします。 Angry: 0.671 Disgust: 0.317 Fear: 0.370 Happy: 0.587 Sad: 0.373 Surprise: 0.439
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05:25:08 ~ 05:26:01 岸田内閣総理大臣
政治に関わる者、また国会に関わる者、国民の厳しい評価の中にあるんだということを肝に銘じて、高い緊張感を持って自らのありようについて考えていかなければなりません。そして、国民の意識や考え方、また世の中の状況を踏まえて、自らがどうあるべきなのか、国会あるいは行財政の在り方、これについて絶えず厳しく検討していく、こういった姿勢は誠に大事であると私も強く思います。是非、そうした姿勢をこれからも大事にしながら、政府としての取組、また国会における論戦、臨んでいきたいと考えます。 Angry: 0.565 Disgust: 0.349 Fear: 0.456 Happy: 0.450 Sad: 0.522 Surprise: 0.370
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Angry: 0.524 Disgust: 0.478 Fear: 0.374 Happy: 0.611 Sad: 0.589 Surprise: 0.369
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Angry: 0.553 Disgust: 0.265 Fear: 0.456 Happy: 0.640 Sad: 0.367 Surprise: 0.586
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05:26:17 ~ 05:27:09 堀場委員
日本維新の会、京都一区、堀場幸子と申します。本日、初めて岸田総理に質疑をさせていただきます。まず、私自身ですが、補正予算を見て、約二十九兆という金額に、次に、八割が国債であること、予備費の金額、こういったものに非常に驚きました。中を見ると、私が所属しております文科の予算を含めて、基金の新設や積み増しで、補正予算とは一体と、首をひねったところでございます。この件は明日の文科委員会でも質疑をさせていただきますけれども、一方で、来年度の予算編成に向けて、防衛、脱炭素と並んで最重要視されているのが子供、子育ての分野です。 Angry: 0.342 Disgust: 0.201 Fear: 0.523 Happy: 0.634 Sad: 0.293 Surprise: 0.714
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05:27:09 ~ 05:27:35 堀場委員
今回、妊産婦に対する伴走支援が入っていたことに関しましては、これから出産しようとしている女性にとってありがたいことだなと思っております。しかし、多くの課題が山積している現在、子供や若者に対する支援が足りていないのではないかというのが率直な感想ですが、総理のお考えはいかがでしょうか。 Angry: 0.292 Disgust: 0.300 Fear: 0.519 Happy: 0.593 Sad: 0.481 Surprise: 0.586
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05:27:35 ~ 05:28:21 岸田内閣総理大臣
今、我が国にとりまして、少子化あるいは人口減少、これは国家的な大きな課題の一つであると認識をしています。その中にあって、御指摘の子育て世帯あるいは若者に対する支援、これは重要であると認識をしています。今回の補正予算において、伴走型の相談支援と経済的な支援の一体化したパッケージについて委員からお触れいただきましたが、今回の補正予算だけではなくして、今年に入ってからも、三月、四月、七月、九月と対策を講じてきました。 Angry: 0.385 Disgust: 0.274 Fear: 0.472 Happy: 0.774 Sad: 0.333 Surprise: 0.592
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05:28:21 ~ 05:29:17 岸田内閣総理大臣
本年六月からは、低所得の子育て世帯に対して児童一人当たり五万円の給付ですとか、あるいは、地方の実情に応じて、学校給食費の支援、子育て世帯や住民税非課税世帯以外の低所得者世帯にも柔軟に活用可能な地方向けの交付金の創設など、こういった政策を重層的に用意してきたところです。そして、総合経済対策においても、御指摘の伴走型相談支援に加えて、出産育児一時金の大幅な増額、子供食堂などNPO等への支援の拡充、そして、人への投資ということで五年間一兆円のパッケージを用意するなど、子育て世帯や若者世代への支援、こういったことに取り組んでいるところです。 Angry: 0.450 Disgust: 0.318 Fear: 0.460 Happy: 0.781 Sad: 0.287 Surprise: 0.555
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05:29:17 ~ 05:29:49 岸田内閣総理大臣
是非これからも、年末に向けて、全世代型社会保障構築会議において、子供、若者への支援の充実、これはしっかり議論していきたいと思いますし、来年にはこども家庭庁もスタートします。そこで本格的に、子供政策として何が求められるのか、財源についても、社会を始めどのように負担するべきなのか、本格的な議論を深めていきたいと考えています。 Angry: 0.593 Disgust: 0.216 Fear: 0.356 Happy: 0.619 Sad: 0.402 Surprise: 0.445
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05:29:49 ~ 05:30:07 堀場委員
ありがとうございます。子育てしていると本当にしんどいんですけれども、やはり低所得者とか多子世帯とか、そういったカテゴリー化されずに、できれば全員が享受できるような、そういった子育て政策について、これから今日は質疑をさせていただきたいなと思っています。 Angry: 0.237 Disgust: 0.296 Fear: 0.373 Happy: 0.649 Sad: 0.764 Surprise: 0.351
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05:30:07 ~ 05:31:00 堀場委員
日本維新の会というのは、次世代への徹底投資というものを言わせていただいています。これを通じて日本を元気にする、現役世代が元気になって、税金を納めて、お父さん、お母さん、先輩方をしっかりとお支えする、こういった循環を生み出していきましょうということを主張させていただいています。大阪では、高等教育の無償化を始めとしまして、給食費の無償化等々、取り組ませていただいているところでございます。私たちは、令和の時代に生きているということになります。昭和でも平成でもありません。令和の時代は非常に不安定で、そして大きな変革のときだと思っております。だからこそ、グランドデザイン、こんな日本にするんだというようなものが必要なのかなというふうに思っています。子供が減っています。そして、人口の減少が尋常ではない。 Angry: 0.449 Disgust: 0.355 Fear: 0.502 Happy: 0.541 Sad: 0.487 Surprise: 0.524
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05:31:00 ~ 05:32:02 堀場委員
先ほど総理もおっしゃっていました、少子化がやはり大きな社会の課題であるという認識は、ここにいる人はみんな持っていると思います。先ほどはすごい細かいメニューを教えていただいたんですけれども、もう少し大きな意味で、令和の時代に合った若者、子供の政策があると思います。つまり、育てている人に対する支援のみならず、こどもまんなか社会と言われるからには、子供に行き渡る、そういった支援策があるのではないかということを考えているところでございます。子供の政策というのは、当たり前なんですが、人を育てるのは人であり、人を助けるのも人だと私は思っています。それは、なぜ少子化が進んでいるか、将来への不安だと思います。お金がないし、社会の冷たさを感じることもあるでしょう。そして、子供たちは貧困であり、ヤングケアラーも増えている。 Angry: 0.361 Disgust: 0.301 Fear: 0.561 Happy: 0.572 Sad: 0.420 Surprise: 0.582
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05:32:02 ~ 05:32:27 堀場委員
そういった社会の状況だからこそ、次世代への徹底投資が必要だと思っております。総理の御所見をお伺いしたいと思います。令和の時代のグランドデザインと、その時代に合った子供、子育て、若者政策について教えてください。 Angry: 0.377 Disgust: 0.325 Fear: 0.400 Happy: 0.701 Sad: 0.482 Surprise: 0.506
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05:32:27 ~ 05:33:03 岸田内閣総理大臣
令和の時代、今の時代における子供、子育て政策ですが、まず、先ほども申し上げたように、大きな政府の政策の柱として、少子化対策、人口減少対策、こうしたものは大変大きな柱の一つであり、こうした大きな課題について正面から取り組んでいかなければならないと思います。その中で子供政策を考えていく。 Angry: 0.611 Disgust: 0.288 Fear: 0.469 Happy: 0.535 Sad: 0.427 Surprise: 0.467
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05:33:03 ~ 05:34:08 岸田内閣総理大臣
今は、大変厳しい物価高そして経済状況の中で、子育て世帯を支援するためにということで、先ほど申し上げましたような具体的な政策を予定していますが、これから、今の令和の時代にふさわしい子供政策について、来年四月、こども家庭庁がスタートし、そこで、今の時代に求められる子供政策は何なのか、これをしっかりと整理をした上で、そして、その費用をどのように社会が負担するのか、社会全体での費用の負担の在り方、こうしたものも検討しながら子供政策を考えていかなければならないと思います。今の時代の変化ということで申し上げるならば、今、より一層核家族化が進んでいる、あるいは、地域のつながり、きずなも希薄になっている、こういったことが言われています。 Angry: 0.257 Disgust: 0.171 Fear: 0.644 Happy: 0.505 Sad: 0.498 Surprise: 0.603
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05:34:08 ~ 05:34:45 岸田内閣総理大臣
その中にあっても、社会全体で子供たちを支えていく、子供たちが安心に、そして未来に希望を持って生きていく社会をつくっていくためにはどうしなければならないのか、この令和の時代の子育て支援ということについては、そういった点も大きなポイントになるのではないか、このようにも感じています。こういった思いで、岸田内閣においても、最重要課題の一つとして、この子供、子育て支援、しっかり行っていきたいと考えております。 Angry: 0.328 Disgust: 0.162 Fear: 0.442 Happy: 0.681 Sad: 0.548 Surprise: 0.545
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05:34:45 ~ 05:35:00 堀場委員
ありがとうございます。私も全く同じようなことを思っているところでございます。やはり令和の時代には、しっかりと、令和に合わせた、社会全体で子供を守るんだよという、そういったメッセージ性のある政策が必要なんだと思っております。 Angry: 0.412 Disgust: 0.382 Fear: 0.397 Happy: 0.739 Sad: 0.470 Surprise: 0.491
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05:35:00 ~ 05:36:07 堀場委員
私は、令和の時代のリーダーというのは、聞く力が必要、傾聴が必要だというのは常々子供に言っていたところです。そして、岸田さんが総理になられまして、聞く力という言葉が非常にクローズアップされました。これは、令和の時代のリーダーには必要なことだと思っています。だからこそ、今、すごく前に進むんじゃないかなという期待を持っているところです。でも、一方で、決断も必要だと思っています。なので、是非、子供たちのために、子供たちの明るい未来のために今決断をしていただきたいなというふうに思っていることがございますので、次の質疑に行きたいと思います。我が党は、教育の無償化を憲法上の原則として定めるということを公約に掲げさせていただいております。それは、どんな家庭で生まれても、自分が学びたいと思ったことを選んで、選択することができるようにという、教育格差をなくしたいという強い決意の表れでございます。このことに対する総理の御所見をお願いいたします。 Angry: 0.420 Disgust: 0.257 Fear: 0.449 Happy: 0.659 Sad: 0.442 Surprise: 0.556
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05:36:07 ~ 05:37:06 岸田内閣総理大臣
まず、教育基本法に今規定されているように、子供たちの誰もが家庭の経済事情にかかわらず質の高い教育が受けられるチャンスが平等に与えられるようにする必要がある、こういった考え方は重要であると思いますし、こういった点は、御党とも、それから委員とも共有できる部分ではないかと思います。その上で、御質問は憲法との関係でありますが、内閣総理大臣、行政府の立場から憲法改正について内容まで言うのは控えなければならないかもしれませんが、今言った問題意識に基づいて、教育を充実させなければいけないということで、自民党も、憲法改正の四項目の一つの重要な項目として教育の充実を掲げている。 Angry: 0.653 Disgust: 0.266 Fear: 0.418 Happy: 0.624 Sad: 0.274 Surprise: 0.464
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05:37:06 ~ 05:37:37 岸田内閣総理大臣
その背景となる考え方は、今申し上げたことではないかと思っています。是非、憲法改正を含めて、今言った思いを大事にしながら政策を前に進めていきたい。憲法改正については議論が進むことを期待いたしますし、政府としては、今言った思いで政策を進めていく、こうした姿勢を大事にしていきたいと思います。 Angry: 0.537 Disgust: 0.264 Fear: 0.379 Happy: 0.635 Sad: 0.494 Surprise: 0.474
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05:37:37 ~ 05:38:01 堀場委員
ありがとうございます。問題意識というのは恐らく今共有できたのかなというふうに思っています。我が党がやはりどうしても教育の無償化を憲法上の原則にしたいというのは、どんな人が政権を取っても変わらない、そういったものにしたいという思いからです。是非、こういった点も憲法の議論の中でしていってくださればなというふうに思っているところです。 Angry: 0.479 Disgust: 0.380 Fear: 0.387 Happy: 0.638 Sad: 0.526 Surprise: 0.384
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05:38:01 ~ 05:38:42 堀場委員
また、コロナ禍で多くの若者が非常に困難さを抱えることになりました。そもそも教育の無償化が実現しておりませんので、大学を卒業した段階で、奨学金という形で何百万という借金を抱えている若者が大勢います。今、若者支援という点で見たとき、どのような支援メニューがあるのか、総理、教えていただいてもよろしいでしょうか。 Angry: 0.449 Disgust: 0.326 Fear: 0.511 Happy: 0.511 Sad: 0.430 Surprise: 0.561
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05:38:42 ~ 05:39:02 永岡国務大臣
堀場委員にお答えいたします。若者支援についてでございますが、文部科学省といたしましては、経済的に困難を抱える大学生等が進学、修学を諦めることのないよう、授業料の減免と給付型奨学金を合わせた支援をしております。 Angry: 0.349 Disgust: 0.258 Fear: 0.427 Happy: 0.729 Sad: 0.438 Surprise: 0.559
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05:39:02 ~ 05:39:42 永岡国務大臣
また、日本学生支援機構の貸与型の奨学金を充実させてきたところでございます。さらに、今般、令和六年度から、授業料減免、給付型奨学金につきまして、多子世帯や理工農系の学生等の、中間層へ対象を拡大するとともに、大学院段階におきまして、卒業後の所得に応じて奨学金を柔軟に納付できる仕組みを創設することとしておりまして、学生への経済的支援の充実を進めてまいるところでございます。以上です。 Angry: 0.415 Disgust: 0.301 Fear: 0.425 Happy: 0.739 Sad: 0.363 Surprise: 0.604
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05:39:42 ~ 05:39:52 堀場委員
ありがとうございます。今ちょっと、総理に、どんなメニューがあるのかなということをお聞きしたかったんですけれども。ありがとうございます、では、お願いします。 Angry: 0.279 Disgust: 0.231 Fear: 0.272 Happy: 0.733 Sad: 0.682 Surprise: 0.453
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05:39:52 ~ 05:40:15 岸田内閣総理大臣
メニューとして、文部科学大臣から、文部科学省の立場からメニューの紹介がありましたが、それ以外に若者支援ということを考えますと、若者の雇用の安定、それから経済基盤の充実確保、こういった視点も重要であると思います。 Angry: 0.289 Disgust: 0.177 Fear: 0.360 Happy: 0.897 Sad: 0.299 Surprise: 0.652
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05:40:15 ~ 05:41:10 岸田内閣総理大臣
そういった政策ということについては、まずは、所得の増加を図らなければいけない。同一労働同一賃金の徹底、あるいは、それによって非正規雇用の労働者の賃上げや正規化支援を強化する。また、構造的な賃上げの実現に向けて取組を進めて、誰もが希望に応じて多様で柔軟な働き方を選択できる社会をつくっていく。また、その際に、きめ細かな就職支援、リスキリングへの支援、さらには生活困窮者への自立支援の推進など、こういったことを通じて、若者世代の雇用の安定、経済的基盤の確保、こうしたことを進めていくことも若者の支援の重要なメニューではないかと思います。 Angry: 0.545 Disgust: 0.405 Fear: 0.503 Happy: 0.548 Sad: 0.393 Surprise: 0.498
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05:41:10 ~ 05:42:01 堀場委員
ありがとうございます。やはり、高卒で就職する人、結構いますので、そういったところに対する支援というのはなかなか少ないのかなというふうに思っているところでございます。おっしゃるとおり、賃上げ等々は非常に重要な視点ではございますけれども、どうしても漏れが多いのかなというふうに思っています。我が党が主張しておりますベーシックインカムというシステムであれば、こういった漏れは防ぐことができるのではないかなというふうなこともつけ加えさせていただきまして、次の質問に行きたいと思います。妊娠と出産についてということで、お話です。ちょっと時間がないのでクーポンのお話は割愛させていただきまして、私たち日本維新の会は出産費用の保険適用というものを公約に掲げております。この点は、前回の予算委員会にて我が党の吉田とも代議員の質疑もございましたので、御存じかと思います。 Angry: 0.372 Disgust: 0.341 Fear: 0.415 Happy: 0.707 Sad: 0.513 Surprise: 0.460
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05:42:01 ~ 05:42:43 堀場委員
そもそも、妊娠、出産というものが、私自身は、アンコンシャスバイアス、無意識の性別役割分担や男女の格差の根底にあるのではないかというふうに考えております。子供を産むから女性は仕事をすぐ辞める、子育てで家にいるのだから家事をして当たり前、これらの一種伝統的な考え方は、多くの子供を持たない女性をも傷つけてまいりました。そして、総理、ちょっと話はずれるんですが、総理にとって出産というものは、感想でいいので、どういうものか、お聞かせいただけますか。 Angry: 0.448 Disgust: 0.267 Fear: 0.518 Happy: 0.542 Sad: 0.471 Surprise: 0.538
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Angry: 0.180 Disgust: 0.181 Fear: 0.486 Happy: 0.683 Sad: 0.590 Surprise: 0.660
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05:43:02 ~ 05:43:47 岸田内閣総理大臣
しかし、実際、子育てというのは大変大きな労力を要する、経済面はもちろんですが、体力的にも大きな労力を要する、こうした大変なことであるということも感じてきました。しかし、是非多くの方々が未来に希望を持って出産を迎えることができるような環境整備、政治の立場からはしっかり用意をしていかなければならない。それが社会全体の希望につながると信じて、こういった政策を充実させていきたいと考えております。 Angry: 0.279 Disgust: 0.181 Fear: 0.468 Happy: 0.581 Sad: 0.624 Surprise: 0.569
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05:43:47 ~ 05:44:00 堀場委員
ありがとうございます。私自身は子供が二人おりますし、私ごとですが流産も二回しておりますけれども、様々な、出産というのは、一人目と二人目も全然違いますし、人によっても全然違うと思います。 Angry: 0.250 Disgust: 0.231 Fear: 0.326 Happy: 0.843 Sad: 0.557 Surprise: 0.522
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05:44:00 ~ 05:44:51 堀場委員
妊娠の高血圧症になったり糖尿病になったり、それは更年期障害が出たときにそういった病気を発病するかもしれないので気をつけなさいと、私自身も指導されました。そして、本当にこれは一時的な、体に異常が来ているんですよね。私たちにとって、昨日まで大好きだった食べ物が急に嫌いになって、においを嗅いだだけで吐き気がするというようなつわりが急にやってきたり、子供を産むことがどんなにしんどいことなのか分からないので不安になったり、様々な変化があります。そういう中で、安心して妊娠できる環境というものはどういうものなのか、少子化担当の小倉大臣にお尋ねしたいと思います。 Angry: 0.265 Disgust: 0.477 Fear: 0.639 Happy: 0.395 Sad: 0.524 Surprise: 0.504
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05:44:51 ~ 05:45:06 小倉国務大臣
お答えをいたします。妊産婦の死因の第一位が自殺ということで、やはり妊娠や出産に伴う女性の様々な不調、体調変化がかなりあるということは承知をいたしております。 Angry: 0.300 Disgust: 0.408 Fear: 0.490 Happy: 0.707 Sad: 0.470 Surprise: 0.514
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05:45:06 ~ 05:46:04 小倉国務大臣
そういう意味では、誰もが安心をして妊娠期間を過ごして出産することができる環境を整備することが重要だと思っております。このため、現在、政府全体といたしまして、少子化社会対策大綱に基づいて、産後ケア事業の全国展開など、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援、妊娠、出産に関する経済的負担の軽減やマタニティーハラスメントの防止など、安全かつ安心して妊娠、出産できる環境の整備などに取り組んでおります。また、再三言及のあります伴走型支援、これも重要だと思っております。総理が申し上げているとおり、核家族化が進んでおりまして、妊娠や出産、育児で周りに相談できる人がいないという方も多数に上っていると認識をいたしております。そういった方が身近な相談窓口で対面で相談する機会があったりとか、あるいは、そういう場所がない場所であっても、SNSやオンラインを通じて相談をできる場所というのが非常に重要だと思っております。 Angry: 0.287 Disgust: 0.250 Fear: 0.463 Happy: 0.683 Sad: 0.459 Surprise: 0.612
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05:46:04 ~ 05:46:23 小倉国務大臣
この事業は来年度からこども家庭庁に引き継がれますことから、こども政策担当大臣としても、本事業により伴走型相談支援を充実をすることで、全ての妊婦、子育て家庭の孤立感や不安感を取り払い、安心して出産、子育てができるようにしてまいりたいと考えております。 Angry: 0.176 Disgust: 0.202 Fear: 0.489 Happy: 0.697 Sad: 0.688 Surprise: 0.442
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Angry: 0.383 Disgust: 0.334 Fear: 0.369 Happy: 0.754 Sad: 0.521 Surprise: 0.479
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05:46:39 ~ 05:47:03 加藤国務大臣
まず、正常分娩を、現在保険適用されていないわけでありますが、保険適用する場合は、分娩サービスの内容が標準化されるということ、そして、それに要する費用についても、公定価格として全国一律の価格を設定するということが可能になると考えています。他方で、出産においては、現状、出産場所や提供されているサービスがまさに様々であります。 Angry: 0.313 Disgust: 0.230 Fear: 0.586 Happy: 0.621 Sad: 0.375 Surprise: 0.678
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05:47:03 ~ 05:48:02 加藤国務大臣
そして、妊婦の方がそれを自由に選んでいただいているという実態がある中で、それらを全国一律の診療報酬という形で評価することが適当なのかという課題があります。それから、保険適用ということになりますと、現在、出産費用の自己負担が地域によってはかからない、あるいはそれを超えてお金が残るというケースもありますが、保険適用ということになりますと自己負担が生ずる、この点をどう整理するのか。さらに、現物給付として、身体の一時的な異常である病気やけがに対して行う公的医療保険制度の療養の給付という基本的な考え方があるわけでありますけれども、そもそものこの基本的な考え方を見直す必要があるのではないか。こうした課題があることから、慎重な検討が必要であるというふうに考えているところであります。 Angry: 0.486 Disgust: 0.397 Fear: 0.603 Happy: 0.414 Sad: 0.397 Surprise: 0.511
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05:48:02 ~ 05:49:02 堀場委員
ありがとうございます。私自身がすごく嫌な言説というのは、妊娠は病気じゃないと言われるということです。何かあると、妊娠は病気じゃないんだよ、つわりでしんどくても妊娠は病気じゃないんだよ、そういうふうな言説というのは女性を非常に苦しめると私は思っています。そして、これは嫁しゅうとめ問題を再生産しているものでもあると思います。小さな家庭の中で、病気じゃないんだから頑張りなさい、つわりは病気じゃないよと言われてしまうわけですね。なので、私は、制度が変われば価値観が変わって、そして社会が変わる、男性の育休というのはそういうイメージだと思うんですけれども、そうなると思います。私は、しんどいときは休むことができる、そうすることでパフォーマンスが上がって生産性が上がると思っています。しんどいというリスクは誰にでもあります。男性にもあります。生理休暇をわざわざつくるのではなくて、生理だろうとつわりだろうと、そのほか、男性がしんどいときも全て、しんどかったら休むということができる社会を私自身は目指しています。 Angry: 0.459 Disgust: 0.437 Fear: 0.486 Happy: 0.531 Sad: 0.497 Surprise: 0.431
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05:49:02 ~ 05:50:02 堀場委員
それがフラットな社会だと思います。保険適用ですが、不妊治療にも議論がありました。でも、保険適用になった今、多くの方が利用して、そして子供をもうけようと頑張っています。これをどう評価するのか。同じように保険適用には可能性があると思います。出産の数が伸びたらすごいことですし、これは、自分のことから社会のことですよという、大きなメッセージだと思います。もう苦しまなくていいから安心して産んでください、社会でしっかり見守りますよという、私は、そういう国からのメッセージだと思います。ほかにも、医療の安全の観点からも意味があると思います。保険適用になれば、厚生局のチェックが入ります。集団や個別の調査が入っています。人の配置等を確認されているでしょう。医療の安全が叫ばれ、痛ましい医療事故を防ぐためにも、妊婦さんにとっては安心なことだと思います。地域の格差はあるかもしれません。でも、それはほかの診療科も同じなはずです。 Angry: 0.493 Disgust: 0.332 Fear: 0.496 Happy: 0.575 Sad: 0.389 Surprise: 0.557
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05:50:02 ~ 05:51:16 堀場委員
けれども、なぜ産科だけが駄目なのか。そして、見える化される、それは本当にすばらしいけれども、見える化だけでは何も変わらないと私は思っています。保険適用をしても、選ぶ医療は選べるはずだと思っています。以上のような理由によって、私は、保険適用を進めていただきたいなというふうに思っております。最後、ちょっと時間がないので、給食費の無償化についてさせていただきたいなと思います。我が日本維新の会は、大阪で給食費の無償化を実現させていただいております。大阪以外にも、多くの自治体で給食費の無償化をしています。それは、教育予算のみならず、多様な財源を使ってやられていると聞いています。文部科学省さんにお尋ねしたいと思います。ちょっと簡潔にお願いしたいんですが、運営費に関して、給食指導の観点から、文部科学省さん、やられていると思いますけれども、給食費の無償化について教えてください。 Angry: 0.466 Disgust: 0.314 Fear: 0.534 Happy: 0.468 Sad: 0.490 Surprise: 0.506
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05:51:16 ~ 05:52:13 永岡国務大臣
堀場議員にお答えいたします。学校給食費の無償化でございますが、学校の設置者とそして保護者との協力によりまして学校給食が円滑に実施されることが期待をされるとの学校給食法の立法趣旨を踏まえまして、設置者である自治体において適切に御判断いただくものと考えております。その上で、家庭の経済状況が厳しい児童生徒の学校給食費につきましては、生活保護による教育扶助や、また就学援助を通じまして支援をしているところでございます。また、今般の学校給食におけます食材費の高騰に対しましては、地方創生臨時交付金を活用いたしまして、保護者負担の軽減に向けた取組を促しておりまして、ほとんどの自治体が取り組んでいるところでございます。 Angry: 0.465 Disgust: 0.279 Fear: 0.487 Happy: 0.575 Sad: 0.427 Surprise: 0.496
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Angry: 0.713 Disgust: 0.472 Fear: 0.452 Happy: 0.495 Sad: 0.451 Surprise: 0.429
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05:52:15 ~ 05:53:05 堀場委員
ありがとうございます。今、本当に物価高で厳しい状況にあるという点から考えても、今給食費は上げられないという点に関しては様々な方策が取られているというふうに聞いています。しかし、給食費の無償化をそもそも実現すれば、保護者の負担がないので速やかに対応することができると思います。ほかにも、食の安全保障の観点から国産食材を買う、そして地産地消を促進できる、オーガニック給食も実現できるかもしれない、こういったメリットもあると思います。そして、無償化というのは、教育的な観点というよりも、福祉的な観点、子育て支援だと私は思っております。特に給食というものが子供の貧困対策として非常に有用だと思っております。 Angry: 0.384 Disgust: 0.312 Fear: 0.479 Happy: 0.607 Sad: 0.453 Surprise: 0.514
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05:53:05 ~ 05:53:30 堀場委員
こういった理由から、我が党は、日本維新の会は、教育の無償化を国でも進めるべきだということで、物価高騰等にかかる総合経済対策の中でも言わせていただいております。ここまでお話をさせていただいたんですけれども、岸田総理、最後に、この給食の無償化、どのようにお考えか、教えてください。 Angry: 0.500 Disgust: 0.188 Fear: 0.521 Happy: 0.460 Sad: 0.489 Surprise: 0.485
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05:53:30 ~ 05:54:07 岸田内閣総理大臣
まず、学校給食の無償化についての自治体とそして国の役割分担については、ただいま文部科学大臣から答弁させていただいたとおりであります。そして、その上で、今般の物価高騰対策の中で、政府において、地方創生臨時交付金の活用を促して、九九%の自治体において学校給食費の値上げが抑制されているという状況が報告をされています。 Angry: 0.648 Disgust: 0.300 Fear: 0.543 Happy: 0.431 Sad: 0.334 Surprise: 0.509
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05:54:07 ~ 05:54:28 岸田内閣総理大臣
こうした様々な制度を、政策を活用することによって、現場において学校給食費の負担を軽減するべく努力をしていく、こうした姿勢は重要であると私も認識をしております。 Angry: 0.629 Disgust: 0.278 Fear: 0.378 Happy: 0.604 Sad: 0.462 Surprise: 0.381
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05:54:28 ~ 05:54:56 堀場委員
ありがとうございました。補正予算ということですので、できるだけ早くみんなが享受できる、できるだけ多くの人が享受できる、そして子供が多い人にも享受できる様々な政策が必要だと私どもは思っております。出産費用の無償化、そして給食費の無償化、この二点に関しては、我が党としても引き続き主張してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 Angry: 0.359 Disgust: 0.305 Fear: 0.335 Happy: 0.802 Sad: 0.549 Surprise: 0.422
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05:55:07 ~ 05:55:56 斉藤(鉄)国務大臣
発言の機会を与えていただき、ありがとうございます。午前中の小野泰輔委員の質疑において、電気駆動船外機について、ISOやIECなどと同等のものであれば、海外で認定されたものはそのまま日本でも使える旨の答弁をいたしましたが、正しくは、海外の電動船外機について、国内の安全基準に適合することを船舶検査により確認する際、海外の公的な試験機関で取得されたデータの活用等を行うことにより、船舶検査の合理化を図っております、であります。おわびして修正させていただきます。 Angry: 0.425 Disgust: 0.359 Fear: 0.449 Happy: 0.671 Sad: 0.417 Surprise: 0.518
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05:56:07 ~ 05:57:15 住吉委員
兵庫県姫路市よりやってまいりました、日本維新の会の住吉寛紀でございます。総合経済対策とそれの関連の補正予算について質問させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。まず、今回の総合経済対策のタイミングについてお伺いいたします。新型コロナ感染拡大に加え、ロシア、ウクライナ問題や円安の進行により物価高が続いております。私は、今年の二月に初めて予算委員会で日本のエネルギー政策の脆弱性について質問させていただき、このままだと電気代などが高騰してしまうのではないかという趣旨でしたが、ロシアがウクライナに侵攻して、それは残念ながら現実のものになってしまいました。CPIは上昇の一途をたどり、賃金は上がらず、国民の生活は苦しいままです。これまで政府は、三月、四月、七月、九月に経済対策を講じておるとはいえ、各社の世論調査では、六月あたりを境に、半分以上が物価高対応を評価せずとなっております。 Angry: 0.372 Disgust: 0.279 Fear: 0.449 Happy: 0.638 Sad: 0.445 Surprise: 0.580
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05:57:15 ~ 05:58:18 住吉委員
直近では八割という数字もございます。さらに、経済対策がばらまき中心で事務負担がかかり、国民の手元に恩恵が届くのが遅いというような性質もございます。九月の住民非課税世帯への五万円給付も、まだ手元に届いていない方の方が多いのではないでしょうか。これは、先ほど小野委員からもDXを進めていくことが重要であると言われましたが、それも進んでいるとは言えません。支持率狙いの評論家もおります、この経済対策自体が支持率浮揚対策であるというような評論家もおります。経済状況に実質的な変化を起こせる量の財政支出をもっと早く行うべきでしたし、少なくとも、この臨時国会の早い時期に審議できるよう提出すべきだったと考えますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.475 Disgust: 0.310 Fear: 0.526 Happy: 0.486 Sad: 0.445 Surprise: 0.545
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05:58:18 ~ 05:59:11 岸田内閣総理大臣
もっと早く提出するべきではないかという御質問ですが、委員も触れていただきましたように、この経済対策、年初から、政府としましても、状況の変化に応じて様々な政策を打ち出してきました。本年三月には原油価格高騰に対する緊急対策、四月には燃料油激変緩和などの対策を盛り込んだ緊急対策、七月には肥料高騰対策など二千六百億円、九月には燃料油激変緩和措置の延長や五万円の給付金、特に経済的に厳しい世帯への五万円の給付金、こうしたものをずっと切れ目なく対策を講じてきたわけであります。 Angry: 0.633 Disgust: 0.303 Fear: 0.555 Happy: 0.418 Sad: 0.338 Surprise: 0.487
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05:59:11 ~ 05:59:59 岸田内閣総理大臣
そして、その上で十月、今御審議いただいているこの補正予算を背景とする総合経済対策を明らかにさせていただいているということであります。こうした対策を切れ目なく講じていくことが重要であると思いますし、対策の遅れを指摘する声に対しても、こうした切れ目ない対策、しっかり説明をし、そして、おっしゃるように、何よりも対策を国民の手元に届ける、一日も早く届けることが重要だという認識の下に対策を進めていきたいと考えています。 Angry: 0.670 Disgust: 0.221 Fear: 0.402 Happy: 0.530 Sad: 0.362 Surprise: 0.520
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05:59:59 ~ 06:00:19 住吉委員
六月末には、帝国データバンクの食品主要百五社を対象に行った調査、食品主要百五社価格改定動向調査、これは、年内に多くのものを値上げするということはもう予定されていた、分かっていたことでもございます。 Angry: 0.252 Disgust: 0.249 Fear: 0.574 Happy: 0.654 Sad: 0.431 Surprise: 0.680
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06:00:19 ~ 06:01:11 住吉委員
また、日本の産業構造上、円安が進むとこれは物価高に非常に影響を及ぼしますが、日米の金融スタンスの違いから、ほとんどの方が、専門家が、円安に進むだろうと予想されていた。さらに、先ほど世論調査でもありましたが、この物価高対策、これがなかなか国民に届いていない、恩恵を感じていない、そういう声は非常に大きいわけでございます。そういった意味で、対策が後手後手に回っているという印象を受けます。せめて、経済状況に実質的な変化を起こせる量、いわゆるビッグプッシュの経済対策を取りまとめて、この十月の臨時国会、早めに出すべきだったと思っております。 Angry: 0.329 Disgust: 0.197 Fear: 0.592 Happy: 0.561 Sad: 0.354 Surprise: 0.723
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06:01:11 ~ 06:02:02 住吉委員
また、今回の規模についてもお伺いしたいと思います。物価上昇の要因が、賃金上昇でなくコストプッシュが強く、マイナスのGDPギャップが存在することから、財政出動を行うこと、これ自体には異論はございません。しかし、どのようなロジックで額が決定されたのか、よく分かりません。財政支出は三十九兆円、民間支出を含む事業規模は七十一・六兆円、第二次補正予算は二十九・一兆円と、非常に巨額でございます。財源の大部分は国債発行です。一夜で四兆円増額されたという報道もあります。このような政策決定のプロセスは、税金を納めている、又はこれから負担を課せられる国民が知る権利があると考えます。 Angry: 0.478 Disgust: 0.279 Fear: 0.503 Happy: 0.544 Sad: 0.423 Surprise: 0.564
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06:02:02 ~ 06:02:29 住吉委員
さらには、政府は一貫して、財政健全化の旗印は降ろさないと答弁しておりますが、国債残高、これは年々積み上がっております。国債の発行可能額をどのようなロジックで決定しているかも疑問でございます。この規模の決定について、総理の答弁を求めます。 Angry: 0.517 Disgust: 0.336 Fear: 0.520 Happy: 0.623 Sad: 0.287 Surprise: 0.575
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06:02:29 ~ 06:03:14 岸田内閣総理大臣
まず、先ほど申し上げたように、三月以降、適宜対策を連続して行ってきました。その上で十月の対策ということであります。そして、その対策の規模についての御質問でありますが、そもそも、この経済対策を作成する際に、GDP、需給ギャップにつきまして、日銀の算定で十五兆円以上のギャップがあるということが指摘をされている中で経済対策を作っていかなければいけない、こうしたことでありました。 Angry: 0.393 Disgust: 0.344 Fear: 0.460 Happy: 0.740 Sad: 0.398 Surprise: 0.545
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06:03:14 ~ 06:04:10 岸田内閣総理大臣
よって、経済対策を作成する当初から、内容も規模も両方大事だということを申し上げながら経済対策を作ってきた、こうしたことであります。そして、具体的な中身、何が重要なのか。食料、エネルギー対策が重要である、あるいは、強靱な経済構造をつくるためにも、半導体を始めとする成長分野に思い切った投資をしなければいけない、六兆円の資金を用意するなど、様々な内容を積み上げて経済対策を構築してきました。そして、最後、仕上げの段階で、これからの経済を見通した際に、特に来年前半に向けて、米国、中国、そして欧州の経済状況、大変厳しいものがある。 Angry: 0.264 Disgust: 0.210 Fear: 0.557 Happy: 0.686 Sad: 0.373 Surprise: 0.708
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06:04:10 ~ 06:05:18 岸田内閣総理大臣
この世界発の経済の下押し圧力、こうしたものがこれから予想される、こうしたことにも十分備えなければならない、こうしたことで最終的な規模を決定した、これが経済対策の規模に対する考え方であります。そして、もう一つ御質問が、財政の方の話、国債と、国の借金との関係について御質問がありましたが、この部分につきましては、まずは、一昨年のコロナ禍から始まって、物価高騰があり、そしてこれから引き続き厳しい状況も考えられる中にあって、政府として国民の生活あるいは事業を守るために、講じられる政策は全て動員して、国民の生活や事業を守っていかなければいけないということで政策を用意する。 Angry: 0.510 Disgust: 0.276 Fear: 0.528 Happy: 0.517 Sad: 0.370 Surprise: 0.501
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06:05:18 ~ 06:05:51 岸田内閣総理大臣
しかし一方で、中長期的に国の信頼であります財政の健全化、これはしっかりと目指していかなければならない。この両立の下に日本の財政の信認を国際社会あるいは市場においてしっかり確保するのが政治の責任であると考え、政府として、そのバランスをしっかり取り、信認を確保するために、これからも腐心していきたいと考えています。 Angry: 0.748 Disgust: 0.329 Fear: 0.389 Happy: 0.423 Sad: 0.384 Surprise: 0.398
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06:06:02 ~ 06:07:00 住吉委員
例えば、今回、十・六兆円を投じる国民の安全、安心の確保には防災・減災、国土強靱化関連の事業を盛り込んでおります。こういった公共事業はGDPの直接的な押し上げ効果が高いとされております。ただ、過去の経済対策でもこのような予算を計上してきたわけですが、二一年度決算では四兆円近くが、繰越額、発生しております。この規模を大きくする、小さくするという議論だけで、予算執行や国内経済への効果、これが軽視されているのではないかというような指摘もございます。補正予算とは、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要になった経費の支出又は債務の負担を行うために必要な予算の追加を行う場合に行うということです。 Angry: 0.457 Disgust: 0.351 Fear: 0.590 Happy: 0.529 Sad: 0.338 Surprise: 0.565
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06:07:00 ~ 06:08:13 住吉委員
これはもう他の委員からも何度も指摘されておりました。この定義に当てはめると、今回の基金と予備費、これについては全く当てはまらないのではないかと考えております。まず、基金についてお伺いいたします。今回、総額で八・九兆円計上しております。パネルを御覧ください。基金への予算措置、推移を見ると、二〇二〇年から大幅に上昇しております。基金の事業は運営が各省庁の関連団体など外部に委託されるため、国会での検証が十分ではなくなり、適正に事業が執行されているか見えにくくなります。そもそも、数年にわたって執行される性質のものであり、緊要性がなく、GDP押し上げの即効性は低いと考えられます。せめて、基金の性質上、補正予算ではなく通常予算で計上すべきと考えますが、いかがお考えでしょうか。 Angry: 0.527 Disgust: 0.387 Fear: 0.479 Happy: 0.561 Sad: 0.435 Surprise: 0.466
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06:08:13 ~ 06:09:17 鈴木国務大臣
補正予算に盛り込まれる事業につきましては、緊要性の要件を満たすか否か、これは基金事業であるかどうかにかかわらず、それぞれの事業内容等に応じて個別に判断する必要がある、そういうふうに考えております。その上で、例えば、今般の補正予算では様々な課題に対応する基金事業に対する予算措置を講じておりますけれども、経済対策に掲げられた柱に基づく施策を迅速かつ効率的に実施する上で必要であると判断したものを措置しておりまして、緊要性の要件はきちんと満たすものである、そのように考えております。あわせまして、基金の運用に当たっては、先生からも御指摘がございましたが、その透明性を向上させたり、効果的かつ効率的な活用につなげていくこと、これは重要なことでありまして、引き続き基金事業の適正な執行管理に努めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.407 Disgust: 0.266 Fear: 0.490 Happy: 0.728 Sad: 0.317 Surprise: 0.605
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06:09:17 ~ 06:10:20 住吉委員
基金が緊要性の要件を満たすべきだと考えるというような御答弁がございました。これは、我々は、本当にそこまで緊要性があるのかと、他の党の委員も様々に御指摘してまいりましたし、いろいろな報道、新聞であったり、また経済アナリストの方が、基金、これは二〇二〇年から一気に上がっているわけですよね、こういうような使い方が果たしていいのかというのは、非常に多くのところから御指摘されていると思います。総理も、是非、聞く力、これを強みというのであれば、こういった形で、やはり、本当に緊要性があるのか、また、数年にわたって使うような性質のものをこの補正予算でするのかというのは、我々としてはやはり違うと思っております。 Angry: 0.457 Disgust: 0.265 Fear: 0.539 Happy: 0.619 Sad: 0.244 Surprise: 0.662
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06:10:20 ~ 06:11:00 住吉委員
これはもう立場の違いもございますし、次の質問に移りたいと思いますが、予備費についてもお伺いしたいと思います。今回の予備費においても、四・七兆円という巨額を計上しております。さらに、これまで、政府の予備費の使い方、これについては、我々日本維新の会は、既得権へのばらまきや、また若者支援が少ないということで、我が党としてもいろいろ意見があるというところでございます。しかし、予備費の支出に関しては、閣議決定で何でも使えてしまう。 Angry: 0.548 Disgust: 0.257 Fear: 0.430 Happy: 0.560 Sad: 0.438 Surprise: 0.484
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Angry: 0.394 Disgust: 0.407 Fear: 0.562 Happy: 0.468 Sad: 0.570 Surprise: 0.480
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06:11:16 ~ 06:12:22 鈴木国務大臣
予備費について御質問がございましたが、まず、補正予算計上の妥当性について申し上げますと、新型コロナの影響に加え、足下で進行中の世界的な物価高騰、これは国民生活や経済活動に様々な影響を及ぼしておりまして、今後の推移や影響の範囲等について、残念ながら、確たる見通しは依然として困難であると考えております。これに加えまして、世界的な景気後退懸念、これが高まっておりまして、日本経済を取り巻く環境には厳しさが増している状況であります。こうした中で、新型コロナの再拡大、あるいは物価の更なる高騰、さらにはウクライナ情勢等に伴い発生し得る経済危機など、直面する難局に機動的、弾力的に対応するため、万全の備えとして予備費を活用することは、これは国民の命と暮らしを守るという観点から適切な対応である、そのように考えております。 Angry: 0.527 Disgust: 0.360 Fear: 0.581 Happy: 0.448 Sad: 0.341 Surprise: 0.509
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06:12:22 ~ 06:13:31 鈴木国務大臣
このため、今般の経済対策では、コロナ、物価予備費を追加するとともに、ウクライナ情勢経済緊急対応予備費を新たに創設することといたしました。その上で、財政規律の観点から、予備費は濫用されるべきでなく、その使用に当たっては、必要性や緊急性等についてよく所管省庁との間で議論、検討を行った上で、憲法や財政法の規定に従って適切に使用を判断していくことが必要であると考えております。財政民主主義との関係についても御指摘がございましたけれども、今回の経済対策で追加する予備費につきましては、令和四年度第二次補正予算の一部として国会で御審議いただくものであること、それから、予備費の支出については、憲法、財政法の規定に従いまして事後に国会の承諾を得る必要があることから、財政民主主義に反するものではないと考えているところでございます。 Angry: 0.743 Disgust: 0.327 Fear: 0.449 Happy: 0.558 Sad: 0.245 Surprise: 0.464
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06:13:31 ~ 06:14:00 住吉委員
今、大きな問題の一つとして、物価が上昇している、でも賃金が上がらないことだと思っております。先ほど総理は、需給ギャップが存在するとおっしゃり、それに見合う規模を総合的に考えたという答弁がございました。需給ギャップがマイナスということは、企業の設備や人員が過剰ということで、需要を喚起していく必要があるわけです。 Angry: 0.469 Disgust: 0.305 Fear: 0.594 Happy: 0.448 Sad: 0.356 Surprise: 0.624
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06:14:00 ~ 06:14:34 住吉委員
マクロの面から賃金を上げていく、上げやすい環境をつくることが必要だと思っております。そのための今回の規模だと先ほどの答弁を受け止めました。今回の例えば基金や予備費、非常な大きな役割となっておりますが、割合が非常に大きくなっておりますが、果たしてその目的を達成できるのでしょうか。先ほどの規模についての整合性はあるのでしょうか。御答弁をお願いします。 Angry: 0.333 Disgust: 0.347 Fear: 0.538 Happy: 0.641 Sad: 0.377 Surprise: 0.631
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