00:01:38 ~ 00:02:09 委員長(山谷えり子君)
ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。委員の異動について御報告いたします。昨日までに、高瀬弘美君、進藤金日子君、馬場成志君及び竹内真二君が委員を辞任され、その補欠として三浦信祐君、島村大君、長峯誠君及び安江伸夫君が選任されました。 Angry: 0.555 Disgust: 0.289 Fear: 0.390 Happy: 0.593 Sad: 0.432 Surprise: 0.480
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00:02:09 ~ 00:03:34 委員長(山谷えり子君)
また、本日、白眞勲君が委員を辞任され、その補欠として熊谷裕人君が選任されました。理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認めます。それでは、理事に宮本周司君及び三浦信祐君を指名いたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長飯塚耕一郎君及び特定失踪者家族会事務局長・特定失踪者古川了子氏の姉竹下珠路君を参考人として出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。 Angry: 0.490 Disgust: 0.306 Fear: 0.462 Happy: 0.544 Sad: 0.497 Surprise: 0.479
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00:03:34 ~ 00:04:00 委員長(山谷えり子君)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。北朝鮮による拉致問題等に関しての対策樹立に関する調査を議題とし、参考人の皆様から御意見を伺います。この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。本日は、御多忙のところ御出席いただき、誠にありがとうございます。 Angry: 0.447 Disgust: 0.238 Fear: 0.377 Happy: 0.718 Sad: 0.418 Surprise: 0.533
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00:04:00 ~ 00:04:54 委員長(山谷えり子君)
皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、今後の調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。次に、議事の進め方について申し上げます。まず、飯塚参考人、竹下参考人の順にお一人十分程度で御意見をお述べいただき、その後、委員の質疑にお答えいただきたいと存じます。また、御発言の際は、挙手をしていただき、その都度、委員長の許可を得ることになっておりますので、御承知おきください。なお、御発言は着席のままで結構でございます。それでは、まず飯塚参考人からお願いいたします。飯塚参考人。 Angry: 0.404 Disgust: 0.315 Fear: 0.441 Happy: 0.697 Sad: 0.422 Surprise: 0.549
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00:05:02 ~ 00:06:01 参考人(飯塚耕一郎君)
本日は、北朝鮮による日本人拉致被害者救出のための発言の機会をいただき、大変感謝申し上げます。私の母、田口八重子は、四十四年前の六月の二十九日に突如、一歳だった私と二歳の姉を残して行方が分からなくなりました。その後、二十四年もの間、彼女の行方は分かりませんでした。二〇〇二年九月の日朝首脳会談で彼女の存在が判明しましたが、いまだ北朝鮮に残されたままとなっています。日本人拉致被害者は認定されているだけで十七名、うち五名とその家族が二〇〇二年、二〇〇四年に帰国しましたが、しかし、残された認定被害者も含め、多くの被害者が北朝鮮で拘束をされ、我々日本からの助けを待ち続けています。一方、日本には、北朝鮮に拉致をされた被害者を救うため、三十年、四十年帰りを待ちわび続けた家族がいます。 Angry: 0.610 Disgust: 0.258 Fear: 0.520 Happy: 0.308 Sad: 0.503 Surprise: 0.471
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00:06:01 ~ 00:07:02 参考人(飯塚耕一郎君)
家族会設立から二十五年、まさに東奔西走でこの問題の存在を訴え続け、被害者の救出を願い続けた家族がいます。しかし、余りの時間が経過してしまい、死別してしまった家族もあります。横田滋さんは、二年前、二〇二〇年の六月の五日に亡くなりました。有本嘉代子さんも二年前の二月に亡くなりました。私の養父であり、田口八重子さんの兄である飯塚繁雄は半年前に亡くなりました。私は、日本国政府が日本人の命を守っていただきたいと思います。日本人の人生を守っていただきたいと思っています。この願いが本当に切に皆さんに届くように考えております。さて、私個人の考えも交え、北朝鮮拉致問題に対する意見を申し上げたいと思います。まず一点目。我々家族会は全ての拉致被害者の即時一括帰国を掲げています。 Angry: 0.548 Disgust: 0.323 Fear: 0.479 Happy: 0.375 Sad: 0.579 Surprise: 0.447
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00:07:02 ~ 00:08:00 参考人(飯塚耕一郎君)
我々はこの条件を変えることはありません。変えるつもりもありません。この事件が発生して三十年、四十年の長い時間がたってしまった今、我々には時間がないのです。一部の被害者だけ帰してもらい、段階的な交渉をする方が現実ではないかというコメントもありますが、そのような考えには賛同いたしかねます。二〇〇二年、二〇〇四年に五名の被害者とその家族が帰国された後、誰も帰ってきていない状況を考えれば明らかなことかと思います。我々家族に残された人生の時間は短く、悠長に時間を掛けていられません。二〇〇二年から二十年たちました。それと同様に、更に二十年待つといった状況を迎えることは受け付けられません。二点目。再調査の実施、連絡事務所の設置は受け付けられません。家族が亡くなるための時間稼ぎや不幸な幕引きを呼び込むことにしかなり得ません。 Angry: 0.527 Disgust: 0.335 Fear: 0.496 Happy: 0.415 Sad: 0.543 Surprise: 0.493
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00:08:00 ~ 00:09:03 参考人(飯塚耕一郎君)
北朝鮮当局は、二十四時間厳重監視の下に、誰がどこでいつ何をしているかという状況、拉致被害者の状況を完全に把握しています。二〇〇二年に帰国された家族の方々も招待所で常に監視をされていたという発言をされております。これは、招待所に、その各招待所に賄い婦のおばさんがいらっしゃって、そのおばさんが本当に二十四時間、給仕をする兼監視をするという役割を持っておりまして、で、週一回、その北朝鮮の政府関係者が来るという形になっていて、必ずその一週間の動向というのが全部伝えられるということになっておりますので、拉致被害者というのは常に監視をされているということになっております。そのため、調査委員会や連絡事務所など、何か新しい情報を模索するという、その聞こえのよい話というのは、北朝鮮のよい都合のまま話を進めるだけの問題となっております。 Angry: 0.641 Disgust: 0.314 Fear: 0.560 Happy: 0.392 Sad: 0.300 Surprise: 0.513
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00:09:03 ~ 00:10:22 参考人(飯塚耕一郎君)
三点目。核、ミサイルと拉致問題を切り離して考えていただきたいと思っています。核、ミサイル、拉致を同時に進めるという姿勢は構わないかもしれませんが、しかし、北朝鮮が核、ミサイルを手放すということは誰が考えても明らかではありません。北朝鮮は対外交渉の材料が少ないため、核、ミサイルを手放すということはあり得ないと考えています。よって、その核、ミサイル、拉致問題を三つ同時に進行するという考えではなく、核、ミサイルと拉致を切り離して進めるという考え及びその政策をもって進めていただきたいと考えています。この切離しの考えについては、私から岸田総理及びエマニュエル駐日米国大使及びバイデン大統領にも申し上げております。特に、米国政府には、先日バイデン大統領と面会をさせていただきましたが、その際に書簡として本趣旨をお伝えしております。拉致問題が、基本は、核・ミサイル問題の交渉に先んじれば、米国サイドに北朝鮮からのその拉致問題を進展するように促しを求めるという形が必要ですし、逆に、その核・ミサイル問題より拉致問題が交渉先んじれば、アメリカ及び世界の、拉致問題を先に進めるという了承を基にその交渉を進めるということが現実的に可能かなというふうに考えております。 Angry: 0.645 Disgust: 0.302 Fear: 0.489 Happy: 0.444 Sad: 0.378 Surprise: 0.499
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00:10:22 ~ 00:11:01 参考人(飯塚耕一郎君)
また、四点目。その新たな手法を検討いただきたいと思っております。現時点、その国際制裁及び日本独自の制裁を掛けて北朝鮮にプレッシャーを掛け続けているという形を取っています。しかし、本当にこれ以上何もカードがないのかというのを議論する必要があります。カードがないなら、更なるカードをつくるべきと検討しています。北朝鮮との交渉に圧力は必ずあるべきです。先日の、国内において北朝鮮のワクチン提供に関する言及がありましたが、報道のとおりの形とすれば、日本からの一方的な譲歩とも取れる行動に見受けられます。そのような行動には留意が必要だと考えています。 Angry: 0.616 Disgust: 0.303 Fear: 0.452 Happy: 0.464 Sad: 0.438 Surprise: 0.512
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00:11:01 ~ 00:12:01 参考人(飯塚耕一郎君)
その理由として、一九九〇年代、日本からの北朝鮮の米支援でしたり、一九九〇年代後半から二〇〇〇年代の後半にかけての韓国の太陽政策などの歴史を見れば明らかなことかと存じます。過去、北朝鮮に一方的な譲歩や緩和行動、政策により、提供側の事態が好転したという例は私は知りません。しかし、これが首脳会談を開催するや、その拉致問題の交渉を進展させる言わばバーター交渉の一つであるならば、その限りではないかもしれません。以上が私個人の考えとなります。北朝鮮は、新型コロナ禍による貿易停滞、飼料やエネルギー不足による貧困状態が続いていると聞きます。また、ここ数か月は新型コロナ感染拡大が続いていると報道されています。このような状況下の中で我々の家族の生命がどれだけ脅かされているか、心配、不安でなりません。 Angry: 0.554 Disgust: 0.329 Fear: 0.571 Happy: 0.388 Sad: 0.443 Surprise: 0.528
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00:12:01 ~ 00:13:00 参考人(飯塚耕一郎君)
また、家族会設立から既に二十五年です。身を粉にして闘い続けたにもかかわらず、家族との再会を果たせないまま無念な思いを抱き、二十五年を経過しています。母を一歳の頃に拉致された息子の私が、母との記憶がないまま四十四年思い続け、十九年訴え続けています。日本政府は、この異常な事態が当たり前でないということを改めて認識して、解決のための思考及び行動をする必要があると考えています。我々家族が動いているからではなく、日本国家、日本政府が毅然とした態度で北朝鮮と闘っていただく義務と責任があると考えます。拉致被害者を取り戻すために何ができるのか、再びこのようなことが起きないためにどういう法整備を行うのかなど、こうしたことに対する議論を深めていただく必要があると思います。国際社会の一員であるウクライナは未曽有の危機に直面しています。平和と安全が簡単に壊され、人命、人権が侵されています。 Angry: 0.580 Disgust: 0.265 Fear: 0.522 Happy: 0.454 Sad: 0.422 Surprise: 0.480
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00:13:00 ~ 00:13:36 参考人(飯塚耕一郎君)
この侵攻は自分事として捉えている世界の人々が多くいることかと思います。では、日本の拉致問題はどうなのか。日本の、日本人の平和と安全に対して政府は真剣に考えているのか。真剣に考えているなら、なぜ四十年近く救うことができないのか。国民をこの先守れないのか。過去拉致された被害者を取り戻せないのか。日本国、日本政府は、日本人の命、人権を守るという強い覚悟を持ち、アクションを行う必要があると私個人は考えております。本日はありがとうございました。 Angry: 0.632 Disgust: 0.321 Fear: 0.507 Happy: 0.401 Sad: 0.406 Surprise: 0.508
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00:13:49 ~ 00:14:08 参考人(竹下珠路君)
ありがとうございます。本日は、このような発言の、陳述の機会をいただきまして、御礼申し上げます。私の妹、古川了子は、今から四十九年前の一九七三年七月七日に、十八歳のとき、千葉県市原市の家族の前から姿を消しました。 Angry: 0.270 Disgust: 0.222 Fear: 0.328 Happy: 0.858 Sad: 0.526 Surprise: 0.546
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00:14:08 ~ 00:15:00 参考人(竹下珠路君)
その年の春に県立商業高校を卒業し、地元の大手造船会社に就職したばかりで、私に、経理部に所属したの、仕事は大変だけどやりがいがあるし、先輩たちが優しいから仕事、会社はとても楽しいと明るい声で話していたのが私が聞いた妹の最後の声でした。失踪の前日にもらったばかりの初ボーナスで母と買物に行く約束をしていました。ところが、当日の昼前になって知人を介して今日の買物は行けなくなったと母に連絡が入り、妹の消息はそれ以来ぷつりと消えました。何事にも真面目に取り組む頑張り屋で、周りの人にいつも優しく、素直で明るい妹でした。 Angry: 0.320 Disgust: 0.241 Fear: 0.477 Happy: 0.565 Sad: 0.571 Surprise: 0.572
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00:15:00 ~ 00:16:00 参考人(竹下珠路君)
母は警察に届けるとともに様々な情報提供の呼びかけをしましたが、何一つ反応はありませんでした。そして、一九九七年三月、横田めぐみさんの北朝鮮による拉致情報をテレビ番組で見た母が、もしかしたらうちの娘も拉致をされたのではないかと写真を一枚添えた手紙をテレビ局に送りました。番組のディレクターは韓国に亡命中の元北朝鮮工作員の安明進氏に面会して番組に寄せられた幾枚もの写真を見せたところ、古川了子の写真だけ指して、この女性は見たことがある、自分が北朝鮮の九一五病院に入院していたときに院内で出会い、言葉を掛けた女性にとてもよく似ていると言ってくれたと私たちに知らせてくれました。了子が家族の前から姿を消して既に二十四年がたっていました。 Angry: 0.486 Disgust: 0.177 Fear: 0.443 Happy: 0.464 Sad: 0.531 Surprise: 0.555
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00:16:00 ~ 00:17:17 参考人(竹下珠路君)
母と私は、二〇〇五年四月には日本政府を相手に古川了子の拉致認定を求める行政訴訟を起こしました。多くの特定失踪者の御家族代表としてのチャンピオン訴訟で、安明進氏も法廷で証言台に立ってくれました。二年後に、当時の内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室室長が法廷で、善処するといった旨の内容の声明文を読み上げ、私と母は裁判を取り下げました。認定という名を取るよりも、救出という実を取りたいと思ったからです。当時、日本国民がこれほど切望している被害者奪還に日本政府は必ず動くと期待したからです。しかし、それから十五年が経過した今も状況は全く変わりません。妹のほかにも、北朝鮮での目撃証言や写真、情況証拠などから明らかに拉致だと思われる方もたくさんいますが、政府は、二〇〇五年に田中実さんと二〇〇六年に松本京子さんを認定しただけで、その後、誰一人として認定していません。 Angry: 0.752 Disgust: 0.349 Fear: 0.384 Happy: 0.471 Sad: 0.355 Surprise: 0.401
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00:17:17 ~ 00:18:00 参考人(竹下珠路君)
どちらも私の裁判中の出来事でした。母は今から十二年前に九十四歳でこの世を去りました。晩年の母は認知症も進んでいましたが、了子のことだけははっきり認識していたようで、私は了子が帰ってくるまで頑張ろうねと声を掛けると、そうね、頑張るわ、北朝鮮にいることが分かっているのに、どうして国は了子たちを取り戻せないのでしょうね、取り返す気がないのかしらと寂しそうにつぶやいていました。命を懸けた精いっぱいの抗議の言葉だと私は思っています。 Angry: 0.518 Disgust: 0.257 Fear: 0.379 Happy: 0.567 Sad: 0.498 Surprise: 0.496
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00:18:00 ~ 00:19:05 参考人(竹下珠路君)
今日六月八日の時点で、日本の警察は、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者を八百七十一名と発表しています。民間の特定失踪者問題調査会では、拉致疑惑の失踪者を特定失踪者と呼び、約四百七十名、そのうち拉致濃厚七十七名、救う会認定五名、警察断定二名を発表しています。また、国連の北朝鮮人権調査委員会、COIでは、北朝鮮の人権問題について調査した結果、少なくとも百人以上の日本人が拉致された可能性があると報告しています。これら全ての拉致疑惑の失踪者をここでは特定失踪者と呼びます。今、多くの特定失踪者家族は、自分たちの家族を取り戻すために、北朝鮮そのものよりも日本国内でまず大きな壁があると感じています。 Angry: 0.728 Disgust: 0.260 Fear: 0.571 Happy: 0.356 Sad: 0.306 Surprise: 0.402
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00:19:05 ~ 00:20:06 参考人(竹下珠路君)
その一つが拉致認定です。特定失踪者家族会ができてから、歴代総理に何度面会を申し入れても、北朝鮮に付け入る隙を与えないためと称して面会してくれません。また、人権運動家を自称する人の中にさえ、国に認定されていないのに自分で勝手に拉致被害者だと言っていると批判している人もいます。各地の行政関係者や一般の方々でも、認定されていないのですよねと扱いが違うところも間々あります。政府の拉致認識がいかに国民に与える影響が大きく、日本国内での壁が高いかを物語るものです。拉致が明確になってからこの状況が二十年も続いており、家族は何度心が折れそうになったことかしれません。 Angry: 0.777 Disgust: 0.332 Fear: 0.456 Happy: 0.306 Sad: 0.450 Surprise: 0.367
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00:20:06 ~ 00:21:00 参考人(竹下珠路君)
ここで、多くの特定失踪者家族が心配していることの幾つかを申し上げます。一つ、失踪から五十年も六十年もたった今、遅々として進まない拉致問題解決の途上で、本人が戻ってくるまでに家族の命がもつか、被害者本人の命がもつかが大変心配です。二、総理が言われている全ての拉致被害者という全ての中に特定失踪者は入っていますか。何人いますか。私の妹は入っていますか。三、全ての拉致被害者とは、日本政府は検証可能なのですか。北朝鮮が自分たちに都合のよいリストを出してきたときに、政府は検証できるデータをお持ちですか。 Angry: 0.554 Disgust: 0.289 Fear: 0.589 Happy: 0.294 Sad: 0.495 Surprise: 0.533
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00:21:00 ~ 00:22:03 参考人(竹下珠路君)
四、目撃証言や証拠品、情況証拠などから拉致の疑いが濃厚な人が何人もいるのに、十六年間追加の拉致認定をしないのはなぜですか。それは、拉致を矮小化しているか、特定失踪者を後回しにしていることになりませんか。五、政府は、失踪者一人一人に関する脱北者などによる目撃証言や証拠品の確認をしていますか。被害者家族は年々衰え、記憶も記録も散逸してしまうおそれがあります。外国から主権を侵害された国として、日本国民の人権と命に関わる証拠類をきちんと一括管理するべきではありませんか。さらに、個人の情報はそれぞれの家族にも共有してしかるべきと思います。 Angry: 0.704 Disgust: 0.372 Fear: 0.533 Happy: 0.340 Sad: 0.360 Surprise: 0.435
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00:22:03 ~ 00:23:22 参考人(竹下珠路君)
警察は、家族からは情報を聞き出しますが、警察の持つ情報は家族には全く知らせてくれません。これは認定被害者の御家族も同じと言っておられます。二〇一七年に特定失踪者家族会を結成しました。入会任意の家族会として、現在六十九家族七十五名の特定失踪者家族で構成しています。特定失踪者家族会は拉致認定の家族会とは異なるアプローチで様々な活動をしていますが、目指すところは同じです。全ての拉致被害者を一刻も早く取り戻すことです。今、特定失踪者の八〇%は六十歳を超えており、私の妹は既に六十七歳になりました。それぞれが自分の未来に夢と希望を持っていた若者であり、誠実に日本人として生きてきた多くの国民が外国の手によって理不尽に国外へ連れ去られて何十年もその自由を奪われ、日本国憲法に守られないこの不条理を議員の先生方にはどう思われますか。 Angry: 0.716 Disgust: 0.352 Fear: 0.432 Happy: 0.451 Sad: 0.409 Surprise: 0.361
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00:23:22 ~ 00:24:07 参考人(竹下珠路君)
失踪時の年代や年齢、そして現在の年齢をグラフにしたものをお手元に配付させていただきましたので御覧ください。時間の都合で説明は割愛させていただきます。そのグラフでもお分かりのとおり、もはや一刻の猶予もありません。岸田総理は特定失踪者家族と面会してください。それは、日頃から認定、未認定にかかわらず全ての拉致被害者をと言っておられることを行動で示すことになり、日本の総理が拉致は許さないという強い意思を北朝鮮に示し、日本国民に対して示すことになります。 Angry: 0.653 Disgust: 0.413 Fear: 0.465 Happy: 0.430 Sad: 0.439 Surprise: 0.407
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00:24:07 ~ 00:24:27 参考人(竹下珠路君)
被害者の命があるうちに、待ちわびる家族の命があるうちに、日本国政府はあらゆる手段を尽くして全ての拉致被害者を一刻も早く救出してください。ありがとうございました。 Angry: 0.648 Disgust: 0.397 Fear: 0.325 Happy: 0.513 Sad: 0.530 Surprise: 0.313
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00:24:27 ~ 00:24:48 委員長(山谷えり子君)
ありがとうございました。以上で参考人の御意見の陳述は終わりました。これより参考人に対する質疑を行います。なお、質疑及び答弁は着席のままで結構でございます。質疑のある方は順次御発言願います。 Angry: 0.567 Disgust: 0.464 Fear: 0.433 Happy: 0.605 Sad: 0.412 Surprise: 0.471
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00:24:48 ~ 00:25:06 清水真人君
自由民主党の清水真人でございます。本日は、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会より事務局長の飯塚耕一郎さん、そして特定失踪者家族の事務局長である竹下珠路さんには、お忙しい中、参考人として御出席をいただきまして、大変ありがとうございます。 Angry: 0.610 Disgust: 0.288 Fear: 0.468 Happy: 0.453 Sad: 0.445 Surprise: 0.442
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00:25:06 ~ 00:26:21 清水真人君
恐らく時間のない中でのお呼びかけであったと思いますが、出席に心から感謝をしたいというふうに思っております。先ほど、バイデン大統領とお会いしたと、そして、その中で、切り離して考えていただきたいというようなお話をしたということがありました。私もこの特別委員会の質疑等で、海外との連携、特にアメリカ、そしてまた韓国、韓国においては尹新大統領が就任をし、この北朝鮮による拉致問題に関して日本の立場を支持するということも表明をされているところでありますけれども、こうしたほかの国との連携の在り方、我が国がどのようにしていくべきなのかということについて、飯塚さんからお考えがあればお伺いをさせていただきたいというふうに思います。 Angry: 0.370 Disgust: 0.215 Fear: 0.386 Happy: 0.610 Sad: 0.635 Surprise: 0.488
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00:26:21 ~ 00:27:05 参考人(飯塚耕一郎君)
ありがとうございます。まず一点目、ちょっと補足ではございますけれども、バイデン大統領のお手紙の方に私が切離しの部分に言及したものに関しては、核、ミサイルと拉致問題を切り離して、日本が拉致問題だけを先に進めるという交渉が発生した場合はこれを容認いただきたいということを申し上げたというところをまずちょっと補足させていただきたいと思います。国際連携において、我々家族会というのは過去も含めまして様々対応させていただきました。国連でしたりとか海外に出向いて、この問題の惨状、状況というのを訴え続けさせていただいているわけです。 Angry: 0.466 Disgust: 0.328 Fear: 0.412 Happy: 0.594 Sad: 0.557 Surprise: 0.380
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00:27:05 ~ 00:28:11 参考人(飯塚耕一郎君)
かつ、各国の大使からのその反応としても、許せない、何とか協力をするからというところは言質としていただいている次第ではございますが、ただ、じゃ、救うために一体日本は何をしているんだと、日本の具体的なアクションがあってからこそ我々は協力ができるんだという、まあそこまで明言した形ではないですけれども、それに沿うような柔らかいニュアンスの表現というのは各大使なり各国の関係者なりというところからは伺っている次第でございます。正直言って、私は、もうそこはなかなか、じゃ、日本政府がどう動いているかというところの説明というのは私の方からできませんので、それは、実態を知らない、実態がどういうことで動かれているか知らない、そもそも我々に対して、日本政府がその北朝鮮に対する対外的なアクションというのをどう取っているかというのを私はもう存じ得ませんので、そういうところでちょっと説明には詰まるという部分がございました。 Angry: 0.722 Disgust: 0.377 Fear: 0.421 Happy: 0.503 Sad: 0.263 Surprise: 0.383
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00:28:11 ~ 00:28:36 参考人(飯塚耕一郎君)
ただ、そういうネガティブなところだけではなくて、やはりこの問題は常にインプットをして、この問題があるんだと、北朝鮮の人権問題というところはまだ解決はしていない、継続的に続いているんだというところは引き続き訴えていくべきではないかなというふうに考えております。以上でございます。 Angry: 0.629 Disgust: 0.423 Fear: 0.526 Happy: 0.439 Sad: 0.415 Surprise: 0.468
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00:28:36 ~ 00:29:51 清水真人君
先ほど、要求の話がありました。人道的な、北朝鮮に対する対応と制裁に関わるところのお話があったと思いますが、日本政府とすれば、まずは即時一括全員の帰国と、それから真相の究明、それから実行犯の引渡し、こうしたものがやはり一番にあるんだろうと、しっかりこれをまずクリアしなければ駄目なんだというものがあろうというふうに思っておりますが、それとともに、一部で人道的支援の話が出たりもしたところでありますけれども、その制裁と人道的支援、そして今話した三点があるわけでありますけれども、この中で、例えば全てが整わなければ人道支援までするべきでないのか、それとも、例えばまずは帰国、即時一括帰国というところまで行くのであればそういったところまで踏み込んでいってもいいのか。 Angry: 0.583 Disgust: 0.394 Fear: 0.475 Happy: 0.569 Sad: 0.361 Surprise: 0.479
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00:29:51 ~ 00:30:09 清水真人君
先ほどは否定的なお話がありましたけれども、交渉の一つの材料として考えることはできないというような旨だったと思いますが、そういうことであるのかという点についてちょっとお聞かせをいただければと思います。 Angry: 0.332 Disgust: 0.328 Fear: 0.410 Happy: 0.722 Sad: 0.470 Surprise: 0.544
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00:30:09 ~ 00:31:10 参考人(飯塚耕一郎君)
我々としては、即時一括帰国、ここにどうつながるかというところに一点集中をしているものでございます。逆に、そこにつながらないのであるならば、その北朝鮮に対するアクションはいかがなものかと考える次第でございます。申し訳ございませんが、私は、そういうことを申し上げると、政治的な活動家と過去見られるケースというのは当該会のそのメンバーとして多分にありましたので、その点の発言については差し控えさせていただければと思います。 Angry: 0.406 Disgust: 0.353 Fear: 0.515 Happy: 0.557 Sad: 0.489 Surprise: 0.502
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00:30:28 ~ 00:30:51 清水真人君
それから、先ほど交渉のためのカードというお話がありました。参考までに、カードとしてお考えになられているようなものがあれば、例えばこういったものはなるんじゃないのかとか、何かあるようであればお聞かせいただければと思うんですが。 Angry: 0.391 Disgust: 0.261 Fear: 0.466 Happy: 0.651 Sad: 0.542 Surprise: 0.492
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00:31:10 ~ 00:31:38 清水真人君
済みません。そういった質問をしてしまいまして、申し訳ございません。飯塚参考人に最後に、家族会として、最も政府に今までと変えていただきたいような点、若しくはこの委員会に対して御要望等があればお聞かせいただければと思うんですが。 Angry: 0.592 Disgust: 0.336 Fear: 0.446 Happy: 0.356 Sad: 0.619 Surprise: 0.439
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00:31:38 ~ 00:32:18 参考人(飯塚耕一郎君)
今年の二月に、我々家族会の活動方針というところにも新たに付け加えさせていただいたんですけれども、岸田総理自身が、この問題に向けて、この問題の解決に向けてのメッセージを直接的に発信いただきたいということは申し上げております。これは、具体的に言えば、公の場で、金正恩委員長、首脳会談を開催しましょうと、こういうフレーズで構わないと思うんですけれども、それを一言言うことによって大きく変わる可能性というのはあるんではないかなと私個人では考えています。 Angry: 0.429 Disgust: 0.241 Fear: 0.413 Happy: 0.686 Sad: 0.486 Surprise: 0.468
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00:32:18 ~ 00:33:36 清水真人君
済みません。続いて、竹下さんにお伺いをいたします。実は、この六月五日、ちょうど横田滋さんの命日でありましたが、自民党の青年部で全国一斉の街頭演説という、街頭演説行動というのをやりました。大体百六十か所ぐらいやりまして、私の群馬でも行いました。テーマとすれば拉致問題や安全保障等だったんですが、私が一番気になっていたのが、外交安全保障の分野だとか例えば憲法の話をしているときは多くの方が話を聞いていただいているんですが、拉致のところになると少し人々の足が離れてしまうというのを現実的に見て、私の話す技術がなかったのかというふうにも大きな反省があったんですが、この拉致、そしてまたこの特定失踪者というもの自体に関しても、やはり人々の心の中から風化をさせてはいけないという意味では、やはり若い方々にもしっかりと理解をしていただいて、今現実に起きている問題だということでしっかりと啓発活動をしていかなければいけないんだろうというふうに思ったところであります。 Angry: 0.389 Disgust: 0.250 Fear: 0.485 Happy: 0.589 Sad: 0.502 Surprise: 0.542
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00:33:36 ~ 00:34:08 清水真人君
特に、拉致の、されているかもしれないというふうに認定されている方は群馬県の中でも三名いるわけですから、そういった意味でもこういう活動は続けていかなければいけないと思っているんですが、そうした啓発に関してどのような形でしていくのがよろしいのかというようなところで、何かお考えがあればお伺いさせていただきたいと思います。 Angry: 0.239 Disgust: 0.233 Fear: 0.399 Happy: 0.712 Sad: 0.685 Surprise: 0.431
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00:34:08 ~ 00:34:31 参考人(竹下珠路君)
私ども、特別にこうした方がいいということがあれば逆に教えていただきたいくらいでございまして、私たちは、チャンスをいただければ、チャンスをいただければ、どこにでも行って、この特定失踪者の問題、拉致の根深さ、広さをお伝えはしております。 Angry: 0.398 Disgust: 0.139 Fear: 0.377 Happy: 0.692 Sad: 0.563 Surprise: 0.443
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00:34:32 ~ 00:35:04 清水真人君
済みません。また、この六月十八日も拉致問題の講演会というのを群馬県でもやる予定となっておりまして、こちらの方は特定失踪問題調査会代表の荒木氏が来ていただいて行うこととなっております。こうしたときにも、例年開催しますと比較的御年配の方が多いものですから、私どももなるべく若い方にお声掛けをして、若い方に対する啓発活動も今後も進めていきたいと思います。 Angry: 0.399 Disgust: 0.268 Fear: 0.476 Happy: 0.577 Sad: 0.530 Surprise: 0.536
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00:35:10 ~ 00:36:02 有田芳生君
有田芳生です。飯塚さん、竹下さん、長年お疲れさまです。そして、今日はありがとうございます。横田滋さんがお亡くなりになって六月五日で二年、当日の新潟日報のコラム「多面鏡」で、「拉致問題解決当事国・日本の胆力必要」という記事が出ております。ちょっとそれを先に簡単に御紹介をした上で質問させていただきます。全拉致被害者の即時一括帰国を、北朝鮮による拉致被害者の家族たちがこう求めるのはもっともだ。ちょっと省略しまして、一方、気になることがある、家族の冒頭の訴えに政府が表面的に同調することで頑張っている感を演出し、リスクを伴う行動を先送りしているように映ることだ。またちょっと省略しますけれども、結論的な方向に行きます。 Angry: 0.495 Disgust: 0.257 Fear: 0.400 Happy: 0.618 Sad: 0.468 Surprise: 0.494
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00:36:02 ~ 00:37:05 有田芳生君
全被害者の即時一括帰国は家族の心の叫びであり、私もそう思う。だが、政治が即時一括帰国の声を採用するふりをすることで、タフな外交交渉などの努力をしない言い訳にしているとしたら怖い。結論部分なんですが、不愉快な交渉も全否定せず、一人また一人と帰国させつつ全員帰国につなげていくことも政治の役割なのではないかと。これ、新潟日報のコラムの内容なんですが。飯塚さんに率直にお聞きをしたいんですけれども、北朝鮮はこの二十年間、五人生存、八人死亡、変えていないですよね。で、交渉の中で例えば北朝鮮が八人死亡の中のお一人が生存しているという伝達を仮にしてきた場合、それでも全被害者の即時一括帰国というのを求めていかれるんでしょうか。 Angry: 0.672 Disgust: 0.347 Fear: 0.527 Happy: 0.351 Sad: 0.431 Surprise: 0.419
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00:37:08 ~ 00:38:06 有田芳生君
二〇一四年、一五年にストックホルム合意の経過で北朝鮮側から日本政府に政府認定拉致被害者の田中実さんの生存が伝達されているんですが、もう七十を超えられた田中実さんなんですが、日本政府は本人に会ってどうするのかというのを聞いていないんですけれども、田中さんが生存しているという伝達があっても、ほかの人が一緒に帰ってこれないともう置いておくというお立場なんでしょうか。政府に伝達されているんです、二〇一四年、一五年。私は予算委員会でも何度も総理などに聞きましたけれども、否定はされないんです、肯定もされないんだけれども。 Angry: 0.727 Disgust: 0.228 Fear: 0.411 Happy: 0.402 Sad: 0.443 Surprise: 0.390
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00:38:06 ~ 00:39:02 有田芳生君
だから、非常に難しいことだと思うんだけれども、本当にそういう伝達があったなら確認をして、田中実さんの場合は、私が得ている、警察庁も分かっていると思うんだけれども、結婚相手は日本人の可能性がある。で、息子さんのお名前はどうも一男というらしいんですけれども。その人に会って、田中さんに会って、そこからいろんな情報を得てくることもあり得ると思うんですが、やはりそういうことは必要ないというお考えなんですか。次に、二〇一四年の六月ですけれども、日朝合意に関する緊急国民集会で、西岡さん、西岡力救う会会長がこう発言されております。犯罪なんですよ、これは。外交交渉じゃないんです。省略しますが、絶対に譲歩の余地がない。 Angry: 0.575 Disgust: 0.309 Fear: 0.498 Happy: 0.424 Sad: 0.479 Surprise: 0.493
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00:39:02 ~ 00:40:00 有田芳生君
特に私は外務省の方々に言いたい、外交交渉じゃないよ、白黒なんだ、一〇〇かゼロなんだと。確かに、白か黒か、一〇〇かゼロかとなれば外交の出る幕はないと思うんですよね。飯塚さんもこういうお考えなんでしょうか。端的に、外交交渉なんか要らないというのが救う会西岡会長の当時の御意見なんですよ。だから、こういうことだと外交をする必要ないということになると、どうやって解決していくんだろうかと素朴に思ったんです。ですから、それは飯塚参考人もそう判断されているのか、あるいは家族会もそういうお立場なのかなという素朴な疑問なんです。 Angry: 0.479 Disgust: 0.375 Fear: 0.533 Happy: 0.447 Sad: 0.446 Surprise: 0.552
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00:39:23 ~ 00:39:32 参考人(飯塚耕一郎君)
済みません、その白か黒かなんですというところは、具体的にどういうことを表現されているかというのがちょっと今理解ができなかったんで、補足いただいてもよろしいですかね。 Angry: 0.298 Disgust: 0.284 Fear: 0.631 Happy: 0.356 Sad: 0.672 Surprise: 0.487
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00:40:05 ~ 00:41:06 有田芳生君
分かりました。次に、竹下参考人にお聞きをします。竹下参考人はこの間の国民集会にも御参加なさっていましたでしょうか。そこでのスローガンは、私も拝見しましたけれども、先ほど述べられたように、全拉致被害者の即時一括帰国というスローガンになっているんですが、竹下参考人が所属されています特定失踪者会の荒木和博さんは何年も前から一人からでも取り戻すべきだという立場で文書も書かれておりますし、最近も発言されておりますけれども、特定失踪者会は一人からでも取り戻していくという、そういう方針だと理解してよろしいんでしょうか。 Angry: 0.464 Disgust: 0.322 Fear: 0.434 Happy: 0.635 Sad: 0.490 Surprise: 0.455
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00:41:06 ~ 00:42:14 参考人(竹下珠路君)
特定失踪者問題調査会の荒木代表の発言と私の考えるところはまた全然別ですので、荒木代表の言葉を私に聞かれても、正直私としては分かりません。しかし、しかし、全ての拉致被害者を一括帰国させることは最終的な目的だと思います。私の、事務局長という立場ではなく、古川了子の姉という立場で申し上げさせていただきますと、古川了子の姉という個人で申し上げさせていただきますと、もう本当に皆さん、命に時間がないんです。 Angry: 0.500 Disgust: 0.271 Fear: 0.563 Happy: 0.322 Sad: 0.576 Surprise: 0.486
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00:41:32 ~ 00:41:54 有田芳生君
最終的な目的だということは、例えばどなたかが生存されているということが分かる、あるいは分かってきそうだとなれば、やはりそこから突破口を開いていくべきだという、そういうお考えと理解してよろしいんでしょうか。 Angry: 0.307 Disgust: 0.295 Fear: 0.468 Happy: 0.681 Sad: 0.501 Surprise: 0.542
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00:42:14 ~ 00:42:36 参考人(竹下珠路君)
だから、分かるところから、八百七十一人を全部というのは正直物理的に大丈夫なのだろうかという心配がありますから、見付かったところからでもこじ開けていく、こじ開けていく必要があるのではないかと竹下個人としては思っております。 Angry: 0.168 Disgust: 0.155 Fear: 0.717 Happy: 0.514 Sad: 0.555 Surprise: 0.544
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00:42:36 ~ 00:43:04 有田芳生君
今から二十年前の二〇〇二年小泉訪朝で、十月十五日に五人の生存者がお帰りになりました。で、日本政府の聞き取りがありましたけれども、私、それ見ていると、やはり私たちがそれまで知らなかったいろんな北朝鮮の機微情報というのが伝わってくるんですよね。だから、それが日本の外交でどこまでうまく使われたんだろうかという疑問を持っているんですけれども。 Angry: 0.548 Disgust: 0.255 Fear: 0.448 Happy: 0.540 Sad: 0.366 Surprise: 0.561
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00:43:04 ~ 00:44:02 有田芳生君
やはり、先ほど具体的に言いましたけど、田中実さんという方が本当に生存されているならば、日本政府はその方にお話を聞いて、日本に帰ってこないと言ってもですよ、そこからいろんな情報が入っていろんなつながりが出てくる可能性あると思うんです。これ、横田滋さんがいつもおっしゃっていたんだけれども、とにかく動くことだと。とにかく動けばそこから何かが開けていくという、私はそういう考えだから、田中実さん生存、あるいは、特定失踪者の金田龍光さんも日本政府に生存していると北朝鮮側は伝達してきたわけですから、そこから次の穴を空けていくというのは大事だと思うんです。最後に、竹下参考人にお聞きをしたいんですけれども、先ほどお話しなさっていた平成十七年、東京地裁に古川了子さんの拉致認定を求める行政訴訟を提訴された。 Angry: 0.584 Disgust: 0.241 Fear: 0.428 Happy: 0.603 Sad: 0.351 Surprise: 0.505
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00:44:02 ~ 00:44:26 有田芳生君
それが、よく分からないのは、私と弁護団は提訴を取り下げ、和解しました、これ、和解したのは、やはり、申し訳ないんですけど、仮に裁判負けてしまったら運動に大きな影響を与えるという判断で和解されたという理解でよろしいんでしょうか。 Angry: 0.667 Disgust: 0.208 Fear: 0.462 Happy: 0.369 Sad: 0.459 Surprise: 0.409
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00:44:26 ~ 00:45:02 参考人(竹下珠路君)
私は裁判の専門用語はよく存じませんけれども、その当時、多くの弁護士の先生方が関わってくださいまして、和解と、法廷の言葉で和解という形になると、もう二度と提訴はできないよということを伺いました。で、私が提訴を取り下げることによって、また、声明文に読み上げていただいたようなことを国がちゃんとしなかったらもう一度提訴もできるという、そういう条件を提示してくださいましたので、私たちは取り下げたということです。 Angry: 0.632 Disgust: 0.331 Fear: 0.345 Happy: 0.534 Sad: 0.464 Surprise: 0.378
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00:45:10 ~ 00:46:19 三浦信祐君
公明党の三浦信祐でございます。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長の飯塚事務局長、そして特定失踪者家族会事務局長の竹下事務局長、本当にお忙しい中、急遽であるにもかかわらず国会にお越しをいただいて、大変貴重な、そしてかつ、身につまされるようなお話をいただいたことに感謝をさせていただきたいと思います。私、まず冒頭、質問させていただきたいんですけれども、両参考人にお伺いしたいんですが、実は私も常にこのブルーバッジ付けさせていただいております。このようなことは絶対にあってはいけないという思いと同時に、このブルーリボンバッジが何かということはいまだに聞かれるという、非常に身につまされる思いを更に重ねているというのが実態であります。拉致という単語は知っていても、どのような運動をされているかということに縁する方が若い世代に比較的少ないかなというところがあって、これを絶対に風化なんという、そういう次元であってはならないという思いで、私も神奈川でありますし、川崎に行けば当然そういう思いになることも代弁をしていかなければいけないという思いでありますけれども。 Angry: 0.424 Disgust: 0.253 Fear: 0.494 Happy: 0.491 Sad: 0.517 Surprise: 0.545
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00:46:19 ~ 00:46:48 三浦信祐君
今、この拉致問題について解決をするに当たって、国民的理解を更に深めていくと同時に、教育現場できちっとこの実態把握を、また理解を進めるということ、これがやはり欠かしてはいけないんだろうというふうに私は思っております。その点について率直に、両参考人の方から、今の現状と課題、また要望についてお話をいただければと思います。 Angry: 0.420 Disgust: 0.206 Fear: 0.447 Happy: 0.586 Sad: 0.483 Surprise: 0.503
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00:46:48 ~ 00:47:37 参考人(飯塚耕一郎君)
ありがとうございます。教育現場における啓蒙活動としてですけれども、ちょっと細かいデータというのは私の方が十分に把握していないんですが、ただ、映画「めぐみ」、あっ、アニメ「めぐみ」でしたりとか、今回新たに私の漫画の方をその啓発活動の一環として使っていただくという形を取ってもらって、政府、内閣府の拉致対策本部の方にはいろいろ推進をいただいているんですが、一方、ちょっとその現場、教育現場の方々から聞くと、やはり、そもそもちょっと、アニメを例えば道徳の時間で使うでしたりとか、あと我々を講演に呼ぶでしたりとかというところは、やっぱりちょっとかなり限られた場所でしか行われないわけです。 Angry: 0.417 Disgust: 0.263 Fear: 0.291 Happy: 0.761 Sad: 0.552 Surprise: 0.393
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00:47:37 ~ 00:48:47 参考人(飯塚耕一郎君)
それは小中学校しかり、大学しかりで、まあちょっと現場の方々がどのようなお考えなのかというのは分からないんですが、ただ、もっとその点に関しては積極的に教材として、道徳なりのその教材として積極的に使っていただきたいと思いますし、この問題、過去ちょっと聞いたのは、この問題を扱うということ自体がもうタブーというか、まあ対北、親北の方々に対していい思いをさせないからちょっとタブーになりつつあるみたいな現場の声もあり、そこはネガティブになっているみたいなことをちょっと歪曲して聞いたこともあるんですが、そういうことを抜きにして、この問題が本当にひどくて、今現在進行形になっていて、早く助けてあげないんだという、そこの人間の本質のような考えに基づいて各教育現場で普及していただくような手配ができないかなというのは私個人の感想でございます。 Angry: 0.697 Disgust: 0.378 Fear: 0.536 Happy: 0.194 Sad: 0.558 Surprise: 0.334
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00:49:02 ~ 00:49:49 参考人(竹下珠路君)
四十歳までの方が今、日本でどれだけいるか分かりませんが、その方たちが拉致ということを覚えていないんですよ、知らないんですよ。そのことを私たちは、しかし、私たちの家族、飯塚さんのお母さんも含めて、飯塚さんのお母さんと私の妹は同い年なんです。その人たちがいなくなって日本から消えているというこの事実を四十歳以下の方たちはほとんど知らない。そうしたら、国として、もっと皆さんに知って、自分たちの自分事だということを分かっていただき、この問題を日本人として解決しなければいけないということを思っていただきたい。これは当然だと思います。 Angry: 0.524 Disgust: 0.307 Fear: 0.485 Happy: 0.507 Sad: 0.474 Surprise: 0.498
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00:49:49 ~ 00:50:14 三浦信祐君
ありがとうございます。私もしっかりと啓発活動をやっていかなきゃいけないということを改めて教えていただいた思いであります。その上で、もう一つ伺いたいんですけれども、今ずっと一貫して講演活動をしていただいておりますけれども、御参加いただいている年齢層であったり、また地域によっても違うとは思うんですけれども、どのような声がその講演をされた後に寄せられているか。 Angry: 0.374 Disgust: 0.260 Fear: 0.316 Happy: 0.696 Sad: 0.645 Surprise: 0.437
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00:50:14 ~ 00:50:35 三浦信祐君
私たちは、皆さんのその講演の先のところで、その聞いた方、また聞かれる前から、どういう思いで来られているかということもしっかりと知っていかなければいけないかなという思いがありますので、この場で是非両参考人からお話をいただければと思います。 Angry: 0.096 Disgust: 0.111 Fear: 0.370 Happy: 0.849 Sad: 0.739 Surprise: 0.562
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00:50:35 ~ 00:51:08 参考人(飯塚耕一郎君)
私、コロナ禍以前でしたら、月に一度ないしは二度ぐらいな形で各地の講演はさせていただきました。おっしゃられるとおりに、やはりその参加者の方々というのは大概六十代以上の方々が多くて、たまに二十代、三十代、四十代の方が見かけられると。ただ、その年代の方々がわざわざ自分の娘さんとか息子さんを連れてきてくれて真摯に聞いていただいているというのが実態でございます。 Angry: 0.323 Disgust: 0.286 Fear: 0.429 Happy: 0.763 Sad: 0.447 Surprise: 0.547
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00:51:08 ~ 00:52:04 参考人(飯塚耕一郎君)
講演終わりで各その講聴者の方々から感想を聞くことがあったあるケースでは、やはりこの問題は本当に知らなかった、かつ、自分たちのイメージだと、やっぱり早紀江さん、滋さんが一生懸命歩いているという、そこのイメージしかなくて、実際掘り下げた形の知識というのをやっぱり有していなかったということを暗におっしゃっている部分が多いと思います。ですので、今この問題って、確かに千五百万筆という未曽有の署名をいただいているんですけれども、やはりこれはもっと若い世代、私ぐらいの世代も含めてですけれども、やっぱりより分かりやすく啓発をしていくというところが必要ではないかなというふうに思っております。 Angry: 0.137 Disgust: 0.112 Fear: 0.552 Happy: 0.778 Sad: 0.471 Surprise: 0.722
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00:52:04 ~ 00:52:57 参考人(竹下珠路君)
私はそれほどあちこちではないのですけれども、私の仲間がつい最近にも岐阜県の方の高校生、中学生相手に話を、機会を得ましてお話ししてきてくれました。そうしたら、そこの学校でしてくださったんですけど、その後、また後、名古屋の町で署名活動で出会ったときに、あっ、あのときの方ですよねといって、うちに帰って、拉致のこと、お話あったことをうちに帰って家族と話しました、そして、他人事ではないんだなと、私たち一人一人が考えなければいけないことなんだなということを話しましたと言ってくれたそうです。これは割合少ないケースかもしれませんが、私も小学校の生徒さんにお話ししたこともあります。 Angry: 0.298 Disgust: 0.145 Fear: 0.426 Happy: 0.691 Sad: 0.498 Surprise: 0.602
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00:52:57 ~ 00:53:13 三浦信祐君
飯塚参考人に伺いたいと思います。先ほど、こういうことが二度と起きないようにと、今解決すべきことは、もう本当に北朝鮮におられる方を一刻も早く帰国をさせるということでありますけれども、一方で、二度と起きないために法整備もというふうに御発言をいただきました。 Angry: 0.589 Disgust: 0.328 Fear: 0.334 Happy: 0.601 Sad: 0.493 Surprise: 0.404
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00:53:13 ~ 00:53:28 三浦信祐君
具体的に、平和と安全を真剣に考えているのかと、厳しい御意見も当然受け止めていかなければいけないと思いますけど、この法整備について、何か具体的な項目、またイメージをお伝えいただければと思います。 Angry: 0.256 Disgust: 0.156 Fear: 0.571 Happy: 0.525 Sad: 0.480 Surprise: 0.605
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00:53:28 ~ 00:54:03 参考人(飯塚耕一郎君)
繰り返しですけど、我々ちょっと活動家になってしまうので、そういう点に関してはなかなか発言を発するというところは難しい部分があるんですが、先日の衆議院の拉致特別委員会でも当会の代表である横田拓也が言及しているとおり、スパイ防止法なり、国内に対して、この問題が二度と起きないというところに対してどういう形を、考えられるものは可能な限り考えてほしいという発言があったかと存じます。 Angry: 0.598 Disgust: 0.341 Fear: 0.510 Happy: 0.359 Sad: 0.479 Surprise: 0.388
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00:54:03 ~ 00:54:18 三浦信祐君
ありがとうございます。しっかりと我々も党派を超えてこの問題を解決するということを結束して取り組んでいきたいということをお誓い申し上げて、私からの質問とさせていただきます。ありがとうございました。 Angry: 0.435 Disgust: 0.389 Fear: 0.316 Happy: 0.692 Sad: 0.604 Surprise: 0.372
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00:54:18 ~ 00:55:10 柳田稔君
今日は、お二方、本当にどうもありがとうございます。一番感じたことは、お二人とも、絶対に全員を帰国さすんだと、その強い信念は心にしみました。私は、この国会に来たのは三十二年前なんです。その頃は、日本政府の中にも国会の中にも、北朝鮮による拉致なんか絶対にないんだという空気だったんですよ。これは山谷委員長も御存じだと思うんですが。ただ、当時、私、民社党だったんですけど、荒木さんが民社党にいましたので、荒木さんの仲間数人が、いや、北による拉致はあるんだと強く言っていました。 Angry: 0.449 Disgust: 0.250 Fear: 0.417 Happy: 0.582 Sad: 0.496 Surprise: 0.542
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00:55:10 ~ 00:56:07 柳田稔君
そういう空気の中で、自民党、さらには社会党を中心とする代表団が北朝鮮を訪れて、大歓迎を受けて、お土産もらって帰ってきたというのもありました。そうして考えると、今日こういう状況になったのは、両家族会の皆さんが本当に努力されたその結果だなと、心から敬意を表したい次第であります。私も拉致担当をやりました。あのとき、いろいろと話も聞かせてもらいました。情報収集するのは、拉致担当大臣の下にいる大体約六十名ぐらいの人、さらには外務省からの情報、大体こういうところだったと、今でもそう思います。 Angry: 0.415 Disgust: 0.264 Fear: 0.405 Happy: 0.689 Sad: 0.460 Surprise: 0.528
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00:56:07 ~ 00:57:12 柳田稔君
いろいろな情報を集めるんですが、確定できないんですよね、これは正しい情報だとかなんとか。ただし、家族会の皆様には理解をしてもらいたいなと、分かってほしいなと。正しいか正しくないかは分からないけれども、こういう情報があるんだよという話を伝える必要があるんじゃないかということで、実は、毎月一回、飯塚さんも横田さんも来ていただいたりしたんですが、情報交換、意見交換会を実はやったんです。まあ、その内容についてしゃべりませんけれども、いろいろと意見交換はあの当時できたんじゃないかと私は思っています。今、お二人の参考人の話を聞いていますと、今一切そんな情報が入らないので悔しいという思いがちょっと伝わってきたんですけれども、今でもちゃんと政府とはそういう意見交換、情報交換というのはやっていらっしゃるんでしょうか。 Angry: 0.400 Disgust: 0.229 Fear: 0.416 Happy: 0.600 Sad: 0.560 Surprise: 0.499
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00:57:12 ~ 00:58:01 柳田稔君
お二人に、ちょっとお聞かせください。ああ、今ないんですか。それは残念ですね。なぜないのか私には分かりませんけれども。拉致担当大臣にやる気さえあればできるんですよね。 Angry: 0.539 Disgust: 0.352 Fear: 0.540 Happy: 0.371 Sad: 0.516 Surprise: 0.515
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00:58:01 ~ 00:58:59 柳田稔君
なぜやらないのか、これは私には分かりません。是非とも定例的にやってもらいたい、そう願います。外に発表できないということもよく分かります。家族会の皆さんと情報を共有するということぐらいは私はできると思うんですね。家族会の皆さんも口固いですもんね。これはしゃべっちゃいけないというのは本当しゃべりませんもんね。だから、それは信用していただいて、是非ともやってもらいたいなと、何か私が参考人みたいなことを言っていますけれども、そう思います。いろいろ聞こうかと思ったんですが、まあ私が聞くよりは、言い残したことがあれば、まだこれを言っていないんだということがあれば、どうぞ、許す限りの時間内でお話しください。じゃ、飯塚さんから。 Angry: 0.392 Disgust: 0.271 Fear: 0.441 Happy: 0.632 Sad: 0.489 Surprise: 0.552
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Angry: 0.262 Disgust: 0.421 Fear: 0.529 Happy: 0.781 Sad: 0.411 Surprise: 0.409
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00:59:06 ~ 01:00:05 参考人(飯塚耕一郎君)
ただ、本当に、大変しつこいようで恐縮ではございますが、本当に時間がないということ、命には限り、命の時間には限りがあるということをまず本当に御理解いただきたいなと思っています。一歳だった私が今四十五になって、四十四年たっている。で、この間、母とは一回も会えていない、しゃべった、本人としゃべったこともない。田口八重子さんと、私がなぜ田口八重子さんと言っているかというと、母の記憶がないから母と呼べないわけですよね。ですので、どうしても母と呼ぶことに対しては違和感を感じてしまい、講演では田口八重子さんという言い方になっています。この異常性が四十四年続いているということ、そしてこの先に我々家族の命、時間が限られていること、だから一刻も早く救わなきゃいけないんだということを御理解いただきたいなと思っております。 Angry: 0.345 Disgust: 0.240 Fear: 0.613 Happy: 0.384 Sad: 0.578 Surprise: 0.583
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01:00:05 ~ 01:01:00 参考人(竹下珠路君)
私たちは、先生方もう十分御承知のように、今の拉致被害者支援法は、あくまでも今の五人の方々がお帰りになってから、帰ってきた被害者の方々に対応するための法律ですよね。まだ向こうにとらわれている人たち、そして多くの特定失踪者と言われる未認定の人たちを取り返すための法律ではないんですよね。そこのところを何とかできないんでしょうか。別に、法整備とかそういう専門的なことは私には分かりませんけれども、そこの認定という言葉に私たちは随分高い壁を感じているんですけれども、救出するための法律、それから、これからまたこんな被害を起こさせないための法律、そういったものはできないのでしょうか。 Angry: 0.678 Disgust: 0.369 Fear: 0.517 Happy: 0.289 Sad: 0.501 Surprise: 0.378
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01:01:15 ~ 01:02:31 東徹君
日本維新の会の東徹でございます。よろしくお願いいたします。今日は、北朝鮮拉致被害者家族連絡会事務局長の飯塚耕一郎さんと、そしてまた、特定失踪者家族会事務局長の竹下珠路さん、本当にわざわざ国会の方までお越しいただきまして、ありがとうございます。先月も私も国民大集会にも出席をさせていただいたり、皆様のお声も聞かせていただいたりしておって、もう本当に、もう長年帰ってこれない、帰ってこないということに対して本当申し訳ないなという気持ちをいつもしておりますし、そんな中で、家族会、救う会が救出運動を始める前から我が子を助ける活動をしてきた有本嘉代子さんとか、そしてまた家族会発足時の代表であった横田滋さん、そしてまた飯塚繁雄さん、前代表、そういった方がお亡くなりになっていくという中で本当につらい思いをいたしております。 Angry: 0.399 Disgust: 0.251 Fear: 0.392 Happy: 0.612 Sad: 0.544 Surprise: 0.484
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01:02:31 ~ 01:03:14 東徹君
何とかできないのかというふうに思って、我々も思うんですが、国会議員というのは、まあ結構、政府に対して、どうなっているんだと、早く救出できないのかというふうなことを言っているだけの何か自分にも本当に無力感を感じているなというのが正直な思いです。そんな中で、是非ちょっとお聞きしたかったなと思って、先ほど柳田委員からも話が出たんですが、やはり政府とのコミュニケーションというか、そういったところがやっぱりなくては駄目だろうというふうに思います。 Angry: 0.524 Disgust: 0.226 Fear: 0.456 Happy: 0.337 Sad: 0.669 Surprise: 0.376
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01:03:14 ~ 01:03:46 東徹君
定期的にでなくてもいいと思うんですが、先日はバイデン大統領が来られたときもお会いになられたと思いますが、それ以外にも、何か報告なり聞き取りなり、近年何か、全くなかったのか、それについて飯塚参考人の方から教えていただければと思います。 Angry: 0.269 Disgust: 0.234 Fear: 0.390 Happy: 0.644 Sad: 0.709 Surprise: 0.418
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01:04:01 ~ 01:05:07 参考人(飯塚耕一郎君)
直近、特にバイデン大統領との面会等も含めて、各イベントは大分立て込みましたけれども、基本的には、その何か伝達をされるという部分に関しては、口頭伝達はなくて、メール等で各活動でしたりとか、また今月に行われるシンポジウムでしたりとかというところの連絡のやり取りは私個人はさせていただいているという次第です。国連のその議決に関する経緯でしたりとかその結果というのも、拉致対策本部から我々家族に対しては報告をいただいている次第です。 Angry: 0.471 Disgust: 0.290 Fear: 0.378 Happy: 0.690 Sad: 0.436 Surprise: 0.471
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01:04:35 ~ 01:04:55 東徹君
ありがとうございます。もう一点、例えば日本政府が動いて国連等では毎年決議を何かやったりとかしておりますけれども、そういったことの報告とか、そんなのもあるんでしょうか。 Angry: 0.458 Disgust: 0.277 Fear: 0.321 Happy: 0.702 Sad: 0.516 Surprise: 0.458
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01:05:07 ~ 01:05:36 東徹君
ありがとうございます。飯塚参考人が御存じな範囲で結構だと思いますので、これまで御自身が見てきた例えば前飯塚代表の活動であったりこれまでの取組について少しお話ししていただければと思うんですが。 Angry: 0.284 Disgust: 0.246 Fear: 0.259 Happy: 0.860 Sad: 0.610 Surprise: 0.484
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01:05:36 ~ 01:06:02 参考人(飯塚耕一郎君)
ちょっと済みません、前代表飯塚繁雄の思い出話半分になってしまうのかもしれませんけれども、本当にこの問題に対して定年を過ぎてから参加して、本当に晩年になる大体その二十数年ですね、ずっと彼は頑張ってきたわけです。 Angry: 0.355 Disgust: 0.328 Fear: 0.505 Happy: 0.490 Sad: 0.657 Surprise: 0.367
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01:06:02 ~ 01:07:12 参考人(飯塚耕一郎君)
晩年、特に体の調子が悪いにもかかわらず、持病を持っていたにもかかわらずに、本当にちょっとでも体調が良ければ、埼玉の上尾の実家からわざわざ都内に出ていって、こういう特別委員会でしたりとか各講演でしたりとか、あと実際、対要人と会うという形でしたりとかというのを本当に続けていたわけです。ただ、やはり、先日の集会でも申し上げたとおり、例えば、前回、トランプ大統領と面会するときでしたりとか、迎賓館までわざわざもう本当に体を横にして車で移動して、迎賓館着いたら、体力を蓄えるためにずっとトランプさんと面会するまで寝ているわけですよね。横になってずっと静かにしていて、その面会のときにちゃんと発言をすると。そこまで本当に自分の体がきついのに、体を押して、何とかしてこの問題を解決に進めたい、八重子の顔を見たいというのを彼がすごく晩年頑張っていたわけです。 Angry: 0.407 Disgust: 0.326 Fear: 0.526 Happy: 0.496 Sad: 0.528 Surprise: 0.504
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01:07:12 ~ 01:08:10 参考人(飯塚耕一郎君)
実際、去年の十一月の十九日に倒れる直前まで集会に出ていたりとかテレビのインタビューとか受けていて、そのまま、十九日に倒れてしまって、そのまま肺炎の症状が大体、だんだんひどくなってきて一か月後に亡くなるんですけれども、その亡くなったときの最後のメモ用紙が二枚あって、一番最初に書かれているのが、家族のことでもなくて、八重子という文字が書かれていたわけですよね。本当に死ぬまでこの問題を考えていた、本当に肺炎で苦しくなって意識がもうろうとする中でも考えていたというのが前代表でありますし、前代表だけではなくて、我々拉致家族のその各メンバーは同じように思っているのではないでしょうか。 Angry: 0.439 Disgust: 0.303 Fear: 0.644 Happy: 0.180 Sad: 0.694 Surprise: 0.395
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01:08:10 ~ 01:08:46 参考人(飯塚耕一郎君)
有本明弘さんも、いまだに都内出てきますけれども、本当に横から支えてあげないといつ倒れるか分かんないぐらいで、いつも拉致対策本部の支援者が付いていただいているという状況なわけです。本当に命を削ってという表現って僕は毎回どうなのかなと思うんですけど、あの姿を見ていたら、本当に命を削って娘を助ける、姉、妹を助ける、家族を助けるという行動をしている、それを御理解いただきたいなと思っています。 Angry: 0.506 Disgust: 0.290 Fear: 0.456 Happy: 0.510 Sad: 0.531 Surprise: 0.408
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01:09:01 ~ 01:09:34 東徹君
特定失踪者を拉致被害者と認定していただきたいというふうなお話でありましたけれども、その認定してもらうような交渉というか、そういった話、取組なんかは、最近であればどういった形でやっておられるのかとか、もしその辺のことについても少し御説明をいただければ有り難いなと思うんですけど。 Angry: 0.690 Disgust: 0.301 Fear: 0.435 Happy: 0.426 Sad: 0.544 Surprise: 0.293
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01:09:34 ~ 01:10:00 参考人(竹下珠路君)
交渉というのが私たちはできませんので、請願、お願いという形で、総理大臣とお目にかかりたい、官房長官である拉致問題担当大臣とお目にかかりたいという請願の私たちは行動でございまして、そこの中では、認定を、認定できる人をもっと増やしてほしいということも言っております。 Angry: 0.618 Disgust: 0.265 Fear: 0.260 Happy: 0.651 Sad: 0.541 Surprise: 0.322
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01:10:00 ~ 01:11:14 参考人(竹下珠路君)
その程度のことしか交渉はできません。拉致担当大臣は、歴代の拉致担当大臣とはお目にかかっております。お目にかかれております。山谷先生ともお目にかかっておりました。余りにも、余りにも年月がたっておりますので、はっきり説明があったという記憶はありませんが、調べて、警察が調査をして拉致であると確認できたときには認定しますと、そのようなお答えが各所であったと思います。 Angry: 0.441 Disgust: 0.345 Fear: 0.547 Happy: 0.518 Sad: 0.449 Surprise: 0.569
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01:10:07 ~ 01:10:48 東徹君
ありがとうございます。拉致担当大臣とも今までは一度もお会いになられたことがないということでしょうか。そのときに、認定できない理由とか、そういったことについてはきちんと説明とかあったんでしょうか。 Angry: 0.399 Disgust: 0.263 Fear: 0.455 Happy: 0.467 Sad: 0.642 Surprise: 0.472
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01:11:14 ~ 01:11:28 東徹君
常にそういったコミュニケーションというのがなくてはならないというふうに思いました。ありがとうございます。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 Angry: 0.446 Disgust: 0.427 Fear: 0.345 Happy: 0.678 Sad: 0.585 Surprise: 0.370
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01:11:28 ~ 01:12:14 武田良介君
日本共産党の武田良介でございます。今日は、飯塚参考人、竹下参考人、お忙しい中、ありがとうございました。もう繰り返し訴えておられると思いますけれども、今お話をずっと聞いておりまして、やはり帰国が実現していない苦しさ、一歳のときにお母さんがいなくなると、その異常さというお話もありました。また、竹下参考人からも資料の提出をいただきまして、いかに命に限りがあるのか、家族本人の命に限りがあるというその重さ、しっかりと聞かせていただいた思いでありますし、この国際的な無法行為を絶対に許してはいけないと、解決しなければいけないという、そういう決意を改めてしたところであります。 Angry: 0.430 Disgust: 0.312 Fear: 0.453 Happy: 0.593 Sad: 0.501 Surprise: 0.473
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01:12:14 ~ 01:13:02 武田良介君
そういったことも踏まえて、まず飯塚参考人にお伺いをしたいと思いますが、先ほど来出ているように、バイデン大統領と面会がされたということでありました。私も報道記事読みまして、その後の記者会見で飯塚参考人が述べておられることですけれども、国際社会への訴えも大事な要素であるが、この問題を進めるのは日本政府だと、新型コロナの影響で停滞したとはいえ、被害者との再会を果たせないまま家族が亡くなっていることをどれだけ重く受け止めているのかが全く見えないと、今後、北朝鮮との交渉をどのように進めていくのか、岸田政権の一挙手一投足を注視していきたいと、こういうふうに述べておられます。 Angry: 0.568 Disgust: 0.253 Fear: 0.464 Happy: 0.432 Sad: 0.502 Surprise: 0.437
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01:13:02 ~ 01:13:22 武田良介君
この思いをもう少しお聞かせいただければということなんですけれども、それを進めていく上で、日本政府が進めていく上でも、私は一定の外交努力、外交戦略も必要だというふうに思っておるわけですけれども、もしそんなことについても御意見があれば聞かせていただければというふうに思います。 Angry: 0.612 Disgust: 0.186 Fear: 0.348 Happy: 0.514 Sad: 0.506 Surprise: 0.412
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01:13:22 ~ 01:14:03 参考人(飯塚耕一郎君)
まず、バイデン大統領とお会いするに当たって、政府関係者に多大な御協力をいただいたことには感謝申し上げたいなと思っております。トランプ大統領並びに、あっ、トランプ元大統領、バイデン大統領とも面会をさせていただいたわけで、その上でちょっと意見を申し上げるのは大変おこがましい部分はあるんですが、アメリカに対してはあくまでも協力を要請するということであって、やっぱりその主たるのは、やはり日本政府がどのようにその拉致被害者を救うんだと、そこのアクションが必要になってくると思っています。 Angry: 0.670 Disgust: 0.237 Fear: 0.360 Happy: 0.429 Sad: 0.454 Surprise: 0.451
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01:14:03 ~ 01:15:30 参考人(飯塚耕一郎君)
実際、じゃ、救うために、例えばアメリカ側から、いかなる手段、軍事的な圧力なのか経済的な圧力なのか、また違ったものなのかというのはいろんな形があるにせよ、そこのプレッシャーは横からアメリカが掛けるよと。一方、じゃ、日本はそのまま拉致問題の交渉をすればいいんじゃないという、そういう考え方もありき、あるかと思います。ただ、そこのスキームをどうしていくかというのはあくまでも日本政府の方ですし、我々は交渉できないわけですし、その交渉ノウハウもないわけですので、そこのお考えというところはお任せしたいところではあります。ただ、ちょっと繰り返しになる部分はあるんですが、やはりちょっと、岸田総理、先ほど私の方から、岸田総理から直接ちゃんとこの問題を取り組むんだというふうにメッセージを掲げてほしいというのは申し上げましたけれども、やはりそこがあって、お互いの、日本の総理及び北朝鮮の金正恩委員長の開催するんだと思惑が合致した上で、じゃ、どう転ばしていくのかというところは重要なファクターになるのかなと思いますし、そこの意思を明言する必要があるのではないかなというふうには考えております。 Angry: 0.515 Disgust: 0.278 Fear: 0.473 Happy: 0.502 Sad: 0.396 Surprise: 0.544
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01:15:30 ~ 01:16:04 武田良介君
日朝双方の行動がもちろん必要ですし、政府の本気度ということがやはり必要だということだというふうに思います。そのとおりだなというふうに思って聞かせていただきました。竹下参考人にも伺いたいと思うんですが、昨年、我が党の穀田恵二衆議院議員あるいは笠井亮衆議院議員とともに私も懇談をさせていただいたことを覚えておりまして、その際にも、先ほど少し話がありました行政訴訟、チャンピオン訴訟ですね、お話を伺ったことを記憶しております。 Angry: 0.490 Disgust: 0.233 Fear: 0.372 Happy: 0.649 Sad: 0.403 Surprise: 0.494
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01:16:04 ~ 01:17:11 武田良介君
了子さんの拉致認定を求めるその行政訴訟ですね。ただ、特定失踪者の代表としてその御家族に御協力をいただいた、そういういわゆるチャンピオン訴訟という性格があるというようなお話だったかというふうに思っております。懇談の際にもいただいた請願項目、改めて振り返ってみたんですけれども、一項目めに、少しお話がありましたけれども、証明書を法廷で読み上げられたと、で、それを信頼して訴訟を取り下げたということが書かれておりました。それが二〇〇七年だったかというふうに思うんですけれども、ですから、十五年たつわけですよね。しかし、事実上、何の結果も出ていないというのが今のお話だったというふうに思うわけです。今までの日本政府の踏襲では何年たっても解決の道は付けられず、救出の扉は開かないと、北朝鮮に対して今までとは違う方策を行使し、確実に被害者を取り返す行動を起こしていただきたいと、こういう要望をいただいたというふうに思っております。 Angry: 0.620 Disgust: 0.299 Fear: 0.427 Happy: 0.453 Sad: 0.451 Surprise: 0.443
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01:17:11 ~ 01:18:19 武田良介君
政府の本気の取組が必要だと、先ほどもお話があったとおりだというふうに思います。これまでの踏襲ではなくて違う方策ということがここに言われておるわけですけれども、もう一言、どういうお考え、何が必要だと思っておられるのか、この点について伺えればというふうに思っております。私は、これまでも、この特別委員会でも、その北朝鮮の拉致問題はもちろんですけれども、核だとかミサイルの問題、あるいは日本による植民地支配の歴史、過去の清算といったそういった問題がある、で、それを包括的に解決していくという日朝平壌宣言があるわけでして、それに基づいた外交が重要だということも述べてまいりました。 Angry: 0.637 Disgust: 0.318 Fear: 0.489 Happy: 0.448 Sad: 0.379 Surprise: 0.454
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01:18:19 ~ 01:19:30 武田良介君
ある意味、その日朝平壌宣言、これがその諸問題の解決の目標、方向性示しているものではないかなというふうに思っておりまして、引き続き努力をしたいというふうに思っております。最後に、飯塚参考人に伺いたいと思いますけれども、日韓関係に関わってであります。先日、韓国の尹大統領と、国会の方で日韓の議員連盟というものがございますけれども、その代表の懇談があったというふうに聞いております。この懇談の場でも拉致問題が話題に上っているということであります。尹大統領は、日本の拉致問題というのは人権の問題でありながら普遍的価値の問題だと、尹政権は日本側の立場を積極的に支持しているし、これからも支持していきたいと、で、北朝鮮の核問題は、韓国の問題であるだけでなく、極東地域、特に日本と韓国に共通した安全保障の問題だ、北朝鮮の核問題への対応についても、韓国と日本がアメリカと協力して強い関係をつくらなければならない、情報共有をしないといけないと、こういうことが述べられたということであります。 Angry: 0.471 Disgust: 0.312 Fear: 0.463 Happy: 0.604 Sad: 0.421 Surprise: 0.498
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01:19:30 ~ 01:19:47 武田良介君
政府の本気度であり、日朝双方の行動なんですけれども、やはりこういった国際関係、日韓の問題というのも併せてあるなというふうに思っておりまして、御感想ですけれども、何かあれば伺えればというふうに思っております。 Angry: 0.518 Disgust: 0.257 Fear: 0.247 Happy: 0.803 Sad: 0.482 Surprise: 0.363
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01:19:47 ~ 01:20:52 参考人(飯塚耕一郎君)
確かに、その核問題に、素人ながらの考えを申し上げますと、核問題というのは、極東も含めて全世界に対するその脅威にはなるかと思います。ただ、その問題とは別であって、この日本人の拉致問題というのは日本が単独で進めるべきですし、仮に、じゃ、韓国側が韓国の拉致問題を共同で進めようという考えであるんだったらば、そこのスキームなりで両政府間がお考えになるというのは行動の一端としては別によろしいのかなと思いますが、いずれにせよ、我々家族は早期に、あっ、我々日本人の拉致被害者家族会としては、早期に日本人、拉致された被害者を即時一括で帰国していただきたいというスタンスは変わらないわけですし、そこは貫き通したいわけですし、それはどういう韓国との状況であれ、引き続き申し上げていく次第でございます。 Angry: 0.658 Disgust: 0.339 Fear: 0.541 Happy: 0.410 Sad: 0.382 Surprise: 0.359
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01:21:09 ~ 01:22:06 舩後靖彦君
れいわ新選組、舩後靖彦でございます。本日は、参考人の皆様、御多忙の中、御出席いただきまして、本当にありがとうございます。私は、ALSという難病により全身麻痺で、喉に穴を空けて人工呼吸器を付けており、声を出すことができません。このため、意思伝達装置による音声読み上げで質問をさせていただきます。聞きづらい点もあるかもしれませんが、御容赦いただければ幸いです。私は二〇一九年に当選いたしました。当選後、一部の僅かな期間を除き、この参議院の拉致問題特別委員会に所属してきました。 Angry: 0.436 Disgust: 0.310 Fear: 0.464 Happy: 0.604 Sad: 0.464 Surprise: 0.547
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01:22:06 ~ 01:22:48 舩後靖彦君
私は、この委員会で政府に対して積極的に質疑を行う気構えでいました。しかし、この三年弱の期間で参議院の委員会で政府への質疑が行われたのは、残念ながらたった二回です。委員会の運営は委員会で決めることであり、私もその一員ですので責任は感じておりますが、この点についてどのようにお感じになりますでしょうか。飯塚参考人、竹下参考人にそれぞれ、御意見をお聞かせください。 Angry: 0.691 Disgust: 0.343 Fear: 0.379 Happy: 0.508 Sad: 0.387 Surprise: 0.431
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01:22:48 ~ 01:23:13 参考人(飯塚耕一郎君)
率直に申し上げて、誠に寂しい限りだと思いますし、じゃ、その政府側は、まあ特別委員会だけが全てではないですけれども、救出のための、は政府の活動の一つなわけですから、そこは可能な限り進めていただきたいなと切に願うばかりです。 Angry: 0.515 Disgust: 0.196 Fear: 0.268 Happy: 0.370 Sad: 0.870 Surprise: 0.248
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01:23:13 ~ 01:23:41 参考人(竹下珠路君)
私も同じような思いでおりますけれども、やはりこの特別委員会が開かれないということは、日本政府が拉致問題を後に回している、最優先課題と言いながら最優先でないということの表れではないかなと思っております。 Angry: 0.663 Disgust: 0.203 Fear: 0.376 Happy: 0.427 Sad: 0.496 Surprise: 0.404
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01:23:41 ~ 01:24:09 舩後靖彦君
ありがとうございます。続いて、飯塚参考人にお尋ねします。歴代総理は、拉致、核、ミサイルを包括的に解決と繰り返しています。しかし、私どもとしては、拉致問題は核、ミサイルとは分け、日本独自外交で対応すべきと考えております。 Angry: 0.454 Disgust: 0.250 Fear: 0.401 Happy: 0.685 Sad: 0.439 Surprise: 0.515
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01:24:09 ~ 01:24:45 舩後靖彦君
飯塚参考人は、二〇二二年三月五日付け産経新聞で、諸懸案から切り離し、拉致問題を単独で進めてほしい、そうでなければ、私たちが死んでも解決しないだろうとおっしゃっています。冒頭にも少しお話しされておられましたが、この点について、是非もう少し詳しく、政府への要望を含めて御意見をお聞かせいただければ幸いです。 Angry: 0.508 Disgust: 0.233 Fear: 0.345 Happy: 0.586 Sad: 0.556 Surprise: 0.422
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01:24:45 ~ 01:25:14 参考人(飯塚耕一郎君)
日朝平壌宣言に基づいて核、ミサイル、拉致を解決していくという姿勢は、それに関してそのまま額面どおりに受け取ると、やっぱり同時並行的に議論を進めるという形に見受けられますし、じゃ、その中で核、ミサイルというのがいつ解決するんだというところは誰もが疑念を持たれるところだと思います。 Angry: 0.390 Disgust: 0.247 Fear: 0.651 Happy: 0.531 Sad: 0.370 Surprise: 0.526
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01:25:14 ~ 01:26:02 参考人(飯塚耕一郎君)
つまり、その解決をすると言っていること自体は、北朝鮮が核を放棄する、若しくはその軍事的なミサイルを放棄するというその回答、若しくは他国の監視下に置かれるということですから、そんなことは何年たっても何十年たっても、下手すると何百年たっても解決しないんではないかというふうに考えております。そのような時間の、時間軸の核、ミサイルと拉致問題という時間軸を同時に考えたときには、やはりそこは同時に解決することは難しいと。もし仮に政府側が日朝平壌宣言に基づいてその三つの問題を解決していくというスキームの中の一番最初に拉致問題を入れるということであるならば、我々はある程度理解はできるかなと。 Angry: 0.570 Disgust: 0.346 Fear: 0.538 Happy: 0.444 Sad: 0.417 Surprise: 0.489
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01:26:02 ~ 01:26:35 参考人(飯塚耕一郎君)
で、その先に、じゃ、百年たちました、二百年たちました、拉致問題は最初の二年で解決したけど、百年後、二百年後には核、ミサイルが解決しましたというのを日朝平壌宣言に基づいて解決をしていくという形が回答であるならば、我々はまあ理解できるのかなというふうな、ちょっとある程度辛辣な感じの意見になってしまいますが、そのように考えています。 Angry: 0.315 Disgust: 0.195 Fear: 0.553 Happy: 0.677 Sad: 0.409 Surprise: 0.616
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01:26:35 ~ 01:27:02 舩後靖彦君
ありがとうございます。続いて、竹下参考人にお尋ねします。私は、この委員会で政府に対して拉致問題の解決の定義について質問してきました。政府は被害者の数を正確に把握しているのか。政府が考える拉致問題の解決とは何を意味するのか。 Angry: 0.668 Disgust: 0.361 Fear: 0.396 Happy: 0.513 Sad: 0.387 Surprise: 0.408
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01:27:02 ~ 01:28:17 舩後靖彦君
政府認定の拉致被害者の方の帰国なのか、それとも、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者の方を含めた全員の捜索、発見、帰国のことなのかということです。しかし、政府は、拉致被害者の安全確保に関わるものであることから、お答えは差し控えさせていただきたいと思いますと繰り返すばかりで、全く質問に答えません。衆議院の委員会の参考人質疑で、特定失踪者問題調査会の村尾幹事長も、全ての拉致被害者を政府は確実に把握しているのでしょうかと疑問を述べておられます。拉致問題の解決の定義や被害者の人数さえ明確に示そうとしない政府の態度についてどのようにお考えなのか、また、この点への要望について竹下参考人の御意見をお聞かせいただければ幸いです。 Angry: 0.833 Disgust: 0.318 Fear: 0.473 Happy: 0.250 Sad: 0.366 Surprise: 0.347
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01:28:17 ~ 01:29:15 参考人(竹下珠路君)
ありがとうございます。全ての、全ての拉致被害者というのは本当に、本当に誰なのかということが、今、日本で誰も分かっていないのではないかという不安が大変大きいのです。政府を、日本政府を、私たちの政府ですから、日本政府を私は信頼しております。頼りにしております。取り返してほしいと思っております。しかし、そこが本当に、先ほども申し述べましたけれども、拉致被害者の、全ての拉致被害者というのはどこまでなのかということをしっかりどれだけ把握しておられるのか不安でなりませんというのが正直なところです。 Angry: 0.584 Disgust: 0.363 Fear: 0.436 Happy: 0.461 Sad: 0.543 Surprise: 0.362
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01:29:42 ~ 01:30:16 参考人(竹下珠路君)
私も、ほとんど、実は、今日お話ししたい原稿はまだまだこの倍ほどあったのですが、削って削って削ってこれだけになりました。しかし、もう削ったのはうちへ置いてきてしまったものですから、先ほどの法律の、願わくばということだけをまた確認させていただいて、これはもう議員の先生方でなければできないことだと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 Angry: 0.368 Disgust: 0.348 Fear: 0.508 Happy: 0.495 Sad: 0.553 Surprise: 0.402
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01:30:16 ~ 01:30:44 舩後靖彦君
飯塚参考人、竹下参考人、本日は貴重なお話を本当にありがとうございました。一刻も早い解決に向け、私も微力ながら取り組んでまいりたいと存じます。質問を終わります。ありがとうございました。 Angry: 0.391 Disgust: 0.321 Fear: 0.395 Happy: 0.651 Sad: 0.598 Surprise: 0.487
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01:30:44 ~ 01:31:08 浜田聡君
NHK党、参議院会派みんなの党、浜田聡でございます。本日は、飯塚参考人、竹下参考人、どうもありがとうございました。我々NHK党は、現在、国会議員私一人で、地方議員二十数名の小さな組織ではありますが、日本に九つしかない国政政党として責任を持ってこの北朝鮮による拉致問題について取り組んでいく所存でございます。 Angry: 0.644 Disgust: 0.251 Fear: 0.344 Happy: 0.604 Sad: 0.222 Surprise: 0.498
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01:31:08 ~ 01:32:07 浜田聡君
我が党所属の地方議員の一人である川西市議会議員の中曽千鶴子という者がいるんですが、特定失踪者の一人である秋田美輪さんを救う川西市民の会で精力的に活動しているわけでございます。私も、彼女からアドバイスをいただきつつ、連携を密にしつつ、この問題に取り組んでいく決意を新たにしているところでございます。まずは、竹下参考人にお聞きしたいと思います。これまでの意見陳述と重なる部分があるかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。政府が特定失踪者を拉致被害者認定しないことについて、改めて御意見いただきたいと思います。例えば、政府に求めることであるとか、あるいは立法府に求めること、その他幅広い御意見いただければと思います。 Angry: 0.607 Disgust: 0.353 Fear: 0.401 Happy: 0.544 Sad: 0.461 Surprise: 0.399
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01:32:07 ~ 01:33:16 参考人(竹下珠路君)
ありがとうございます。拉致認定はあくまでも、先ほど申し上げましたように、拉致された人たちが帰ってきてからの対応をするためにできた議員立法でございます。そして、認定するため、その中に認定の言葉も入っておりますが、具体的にどういうことで認定されるのかということは入っておりません。ですから、私たちにも分からないのですけれども、北朝鮮での脱北者からの証言とか、それから北朝鮮から出てきた写真とか、その鑑定が警察の鑑定と民間の鑑定とが両方とも一致すると思われるという人とか、そういう人たちがいますけれども、どうして認定されないのか、認定が増えないのか、そこが私も不思議で残念でなりません。 Angry: 0.569 Disgust: 0.337 Fear: 0.421 Happy: 0.476 Sad: 0.499 Surprise: 0.399
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01:33:16 ~ 01:34:03 浜田聡君
ありがとうございます。次に、飯塚参考人にお聞きしていきたいと思います。日米韓の連携について、私はこの拉致問題解決について非常に大事だと思っているわけでございます。まず、アメリカについてお聞きできればと思うんですけれど、可能な範囲で結構です。先日、バイデン大統領と面会されて、そのときの率直な感想であったり、会ってからの心境の御変化など、何かあればお聞きしたいと思います。 Angry: 0.352 Disgust: 0.286 Fear: 0.394 Happy: 0.732 Sad: 0.537 Surprise: 0.481
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01:34:03 ~ 01:36:19 参考人(飯塚耕一郎君)
実際面会させていただいたときの印象として、本当にこの問題に対して心を打たれるというか、心を打たれていたんだろうなというふうに考えております。一番最初に、冒頭、横田拓也代表の方から発言をされて、御挨拶の発言をされた途中から、早紀江さんの方に歩み寄って、早紀江さんの目の前でひざまずいて何かお話をされるという形だったんですけれども、本当に真摯に心を打たれていただいたんだなというふうに思っていますし、その後、参加した各家族に対して一人一人に目を向けて話を聞いていただいて握手をいただいた次第でありますし、またバイデン大統領自身も御家族を何度か亡くされているという状況で、本当に心、悲痛な思いというのをいただいたんだろうなというふうに考えておりますし、最後、退場のときには、アメリカはこの問題の解決のためには協力をするんだという趣旨の発言もいただいたので、本当に有り難いなと思いますし、終わった後、面会終わった後に思ったのは、やはり、この協力、本当に力強い協力、バックアップを何とかしてその拉致被害者の救出に向けたい、現実に進めたいという気持ちはとてもありますし、やっぱりそこがうまく、どうなっていくんだろうと、毎回毎回、例えばその総理面会でしたり大統領面会の後って、どうしても別に動きが継続にならないでそのまま静かになったというふうな印象になるんですけれども、それも同じ気持ちで、同様、この先、じゃ、政府は、その大統領との面会が終わりました、で、その後で、次のアクションはどう考えているんだろうというところはやはり不安になる部分もありますし、繰り返しですけど、やっぱり力強い協力を何とか現実的にその帰国に向けて動きたいなというふうに思う次第でございます。 Angry: 0.343 Disgust: 0.223 Fear: 0.429 Happy: 0.428 Sad: 0.767 Surprise: 0.392
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01:36:19 ~ 01:36:59 浜田聡君
ありがとうございます。次、日米韓の韓についてお聞きしたいと思います。先月、韓国では尹錫悦大統領が就任をいたしました。私の印象ではあるんですけれど、さきの文在寅大統領に比べると、この拉致問題については協力的な姿勢であるように思いますし、先ほどの武田委員との話もありましたとおりだと思います。そこで、尹錫悦大統領に関する、これもまた御自由な御意見、御感想をいただければと思います。 Angry: 0.382 Disgust: 0.252 Fear: 0.308 Happy: 0.817 Sad: 0.494 Surprise: 0.502
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01:36:59 ~ 01:37:14 参考人(飯塚耕一郎君)
まず、この問題に対して、拉致問題に対してのその解決に対して、尹大統領自身がそこは賛同していただくという意思は確かに明示いただいていると理解しています。 Angry: 0.748 Disgust: 0.380 Fear: 0.337 Happy: 0.616 Sad: 0.325 Surprise: 0.345
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01:37:14 ~ 01:38:13 参考人(飯塚耕一郎君)
ただ一方、じゃ、具体的に韓国が北朝鮮に対して今後どのような行動を取っていくかというところはまだちょっと見えていない部分があるので、そこは注視が必要ではないかなと思っています。また、韓国側が確かに北朝鮮の情報というのを多く持っているというのが過去の傾向から見ても明らかなんですが、一方、ちょっとその、じゃ、例えばその日本の拉致問題の進展があったりとか、ちょっとした情報が出てきたときに、すぐ韓国側から情報が流れてしまう、公開されてしまうという、過去そのような動きもあるので、ちょっとどこまで韓国側の御協力をいただけるかというところも含めて、ちょっとまあ懸念は多々残るものの、今後注視はしていきたいなという感想でございます。 Angry: 0.369 Disgust: 0.280 Fear: 0.569 Happy: 0.540 Sad: 0.408 Surprise: 0.569
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01:38:13 ~ 01:39:13 浜田聡君
ありがとうございます。最後に、お二人にお聞きしたいと思います。この拉致問題、やはり韓国、アメリカの協力は必要ではあるのですが、やはり日本での取組が大事だと思います。そのときに大事なのが、やはり国民の理解が大事だと思っております。その国民の理解を深めるためには周知が必要だと思っているのですが、私の印象ですと、最近ですとマスコミがこの拉致問題余り取り上げていない印象を持っているわけなんですね。そうであれば、例えば政府広報として予算をたくさん使ってでも広報すべきというのは一つの考え方ではないかなと思っております。私の意見はそうとして、お二人の、拉致問題に関する国内での広報について幅広い御意見いただければと思います。 Angry: 0.521 Disgust: 0.286 Fear: 0.370 Happy: 0.675 Sad: 0.411 Surprise: 0.476
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01:39:13 ~ 01:40:24 参考人(飯塚耕一郎君)
現在、確かにメディアでの取り上げ方というのはやっぱり単発的になっていますし、以前のようなその熱がある継続的な報道というのはなされないことは事実かと思います。ただ一方、ちょっと時代性が変わってきている部分もあるかなと思っていまして、今現在、拉致対策本部もSNS等、ユーチューブやツイッター等を使って発信はいただいているという部分がありますので、まずはそこを継続的にやっていただくという、要するに、メディアを除いた形で継続的に発信していただくということは重要な要素の一つかなとは思っていますし、ちょっと繰り返しになりますけれども、やはり幾ら政府がそのツイッターをやっていようが何しようが、それを見なかったら何も始まらないわけで、じゃ、そこをどうやって打ち込んでいくかというところは、やはり先ほど質問があったとおり、若年層に対して、では、どういうその現場とか、集まっているソーシャルなその場所でどう伝えていくかというところを検討すべきかなというふうに考えております。 Angry: 0.441 Disgust: 0.219 Fear: 0.518 Happy: 0.631 Sad: 0.361 Surprise: 0.573
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01:40:24 ~ 01:40:56 参考人(竹下珠路君)
私は、余り広報の方法とか、余り、先ほども教えてほしいと申し上げたくらいなんですけれども、私は、ふと考えてみていると、日本の国内への広報、政府もいろいろな方法でやってくださっていますけれども、もしかしたら北朝鮮の国民に対する広報というのも必要なのではないかとふと思っております。 Angry: 0.732 Disgust: 0.215 Fear: 0.338 Happy: 0.491 Sad: 0.401 Surprise: 0.423
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Angry: 0.465 Disgust: 0.374 Fear: 0.368 Happy: 0.695 Sad: 0.495 Surprise: 0.438
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01:41:03 ~ 01:42:31 委員長(山谷えり子君)
以上をもちまして参考人に対する質疑は終了いたしました。参考人の皆様に一言御礼を申し上げます。参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚く厚く御礼を申し上げます。本日はこれにて散会いたします。 Angry: 0.328 Disgust: 0.294 Fear: 0.320 Happy: 0.800 Sad: 0.530 Surprise: 0.495
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00:00:00 | 北朝鮮,拉致問題,被害者,飯塚,参考人 |
00:10:00 | 北朝鮮,了子,特定失踪者,日本政府,失踪者,古川 |
00:20:00 | 特定失踪者,北朝鮮,拉致被害者,家族会,拉致問題,日本政府 |
00:30:00 | 飯塚,家族会,外交交渉,北朝鮮,田中実 |
00:40:00 | 竹下,事務局長,私たち,特定失踪者,教育現場 |
00:50:00 | 家族会,田口八重子,北朝鮮,飯塚,民社党,荒木,私たち,意見交換,法整備,参考人,担当大臣 |
01:00:00 | 飯塚,私たち,特定失踪者,対策本部,家族会 |
01:10:00 | 拉致問題,北朝鮮,韓国,日本政府,参考人 |
01:20:00 | 拉致問題,拉致被害者,委員会,参考人,特別委員会,竹下,日朝平壌宣言,飯塚,日本政府 |
01:30:00 | 拉致問題,北朝鮮,参考人,アメリカ,竹下,韓国,飯塚,韓国側 |
01:40:00 | 参考人,委員会,北朝鮮 |
この要約は、この会議の議事録全体から自動的に生成されたものです。
さらに、個人の情報はそれぞれの家族にも共有してしかるべきと思います。 |
皆様から忌憚のない御意見を賜りまして、今後の調査の参考にいたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 |
ありがとうございました。 |
自由民主党の清水真人でございます。 |
以上でございます。 |
それから、先ほど交渉のためのカードというお話がありました。 |
済みません。 |
犯罪なんですよ、これは。 |
そのことを私たちは、しかし、私たちの家族、飯塚さんのお母さんも含めて、飯塚さんのお母さんと私の妹は同い年なんです。 |
家族会設立から二十五年、まさに東奔西走でこの問題の存在を訴え続け、被害者の救出を願い続けた家族がいます。 |
ただし、家族会の皆様には理解をしてもらいたいなと、分かってほしいなと。 |
別に、法整備とかそういう専門的なことは私には分かりませんけれども、そこの認定という言葉に私たちは随分高い壁を感じているんですけれども、救出するための法律、それから、これからまたこんな被害を起こさせないための法律、そういったものはできないのでしょうか。 |
我々はこの条件を変えることはありません。 |
最後に、それぞれ一言ずつ、政府に対し、あるいは私を含めた国会議員に対しおっしゃりたいことをお話しいただければ幸いです。 |
我々NHK党は、現在、国会議員私一人で、地方議員二十数名の小さな組織ではありますが、日本に九つしかない国政政党として責任を持ってこの北朝鮮による拉致問題について取り組んでいく所存でございます。 |
まずは、竹下参考人にお聞きしたいと思います。 |
参考人の皆様には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございます。 |
北朝鮮との交渉に圧力は必ずあるべきです。 |
竹下参考人。 |
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