00:01:25 ~ 00:02:09 委員長(山本順三君)
ただいまから予算委員会を開会いたします。参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。令和四年度総予算三案審査のため、本日の委員会にみらい子育て全国ネットワーク代表・合同会社Respecteachother代表の天野妙さん及び医療法人聖粒会慈恵病院理事長兼院長蓮田健君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。 Angry: 0.494 Disgust: 0.317 Fear: 0.407 Happy: 0.537 Sad: 0.597 Surprise: 0.442
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00:02:09 ~ 00:02:36 委員長(山本順三君)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。令和四年度一般会計予算、令和四年度特別会計予算、令和四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、昨日に引き続き質疑を行います。朝日健太郎君。 Angry: 0.536 Disgust: 0.282 Fear: 0.478 Happy: 0.589 Sad: 0.400 Surprise: 0.545
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00:02:36 ~ 00:03:00 朝日健太郎君
おはようございます。自由民主党・国民の声、朝日健太郎でございます。岸田総理始め各大臣の皆様、本日はよろしくお願いをいたします。本日は、コロナ禍における国民生活の質問を考えておりましたけれども、急転をいたしましたウクライナ情勢、力による一方的な現状変更を認めないという国際社会の根本的な原則を揺るがしております。 Angry: 0.471 Disgust: 0.303 Fear: 0.377 Happy: 0.740 Sad: 0.394 Surprise: 0.473
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00:03:00 ~ 00:03:52 朝日健太郎君
我が国の存亡に関わることから、ウクライナ情勢に関する質問を冒頭させていただきたいと思います。昨日、ここ参議院の予算委員会の最中にNSCを開催をいただきました。また、昨夜にはG7の首脳会議を開き、各国との対応を確認したというふうに聞いております。状況が一刻一刻、刻々と変化する中で、政府の対応も大変難しい状況が続いておると思います。ただ、一夜にして、我々国民は決してこの事象が対岸の火事ではないというような緊張感に包まれていると思います。まず初めに、ウクライナをめぐる最新の情報と日本政府の対応について、岸田総理から現状をお聞かせください。 Angry: 0.595 Disgust: 0.325 Fear: 0.493 Happy: 0.502 Sad: 0.377 Surprise: 0.476
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00:03:52 ~ 00:04:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、今回のウクライナの、ウクライナへのこの侵攻、このロシア軍によるウクライナへの侵攻ですが、これは力による一方的な現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがす行為であります。 Angry: 0.784 Disgust: 0.388 Fear: 0.590 Happy: 0.333 Sad: 0.268 Surprise: 0.433
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00:04:11 ~ 00:05:05 内閣総理大臣(岸田文雄君)
明白な国際法違反であり、断じて容認できず、厳しく非難をいたします。こういった事態を受け、G7を始めとする国際社会と緊密に連携し、制裁措置を強化してまいります。具体的には、資産凍結と査証発給停止、そして金融分野での制裁、半導体などの輸出管理の厳格化、こうした対ロ制裁措置、これ速やかに実施してまいりたいと思います。昨晩行われましたこのG7のテレビ首脳会談、会議においても、ウクライナ情勢について率直な意見交換を行い、G7として強い連帯を確認した次第です。 Angry: 0.607 Disgust: 0.288 Fear: 0.499 Happy: 0.463 Sad: 0.404 Surprise: 0.465
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00:05:05 ~ 00:05:41 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今後とも、このG7を始めとする国際社会と緊密に連携して対応していくことが重要であると思います。事態は今後とも推移いたします。どう推移するかは予断は許されない緊迫した状況でありますが、国際社会との連携を大切にしながら、しっかりとした我が国の考え方、メッセージをロシアにも発信をし続けなければならないと考えております。 Angry: 0.562 Disgust: 0.400 Fear: 0.469 Happy: 0.508 Sad: 0.498 Surprise: 0.385
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00:05:41 ~ 00:06:07 朝日健太郎君
ありがとうございました。我が国が取らなければならない国際社会における責任、引き続き対応をお願いをしたいと思います。次に、我が国を取り巻く国際情勢についてお伺いをしたいと思います。繰り返されます領海侵犯やミサイルの発射など、我が国を取り巻く周辺環境は過酷さを増していると感じております。 Angry: 0.571 Disgust: 0.343 Fear: 0.349 Happy: 0.588 Sad: 0.543 Surprise: 0.355
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00:06:07 ~ 00:06:25 朝日健太郎君
今回の事態は、このウクライナに関する事態は、欧州の問題にとどまらず、我が国を含むアジア太平洋地域に関わる問題でもあると考えますけれども、総理の見解をお聞かせください。 Angry: 0.535 Disgust: 0.186 Fear: 0.591 Happy: 0.556 Sad: 0.359 Surprise: 0.543
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00:06:25 ~ 00:07:14 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回のロシア軍によるウクライナへの侵攻は、力による一方的な現状変更であり、おっしゃるように、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがしかねない深刻な行為であると思います。明白な国際法違反であり、断じて許容できず、厳しく非難をするわけですが、こうした意思を国際社会としっかり連携をしながら発していくこと、これが他の地域における情勢にも影響を与えると信じます。 Angry: 0.672 Disgust: 0.249 Fear: 0.513 Happy: 0.415 Sad: 0.417 Surprise: 0.396
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Angry: 0.136 Disgust: 0.191 Fear: 0.260 Happy: 0.941 Sad: 0.541 Surprise: 0.499
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00:07:27 ~ 00:08:16 朝日健太郎君
ありがとうございます。やはり我が国が取るべき対応というのは、国際社会との連帯、これを通じてしっかりとこのロシアに対しても向き合っていただきたいと思います。やはり国際社会の一員として、日本が平和構築に向けたその責任を果たしていただきたいというふうに思います。続きまして、国民の生命、財産、そして国益を守るために、日本国民の、政府が果たす役割というものが今、国民の皆様からも非常に高まっていると思います。先ほど来御説明ありますけれども、現在厳しい国際情勢が続いておりますけれども、国民の皆様に対しまして、総理の方からメッセージを是非ともお願いをしたいと思います。 Angry: 0.577 Disgust: 0.246 Fear: 0.351 Happy: 0.586 Sad: 0.506 Surprise: 0.382
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00:08:16 ~ 00:09:20 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回のロシア軍のウクライナへの侵攻については、先ほど来申し上げているように強く非難をするものですが、こうしたウクライナ情勢を始め国際情勢、厳しさ、さらには複雑さ、こうしたものを増しています。こうした国際情勢の中で、我が国はどのように生き、そして国民の命、暮らしをどう守っていくのか、これを考えていかなければなりません。その際に、この未来への理想の旗、これはしっかり掲げ続けなければなりません。自由や民主主義、法の支配、人権、こうした私たちが今まで大切にしてきた基本的な価値観、普遍的な価値、こうしたものはしっかりと大事にしながらも、したたかで、そして徹底的な現実主義を貫く、こうした外交を進めなければならない。 Angry: 0.520 Disgust: 0.349 Fear: 0.468 Happy: 0.519 Sad: 0.508 Surprise: 0.422
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00:09:20 ~ 00:09:51 内閣総理大臣(岸田文雄君)
私自身、新時代リアリズム外交という言葉を使っておりますが、この今申し上げたような外交をしっかり進めることによって国際社会の平和と安定に貢献する、これはもちろん大事なことですが、あわせて、国民の命と暮らし、これを断固として守り抜く、こうした姿勢を外交において示していくことが重要であると考えております。 Angry: 0.656 Disgust: 0.215 Fear: 0.542 Happy: 0.390 Sad: 0.327 Surprise: 0.507
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00:09:51 ~ 00:10:04 朝日健太郎君
ありがとうございます。我が国に、日本にお住まいの皆様にもウクライナを始め海外に御家族等いらっしゃるかと思いますので、引き続き日本のリーダーシップを発揮していただきたいというふうに思います。 Angry: 0.259 Disgust: 0.239 Fear: 0.226 Happy: 0.878 Sad: 0.653 Surprise: 0.439
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00:10:04 ~ 00:10:46 朝日健太郎君
続きまして、我が国の防衛について伺います。私の選挙区であります東京都も国境離島を有しておりますし、今回のウクライナ情勢、我が事のように危機感を持っております。そして、我が国は海に囲まれ、また国境とは海であり島であります。ロジスティクスなど容易ではなく、厳しい防衛環境にあると言えます。そんな我が国の国境防衛、特に島嶼防衛について、岸防衛大臣から見解をお聞かせをいただきたいと思います。 Angry: 0.375 Disgust: 0.276 Fear: 0.486 Happy: 0.668 Sad: 0.448 Surprise: 0.541
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00:10:46 ~ 00:11:34 国務大臣(岸信夫君)
委員御指摘のとおり、我が国を取り巻く安全保障環境、非常に厳しいものがございます。急速に厳しさを増しております。御指摘の力による一方的な現状変更の試みの深刻化、そして島嶼防衛、軍事バランスの急速な変化、こうした課題に対しまして、防衛大臣として、我が国の防衛力を抜本的に強化していくことによって我が国の領土、領海、領空、また我が国の国民の生命と財産をしっかり守り抜いてまいります。 Angry: 0.562 Disgust: 0.317 Fear: 0.574 Happy: 0.369 Sad: 0.435 Surprise: 0.489
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00:11:34 ~ 00:12:05 朝日健太郎君
ありがとうございます。我が国の安全は、国境、そして島の防衛、そして秩序、これは大変重要だと思いますので、引き続きの対応をよろしくお願いをいたします。次に、ウクライナ情勢に関しまして、邦人の保護について質問をいたします。これまでも、国際社会において緊迫した事案が発生した際は、現地在留邦人、関係者の保護、退避、これまでも政府は指示の下対応に当たっていただいていることに心より敬意を表します。 Angry: 0.375 Disgust: 0.240 Fear: 0.353 Happy: 0.797 Sad: 0.456 Surprise: 0.480
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00:12:05 ~ 00:12:35 朝日健太郎君
今回のウクライナにおいても、報道では百二十名ほどの邦人の方が現地にいらっしゃるということですが、ただ、皆様にも様々家族の御事情等がありまして、今後そうした邦人保護、どのように進められるのかが注視をされていると思います。そこで、林外務大臣にお聞きしますけれども、ウクライナにおける邦人退避の状況についてお聞かせをいただければと思います。 Angry: 0.389 Disgust: 0.201 Fear: 0.460 Happy: 0.681 Sad: 0.453 Surprise: 0.567
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00:12:35 ~ 00:13:09 国務大臣(林芳正君)
このロシア軍によるウクライナ侵攻を受けまして、二十四日にウクライナ滞在中の邦人に対し、最新の情報の入手に努めるとともに、自身の身の安全を最優先とした行動を取ること、これを呼びかけるスポット情報を発出をしております。ウクライナの在留邦人の安全確保に全力を尽くすため、在ウクライナ日本大使館は、引き続き、松田大使以下数名がキエフにおいてウクライナ政府との連絡や邦人保護業務に従事をしております。 Angry: 0.528 Disgust: 0.301 Fear: 0.331 Happy: 0.760 Sad: 0.318 Surprise: 0.537
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00:13:09 ~ 00:13:55 国務大臣(林芳正君)
また、陸路を含む退避支援など邦人保護業務を行うために、ウクライナ西部でございますが、リビウに連絡事務所を設けるとともに、近隣国においてチャーター機を既に手配済みでございます。戒厳令が導入されるなど極めて危険かつ流動的な現地情勢の中でございますが、政府としては在留邦人の安全確保に最大限取り組んでまいる所存でございます。なお、先ほど触れていただきましたが、二月二十三日時点におきまして確認されているウクライナの在留邦人は約百二十人でございますが、現時点までに邦人の生命、身体に被害が及んでいるとの情報には接していないところでございます。 Angry: 0.466 Disgust: 0.350 Fear: 0.561 Happy: 0.568 Sad: 0.372 Surprise: 0.526
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Angry: 0.343 Disgust: 0.317 Fear: 0.232 Happy: 0.768 Sad: 0.677 Surprise: 0.362
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00:14:05 ~ 00:15:11 朝日健太郎君
よろしくお願いをいたします。続きまして、今回のウクライナの事象を受けまして、国民生活、そして経済について質問をいたします。これまでも、コロナ禍によりまして、世界のサプライチェーンの乱れにより、生産活動や様々な物流の停滞など混乱が生じております。こうした世界のサプライチェーンの乱れが非常に大きな影響を落としております。それに伴いまして、エネルギー価格の高騰、経済活動がそのまま国民生活に重くのしかかっているような状況だと認識をしておりますけれども、今後このコロナの情勢が更に深刻化していくことで、国民生活、また我が国の経済に大きな影響が与えられるのではないかと懸念をしております。そうした中で、物流の乱れなどで、半導体、また戦略物資、生活物資が不足するなど、国民生活へ起こり得る影響についてどのように認識をされているのか、萩生田経済産業大臣にお聞きをいたします。 Angry: 0.408 Disgust: 0.241 Fear: 0.481 Happy: 0.606 Sad: 0.411 Surprise: 0.574
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00:15:11 ~ 00:16:06 国務大臣(萩生田光一君)
委員御指摘の、コロナ禍に加えてウクライナ情勢が緊迫する中、原油価格の動向や日本企業への影響などに重大な懸念を持って注視をしております。こうした中、我が国は、現在原油については国、民間合わせて約二百四十日分の備蓄を有しており、LNGについても電力会社などにおいて二、三週間程度の在庫を有しています。このため、今回の事態がエネルギーの安定供給に直ちに大きな支障を来すことはないと思っております。引き続き、関係国や国際機関とも連携しながら、国際的なエネルギー市場の安定に最大限取り組んでまいりたいと思います。原油価格の高騰に関しては、エネルギー市場の高騰から国民生活や日本経済を守るために、激変緩和事業による支援を深掘りすることを含め、関係省庁と連携して追加的な措置を速やかに講じてまいりたいと思います。 Angry: 0.473 Disgust: 0.324 Fear: 0.484 Happy: 0.640 Sad: 0.355 Surprise: 0.553
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00:16:06 ~ 00:16:39 国務大臣(萩生田光一君)
お話のあった半導体の製造過程などでウクライナから調達する物資はあるんですけれども、これは複数の国から調達可能であることも踏まえ、現時点で主要企業からその製造に特段影響があるとは聞いておりませんが、今後とも状況を注視してまいりたいと思います。いずれにしましても、経産省としては、我が国の国民生活や経済活動への影響が最小限にとどまるよう、G7を始めとする国際社会と連携し、適切に対応してまいりたいと思います。 Angry: 0.494 Disgust: 0.289 Fear: 0.470 Happy: 0.608 Sad: 0.405 Surprise: 0.506
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00:16:39 ~ 00:17:12 朝日健太郎君
御説明ありがとうございました。緊密な連携を取っていただきながら、国民生活を守っていただきたいと思います。サイバー空間での攻撃も問題となっております。今回のウクライナ情勢に関しましてサイバー攻撃があったのではないか、そのような報道も聞いております。こうしたシステムに対する攻撃ではなく、攻撃だけでなく、例えばフェイクニュースやそうした世論誘導など、有事、平時問わず、こうしたハイブリッドな防衛体制というものが必要だと考えております。 Angry: 0.507 Disgust: 0.355 Fear: 0.437 Happy: 0.615 Sad: 0.445 Surprise: 0.446
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00:17:12 ~ 00:17:35 朝日健太郎君
こうした大規模なサイバー攻撃が行われることのないようにしっかりと我が国政府の対応が必要だと考えておりますけれども、政府のシステム、そして重要インフラなどへのサイバーセキュリティーについて牧島担当大臣に確認をさせていただきたいと思います。 Angry: 0.796 Disgust: 0.240 Fear: 0.337 Happy: 0.539 Sad: 0.365 Surprise: 0.374
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00:17:35 ~ 00:18:07 国務大臣(牧島かれん君)
大変重要な御指摘をいただいたものと受け止めております。自由で公正で安全なサイバー空間の確保というものが重要であり、政府機関や重要インフラ事業者、それぞれ、あらゆる者がそれぞれのサイバーセキュリティーの強化に取り組んでいかなければならないと考えています。一例として、東京オリンピック・パラリンピック大会は、関係者とも一体となってサイバーセキュリティーの面で安心、安全な大会を行うことに成功したという知見や経験はございます。 Angry: 0.325 Disgust: 0.284 Fear: 0.460 Happy: 0.687 Sad: 0.412 Surprise: 0.588
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00:18:07 ~ 00:19:05 国務大臣(牧島かれん君)
そういったことを踏まえながら、閣議決定いたしました昨年九月のサイバーセキュリティ戦略においては、特に我が国を取り巻く安全保障環境は国家の関与が疑われるサイバー攻撃事案が見られるなど厳しさを増しているということを踏まえて、この戦略においては、サイバー攻撃から我が国の安全保障上の利益を守るため、サイバー攻撃から国家を防御する力、サイバー攻撃を抑止する力、サイバー空間の状況を把握する力をそれぞれ高めて、政府全体としてシームレスな対応を抜本的に強化することとしています。また、ウクライナ情勢に関連して、サイバー攻撃の脅威は高まっている、そしてサイバーセキュリティー対策の強化が必要というふうに私どもは認識をしています。二十三日に、NISCやデジタル庁、経済産業省等において、政府機関や重要インフラ事業者、産業界等にサイバーセキュリティー対策の強化に対して注意喚起を既に行っております。 Angry: 0.739 Disgust: 0.386 Fear: 0.502 Happy: 0.469 Sad: 0.257 Surprise: 0.391
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Angry: 0.457 Disgust: 0.513 Fear: 0.413 Happy: 0.585 Sad: 0.597 Surprise: 0.394
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00:19:12 ~ 00:20:15 朝日健太郎君
ありがとうございました。引き続き、ウクライナ情勢に対しまして、こうしたロシアの侵攻、これを決して許すことなく、国際社会と連携をしながら毅然とした対応をお願いをしたいと思います。残りの時間は準備をしていた質問に移らせていただきたいと思います。ウクライナ情勢と並んで国民生活、こうしたものもしっかりと取り組んでいかなければならないと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。まずは、コロナ禍におきます国民生活の影響について伺っていきたいと思います。私自身もこれまで、子育て政策等、子供たちの健康、また学生の皆さんの学びの確保、こういったものに取り組んできてまいりました。二〇二〇年の春先に学校の一斉休業、あの辺りから非常に子供、若者たちの学びの機会というものが大きく毀損され、本当に新しい生活様式という名の下で学校生活が大きく変化を余儀なくされたというふうに思います。 Angry: 0.453 Disgust: 0.251 Fear: 0.338 Happy: 0.694 Sad: 0.543 Surprise: 0.424
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00:20:15 ~ 00:21:31 朝日健太郎君
それに伴いまして、不登校であるとかいじめであるとか、こうした本当にこの声なき声の苦しみ、こういったものが多く散見をされているというふうに思います。加えて、大学生に目を向けますと、特に大学二年生のアンケート調査を見ますと、入学以来オンラインでの授業が続いている、また、なかなか対面授業というものが開始されないというところで、非常に学校生活に対する満足度、充足感というのが非常に低い数字というものも見て取れます。こうした中で我が国の未来を考えたときに、この貴重な子供たち、若者たちの時間というものはもう取り戻すことはできませんけれども、しっかりと我々大人たちが伴走しながら、未来というものは明るいんだ、こういったものをしっかりと伝えていくということが重要でもありますし、加えて、私自身も小学生の子供二人おりますけれども、保護者の立場からでも、子供たちの未来を考えたときに、やはり我が国としてしっかりと対応していくんだ、こういったものが必要だと考えておりますけれども、まず、岸田総理大臣に、そうした若者、そして子供たちに向けたメッセージを是非ともお願いをしたいと思います。 Angry: 0.378 Disgust: 0.229 Fear: 0.376 Happy: 0.724 Sad: 0.487 Surprise: 0.492
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00:21:31 ~ 00:22:19 内閣総理大臣(岸田文雄君)
オミクロン株による感染拡大が長引く中で、学校に通うことができず、先生や友達とも会えない、楽しみにしていた学校行事が中止になるなど、かけがえのない学校生活に様々な不便が出てしまっていることは、不安も大きく、大変つらいこともあると思います。一方で、こうした困難の中であっても、いつもは当たり前と思っていた日常の大切さを実感したり、オンラインで学び続けるといった新たな経験など、子供たち皆さんの今後の人生の中で大きな力になることもあるんだと思っています。 Angry: 0.202 Disgust: 0.165 Fear: 0.569 Happy: 0.472 Sad: 0.652 Surprise: 0.615
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00:22:19 ~ 00:23:10 内閣総理大臣(岸田文雄君)
私としても、感染症対策を強化、徹底したり、またオンラインと対面の学習を組み合わせたハイブリッドな新しい学習を支援することなどを通じて、若い皆さんの学びを支え、笑顔で学校生活を送ることができるよう全力を尽くしてまいりたいと思います。そして、この未来を支えるこの若い皆さんが自ら主役となる時代に向けて期待や希望を持ち続けることができるような、持続可能性があって多様性を尊重できる活力社会を実現するために政府としても全力で取り組んでいきたいと考えております。 Angry: 0.326 Disgust: 0.280 Fear: 0.372 Happy: 0.637 Sad: 0.550 Surprise: 0.516
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00:23:10 ~ 00:24:14 朝日健太郎君
大変心強いメッセージをありがとうございました。やはり若者、子供たちに向けて、これから成長過程にあります、そうした各世代世代に合った、例えばですけれども、支援策をしっかりと充実をさせていただくことで子供たちの成長の後押しをお願いをしたいというふうに思います。そうした子供たちの学校生活の変化というものは御家庭にも影響が及んでいると思います。学校の休業、そして保育所などの休園、こうしたものが発生しますと、どうしても御家庭の負担が増えます。そうした中で、お子さんをお育てになっている御家庭において、お仕事を休まなければならない、また、そうした中で給与が減少する、こうした経済的な負担も大変大きくなっているというふうに聞いております。先ほど申しましたけれども、二〇二〇年春の一斉休業から、そのとき、二〇二〇年三月に小学校休業等助成金というものがスタートし、様々な経済的支援というものがスタートし、しっかりと支えられているというふうには感じております。 Angry: 0.232 Disgust: 0.244 Fear: 0.462 Happy: 0.686 Sad: 0.589 Surprise: 0.542
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00:24:14 ~ 00:24:49 朝日健太郎君
ただ、なかなかそうした制度というものも使い勝手が悪いというような声も聞いておりますし、更に言えば、待機児童の問題等、本当に保護者の皆様の負担というものを軽減していくというのが重要だと考えておりますけれども。後藤厚生労働大臣にお聞きしますけれども、学校、そして休園、こうした御家庭の負担が増加する中で、これまでどのように対応されてきたのか、そして今後どのように取り組まれていくのか、お聞きをしたいと思います。 Angry: 0.522 Disgust: 0.300 Fear: 0.464 Happy: 0.495 Sad: 0.512 Surprise: 0.415
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00:24:49 ~ 00:25:19 国務大臣(後藤茂之君)
小学校休業等対応助成金につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、臨時休校等をした小学校等に通う子供や新型コロナウイルスに感染した又はそのおそれのある小学校等に通う子供の世話を行うことが必要となった保護者を対象として、有給の特別休暇を付与した事業主に支給しております。 Angry: 0.360 Disgust: 0.309 Fear: 0.420 Happy: 0.714 Sad: 0.406 Surprise: 0.500
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00:25:19 ~ 00:26:09 国務大臣(後藤茂之君)
厚生労働省としては、本助成金について、学校、保育の現場への周知の依頼、事業主団体への周知と御協力の依頼を行っているところでございます。必要な方に支援が届くように、引き続き様々な機会を通じて丁寧に周知を行い、本助成金の活用が進むように努めてまいります。また、保育所が休園等となった場合の保護者への支援につきましては、地域の保育機能を維持するために代替保育の提供を市町村に依頼するとともに、休園した園の子供を他の保育所や公民館等で代替保育を実施するときの財政支援の特例を設けております。 Angry: 0.309 Disgust: 0.330 Fear: 0.450 Happy: 0.776 Sad: 0.419 Surprise: 0.553
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Angry: 0.383 Disgust: 0.301 Fear: 0.435 Happy: 0.648 Sad: 0.525 Surprise: 0.477
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00:26:22 ~ 00:27:04 朝日健太郎君
ありがとうございます。子供たちをお育てになっている家庭の皆様に対してもしっかりと届いたかというふうに思いますので、引き続きの協力をお願いをしたいと思います。続きまして、子育て、子供政策について質問をしていきたいと思います。私もこれまで取り組んでまいりました男性の育児休業取得について、このグラフを、資料三を御覧をいただきたいと思いますけれども、ここ近年、ここ数年、男性の取得率というのが非常に高く伸びているようなグラフがございますけれども、ただ、実数としては一三%弱と、男性の育児休業取得というのは一三%弱と、まだまだ低いものがあるというふうに思います。 Angry: 0.233 Disgust: 0.242 Fear: 0.298 Happy: 0.887 Sad: 0.570 Surprise: 0.482
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00:27:04 ~ 00:28:01 朝日健太郎君
まだ課題が多いと思います。ただ一方で、昨年、育児・介護休業法を改正をいたしまして、いよいよ本年四月から順次様々な制度が施行されていくわけですけれども、そうした中で、これまでも企業を始めとする、多くの企業がこの男性の育児休業取得に向けて御協力をいただいております。厚生労働省がこれまで開催をしていただきましたイクメンプロジェクト、こうしたものに非常に多くの企業が賛同をしていただきまして、もう千社に及ぶ企業がこうした男性育児休業に前向きな対応を取るというような賛同もいただいております。大変これは評価すべき数字だというふうに思います。また、加えて、今回の法改正で本年の十月からは、男性版の産休と言われる非常に柔軟なこの育児休業、いわゆる男性版育休というものも取得できるようになっています。 Angry: 0.382 Disgust: 0.275 Fear: 0.475 Happy: 0.648 Sad: 0.353 Surprise: 0.589
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00:28:01 ~ 00:28:56 朝日健太郎君
こうした周知徹底というものを更に進めることがいわゆる我が国の少子化対策、また子育て支援政策に大変有益だというふうに私も考えております。ただ、この育児休業というのは、子の出産直後だけにとどまることなく、先ほど御説明ありましたけれども、保育園に、保育園への送り迎えであるとか、子供たちが例えば学校を休んだときの対応であるとか、こうしたものにしっかりと御夫婦で対応していく、又は、もしかすると家庭の事情によって一人親という御家庭もあるかと思います。様々な事情に応じた子育て支援政策というものが重要であると考えますけれども、まずはこの男性育児休業について、厚生労働大臣にこれからの取組について御確認をさせていただきたいというふうに思います。 Angry: 0.441 Disgust: 0.286 Fear: 0.407 Happy: 0.670 Sad: 0.428 Surprise: 0.505
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00:28:56 ~ 00:29:20 国務大臣(後藤茂之君)
男性が育児を行うことは、今、朝日委員が御指摘をいただいているように、子育ての環境整備という視点のみならず、女性の就業継続やキャリア形成という意味においても非常に重要で、子供を大切にするという社会にとっても必要だというふうに思っております。 Angry: 0.357 Disgust: 0.310 Fear: 0.523 Happy: 0.685 Sad: 0.430 Surprise: 0.555
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00:29:20 ~ 00:30:18 国務大臣(後藤茂之君)
男性が育児休業をしない理由として、業務の都合だとか職場が育児休業を取りづらい雰囲気であるとかいうことが挙げられているわけでありますけれども、先ほど御紹介していただいたような、通常国会では改正育児・介護休業法が成立をいたしまして、産後パパ育休の創設や、あるいは休業取得の意向を個別に確認する措置を義務付けたところでございまして、本年四月から段階的に施行される改正法をしっかりと着実に実行するとともに、相談支援、また企業の取組を促進するセミナーの開催などによりまして、男性の育児休業取得促進への取組を大いに支援していきたいと思っております。 Angry: 0.708 Disgust: 0.457 Fear: 0.326 Happy: 0.711 Sad: 0.336 Surprise: 0.285
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00:30:18 ~ 00:31:07 朝日健太郎君
後藤大臣、ありがとうございました。今回、こうしてテレビの前で男性の育児休業の推進を取り上げさせていただいて多くの国民の皆さんにしっかりと届けて、子育て支援政策、前に進めていきたいというふうに思います。続きまして、こども家庭庁について御質問をいたします。いよいよ今回、今回の通常国会においてこども家庭庁設立に向けた法案が提出をされるという予定になっておりますけれども、本当にこのこども家庭庁の設立に向けて、子育て世帯を始め若い世帯の皆様から非常に期待を寄せられる、期待を寄せる声が私のところにも届いております。ただ、やはりこれまでの子ども・子育て支援政策を見ても、いわゆる縦割りと言われる中でなかなかうまく機能していなかったという課題も残っているというふうに認識をしております。 Angry: 0.339 Disgust: 0.218 Fear: 0.344 Happy: 0.754 Sad: 0.536 Surprise: 0.478
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00:31:07 ~ 00:31:36 朝日健太郎君
ただ、今回のこども家庭庁の設立の主たる目的というのは、子供というものを中心に置いて、やはり社会が、そして大人たちがしっかりと支えていく、こうした理念の下に組み立て、そして前に進めていくということが重要だと考えておりますけれども、まず、このこども家庭庁設立に向けて、岸田総理からその国としての使命を確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 Angry: 0.417 Disgust: 0.200 Fear: 0.339 Happy: 0.805 Sad: 0.466 Surprise: 0.484
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00:31:36 ~ 00:32:13 内閣総理大臣(岸田文雄君)
新型コロナの中で少子化は更に深刻化しています。また、児童虐待、いじめ、子供の貧困など子供をめぐる課題、これ一段と複雑化しています。子供政策を我が国社会の真ん中に据えて、こうした様々な課題に子供目線に立って適切に対応し、縦割りを排した行政を進めていくための司令塔として、こども家庭庁を創設したいと考えています。 Angry: 0.631 Disgust: 0.325 Fear: 0.475 Happy: 0.453 Sad: 0.447 Surprise: 0.425
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00:32:13 ~ 00:33:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
こども家庭庁が主導し、強い司令塔機能を発揮することで、従来この縦割り行政の中で進まなかった課題にもしっかり取り組んでいきたいと考えます。例えば、子供を性犯罪から守るための性犯罪の照会制度、日本版DBSの整備ですとか、幼稚園、保育園、認定こども園の教育、保育内容の共通化、さらには一元的な子供の相談窓口となるこども家庭センターの全国的な展開、こうしたものを進めていきたいと考えます。こども家庭庁の下、子供政策を我が国社会のど真ん中に据えて、子供をめぐる様々な課題に一元的に、そして中長期的な視線を持って進めていきたいと考えております。 Angry: 0.559 Disgust: 0.178 Fear: 0.433 Happy: 0.474 Sad: 0.524 Surprise: 0.515
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00:33:11 ~ 00:34:05 朝日健太郎君
ありがとうございました。しっかりと、今の御答弁にあったとおり、組み立て、そして前に進めていただきたいと思います。その中で、いじめ問題について野田担当大臣にお聞きをしたいと思います。このいじめの問題、非常に、なかなか解決を見ることがなく、非常に子供たちにとって解決というもの、しっかりと我々が対応していかなければならないと考えております。そして、今回、こども家庭庁がそうしたいじめ対策にも中心的な役割を果たしてくれるというふうに期待をしておりますけれども、一方で、やはりこのいじめの問題というのは、学校現場において、教育委員会を始め学校現場でまずは対応するというのが基本の姿勢だというふうに認識をしております。ただ、様々な調査を見ますと、学校現場でのこのいじめに対する事実認定というのが大変困難だというような数字があったり、学校現場だけではこうしたいじめの問題に対応していくのというのが難しいというのは、もう自白の明だと思います。 Angry: 0.419 Disgust: 0.257 Fear: 0.402 Happy: 0.641 Sad: 0.547 Surprise: 0.465
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00:34:05 ~ 00:34:26 朝日健太郎君
加えて、今回、こども家庭庁が発足するに当たって、こうしたいじめ問題にどのように対応していくのか、そしてその実効性をどこまで高められるのかが重要だというふうに考えますけれども、その取組について野田大臣にお聞かせいただきたいと思います。 Angry: 0.548 Disgust: 0.168 Fear: 0.378 Happy: 0.502 Sad: 0.522 Surprise: 0.516
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00:34:26 ~ 00:35:20 国務大臣(野田聖子君)
お答えいたします。いじめの防止等の対策については、いじめ防止対策推進法等に基づいて、主として学校や教育委員会、文部科学省による取組が進められている一方、御指摘のとおり、こども家庭庁においても、子供の権利利益の擁護等を担う観点から、いじめの防止等の対策を担うこととしています。参考までに、例えばいじめ防止等に関し、こども家庭庁が担うことが想定される業務、例えば、いじめ防止対策推進法に基づく基本方針を文部科学省が策定、変更する際に協議を受ける、また、学校外でのいじめを含めた子供のいじめの防止を担い、事案の把握、地方自治体における具体的な取組や体制づくり等を推進、そんなことができると思います。 Angry: 0.592 Disgust: 0.327 Fear: 0.405 Happy: 0.624 Sad: 0.384 Surprise: 0.465
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00:35:20 ~ 00:36:00 国務大臣(野田聖子君)
いじめの問題については、学校内だけでは解決が困難で警察や児童相談所、法務局等の関係機関との連携が必要なケースもある、そういうことから、こども家庭庁としては、地方自治体における相談体制、いじめ相談に係るワンストップ窓口を始めとする体制づくり等を進めることが重要であると考えています。こどもまんなかという発想の下でいじめの問題に多くの人たちが関わっていけるよう、こども家庭庁と文部科学省や法務省等の関係省庁が連携して、いじめの問題について対応してまいります。 Angry: 0.762 Disgust: 0.295 Fear: 0.483 Happy: 0.360 Sad: 0.396 Surprise: 0.408
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00:36:00 ~ 00:37:00 朝日健太郎君
ありがとうございます。実効性のあるいじめ対策に引き続き私も協力をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。続きまして、災害対策について伺ってまいります。昨今のこの激甚化、頻発化する自然災害に対応していくには不断の努力が必要だというふうに思います。令和元年東日本台風では、ここ関東でも大きな水害に見舞われた地域も発生をいたしました。こうした中で、昨年、流域治水関連法案、これが改正をされまして、上流から下流、そして河口まで一体的に、流域一体でこの治水対策を進めていく、こうした法案なんですけれども、様々な取組というもので自然災害から我が国の命とそして財産を守っていく強い決意が必要だというふうに思います。また、加えて、ここ首都東京に関しましては、特に江東五区と言われる東側の地域、そちらには二百六十万人の方がお住まいです。 Angry: 0.441 Disgust: 0.292 Fear: 0.465 Happy: 0.581 Sad: 0.488 Surprise: 0.479
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00:37:00 ~ 00:37:31 朝日健太郎君
ここに対しましても、様々なハード整備、ソフト対策、こうしたもので治水対策を進めていただいておりますけれども、やはり、ここで国土交通大臣に確認をさせていただきます。今後、まだまだ気候変動に伴う自然災害の頻発化、激甚化が危惧されるわけですけれども、そうした上でこの流域治水をどのように進めていくと考えられているのか、確認をさせていただきたいと思います。 Angry: 0.352 Disgust: 0.166 Fear: 0.601 Happy: 0.575 Sad: 0.403 Surprise: 0.608
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00:37:31 ~ 00:38:11 国務大臣(斉藤鉄夫君)
朝日委員にお答え申し上げます。東京は、我が国の中枢機能が集中する、また社会経済活動の最重要拠点でございます。その首都圏を水災害から守るというのは大変重要なことでございます。これまで八ツ場ダムや荒川第一調節池など、利根川や荒川の上流で洪水を貯留する、洪水をためる対策を進めるとともに、下流への堤防整備や河道掘削、川底をさらうことですね、を計画的に進めてまいりました。 Angry: 0.410 Disgust: 0.303 Fear: 0.591 Happy: 0.548 Sad: 0.382 Surprise: 0.595
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00:38:11 ~ 00:39:00 国務大臣(斉藤鉄夫君)
今後、気候変動の影響により更に降雨の増大が予想されることから、更なる堤防強化や調節池の整備等を進めてまいります。また、流域のあらゆる関係者に治水に携わっていただくことも重要です。具体的には、発電、水道、農業用水などダムの利水者に事前放流に協力してもらうとともに、ゼロメートル地帯などにおいて、民間の町づくりとも連携し、中高層の建築物や高台化した公園、それから高規格堤防、これらをつないでいく、そのことによって避難経路を確保してまいりたい、このように考えております。 Angry: 0.356 Disgust: 0.292 Fear: 0.591 Happy: 0.603 Sad: 0.362 Surprise: 0.643
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Angry: 0.362 Disgust: 0.192 Fear: 0.668 Happy: 0.410 Sad: 0.329 Surprise: 0.759
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00:39:15 ~ 00:40:03 朝日健太郎君
ありがとうございました。様々な施策を総動員をして、この治水対策を進めていただきたいというふうに思います。続きまして、災害時のリスクコミュニケーション、災害情報の発信、伝達について確認をさせていただきたいと思います。私、国交政務官在任時に、津波フラッグという、聴覚障害の方にもしっかりと津波避難信号が伝わるように、こう旗を振るような津波フラッグというものの推進に協力をさせていただきました。この問題意識というのは、二〇一一年の東日本大震災時に聴覚障害の方々にそうした避難情報がしっかりと届かず非常に大きな被害を出した、そうした背景から、様々な伝達方式というものを今検討中だと、検討をする必要があるというふうに認識をしております。 Angry: 0.424 Disgust: 0.258 Fear: 0.419 Happy: 0.629 Sad: 0.496 Surprise: 0.502
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00:40:03 ~ 00:41:06 朝日健太郎君
そこで、今回このパネルを準備したんですけれども、資料の四、気象庁がまとめていただいております資料四を御覧をいただきたいと思います。ここ数年、災害情報等で気象庁が細やかに、そして伝達の方式としてこの警戒レベル1、2、3、4、5、加えて色分けをして、こうした分かりやすい災害情報の発信に努めていただいているというのは私も認識をしております。ただ、気象庁の発出する情報に、いわゆる注意報、警報、特別警報、これも大雨であったり土砂災害であったり高潮であったり、非常に実はこれは地域の特性も、もちろんこういった情報が必要なんですけれども、よく見ていくと、この注意報、警報、特別警報のばらつきというか、非常にメニューも細かく整理をされていて、なかなかこの避難指示というものが国民の皆さんの反応にしっかりと伝わりづらいのではないかという問題意識を私持っております。 Angry: 0.422 Disgust: 0.161 Fear: 0.500 Happy: 0.615 Sad: 0.325 Surprise: 0.620
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00:41:06 ~ 00:41:36 朝日健太郎君
こうした中で、いわゆるこのリスクコミュニケーション、これも非常に不断の努力で常にアップデートしながら、国民の皆さんにしっかりとこうした情報が届くような、こうした対策も必要だというふうに考えておりますけれども、そうした意味において、現在の状況、そして今後の取組を確認をさせていただきたいと思います。 Angry: 0.584 Disgust: 0.274 Fear: 0.358 Happy: 0.671 Sad: 0.370 Surprise: 0.396
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00:41:36 ~ 00:42:08 政府参考人(長谷川直之君)
お答えいたします。気象庁では、気象状況に応じて各種防災気象情報を段階的に発表し、災害への警戒を呼びかけており、これらの情報は市町村の防災対応や住民の避難行動の判断等に活用されております。御紹介いただきました五段階の警戒レベルでございますけれども、これは令和元年度に導入されまして、これによって気象庁等の防災気象情報と市町村が発令する避難情報との関連がより分かりやすくなったと考えております。 Angry: 0.337 Disgust: 0.343 Fear: 0.556 Happy: 0.653 Sad: 0.346 Surprise: 0.559
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00:42:08 ~ 00:43:07 政府参考人(長谷川直之君)
しかし、防災気象情報につきましては、これまで災害の経験を踏まえて少しずつ改善を重ねてきたこともあり、委員御指摘のとおり、情報の数が多過ぎる、あるいは名称が分かりにくいなどの御意見があることも事実でございます。このため、気象庁では、本年一月に国土交通省水管理・国土保全局と合同で学識者、報道関係者などによる防災気象情報に関する検討会を立ち上げまして、改善に向けた議論を開始したところでございます。御指摘の観点も含めまして、市町村や住民にとって分かりやすいものとなるよう検討を進め、その成果をできるところから順次改善の、情報の改善に反映してまいります。また、情報をより良く活用いただくために、大雨や台風などによる重大な災害が予想される場合には市町村長に対するホットラインや記者会見なども実施しております。 Angry: 0.416 Disgust: 0.274 Fear: 0.505 Happy: 0.679 Sad: 0.345 Surprise: 0.552
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00:43:07 ~ 00:43:45 政府参考人(長谷川直之君)
特に記者会見につきましては、具体的な河川の洪水を含めた警戒を呼びかけるために、河川の管理を担当している水管理・国土保全局と合同で行うなどしております。また、聴覚障害をお持ちの方々のため、手話通訳者の配置や透明マスクの着用など、広く国民の皆様に分かりやすく情報提供することにも努めているところでございます。引き続き、情報の改善に加えまして、こうした危機感を伝える取組も進めまして、災害の防止、軽減につなげてまいります。 Angry: 0.390 Disgust: 0.253 Fear: 0.472 Happy: 0.751 Sad: 0.368 Surprise: 0.530
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00:43:45 ~ 00:44:07 朝日健太郎君
ありがとうございます。自然災害から国民を守る強い決意を持って取り組んでいただきたいと思います。防災・減災対策と併せて、円滑な情報伝達にもお願いをしたいと思います。こうした自然災害の激甚化、頻発化、これを誘引しているのは気候変動、そのもととなるのがいわゆる温室効果ガスの影響というふうには言われております。 Angry: 0.506 Disgust: 0.263 Fear: 0.368 Happy: 0.610 Sad: 0.488 Surprise: 0.440
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00:44:07 ~ 00:45:09 朝日健太郎君
そうした中で、我が国が目標と掲げております二〇五〇年カーボンニュートラル、これに向けた取組というものも今からもう様々な連携をしながら前に進めていかなければならないと考えています。この資料の五を御覧をいただきたいと思います。国交省の資料、資料五を御覧ください。二〇二〇年、我が国のCO2の排出量の実は約六割が港湾、また臨海部に隣接する施設から排出をされているというデータがなっております。ここにはやはり発電所、また製油所、また化学プラントなど、非常にCO2を排出する機能がこの港湾地域、臨海部には集積をしております。そうした中で、ここを一体的に、カーボンニュートラルに向けた取組というものが我が国の排出量に影響するかというふうに思いますけれども、カーボンニュートラルポートの取組について国交大臣に確認をさせていただきたいと思います。 Angry: 0.496 Disgust: 0.300 Fear: 0.425 Happy: 0.694 Sad: 0.377 Surprise: 0.520
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00:45:09 ~ 00:46:10 国務大臣(斉藤鉄夫君)
朝日委員御指摘のように、港湾は輸出入貨物の九九・六%が経由する国際サプライチェーンの拠点であり、臨海部を含め、我が国のCO2排出量の約六割を占める発電所、製鉄、化学工業等の多くが立地するエネルギーの一大消費拠点でございます。このような港湾、臨海部において官民の関係者が連携して計画的かつ効果的に脱炭素化に取り組むことは我が国の脱炭素社会を実現する上で極めて重要であり、港湾、また港湾立地産業の競争力の強化にも資すると認識しています。具体的には、水素、アンモニア等の大量、安定、安価な輸入等のための受入れ環境の整備や、港湾オペレーション及び港湾立地産業の脱炭素化を図るカーボンニュートラルポートの形成に取り組んでおります。 Angry: 0.442 Disgust: 0.294 Fear: 0.529 Happy: 0.682 Sad: 0.263 Surprise: 0.634
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Angry: 0.443 Disgust: 0.351 Fear: 0.404 Happy: 0.707 Sad: 0.508 Surprise: 0.484
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00:47:05 ~ 00:47:45 蓮舫君
おはようございます。立憲民主党の蓮舫です。ウクライナ情勢、ロシアによる侵攻は明快な国際法違反で、到底容認できません。私たち立憲民主党としても、ロシアに強く抗議をするとともに、政府におかれましては、国際社会と連帯をして、どうぞ全力でウクライナ支援を行っていただきたいとお願いをさせていただきます。さて、昨日の事態を受けまして原油価格が急騰しています。総理、我が国に与える経済的な影響をどのようにお考えでしょうか。 Angry: 0.558 Disgust: 0.325 Fear: 0.462 Happy: 0.559 Sad: 0.408 Surprise: 0.477
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00:47:45 ~ 00:48:01 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、委員には、昨日、NSCの開催に当たりまして御協力をいただきましたこと、感謝を申し上げます。その上で、原油高騰について我が国の影響、我が国への影響ということで御質問いただきました。 Angry: 0.328 Disgust: 0.234 Fear: 0.409 Happy: 0.801 Sad: 0.320 Surprise: 0.621
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00:48:01 ~ 00:49:22 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、我が国においては、原油に関しましては国、民間を合わせて二百四十日分の今備蓄があります。そして、LNGについても、電力会社あるいはガス会社、合わせますと二週間から三週間分の備蓄があります。よって、こうした事態に至って急激に大きな影響が生じるということではないと承知をしておりますが、しかし、先行き不透明であります。今後の事態にもしっかり備えておかなければならないということで、今現在、政府においては、激変緩和措置と併せて業界分野ごとの様々な支援あるいは地方自治体への支援、重層的に用意をしている、対策を用意しているところですが、その中にあって、まずはこの激変緩和措置につきまして強力に拡充をしていくということで支援を考えていかなければいけないということで、そういった対応につきまして、今日の朝、記者会見を行いまして明らかにしたところであります。 Angry: 0.367 Disgust: 0.252 Fear: 0.530 Happy: 0.618 Sad: 0.385 Surprise: 0.599
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00:49:22 ~ 00:49:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、更に状況が変化する、更に価格が高騰するということについても、国民の生活を守り、そして事業を守るという観点から、政府としてもしっかりと準備をしておかなければいけないということで、あらゆる選択肢を排除することなく、官房長官の下で、何が効果的なのか、これをしっかりと準備していきたいと考えております。 Angry: 0.498 Disgust: 0.149 Fear: 0.540 Happy: 0.453 Sad: 0.314 Surprise: 0.669
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00:50:06 ~ 00:50:56 内閣総理大臣(岸田文雄君)
おっしゃるように、今五円とされている対策についてどこまで深掘りをするのか、これを今至急調整しているところです。できるだけ早くそれを確認して明らかにしていきたいと思っています。先ほど申し上げたように、備蓄等の関係で今すぐに大きな影響はないと思いますが、しかし、状況の変化、不透明でありますので、来週にはそうした激変緩和措置の拡充について明らかにしていきたいと考えております。 Angry: 0.590 Disgust: 0.347 Fear: 0.484 Happy: 0.458 Sad: 0.443 Surprise: 0.461
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00:50:23 ~ 00:51:13 蓮舫君
できるだけというのを、もうちょっと日程感見せていただけますか。来週には明らかにする。これ、今期限が三月三十一日になっているんですが、その延長も含めて考えていただけるということでしょうか。 Angry: 0.360 Disgust: 0.293 Fear: 0.510 Happy: 0.466 Sad: 0.643 Surprise: 0.553
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00:51:13 ~ 00:51:42 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まずは当面の措置を考えております。そして、将来的な措置、そして状況の変化に対する対応ということについては、先ほど申し上げたように、さらに、あらゆる選択肢を排除せず、この追加措置を用意するべく、官房長官の下で準備を進めていきたいと考えます。 Angry: 0.687 Disgust: 0.345 Fear: 0.420 Happy: 0.498 Sad: 0.413 Surprise: 0.423
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Angry: 0.590 Disgust: 0.343 Fear: 0.443 Happy: 0.515 Sad: 0.429 Surprise: 0.539
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00:52:00 ~ 00:53:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず当面は今の激変緩和措置の拡充で対応したいと思います。しかし、その先、将来的には更なる原油高騰もあり得るわけでありますので、そうした事態に向けては、あらゆる選択肢を排除せず、準備を進めていきたいと存じます。そのあらゆる選択肢、トリガー条項を始めとするあらゆる選択肢を排除せず、議論を官房長官の下で詰めていきたいと考えます。トリガー条項については、この予算委員会等審議の場で再三質問を受ける中で、あらゆる選択肢を排除せず議論を進めますということを申し上げております。 Angry: 0.720 Disgust: 0.302 Fear: 0.391 Happy: 0.431 Sad: 0.374 Surprise: 0.428
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Angry: 0.876 Disgust: 0.306 Fear: 0.469 Happy: 0.244 Sad: 0.342 Surprise: 0.436
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00:53:11 ~ 00:53:36 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、その中に、あらゆる選択肢の中にトリガー条項も含まれるというお答えをしたことは記憶をしております。委員会で答弁させていただいたとおりであります。 Angry: 0.409 Disgust: 0.301 Fear: 0.464 Happy: 0.730 Sad: 0.299 Surprise: 0.662
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00:53:22 ~ 00:54:01 蓮舫君
約束はしていない。この原油高、物価高、本当に国民の懐を直撃しています。で、コロナも収束していない、その不安が非常に大きいんですね。総理の御認識をお伺いしたいんですが、これまで先手先手でコロナ対策は行ってきたとの認識でしょうか。 Angry: 0.532 Disgust: 0.284 Fear: 0.524 Happy: 0.380 Sad: 0.487 Surprise: 0.529
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00:54:01 ~ 00:55:10 内閣総理大臣(岸田文雄君)
コロナ対策については、まずは、昨年十一月の段階で、昨年夏の第五波と言われる厳しい状況を振り返りながらしっかり体制をつくらなければいけないということで、全体像を示し、そして医療提供体制、そして予防、発見、早期治療の流れを強化する、こうした取組の全体像を明らかにさせていただいたということであります。そして、その後、オミクロン株が世界的に感染拡大が問題となり、我が国としても、このオミクロン株の科学的な知見、これが明らかになるまではしっかりと水際対策を行わなければいけないということで、水際対策を行い、その時間を利用してオミクロン株の知見を集め、それに適応した様々な対策を行ってきたということであります。 Angry: 0.254 Disgust: 0.142 Fear: 0.548 Happy: 0.661 Sad: 0.470 Surprise: 0.625
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00:55:10 ~ 00:56:17 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そうした対応について様々な指摘があることはしっかり受け止めたいと思いますが、今言った考え方に基づいて、政府としては、オミクロン株、その特性に対応した対応を積み重ねてきたということであります。今申し上げたように、医療提供体制を昨年の夏の状況も振り返りながらしっかり準備しなければいけないということで、病床を確保し、そして稼働率を引き上げることによって昨年の夏の一・三倍の病床を用意するということで次の波に備えたということであります。 Angry: 0.449 Disgust: 0.322 Fear: 0.431 Happy: 0.653 Sad: 0.499 Surprise: 0.427
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Angry: 0.461 Disgust: 0.232 Fear: 0.436 Happy: 0.505 Sad: 0.653 Surprise: 0.455
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00:56:17 ~ 00:57:04 内閣総理大臣(岸田文雄君)
結果として、病床ということで申し上げるならば、新規感染者が四倍近くに膨れ上がったという事態に至っても、準備した病床によってその病床は余力がある、こうした全体の体制を維持していると承知をしています。それ以外、軽症の自宅療養者に対する対応など、様々なこの対応を準備をしてきました。こうした体制を用意し、そしてこれを稼働させるために今全力で取り組んでいます。 Angry: 0.558 Disgust: 0.395 Fear: 0.491 Happy: 0.494 Sad: 0.472 Surprise: 0.403
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00:57:04 ~ 00:58:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
是非、この準備した体制がしっかりと稼働することによって、おっしゃるような十分な体制だと評価されるように引き続き努力を続けていきたいと考えております。昨年の夏の四倍近い新規感染者が報告される中にあって、専門家の皆様方からも、こうした新規感染者の波から遅れて重症者の方々が、方々の増加する、こうしたリスクがあるということを聞いております。 Angry: 0.186 Disgust: 0.218 Fear: 0.461 Happy: 0.776 Sad: 0.533 Surprise: 0.533
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Angry: 0.306 Disgust: 0.373 Fear: 0.727 Happy: 0.180 Sad: 0.694 Surprise: 0.497
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00:58:09 ~ 00:58:48 内閣総理大臣(岸田文雄君)
こうした重症者の方々の波が遅れて来ているということ、これは警戒感を持って臨まなければいけない課題であると思います。この重症者病床ということについても、病症者の数は昨年の夏の七割にとどまっている、そして病床も用意をしたということで、余力があるとは認識しておりますが、これらを稼働させるために引き続き努力をしなければいけない、このように思っております。 Angry: 0.290 Disgust: 0.279 Fear: 0.697 Happy: 0.308 Sad: 0.502 Surprise: 0.581
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00:58:48 ~ 00:59:16 蓮舫君
この事態でまだ余力があるという認識は、私は今驚きです。救急搬送困難事案は急増しています。この搬送困難事案の意味、その件数、うちコロナ疑い患者の数を教えてください。 Angry: 0.390 Disgust: 0.284 Fear: 0.705 Happy: 0.280 Sad: 0.440 Surprise: 0.621
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00:59:16 ~ 00:59:49 国務大臣(金子恭之君)
お答え申し上げます。新型コロナウイルス感染症に伴う救急搬送困難事案とは、総務省消防庁において、救急隊によって医療機関へ受入れ照会を四回以上行い、かつ現場での滞在時間が三十分以上である事案として定義しております。また、救急搬送困難事案の直近一週間の発生件数は六千六十四件となっております。 Angry: 0.391 Disgust: 0.286 Fear: 0.649 Happy: 0.436 Sad: 0.431 Surprise: 0.568
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Angry: 0.361 Disgust: 0.258 Fear: 0.788 Happy: 0.152 Sad: 0.519 Surprise: 0.648
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01:00:00 ~ 01:00:30 蓮舫君
この数というのは、去年同時期の緊急事態宣言を発出したときのこれ三倍なんです。第五波の去年の夏から一気に急増している。私、命守られているかどうか、本当に分からないと思うんです。総理、東京は六割、大阪はもう八割、病床使用率です。そろそろ医療は逼迫しているという認識に改めていただけませんか。 Angry: 0.462 Disgust: 0.342 Fear: 0.561 Happy: 0.334 Sad: 0.589 Surprise: 0.516
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01:00:30 ~ 01:01:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほど申し上げたのは、昨年の夏に比べて四倍の新規感染者が出ている、そして、去年の夏においては病床はもう満杯状況でありました。それとの比較において、病床を用意することによって病床の余力がまだ存在するという全体のことについて申し上げた次第であります。しかし、御指摘のように、救急搬送の受入れ等、大変深刻な事態が生じているということ、これは十分承知をしております。 Angry: 0.250 Disgust: 0.379 Fear: 0.723 Happy: 0.324 Sad: 0.546 Surprise: 0.585
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01:01:09 ~ 01:01:59 内閣総理大臣(岸田文雄君)
一年で最も救急患者が多いこの時期に発熱などによりコロナの疑いがある方の搬送が増えた、こうしたこともあり、難しいケースが生じているということ、これはしっかり受け止め、この柔軟な病床活用のために、コロナ病床にコロナ以外の患者を受け入れることを可能にするとか、さらには、一時的に救急患者を受け入れる病床の確保のために一床当たり四百五十万円の支援を行う、こうした決定を行うなど、この事態をしっかり受け止めて、この用意した病床が機能するように引き続き努力を続けていきたいと考えております。 Angry: 0.236 Disgust: 0.296 Fear: 0.796 Happy: 0.179 Sad: 0.655 Surprise: 0.491
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Angry: 0.531 Disgust: 0.393 Fear: 0.456 Happy: 0.483 Sad: 0.630 Surprise: 0.466
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01:02:00 ~ 01:02:38 蓮舫君
今はオミクロンなんです。全く状況が違う。去年と比べないでください。一人一人の命に向き合ってもらいたい。亡くなった方には人生があったし、家族もいたでしょう、もっと生きたかったでしょう。だから、認識を今の状態に合わせていただかなければ、指示が私は間違えると思っているんです。死亡者の九割が七十歳以上なんですね。ワクチン接種三回目、もっと早く進めていたら救える命があったと思いませんか。 Angry: 0.483 Disgust: 0.325 Fear: 0.532 Happy: 0.349 Sad: 0.628 Surprise: 0.481
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01:02:38 ~ 01:03:13 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、大勢の方がお亡くなりになられたということについては、政治は結果責任でありますので、これは大変申し訳ないことであり、心から哀悼の誠をささげたいと思います。専門家の分析においては、この死亡者の中心である高齢者の中には、基礎疾患の悪化などの影響で重症の定義を満たさずに死亡する方も多く含まれている、こういった指摘もされています。 Angry: 0.340 Disgust: 0.404 Fear: 0.633 Happy: 0.252 Sad: 0.667 Surprise: 0.369
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01:03:13 ~ 01:04:03 内閣総理大臣(岸田文雄君)
こういった事態もしっかり受け止めて、具体的にどう対応するかを考えていかなければならないと思います。オミクロン株の特性にしっかりと応えていかなければならないわけでありますが、しかし、先ほど申し上げました、病床を用意する、こうした様々な医療提供体制の準備ということについては、先ほど申し上げたように、昨年のオミクロン株、あっ、失礼、デルタ株と今回のオミクロン株、それぞれの特性を踏まえながらも数をしっかり用意しなければいけない、この点では共通している対応であると認識をしております。 Angry: 0.579 Disgust: 0.288 Fear: 0.502 Happy: 0.475 Sad: 0.472 Surprise: 0.388
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Angry: 0.629 Disgust: 0.288 Fear: 0.469 Happy: 0.564 Sad: 0.330 Surprise: 0.621
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01:04:05 ~ 01:05:29 内閣総理大臣(岸田文雄君)
済みません、今の質問について答える前に答弁を終えてしまいました。先ほど来の流れで答えたものですから、失礼いたしました。ワクチン接種について、もちろんこのワクチン接種は大変有効なものであると認識をしています。しかし、我が国においてのワクチン接種のありようということを考えた場合に、一回目、二回目の接種が諸外国に比べて遅かったということがあり、六か月以上の間隔を空けなければならないという事情もあり、今まさにワクチン接種について高齢者の方々を中心に接種をしっかり行っていかなければいけない、こういった段階を迎えています。ワクチン接種、もちろん大事でありますが、先ほど申し上げました、医療体制の準備と、ワクチンを始めとする予防と、そして検査を始めとする発見と、そして経口薬を始めとする早期治療、この全体を用意することによって命を守り、そして健康を守る、こうした体制をつくっていくことが重要であると思います。 Angry: 0.365 Disgust: 0.259 Fear: 0.538 Happy: 0.582 Sad: 0.477 Surprise: 0.555
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01:05:29 ~ 01:05:50 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ワクチン接種についての御指摘はしっかり受け止めますが、だからこそ、今申し上げた日本の事情があるからこそ、全体として、国民の安心、安全のために政府として様々な対策を用意しなければいけないということで努力を続けてきた次第であります。 Angry: 0.703 Disgust: 0.389 Fear: 0.383 Happy: 0.503 Sad: 0.491 Surprise: 0.310
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01:05:50 ~ 01:06:02 蓮舫君
一回目、二回目のワクチン接種が遅いと総理はよく言うんですけれども、それは菅前総理が悪いんですか。それは失礼だと思いますよ。少なくとも、ワクチン接種、菅総理は頑張りました。 Angry: 0.704 Disgust: 0.304 Fear: 0.416 Happy: 0.472 Sad: 0.364 Surprise: 0.444
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01:06:02 ~ 01:06:32 蓮舫君
もっと言えば、今年の七月末、いや、二月末までに三回目のワクチン接種を迎える、時期を迎える御高齢者、二千九百万人いるんですよ。この人たちに何人打ち終えましたか。 Angry: 0.438 Disgust: 0.261 Fear: 0.603 Happy: 0.475 Sad: 0.359 Surprise: 0.691
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01:06:32 ~ 01:07:01 国務大臣(後藤茂之君)
二月末までに新型コロナワクチンの三回目接種の対象となる六十五歳以上の方は二千八百九十三万人でありまして、接種済人数は千五百一万人でございます。対象となる六十五歳以上の方……千五百一万人でございます。 Angry: 0.239 Disgust: 0.274 Fear: 0.616 Happy: 0.509 Sad: 0.499 Surprise: 0.694
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01:07:01 ~ 01:07:24 蓮舫君
接種が、対象者の方でもこの数。(資料提示)そして、全高齢者に占める割合は四割、全国民に占める割合は今なお一六・五%。これは順調な想定どおりの進み具合でしょうか。 Angry: 0.471 Disgust: 0.337 Fear: 0.525 Happy: 0.484 Sad: 0.471 Surprise: 0.571
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01:07:24 ~ 01:08:08 内閣総理大臣(岸田文雄君)
我が国の接種の体制、二月末までに対象となられる医療関係者、そして高齢者の方々、こうした方々への接種に十分なワクチンの量を確保いたしました。そして、各地にそのワクチンを配布しております。そして、各地において様々な接種体制、準備をしていただきました。職域接種も既にスタートしています。そして、接種券につきましても今月末までに六千百万人の接種券を送付いたします。 Angry: 0.312 Disgust: 0.271 Fear: 0.489 Happy: 0.729 Sad: 0.376 Surprise: 0.623
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01:08:08 ~ 01:09:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
このように、ワクチンを用意し、接種体制を準備し、接種券を送付する、あとはできるだけ多くの方々にこの接種会場に足を運んでいただく、こうしたことであると思います。三回目の接種については、各国とも様々な事情があり、その接種の進み具合、足踏みをしているようであります。今、三回目の接種については、アメリカにおいては接種率三割弱、そして、英、独、仏においては五割前後ということであります。こうした三回目の接種のこの実情もしっかり踏まえながら、我が国としましては、先ほど申し上げました体制の下にできるだけ多くの方々に接種会場に足を運んでいただくよう、安全性、有効性を始めとする広報にもしっかり努めていきたいと考えております。 Angry: 0.260 Disgust: 0.190 Fear: 0.471 Happy: 0.763 Sad: 0.459 Surprise: 0.631
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01:09:09 ~ 01:09:39 蓮舫君
総理の答弁を伺っていると、ワクチンはある、体制は整えた、あとは受けてくださるその国民が早く受けてくれ、まるで国民に責任があるかのように聞こえてしまうんですね。一日百万回のその根拠というのを教えていただけます。 Angry: 0.571 Disgust: 0.269 Fear: 0.422 Happy: 0.635 Sad: 0.376 Surprise: 0.471
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01:09:39 ~ 01:10:05 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほど申し上げた体制を準備する上で、できるだけ多くの方々に接種をお願いしたいということで、この一つの目標をということで一日百万回という目標を立てました。登録ベースで百二十万回ペースまでペースは上がってきました。 Angry: 0.219 Disgust: 0.236 Fear: 0.421 Happy: 0.864 Sad: 0.396 Surprise: 0.658
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01:10:05 ~ 01:11:19 内閣総理大臣(岸田文雄君)
是非、これを安定させていくことによって、接種の回数を積み上げていくよう努力をしていきたいと思っています。毎日毎日、登録された結果の積み上げとしては、今数字が毎日毎日積み上がっているわけです。登録で百二十万回を記録したということを申し上げましたが、その登録の中には、何日分、何日分、複数の日にち分が含まれているわけですから、毎日登録する中で徐々にこの日にちごとに分配されていく、それぞれの日にちが積み重なっていくということであります。 Angry: 0.332 Disgust: 0.335 Fear: 0.503 Happy: 0.660 Sad: 0.482 Surprise: 0.505
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01:10:16 ~ 01:10:49 蓮舫君
今なお、平均でいうと一日六十九万回、百万回には程遠いんです。全体の方を二月末までに打ち終えるとなると、目標は実は百四十三万回まで高くしなければいけなかった。何でわざわざ低くして、そしてまだ未達。やっぱり指示が遅い。ワクチンで命を守るんだ、徹底して進めるんだという意識がなぜか伝わってこないんですけど、いかがですか。 Angry: 0.594 Disgust: 0.247 Fear: 0.529 Happy: 0.268 Sad: 0.552 Surprise: 0.524
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01:11:19 ~ 01:12:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
結果的に何日で一日何回であったかというのが分かるまでには、従来の経験からしますと二週間も三週間も掛かるということであります。だからこそ、登録ベースで毎日毎日積み上げる、これをずうっと続けていくことが結果につながると信じて努力を続けているということであります。そして、登録ベースで百二十万回を今記録され、記録しているわけでありますが、これを安定的に続けることによって毎日百万以上の結果を出すことができると思っております。努力を続けたいと考えます。 Angry: 0.337 Disgust: 0.346 Fear: 0.434 Happy: 0.682 Sad: 0.549 Surprise: 0.506
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01:12:02 ~ 01:12:55 蓮舫君
それはごまかしです。私は、これは登録日で計算しています。一日百万回、一日打った数の数、総理が今おっしゃっているのは、例えば大阪なんかも、保健所の事務が逼迫して報告が遅れてどんと上乗せされたような事例もあるんですが、そうやって上乗せしていく数字ではなくて、一日何人打ったかでしっかり見ていかないと、命を守るという意識は共有できないと思っているんです。もう一つ、総理はワクチンが遅かったんですけれども、もう一つ遅いのは薬だと思っています。経口薬、総理はゲームチェンジャーと言っていました。これ、自宅療養で必要な方五十六万人おられます。あるいは療養先を探している方二十一万人おられます。その方たちに確実に届いておりますか。 Angry: 0.487 Disgust: 0.322 Fear: 0.494 Happy: 0.518 Sad: 0.461 Surprise: 0.528
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Angry: 0.245 Disgust: 0.368 Fear: 0.745 Happy: 0.234 Sad: 0.641 Surprise: 0.605
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01:13:04 ~ 01:14:14 内閣総理大臣(岸田文雄君)
メルク社のモルヌピラビルについては百六十万人分を確保しており、三月末までに六十万人分が納入されており、既に全国の医療機関、薬局に十四万八千人分以上お届けし、これまでに六万八千人以上に投与されています。また、先日承認されたファイザー社の経口薬も二百万人分を確保し、納入された四万人分に加えて、二月末までに追加で八万五千人分、合計十二万五千人分が納入される見込みであります。それ以外にも、中和抗体薬ゼビュディについても七万四千人以上に投与されておりますし、広く流通するレムデシビル、これについてもこの選択肢に加わり、多様な治療方法が確立していると、この治療薬ということについては認識をしております。 Angry: 0.432 Disgust: 0.288 Fear: 0.638 Happy: 0.431 Sad: 0.398 Surprise: 0.632
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01:14:14 ~ 01:14:44 蓮舫君
確保しているのと実際に必要な方に届いているかというのは別の問題なんです。経口薬は今二種類あります。ファイザーは二月の十日に特例承認を受けて、まだ試験運用なんです。三百人近くしか飲んでいません。一方で、メルク社の飲み薬、これまでに投与された総人数、この一週間で投与した人数を教えてください。 Angry: 0.438 Disgust: 0.373 Fear: 0.589 Happy: 0.436 Sad: 0.483 Surprise: 0.588
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01:14:44 ~ 01:15:26 国務大臣(後藤茂之君)
モルヌピラビルにつきましては、これまでに六万八千人以上の方々に投与をされております。また、今御指摘のありましたファイザーについては、併用禁忌薬が非常に多いということで非常に難しい薬だということですので、トラブルが起きないように、まずは二千近くの主要な病院で院内処方から始めるということで、二十八日からは全国の病院で使っていただけるように、外来、入院、院内、院外の処方、対応できるようになります。 Angry: 0.235 Disgust: 0.165 Fear: 0.606 Happy: 0.589 Sad: 0.501 Surprise: 0.670
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01:16:26 ~ 01:17:50 国務大臣(後藤茂之君)
今、六万八千人というこれまでの投与数、手違いだったかもしれませんけれども、通告を受けているのはそういうことだというふうに我々の方は受け止めておりまして、今は数字を持っておりません。それから、持っておりません、はい。 Angry: 0.461 Disgust: 0.277 Fear: 0.616 Happy: 0.355 Sad: 0.536 Surprise: 0.552
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01:18:00 ~ 01:18:48 蓮舫君
五十八万人が自宅療養をしている。でも、この薬はまだ八万しかないんですね、飲んだ方が。余りにも少ないと思う。で、この一週間で一万八千人に投与をされたというんですが、この一週間の六十代以上の新規感染者数を教えてください。 Angry: 0.480 Disgust: 0.354 Fear: 0.579 Happy: 0.277 Sad: 0.559 Surprise: 0.599
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01:20:00 ~ 01:20:59 国務大臣(後藤茂之君)
ちょっと待ってください。六十代以上ですと、足さなきゃいけないので、ちょっと待ってください。申し訳ありませんでした。各年代の人数を足すのに時間を取りました。七万九百二十八人でございます。 Angry: 0.529 Disgust: 0.346 Fear: 0.482 Happy: 0.479 Sad: 0.542 Surprise: 0.450
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01:21:06 ~ 01:21:36 蓮舫君
それに対して、一週間で届いた薬が一万八千人。私、余りにも少ないと思うんですね。重症化を抑える薬の大切さ、そして発症を抑える、重症化を抑えるワクチンの大切さ、私は、岸田総理は、この両方はやるやると言っていながら、実態は本当に後手後手で遅かった、遅いと。その認識はおありでしょうか。 Angry: 0.374 Disgust: 0.295 Fear: 0.516 Happy: 0.488 Sad: 0.594 Surprise: 0.542
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01:21:36 ~ 01:22:21 内閣総理大臣(岸田文雄君)
薬で申し上げるならば、先ほど申し上げたように、この全体の量については、しっかり契約をし、確保しています。それを現場に届けるということについて御指摘の点がありました。この状況について、ちょっと今数字を今委員との質問の中でお伺いしましたが、どうしてこれだけ確保しながら現場に届いていないのか、こういった点については、政府としてもしっかり受け止めて、具体的な対応を考えなければいけない課題であると認識をいたします。 Angry: 0.431 Disgust: 0.362 Fear: 0.513 Happy: 0.574 Sad: 0.487 Surprise: 0.462
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01:22:21 ~ 01:22:38 蓮舫君
いや、急いでください。具体的な課題を考えているいとまがないぐらいまでに今重症者数も死亡者数も高止まりをしているんです。そこにBA.2です。BA.2への危機感は総理はどのようにお持ちでしょう。 Angry: 0.566 Disgust: 0.446 Fear: 0.627 Happy: 0.356 Sad: 0.419 Surprise: 0.510
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01:22:38 ~ 01:23:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
BA.2につきましては、この感染、市中感染等も報告される中で、その特性について様々な報告がされています。専門家の中でも感染力がより強いものであるという指摘もあるということは聞いております。こうしたBA.2の存在についてもしっかりと把握をしながら、全体の感染状況を抑えるべく努力をしていかなければならないと思っています。 Angry: 0.326 Disgust: 0.420 Fear: 0.570 Happy: 0.556 Sad: 0.545 Surprise: 0.492
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01:23:11 ~ 01:23:36 蓮舫君
いや、もう東京、大阪、愛知、神奈川では、市中感染もBA.2は確認されているんですね。置き換わりの速さというのはオミクロンで誰よりも分かっておられると思います。もっと危機感を持って指示を厚労大臣なりなんなりに出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.482 Disgust: 0.317 Fear: 0.520 Happy: 0.509 Sad: 0.426 Surprise: 0.531
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01:23:36 ~ 01:24:03 国務大臣(後藤茂之君)
BA.2につきましては、今委員御指摘のように、市中感染例も報告をされております。どういうものであるかの認識はまだ十分に確立しているわけではありませんけれども、次の感染としてBA.2を非常に大きく警戒しなければならないと、そういう専門家の声は我々も重く受け止めております。 Angry: 0.445 Disgust: 0.307 Fear: 0.562 Happy: 0.501 Sad: 0.430 Surprise: 0.531
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01:24:03 ~ 01:24:46 国務大臣(後藤茂之君)
いずれにいたしましても、先ほどの経口薬の話につきましても、お医者さんが投薬が必要だということであれば基本的に翌日までには届く体制を整えたり、今、新たなBA.2の感染に結び付いていかないように、しっかりと取り組んでいかなければならないと思っております。 Angry: 0.240 Disgust: 0.250 Fear: 0.567 Happy: 0.505 Sad: 0.675 Surprise: 0.491
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01:25:06 ~ 01:25:30 蓮舫君
極めて深刻だと思っているんですね。その中、去年の秋に岸田総理が、感染症危機に備えて司令塔機能をつくる、感染症法も改正していくんだと。全面賛成します、命と暮らしを守るためだったら。でも、なぜこれをまとめるのが六月なんですか。 Angry: 0.364 Disgust: 0.327 Fear: 0.647 Happy: 0.406 Sad: 0.447 Surprise: 0.642
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01:25:30 ~ 01:26:00 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず今現在政府としてやるべきことは、厳しい状況をしっかりと把握しながら、このオミクロン株の特性等もしっかりと念頭に置きながら具体的な対応を行っていくことであると思っています。そして、司令塔機能について、なぜ今ではないのかということでありますが、今は具体的な対応が求められていると考えます。 Angry: 0.588 Disgust: 0.338 Fear: 0.487 Happy: 0.421 Sad: 0.425 Surprise: 0.486
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01:26:00 ~ 01:26:29 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今求められているのは組織論ではないということは申し上げております。今の対応、こうした経験もしっかり踏まえながら、これまでの取組をしっかり検証した上で、あるべき司令塔機能、中長期的な課題、次の感染症への対応もしっかり念頭に置きながら充実したものを用意するというのが今の政府の考え方であります。 Angry: 0.550 Disgust: 0.376 Fear: 0.412 Happy: 0.560 Sad: 0.469 Surprise: 0.384
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01:26:29 ~ 01:27:00 蓮舫君
私たちと違います。今の対応とその先の危機への対応、プランB、プランC、これが政府の危機管理能力だと私は思っているんですね。今しか見ないんだったらその先何かあったときどうするんですか。六月にまとめるとおっしゃいました。この二年間でコロナは季節性があるというのが分かりました。冬に感染爆発、ゴールデンウイークが明けて夏に向けて感染爆発。六月っていうのは次の第七波が来たときの実はさなかになるんじゃないか、そのときに司令塔機能では、私は間に合わないと思います。急いでくださいませんか。 Angry: 0.469 Disgust: 0.337 Fear: 0.557 Happy: 0.468 Sad: 0.454 Surprise: 0.565
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Angry: 0.611 Disgust: 0.456 Fear: 0.487 Happy: 0.494 Sad: 0.430 Surprise: 0.463
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01:27:09 ~ 01:27:55 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まずは今の厳しい現実にしっかり対応しなければなりません。司令塔機能は、感染提供、あっ、失礼、医療提供体制のこの準備と、他の課題ともしっかり併せて、必要な法改正があるとしたならば法改正も併せてしっかりとしたものを用意したいということで、一定の期間が要るということを申し上げています。まずは、現実にしっかり対応した上で、司令塔機能についてもこの政府において議論をし、検討は続けていきたいと思っています。 Angry: 0.699 Disgust: 0.306 Fear: 0.461 Happy: 0.331 Sad: 0.511 Surprise: 0.388
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01:28:02 ~ 01:29:16 蓮舫君
ちゃんと野党からも提案があったらしっかり受け止めていただきたいし、命に向き合うという姿勢は共有をさせていただきたいと思います。今年に入って、ゼロ歳から十一歳、新規感染者数の推移を教えていただけますか。 Angry: 0.412 Disgust: 0.314 Fear: 0.381 Happy: 0.536 Sad: 0.693 Surprise: 0.418
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01:29:16 ~ 01:29:52 国務大臣(後藤茂之君)
一週間の年齢階級別の新規陽性者数、本年一月二十六日から二月一日の一週間までは二十代が最も多かったわけでございます。二月二日から八日の一週間では三十代が、二月九日から十五日の一週間では四十代が、直近の一週間では十歳未満が最多となっております。また、ワクチン接種、あっ、それでよろしいんですね、失礼しました。 Angry: 0.169 Disgust: 0.179 Fear: 0.564 Happy: 0.739 Sad: 0.405 Surprise: 0.774
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Angry: 0.254 Disgust: 0.365 Fear: 0.710 Happy: 0.342 Sad: 0.575 Surprise: 0.537
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01:30:01 ~ 01:30:30 蓮舫君
子供の命を守るというのはとても大切なことだと思っているんです。来週から、三月からゼロ歳から十一歳の、あっ、五歳から十一歳のお子さんへのワクチン接種が始まります。これ、高齢者のように後手にならないでもらいたいと思うんですが、総理、それは大丈夫ですよね。 Angry: 0.307 Disgust: 0.309 Fear: 0.506 Happy: 0.690 Sad: 0.470 Surprise: 0.538
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01:30:30 ~ 01:31:08 国務大臣(後藤茂之君)
この子供の場合、子供のワクチンの接種の五歳から十一歳までにつきましては、これは保護者が新型コロナワクチン接種を受けさせる努力義務の規定について、先日、二月十日の審議会において、まだ、いや、まだそのことについては確定もしていないので。 Angry: 0.506 Disgust: 0.315 Fear: 0.606 Happy: 0.307 Sad: 0.469 Surprise: 0.560
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01:31:08 ~ 01:31:25 国務大臣(後藤茂之君)
今、子供のというふうにおっしゃったので。もしなんでしたら、もう一度質問をお願いできますでしょうか。ちょっと今数字で少しごたごたしておりましたんで、済みませんでした。 Angry: 0.322 Disgust: 0.288 Fear: 0.446 Happy: 0.672 Sad: 0.535 Surprise: 0.569
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01:31:44 ~ 01:32:09 国務大臣(堀内詔子君)
五歳から十一歳のお子様の小児接種におかれましては、保護者の皆様方も大変御心配いただいていると思っております。厚生労働省の方にもお願いして、小児接種用のリーフレットなどを作り、また厚生労働省のホームページにQアンドAを付けさせていただいている、様々な発信に努めて、御不安の解消に努めているところでございます。 Angry: 0.161 Disgust: 0.167 Fear: 0.614 Happy: 0.588 Sad: 0.659 Surprise: 0.588
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Angry: 0.609 Disgust: 0.290 Fear: 0.438 Happy: 0.571 Sad: 0.373 Surprise: 0.534
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01:32:22 ~ 01:32:45 国務大臣(堀内詔子君)
私は、ワクチン担当大臣として、ワクチンの自治体へのスムースな供給、そしてワクチンに対する情報発信、そして様々な関係自治体、様々な団体様、そして様々な省庁の調整を担当させていただいております。 Angry: 0.264 Disgust: 0.141 Fear: 0.442 Happy: 0.751 Sad: 0.535 Surprise: 0.616
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01:33:03 ~ 01:33:46 国務大臣(堀内詔子君)
首相官邸のホームページから様々な発信をさせていただいております。官邸のワクチン専用のところを御覧になっていただくと、例えば接種回数なども上げさせていただいておりますし、様々な動画、ワクチンの接種の皆様方の御不安解消につながるような動画など、そういうものをアップさせていただいております。 Angry: 0.315 Disgust: 0.195 Fear: 0.519 Happy: 0.704 Sad: 0.457 Surprise: 0.574
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01:33:11 ~ 01:34:01 蓮舫君
首相官邸のホームページ。どこですか。総理官邸のワクチンの特設ページというのは、堀内大臣だけならず、厚労大臣とか文科大臣とか総理の動きとか、全部が一体になっているんですね。ところが、堀内大臣のワクチン担当としてのホームページはないんです。 Angry: 0.529 Disgust: 0.284 Fear: 0.603 Happy: 0.399 Sad: 0.359 Surprise: 0.665
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01:34:01 ~ 01:35:06 蓮舫君
どこにあるかというと、オリパラ大会推進事務局。オリパラ担当大臣としての会見の映像が流れ、オリパラ担当大臣として議事録が残り、そこに載っているのは全部ワクチンの内容なんです。このミスマッチ、正した方がいいんじゃないんですか。その会見の動画がオリパラ大会推進事務局なんです。たどり着けないんです、ワクチン担当大臣で検索をしても。 Angry: 0.496 Disgust: 0.281 Fear: 0.551 Happy: 0.421 Sad: 0.492 Surprise: 0.586
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01:34:28 ~ 01:34:45 国務大臣(堀内詔子君)
首相官邸のホームページを開けていただくと、そこに、ホームページがございまして、そこの下の方にスクロールしていただくと、私の会見の動画なども載っています。 Angry: 0.423 Disgust: 0.206 Fear: 0.463 Happy: 0.721 Sad: 0.364 Surprise: 0.594
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01:35:06 ~ 01:36:05 国務大臣(堀内詔子君)
首相官邸ホームページというところを押していただいて、そこから内閣官房のところをやっていただくと、私自身の会見など御覧になれるページに飛びます。 Angry: 0.528 Disgust: 0.253 Fear: 0.390 Happy: 0.701 Sad: 0.342 Surprise: 0.560
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01:36:05 ~ 01:36:28 国務大臣(松野博一君)
内閣官房に関することでございますので。コロナ対策室は官房内に設置をされております。お答えをさせていただきたいと思います。貴重な御意見をいただきましたので、国民の皆様から、より分かりやすい広報を心掛ける旨、検討させていただきたいと思います。 Angry: 0.505 Disgust: 0.309 Fear: 0.346 Happy: 0.678 Sad: 0.461 Surprise: 0.505
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01:36:28 ~ 01:36:58 蓮舫君
はい、お願いします、それは是非。ただ、総理ね、非常に残念、頑張っておられると思うんですけれども、彼女の会見、小児ワクチンを呼びかけた二月十五日の視聴回数、七十七回なんです。前任者の発信力がずば抜けていて、突破力がずば抜けていたから、比べてはいけないと思うんだけれども、余りにも差がある。もっともっと情報発信に力を入れていただけませんか。 Angry: 0.376 Disgust: 0.248 Fear: 0.366 Happy: 0.581 Sad: 0.682 Surprise: 0.446
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Angry: 0.349 Disgust: 0.306 Fear: 0.248 Happy: 0.916 Sad: 0.404 Surprise: 0.518
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01:37:03 ~ 01:37:24 内閣総理大臣(岸田文雄君)
しかし、政府全体としてどういった形で発信をし、全体としての発信力を高めていく、こういった観点も大事にしながら、官房長官を中心に、あるべき発信の姿、しっかり考えていきたいと思っております。 Angry: 0.665 Disgust: 0.148 Fear: 0.295 Happy: 0.592 Sad: 0.424 Surprise: 0.544
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Angry: 0.570 Disgust: 0.342 Fear: 0.439 Happy: 0.628 Sad: 0.426 Surprise: 0.517
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01:37:38 ~ 01:37:54 国務大臣(堀内詔子君)
小児ワクチンにつきましては、二十一日の週からもう既に配送を始めております。到着次第、体制が整っていらっしゃるところには接種していただいて構わないというふうにお知らせしております。 Angry: 0.222 Disgust: 0.218 Fear: 0.422 Happy: 0.861 Sad: 0.377 Surprise: 0.654
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01:38:09 ~ 01:38:33 国務大臣(堀内詔子君)
副反応につきましては、もう少し年の大きい十二歳以上の方々に出られた副反応と大きな差異はないというふうな報告を受けているところでございますが、日本におけるワクチン接種は今始まったばかりでございますので、国内についてのそういった情報の集積はこれからでございます。 Angry: 0.274 Disgust: 0.219 Fear: 0.482 Happy: 0.770 Sad: 0.330 Surprise: 0.616
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Angry: 0.483 Disgust: 0.362 Fear: 0.536 Happy: 0.433 Sad: 0.575 Surprise: 0.545
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01:38:47 ~ 01:39:10 国務大臣(後藤茂之君)
今後、接種が始まってまいりますので、どういう副反応が起きていくのか、そうしたことについても丁寧にしっかりと見てまいりたいというふうに思っております。 Angry: 0.313 Disgust: 0.254 Fear: 0.560 Happy: 0.597 Sad: 0.483 Surprise: 0.595
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01:39:10 ~ 01:40:26 蓮舫君
いやいや、見ていきたいというのは分かるんです。今分かっている知見を教えてください、後遺症と副反応について。その上で、そもそも小児ワクチンのその臨床試験、何株が前提で行われていますか。 Angry: 0.390 Disgust: 0.357 Fear: 0.550 Happy: 0.428 Sad: 0.589 Surprise: 0.534
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01:39:23 ~ 01:39:59 国務大臣(後藤茂之君)
特例承認をしております。そういう意味においては、安全性と有効性は確認をされておりますので、特にワクチンの接種の妨げになるような後遺症あるいは重篤な副反応、そうしたものは、承認ができるという意味においては想定はしていないということでございます。 Angry: 0.505 Disgust: 0.376 Fear: 0.399 Happy: 0.658 Sad: 0.506 Surprise: 0.391
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01:40:26 ~ 01:40:41 国務大臣(堀内詔子君)
デルタ株のいろいろな情報を集積した上でのことでございます。オミクロン株について、小児の部分についてはまだ十分な情報の集積がないというふうに申し上げます。 Angry: 0.330 Disgust: 0.322 Fear: 0.529 Happy: 0.685 Sad: 0.414 Surprise: 0.610
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01:40:41 ~ 01:41:02 蓮舫君
そうなんです。関東、関西ではもうほぼオミクロンに置き換わっていて、十八歳以上のワクチンはオミクロンが前提で、発症予防効果も確認されている。ただ、五歳から十一歳の小児ワクチンはデルタ株が前提の臨床なんですね。副反応や、あるいはその後遺症が分からない。親、不安になると思うんですよ。 Angry: 0.277 Disgust: 0.307 Fear: 0.619 Happy: 0.523 Sad: 0.530 Surprise: 0.591
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Angry: 0.442 Disgust: 0.175 Fear: 0.666 Happy: 0.365 Sad: 0.351 Surprise: 0.710
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01:41:16 ~ 01:42:08 国務大臣(後藤茂之君)
予防接種法というのは、個人を守るということと社会を守るということがありますので、基本的に、予防接種法のワクチンを打つということに、承認して打つということになれば接種勧奨を行うことは原則でございます。ただ、このワクチンの場合、今先生からも御指摘があったように、オミクロン株の感染状況がいまだまだ確定的でないことや、子供における発症予防効果や重症予防効果に関するエビデンスがいまだまだ十分ではないということから、実を言うと、御指摘のとおり、努力義務の規定について掛けるということはしないということになりました。 Angry: 0.223 Disgust: 0.205 Fear: 0.585 Happy: 0.645 Sad: 0.435 Surprise: 0.623
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01:42:08 ~ 01:43:01 国務大臣(後藤茂之君)
あくまで努力義務はない、一般的な接種勧奨は予防接種法の原則に基づいて付けるという、そういう、子供、五歳から十歳までのワクチン接種の承認とそれから運用でございます。そうしたことも含めて、少なくとも、子供にとりましても発症予防効果や重症予防効果、全体としてのワクチンの大人への影響とか総合的に判断をして、打っていただく方がいいということで予防接種法上の承認をいたしております。しかし、御指摘のように、それは努力義務ということでございます。 Angry: 0.290 Disgust: 0.254 Fear: 0.566 Happy: 0.695 Sad: 0.388 Surprise: 0.629
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01:43:01 ~ 01:43:29 蓮舫君
未確定なことが多いから努力義務規定は外したんですよね。ただ、接種勧奨は進める、政府として広く打っていただきたいとお願いをする。親は、やっぱり自己責任になるからすごく悩ましいと思うんですよ。一方で、三月一日から一週間、厚労省は子ども予防接種週間を始めるというんですが、これは何ですか。 Angry: 0.490 Disgust: 0.313 Fear: 0.494 Happy: 0.453 Sad: 0.556 Surprise: 0.485
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01:43:29 ~ 01:44:04 国務大臣(後藤茂之君)
子供の予防接種週間は、日本医師会とか小児科医会とか厚生労働省が主催いたしまして、保護者を始めとして地域住民の、これは定期接種全般でございます、定期接種全般について広報啓発活動を推進する取組でございまして、今年度も子供の入園、入学前の令和四年三月一日から三月七日までの七日間実施する予定でございます。 Angry: 0.356 Disgust: 0.303 Fear: 0.470 Happy: 0.733 Sad: 0.308 Surprise: 0.595
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01:44:13 ~ 01:45:04 蓮舫君
子供って本当複数の予防接種があって親は管理が大変なんですが、こういう予防接種を進めようというのと、コロナの小児ワクチンを同時に進める。同時に受けても大丈夫なんでしょうか。小児ワクチンはたしか三週間だったと思うんですけれども、そういう部分では、同時に、間隔を空ければ受けても大丈夫だということですね。 Angry: 0.261 Disgust: 0.226 Fear: 0.619 Happy: 0.521 Sad: 0.574 Surprise: 0.533
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01:45:04 ~ 01:45:34 国務大臣(後藤茂之君)
コロナのワクチン間では三週間で、他のワクチンとコロナのワクチンについては二週間。私の説明が舌足らずでありました。そういうことでございます。そして、そういうことですから、ほかのワクチンと二週間空いていれば一緒に打つことは大丈夫だということであります。 Angry: 0.406 Disgust: 0.334 Fear: 0.479 Happy: 0.638 Sad: 0.434 Surprise: 0.597
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01:45:34 ~ 01:46:15 蓮舫君
今日、お二人の大臣の答弁を聞いていても、じゃ、安心して受けられると、なかなかそういう思いに、済みません、残念ながらなれなかったものですから、もっとちょっと丁寧な情報発信に、親御さん、子供の気持ちに寄り添う形の情報発信に努めていただきたいとお願いをします。一方で、十代、学校での感染が止まりません。小中高等学校の休校、学級・学年閉鎖の状況、教えてもらえますか。 Angry: 0.280 Disgust: 0.146 Fear: 0.505 Happy: 0.544 Sad: 0.614 Surprise: 0.637
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01:46:15 ~ 01:47:01 国務大臣(末松信介君)
蓮舫先生にお答え申し上げます。二月九日現在、特定の学年や学級で臨時休校を実施している全国の公立学校の数は、小学校で三千三百五十三校、全体の一七・八%、中学校で九百六十六校、全体の一〇・六%、高等学校で三百七十五校、全体の一〇・五%となっております。また、学校全体での臨時休校を実施している全国の公立学校の数は、小学校で五百四十五校、二・九%、中学校で六十八校、全体の〇・七%、高等学校で十九校、全体の〇・五%となっております。 Angry: 0.365 Disgust: 0.214 Fear: 0.547 Happy: 0.714 Sad: 0.307 Surprise: 0.701
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01:47:01 ~ 01:47:33 蓮舫君
学級閉鎖や学年閉鎖など一部休業した小中高等学校は、実に六校に一校なんです。児童生徒の感染者数は、この一か月間で、調査を始めてからの累積の十九か月間を超えたんです。危機的な状況だと思います。これ、先生のお休みの状況はどうですか。 Angry: 0.348 Disgust: 0.299 Fear: 0.612 Happy: 0.460 Sad: 0.500 Surprise: 0.598
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01:47:33 ~ 01:48:04 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。設置者からの報告によりましたら、教職員の感染者数は本年一月において六千三百六十人となっております。オミクロン株の影響による国内における感染者数の急速な増加に伴いまして、教職員についても非常に大きく増加をしている状況です。 Angry: 0.505 Disgust: 0.397 Fear: 0.486 Happy: 0.614 Sad: 0.353 Surprise: 0.524
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01:48:04 ~ 01:48:38 蓮舫君
学年閉鎖、学級閉鎖、あるいは子供たちの体調も気遣い、先生もお休みになって、学校の負担って今すごく重くなっているんです。その学校の感染症対策、どんな支援をされていますか。 Angry: 0.316 Disgust: 0.295 Fear: 0.645 Happy: 0.389 Sad: 0.573 Surprise: 0.566
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01:48:38 ~ 01:49:06 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。文部科学省では、消毒液等の保健衛生用品の購入であるとか消毒業務の委託、そして地域事情に応じて学校が実施する感染症対策に係る経費を支援するため、令和二年度補正予算以降、累次にわたり予算計上をいたしてございます。いろんな物品も購入し、そういう衛生用品も購入をいたしているところでございます。 Angry: 0.383 Disgust: 0.334 Fear: 0.492 Happy: 0.568 Sad: 0.457 Surprise: 0.592
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01:49:06 ~ 01:49:28 国務大臣(末松信介君)
なお、感染対策として、先生おっしゃっていただきましたが、やっぱり通年、三密回避をやって、マスクに、そして換気に手洗いというのはこれ基本でございまして、衛生管理マニュアルを通して、これを参考にして学校内では行動を取っていただいているものでございます。 Angry: 0.118 Disgust: 0.172 Fear: 0.398 Happy: 0.923 Sad: 0.369 Surprise: 0.680
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01:49:28 ~ 01:50:08 蓮舫君
三密回避やあるいは空気を換える、当たり前にやっていますよ、学校はもう。予算の推移を見ていただきたいんですが、今御説明いただいた感染症対策支援の予算、令和二年度、二度の補正で五百七十一億あったのが、それが令和三年度補正では半分の二百五十四億に激減しました。来年度予算には計上していません。デルタよりオミクロンで今学校が大変なことになっているのに、何でこの感染症予算なくしたんですか。 Angry: 0.426 Disgust: 0.297 Fear: 0.592 Happy: 0.406 Sad: 0.478 Surprise: 0.599
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01:50:08 ~ 01:51:05 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。先生御指摘をいただいておりますのは、なくしたわけじゃないんです、先生。先生、御資料いただきまして、私、今拝見して、ずっとメモったんですけれど、令和二年、六百六十一億引く九十億円となっています。蓮舫先生、そうなっていますね、これ。これ、令和二年の二次補正で四百五億と三次補正で二百五十六億で、足して六百六十一億円です。令和三年度は二百五十四億円の実は補正予算が付いてございます。そこに九十億円の繰越金になってきておると。したがいまして、令和四年は、これ二百五十四億円、御承知のとおり、十六か月予算で対応することが閣議で決まっておりますので、二百五十四億円を来月、三月に交付をする予定でございますので、予算は今ございます。 Angry: 0.368 Disgust: 0.261 Fear: 0.528 Happy: 0.655 Sad: 0.389 Surprise: 0.636
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Angry: 0.404 Disgust: 0.304 Fear: 0.469 Happy: 0.657 Sad: 0.431 Surprise: 0.561
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01:51:15 ~ 01:51:57 蓮舫君
使い余ったらその予算があるという考え方は改めた方がいいです。今、学校というのは、すごく感染症対策に、もう人手も足りない、だから支援が欲しい。そこの部分、改めてもらいたい。もう一つ、学習指導員等追加配置、これは何ですか。 Angry: 0.449 Disgust: 0.343 Fear: 0.557 Happy: 0.433 Sad: 0.536 Surprise: 0.540
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01:52:00 ~ 01:53:02 国務大臣(末松信介君)
臨時休業等により登校できなくなった児童生徒について、学校再開後に一人一人のきめ細かな学習指導を実施するため、必要に応じて、学びの遅れに対応するために個別に指導、補習を行うことも考えられます。このため、放課後の補習等を行う学習指導員の配置を支援し、子供たちの学びを保障することが重要であると考えております。文部科学省では、令和四年度予算において必要な経費を盛り込み、一万一千人分を配置可能としており、一斉臨時休業があった令和二年度当初の八千人分と比較しても配置を拡充し、維持しているところでございます。文部科学省としては、学習指導員が学校活動を支える上で重要な存在であるという認識の下、引き続き教育委員会や学校の声を伺いながら配置支援に取り組んでいきたいと思ってございます。 Angry: 0.467 Disgust: 0.283 Fear: 0.504 Happy: 0.556 Sad: 0.394 Surprise: 0.570
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Angry: 0.604 Disgust: 0.492 Fear: 0.513 Happy: 0.516 Sad: 0.413 Surprise: 0.523
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01:53:03 ~ 01:53:53 蓮舫君
人手不足で学習指導員の本当に助けというのは現場が今最も求められているのに、この予算はコロナ前の平時に戻りました。非常に不思議です。しかも、今一・一万人配置と言いましたけれども、小中校合わせて三万校あるんですね。一校に一人も配置されないんですよ。オミクロンで最も学校が切望している予算がなぜ平時に戻るのか。総理ね、やっぱりオミクロンが感染拡大する前に作られた予算だとこういうミスマッチが出てくる。是非こういう部分頭に入れておいていただいて、機動的に予備費で学校の学びの場、確保していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.466 Disgust: 0.275 Fear: 0.494 Happy: 0.520 Sad: 0.445 Surprise: 0.578
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01:53:53 ~ 01:54:12 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今、学校指導員については今文科大臣からお答えしたとおりでありますが、委員御指摘のように、オミクロン株の特性をしっかり把握して機動的に対応しなければならない、こういった指摘はそのとおりだと思います。 Angry: 0.575 Disgust: 0.325 Fear: 0.505 Happy: 0.547 Sad: 0.377 Surprise: 0.483
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01:54:12 ~ 01:54:34 内閣総理大臣(岸田文雄君)
これまでもこのオミクロン株のこの特性に鑑みて待機期間の短縮など様々な対応を行ってきたところでありますが、今後もこうした特性をしっかり把握しながら、必要な対応、機動的に行っていきたいと考えます。 Angry: 0.376 Disgust: 0.268 Fear: 0.343 Happy: 0.716 Sad: 0.627 Surprise: 0.392
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01:54:34 ~ 01:55:16 蓮舫君
コロナ禍で令和元年度以降の予算、あるいは相次ぐ補正、それをやっぱりきっちり見直したら、私、子供の予算ってしっかり確保できると思っているんです。二〇二〇年予算、安倍、菅政権は合わせて三回の補正を組んで、予算総額は百七十五兆円になりました。コロナ対策で財政出動が必要でした。私たち、一人十万とか医療関係者への支援とか財政出動の提案をさせていただき、政府が実施していただいたものもありますが、これ、財務大臣、この百七十五兆円、結果どれだけ使い余らせましたか。 Angry: 0.563 Disgust: 0.347 Fear: 0.475 Happy: 0.573 Sad: 0.369 Surprise: 0.497
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Angry: 0.356 Disgust: 0.345 Fear: 0.613 Happy: 0.471 Sad: 0.382 Surprise: 0.651
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01:55:33 ~ 01:56:06 蓮舫君
三十兆七千八百四億円が使われなかった。一年間に国民が納める消費税というのは二十兆なんです。それを十兆も上回る額が翌年度に繰り越された。不用額、使われなかった額、国庫に戻されたのは四兆円もあるんです。本当に予算が必要だ、助けてもらいたい、事業を継続したい、命を守ってもらいたい、いろんな声に応える予算がなぜ三十一兆円も翌年度に繰り越されたんでしょうか。 Angry: 0.611 Disgust: 0.324 Fear: 0.568 Happy: 0.223 Sad: 0.550 Surprise: 0.520
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01:56:06 ~ 01:57:03 国務大臣(鈴木俊一君)
繰越制度でございますが、これは会計年度独立の原則の例外として、年度内にその支出を終わらせない見込みであるものについて、一定の要件の下、翌年度に繰り越して使用できるものでございます。これ、新型コロナ感染症対策がこの主なものでございますが、繰越しについては。これにつきましては、感染の拡大状況が予測できない中で万全な対応を期するために十分な予算を措置したこともあり、繰越しが大きくなったところでございます。また、新型コロナ対策として措置された予算については、各省庁において早期の執行に努めていただく、これは年度内に消化していただくということ、これは言うまでもありませんが、一方におきまして、早期の執行を急ぐ余りに内容の精査なく支出を行うことは適切でないと考えております。 Angry: 0.470 Disgust: 0.328 Fear: 0.531 Happy: 0.485 Sad: 0.423 Surprise: 0.509
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01:57:03 ~ 01:58:03 国務大臣(鈴木俊一君)
コロナ感染対策につきましては、感染状況や地方自治体や事業者の状況等をよく踏まえながら、効果的、効率的な執行を行っていく必要があることから、繰越しが生じることにつきましても御理解をいただきたいと思っております。補正予算は、財政法第二十九条において、義務的経費の不足を補うほか、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出を行う場合などに作成することができるとされております。 Angry: 0.621 Disgust: 0.236 Fear: 0.467 Happy: 0.352 Sad: 0.437 Surprise: 0.340
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01:57:24 ~ 01:57:43 蓮舫君
財務省自身が、特例的な制度が繰越しと言っている。特例で三十一兆円も繰越しをする、余りにも私は大き過ぎると思うんですが、この三十一兆円の繰越しのほぼ大宗が補正予算なんです。補正予算とはそもそもどういう予算ですか。 Angry: 0.535 Disgust: 0.334 Fear: 0.589 Happy: 0.409 Sad: 0.364 Surprise: 0.616
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01:58:03 ~ 01:59:06 蓮舫君
特に緊要とはどういう意味でしょうか。安倍、菅政権で組んだ多くの補正予算が繰越しをされた、もうその時点で既に緊要とは言えないと思うんですね。その上に、財務省が各省庁を通じて把握している繰越事業は一兆円を超えるものなんです。一兆円未満で財務省が把握していないのは八・七兆円あるんです。これ、今どんな状況で執行されているのか、あるいはしていないのか。コロナ対策で本当に必要なのか、それとも繰り越さないでよかった額なのか、こういう点検、私たち、どんなに頑張ってもできないんですね。財務省が把握しているものでも、補正で積まれて繰り越して、執行率は今なお半分なんです。やっぱりここ徹底的にいま一度精査をすべきだと思いますが、いかがですか。 Angry: 0.604 Disgust: 0.326 Fear: 0.522 Happy: 0.362 Sad: 0.435 Surprise: 0.520
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Angry: 0.544 Disgust: 0.429 Fear: 0.473 Happy: 0.633 Sad: 0.415 Surprise: 0.471
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01:59:06 ~ 02:00:00 国務大臣(鈴木俊一君)
蓮舫先生の今の御指摘は、三十兆円という大きな繰越しがなされたわけでありますが、財務省でもそれをしっかりと把握すべきではないかと、こういう御質問だったと思います。繰越分につきましては、言い訳みたいになりますが、項目ごとではなくて事業ごとの執行状況を把握するためには別途集計を行う必要がありまして、集計を伴う事務負担を踏まえると全事業を網羅的にお示しすることは困難であるため、先生のそのパネルにもございますが、そこにありますのは、主な事業として繰越額が一兆円を超える事業を抽出いたして再集計をして、約二十二兆円分について執行状況を調査したものでございます。 Angry: 0.442 Disgust: 0.234 Fear: 0.469 Happy: 0.630 Sad: 0.387 Surprise: 0.541
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02:00:00 ~ 02:01:03 国務大臣(鈴木俊一君)
それぞれの事業は、それぞれの所管省庁でしっかりと所管をし予算執行をしているところで、各省庁において、所管省庁において把握しているところでございます。先ほども申し上げましたけれども、新型コロナ対策について、感染の拡大状況が予測できない中で万全な対応を期すためには十分な予算を措置するということが大切であったということだと理解しています。 Angry: 0.588 Disgust: 0.336 Fear: 0.394 Happy: 0.568 Sad: 0.491 Surprise: 0.378
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02:00:18 ~ 02:00:45 蓮舫君
なぜそう言うかというと、今三十一兆円のうちのお金がどうなっているのかを整理をしないで、精査をしないで、実は岸田政権は、去年の末に大型三十六兆円もの過去最大の補正を更に上積みをしたんですよ。本当に必要かどうか精査しないで規模だけ膨らんだ補正を乗せていく、これは適正な予算編成の在り方でしょうか。 Angry: 0.706 Disgust: 0.278 Fear: 0.465 Happy: 0.387 Sad: 0.389 Surprise: 0.443
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Angry: 0.392 Disgust: 0.230 Fear: 0.541 Happy: 0.686 Sad: 0.311 Surprise: 0.712
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02:01:24 ~ 02:02:00 国務大臣(斉藤鉄夫君)
GoToトラベル事業の給付金については、令和二年度第一次補正予算で一兆一千二百四十八億円、予備費で三千百十九億円、それから令和二年度第三次補正予算で九千三百七十四億円、令和三年度補正予算で二千六百八十五億円の合計二兆六千四百二十七億円を計上しております。 Angry: 0.395 Disgust: 0.132 Fear: 0.646 Happy: 0.652 Sad: 0.230 Surprise: 0.746
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02:02:00 ~ 02:03:06 蓮舫君
二兆六千四百二十六億円。未執行で手付かずの額はどれぐらいありますか。すごい額です。一・三兆が手付かずで残っている。オミクロン株の感染拡大で使う見通しが残念ながら今のところはない。にもかかわらず、三次補正でここに新たに二千六百八十五億円を積み増した。総理ね、使えないところに一・三兆ものお金があるのに、何でそこにまた三千億上積みしたんですか。 Angry: 0.468 Disgust: 0.315 Fear: 0.554 Happy: 0.433 Sad: 0.442 Surprise: 0.621
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Angry: 0.659 Disgust: 0.366 Fear: 0.660 Happy: 0.259 Sad: 0.320 Surprise: 0.465
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02:03:06 ~ 02:03:24 蓮舫君
このお金があったら、もっと違うところに使えたし、子供を守るために、学校に、ほかのものに使えたんじゃないですか。余りにも私は過去の延長線上の予算編成と言わざるを得ないと思いますが、いかがですか。 Angry: 0.683 Disgust: 0.246 Fear: 0.477 Happy: 0.447 Sad: 0.352 Surprise: 0.560
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02:03:24 ~ 02:04:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のGoToトラベルに関わる予算については、このコロナ禍によって大きな影響を受けた観光業界あるいは宿泊業界から大変大きな期待が寄せられている予算であると認識をしています。ただ、この予算の執行は、旅行者、そして地元の安全、この命や健康をしっかり守っていく、これが大前提であります。よって、執行については、感染状況に応じて執行の度合いを考えていかなければいけない、こうした予算であると認識をいたします。 Angry: 0.364 Disgust: 0.265 Fear: 0.518 Happy: 0.612 Sad: 0.469 Surprise: 0.522
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02:04:09 ~ 02:04:49 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そういったことから、感染状況を見ながらこの執行については控える状況が続いてきているということでありますが、おっしゃるように、予算を毎回毎回組むに当たって、そうした状況もしっかりと念頭に置きながら適切な予算編成をしていかなければいけない、こうした基本的な態度は大事であると思います。引き続き、予算については、このしっかりとした検証の上で毎回毎回丁寧に取り組んでいかなければいけないと考えます。 Angry: 0.481 Disgust: 0.319 Fear: 0.438 Happy: 0.572 Sad: 0.554 Surprise: 0.410
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02:04:49 ~ 02:05:21 蓮舫君
この事業が要らないと言っているんじゃないんです。使えなくて積んでいるところにまた膨大な予算、補正を組むというのはおかしいと言っている。だったら、私たちが提案しているのは、直接、観光業で困っている人たち、宿泊業の人たちに直接給付をする、そして頑張っていただく、そういう法案も出しているんですが、そういう柔軟な考え方をこれからしていただけるということはありますか。 Angry: 0.567 Disgust: 0.290 Fear: 0.529 Happy: 0.487 Sad: 0.409 Surprise: 0.480
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02:05:21 ~ 02:06:12 国務大臣(斉藤鉄夫君)
ちょっと具体的な中身になりますので、私の方からお答えさせていただきます。観光事業者が大変厳しい状況にあるのはそのとおりでございます。このため、いわゆる業種横断的な雇用調整助成金、それから実質無利子無担保融資という、こういう事業のほか、事業者への直接的な支援として考えておりますのが、地域一体となった宿や観光地の再生、高付加価値化、デジタル技術を活用した宿泊施設による顧客管理の高度化等々、直接支援にも予算を計上しているところでございます。 Angry: 0.389 Disgust: 0.330 Fear: 0.531 Happy: 0.536 Sad: 0.463 Surprise: 0.538
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02:06:12 ~ 02:06:48 蓮舫君
今の話は聞いていませんでした。でも、とにかく、無駄だとは言っているわけじゃないし、やっていないと言っているわけでもないんです。ただ、やっぱり考え方として、使えないものを積んでおくんではなくて、今必要なところに機動的に歳出をした方がいいんではないかというのが私たちの考え方です。その上で、財政法では繰越しは一年しかできません。財務大臣、そうなると、今この三十一兆円の未執行分は今年度末に国庫納付されますね。 Angry: 0.546 Disgust: 0.366 Fear: 0.537 Happy: 0.367 Sad: 0.514 Surprise: 0.472
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02:06:48 ~ 02:07:02 国務大臣(鈴木俊一君)
公共事業のように何か執行しようとしても例えば災害が起こったとかそういうことで執行できなかった事故繰越しというのはございますが、それがなければ国庫に返納するということです。 Angry: 0.491 Disgust: 0.330 Fear: 0.604 Happy: 0.341 Sad: 0.485 Surprise: 0.430
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02:07:02 ~ 02:08:08 蓮舫君
そうすると、この中で、大体二十二兆のうち今五六パー使って十二兆、差額十兆。で、九兆円近くの財務省の把握をしていない各省庁が執行している、八兆のうち幾ら未執行なのか分かりませんが、合わせた額十兆円以上が国庫に戻ってくる。私、この財源非常に大事だと思っているんです。総理ね、十兆って、やっぱり消費税四パー、五パーですから、このお金が使われずに国庫に戻ってくるというのを繰り返すというのは私はおかしいと思う。やっぱり国会でしっかりと都度都度その予算の適切な執行というのをチェックしたいと思いますので、規模だけ膨らますような補正を繰り返す、あるいは、さっき文科大臣もしれっと言いましたが、十六か月予算なんてないんですよ。予算は単年度です、十二か月です。十五か月だ、十六か月だと、そうやって勝手に法律違反をするような予算編成は厳に慎んでいただきたいとお願いしますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.501 Disgust: 0.265 Fear: 0.536 Happy: 0.447 Sad: 0.442 Surprise: 0.565
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02:08:08 ~ 02:09:21 内閣総理大臣(岸田文雄君)
コロナ対策の予算は、未知の感染症との闘いの中で、この感染の拡大について十分予測が不可能な中にあって万全を期さなければいけないということで、しっかり十分な予算を確保し、そして、その多くの予算が自治体や個人からの申請、要請を受けて執行するという仕組みになっているものがあります。そういったことから未執行になるものがある、そしてGoToトラベルについては先ほど申し上げました事情によって未執行になってしまっているものがある、こういった事情であると思います。しかし、いずれにしましても、毎回毎回予算を編成し、そしてこの成立をお願いする際に、この中身についてはしっかり吟味をし、精査をし、必要なものをしっかりお願いする、こうした姿勢は重要であると認識をいたします。 Angry: 0.295 Disgust: 0.291 Fear: 0.555 Happy: 0.493 Sad: 0.588 Surprise: 0.520
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02:09:32 ~ 02:10:21 内閣総理大臣(岸田文雄君)
財政については様々な議論があります。そしてその中で、財政の単年度主義ということについてどう評価するか、こうした議論があります。そして、この長期的な視点で政策を考えるという観点からした場合に、余り予算の単年度主義に陥ってしまっては不都合な部分もある、こうした議論の中で、この予算の単年度主義の弊害を除くための一つの手段として基金という手法を使わせていただきたいということをお願いしているわけであります。 Angry: 0.707 Disgust: 0.458 Fear: 0.488 Happy: 0.425 Sad: 0.378 Surprise: 0.424
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02:10:21 ~ 02:10:45 蓮舫君
いや、予算単年度主義を評価とか陥るとか言えないと思うんです。憲法八十六条で決まっているわけですから、それは守っていかなければいけないと思う。そもそも、行革の視点で基金とはどういうふうな扱いだったんですか。 Angry: 0.648 Disgust: 0.375 Fear: 0.510 Happy: 0.374 Sad: 0.397 Surprise: 0.522
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02:10:45 ~ 02:11:09 国務大臣(牧島かれん君)
基金については、適正かつ効率的に国費を活用する観点から、毎年度、各府省庁自らが執行状況等を継続的に把握し、使用見込みの低い資金は返納するというPDCAサイクルを確立していることが重要という観点から基金に係る行革の取組を行ってきているところでございます。 Angry: 0.497 Disgust: 0.444 Fear: 0.498 Happy: 0.634 Sad: 0.359 Surprise: 0.479
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02:11:09 ~ 02:12:06 蓮舫君
経済財政運営と改革の基本方針二〇一四で明確に基金はどうあるべきかと書かれています。それは何ですか。基金の利便性は否定しないんですけれども、それはやっぱり財政規律の観点から見えにくくなってしまうので、抑制的になろうというのがこれまでの政府の姿勢なんですね。 Angry: 0.624 Disgust: 0.324 Fear: 0.513 Happy: 0.464 Sad: 0.328 Surprise: 0.557
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02:11:26 ~ 02:11:55 国務大臣(牧島かれん君)
御指摘の経済財政運営と改革の基本方針二〇一四において、基金の創設や既存基金への積み増しについては財政規律の観点から厳に抑制する、国から交付された補助金等により独立行政法人、公益法人等や地方公共団体に造成された基金の執行状況を公表する、使用見込みの低い基金については返納を検討することとされております。 Angry: 0.827 Disgust: 0.373 Fear: 0.466 Happy: 0.366 Sad: 0.384 Surprise: 0.324
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02:12:06 ~ 02:13:11 蓮舫君
ところが、令和四年度予算編成の基本方針で基金創設措置と歳出増の方針が明記されたんですが、それに対して行革の視点ではどんな歯止めを掛けました。それは基本方針に書き込みましたか。 Angry: 0.429 Disgust: 0.377 Fear: 0.547 Happy: 0.571 Sad: 0.413 Surprise: 0.534
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02:12:32 ~ 02:12:50 国務大臣(牧島かれん君)
重要なのはPDCAを強化していくということ、しっかりと点検をしていくことというふうに考えておりまして、引き続き関係府省庁と連携して計画的な取組を促すように実施をしていくところだと考えております。 Angry: 0.357 Disgust: 0.298 Fear: 0.478 Happy: 0.727 Sad: 0.419 Surprise: 0.529
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02:13:21 ~ 02:14:04 蓮舫君
多分過去ないと思うんですが、予算編成の基本方針から歳出改革の文字が消えたんです。歳出増、財政出動、そして基金を使っていくというのはあるんですが、すごく私は心配するんです。これ見ていただきたいんですけどね、令和元年度までは基金というのは抑制的だったんです。基本、当初予算で創設したり積み増しをする。でも、令和二年度、安倍、菅政権で一気にこれ膨張するんです。当初ではなくて補正で、令和二年度は一年前の十八倍の六・四兆。岸田総理は令和三年補正で元年度の十六倍の五・三兆円を計上しているんです。 Angry: 0.441 Disgust: 0.359 Fear: 0.496 Happy: 0.511 Sad: 0.531 Surprise: 0.478
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02:14:19 ~ 02:15:02 国務大臣(牧島かれん君)
各事業、施策につきましては関係府省庁において適切に行われているものというふうに考えておりますし、行革としては、PDCAサイクルをしっかりと回すということは行革における責任だというふうに考えております。基金シートは各府省庁において策定され、そして財務当局との折衝等も行われているというふうに理解しております。 Angry: 0.477 Disgust: 0.248 Fear: 0.467 Happy: 0.628 Sad: 0.417 Surprise: 0.489
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02:15:02 ~ 02:15:50 国務大臣(牧島かれん君)
そして、行政レビューにおいて、それぞれの基金についての取組は有識者の方々とともに公開の場等でも討論をさせていただいて議論をし、そしてその結果は公表しているところでございます。その公表プロセスのところにはしっかりと行革として関わらせていただいております。補正予算についても含めて議論をさせていただいています。 Angry: 0.511 Disgust: 0.342 Fear: 0.369 Happy: 0.740 Sad: 0.348 Surprise: 0.538
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02:16:12 ~ 02:17:18 国務大臣(牧島かれん君)
行革のプロセスにおいては基金シートに基づいて有識者の方々と議論をしているわけですけれども、その中には補正も含まれている基金シートであるということで受け止めております。財政法第二十九条において、義務的な経費の不足を補うほか、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出などを行う場合に補正予算を編成し、予算の追加を行うことができるとしているというふうに理解しております。 Angry: 0.772 Disgust: 0.304 Fear: 0.389 Happy: 0.444 Sad: 0.252 Surprise: 0.344
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02:17:40 ~ 02:18:10 国務大臣(牧島かれん君)
個別の施策につきましては、担当している関係府省庁において適正に財政当局とともにその施策が執行できるように議論がなされているというふうに受け止めておりますし、しっかり行革としても、その基金シート、基金の在り方、検討は不断に行っていくということは私ども行革として行わなければならないものと受け止めております。 Angry: 0.596 Disgust: 0.369 Fear: 0.431 Happy: 0.499 Sad: 0.492 Surprise: 0.352
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02:18:10 ~ 02:18:47 蓮舫君
個別省庁に任せるんだったら行革担当の役割って非常に薄くなるんですよ。残念です。補正予算や予備費が年度内、限定的に支出とされているのは、納税者、国民の代表である国会のチェックを想定しているんですよ。そのチェックなしで数年間使える、しかも補正でつくってしまう基金というのはやっぱり税金の使われ方を見えなくしてしまうと非常に危惧します。ちょっと幾つか事例があるんですが、街なか居住再生ファンド事業とは何でしょうか。 Angry: 0.536 Disgust: 0.301 Fear: 0.569 Happy: 0.381 Sad: 0.437 Surprise: 0.542
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02:18:47 ~ 02:19:08 国務大臣(斉藤鉄夫君)
街なか居住再生ファンドは、街なかへの居住を推進することを目的として、中心市街地等において住宅等を整備する事業を行う主体に対して出資を、出資により支援を行うため、二〇〇五年度に国からの補助金に基づき設置したファンドでございます。 Angry: 0.731 Disgust: 0.410 Fear: 0.444 Happy: 0.665 Sad: 0.220 Surprise: 0.539
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02:19:13 ~ 02:19:54 蓮舫君
事業内容は否定しませんが、百億の規模だったんですが、それだけ需要がなくて七十二億円国庫返納しています。そこを、交付実績は二〇一四年からゼロなんですが、既採択地の残業務のみなんですが、管理費、二〇二〇年、幾らになっていますか。 Angry: 0.578 Disgust: 0.353 Fear: 0.545 Happy: 0.398 Sad: 0.418 Surprise: 0.486
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02:20:00 ~ 02:21:04 国務大臣(斉藤鉄夫君)
あっ、済みません、二千九百八、飛んで八万円でございます。二〇二一年度は六地区に出資をしており、資金計画や資金調達の方法の見直し等について事業主体、出資者及び金融機関等の関係者との調整業務を行うための五名の職員の業務量に応じた人件費等として、二〇二一年度の管理費、先ほどの額でございます。 Angry: 0.507 Disgust: 0.305 Fear: 0.655 Happy: 0.464 Sad: 0.271 Surprise: 0.659
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02:20:08 ~ 02:20:37 蓮舫君
出資先を募集して、審査をして、採択をして、出資をして、地区管理業務をしていたんですが、もうその業務はほとんどなくなって、地区管理と返済業務のみに変わった二〇一四年、事務所賃料は四百から五百万円で変わらないんですが、人件費が千七百万から二千九百万円で膨れているんです。これ何でなんでしょうか。 Angry: 0.623 Disgust: 0.270 Fear: 0.588 Happy: 0.255 Sad: 0.452 Surprise: 0.574
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Angry: 0.715 Disgust: 0.527 Fear: 0.651 Happy: 0.336 Sad: 0.294 Surprise: 0.386
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02:21:19 ~ 02:22:09 蓮舫君
出資を終えた二〇一四年に管理していた出資継続地区は十一、調整地区は二か所。十三か所あったのが六か所に少なくなっているのに、複雑になったから管理費がほぼ倍になる。私、その説明、なかなか納得できないんです。物づくりに支援する基金、二〇一八年度で交付は終わっていても、今年度に残務業務を終えて解散します。前年十三億だった経費が、何と今年度は三倍の三十七億円。これで基金残高はちょうどゼロ円になるんです。解散までに使い切ろうというベクトルが残念ながら基金は働く。総理、こういう点があるということをきっちり是非理解していただいて、基金を安易に活用する方針は改めていただきたいと思いますが、いかがですか。 Angry: 0.422 Disgust: 0.317 Fear: 0.513 Happy: 0.442 Sad: 0.579 Surprise: 0.534
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02:22:09 ~ 02:23:00 内閣総理大臣(岸田文雄君)
基金については、経済安全保障ですとかグリーンですとか、あるいは科学技術等、この必要とされるまず事業の性質をしっかり考えた上で、先ほど申し上げましたような単年度主義の弊害の観点からこの基金を活用して複数年度にわたる支援を行うということで基金の対応を立ち上げていくということになります。目的等をまずしっかり吟味した上で、この複数年度にわたる支援の必要性、こういったこともしっかり念頭に置きながら基金の立ち上げを考えなければいけない、このように思います。 Angry: 0.665 Disgust: 0.329 Fear: 0.484 Happy: 0.495 Sad: 0.330 Surprise: 0.406
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02:23:00 ~ 02:23:49 内閣総理大臣(岸田文雄君)
その上で、先ほど来、牧島大臣からもありましたように、このPDCAの枠組みをしっかり活用しながら、原則四半期ごとの基金残高の公表など様々な取組を行うことによって、基金のこの使い方についても国民から理解される、こうした使い方をしていく、こうした透明性を高めていく、こういった努力は重要であると思います。こうした行革の観点からの努力も併せながら、基金をこの複数年度にわたる支援を行うために必要な仕組みとして活用していきたいと考えます。 Angry: 0.493 Disgust: 0.300 Fear: 0.334 Happy: 0.716 Sad: 0.444 Surprise: 0.492
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02:24:02 ~ 02:25:00 国務大臣(後藤茂之君)
医療情報化支援基金は、医療分野におけるICT化を支援するために令和元年度に創設したものでございます。進捗・執行状況につきましては、令和二年度において、申込みのあった医療機関等への顔認証付きカードリーダーの配付等で四十四億円を執行いたしております。 Angry: 0.317 Disgust: 0.276 Fear: 0.421 Happy: 0.775 Sad: 0.419 Surprise: 0.591
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02:24:15 ~ 02:24:45 蓮舫君
病院、診療所、薬局等で使えるマイナンバーを顔認証で読み込むカードリーダーを配付するんですね。で、電子カルテ、電子処方箋を進めるための基金、令和元年度、千八百億でつくりました。カードリーダー事業の進捗、どうですか。 Angry: 0.323 Disgust: 0.218 Fear: 0.597 Happy: 0.622 Sad: 0.362 Surprise: 0.713
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02:25:00 ~ 02:26:16 国務大臣(後藤茂之君)
総額は千六十八億円を措置しておりましたので、執行が相当に低いことになっております。今、執行が悪く、低い要因でございますけれども、割合はですね、九百十八億円が充てられて四十四億円のみ執行しております。この残りの部分につきましては、オンラインの資格確認システムの病院……割合ですか。では、割合だけお答えするなら、九百十八億円のうち四十四億円だけ使いましたので、九百十八分の四十四億円ということになります。 Angry: 0.340 Disgust: 0.225 Fear: 0.621 Happy: 0.485 Sad: 0.445 Surprise: 0.591
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Angry: 0.638 Disgust: 0.487 Fear: 0.524 Happy: 0.441 Sad: 0.456 Surprise: 0.506
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02:26:16 ~ 02:26:49 蓮舫君
全国の病院、診療所、薬局等で使えるのはまだ一割なんです。これ目標は、実は去年三月末で六割で使えるようにしていた、今年来月末までに九割で使えるとしたものが、まだ一割なんです。ちなみに、マイナンバーカードで医療保険証登録した人の割合、御存じですか。 Angry: 0.313 Disgust: 0.295 Fear: 0.556 Happy: 0.578 Sad: 0.482 Surprise: 0.615
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Angry: 0.540 Disgust: 0.317 Fear: 0.559 Happy: 0.528 Sad: 0.384 Surprise: 0.534
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02:27:01 ~ 02:27:37 蓮舫君
使える人も一割、使える機関も一割、そこに千八百億円が投入され、本当に必要なお金が動いているかどうかが見えない。そこに、ほかの予算でマイナポイント、補正です、これ、七千百二十五億円を掛けて増やしていこう、今使える人が七百一万人が、六月には九千五百万人になるという予算なんです。大丈夫ですか、これ。 Angry: 0.269 Disgust: 0.147 Fear: 0.702 Happy: 0.377 Sad: 0.545 Surprise: 0.727
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02:27:37 ~ 02:28:04 国務大臣(金子恭之君)
お答え申し上げます。マイナポイント第二弾は、一体の事業として、マイナンバーカードの普及、経済対策としての消費喚起、カードの健康保険証利用などを目的としております。中でも、消費喚起の観点からコロナ禍にあって可能な限り早期に実施する必要があり、健康保険証利用等に伴うポイントについてもできるだけ早期に御利用いただきたいと考えております。 Angry: 0.408 Disgust: 0.357 Fear: 0.492 Happy: 0.641 Sad: 0.465 Surprise: 0.523
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02:28:04 ~ 02:28:22 国務大臣(金子恭之君)
ポイントの付与に当たっては、申込みのためのシステム改修や広報など様々な準備をできるだけ速やかに行う必要があります。これらの理由から事業全体を今年度の補正予算で措置したところでございます。 Angry: 0.553 Disgust: 0.364 Fear: 0.445 Happy: 0.637 Sad: 0.343 Surprise: 0.539
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02:28:22 ~ 02:29:01 蓮舫君
これまでマイナンバーが二〇一三年から一・一兆円の税金が注がれていて、目標の半分にも行っていません。そこにまたこうやって潤沢な予算が突き付けられていく。私、やっぱりこれおかしいと思う。今、国の予算というのは、複数年度どうやって使われているか分からない基金、補正が繰り越されて中身が見えない予算、それと当初小さく抑えられた財政規律のための当初予算が動いている。三段階動いているんです。これ、余りにも私は複雑だし、税金の使われ方として適正なのか分からないので、総理、是非規模だけではない現実的な予算をしっかり組んでいただいて、これ見直したら、私は数千億の予算が、今使えるお金があると思うんです。 Angry: 0.512 Disgust: 0.320 Fear: 0.550 Happy: 0.432 Sad: 0.456 Surprise: 0.529
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02:29:01 ~ 02:29:19 蓮舫君
子供に使いましょうよ。困っている人に使いましょうよ。事業者に使いましょうよ。医療従事者に渡しましょうよ。そして、この物価高、原油高で困っている方たちにしっかり使っていく、そういうふうに是非提案をしたいと思います。ありがとうございました。 Angry: 0.536 Disgust: 0.413 Fear: 0.390 Happy: 0.687 Sad: 0.434 Surprise: 0.465
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Angry: 0.488 Disgust: 0.269 Fear: 0.435 Happy: 0.675 Sad: 0.423 Surprise: 0.561
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Angry: 0.584 Disgust: 0.412 Fear: 0.471 Happy: 0.630 Sad: 0.313 Surprise: 0.541
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02:30:01 ~ 02:30:55 西田実仁君
今朝、総理から対ロ制裁について公表がなされました。力ずくで現状を変更しようとすることはもう断固として許されません。そして、他国に対して間違ったメッセージを送らないためにも、まさに断固とした措置というものを取らなければならないと思っております。昨日、我が党は官房長官に申入れをさせていただきました。それは、ガソリンや軽油に加えて、特に寒冷地で重要な灯油、中小企業者も活用する重油を対象として実施している激変緩和事業について、国民生活や事業活動に及ぶ影響を抑えられるよう抜本的に拡充すべきと、こういう提案でございました。これに対してどのように対応するのか、まずお聞きしたいと思います。 Angry: 0.779 Disgust: 0.385 Fear: 0.451 Happy: 0.415 Sad: 0.302 Surprise: 0.424
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Angry: 0.731 Disgust: 0.373 Fear: 0.430 Happy: 0.428 Sad: 0.251 Surprise: 0.532
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02:31:05 ~ 02:31:45 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ガソリン、軽油、灯油、重油を対象とする激変緩和措置による支援、これを深掘りするとともに、農業、水産業など業界、業種ごとの支援、あるいは自治体への支援、こうしたものを重層的に講じていきたいと思います。特に、ウクライナ情勢を受けて、中小企業向けの対策として、相談窓口の設置や資金繰り支援や価格転嫁の配慮要請、こうしたものを実施していきたいと考えております。 Angry: 0.503 Disgust: 0.356 Fear: 0.478 Happy: 0.561 Sad: 0.401 Surprise: 0.488
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02:31:45 ~ 02:32:22 西田実仁君
先ほど総理は、石油の備蓄は二百四十日、LNGも二週間から三週間あるということでしたが、これ、日本の短期的な足下のエネルギーの供給計画を見直す必要があるのかどうか、また国民の皆様に対してこうした状況で一層の省エネ等を呼びかける必要があるのかどうか、これをちょっとお聞きしたいと思います。 Angry: 0.337 Disgust: 0.221 Fear: 0.427 Happy: 0.617 Sad: 0.362 Surprise: 0.703
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02:32:22 ~ 02:33:17 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のように、原油については今我が国においては二百四十日分の備蓄があり、LNGにおいても電力会社、ガス会社合わせて二週間から三週間の備蓄がある、こうしたことであり、今たちまちすぐに大きな需給において逼迫した状況が起こるということではないと認識をしております。ただ、御質問は、要は備蓄のありようそのものを考える必要があるのではないかということでありますが、まずは、今のこの備蓄の状況の中で、先ほども申し上げたような価格対策、これをしっかり実効あるものとして進めていくことが重要であると思います。 Angry: 0.211 Disgust: 0.187 Fear: 0.534 Happy: 0.772 Sad: 0.396 Surprise: 0.663
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02:33:17 ~ 02:33:51 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ただ、ウクライナ情勢を始め、これ先についてはまだまだ不透明なものがあります。大きな変化も起こる可能性はなしとしないというのが認識でありますので、先の状況を見ながら、この基本的に備蓄についてどう考えるべきなのか、さらには追加の様々な対策が必要なのか、こうしたことは絶えず検討し、機動的に対応していく、こうした姿勢は重要であると認識をいたします。 Angry: 0.358 Disgust: 0.283 Fear: 0.548 Happy: 0.502 Sad: 0.560 Surprise: 0.512
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02:33:51 ~ 02:34:09 西田実仁君
これ、LNGを欧州にその一部融通するという話がありました。これは現状どおり進めるんでしょうか、あるいは追加で必要なんでしょうか、経産大臣にお聞きしたいと思います。 Angry: 0.405 Disgust: 0.278 Fear: 0.431 Happy: 0.677 Sad: 0.425 Surprise: 0.595
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02:34:09 ~ 02:34:56 国務大臣(萩生田光一君)
現在、これまで申し上げていた予定どおり、日本企業が自由に販売先を決めることができるLNGについて、数隻が到着済み、あるいは二月中に着くように既に欧州に向かっております。三月についてはそれ以上の隻数が欧州に向かう予定であります。四月以降についても既に情勢を見ながら可能な限り対応できるよう各社に検討をお願いしておりますが、これはあくまで日本でのLNGの安定供給に万全を期した上で余剰分を欧州に振り向けるというものでありまして、日本の電力、ガス需給に影響を及ぼさない範囲での協力であります。昨日からフェーズが変わりましたので、そこは慎重に見ながら対応していきたいと思います。 Angry: 0.359 Disgust: 0.317 Fear: 0.450 Happy: 0.654 Sad: 0.460 Surprise: 0.553
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Angry: 0.736 Disgust: 0.361 Fear: 0.643 Happy: 0.219 Sad: 0.405 Surprise: 0.431
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02:35:00 ~ 02:36:09 西田実仁君
株価も為替も、また国際商品価格も非常に大きく変動しています。こういう危機のときには金融政策というのはより柔軟に対応していかなければならないと私は思います。是非、総理、日銀総裁とこの危機対応について早急に協議をすべきではないでしょうか。近々話し合う予定ございますか。 Angry: 0.422 Disgust: 0.229 Fear: 0.454 Happy: 0.600 Sad: 0.394 Surprise: 0.588
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02:35:26 ~ 02:35:58 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のように、市場の安定、これは極めて重要であると認識をいたします。政府として、この穀物、エネルギー等の国際商品市況も含め、足下の市場動向や経済動向を引き続き注視するとともに、御指摘のように、政府と日銀一体となって経済財政運営に万全を期していかなければならないと認識をしております。 Angry: 0.530 Disgust: 0.325 Fear: 0.473 Happy: 0.647 Sad: 0.299 Surprise: 0.529
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02:36:09 ~ 02:36:32 内閣総理大臣(岸田文雄君)
日銀総裁を始め日銀の関係者とは経済財政諮問会議を始め様々な場面で絶えず情報交換をし、意思疎通を図っているところであります。こうしたこの状況の変化を考えますときに、より緊密に連携を図っていく必要は感じているところであります。 Angry: 0.542 Disgust: 0.346 Fear: 0.437 Happy: 0.475 Sad: 0.464 Surprise: 0.537
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02:36:32 ~ 02:37:03 西田実仁君
総理、繰り返しG7、また国際社会と連帯して対応するということをおっしゃっています。そのうちアメリカはですね、いわゆるロシアをこの国際の金融システム、SWIFTから外すということは選択肢としては排除していないというふうに言っています。日本も同様でしょうか。 Angry: 0.460 Disgust: 0.386 Fear: 0.416 Happy: 0.671 Sad: 0.459 Surprise: 0.470
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02:37:03 ~ 02:38:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
各国の制裁の内容につきましてはそれぞれ明らかにしているところでありますが、我が国の制裁については、既に米国あるいは欧州諸国ともしっかり緊密に調整をした上で我が国の制裁の内容を決定いたしました。まずは、本日発表した措置を速やかに実施すべく必要な手続を進めていくことが重要であると思います。その上で、引き続き、今後の状況を踏まえつつ、G7を始めとする国際社会と連携して適切に対応するということであります。御指摘の点につきましても、今後の状況をしっかり踏まえた上で、この米国あるいは欧州諸国との連携、国際社会との連携をしっかり考えながら適切に判断をしていきたいと考えます。 Angry: 0.654 Disgust: 0.337 Fear: 0.390 Happy: 0.630 Sad: 0.340 Surprise: 0.436
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02:38:06 ~ 02:39:00 西田実仁君
じゃ、SWIFTからロシアを外すということは排除はしていないという日本国政府の立場ですね。このインフレの兆しにどう対処するかという御質問をさせていただきたいと思います。原油が下がり続けたデフレの十年から、今や原油が上がり、そして金利も上昇していくというインフレの局面に移りつつあるというふうに思います。現在の物価上昇の背景は様々あると思います。 Angry: 0.523 Disgust: 0.382 Fear: 0.422 Happy: 0.642 Sad: 0.385 Surprise: 0.495
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02:38:20 ~ 02:38:41 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今申し上げたように、まずは我が国が明らかにした制裁の措置を実行してまいります。そして、今後については、状況の変化をしっかりと注視しながら、国際社会との連携を考えた上で対応を考えていくということであります。 Angry: 0.721 Disgust: 0.360 Fear: 0.443 Happy: 0.534 Sad: 0.313 Surprise: 0.439
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02:39:00 ~ 02:40:21 西田実仁君
例えば、世界景気が底入れして需給が逼迫していること、二つ目にはコロナ感染が長期化して人手不足になっていること、さらには米中対立によるサプライチェーンが混乱していること、四つ目にウクライナ情勢などの地政学的リスク、さらに五つ目には異常気象による農産物の価格高騰、そして六つ目にはカーボンニュートラル対応によるエネルギー需給のミスマッチと、こういう様々な要因、短期的な要因もあるし、中長期的な要因が絡み合った私は複合インフレの様相を呈しているのではないかというふうに思っています。複合インフレでありますので、仮に一時的要因が解消して価格急騰が一巡したといたしましても、エネルギー価格の価格転嫁というのは普通二、三年掛かるわけでありますので、しばらくこの価格上昇、物価上昇という傾向は続く可能性が高いのではないか。今日は、お手元に消費者物価指数、パネルにはしておりませんが、お配りをしておりますけれども、これを見ていただいても明らかですが、一月、総合で〇・五%という消費者物価指数が上がっておりますけれども、その中身は、携帯料金が随分下がっていますので、二九・三%も下がっているんですね。 Angry: 0.337 Disgust: 0.290 Fear: 0.654 Happy: 0.483 Sad: 0.315 Surprise: 0.679
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02:40:21 ~ 02:41:06 西田実仁君
これを除くと、実は、総合で〇・五といいますけれども、その寄与度を逆算すると約二%なんですね。携帯料金の要するに引下げを除くと、二%もう既に消費者物価は上がっている。そして、エネルギーはもちろん一八%近く上がっていますけれども、光熱水道料金一二・七%、生鮮食品が六・五%、物価上昇は非常に広がっているわけであります。この原油価格が続くと、携帯料金の引下げという影響がなくなる今年四月にはもう二%消費者物価指数が上がる可能性があります。 Angry: 0.429 Disgust: 0.309 Fear: 0.597 Happy: 0.480 Sad: 0.319 Surprise: 0.665
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02:41:06 ~ 02:41:46 西田実仁君
こうしたエネルギーとか食料品とか光熱水道料金というのはまさに生活必需品でありまして、所得が少ない方ほど大変にこれは重い負担になってまいります。そこで、まず総理に、今日のこの物価上昇については、エネルギーや食品、光熱費など生活必需品を直撃しています。とりわけ中間層以下の生活が大変苦しくなっている。今指摘したように複合インフレの様相を呈しておりますけれども、総理としてはどういう御認識でしょうか。 Angry: 0.324 Disgust: 0.348 Fear: 0.592 Happy: 0.491 Sad: 0.463 Surprise: 0.609
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02:41:46 ~ 02:42:13 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今委員から御指摘がありましたように、今の物価高騰の背景には様々な要因があると認識をいたしますが、しかし、その中にあっても、特にこの原油を始めとする世界的な原材料価格の上昇、これはこの物価高騰の背景として大きな要素であると認識をしています。 Angry: 0.428 Disgust: 0.204 Fear: 0.637 Happy: 0.565 Sad: 0.190 Surprise: 0.750
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02:42:13 ~ 02:43:37 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、特に消費者物価については、ガソリン価格や電気代、さらには食料品の上昇、こうしたことが家計に与える影響、家計にどのような影響を与えるか、こうしたことを注視していかなければならないと思います。これらの品目は生活に必要不可欠な必需品であり、消費を減らすことが難しく、御指摘のように、特に低所得者の方々にとって相対的に負担感が増加していく、こうしたことが考えられると認識をしています。こうしたことでありますので、まずは先ほど申し上げましたようなエネルギー価格の高騰に対して激変緩和措置の深掘りを始め、しっかり取組を進めていかなければならないと思いますし、さらにはこうした物価高騰の中で賃上げについてもしっかりと取り組んでいかなければならない、そして企業間の価格転嫁が適正に行われるよう、中小企業においてもしっかり賃上げが行えるような環境整備を行っていかなければならない、このように認識をいたします。 Angry: 0.374 Disgust: 0.285 Fear: 0.546 Happy: 0.561 Sad: 0.483 Surprise: 0.491
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02:43:37 ~ 02:44:17 西田実仁君
今消費者物価指数の話をしましたが、企業物価指数はもう八%を超えて上がってきています。そして、輸入物価指数というのを見ると、この契約している通貨ベースでは二八%増なんですよ。しかし、円ベースにしますと三七・五%上昇している。つまり、契約通貨ベースというのはドルとか元とか様々な、ユーロとか、そういう契約している通貨で上がっているよりも円ベースの方が上がっているという、この差額は、まさに円安によって輸入物価指数が上がっている、物価指数を上げているというふうに見れると思います。 Angry: 0.421 Disgust: 0.339 Fear: 0.604 Happy: 0.513 Sad: 0.284 Surprise: 0.714
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02:44:33 ~ 02:45:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
具体的な為替の水準について申し上げることは控えなければならないかとは思いますが、一般論で申し上げるならば、為替の変動が経済に与える影響について申し上げると、為替の円安方向への動きにより、輸出企業の収益は改善する一方、輸入物価の上昇を通じて中小企業や消費者の生活にも負担増となり得る、こうしたことであると思います。 Angry: 0.419 Disgust: 0.285 Fear: 0.476 Happy: 0.641 Sad: 0.376 Surprise: 0.530
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02:45:02 ~ 02:46:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、足下の輸入価格の上昇については、為替の影響、もちろんこれもあるとは思いますが、先ほど申し上げたような世界的な原材料価格の上昇、これが特に大きな要素としてあると思います。こうした点に着目をして、先ほど申し上げましたような様々な取組、しっかり進めていかなければならない、このように認識をしております。円安について私の立場から何か評価するのは控えなければならないと思います。 Angry: 0.421 Disgust: 0.327 Fear: 0.496 Happy: 0.631 Sad: 0.416 Surprise: 0.523
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02:45:32 ~ 02:45:58 西田実仁君
このエネルギーというのは、日本はもうほとんど輸入しているわけですね。資源価格高騰を抑えるためには、今、為替の影響ももちろんあるとおっしゃいました。この資源価格の高騰を抑えるためには、和らげるためには、この円安是正ということも課題の一つであるという認識でよろしいですね。 Angry: 0.378 Disgust: 0.325 Fear: 0.506 Happy: 0.637 Sad: 0.331 Surprise: 0.677
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Angry: 0.304 Disgust: 0.303 Fear: 0.517 Happy: 0.605 Sad: 0.530 Surprise: 0.549
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02:46:19 ~ 02:47:06 西田実仁君
この決して一時的現象とは見られない今の物価上昇に賃上げが追い付かずに生活がますます苦しくなるということは是非とも避けなければなりません。企業が、輸入価格が上がっている、それを価格に転嫁をし、そして転嫁ができなければ収益が圧迫されますので、賃上げ余力も出ません。何とかその企業が新たな価格体系に移行をしつつも、これまでの生産性上昇に見合った賃上げというものを是非ともやっていく必要があるというふうに思います。パネルをちょっと御覧いただきたいと思うんですけれども、これは私自身が計算した過去十年間の資本金規模別の生産性の上昇と賃金の増加率を比較したものであります。 Angry: 0.477 Disgust: 0.327 Fear: 0.611 Happy: 0.355 Sad: 0.369 Surprise: 0.603
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02:47:06 ~ 02:48:01 西田実仁君
(資料提示)青が生産性の上昇、そしてダイダイのところが賃金の増加であります。これ見るともう明らかでありますけれども、一番、その資本金がですね、十億円以上のところ、大企業になりますけれども、生産性はこの十年間で一・八六%上昇しておりますけれども、賃金の方は〇・二一%しか上昇していないと。ほかの資本金のところもそうですけれども、特に大企業でですね、生産性の伸びがなければ賃金上げられないとよく言うんですけれども、こんなに十年間で伸びているのに、賃金にはこれだけしか分配されていないということであります。私は、やはり生産性の向上に見合った賃金というものをしっかりと、大企業には特に賃金政策は見直していただかなければならないというふうに思っています。 Angry: 0.592 Disgust: 0.391 Fear: 0.554 Happy: 0.367 Sad: 0.397 Surprise: 0.502
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02:48:01 ~ 02:48:28 西田実仁君
特に一人当たりの付加価値が伸びた分はしっかり賃金にお返しをするというふうにしていくようなことが必要であり、そうなっているかどうかを総理肝煎りで進めているこの人的資本の様々な情報開示というところにも盛り込んでいくべきではないかと思っておりますけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.422 Disgust: 0.166 Fear: 0.546 Happy: 0.536 Sad: 0.349 Surprise: 0.701
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02:48:28 ~ 02:49:17 内閣総理大臣(岸田文雄君)
委員御指摘のように、成長の果実を賃金あるいは設備投資など次の新たな成長につながるようなこの分配にしっかりつなげていく、こうしたことは重要であると認識をしています。そして、そのためにも、政府としても環境整備をしていかなければいけないということで、賃上げ税制ですとか、あるいは補助金、あるいは公共調達における賃上げに前向きな企業の優遇ですとか、価格転嫁の促進ですとか、そうした環境整備、政策を進めているということであります。 Angry: 0.423 Disgust: 0.313 Fear: 0.430 Happy: 0.744 Sad: 0.349 Surprise: 0.541
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02:49:17 ~ 02:49:45 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、そうした取組がしっかりと評価されるように、この非財政情報の開示ルールということもしっかりと整備をしてこの見える化を図っていく、こうしたことは重要な取組であると認識をいたします。 Angry: 0.425 Disgust: 0.237 Fear: 0.483 Happy: 0.699 Sad: 0.324 Surprise: 0.631
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02:49:45 ~ 02:50:14 西田実仁君
では、ウイズコロナ社会の実現に向けてという次のテーマに移りたいと思います。国産ワクチン、また国産の治療薬を実用化していくというために、公明党では、去る二月の八日の日に、総理にワクチンの三回目接種加速化に関する提言並びに国産ワクチン及び経口治療薬確保の早期実施を求める緊急要請というものを提出をさせていただきました。 Angry: 0.470 Disgust: 0.297 Fear: 0.469 Happy: 0.588 Sad: 0.440 Surprise: 0.465
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02:50:14 ~ 02:50:40 西田実仁君
この今のオミクロン株が収束をしたとしても、その後にまたウイルスが変異をしていくことも予想されます。いつまでも外国産ワクチンに依存しているわけにもまいりません。国産ワクチンの早急な開発がもう待ち望まれていると思いますけれども、総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.530 Disgust: 0.293 Fear: 0.506 Happy: 0.520 Sad: 0.419 Surprise: 0.555
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02:50:40 ~ 02:51:03 内閣総理大臣(岸田文雄君)
新型コロナの国産ワクチンの開発については、今委員の方から御紹介がありましたように、公明党の皆様からも御提言をいただいておりますが、政府としても、国内で開発、生産ができる体制を確立していくことは危機管理上も極めて重要であると認識をしております。 Angry: 0.293 Disgust: 0.216 Fear: 0.505 Happy: 0.826 Sad: 0.281 Surprise: 0.649
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02:51:03 ~ 02:51:43 内閣総理大臣(岸田文雄君)
このため、PMDA、医薬品医療機器総合機構において後発ワクチン向けの評価に関する新たなガイドラインを策定したほか、開発、生産に取り組んでいる国内企業に対し、生産体制の整備への補助や有効性を検証する臨床試験の実施費用に対する補助、こうした支援を行っているところであります。引き続き、国内でのこの開発、生産の基盤整備をしっかり後押しをしていきたいと考えます。 Angry: 0.564 Disgust: 0.338 Fear: 0.429 Happy: 0.713 Sad: 0.354 Surprise: 0.488
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02:51:43 ~ 02:52:01 西田実仁君
この国産ワクチンや治療薬を開発するに当たって、国が買い取った後に新たな変異株等が出てきたことで使用が推奨されなくなる場合等、当初の買取り合意はしっかり維持していかないとこの研究開発の意欲というのもそがれていってしまうんではないかと言われています。 Angry: 0.375 Disgust: 0.317 Fear: 0.664 Happy: 0.323 Sad: 0.524 Surprise: 0.472
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Angry: 0.277 Disgust: 0.215 Fear: 0.541 Happy: 0.557 Sad: 0.587 Surprise: 0.667
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02:52:11 ~ 02:53:13 国務大臣(後藤茂之君)
新型コロナを始めとした予期せぬ感染症に対するワクチンや治療薬を国内で開発、生産できる体制を確立しておくことは危機管理上も極めて重要でございます。新型コロナワクチンに関しては、国内企業が開発に成功した場合の買上げに必要な予算として、令和三年度補正予算において約千三百億円を措置をいたしました。具体的な買上げの方針については、有効性、安全性が確認されたワクチンの供給が可能となった場合に、その時点の感染状況やワクチンの中長期的な安定確保等を踏まえてしっかり検討してまいります。また、ワクチンの買上げについては、そうしたことで買取り合意を維持して、しっかりと安定的な対応をして進めたいと思います。 Angry: 0.457 Disgust: 0.377 Fear: 0.538 Happy: 0.542 Sad: 0.425 Surprise: 0.484
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02:53:13 ~ 02:53:44 国務大臣(後藤茂之君)
また、経口治療薬につきましても、これまでも、臨床試験の結果によって安全性、有効性が示された場合には、その後の承認を条件とした購入契約を行い、必要量を確保してまいりました。引き続き、新たな変異株への対応についても念頭に置きながら、新型コロナの治療を受けられるようなしっかりとした体制準備に入るように努めていきたいと思います。 Angry: 0.385 Disgust: 0.255 Fear: 0.505 Happy: 0.614 Sad: 0.498 Surprise: 0.493
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02:53:44 ~ 02:54:05 西田実仁君
国産ワクチンや治療薬を開発、実用化していくには、国内企業が感染者の減少を理由に海外で治験に要した費用についても支援していくべきでありますし、また、中長期的には国内で質の高い治験ということが行えるような環境づくりというものも行っていかなければならないと思います。 Angry: 0.555 Disgust: 0.398 Fear: 0.545 Happy: 0.379 Sad: 0.535 Surprise: 0.373
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02:54:05 ~ 02:55:06 西田実仁君
塩野義製薬によれば、国産治療薬の開発に当たり、デルタ株の収束により治験に協力者が集められず、海外の治験が必要になったとお聞きしました。政府は、国内で実施するこの治験に対しては支援をしております、のみ支援しておりますけれども、やっぱり状況の変化に応じて海外での治験についてももっと積極的に支援をしていくべきではないでしょうか。じゃ、一旦終わります。 Angry: 0.508 Disgust: 0.381 Fear: 0.450 Happy: 0.479 Sad: 0.594 Surprise: 0.386
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02:54:37 ~ 02:54:59 国務大臣(後藤茂之君)
国内企業が開発している経口治療薬の実用化は大変重要でございます。治験等の費用補助を行っておりまして、この補助対象には海外での治験経費も含めることが可能でございます。しっかりと、国内における治療費への補助など、二十億円の支援を行っております。 Angry: 0.352 Disgust: 0.374 Fear: 0.605 Happy: 0.527 Sad: 0.458 Surprise: 0.519
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Angry: 0.280 Disgust: 0.302 Fear: 0.415 Happy: 0.719 Sad: 0.534 Surprise: 0.552
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Angry: 0.728 Disgust: 0.281 Fear: 0.498 Happy: 0.462 Sad: 0.245 Surprise: 0.596
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Angry: 0.421 Disgust: 0.216 Fear: 0.453 Happy: 0.691 Sad: 0.466 Surprise: 0.617
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02:58:05 ~ 02:59:04 西田実仁君
午前中に引き続き、公明党の西田実仁をよろしくお願い申し上げます。国産のワクチン、また治療薬を実用化していくためには、その治験を、国内で質の高い治験を行える環境づくりが必要だと思います。オミクロン株が流行をして治験に協力する方は増えてきているとはお聞きしますけれども、そもそも保健所のこの入院調整というものには治験の実施は余り考慮を今されておりません。国民が治験に接する機会は非常に限定的であります。国民の皆さんが治験に参加しやすい環境づくりとして、例えばでありますが、治験実施施設に入所、入院させるといった協力を知事等に要請してはいかがかと思いますが、厚労大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.448 Disgust: 0.278 Fear: 0.459 Happy: 0.570 Sad: 0.542 Surprise: 0.472
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02:59:04 ~ 02:59:57 国務大臣(後藤茂之君)
厚生労働省では、国内外の企業が行う治験を推進するため、コロナ患者の発生状況を最もよく把握している自治体に対しまして、コロナ患者への治験の案内など治験の症例数の確保に向けた協力を依頼するとともに、積極的に治験を推進する自治体が効果的に取組を進められるよう、相談、助言を行っております。今後、委員御指摘のように、コロナ患者の受入先を調整する場面において、治験を実施するための病床等を確保している医療機関や宿泊療養施設への入院、入所に向けた対応をいただくことも含めて、自治体に対して更なる協力を要請するなど、引き続き必要な取組を進めてまいりたいと存じます。 Angry: 0.467 Disgust: 0.307 Fear: 0.508 Happy: 0.521 Sad: 0.495 Surprise: 0.458
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Angry: 0.369 Disgust: 0.327 Fear: 0.511 Happy: 0.410 Sad: 0.682 Surprise: 0.473
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03:00:05 ~ 03:01:17 西田実仁君
利用者に歩み寄った情報提供の仕組み、在り方というものが問われていると思います。ホームページとかを見れば書いてありますということでは済まないわけでありまして、どうしたら文章を読まなくても必要な人に必要な情報が届いて、実際に行動に移していただけるかという視点が私は必要であるというふうに思っております。そこで、非常によくできた民間のサイトで、お悩みハンドブックというのを紹介したいと思います。これは、その監修者に依存症や孤立対策の識者を入れるなど、困っている人にどう寄り添えるかという視点で開発がされております。質問に答えていくだけで二百八十八にも上る公的支援を中心とした解決手段にたどり着くことができるという仕組みです。例えば、会社員でコロナに感染し、自宅で療養されている方にどのような支援金があるのかという情報提供について、これもよくできているんですが、内閣官房で困り事に対する支援策が探せる支援情報ナビというのがありますけれども、これとお悩みハンドブックをちょっと比較をしてみたわけでございます。 Angry: 0.373 Disgust: 0.376 Fear: 0.558 Happy: 0.541 Sad: 0.472 Surprise: 0.518
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03:01:17 ~ 03:02:04 西田実仁君
よくできてはいるんですが、内閣官房のこの支援情報ナビでは、こういうふうに質問が、会社員で疾病手当金を探すと厚労省のQアンドAに飛ぶようになっているんです。これをざっと見ていただくと、これだけ読んで自分がその対象になるかどうかをすぐさま分かる人というのはそうはいないんじゃないかというふうに正直思います。しかし、片やこのお悩みハンドブックを見てみますと、疾病手当金は病気やけがで仕事を四日以上休むときお金がもらえる制度というふうに、まず自分の疑問に答えてもらえる、回答を得ることができ、大事なのはその後でして、じゃ、それを利用するにはどうしたらいいかということを具体的な手順まで書いてあるわけでございます。 Angry: 0.458 Disgust: 0.438 Fear: 0.580 Happy: 0.385 Sad: 0.506 Surprise: 0.446
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03:02:04 ~ 03:02:56 西田実仁君
単に知識の提供とか、あるいは関連ページを紹介するだけでは、特にその先が行政のページであればあるほど、文章としては行政文書というのは正しいんですけれども、利用する立場に立ちますと、なかなか具体的なこの行動に移すことが難しいと思います。そこで、山際大臣にお聞きしたいと思いますけれども、コロナ対応で困っている方に寄り添うワンストップの情報提供の仕組みとして、例えば、あくまでも例示ですけれども、こういうお悩みハンドブックのような民間のサイトとよく連携をして、もっと寄り添うその情報提供の在り方、難しい文章を読まなくても質問に答えていけばたどり着けるような、そういう仕組みを是非御検討いただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.247 Disgust: 0.168 Fear: 0.401 Happy: 0.739 Sad: 0.587 Surprise: 0.532
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03:03:00 ~ 03:03:20 国務大臣(山際大志郎君)
ですから、政府の出す情報としても、民間のその情報サイト等々を参考にさせていただきながら、まさに先生がおっしゃったような、利用者に寄り添うような、利用者目線で使いやすいかどうかということを基準にしてつくっていくということをやらせていただきたいと思っております。 Angry: 0.497 Disgust: 0.277 Fear: 0.347 Happy: 0.706 Sad: 0.415 Surprise: 0.483
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03:03:20 ~ 03:04:14 西田実仁君
ありがとうございました。事業復活支援金、事業再構築補助金について経産大臣にお聞きします。既に事業復活支援金、順調に進んできておりますが、公明党の提案で、この申請の手続のいわゆる登録確認機関に生活衛生同業組合や商店街振興組合などが追加されました。そこで、今日お聞きしたいのは、この事業復活支援金で、一次支援金や月次支援金でもよく相談受けましたけれども、その書類の不備が何度も何度も指摘され、出しても指摘され出しても指摘されという、いわゆる不備ループと言われるものですね、これがどう改善をされているのかということをまず経産大臣にお聞きしたいと思います。 Angry: 0.555 Disgust: 0.405 Fear: 0.395 Happy: 0.638 Sad: 0.438 Surprise: 0.372
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03:04:14 ~ 03:05:02 国務大臣(萩生田光一君)
月次支援金では、提出書類から給付要件を満たすことが確認できない一部の申請者に対して、事前の同意をいただいた上で追加の書類提出を依頼してまいりました。公明党の先生方からも御指摘いただいていますが、一部の申請者に御不便をお掛けしたという事実を真摯に受け止めた上で、事業復活支援金においては改善を行ってまいりました。具体的には、追加の書類提出を求める際に求める書類や不備の内容を一層明確化にすること、現金取引の場合などにおいて事業実態を確認するための提出書類の例をあらかじめ示しておくこと、また、不備解消相談窓口の体制を充実し、審査部署との連携を強化するなど、申請者の御負担にも配慮しながら更なる改善を行うことを進めてまいりました。 Angry: 0.572 Disgust: 0.348 Fear: 0.509 Happy: 0.498 Sad: 0.411 Surprise: 0.449
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03:05:02 ~ 03:06:13 国務大臣(萩生田光一君)
引き続き、中小企業庁からも事務局をしっかりと指導し、支援を必要とする方々に迅速かつ正確に支援金をお届けできるように取り組んでまいりたいと思います。事業再構築補助金につきましては、コロナによって売上げが減少した事業者をできる限り多く支援するため、これまでは二回目の採択を認めてきませんでした。他方、令和三年度補正予算では、ポストコロナ社会を見据え、今後成長が期待されるグリーン分野について重点的な支援を行うため、グリーン成長枠を創設し、グリーン関連の案件についてはコロナによって売上げが減少していない事業者の申請も認めることとしました。 Angry: 0.622 Disgust: 0.392 Fear: 0.399 Happy: 0.545 Sad: 0.470 Surprise: 0.375
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03:05:14 ~ 03:05:44 西田実仁君
事業再構築補助金、三月に第六回目の公募が始まります。ここでは新たにグリーン成長枠というものが設けられました。公明党の提案で、これについては、通常は一事業者につき支援を受けることができる回数は一回ですけれども、グリーン成長枠については二回目も採択していいんじゃないかと、こういうふうに提案しておりますけれども、その後どうなったか、お聞きします。 Angry: 0.422 Disgust: 0.391 Fear: 0.431 Happy: 0.680 Sad: 0.472 Surprise: 0.482
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03:06:13 ~ 03:06:37 国務大臣(萩生田光一君)
公明党の皆さんからの御提案をいただいたことも踏まえ、このような政策的重要性などに鑑み、体制や資金力などについて確認した上で、グリーン成長株に限って二回目の採択を可能とする予定でございます。グリーン成長株など事業再構築補助金を御活用いただくことで、中小企業の新事業展開を後押ししてまいりたいと思います。 Angry: 0.553 Disgust: 0.344 Fear: 0.375 Happy: 0.701 Sad: 0.383 Surprise: 0.496
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03:06:37 ~ 03:07:09 西田実仁君
パンデミック条約の作成に向けてお聞きします。昨年十二月のWHOの特別総会で、今後のパンデミックに備えた国際ルール、すなわちパンデミック条約を策定するために、全加盟国に開かれた政府間交渉会議が全会一致で採択されました。新型コロナへの対応をめぐる教訓を踏まえまして、ワクチンの公平な分配あるいは情報の共有といった対応について、あらかじめ条約あるいは協定のような形で明文化することを目指しております。 Angry: 0.761 Disgust: 0.393 Fear: 0.381 Happy: 0.546 Sad: 0.312 Surprise: 0.420
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03:07:09 ~ 03:07:59 西田実仁君
昨年六月のG7サミットにおきましても、保健分野の脅威には国境がないことが首脳宣言でも強調されました。G7の担うべき特別の役割と責任として、将来のパンデミックにおける共同の行動のひな形となるような世界的な手順を作成することにより、対応の速度を改善することが掲げられました。G7として、WHOで決議されたパンデミック条約のような国際ルールの制定をリードしていくべき責任があると存じます。二〇二三年にはG7の議長国となる日本の首相として、パンデミックへの対応に関する新たな法的文書の作成に向けてどのような認識をお持ちか、お聞きします。 Angry: 0.696 Disgust: 0.391 Fear: 0.502 Happy: 0.443 Sad: 0.324 Surprise: 0.467
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Angry: 0.414 Disgust: 0.396 Fear: 0.640 Happy: 0.318 Sad: 0.543 Surprise: 0.497
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03:08:12 ~ 03:08:35 内閣総理大臣(岸田文雄君)
我が国は、パンデミックへの対応に関する新たな法的文書の作成に関して、感染症危機への対応を強化するとの目的に賛同し、我が国の経験や知見を踏まえつつ、国際的な議論に貢献していきたいと考えております。 Angry: 0.717 Disgust: 0.313 Fear: 0.510 Happy: 0.389 Sad: 0.405 Surprise: 0.347
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03:08:35 ~ 03:09:02 西田実仁君
次に、中小企業の事業再生についてお聞きします。過剰債務問題です。宿泊あるいは飲食といったいわゆる対人サービスで、かなりこのコロナの影響は深刻です。国はこれまで、いわゆるゼロゼロ融資という金利なし又は無担保の支援、資金繰り支援で支えてきましたけれども、結果として企業債務が大幅に増加しているのも事実であります。 Angry: 0.679 Disgust: 0.416 Fear: 0.496 Happy: 0.440 Sad: 0.375 Surprise: 0.431
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03:09:02 ~ 03:10:02 西田実仁君
その返済は年末にかけて本格化してまいりますが、とりわけ対人サービスの業種の中には債務返済困難な水準に達する例ももう既に見られております。これは野村総研が試算したものです。宿泊業や飲食業など対人サービス業四業種では、金融機関の債務者区分で言うところのいわゆる破綻懸念先あるいは要注意先と既になっている業種もございます。今既存の私的整理ガイドライン、法的な整理ではなく私的整理ガイドライン、つまり金融機関と企業との話合いによって債務の返済を猶予したり、あるいはその減免をしたりするようなこの私的整理ガイドラインというものについて、既存のものとは違う中小企業版を早期に策定すべきだと思いますけれども、総理の御認識をお伺いします。 Angry: 0.637 Disgust: 0.356 Fear: 0.570 Happy: 0.448 Sad: 0.280 Surprise: 0.542
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03:10:02 ~ 03:11:17 内閣総理大臣(岸田文雄君)
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、中小企業が増大する債務に苦しむ状況が長引けば、経済の回復、成長の遅れにつながる恐れがあるところ、委員御指摘の中小企業の事業再生等に関するガイドラインの策定、これは非常に重要であると認識をいたします。本ガイドラインは、現在、全国銀行協会を中心に策定作業が進められているところですが、平成十三年に策定した私的整理に関するガイドラインに比べ、債務超過解消までの年数に関する要件を緩和するなど、中小企業の方々により使い勝手の良いものとする方向で検討をいただいていると聞いております。中小企業再生支援協議会の取組に加え、こうしたガイドラインの策定による支援を通じて、事業再生に向けた関係者間の共通認識を醸成し、より一層円滑に取組を進めていきたいと考えます。 Angry: 0.396 Disgust: 0.161 Fear: 0.520 Happy: 0.556 Sad: 0.394 Surprise: 0.635
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03:11:17 ~ 03:12:13 西田実仁君
これせっかく作るんですから、是非利用していただかなければならないと思いますが、過去のいわゆる不良債権処理ということを鑑みますと、例えば観光業とかあるいは観光業が主体の自治体からしますと、概して金融機関などが持ち込む再生案件というのでは、経営権が失って、結局金融機関だけがもうかっただけじゃないかというような余りよくない印象を持っているのが実際現実なんですね。ですから、最初からそうした不信の目で入ってこられてしまうと、なかなかこのせっかく作った中小企業版の私的整理ガイドラインも活用されない、機能されない、できないではないかというふうに思っております。ましてや、今回のこのコロナ禍による経営不振というのは、社長さん、経営者の側からすると、自らの経営努力というよりもかなり外的な要因によってこうなっているという思いが強いわけであります。 Angry: 0.547 Disgust: 0.372 Fear: 0.552 Happy: 0.330 Sad: 0.494 Surprise: 0.423
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03:12:13 ~ 03:12:44 西田実仁君
そういう中で、経営責任あるいは株主の責任ということが余りその明確化というものが前面に出されますと、事業者の方からすると大変抵抗が強いんではないかと思います。コロナの影響下での経営責任の取り方をどう考えていくか、また、個別事案に応じた柔軟な経営責任の取り方もあり得るのか、お聞きしたいと思います。 Angry: 0.638 Disgust: 0.328 Fear: 0.460 Happy: 0.561 Sad: 0.304 Surprise: 0.471
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03:12:44 ~ 03:13:06 国務大臣(萩生田光一君)
今ほど総理から中小企業の円滑な事業再生のために必要なルールについてお話をさせていただきました。四十七都道府県に設置されている中小企業再生支援協議会では、経営者の退任を原則とせず、経営者、経営責任が明確化されれば役員報酬の削減や経営者が法人に対して有する債務の放棄などの対応も認めています。 Angry: 0.681 Disgust: 0.289 Fear: 0.445 Happy: 0.444 Sad: 0.327 Surprise: 0.456
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03:13:06 ~ 03:14:01 国務大臣(萩生田光一君)
現在、金融業界では、このような再生支援協議会の実務なども踏まえ、中小企業の事業再生等に関するガイドラインを検討していると承知しておりまして、経産省としては引き続き、中小企業の声も丁寧にお聞きした上で、金融庁や関係者とも連携しながら中小企業の実態に沿った再生支援に取り組んでまいりたいと思います。その上で、中小企業の事業再生は、債務者たる事業者が金融機関等の債権者と当事者間で協議し、その具体的な内容などを決定するものです。その際、当然、経営者自身が自社の置かれた状況に真摯に向き合い、地域経済や従業員のことも考え、再生計画を作成することが重要です。実際、中小企業再生支援協議会がこれまでに支援した再生計画では、従業員のリストラを伴わない計画が全体の八割となっているなど、従業員の扱いについても多様な再生計画が認められてきております。 Angry: 0.683 Disgust: 0.319 Fear: 0.485 Happy: 0.559 Sad: 0.258 Surprise: 0.518
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03:14:01 ~ 03:14:33 国務大臣(萩生田光一君)
例えば、温泉街の老舗旅館の事案では、新会社に事業を譲渡した上で旧会社の債務を整理する手法で事業承継した後継社長が、地域や従業員のために再生するという覚悟で自ら事業改善のプランを作成し、雇用を維持したまま再生するなど、事業承継と事業再生を組み合わせたケースもございますので、引き続き中小企業の声を丁寧に聞いた上で積極的な支援を進めてまいりたいと思います。 Angry: 0.577 Disgust: 0.327 Fear: 0.424 Happy: 0.753 Sad: 0.265 Surprise: 0.482
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03:14:33 ~ 03:15:02 西田実仁君
このデット・エクイティー・スワップという、債務、これを株式に変換をすることで債務負担を軽減するという手法を取る場合がありますけれども、実際にこの事業再生を進めていって、金融機関がその保有した株式をどう処理することを想定しているのか、金融担当大臣にお聞きしたいと思います。 Angry: 0.628 Disgust: 0.227 Fear: 0.427 Happy: 0.662 Sad: 0.289 Surprise: 0.550
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03:15:02 ~ 03:15:40 国務大臣(鈴木俊一君)
金融機関が、先生今御指摘になりましたデット・エクイティー・スワップ、いわゆるDESにより再生支援を行った場合でありますが、その出口といたしましては、事業者から取得した株主を、株式を、経営者や企業が買い戻したり事業を承継する第三者に売却をする、また、当該事業者の了承の下、取引先等地域の関連企業に売却するといった対応があり得るのではないかと考えております。 Angry: 0.650 Disgust: 0.143 Fear: 0.519 Happy: 0.457 Sad: 0.347 Surprise: 0.520
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03:15:40 ~ 03:16:05 西田実仁君
先ほどの経営責任の一つとして私財の提供や経営者貸付けの放棄という、いわゆる経営者の余裕資産のカットが想定にある一方で、今、金融担当大臣がおっしゃった再生の出口では、その株を経営者自ら買い取るというのも一つの出口だというお話がございました。しかし、余裕資産がなくなっている経営者がその自分の株をどうやって買うのかという問題があると思います。 Angry: 0.625 Disgust: 0.333 Fear: 0.568 Happy: 0.443 Sad: 0.289 Surprise: 0.530
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03:16:05 ~ 03:16:48 西田実仁君
したがって、私は、この事業の再生の出口というものはいろいろな形をやはり入口の段階から示していかないと、単にこれまでと同じようなことになってしまわないか。金融機関の論理だけで進んでしまうということが印象を持たれると、中小企業もなかなかこれ参画をしません。そうした意味で、例えば、この経営者の関与が何らかの形で残るというんであれば、運営権と所有権を分離するとか、あるいは観光地全体の再生というような、いろんなバラエティーに富んだその再生の出口というものをお示しいただく必要があるんではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.417 Disgust: 0.216 Fear: 0.534 Happy: 0.581 Sad: 0.421 Surprise: 0.570
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03:16:48 ~ 03:17:18 国務大臣(鈴木俊一君)
西田先生御指摘のとおり、事業者の再生支援に当たっては、事業者の経営状況に加えまして、地域やサプライチェーンにおける位置付け、地方創生への貢献状況など、事業者や地域の特性を踏まえて金融機関も積極的に様々な観点から再生の絵を描き、それを早い段階から事業者と共有して支援を進めていくことが重要であると、そのように考えております。 Angry: 0.505 Disgust: 0.366 Fear: 0.505 Happy: 0.652 Sad: 0.319 Surprise: 0.531
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03:17:18 ~ 03:18:06 国務大臣(鈴木俊一君)
事業者の身近な支え手である地域金融機関には、こうした再生支援によりまして地域経済の維持発展に一層貢献していくことを期待をいたしております。今後は、現在検討中の中小企業の事業再生等に関するガイドラインも活用しながら、再生支援を主導する金融機関が様々な支援機関と連携しつつ、新型コロナの感染状況を見据えて、早め早めに多様な選択肢の中から個々の事業者に最適な出口を描くことができるよう、私からも金融機関の取組をしっかりと促してまいりたいと思っております。 Angry: 0.261 Disgust: 0.243 Fear: 0.366 Happy: 0.793 Sad: 0.497 Surprise: 0.585
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03:18:06 ~ 03:18:42 西田実仁君
やはり、日本の再生は中小企業の再生なければないと私は思っております。そういう意味で、今回できる中小企業版の私的整理ガイドラインをやはり使っていただくように政府を挙げてしっかりと支援をしていただきたいと思います。総理には、こうしたこの中小企業版の私的整理ガイドラインによって重点的に支援すべき事業者像を明確化し、そこへの集中的支援を金融機関に依頼するなど強い働きをお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.566 Disgust: 0.247 Fear: 0.424 Happy: 0.600 Sad: 0.406 Surprise: 0.506
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03:18:42 ~ 03:19:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今後、金融機関には、取引先の業況、地域経済への影響を丁寧に把握し、重点的に支援が必要な先を特定した上で、ガイドラインを積極的に活用し、事業者の再生支援に一層注力いただくことが必要であると考えます。 Angry: 0.431 Disgust: 0.315 Fear: 0.533 Happy: 0.664 Sad: 0.399 Surprise: 0.565
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03:19:02 ~ 03:19:44 内閣総理大臣(岸田文雄君)
増大する債務に苦しむ多くの中小企業の再生支援等を力強く進めるため、御指摘も踏まえ、関係大臣が連携の上、ガイドラインの活用を促すための公的支援、すなわち第三者支援専門家や債務者を支援する外部専門家に係る費用を国費で補助するなどの措置を行うとともに、金融機関への働きかけ、その取組状況のフォロー、これをしっかりと行っていきたいと考えます。 Angry: 0.826 Disgust: 0.271 Fear: 0.377 Happy: 0.448 Sad: 0.408 Surprise: 0.309
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03:19:44 ~ 03:20:04 西田実仁君
最後に、地元ですが、DXを活用した地域防災力の強化についてお聞きしたいと思います。災害対策基本法の五十三条には、市町村は当該災害の状況及びこれに対してとられた措置の概要を都道府県に報告しなければならないと、こういうふうにあるんですね。 Angry: 0.480 Disgust: 0.310 Fear: 0.475 Happy: 0.573 Sad: 0.359 Surprise: 0.540
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03:20:04 ~ 03:21:08 西田実仁君
被災の状況、またそれに対する措置、これを報告しなければならないとあります。住民に最も近い存在であり、また危機管理の最前線に立つ首長なわけですけれども、実際は災害時にこの情報が自由に見られるようにはなっていません。国が情報集約の仕組みをつくり、それを市町村の首長の皆さんが共有できる、こういう仕組みを是非ともやりたいという思いで、先月、一月二十九日、私の地元埼玉におきまして、国道四号、越谷市レイクタウンにおいて、ローカル5Gを活用した災害情報の伝送に関する実証実験というものを視察をさせていただきました。この実証実験は、ここに概要図がありますけれども、模擬的な道路の被害想定をドローンあるいは小型スキャナーで高精細な映像やあるいは点群データというデータを取得し、ローカル5Gにより現地から伝送するものです。 Angry: 0.527 Disgust: 0.338 Fear: 0.550 Happy: 0.524 Sad: 0.372 Surprise: 0.503
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03:21:08 ~ 03:22:21 西田実仁君
この精細な映像とか点群データというのは十ギガバイトあるいは二十ギガバイトと大容量のデータとなりますので、通常の携帯電話では一ギガバイト当たり五十分超も掛かるところもあるんですが、ローカル5Gではたった二分で伝送できます。また、データを取得している状況や送信されたデータをテレビ会議システムによりリアルタイムに確認できますので、今後起き得る首都圏、首都直下地震や台風などの災害への対応を考える上で極めて有意義だと思います。そこで、国土交通大臣にお聞きしたいと思いますが、災害時において、全国各地の地方整備局や河川国道事務所が最新のICT技術を活用して道路や河川の被災映像や被災の程度を示すデータを速やかに取得し、関係する地方自治体へ伝送した上でテレビ会議システム等を用い被災状況を共有するほか、これらの取組を実現しようとしている市町村への技術的な支援や助言など、河川や国道事務所と市町村との情報共有、連携を積極的に行うべきと考えますけれども、御認識をお伺いします。 Angry: 0.597 Disgust: 0.205 Fear: 0.567 Happy: 0.477 Sad: 0.308 Surprise: 0.508
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03:22:21 ~ 03:23:04 国務大臣(斉藤鉄夫君)
西田委員おっしゃるとおり、国と地方自治体が災害時に情報共有するということは極めて大事だと思います。特に映像情報は情報量も多いし、分かりやすいし、非常に大事だと思います。国土交通省においてはこれまでも河川の水位情報やCCTVカメラ画像などをウエブサイトで公表してきており、市町村において活用されているところです。また、被災状況の全容把握に有効なヘリコプターの映像についてもリアルタイムで配信していますが、現状では専用回線で接続されている一部の市町村にとどまっており、今後全ての市町村に配信できる方法について検討してまいります。 Angry: 0.378 Disgust: 0.301 Fear: 0.445 Happy: 0.708 Sad: 0.460 Surprise: 0.494
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03:23:04 ~ 03:23:43 国務大臣(斉藤鉄夫君)
さらに、浸水状況を迅速に把握するための浸水センサーなどについても、新たな技術開発を進めた上で情報の共有に努めてまいります。なお、西田委員御指摘の実証実験、埼玉県で行われた実証実験では、高速大容量の5G通信により鮮明な現場映像が共有できることを確認したとお聞きしております。国土交通省としては、こうした取組を通じて、デジタル技術を活用した市町村との更なるデータの共有、国と市町村とのデータの共有、しっかり努めてまいります。 Angry: 0.267 Disgust: 0.211 Fear: 0.415 Happy: 0.815 Sad: 0.424 Surprise: 0.639
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03:23:55 ~ 03:24:11 国務大臣(金子恭之君)
お答え申し上げます。災害時において、住民の安否確認や現場の被災状況の把握など、国民の生命、財産を守るための情報伝達手段として通信回線の確実な確保は必要不可欠でございます。 Angry: 0.616 Disgust: 0.506 Fear: 0.533 Happy: 0.419 Sad: 0.460 Surprise: 0.395
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03:24:11 ~ 03:24:43 国務大臣(金子恭之君)
総務省におきまして、通信経路の複数ルート化や停電対策などの通信事業者が遵守すべき基準を定めており、これに基づき、通信事業者において災害時に臨時に基地局を開設できる車両や移動電源車などの配備を進めているところでございます。引き続き、通信事業者を始め関係者とも連携しながら、情報ネットワークの強靱化にしっかりと取り組んでまいります。 Angry: 0.663 Disgust: 0.380 Fear: 0.547 Happy: 0.515 Sad: 0.242 Surprise: 0.491
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03:24:43 ~ 03:25:06 西田実仁君
ある庁舎内、幾つか市町村で調べたら、庁舎内で、ローカル5Gでは二分で送れるんですけれども、庁舎内では九倍から十倍このデータのやり取りに違いがあるんですね。ですから、これだけ受け手の方の市町村の庁舎の回線速度が遅いと、せっかく5Gで送っても情報自体が伝わりません。 Angry: 0.537 Disgust: 0.261 Fear: 0.560 Happy: 0.431 Sad: 0.385 Surprise: 0.608
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03:25:06 ~ 03:25:28 西田実仁君
災害対応にも時間を要してしまいます。こうしたことには、例えば緊急防災・減災事業債といったものを庁舎内の回線を太くすることに使えるとか、そういう財政的な支援も是非してもらいたいと思いますけれども、最後、総務大臣にお聞きします。 Angry: 0.717 Disgust: 0.311 Fear: 0.370 Happy: 0.493 Sad: 0.438 Surprise: 0.361
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03:25:28 ~ 03:26:00 国務大臣(金子恭之君)
委員御指摘のとおり、災害時においても自治体が迅速に情報共有できることが必要であります。総務省ではこれまでも、災害発生時において関係機関間で通信が確実に確保されるよう、国、都道府県、市町村において消防防災通信ネットワークの整備を進めてまいりました。また、庁舎内でのネットワークについても、災害発生に備えた対策の考え方を示すなどの取組も行ってまいりました。 Angry: 0.483 Disgust: 0.302 Fear: 0.603 Happy: 0.437 Sad: 0.402 Surprise: 0.556
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03:26:00 ~ 03:26:23 国務大臣(金子恭之君)
一方で、情報の高度化、大容量化が進む中で市町村の回線の速度が十分かという御指摘がございました。災害時においても情報共有を円滑に進められるような自治体のネットワーク環境の在り方について、総務省としても現状をしっかりと把握するなど、関係省庁とも連携して検討してまいります。 Angry: 0.414 Disgust: 0.325 Fear: 0.567 Happy: 0.559 Sad: 0.432 Surprise: 0.547
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03:27:02 ~ 03:27:57 伊藤孝江君
公明党の伊藤孝江です。今日はよろしくお願いいたします。まずは、新型コロナ対策に関連する質問をさせていただきます。観光、交通産業に関して国土交通大臣にまずお伺いをさせていただきます。コロナ禍において、観光産業や観光に関連した地場のバスやタクシーなどの交通産業は大変な打撃を受けております。私の地元の兵庫県でも、これらの産業は地域経済や雇用を支えているというだけではなく、今後の地方創生にとっても極めて重要な役割を担っていくと、果たしていかれるということを期待をしております。このような産業の地域経済における役割をどのように認識をしているのか、また、今後どのように支え、振興していくのかについて、国土交通大臣の見解を問わせていただきます。 Angry: 0.388 Disgust: 0.285 Fear: 0.420 Happy: 0.719 Sad: 0.463 Surprise: 0.512
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Angry: 0.277 Disgust: 0.226 Fear: 0.326 Happy: 0.914 Sad: 0.387 Surprise: 0.571
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03:28:03 ~ 03:29:26 国務大臣(斉藤鉄夫君)
そして、地域活性化の重要な担い手です。また、公共交通は、住民の暮らしや地域経済を支える不可欠なインフラです。こうした観光、交通関連事業者は年明けからのオミクロン株の急激な感染拡大等により大変厳しい状況にあると認識しておりまして、これはしっかり支えていかなければいけないと認識しております。このため、いわゆる業種横断的な雇用調整助成金等々のほか、GoToトラベル事業を始めとする観光需要の喚起策、今GoToトラベル事業は一旦停止しておりますけれども、観光、交通関連事業者に特化した支援と。今GoToトラベルをストップしている中でも、観光、交通関連事業者に特化した支援として、地域一体となった宿や観光地の再生、高付加価値化、デジタル技術を活用した宿泊施設による顧客管理の高度化、それから、地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出、それから、交通の方ですが、地域の鉄道、バス、離島航路等の公共交通機関の運行維持などに対するこれまでにない手厚い支援などの措置を講じております。 Angry: 0.486 Disgust: 0.334 Fear: 0.511 Happy: 0.503 Sad: 0.454 Surprise: 0.479
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03:29:26 ~ 03:29:39 国務大臣(斉藤鉄夫君)
今後とも、その時々の経済動向等に応じて、事業者の皆様の声を丁寧にお伺いしながら、必要な支援を継続的に実施できるよう頑張っていきたいと思います。 Angry: 0.233 Disgust: 0.145 Fear: 0.242 Happy: 0.865 Sad: 0.713 Surprise: 0.478
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03:29:39 ~ 03:30:03 伊藤孝江君
ありがとうございます。今、雇用調整助成金についても言及をいただきました。コロナで大きな影響を受けている事業者にとっては雇用調整助成金が命綱でもあります。ただ、現行の特例措置は三月末までとなっています。公明党として、山口代表が政府・与党連絡会議でこの延長を求めさせていただき、昨日は官房長官への申入れも行っております。 Angry: 0.565 Disgust: 0.381 Fear: 0.408 Happy: 0.585 Sad: 0.448 Surprise: 0.431
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03:30:03 ~ 03:30:39 伊藤孝江君
今後の対応については、労働政策審議会の意見も踏まえ、二月末までに決めるということになっています。ただ、二月末までといっても、もう二月は平日は今日の二十五日と週明けの二十八日の月曜日しかありません。事業者も従業員も大変不安に思われてもいます。少しでも早い延長の判断を待っておられます。一定の期間、現行水準の内容を維持することについて、是非総理の決断をお願いいたします。 Angry: 0.397 Disgust: 0.305 Fear: 0.566 Happy: 0.519 Sad: 0.452 Surprise: 0.559
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03:30:39 ~ 03:31:07 内閣総理大臣(岸田文雄君)
雇用調整助成金については、これまでに例のない特例措置を講じ、事業主の雇用の維持を強力に支援してきたところです。そして、おっしゃるように、四月以降の取扱いについては、雇用情勢を見極めながら具体的な助成内容を検討の上、二月末までに改めてお知らせすることとしております。 Angry: 0.612 Disgust: 0.413 Fear: 0.439 Happy: 0.568 Sad: 0.403 Surprise: 0.402
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03:31:07 ~ 03:31:36 内閣総理大臣(岸田文雄君)
方針の決定に当たってはオミクロン株の感染拡大により多くの事業者が厳しい状況に置かれていることも踏まえる必要があると考えており、厚生労働省において、本日夕刻の労働政策審議会で丁寧に御意見を伺った上で、特例措置を延長する方向で速やかに検討し、公表したいと考えます。 Angry: 0.709 Disgust: 0.304 Fear: 0.548 Happy: 0.296 Sad: 0.381 Surprise: 0.396
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03:31:36 ~ 03:32:04 伊藤孝江君
ありがとうございます。その決断を本当に待っておられた方もたくさんいらっしゃいますし、喜んでいただくこともできると思います。私たちもしっかり頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします。では次に、資金繰り対策についてお伺いをいたします。コロナ禍においては、公庫や民間における無利子無担保融資で資金繰り対策を行ってきています。据置期間については一年以内の方が五割以上ということで、既に返済が始まっている方も大勢おられます。 Angry: 0.363 Disgust: 0.305 Fear: 0.371 Happy: 0.696 Sad: 0.578 Surprise: 0.443
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03:32:04 ~ 03:32:30 伊藤孝江君
ただ、コロナ禍が長引く中で経済情勢が改善せず、返済できないという声もたくさん聞いております。柔軟なリスケですね、条件の変更に応じるように政府から官民の金融機関に徹底すべきだと考えますけれども、経産大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.452 Disgust: 0.264 Fear: 0.528 Happy: 0.486 Sad: 0.428 Surprise: 0.510
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03:32:30 ~ 03:33:09 国務大臣(萩生田光一君)
まず、これまでも官民の金融機関に対して鈴木大臣とともに、事業者からの債務の条件変更の申出があった場合、据置期間の長期の延長などを積極的に提案するなど、既往債務の条件変更等について事業者の実情に応じた柔軟な対応を行うよう、累次にわたって要請してまいりました。今お話があったように、借りたときは一年後には返そうと決めた方も、ちょっと状況の変化で少し伸ばしたいというこういう御相談も含めて、その結果、政府系金融機関においては、リスケの申出があったもののうち約九九・七%の申出に応諾しており、多くの事業者からの申出に応じていただいているものと承知しております。 Angry: 0.320 Disgust: 0.188 Fear: 0.496 Happy: 0.669 Sad: 0.398 Surprise: 0.686
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Angry: 0.437 Disgust: 0.309 Fear: 0.546 Happy: 0.379 Sad: 0.610 Surprise: 0.413
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Angry: 0.380 Disgust: 0.230 Fear: 0.378 Happy: 0.612 Sad: 0.539 Surprise: 0.599
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03:33:27 ~ 03:34:13 国務大臣(鈴木俊一君)
民間金融機関に対しましても、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者の資金繰り支援に全力を挙げていただくように、累次にわたって要請をしているところでございます。こうした要請等もありまして、民間の金融機関におきましても、九九%の条件変更の申出に応諾しており、厳しい状況に置かれている多くの事業者の資金繰りを支えてきたものであると考えております。足下ではまだ数多くの事業者が感染症の影響を受けておりまして、引き続き、資金繰り支援に万全を期すよう、民間金融機関に対しましてもしっかりと促してまいります。 Angry: 0.360 Disgust: 0.392 Fear: 0.610 Happy: 0.360 Sad: 0.541 Surprise: 0.483
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03:34:13 ~ 03:35:15 伊藤孝江君
ありがとうございます。次に、エッセンシャルサービスを担っておられる交通事業者への支援について伺います。交通事業者は、外出自粛や人流抑制等の影響により運賃収入が大きく減少し、極めて厳しい状況に置かれております。その中でも、特にバス事業者は、コロナ禍においてバス内における徹底した感染予防策を講じつつ事業を行うとともに、ワクチン接種会場への送迎や大型バスをワクチン接種会場として提供するなど、感染症対策にも大きな役割を果たしています。コロナ禍にあってもバスは国民生活にとって重要な公共交通機関であり、また、観光振興や災害時の輸送等で欠かすことのできないインフラであることは論をまちません。現在、苦境にあるバス事業者に対し、地方創生臨時交付金を活用し、きめ細かく支援を講ずる必要があると考えますけれども、総理の見解を伺います。 Angry: 0.462 Disgust: 0.335 Fear: 0.472 Happy: 0.564 Sad: 0.507 Surprise: 0.449
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03:35:15 ~ 03:36:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
バスを始めとする交通事業者は国民生活や経済活動を支えていますが、現在、新型コロナの影響で厳しい状況にあると認識をしております。このような中、交通サービスを維持するため、政府においては、交通事業者に対し、累次の補正予算により感染症対策や観光事業者と連携した実証運行などに対して支援を行っているところです。加えて、雇用確保のための雇用調整助成金、資金繰りのための無利子無担保融資などの事業者支援のほか、地域の実情に応じて約千の自治体において地方創生臨時交付金を活用した地域交通支援策、これを講じているところです。 Angry: 0.514 Disgust: 0.286 Fear: 0.499 Happy: 0.422 Sad: 0.440 Surprise: 0.518
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03:36:11 ~ 03:36:32 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、この地方創生臨時交付金の活用事例を自治体に共有するとともに、各種支援をしっかり執行していくことによって、バス事業者の事業継続と雇用の確保に対してきめ細かく取り組んでいきたいと考えます。 Angry: 0.703 Disgust: 0.425 Fear: 0.426 Happy: 0.410 Sad: 0.510 Surprise: 0.345
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03:36:40 ~ 03:37:01 国務大臣(斉藤鉄夫君)
今総理が御答弁されたとおりでございますけれども、特に交通事業者に対して感染症対策、それから観光事業者と連携した実証運行、それから既存の補助路線の欠損額に対する追加的な支援などを行っていきたいと思っております。 Angry: 0.493 Disgust: 0.492 Fear: 0.555 Happy: 0.451 Sad: 0.455 Surprise: 0.359
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03:37:01 ~ 03:37:32 国務大臣(斉藤鉄夫君)
そして、地方創生臨時交付金ですけれども、各自治体に各地方の運輸局から、是非この地方創生臨時交付金をバス事業支援に使ってほしいというふうに働きかけをしております。そして、今総理から答弁ありましたように、千の自治体で今活用いただいておりますが、それをもっと拡充していきたいと決意しております。 Angry: 0.269 Disgust: 0.203 Fear: 0.383 Happy: 0.796 Sad: 0.550 Surprise: 0.517
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03:37:32 ~ 03:38:11 伊藤孝江君
ありがとうございます。次に、就職活動の支援について伺います。令和四年度の卒業予定者を対象とした就職活動が、この三月一日から企業説明会の受付が始まります。ただ、試験や面接などでPCR検査で陰性証明がないと受けられない会社があるなど、コロナで試験や面接が受けられなければ就職のチャンスを逃すんじゃないかと、学生として非常に不安だというお声をいただいています。昨年は、政府から経済団体に、コロナ関係のやむを得ない理由により面接、試験に出席できないことをもって、その後の採用選考に影響を与えることのないよう要請をされています。 Angry: 0.383 Disgust: 0.271 Fear: 0.500 Happy: 0.556 Sad: 0.542 Surprise: 0.479
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03:38:11 ~ 03:38:39 伊藤孝江君
この要請は昨年二月十九日に発信されましたが、今年は三月一日を目前にしていまだ発信がなく、より不安を大きくしていると思っております。今の感染状況を踏まえると、本年も早急に政府から関係団体に強力に要請をしていくべきであると考えますが、若宮大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.419 Disgust: 0.179 Fear: 0.621 Happy: 0.490 Sad: 0.344 Surprise: 0.617
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03:38:39 ~ 03:39:11 国務大臣(若宮健嗣君)
委員が今御指摘になられましたように、コロナ禍におきましても学生の就職採用活動、この機会が公平公正に担保されること、確保されることは非常に重要だというふうに認識をいたしているところでございます。昨年のコロナ禍におきましては、この関係省庁連名で経済団体等に対しまして、発熱や濃厚接触等により企業の説明会あるいは面接、試験に出席できないことをもって、その後の採用の選考で不利な扱いを受けないように配慮をしていただきたい旨の要請をしたところでもございます。 Angry: 0.352 Disgust: 0.237 Fear: 0.508 Happy: 0.614 Sad: 0.419 Surprise: 0.591
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03:39:11 ~ 03:39:37 国務大臣(若宮健嗣君)
本年も、委員が先ほどお話しになられましたように、三月から、来年、二〇二三年の三月に御卒業あるいは修了予定の就職の採用活動が開始をされます。本年の対応につきまして、議員の御指摘しっかり受け止めまして、学生と企業が安心して就職採用活動に取り組めるよう、関係省庁と連携して、スピード感を持って対応してまいりたいと思っております。 Angry: 0.383 Disgust: 0.201 Fear: 0.366 Happy: 0.742 Sad: 0.521 Surprise: 0.546
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03:39:37 ~ 03:40:28 伊藤孝江君
次に、コロナ禍におけるオンライン教育についてお伺いをします。小学校の校長先生からいただいた御要望なんですが、その地域では、濃厚接触者として自宅待機をしている教員、体調に問題がなくても自宅からオンラインでのホームルームなどへの参加が認められていないと、せめてホームルームなどでふだん接している先生に会うことができれば児童生徒も安心することができるのではないかということでしたが、そもそも濃厚接触者として自宅待機をしている教員が自宅からオンラインでホームルームに参加することはできるのかという点と、仮に可能であれば、どういう点に留意すべきかという点について、末松大臣、よろしくお願いいたします。 Angry: 0.359 Disgust: 0.265 Fear: 0.339 Happy: 0.835 Sad: 0.498 Surprise: 0.454
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03:40:28 ~ 03:41:05 国務大臣(末松信介君)
伊藤先生にお答え申し上げます。地方公務員であります教員が新型コロナウイルスに感染した場合や濃厚接触者になった場合は、学校に出勤するのではなく、自宅等で療養、待機をすることとなります。ただし、無症状であるなど自宅等において勤務が可能であるときは、体調の急変や執務環境の確保に十分留意する必要はあるものの、各教育委員会の判断によりまして、自宅等から朝の会議など参加することは可能であるということでした。 Angry: 0.392 Disgust: 0.290 Fear: 0.494 Happy: 0.644 Sad: 0.488 Surprise: 0.503
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03:41:05 ~ 03:41:28 国務大臣(末松信介君)
親しいちょっと教員と話をしましたけれども、生徒さんと先生とがタブレットで映り合ったときに、そのときに、濃厚接触者であるということを言ってしまうのか、体調が悪いと言うのか、非常にデリケートな問題だなという話はちょっとおっしゃっておられましたですね。以上です。 Angry: 0.535 Disgust: 0.443 Fear: 0.492 Happy: 0.551 Sad: 0.426 Surprise: 0.449
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03:41:28 ~ 03:42:29 伊藤孝江君
ありがとうございます。実質的に本当に生徒にとっていい形での対応をしていただくことができるように、また訴えていきたいと思います。次に、オンライン授業についてですが、お聞きします。このオンライン授業もリアルな授業と遜色ないものにしていくことが必要だと考えますが、現状における運用は各教育委員会とか学校に委ねられているということです。オンライン授業の緊急調査をされている大学教授から、ある学校の授業の様子を教えていただきました。そこは、オンライン授業に出席できるのは登校不安の生徒のみで、体調不良や不登校の生徒は出席できないこと、オンライン授業は一日二時間のみであること、同学年の生徒が全員同じ授業を見ることになり、自分のクラスの授業とは限らないので、既に習ったものだったり進み過ぎたりしていることがある、誰が授業を受けているか分からないようにするために、生徒の名前は先生にしか分からない番号で表示され、画面もマイクもオフにすると、そういうような形で対応されていると。 Angry: 0.367 Disgust: 0.261 Fear: 0.460 Happy: 0.618 Sad: 0.502 Surprise: 0.546
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03:42:29 ~ 03:43:06 伊藤孝江君
保護者の方からは、これでは教育系のユーチューブを見ている感覚に近いということと、本当に先生方が、空き時間の先生も配信に協力をしてくださっていて、もう本当にその努力に感謝をする中で、ただ、このやり方では先生も生徒もなかなか満足するのが難しいんじゃないかという問題提起でした。このオンラインの出席対象者をどう考えるかとか、オンライン授業を受けている生徒が誰か分からないようにする必要がどこまであるのかというのを各教育委員会などでそれぞれ判断し対応するというのは、相当な負担になっているんじゃないかなと想像もできます。 Angry: 0.331 Disgust: 0.225 Fear: 0.523 Happy: 0.530 Sad: 0.508 Surprise: 0.571
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03:43:06 ~ 03:43:32 伊藤孝江君
文科省として、今後、オンライン授業の質を確保し、各学校の負担軽減を図っていくためにも、オンライン授業の実態を把握し、運用面での統一したルールを示していくべきだと考えますけれども、大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.525 Disgust: 0.215 Fear: 0.507 Happy: 0.481 Sad: 0.481 Surprise: 0.518
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03:43:32 ~ 03:44:02 国務大臣(末松信介君)
今先生からいいお話をいただきまして、有効であるという認識を持っておるんですけど、様々な問題が出ておることは承知はいたしてはございます。それで、このオンライン授業でありますけれども、臨時休業等によりましてやむを得ず登校できない状況に至った場合でも、あらゆる手段を講じて学びの継続を行う必要がございます。オンライン学習も有効な手段と考えておりまして、その体制の整備は大変重要です。 Angry: 0.256 Disgust: 0.221 Fear: 0.480 Happy: 0.745 Sad: 0.453 Surprise: 0.576
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03:44:02 ~ 03:45:00 国務大臣(末松信介君)
このため、文部科学省から各教育委員会に調査を実施をしましたところ、一月末時点で、全国の公立小中学校等のうち九五・二%で端末持ち帰りの準備済みとの回答を頂戴をいたしております。さらに、ICT端末によるオンライン学習も含めまして、臨時休業期間中の学習指導等に関する具体的な取組状況を把握するため、現在調査を実施中でございます。オンライン教育の統一したルールでありますけれども、このオンライン授業の質の確保につきましては、やむを得ず登校できない児童生徒に対してオンライン、そして、指導を行う際のチェックリストや、分散登校とオンライン学習をハイブリッドで行うことを含む学習指導の事例集などを作成して、周知はいたしてございます。 Angry: 0.411 Disgust: 0.271 Fear: 0.453 Happy: 0.734 Sad: 0.338 Surprise: 0.583
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03:45:00 ~ 03:45:20 国務大臣(末松信介君)
さらに、今年度中に端末持ち帰りのルール作りなどを含む端末活用のガイドラインを策定する予定でありまして、オンライン学習の質の向上と先生方の負担軽減につながるように、引き続き取り組んでまいります。先生の御指導をよろしくお願いを申し上げます。 Angry: 0.321 Disgust: 0.306 Fear: 0.437 Happy: 0.757 Sad: 0.518 Surprise: 0.487
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03:45:20 ~ 03:46:16 伊藤孝江君
ありがとうございます。では、ちょっとテーマを変えてヤングケアラーに関しての質問で、済みません、また末松大臣にお伺いをさせていただきます。今回の予算では、ヤングケアラーの支援体制強化事業が創設されておりまして、自治体による実態調査、また研修などの事業が進められることになります。自治体が支援策を検討するためにも実態把握は重要であることに加え、子供に対する調査を通して児童生徒らにヤングケアラーのことを知ってもらうということもできます。この実態調査の実施に当たっては、広く調査をするためにも、回答の回収率を上げるためにも、学校現場での協力が不可欠というふうに思いますが、ただ、現実には、先生方の負担が増えてしまうとか調査の必要性が感じられないという理由で、なかなか学校の協力が得られないというような実情も聞いております。 Angry: 0.298 Disgust: 0.303 Fear: 0.439 Happy: 0.708 Sad: 0.546 Surprise: 0.501
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Angry: 0.462 Disgust: 0.373 Fear: 0.523 Happy: 0.317 Sad: 0.654 Surprise: 0.383
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03:46:36 ~ 03:47:00 国務大臣(末松信介君)
伊藤先生にお答え申し上げます。全ての児童生徒が家庭環境に左右されることなく豊かな学校生活を送って安心して教育を受けられる環境を整備すること、不可欠であります。このため、ヤングケアラーにつきましては、関係機関が連携して適切に把握し、必要な支援につなげていくことが大変重要でございます。 Angry: 0.405 Disgust: 0.332 Fear: 0.523 Happy: 0.567 Sad: 0.542 Surprise: 0.460
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03:47:00 ~ 03:47:58 国務大臣(末松信介君)
御指摘のヤングケアラーに関する調査への教育委員会の関与につきましては、昨年の五月、文科省と厚労省との連携プロジェクトチームの報告書におきましては、ヤングケアラーに関する問題意識を喚起するためには地方自治体単位で実態調査を行うことが有効であると明記しておりまして、この報告書について教育委員会にも周知し、支援の充実を依頼しているところでございます。今後、文部科学省としましては、生徒指導関連の会議において教育委員会が積極的に調査実施に関わるなど、福祉部局との連携が適切になされるよう、指導、助言を行ってまいりたいと思います。引き続き、厚生労働省と連携をしまして全国的な実態把握と支援の充実にしっかりと努めてまいりたいと、そういうふうに思ってございます。よろしくお願いします。 Angry: 0.461 Disgust: 0.312 Fear: 0.376 Happy: 0.743 Sad: 0.401 Surprise: 0.448
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03:48:01 ~ 03:49:14 伊藤孝江君
続きまして、ヤングケアラーの支援に対しての地方自治体に対する支援についてお伺いをいたします。これまでヤングケアラーの問題が見過ごされていたのは、役所の担当部署が明確ではないということも原因の一つでした。福祉、健康、子供、教育など、どの部署も関係はするけれども、直接ヤングケアラーに対する支援を想定したという部署ではありません。神戸市では、ヤングケアラーよりも上の世代も対象として、こども・若者ケアラー支援担当というところを設置をしています。先般、この職員の方々から、専門の部署を設けた効果や、相談支援窓口や当事者のためのカフェなどの現状と課題を伺いました。試行錯誤しながらもできることをやっていくとの方針を、もう本当に大変心強く感じたところです。他方、専門部署を置く形ではなく、今ある部署が連携を取れるようにコーディネーターを置く形で対応する自治体もあります。ヤングケアラーの支援のために、それぞれの自治体が実情に応じて多機関が連携する体制を構築することができるよう、地方自治体に対する支援を充実強化すべきと考えますが、厚労大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.356 Disgust: 0.302 Fear: 0.436 Happy: 0.663 Sad: 0.529 Surprise: 0.505
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03:49:14 ~ 03:50:13 国務大臣(後藤茂之君)
ヤングケアラーの支援体制を構築するためには、今、伊藤委員からも御指摘がありましたモデル事業の支援体制構築事業など、地方自治体による取組を国がしっかりと支援することが重要だと考えております。地方自治体による実態調査、関係機関職員への研修、関係機関と支援者団体等とのパイプ役となるコーディネーターの配置、支援者団体によるピアサポート等の悩み相談等、こうしたしっかり支援事業をモデル事業としてやっていきたいと思っております。また、本年度の多機関連携によるヤングケアラーへの支援の在り方に関する調査研究におきましては、今委員から御指摘のあった、福祉、介護、医療、教育といった様々な分野が連携するということの重要性に鑑みました事業を行っております。 Angry: 0.382 Disgust: 0.283 Fear: 0.458 Happy: 0.692 Sad: 0.414 Surprise: 0.543
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03:50:13 ~ 03:50:45 国務大臣(後藤茂之君)
自治体における発見の着眼点や支援のつなぎ方など、その成果のマニュアルをまとめまして、来年度前半には周知を行っていきたいというふうに考えております。こうした取組を通じて地方自治体をしっかり支援し、関係機関、団体等がしっかりと連携しながら、ヤングケアラーへの必要な支援が行われるよう取り組んでまいりたいと思います。 Angry: 0.313 Disgust: 0.231 Fear: 0.415 Happy: 0.714 Sad: 0.480 Surprise: 0.577
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03:50:45 ~ 03:51:05 伊藤孝江君
このヤングケアラーという問題から、不登校や引きこもり、いじめなどにつながる可能性も考えられます。様々な状況の中で、社会との関係を持てずに人知れず困難を抱えている人たちが多いと、こういう人たちにこそ支えていくというメッセージを国がしっかりと届けていくべきではないかと考えています。 Angry: 0.510 Disgust: 0.360 Fear: 0.581 Happy: 0.326 Sad: 0.566 Surprise: 0.429
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03:51:19 ~ 03:52:08 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ヤングケアラーへの支援については、その実態把握を進めつつ、相談体制の構築など必要な支援を当事者の方々にしっかりと届けていきたいと考えます。さらに、ヤングケアラーにとどまらず、介護、育児、引きこもりなど、孤独、孤立の中で不安を抱えておられる方々に寄り添い、支えるために、昨年末に政府として初めて取りまとめた重点計画に沿って、国、地方、さらにはNPOの連携の下、当事者の立場に立ったきめ細かな施策を推進していきたいと考えます。 Angry: 0.378 Disgust: 0.233 Fear: 0.443 Happy: 0.562 Sad: 0.666 Surprise: 0.442
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03:52:08 ~ 03:53:02 伊藤孝江君
ありがとうございます。次に、テーマを変えて、使用済太陽光パネルの処理についてお伺いをいたします。エネルギー政策の中で、太陽光発電はこれから更に重要な柱として期待されます。だからこそ、安定した発電環境を整えると、整えていくということが大事だと考えています。環境省によれば、二〇三八年から二〇五〇年にかけて年間約五十から八十万トンもの大量の太陽光発電用パネルが廃棄物として排出されると見込まれています。このパネルの処分方法としては、大きくは三通りですね、リユースとリサイクルと破砕して埋めるという方法が考えられます。環境省が二〇一九年に調査を行った際に、この使用済パネルのほとんどがリユースやリサイクルとして活用されたという報告がなされております。 Angry: 0.396 Disgust: 0.312 Fear: 0.415 Happy: 0.706 Sad: 0.442 Surprise: 0.512
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03:53:02 ~ 03:54:08 伊藤孝江君
ただ、これについては、リユース、リサイクル業者だけに行った調査で、リユース、リサイクルを目的として持ち込まれたものを対象とした調査なので、処分全体の実態を反映しているということには捉えられないかなと考えています。今後、一般の住宅からの廃棄パネルが増加した場合、その多くは自宅の建て替えに伴い解体業者から排出されることになります。必ずしもリユース、リサイクルに向けられるとは限らず、破砕の後、埋立処分業者に持ち込まれることが想定されます。ところが、この業者さんたちにお聞きをすると、埋立処分場に確認をしたときに、現状でも、当社では一切受入れはしません、あるいは積極的に受け入れたい品目ではないですというふうに回答が来るという実情も聞いております。また、もう一点の課題として、太陽光パネルには鉛、カドミウム、ヒ素などといった有害物質が含まれているものがあり、この成分によって処理の仕方が変わります。 Angry: 0.359 Disgust: 0.369 Fear: 0.560 Happy: 0.560 Sad: 0.452 Surprise: 0.536
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03:54:08 ~ 03:55:22 伊藤孝江君
しかし、海外用の、あっ、ごめんなさい、海外製のパネルには、メーカーの廃業や倒産などで成分を特定できないものもあり、この成分表というのがないものがあります。成分表がなければ、そのままでは撤去業者などに引き取ってもらうことができません。引き取ってもらうには、改めて費用を掛けて成分調査をした上でお願いをするということが求められます。このような現状を考えると、この太陽光発電のパネルが法令に従い安全かつ適切に処分されるのかどうかというのが甚だ不安なところもあります。これから大量廃棄時代を迎える前に、そしてまた太陽光発電ということをしっかりと進めていくためにも、確実な処分方法を検討することが必要であり、まずは実態調査ですね、解体業者や撤去業者を対象として、不要になったこの太陽光発電パネルの処分についての実態調査を行うべきではないかと考えますけれども、環境大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.428 Disgust: 0.279 Fear: 0.608 Happy: 0.392 Sad: 0.508 Surprise: 0.518
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03:55:22 ~ 03:56:11 国務大臣(山口壯君)
伊藤議員にお答えします。太陽光発電については、おっしゃるとおり、二〇一〇年前後からだと思うんですけれども、大量に短期間の間に導入が進んだことで、寿命が二十年から三十年だとしたら、二〇三〇年代後半にパネルが大量に排出されると、本格化するということが見込まれているわけですね。しかも、今現在においても、自然災害あるいは新しいパネルへの張り替えによって一部では既に排出が始まっていると、そういうことを踏まえての御質問だと思います。環境省では、現在の使用済太陽光パネルのリユース、リサイクルに関する取扱状況の把握のために、おっしゃるとおり、二〇一九年から、アンケートでもってリユース業者、それからリサイクルの中間処理事業者、そして埋立処分事業者に対するヒアリングを実施してきたところです。 Angry: 0.535 Disgust: 0.379 Fear: 0.505 Happy: 0.568 Sad: 0.337 Surprise: 0.496
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03:56:11 ~ 03:56:35 国務大臣(山口壯君)
今後は、御提案のところも踏まえさせていただいて、調査対象を解体撤去事業者にまで拡大して、そして、パネルの排出や中間処理事業者における受入れ状況等のより細やかな実態把握に努めて、将来的な大量廃棄の局面にも備えてまいりたいと思っております。 Angry: 0.442 Disgust: 0.331 Fear: 0.542 Happy: 0.467 Sad: 0.432 Surprise: 0.553
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03:56:35 ~ 03:57:02 伊藤孝江君
ありがとうございます。実際に処分に携わられる解体であったり工務店の方たちからすると、本当に適切な処分をしていきたいと、そのために今課題をしっかりと聞いてほしいというような声もいただいた上で今日は御質問させていただきました。大臣からも、実態調査をするということで力強い答弁もいただきましたので、私たちもしっかりと応援させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 Angry: 0.223 Disgust: 0.216 Fear: 0.268 Happy: 0.883 Sad: 0.621 Surprise: 0.497
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03:57:02 ~ 03:57:59 伊藤孝江君
この太陽光パネルの問題ですけれども、万が一不法投棄をされた場合に、先ほどお話をしたような有害物質というのが含まれている場合には、その有害物質が流出をして土壌汚染につながるリスクもあります。その場合には、アスベストやPCBのような処理困難物になりかねないという状況でもあります。この太陽光パネルの廃棄につきましては、今の環境省だけではなく、経済産業省、また国交省、有害物質があるということであれば厚労省も含め、関係する省庁間の連携が大変重要になるのではないかと考えております。この大量廃棄時代を想定したときに、適正な撤去処分制度を確立する必要があると、そのためには総理の強いリーダーシップが必要と考えますが、総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.470 Disgust: 0.360 Fear: 0.564 Happy: 0.418 Sad: 0.412 Surprise: 0.502
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03:57:59 ~ 03:58:13 内閣総理大臣(岸田文雄君)
再生可能エネルギーの導入拡大を推進する上で、地域の懸念に応える意味でも、太陽光パネルの適切な廃棄に関する取組を進めることは重要であると認識をいたします。 Angry: 0.536 Disgust: 0.314 Fear: 0.416 Happy: 0.519 Sad: 0.516 Surprise: 0.408
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03:58:13 ~ 03:59:18 内閣総理大臣(岸田文雄君)
現在、ガイドラインなどでメーカーや工務店に対して廃棄の適切な進め方に関して周知するほか、業界団体と連携し、販売業者に設置者向けの適切な説明をするよう求めており、こうした周知活動を通じ、くまなく情報が伝わるよう徹底してまいります。また、議員御指摘のように、今後の使用済太陽光パネルの大量廃棄に備え、処理が円滑に進む体制をつくっていくことが重要です。このため、太陽光パネルの排出に関する解体撤去時や、中間処理の際の課題の更なる把握に努め、高度なリサイクルが可能な事業者に関する情報提供や高効率なリサイクル設備の導入補助など、適正処理の受皿となる体制整備に努めていきたいと考えます。 Angry: 0.565 Disgust: 0.302 Fear: 0.440 Happy: 0.515 Sad: 0.453 Surprise: 0.470
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04:00:02 ~ 04:01:04 矢田わか子君
まず、ウクライナ情勢の緊迫が、状態になっております。通告していませんが、総理、まず、岸田内閣におけるロシア経済分野協力担当大臣、どなたになりますか。そうですね、萩生田大臣だというふうに認識をしておりますが、大臣、今どのような職務をされていますか。どのような職務を。 Angry: 0.418 Disgust: 0.249 Fear: 0.559 Happy: 0.511 Sad: 0.428 Surprise: 0.635
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04:01:04 ~ 04:01:21 国務大臣(萩生田光一君)
このウクライナに対してでよろしいですか。政府全体で様々な対応を今検討しておりますので、その中で、経済分野、対経済分野に関しては私の方で様々な準備をしています。 Angry: 0.589 Disgust: 0.305 Fear: 0.298 Happy: 0.650 Sad: 0.485 Surprise: 0.463
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04:01:39 ~ 04:02:04 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回のロシアによるウクライナ侵攻、これは明白な国際法違反であり、我が国として強く非難をしています。そして、この今回の事態を受け、既に明らかにしている制裁措置に加えて、制裁措置を強化するということを本日明らかにいたしました。 Angry: 0.715 Disgust: 0.334 Fear: 0.510 Happy: 0.295 Sad: 0.365 Surprise: 0.514
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04:02:04 ~ 04:03:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
資産凍結と査証発給停止、金融分野での制裁、そして半導体などの輸出管理の厳格化、この三つの分野における対ロ制裁措置を速やかに実施をすることを明らかにしている次第であります。従来から、我が国は、領土問題を解決して日ロ平和条約を締結するという基本方針の下に、この経済を始め日ロ関係全体を底上げしていく中にあって両国の関係を構築していくという方針であります。 Angry: 0.744 Disgust: 0.327 Fear: 0.473 Happy: 0.485 Sad: 0.271 Surprise: 0.455
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04:03:09 ~ 04:04:10 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ということから、この日ロにおける経済関係を支え、盛り上げていく職責は重要であると認識をしてきました。しかしながら、今御案内のような大変厳しい状況にあります。今は、まず先ほど申し上げた制裁措置をしっかり実行し、そしてこれをG7を始めとする国際社会とともにしっかりとこの表明をし、そしてこうした国際法違反の行為が高いコストを伴うものであるということをしっかり明らかにすることが重要であると思います。ですから、当面は領土問題等について申し上げることは控えなければいけないのではないかと考えております。 Angry: 0.391 Disgust: 0.271 Fear: 0.531 Happy: 0.481 Sad: 0.547 Surprise: 0.531
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04:04:10 ~ 04:04:38 矢田わか子君
その上で、更なるこの原油高の高騰によりまして、しかも一バレル百ドルを七年七か月ぶりに超えてきたということもあって長期化も予測されております。国民民主党が求めてきましたトリガー条項の凍結解除についてそろそろ決断をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.497 Disgust: 0.313 Fear: 0.577 Happy: 0.289 Sad: 0.524 Surprise: 0.497
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04:04:38 ~ 04:05:19 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、エネルギー価格の高騰、これは国民生活そして日本経済に大きな影響を与える課題であり、実効ある措置が求められています。そして、従来から政府においては、ガソリン、灯油、軽油、重油を対象とする激変緩和措置に加えて、分野・業種別の支援、さらには地方自治体が支援を行った場合の国としての自治体に対する支援など重層的な対策を講じてきました。 Angry: 0.601 Disgust: 0.406 Fear: 0.607 Happy: 0.366 Sad: 0.297 Surprise: 0.531
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04:05:19 ~ 04:06:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回、ウクライナ、ロシアのウクライナへの侵攻という事態を受けて、まずは今日の朝、この激変緩和措置、これを拡大する、強化する、これを明らかにしたところであります。そして、その後のエネルギー価格あるいはウクライナ情勢の変化等を注視し、価格の更なる高騰が考えられる場合には更なる追加措置を考えなければいけない。その際に、あらゆる選択肢を排除することなく、官房長官の下で追加措置についてしっかりと用意をさせていただきたいと考えております。 Angry: 0.612 Disgust: 0.435 Fear: 0.531 Happy: 0.424 Sad: 0.331 Surprise: 0.499
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04:06:09 ~ 04:06:42 矢田わか子君
総理、電気料金もガス料金ももう三月から値上げ決めております。スーパー行かれたことありますか。もう生鮮食料品も含めて軒並み値上がりですよ。家計直撃しています。かつ、企業コストだって増大している。このような中で、早期にやはり決断しなければ遅くなるというふうに私たちは思っています。総理とは、国民民主党として、解除前提での検討というふうに私たち受け止めをしておりまして、是非もう御判断いただきたい。いかがでしょうか。 Angry: 0.545 Disgust: 0.352 Fear: 0.501 Happy: 0.472 Sad: 0.438 Surprise: 0.542
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04:06:42 ~ 04:07:18 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、政府として用意した政策、しっかり実行してまいります。本日新たにこの表明した激変緩和措置の拡充、しっかりと実行してまいります。その上で、トリガー条項を始めとする様々な選択肢、決してどれも排除することなく、どれが効果的なのか、しっかりと官房長官の下で検討し、そして対策を準備していきたいと考えております。 Angry: 0.590 Disgust: 0.299 Fear: 0.450 Happy: 0.549 Sad: 0.356 Surprise: 0.564
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04:07:18 ~ 04:08:00 矢田わか子君
今もう国家危機の状態にあると思います。いつまで検討されているのかというふうに私たちは思っているんです。是非総理、一歩ギアチェンジしていただいて検討を早めていただきたい、御要望申し上げます。当然、トリガー条項の凍結については、国、地方の財源、五千億どうするのかという問題や現場で予測される混乱、あるいは重油や灯油どのように扱うのかといったような課題ももちろんあります。ただ、今ちょうど春闘の労使交渉の真っ最中でもあるんですね。賃金上げるのかどうかというようなこの論議をしていく中で、総理の決断、総理が目指す賃金を上げるということについても大きく影響してくるものだと思います。早期の決断をお願いしておきたいというふうに思います。 Angry: 0.492 Disgust: 0.297 Fear: 0.505 Happy: 0.507 Sad: 0.431 Surprise: 0.534
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04:08:00 ~ 04:08:45 矢田わか子君
続いて、ちょっとパネル一を御覧いただきたいんですが、(資料提示)岸田内閣は、パネル一のとおり、新しい資本主義ということで、成長と分配の好循環を打ち出されています。具体的に、民間部門の給与、賃上げするということを掲げられているわけです。我々国民民主党も、給料が上がる経済掲げて、そのための法案も提出しております。申し上げたとおり春闘の労使交渉真っただ中にあって、政府としてどのようにこの実質賃金の改善を、確保を図られるのか、お答えください。 Angry: 0.607 Disgust: 0.327 Fear: 0.519 Happy: 0.494 Sad: 0.364 Surprise: 0.497
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04:08:45 ~ 04:09:19 内閣総理大臣(岸田文雄君)
新しい資本主義の考え方に基づいて、市場、競争に全てを任せるのではなくして、官と民が協働して、このデジタルとかあるいはグリーンといった今の資本主義の課題、これを是正する仕組みを資本主義の中に埋め込んで、課題解決をしながら持続可能な経済を構築していく、こうした取組を進めています。 Angry: 0.498 Disgust: 0.316 Fear: 0.419 Happy: 0.774 Sad: 0.307 Surprise: 0.513
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04:09:19 ~ 04:10:20 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まずは、この成長戦略に基づいて、このデジタル化、あるいは気候変動問題、こうしたこの新時代の課題を成長分野に切り替えていく、成長のエンジンにしていく、こういった発想で官民の投資を集中していきたいと存じます。そして、その成長の果実を賃金等において分配する、こうした取組を進めていきます。賃上げ税制もちろんでありますが、公的価格の引上げ、中小企業に対する適正な価格転嫁が実現する環境、さらには補助金、あるいは公共調達、こうした課題においても賃上げに前向きな企業を優遇するなど、様々な政策を総動員する形で賃上げの雰囲気を醸成してまいります。 Angry: 0.558 Disgust: 0.396 Fear: 0.413 Happy: 0.668 Sad: 0.346 Surprise: 0.493
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04:10:20 ~ 04:11:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、それを民間の中にもこの社会の雰囲気として広げていくことによって、社会全体の賃上げを実現していきたいと考えております。コロナ前の水準を回復した企業については三%を超える賃上げを期待するとともに、今回の春闘においては、二〇二一年一・八六%と低下している賃上げの水準を思い切って一気に反転させて、この新しい時代にふさわしい賃上げを実現することを期待している次第です。 Angry: 0.501 Disgust: 0.323 Fear: 0.539 Happy: 0.508 Sad: 0.378 Surprise: 0.537
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04:11:02 ~ 04:12:02 矢田わか子君
総理からも、成長の果実をしっかりと還元していって賃金を上げたい、三%だと。私たちも三%上げたいです。でも、そのためにはやはり政府がきちんと投資をしていかなければいけないというふうに思っています。特にDXの推進、カーボンニュートラルを目指す上で、科学イノベーションを起こして産業の国際競争力を高めるために、研究開発投資の活発化が求められるというふうに思います。特に民間投資の活性化、誘導する公的投資の増額が必須であります。パネル二を御覧ください。上段が主要国の研究開発費の増額、下段は政府の負担割合を示したものです。ここ十年で何とアメリカは一・六倍、中国に至っては二・八倍ですよ。ところが日本は微増、一・二倍にしかならず、十八兆程度。特に日本は民間任せです。下の方にあるとおりですね、政府の投資は二〇%以下なんです。三十年前、三〇%のときもあったわけですよ。 Angry: 0.597 Disgust: 0.448 Fear: 0.455 Happy: 0.549 Sad: 0.404 Surprise: 0.453
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04:12:15 ~ 04:13:12 国務大臣(小林鷹之君)
お答え申し上げます。矢田委員御指摘のとおり、科学技術イノベーションを起こして産業の国際競争力の向上につなげていくためのその研究開発投資につきましては、諸外国とも投資を伸ばしております。今アメリカや中国の例が出ましたが、それぞれ国が置かれている状況は異なっていると思いまして、アメリカであれば、やっぱり民間企業のアニマルスピリット、リスクテークの姿勢がやっぱり旺盛ですし、中国ではやっぱり国家の資本を投入しやすい。それぞれ国によって環境は違うと思うんです。ただ、我が国におきましても、研究開発への大胆な投資を行っていくことが極めて重要だと思っています。こうした中で、御審議いただいておりますこの令和四年度の当初予算案における政府全体の科学技術の関係の予算は、令和三年度予算比で二・四%増の四兆二千百九十八億円となっております。 Angry: 0.541 Disgust: 0.360 Fear: 0.457 Happy: 0.612 Sad: 0.349 Surprise: 0.537
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04:13:12 ~ 04:14:14 国務大臣(小林鷹之君)
昨年十二月に成立した令和三年度の補正におきましては、三兆五千六百二十二億円となっております。また、この今申し上げた補正予算におきましては、科学技術関係予算としまして、先端半導体の国内の生産施設整備の支援ですとか、あるいは先端的な重要技術の研究開発を機動的に推進していくための経済安全保障重要技術育成プログラム、こうしたものも含まれているところでございます。先ほど総理から投資を増やしていくというお話ありましたけれども、政府としては、今年度から五年間の研究開発投資につきまして政府全体で三十兆円という目標を定めております。私は、国力の根幹は科学技術イノベーションだというふうに思っておりますので、今後とも、この分野の必要な予算を確保して、科学技術立国の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えます。 Angry: 0.368 Disgust: 0.312 Fear: 0.426 Happy: 0.790 Sad: 0.354 Surprise: 0.564
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04:14:14 ~ 04:14:58 矢田わか子君
五年で三十兆というのは、私はやっぱり遅いと思いますよ。一年でどれだけの科学が進歩するのかをしっかりと見据えていかなければいけないというふうに思います。かつ、今、グリーンイノベーション基金も二兆円ですか、投入していただいていますが、それ、十四分野に対して二兆円なんですよ。一分野で割ってくださいよ、一千四百億にしかならない。一企業で補填する額、一千四百億ぐらいだったら一企業でも対応できる額やということなんです。全く桁違いだというふうに私は思えてなりません。是非、ここのところについては総理も御決断いただいて、科学分野への投資、高めていただけませんか。 Angry: 0.453 Disgust: 0.296 Fear: 0.474 Happy: 0.503 Sad: 0.502 Surprise: 0.548
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04:14:58 ~ 04:15:09 国務大臣(小林鷹之君)
熾烈な国際間競争、国家間競争を勝ち抜くためには、委員御指摘のとおり、政府だけではなくて、民間による投資も大幅に拡大すべきだと思っております。 Angry: 0.606 Disgust: 0.373 Fear: 0.452 Happy: 0.475 Sad: 0.272 Surprise: 0.587
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04:15:09 ~ 04:15:58 国務大臣(小林鷹之君)
官民が連携をして国家の課題に向き合うということが大切だと考えています。先ほど政府全体で約三十兆円というふうに申し上げましたが、官民合わせた総額、この五年間の研究開発投資につきましては約百二十兆円という目標を定めたほか、今委員から御指摘のあったグリーンイノベーション基金、あるいは十兆円規模の大学ファンド、こうしたものを併せて大胆な政策を進めていきます。また、この投資だけで、投資の額の話をしましたけれども、この基礎研究、人材育成へのこの投資も含めて必要な予算を確保していくとともに、研究開発税制などによりまして民間投資を誘発して、国家的な重要課題に対応してまいりたいと考えます。 Angry: 0.643 Disgust: 0.468 Fear: 0.356 Happy: 0.630 Sad: 0.350 Surprise: 0.389
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Angry: 0.562 Disgust: 0.548 Fear: 0.453 Happy: 0.604 Sad: 0.296 Surprise: 0.468
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04:16:05 ~ 04:16:43 矢田わか子君
この日本の政府支出見てください。二〇%以下ですよ。極めて低いんです、ほかの国と比べても。ドイツは二七パー、フランス三一パーですよ。ここをしっかりと見据えていただいて、国がやっぱり投資しますという姿勢を見せない限り、企業の内部留保は続くと思いますよ、最大になったと言われていますけど。やっぱりMアンドAへの投資とか科学技術への投資を、日本の場合、企業がやらなくてはいけないという前提になるので、どうしても縮小傾向になってしまうんじゃないでしょうか。政府への投資、もう一度考えていただきたいと思います。総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.595 Disgust: 0.329 Fear: 0.456 Happy: 0.477 Sad: 0.434 Surprise: 0.462
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04:16:43 ~ 04:17:22 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今、小林大臣の方から答弁させていただきましたように、この官民であわせて投資を促進していくということが基本的に大事であると考えています。だからこそ、官、政府においてしっかり予算を用意をし、そして、市場の方向性あるいはこの市場の将来的な規模等、この基本的な考え方をしっかり示していき、民間の投資が促進されるような呼び水をしっかり政治として準備することが重要であると思います。 Angry: 0.668 Disgust: 0.426 Fear: 0.326 Happy: 0.678 Sad: 0.301 Surprise: 0.354
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04:17:22 ~ 04:17:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ですから、政府、官の立場から予算ももちろんしっかり用意しなければなりませんが、しかし、それを呼び水として民間の投資が巨大なものになるように、民間が思い切って投資できるような環境整備をしていくことが重要であるという考えに基づいて予算を使い、そして政府としての政策を進めていきたいと考えております。 Angry: 0.706 Disgust: 0.292 Fear: 0.352 Happy: 0.363 Sad: 0.499 Surprise: 0.357
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04:17:53 ~ 04:18:06 矢田わか子君
経済安全保障の確立に関して、サプライチェーンの強靱化についてお伺いをしていきます。現在、製造現場では半導体、樹脂など、本当に部材不足によって生産調整が行われています。 Angry: 0.330 Disgust: 0.341 Fear: 0.574 Happy: 0.437 Sad: 0.623 Surprise: 0.505
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04:18:06 ~ 04:18:33 矢田わか子君
年末、萩生田大臣、半導体の促進法案、論議させていただきましたけれども、実際、足下でもう部材がないんですよ、物が作れない、こういう状況になっているということなんです。当面する生産体制の強化策、中長期を見据えた策について説明をお願いします。 Angry: 0.472 Disgust: 0.303 Fear: 0.487 Happy: 0.546 Sad: 0.482 Surprise: 0.485
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04:18:33 ~ 04:19:03 国務大臣(萩生田光一君)
その前に、先生、先ほど突然の質問だったのでちょっと言葉足らずだったんですけど、多分御心配は、国際社会で一致してロシアの行動に対してしっかり抗議していく、今後経済制裁もしていく担当大臣が、ロシアとの経済を進めなきゃならない担当大臣であることが間違ったメッセージになるんじゃないかということを多分心配されているんだと思うので、これはもう事態は、こういうことが起きているわけですから、しっかりそちらに専念して仕事をしますので、御心配ないようにお願いします。 Angry: 0.517 Disgust: 0.121 Fear: 0.488 Happy: 0.446 Sad: 0.534 Surprise: 0.393
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04:19:03 ~ 04:20:03 国務大臣(萩生田光一君)
昨今の製造業の現場においては、新型コロナ感染拡大の影響やデジタル化の進展に伴う需要増などによる半導体の不足ですとか、米国における大寒波の影響による一部の樹脂の供給量の減少などといった問題が生じました。我が国製造業におけるサプライチェーンの強靱化は喫緊の課題と認識しております。こうした中、経済産業省としては、部素材の調達におけるボトルネックの把握や、不足する部素材の増産要請や代替調整先の紹介など、必要な対策に取り組んでまいりました。さらに、中長的な対策としては、海外でのみサプライチェーンを調達する、あるいは特定の国からのみ輸入をするというような、こういう体制を見直して、令和二年度補正予算などにおいて国内サプライチェーンを強靱化する補助金を措置し、令和三年度補正予算においても先端半導体や蓄電池の国内製造拠点の整備を支援するための予算を計上したところでございます。 Angry: 0.430 Disgust: 0.345 Fear: 0.576 Happy: 0.484 Sad: 0.405 Surprise: 0.559
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04:20:03 ~ 04:20:28 国務大臣(萩生田光一君)
この度のウクライナにつきましても、実は半導体の製造部材を輸入しておりましたが、これ、代替国をしっかり見付けて、こういったことのないように今対応しております。引き続き、我が国の国民生活や経済活動に悪影響を及ぼすことがないように、重要物資などの需給動向を注視しつつ、迅速に必要な対応をきめ細かく行ってまいりたいと思います。 Angry: 0.451 Disgust: 0.208 Fear: 0.404 Happy: 0.700 Sad: 0.351 Surprise: 0.561
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04:20:28 ~ 04:21:06 矢田わか子君
ありがとうございます。当面、石油や天然ガス、それからレアアース、もう不足することが見込まれますし、こういう部材の確保については事細やかに政府で実態をしっかりと把握した上で個別の対策を取っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。安全保障、経済安全保障にとって、特に物づくり産業、国際競争力を維持向上させる必要があるというふうに思っています。パネル三を御覧ください。つらいんですが、官民のこれやはり戦略の失敗で、半導体産業が衰退の一途をたどったという図であります。 Angry: 0.474 Disgust: 0.329 Fear: 0.441 Happy: 0.576 Sad: 0.502 Surprise: 0.461
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04:21:06 ~ 04:22:04 矢田わか子君
今後は、やはり物づくり産業、もう一度技術力、開発力高めるためにも、様々な戦略が必要じゃないかと思っています。私たちは、三十年前に全世界で五〇%以上のシェアを半導体で持っていました。今もうここまで来ているんですよね。けれど、もう一回半導体復活させようというふうなことで、法案も作り、予算も付けていただきました。でも、なくなってからTSMCという台湾の会社に対して投資をする、四千億ですか、で、日本の国内の工場は四百三十億ですよ。本当に、中長期の戦略を描いて、しっかり経済再生を図り、やっぱり産業競争力を付けていく、このことそのものが賃金を上げていくということの核になるというふうに思います。総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.389 Disgust: 0.320 Fear: 0.485 Happy: 0.641 Sad: 0.445 Surprise: 0.557
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04:22:04 ~ 04:23:28 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほど新しい資本主義の考え方について申し上げましたが、今の様々な政策課題、経済安全保障、グリーンあるいはデジタル、こういった課題に官民の投資を集中することによって、社会的な課題を解決しながら経済を成長していく、だからこそ経済は持続可能なものになる、こういった考え方に基づいて経済政策を進めていくことは重要であると思います。その考え方に基づいて、今委員の方からは経済安全保障の分野において一つの例を御指摘いただきました。半導体について例を挙げていただきました。是非、この経済安全保障、半導体を始めとする我が国において必要な物資のサプライチェーンをしっかりとこの国内において確保する、こうした取組についてもしっかりと進めることによって成長を実現する、そしてそれを分配して、適切に分配していくことによって賃金等も引き上げていく、これがこの経済の好循環を実現するために重要であると認識をしております。 Angry: 0.404 Disgust: 0.316 Fear: 0.386 Happy: 0.802 Sad: 0.383 Surprise: 0.500
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Angry: 0.597 Disgust: 0.365 Fear: 0.417 Happy: 0.498 Sad: 0.506 Surprise: 0.430
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04:24:00 ~ 04:25:09 政府参考人(藤原章夫君)
お答えいたします。物づくり分野で国際競争力を強化し、持続的な経済成長を目指すためには、その基盤を支える教育の充実が重要でございます。初等中等教育段階では、工業高校において、新しい学習指導要領にものづくりを明記をいたしまして、情報技術の発展への対応を盛り込むなど充実を図ったところでございます。また、こうしたものづくり教育を産業界や自治体と一体となって進めていけるよう、モデル事業を実施し、その成果を広く普及したいと考えております。また、高等教育段階でも産業界との連携による実践的教育に取り組んでおります。例えば、九州地区では熊本高専と熊本大学等が連携をし、半導体産業が求める基礎から実用まで一貫したカリキュラムを開発をいたします。また、令和三年度補正予算では、産業分野のデジタル化に対応したものづくり実習等の高度化に必要な経費を計上しているところでございます。文部科学省といたしましては、こうした取組を通じて物づくり産業の人材育成の推進に努めてまいりたいと存じます。 Angry: 0.349 Disgust: 0.320 Fear: 0.417 Happy: 0.737 Sad: 0.408 Surprise: 0.571
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04:25:09 ~ 04:26:03 国務大臣(萩生田光一君)
経済安全保障や国際競争力強化のため、先端技術を扱う高度人材の育成確保に向けた人への投資は重要です。特に、人材獲得競争が激しい半導体分野において、国内外の優れた人材を引き付けるべく、先端半導体製造拠点の整備を国として支援するなど、我が国半導体産業の再興、発展に国策として取り組む決意を示したところです。九州では、産官学が連携し、即戦力人材の育成に向けた基礎から実用まで一貫したカリキュラム開発が進められています。また、今後はカーボンニュートラルやデジタル化などの潮流を踏まえた新しい産業構造に対応した人材が必要となります。このため、自動運転など将来の成長が見込まれる分野においては、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図るための講座を認定し、支援を行っているところです。 Angry: 0.577 Disgust: 0.402 Fear: 0.496 Happy: 0.581 Sad: 0.340 Surprise: 0.478
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04:26:03 ~ 04:26:21 国務大臣(萩生田光一君)
今後の人への大胆な投資の促進などについては現在審議会において御議論いただいており、経済産業政策の新機軸として取りまとめ、我が国の屋台骨である製造業の国際競争力の維持強化にしっかり取り組んでまいりたいと思います。 Angry: 0.543 Disgust: 0.226 Fear: 0.404 Happy: 0.693 Sad: 0.235 Surprise: 0.651
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04:26:21 ~ 04:27:00 矢田わか子君
企業における人材育成やリカレント教育、しっかりとやりますけれども、その強化策もお願いしたいと思いますし、政府としても是非この人材確保について御尽力をいただきたいと御要請を申し上げます。続いて、中間所得者層の復活と少子化対策についてお伺いをしていきたいと思います。成長と分配の好循環つくるためにも、中間層の位置付けは極めて重要であると思います。どのような政策をもって中間層への手厚い分配をされるのか、お答えください。 Angry: 0.468 Disgust: 0.316 Fear: 0.433 Happy: 0.646 Sad: 0.422 Surprise: 0.548
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04:27:00 ~ 04:27:50 国務大臣(山際大志郎君)
先生御指摘のとおり、中間層、極めて大事だというふうに我々も認識してございます。この中間層に対して、維持をするために、分配戦略の大きな柱の一つといたしまして、子育て、若者世代に焦点を当てて世帯所得の引上げに向けて取り組んでまいります。給付は高齢者中心、負担は若者世代中心と言われる我が国の社会保障を能力に応じて皆が支え合う全世代型の社会保障に転換していくことが必要であり、まずは男女が希望どおり働ける社会づくり、勤労者皆保険における支え手の増加、若者世代の負担増の抑制などについて議論を進めてまいります。 Angry: 0.358 Disgust: 0.273 Fear: 0.473 Happy: 0.647 Sad: 0.431 Surprise: 0.545
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04:28:00 ~ 04:28:24 矢田わか子君
まず、そうですね、子育て手当など、済みません、児童手当など子育て支援策について、今の現状、是非、所得制限の概要とその政策的意義について各大臣からお答えいただけますか。 Angry: 0.270 Disgust: 0.214 Fear: 0.344 Happy: 0.846 Sad: 0.495 Surprise: 0.501
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04:28:24 ~ 04:29:16 国務大臣(野田聖子君)
児童手当は、家庭等の生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的として支給するものであり、昭和四十七年の制度発足時から所得制限を設けており、現在の基準額九百六十万円は平成二十三年の自民党、公明党、民主党による三党合意に基づくものです。幼児教育、保育の無償化については、幼児教育の重要性と少子化対策を目的としており、三歳から五歳までは所得制限を設けず、ゼロ歳から二歳までは待機児童の問題もあることから、その解消に最優先で取り組むこととし、住民税非課税世帯を対象としています。 Angry: 0.765 Disgust: 0.407 Fear: 0.491 Happy: 0.473 Sad: 0.300 Surprise: 0.438
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04:29:16 ~ 04:29:56 国務大臣(後藤茂之君)
特別児童扶養手当は、障害児の生活の向上に寄与することで障害児の福祉の増進を図るものであり、一定額以上の収入がある場合には支給しないこととしております。その所得制限については、児童手当等の他の給付制度も制限があることや、障害福祉サービス等についても所得に応じた利用者負担の仕組みとなっていること等を踏まえて考えるべきだということで、そういう制度になっております。 Angry: 0.623 Disgust: 0.354 Fear: 0.495 Happy: 0.481 Sad: 0.398 Surprise: 0.427
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04:29:56 ~ 04:30:07 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。子供たちが誰もが希望する質の高い教育が受けられる環境を整備するために、教育の機会均等に係る施策、より一層推し進めたいと存じます。 Angry: 0.515 Disgust: 0.503 Fear: 0.427 Happy: 0.624 Sad: 0.454 Surprise: 0.444
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04:30:07 ~ 04:31:17 国務大臣(末松信介君)
高等学校の就学支援金につきましてでありますけれども、こうした観点から、高等学校等就学支援金につきましては平成二十六年度に先生御承知のとおり制度改正をしまして、支給対象を年収約九百十万未満の世帯を対象といたしました。所得制限で捻出した財源を有効に活用することで、私立高校等へ通う年収約五百九十万円未満の世帯への、世帯の生徒への加算拡充、そして二つ目は、授業料以外の教育費を賄う高校生等奨学給付金の創設等を可能としておりまして、低所得者世帯への支援を拡充できたと考えてございます。また、高等教育の修学支援制度につきましてでございます、大学生ですね。また、授業料等減免と給付型奨学金を行う高等教育のこの修学支援制度、支援新制度につきましては、住民税非課税世帯に加えまして、これに準ずる世帯として目安年収三百八十万円程度の世帯まで対象としております。 Angry: 0.536 Disgust: 0.271 Fear: 0.424 Happy: 0.698 Sad: 0.292 Surprise: 0.546
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04:31:17 ~ 04:31:33 国務大臣(末松信介君)
これは、低所得者世帯において進学率が低い実態も踏まえまして、真に支援が必要な低所得者世帯に限って支援を行うという考え方によるものでございます。現状はこういう状況でございます。 Angry: 0.471 Disgust: 0.474 Fear: 0.600 Happy: 0.432 Sad: 0.514 Surprise: 0.417
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04:31:33 ~ 04:32:05 矢田わか子君
今それぞれから説明いただきましたけれども、この子育て、教育に関する給付、所得制限が本当に細かくラインが決められていて、実質的に、世帯や世帯主の所得ごとの給付状況、世帯主とそれから世帯合算というこの二つの分類がまずもってある。ここになぜ差があるのかという問題があるかというふうに思っています。そして、中間所得者以上とされるところは給付極めて限られているという実態にあります。 Angry: 0.480 Disgust: 0.429 Fear: 0.633 Happy: 0.420 Sad: 0.327 Surprise: 0.638
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04:32:05 ~ 04:32:40 矢田わか子君
本日、子育て政策の推進について活動されているみらい子育て全国ネットワーク代表の天野妙さんをお呼びしました。参考人としてお答えいただきたいと思います。こうした所得制限の課題、問題点、これに反対される理由についてお聞かせください。 Angry: 0.539 Disgust: 0.316 Fear: 0.390 Happy: 0.620 Sad: 0.456 Surprise: 0.455
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04:32:40 ~ 04:33:02 参考人(天野妙君)
こうして子供、子育てに関することを国会で議論いただき、政府、与野党の皆様、誠にありがとうございます。子育て世帯を代表して御礼申し上げます。さて、今日は、私たちの元に届いている中間層の皆さんの声をまず御紹介をさせてください。男性……御声援ありがとうございます。 Angry: 0.418 Disgust: 0.282 Fear: 0.366 Happy: 0.747 Sad: 0.481 Surprise: 0.478
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04:33:02 ~ 04:34:02 参考人(天野妙君)
男性。一生懸命働いた、子供をたくさんつくった、お金が稼げるようになってきたのに、所得制限の存在を知って働く意欲が減退している。女性からです。小さな子供が三人いますが、扶養控除がありません。仕事と家庭の両立で死にそうなのに、所得制限があることばかり。子供を複数産んで働くのは損だと感じています。高齢出産の御夫婦です。高齢出産で夫婦の年収が高くなるのは必然。なのに、遠くて不便な保育園しか割り当てられず、保育料も高い。老体にむちを打ってもう疲れた。お医者さんです。二千万の借金をして医学部を卒業した。住宅ローンは控除があるのに奨学金にはなくて、高額所得という理由で様々なことから排除されていて苦しい。二人目はつくれない。単身赴任の世帯からです。単身赴任手当も年収に含まれ、所得制限されている。 Angry: 0.556 Disgust: 0.382 Fear: 0.531 Happy: 0.418 Sad: 0.456 Surprise: 0.557
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04:34:02 ~ 04:35:01 参考人(天野妙君)
実質、親子の世帯の毎月の生活費は七万円、とてもつらいです。子供たちからはこんな声も届いています。女子高生です。公立高校は一校しか選べません。しかも、東京都の女子は入試が差別されています。親の合計所得が六百万、希望ではない公立のランクを下げて受験をした。なぜ友達は希望の私立に行けているの。中学生男子です。給付金十万円が学校でも話題となり、俺はゲーム買ってもらうよ、おまえはという会話にどう反応していいのか分からない。大学生です。僕が返済する奨学金なのに、なぜ親の収入で借りられないの。こうした声を聞くにつれ、所得制限は出産制限や就労制限につながっていると思います。もとより、就労意欲や子供の学びの意欲の減退につながっていると感じています。 Angry: 0.550 Disgust: 0.332 Fear: 0.504 Happy: 0.461 Sad: 0.474 Surprise: 0.543
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04:35:11 ~ 04:36:00 矢田わか子君
今参考人からも、この所得制限によって様々な問題や不合理、不条理が生じていることを指摘いただきました。これが少子化を結果として加速するような要因になっていないのか。もう一人産みたいと思うときに、所得制限があるから、所得制限によっていろんな給付が受けれないから、若しくは一番掛かるこの教育費用の手当てが補助していただけないから、そういう理由で産み控えになっていないのかという問題と、若しくは、制限内で働こうとして、働くモチベーションを下げていないのか、こういう問題があるかというふうに思います。元々、既に累進課税によって所得の再配分機能は機能しているんです。なのに、給付を受けれないがために、その、累進じゃない、所得の再配分機能が強化し過ぎる嫌いがあるのではないかという御指摘です。またあわせて、自治体の取組によって高校の授業料の無償化、それから医療費の補助などでも地域間格差が生じています。 Angry: 0.552 Disgust: 0.361 Fear: 0.550 Happy: 0.340 Sad: 0.427 Surprise: 0.548
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