00:01:01 ~ 00:01:54 委員長(福岡資麿君)
ただいまから議院運営委員会を開会いたします。まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い理事が一名欠員となっておりますので、この際、その補欠選任を行いたいと存じます。割当て会派推薦のとおり、倉林明子さんを理事に選任することに御異議ございませんか。御異議ないと認め、さよう決定いたします。次に、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の期間延長及び区域変更に関する件を議題といたします。まず、山際国務大臣から報告を聴取いたします。山際国務大臣。 Angry: 0.496 Disgust: 0.343 Fear: 0.488 Happy: 0.509 Sad: 0.460 Surprise: 0.498
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00:02:02 ~ 00:03:01 国務大臣(山際大志郎君)
本日は、まん延防止等重点措置の期間延長及び区域変更について御報告いたします。北海道、青森県、福島県、茨城県、栃木県、石川県、長野県、静岡県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県及び鹿児島県の十六道府県においては二月二十日までを、和歌山県においては二月二十七日までを期限として、まん延防止等重点措置を実施しているところです。これらの十七道府県における感染拡大の速度は鈍化が見られるものの、依然として多くの感染者が確認されております。今後、重症者数が増加する可能性もあり、引き続き医療提供体制への負荷軽減に努める必要があります。こうしたことを踏まえ、各道府県の意向も考慮し、まん延防止等重点措置を延長する必要があると考えております。 Angry: 0.375 Disgust: 0.305 Fear: 0.617 Happy: 0.500 Sad: 0.408 Surprise: 0.580
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00:03:01 ~ 00:04:27 国務大臣(山際大志郎君)
他方、山形県、島根県、山口県、大分県及び沖縄県においては、二月二十日までを期限として、まん延防止等重点措置を実施しているところです。これら五県においては、新規感染者数が減少傾向であり、医療提供体制への負荷の軽減が見られることから、各県の意向も考慮し、期限どおり、まん延防止等重点措置を終了する必要があると考えております。このような状況を踏まえ、本日、基本的対処方針分科会を開催し、先ほど申し上げた十七道府県について、まん延防止等重点措置を実施すべき期間を三月六日まで延長すること、また、先ほど申し上げた五県について、期限どおり、二月二十日をもってまん延防止等重点措置を終了することについて御了承をいただきました。この後、政府対策本部を開催し、これらについて決定したいと考えております。なお、本日の分科会では、多くの地域で新規感染者数が減少に転じたとはいえ、まん延防止等重点措置を終了することとなる地域も含め、引き続き予断を許さない状況であり、基本的な感染対策の徹底等に継続して取り組むべき、また、ワクチンの三回目接種について、その意義等について正確かつ分かりやすい情報提供を行い、接種を更に促進すべきといった御議論がありました。 Angry: 0.520 Disgust: 0.212 Fear: 0.498 Happy: 0.540 Sad: 0.371 Surprise: 0.557
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00:04:27 ~ 00:05:08 国務大臣(山際大志郎君)
こうした議論も踏まえ、対策を進めてまいります。オミクロン株への対応として、引き続き、学校、保育所、高齢者施設等における感染防止策の強化を徹底するとともに、医療や高齢者施設等の対応力を一層強化するため、自宅療養者への対応の強化、救急搬送の受入れ促進、さらに、高齢者施設における医療提供体制の強化等に取り組むこととしております。政府としては、国民の命を守ることを第一に、強化してきた医療提供体制をしっかり機能させていくとともに、社会経済活動をできる限り止めないよう対策を進めることが必要と考えております。 Angry: 0.747 Disgust: 0.339 Fear: 0.486 Happy: 0.369 Sad: 0.335 Surprise: 0.405
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00:05:08 ~ 00:05:27 国務大臣(山際大志郎君)
引き続き、強い緊張感を持って状況把握に努めるとともに、自治体や専門家とも連携し、機動的に対応してまいります。各党の皆様におかれましても、何とぞ御理解と御協力をお願いいたします。 Angry: 0.489 Disgust: 0.343 Fear: 0.516 Happy: 0.484 Sad: 0.490 Surprise: 0.501
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00:05:39 ~ 00:06:08 江島潔君
自由民主党の江島潔です。どうぞよろしくお願いいたします。さて、全国の新規感染者数でありますけれども、先週比が一を下回るなど、減少傾向に転じているということであります。感染減少の兆しが全国的に出ているんではないかと思います。こうした中、私の地元であります山口県を始め、島根、沖縄、山形、大分と、各県が今回まん延防止等重点措置の適用が解除されるということになりました。 Angry: 0.408 Disgust: 0.341 Fear: 0.469 Happy: 0.632 Sad: 0.455 Surprise: 0.499
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00:06:08 ~ 00:06:50 江島潔君
これ、やはり、各自治体が先手先手で感染対策を講じてきた効果が現れてきているのではないかと思っております。特に、山口県ではちょうど県知事選挙とこのまん防期間が重なってしまったんですけれども、知事は一度も街宣車に乗ることなく県庁にとどまりまして、このコロナ対策の陣頭指揮に当たってきたところであります。少なからず山口県と御縁のある山際大臣から見て、もしこの山口県の取り組んできた対策で政府としても高く評価できるものがありましたら、是非その効果、それから今後この重点措置を解除しようとする他県が参考にできることがありましたらば、御説明を願えればと思います。 Angry: 0.303 Disgust: 0.217 Fear: 0.506 Happy: 0.553 Sad: 0.449 Surprise: 0.622
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00:06:50 ~ 00:07:19 国務大臣(山際大志郎君)
直接山口県とも話をして、どういうことをやってくださってきたかというようなことも確認した中で、例えば、山口県は、知事の権限で選べるんですけれども、二十時まで、お酒を提供しないで時短で営業するという方式にするか、二十一時まで、お酒は提供することを認めるかというので、より厳しい方を選ばれたんですね、二十時まで、お酒も提供しないと。 Angry: 0.342 Disgust: 0.216 Fear: 0.523 Happy: 0.602 Sad: 0.343 Surprise: 0.635
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00:07:19 ~ 00:08:03 国務大臣(山際大志郎君)
あるいは昨年の十二月から無料の検査というものを前倒しで県独自でやってくださるというようなこともやっておりましたし、あるいは高齢者のクラスターが発生した場合に感染症対策の専門家チームを派遣するというような運営もやってくださっていたということでございまして、こういった複合的で総合的な運営、オペレーションというものが、今日お諮りをしているまん延防止等重点措置から解除されるところに確実につながったものというふうに思っております。 Angry: 0.399 Disgust: 0.438 Fear: 0.627 Happy: 0.475 Sad: 0.273 Surprise: 0.566
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00:08:03 ~ 00:09:03 江島潔君
今蔓延しているこのオミクロン株でありますけれども、恐らく確実にこのオミクロン株に関する知見の蓄積というのは進んでいるのではないかと思います。また、これを踏まえた対策が着実に効果を上げつつあるというふうに私も理解しているんですけれども、希望する高齢者等へのその三回目のワクチン接種が今後更に進捗していくことを考えますと、やはり今はもうこの経済社会活動の再開、これを見据えた取組についても同時に考えていくことが大変重要じゃないかと思っております。こうした中、岸田総理、昨日の会見で、現在の水際対策を段階的に見直していくということを表明をされました。私もこれは、経済活動の再開にはビジネス目的での入国、それから日本で学びたいという留学生をきちんと受け入れていく、これらが非常に今重要な時期に来ているのではないかと思います。今回の見直しに関しまして、改めて大臣から説明をいただければと思います。 Angry: 0.388 Disgust: 0.250 Fear: 0.438 Happy: 0.730 Sad: 0.381 Surprise: 0.581
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00:09:03 ~ 00:10:04 国務大臣(山際大志郎君)
これは三月一日からになります、オペレーションがですね。それで、実は、五千人から始めますが、この五千人になるのも、昨年デルタ株が猛威を振るっていたときに、あのときに新規入国者を二千人まで落として、そしてその後少し収まったので三千五百人までして、五千人まで十一月の末で増やしたんですが、またすぐにこのオミクロンの話になったのでゼロにするというようなオペレーションでした。なので、まずは五千人から。まずはというのが大事で、まずはやってみて、それで先に更に進めるようなら進むということをやろうと思っております、更に開くという意味ですね。そして、中身は非指定国と指定国というふうに分かれて、指定国は、要はまだこのオミクロン等々で感染が拡大しているような国、そこから入ってくるところとそうでないところとに分けて、非指定国に関してはもう自宅で三日間待機していただければいいというような形にします。 Angry: 0.388 Disgust: 0.378 Fear: 0.416 Happy: 0.694 Sad: 0.481 Surprise: 0.484
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00:10:04 ~ 00:10:32 国務大臣(山際大志郎君)
それから、入っていらっしゃる方々も観光客を除く外国人の方々が全員対象になりますので、留学生の方も技能実習生の方も、あるいはお仕事で入っていらっしゃる方々も、五千人の内数であればまずは入ってこれるという形になります。ですから、まずはそこから始めますが、それで感染の拡大が認められなければ更に開くという方向で政府としてはやらせていただきたいと思っております。 Angry: 0.407 Disgust: 0.300 Fear: 0.419 Happy: 0.621 Sad: 0.510 Surprise: 0.494
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00:10:45 ~ 00:11:08 宮口治子君
立憲民主党の宮口治子でございます。早速質問に入らせていただきます。私の地元である広島県も、今回まん延防止措置の延長対象地域となっています。広島県では、感染状況は減少傾向にあるが医療が逼迫しないレベルまで感染を抑え込む必要があるとして、延長を国に要請したと聞いております。 Angry: 0.518 Disgust: 0.387 Fear: 0.497 Happy: 0.525 Sad: 0.385 Surprise: 0.527
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00:11:08 ~ 00:11:50 宮口治子君
今回措置の対象から外れる五県では、昨日時点で新規陽性者が減少傾向にあります。また、全国的に見ても、陽性者の一週間平均が前の週の〇・九倍になるなど、同様の傾向が見られますが、一方で、政府分科会の尾身会長は、仮にピークアウトをしても重症者数の増加はしばらく続くのではないかとおっしゃるなど、まだまだ予断を許さない状況が続いているのではないかとの評価もあります。改めて、現時点での今回措置延長対象になる地域及び全国の感染蔓延状況をどのように評価していらっしゃいますでしょうか、認識をお聞かせください。 Angry: 0.626 Disgust: 0.334 Fear: 0.464 Happy: 0.381 Sad: 0.453 Surprise: 0.427
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00:11:50 ~ 00:12:02 国務大臣(山際大志郎君)
これは、先生、やはり数字をしっかり追いかけるのが大事だと思っておりまして、今先生から御説明いただいたように、全国平均で見れば新規感染者数は減少傾向にあると。 Angry: 0.206 Disgust: 0.189 Fear: 0.546 Happy: 0.616 Sad: 0.491 Surprise: 0.694
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00:12:02 ~ 00:12:44 国務大臣(山際大志郎君)
しかし、尾身会長が指摘されているように、これがどのような、これから先どのような形になるかというものはまだ予断を持って予測できるものではないということだと思います。ですから、我々、この感染症対策というものをしっかりやり続けるという、そういう姿の中で徐々に減っていってもらうということを狙いたいと思っております。しかし、それが急に減るものなのか、徐々にしか減らないのか、あるいは横ばいになるのかということは少し様子を見ながらやらなくてはいけないという、そういう警戒感と危機感を持ちながら我々としてはオペレーションをしている、そんな状況にございます。 Angry: 0.263 Disgust: 0.243 Fear: 0.674 Happy: 0.455 Sad: 0.462 Surprise: 0.644
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00:12:44 ~ 00:13:00 宮口治子君
ありがとうございます。様子をしっかり見て対応していただきたいと思います。これまで、政府そして自治体、医療機関、医療従事者の皆様の努力もあって、検査・医療提供体制は、課題はまだあるものの、一定程度拡充されてまいりました。 Angry: 0.590 Disgust: 0.265 Fear: 0.319 Happy: 0.622 Sad: 0.526 Surprise: 0.392
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00:13:00 ~ 00:14:00 宮口治子君
一方、現在でも、感染を疑われるような症状であっても検査を受ける場所が予約でいっぱいであったり、基礎疾患をお持ちの方や症状が重くなってきてもなかなか病床までたどり着けないなどの状況も聞こえてまいります。一部地域を除き、全国レベルでは数字上は検査、病床のキャパシティーに余裕があるように見える中、なぜこのようなことが発生するのでしょうか。モニタリングされている数字以前の部分で何か目詰まりを起こしているのではないでしょうか。検査と医療提供体制の供給不足に陥っている部分について、政府の認識をお聞かせください。それに加えて、全国で一日十万人を超えるレベルで感染者が増えてしまうと提供体制の拡充をどれだけ急いでも追い付かなくなるため、今回の感染の広がりはコントロールできる範囲を超えていたのではないかと懸念いたします。政府の受け止めをお聞かせください。 Angry: 0.465 Disgust: 0.303 Fear: 0.596 Happy: 0.338 Sad: 0.469 Surprise: 0.563
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00:14:00 ~ 00:15:05 国務大臣(山際大志郎君)
後者の方からお答えしますと、我々としては、全体像を昨年の秋にお示しをする中で、デルタ株のときの感染状況というものを基に、それの二倍程度の感染力、場合、あるいは三倍程度、そしてそれ以上というのを、どういうふうになるかということ、そこまでは想定をしておりまして、ですから、そういう意味でいうと、想像をしていた中では一番感染力という意味では強いタイプのものが来たということだと思います。ですから、そういう想定としていたということだけは事実としてお伝えいたします。その上で、その医療提供体制あるいは検査の話ですけれど、全体としては先生がおっしゃったようにキャパシティーの範囲内に入っているかもしれませんが、しかし、先生が御指摘いただいたように、その現場に行ったときにうまく回っていない現場があるというのは我々反省しなくてはいけませんし、実際にあるということも承知しております。 Angry: 0.333 Disgust: 0.246 Fear: 0.518 Happy: 0.678 Sad: 0.386 Surprise: 0.601
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00:15:05 ~ 00:16:08 国務大臣(山際大志郎君)
これは、もちろんいろいろな要因はございますが、やはり目に見えないウイルス感染症ですから、それが一様に我々が用意しているところにぴったり合った形で感染が拡大してくれればいいんですが、そういうふうには必ずならないわけですね。ですから、どうしても一部分に集中して感染が多く起こってしまうというような、そういう濃淡は必ずこういうものにはあるわけでして、それに対して何とか対応しようというふうに現場では必死に汗をかいていただいておりますが、実際にはアクセスしづらい状況があるという報告は先生からもいただきましたし、ほかからももらっているところでございまして、そういうところを何としても円滑に進むようにということをもう努力し続けるしかないと、そんな思いで今やらせていただいているところでございます。また、もちろん全体としてのキャパシティーをもっと増やせればいいんですけど、それも無尽蔵にリソースがあるわけではありませんので、やれる限界まで頑張り続けるということしかないのかなと思っております。 Angry: 0.390 Disgust: 0.368 Fear: 0.486 Happy: 0.493 Sad: 0.573 Surprise: 0.433
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00:16:08 ~ 00:17:00 宮口治子君
ありがとうございます。警察庁のまとめで、自宅などで体調が急に悪化して亡くなった方が一月には百五十一人と、一か月の人数としては過去二番目に多くなっています。しっかりとした医療が受けられずに亡くなっている方が続出している、この状況というのはやはり医療崩壊なのではないかと思います。以前と比較して現在の重症化率が低くても、それは比率の問題であって、感染者数という母数が増えれば当然医療需要は大きくなりますし、実際に一日当たりの死者数は第五波までの数よりも多いという状況です。医療提供側の目線で見ると、結果として措置の効果は十分とは言えていないのではないでしょうか。一方で、三回目のワクチン接種、治療薬の特例承認など、コロナとの闘い方が増えてきている状況でもあります。 Angry: 0.367 Disgust: 0.371 Fear: 0.581 Happy: 0.429 Sad: 0.578 Surprise: 0.463
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00:17:00 ~ 00:17:25 宮口治子君
今回の感染の波ももちろんですが、今後来るであろう第七波以降のことも見据えて、安易にコロナの脅威度を下げるべきと申し上げるわけではないのですが、闘い方をアップデートしていく必要があるのではないかと思います。政府の現在の検討状況、あるいは現時点での見立てをお聞かせください。 Angry: 0.593 Disgust: 0.361 Fear: 0.461 Happy: 0.545 Sad: 0.413 Surprise: 0.444
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00:17:25 ~ 00:18:02 国務大臣(山際大志郎君)
もう政府といたしましては、先ほど申し上げたように、その医療提供体制、目詰まりがあったり、あるいは偏りがあったりというようなことに対して対応するという、柔軟に対応できるように何が工夫できるかというのは日々やっております。これは、これから先もずっとやり続けなくてはいけないことだと思っています。そして、先生から今指摘していただいたように、その闘い方ですね。これは何といってもワクチン、これは大きいと思います。二年前とは違いますね。ですから、三回目のワクチンを一日も早く多くの方に打っていただくというのが政府としてやらなくてはいけないことだと思っております。 Angry: 0.451 Disgust: 0.301 Fear: 0.536 Happy: 0.515 Sad: 0.366 Surprise: 0.612
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00:18:02 ~ 00:18:58 国務大臣(山際大志郎君)
それから、飲み薬も、これも二年前にはなかったツールでございますから、この飲み薬、あるいは点滴薬も著効の点滴薬というのがございますので、この効く薬というものは相当これ二年前とは違う状況で、しかも飲み薬という話になると扱いが相当これ簡易になりますので、それも政府としてしっかり用意していくということがこれからは望まれるんだろうというふうに思います。さらには、検査の体制を充実させるということも必要だと思っておりまして、その一連の検査をするところから治療までの流れというものを全体像でお示ししたんですが、更にブラッシュアップして次に備えていくということが現実的かなと思っております。それらをまとめて、六月までに司令塔組織、組織というか、司令塔機能をどうするかということも含めてしっかりとお示しをできるようにしてまいりたいと思います。 Angry: 0.288 Disgust: 0.315 Fear: 0.529 Happy: 0.610 Sad: 0.550 Surprise: 0.503
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00:19:00 ~ 00:20:04 宮口治子君
想定を超える感染ペースによって、各地の介護施設でコロナ陽性の無症状の職員が陽性の高齢者をケアする、いわゆる陽陽介護の窮状も報じられるようになってきています。本来、陽性の方にはしっかりとお休みしていただくべきところ、非感染の介護事業者への感染リスクがあることや、元々人手不足な中で非感染の介護従事者の人数が足りなくなってしまうということなどから、陽性の介護従事者に対応をお願いをせざるを得ないといったような状況になるという、医療だけではなくて介護の現場までが非常に大変な事態になっています。ここまでの状況を事前に想定するということは難しかったと思いますが、発生してしまった以上、急ぎ手を打つ必要があるのではないでしょうか。まずは、このような事態がどの程度起こっているのかを把握し、介護現場への支援策を検討するべきだと考えますが、この問題に対する現状認識、そして現在までの対応はどのような状況でしょうか。 Angry: 0.333 Disgust: 0.265 Fear: 0.643 Happy: 0.394 Sad: 0.540 Surprise: 0.553
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00:20:04 ~ 00:21:14 国務大臣(山際大志郎君)
これは、今起こっている状況をリアルタイムに正確に把握し続けるというのは、これはなかなか難しいと思いますが、しかし全体の環境を整えるということは当然やらなくてはいけないことでして、例えば、濃厚接触者の方で、それで、しかしほかに人がいないから働けないかというようなことを沖縄を皮切りに御相談がありまして、お医者様がやっているように毎日検査をしながら、陰性であることを確認しながら業務に当たっていただくというようなことをやってまいりました。この度、これを大阪、近畿圏にも少し増やすということで、そういうオペレーションをやっていただくというのが一つ。あるいは、その費用等々について、職員を確保する必要がありますので、その費用について掛かり増しの経費をお支払いするような制度であるとか、あるいは都道府県による緊急時に備えた応援体制の構築や財政支援というようなことで、ある意味施設の側に資金として御支援を申し上げるというようなことで、足りない、不足している職員の方を新たに投入していただくというようなこと、これをサポートするようなこともやってございます。 Angry: 0.315 Disgust: 0.274 Fear: 0.524 Happy: 0.661 Sad: 0.399 Surprise: 0.573
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00:21:21 ~ 00:21:52 宮口治子君
ありがとうございます。高齢者の方の陽陽介護ももちろんなんですけれども、保育あるいは教育現場といったところからもたくさんの声が届いて、苦しい声が届いております。難しい課題であることは理解しているんですけれども、全ての世代にできる限りの対応、お願いしたいと思います。質問を終わります。ありがとうございます。 Angry: 0.367 Disgust: 0.298 Fear: 0.344 Happy: 0.670 Sad: 0.630 Surprise: 0.464
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00:21:52 ~ 00:22:08 塩田博昭君
公明党の塩田博昭でございます。新型コロナウイルス、オミクロン株の感染者の急増によりまして、全国の自宅療養者が五十四万人を突破をいたしまして、過去最多を更新していると。 Angry: 0.452 Disgust: 0.317 Fear: 0.455 Happy: 0.722 Sad: 0.297 Surprise: 0.618
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00:22:08 ~ 00:23:11 塩田博昭君
自宅療養者の不安にすぐに応えられる体制整備ということが非常に国民の命を守る上で重要になってくると、このように思います。その中で、都内在住のある保育士さん、五日前に陽性が判明をして、自宅療養になりました。すぐに、食料品やパルスオキシメーターの配送に対応する東京都の自宅療養サポートセンター、ここに登録したんですが、五日目の今日も実は何も届いていないと、こういう状態でございます。感染者の増加に伴って、同様の事例は報道でも取り上げられております。支援が行き届かず自宅で重症化するようなことがあってはならないと、このように思います。政府としても、当然自治体でやるべきこともありますけれども、自治体にお任せするということだけではなくて、自宅療養者に対する各種支援が滞っていないか実態を把握し、改善をする必要があると思います。 Angry: 0.465 Disgust: 0.286 Fear: 0.525 Happy: 0.512 Sad: 0.489 Surprise: 0.467
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00:23:24 ~ 00:24:04 国務大臣(山際大志郎君)
政府として一番最初にやらなくてはいけないと思っていたことは、その自宅療養をしていただくに当たってですが、医療的な安心をセットでということだったんですね。その医療的な安心というのは何かというと、まずはパルスオキシメーターを持っていただくということ。そしてまた、経口、飲める、飲み薬ですね、を持っていただくということ。それと、アクセスできる電話番号ですね、電話番号でもインターネットでもいいんですが、必ずつながる、何か容体が急変したときなんかには必ずつながるその体制を整えると。 Angry: 0.339 Disgust: 0.247 Fear: 0.504 Happy: 0.671 Sad: 0.400 Surprise: 0.585
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00:24:04 ~ 00:24:50 国務大臣(山際大志郎君)
この三つをセットにして自宅療養というものを広げるという、そういうオペレーションで今までやってまいりました。ですから、ここは大宗できているというふうには感じますが、しかし、先生がおっしゃったように、隔離されていますから、一人で暮らしていると食料をどうするんだという、その次の段階のものまでは実は手が回っていなかったというのは事実でございまして、そこを都道府県の皆様方に、現場にお任せしてきたんですけれど、しかし、目詰まりが起きていたりというのがあるというのは私も承知しております。何とか少し円滑に進むように我々としてもやらせていただきたいと思いますが、百点満点ではないということを承知しながら努力を続けるしかないと思ってございます。 Angry: 0.306 Disgust: 0.309 Fear: 0.500 Happy: 0.694 Sad: 0.426 Surprise: 0.594
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00:25:01 ~ 00:25:58 塩田博昭君
例えば、旅館、ホテルなどの観光業界や飲食業界などからも悲鳴が上がっておりまして、十五日の政府・与党連絡会議におきまして公明党の山口代表からも、三月末に申請期限を迎える雇用調整助成金の特例措置、また緊急小口資金などの国民生活を守る上で必要な支援策の延長を強く要請をしたところでございます。前向きな御答弁をいただきたいと思います。また、公明党が強く求めておりました外国人留学生などの入国緩和については、昨日ですね、岸田総理から、三月一日から観光目的以外の外国人の新規入国を認めると発表されました。こういうことについても、多くの技能実習生が入国を足止めされてきただけに、スムーズな入国に万全を期すべきだと思います。大臣の見解を伺いたいと思います。 Angry: 0.536 Disgust: 0.278 Fear: 0.395 Happy: 0.626 Sad: 0.443 Surprise: 0.492
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00:26:03 ~ 00:26:43 国務大臣(山際大志郎君)
その上で、今御質問のあった雇用調整助成金あるいは緊急小口資金の特例貸付け、あるいは、その二つですね、その二つに関しては厚労省において今検討中というふうに聞いておりますが、先日、山口代表が発言されたのを私その横にいて聞いておりましたし、後藤厚生労働大臣もしっかり聞いておりますので、しっかり検討をさせていただいて、二月末までにはこの特に雇用調整助成金に関して公表する方向だというふうに聞いておりますから、私の方からもまた強く伝えたいと思います。 Angry: 0.405 Disgust: 0.190 Fear: 0.462 Happy: 0.549 Sad: 0.413 Surprise: 0.569
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00:27:00 ~ 00:27:20 山崎真之輔君
新規感染者数は少しずつ減ってはきているものの、その減少ペースは鈍化しておりまして、高止まり状態にあるのではないかなという指摘もありますが、その原因としてワクチン三回目の接種が遅れていることが指摘をされていますが、まず政府の認識をお伺いいたします。 Angry: 0.468 Disgust: 0.292 Fear: 0.571 Happy: 0.402 Sad: 0.479 Surprise: 0.448
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00:27:20 ~ 00:28:09 国務大臣(山際大志郎君)
ワクチンの三回目の接種が遅れているではないかという批判については甘んじ、甘んじてというか、真摯に受け止めなきゃいけないと思いますが、どうしてそうなっているかということに関しては、やっぱり皆さんと理解していただいておかなきゃいけない部分もあると思っているんです。そもそも、その二回までのワクチンが日本の場合は打ち出しが遅かったということ。それで、薬事法で決められているように、ワクチンは六か月期間を空けてから打つということに今の日本に申請されているものはなっているものですから、どうしてもそこは六か月からということになっております。そういう意味で六か月からというのが、そもそも遅かったというのはあるんですが、一方で、御指摘いただいているように、その体制を整備することで少し遅れたというのはそのとおりだと思います。 Angry: 0.367 Disgust: 0.304 Fear: 0.653 Happy: 0.432 Sad: 0.514 Surprise: 0.522
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00:28:09 ~ 00:28:34 国務大臣(山際大志郎君)
そこで、総理から号令が出て、一日百万回を目指してというので、これはもう突破しました。ですから、一日百万回以上打てるようにそれを維持していって、そのペースでいきますと、二月終わり程度には大体キャッチアップしていけるところのペースまでは来ておりますので、全力で一日も早く打てるようにしてまいりたいと思っております。 Angry: 0.209 Disgust: 0.286 Fear: 0.389 Happy: 0.892 Sad: 0.361 Surprise: 0.638
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00:28:34 ~ 00:29:00 山崎真之輔君
当初は、二回目からの接種間隔、これは八か月以上としていました。しかし、十一月十五日の厚労省の専門家分科会では、地域の感染状況によっては自治体の判断で六か月以降とすることも可能というふうになりました。にもかかわらず、その翌日ですね、十六日の時点で、後藤厚労大臣と堀内ワクチン担当大臣は前倒しすることに後ろ向きの姿勢を示したと思います。 Angry: 0.298 Disgust: 0.247 Fear: 0.510 Happy: 0.707 Sad: 0.396 Surprise: 0.618
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00:29:00 ~ 00:30:03 山崎真之輔君
こういった判断が結局現在のワクチン接種の遅れにつながったのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。前向きにやっていただくことは是非やっていただきたいんですけれども、やっぱりこの二か月間遅れたということは、高齢者の重症化につながっていたと私は思いますから、これは取り戻せないというふうに思うんです。しっかりと現実を見て、これからの対策に万全を期していただきたいと思います。 Angry: 0.350 Disgust: 0.256 Fear: 0.524 Happy: 0.457 Sad: 0.648 Surprise: 0.483
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00:29:11 ~ 00:29:44 国務大臣(山際大志郎君)
これは、今も御答弁申し上げましたとおり、真摯に我々はその御批判というものを受けなくてはいけないと思っておりますが、しかし、実際にはですね、実際にはその六か月間隔を空けて打ち出す方々に関して、そこまで物すごく遅れているかというと、そこそこに打てる状況にはなってきているわけなので、だからこのペースをキープして前向きにやることが大事だと思っておりまして、二月、三月で追い付けるように頑張ってまいりたいと思います。 Angry: 0.321 Disgust: 0.186 Fear: 0.505 Happy: 0.725 Sad: 0.420 Surprise: 0.543
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00:30:03 ~ 00:30:49 山崎真之輔君
次に、まん延防止等重点措置についてお伺いしたいと思いますが、今回五県が解除されるものの、全体としては延長が多いということでございまして、効果は限定的だったのではないかなというふうに思いますが、政府として、これまでの重点措置が正しかったのか、どういうふうに考えておられるのか、お答えをいただきたい。あわせて、今クラスターが起きているのは、飲食店ではなくて、高齢者施設、児童施設、それから教育的な施設だというふうに思っております。となりますと、現行のまん防では対策がちょっとかみ合っていかないのではないかなと、この先というふうに思います。今後も同じようなこのまん防の対策、これを続けられていくのか、政府の見解を教えてください。 Angry: 0.510 Disgust: 0.273 Fear: 0.504 Happy: 0.507 Sad: 0.434 Surprise: 0.541
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00:30:49 ~ 00:31:06 国務大臣(山際大志郎君)
まん延防止等重点措置の中における特にその飲食店に対しての時短営業要請に関して、これがよく言われるんですが、このまん延防止等重点措置を行ったことによって、実は有意に飲食店におけるクラスターというのは減りました。 Angry: 0.548 Disgust: 0.300 Fear: 0.515 Happy: 0.550 Sad: 0.310 Surprise: 0.595
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00:31:06 ~ 00:32:06 国務大臣(山際大志郎君)
ですから、そういう意味では効き目はあったというふうに我々は思っております。一方で、今委員がおっしゃったように、感染が起きる場が、子供たちがいる場、高齢者がいる場、あるいは職場、家族間というふうに広がったことは事実でございまして、そこに対しての対策というものを加えなくてはいけないというのはおっしゃるとおり。これは、先週、基本的対処方針分科会のところで大分議論をさせていただいて、今学校において衛生管理マニュアルというものがございますが、これを踏まえて、感染リスクの高い教育活動について同マニュアル上のレベルにとらわれず慎重に実施することや、あるいはオンライン学習を組み合わせたハイブリッド学習等々を実施してもらうこと、あるいは高齢者施設についても、施設内の療養環境整備や体制強化等々に関して基本的対処方針の中に盛り込んでございますので、併せてそれを行っていくということで対処してまいりたいと思っております。 Angry: 0.380 Disgust: 0.365 Fear: 0.521 Happy: 0.633 Sad: 0.366 Surprise: 0.576
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00:32:06 ~ 00:32:35 山崎真之輔君
基本的対処方針に盛り込んでいただいたのは結構なことだと思います。ただ、やっぱり学校現場は、マスクもしています、給食も黙食しています、外でも着けています、それでも感染しています。そうすると、学級閉鎖、学年閉鎖です。そうしますと、もう教育の機会が著しく失われているんですね。ですから、これ基本的対処方針だけではなくて、やはりまん防を含めましてもう深い追求、検討をしていくべきだと思いますので、その点だけ最後に教えてください。 Angry: 0.252 Disgust: 0.272 Fear: 0.535 Happy: 0.577 Sad: 0.572 Surprise: 0.549
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00:32:35 ~ 00:33:00 国務大臣(山際大志郎君)
先生の問題意識、実は基本的対処方針に参加してくださっている有識者の先生方からも同じことが言われていまして、子供の教育機会を失わせないようにしながらどうこの感染拡大を抑えるかって大変難しいテーマですけれども、極力子供の教育機会が失われないような環境を整備する、そういう方向で進ませていただきたいと思っております。 Angry: 0.219 Disgust: 0.268 Fear: 0.615 Happy: 0.438 Sad: 0.613 Surprise: 0.502
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00:33:11 ~ 00:34:03 石井苗子君
日本維新の会の石井苗子です。本日は、私から山際大臣に御質問させていただきます。日頃から気になっていたことを少し視点を変えて質問させていただきます、この機会でございますので。内閣府の日本経済二〇二一―二〇二二の報告書というのを読まさせていただきました。コロナ経済対策事業について、二点お伺いしたいと思います。まず、日本のコロナ経済対策事業の規模ですが、GDPの五四%、約二百九十三兆円と、世界の先進主要国の中で最高額となっております。ここには昨年の十一月に閣議決定されたGDPの一四%に当たります約七十八兆九千億円が含まれておりません。 Angry: 0.433 Disgust: 0.248 Fear: 0.384 Happy: 0.703 Sad: 0.434 Surprise: 0.566
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00:34:03 ~ 00:34:51 石井苗子君
ですから、これ二つ合わせると約三百七十二兆円の規模になるわけですね。これだけの経済対策事業規模でありながら、景気の回復状況というのを他国と比べますと、非常に効率が悪いというデータが出ております。後塵を拝していると言わざるを得ないような結果が出ておりまして、大変残念に思いました。政府は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が断続的に出されたことでワクチンの接種が遅れを出たというようなことも理由に挙げているようでございますが、現在のコロナ経済対策事業についての大臣の御見解、現在の御見解をお伺いいたします。 Angry: 0.371 Disgust: 0.269 Fear: 0.595 Happy: 0.490 Sad: 0.450 Surprise: 0.565
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00:34:51 ~ 00:35:03 国務大臣(山際大志郎君)
先日ちょっと発表させていただいたんですが、昨年の十―十二月のGDPですね、これがおおむねコロナ前の水準に戻りましたという発表をさせていただきました。 Angry: 0.118 Disgust: 0.080 Fear: 0.493 Happy: 0.803 Sad: 0.460 Surprise: 0.758
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00:35:03 ~ 00:35:45 国務大臣(山際大志郎君)
これが何を意味しているかと。これで万全だなんということを言うつもりはないんですけれども、何を意味しているかというと、やはりコロナ対策をしっかりやって、ウイズコロナの下でも経済が回り始めるときちんとGDPは上がってくるということを意味しているんだろうと。そうなりますと、我々として今やるべきことは何かといえば、コロナ対策を万全を期してやるということと、それと併せて、あるいはそれの少し遅れて経済対策を確実に実施していくということだというふうに思っております。経済対策は、昨年の補正予算で通していただいたものが今まさにオンゴーイングでやっておりますので、これを確実に進めるということが重要だというふうに今思っております。 Angry: 0.525 Disgust: 0.345 Fear: 0.515 Happy: 0.555 Sad: 0.327 Surprise: 0.575
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00:35:45 ~ 00:36:10 石井苗子君
ありがとうございます。ところが、コロナ経済対策の事業の規模に対して経済の回復の状況がどうかということをちょっとデータを見させていただきましたが、世界の景気回復の効率と比較しているデータには、日本は極めてパフォーマンス、効率が悪い、つまり事業規模の割には景気回復に役立っていない、結び付いていないというような結果になっているんです、大臣。 Angry: 0.287 Disgust: 0.313 Fear: 0.438 Happy: 0.623 Sad: 0.620 Surprise: 0.455
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00:36:10 ~ 00:37:06 石井苗子君
それで、二〇一九年から十二月期の実質GDPを一〇〇とした場合に、コロナ経済対策規模と経済回復の効率を比較したデータを作ってみたんですけれども、ちょっとお聞きいただきます。アメリカはGDP三一%で一〇一・一の景気回復率なんですね。ドイツがGDPの四〇%で九八・一の景気回復。イギリスがGDP三二%を使って九八・五の景気回復率。中国はGDPの何%使っているのかってどこ見ても出ていないんですね、発表していないんですよ。だけど、勝手に一〇八・一%の景気回復と書いてあるんですね。この日本をこれらと比べた場合に、日本はGDP五四%、先ほどそう申し上げました。二百九十三兆円プラス七十九兆円というのを使って、コロナ経済対策規模で景気回復率、これが九八%だと、九八・一。 Angry: 0.401 Disgust: 0.319 Fear: 0.524 Happy: 0.599 Sad: 0.362 Surprise: 0.661
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Angry: 0.278 Disgust: 0.172 Fear: 0.539 Happy: 0.332 Sad: 0.633 Surprise: 0.629
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00:37:18 ~ 00:38:13 国務大臣(山際大志郎君)
先生、済みません、その試算が何に基づいてどういうものかということについてが私の頭ですぐに理解できるものではないので、それの比較の中でどうかということはちょっと控えさせていただきますが、しかし、先生のおっしゃるように、やはりもう少し経済は活性化させられるだけのポテンシャルが我が国にはあると思います。あると思いますが、それがまだうまくそこに火が付いていないというのは現実だと我々は考えております。だからこそ、先ほど申し上げたように、どうしても私たち日本人は少し慎重なところがあるのは間違いないと思うんですね。ですから、このコロナ対策を万全を期して、安全だ、安心だということをみんなが思えるような状況になってくることが経済を活性化させる上での基本条件になってくるようなところがあるので、それを必死にやるしかないのかなと思っております。 Angry: 0.281 Disgust: 0.261 Fear: 0.497 Happy: 0.631 Sad: 0.531 Surprise: 0.521
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00:38:13 ~ 00:39:27 石井苗子君
ありがとうございます。でも、ちょっと、イッツ・ツー・レートという、いつもちょっと遅いかなという感じがするんですね、出していくのがですね。もうワクチン接種の、もう迅速に実施していればお亡くなりになった方も少なかったかなというような。確かに計算は私がしたんでありますけれども、やっぱり非効率的な経済対策の、国民の税金を使っているということは、やっぱりデータの見せ方だけで国民の暮らしが良くなったふうに見せる。それはGDP大事ですよ、大事ですけれども、やっぱり景気の回復の実感ができないのは、やっぱり政府が打開策を取っていないからじゃないかという意見も出ております。国民に目に見えるような形で人的資源だったり設備資源を現在のコロナ禍に積極的に対応させていくことが政府に求められているということと、もう一つ、GDPを示すことの方法も一つはあるんですが、景気ウオッチャーの調査ですとか、あと消費者態度の指数というのもあるんですけれども、この中に、こういったもので国民のその景気の実感を上昇させるというような方向にももう少し傾注していただきたいということを申し上げまして、大臣の最後の御感想を聞きたいんでございますが……あっ、時間、過ぎているんですね、一分あるんじゃなくて。 Angry: 0.413 Disgust: 0.271 Fear: 0.418 Happy: 0.567 Sad: 0.555 Surprise: 0.465
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Angry: 0.684 Disgust: 0.435 Fear: 0.363 Happy: 0.569 Sad: 0.469 Surprise: 0.364
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00:39:45 ~ 00:40:00 倉林明子君
日本共産党の倉林明子です。昨日、総理が記者会見をされました。しかし、その中身について私はちょっと驚いたというのが率直な感想です。それは、一つに病床の確保。 Angry: 0.457 Disgust: 0.334 Fear: 0.571 Happy: 0.472 Sad: 0.362 Surprise: 0.654
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00:40:00 ~ 00:41:11 倉林明子君
重症病床は十分に余裕があり、必要な医療を提供していると、この発言なんですよね。これ、コロナ病床の確保というのはどうやって担保されたかというと、一般病床を縮小すると、こういうことで成り立っているんですよね。結果どうなっているかというと、救急車の受入れ困難ということが急速に悪化しております。感染拡大は医療従事者、そしてその家族にも広がって、これが一層深刻な人手不足を現場に起こしているという状況になっています。さらに、三回目のワクチン、議論ありましたけれども、これ間に合わなかったという事態が、高齢者施設のクラスター、そして、入院できずに亡くなるような高齢者の重症化という、これ急増しているという事態を生んでいるわけです。私、守れない命ということが増え続けていると、これ現状じゃないかと思ったんですけど、いかがでしょうか。 Angry: 0.341 Disgust: 0.326 Fear: 0.698 Happy: 0.274 Sad: 0.566 Surprise: 0.534
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00:41:11 ~ 00:42:10 国務大臣(山際大志郎君)
これは先ほども申し上げましたように、私たちは全体としてはキャパシティーを用意していると、要するに容量を用意しているということは申し上げていますけれど、しかし、現場現場でそうではない現場があるということは、これ真摯に受け止めなくてはいけないということを先ほども申し上げたわけです。ですから、この医療提供体制そのものも、総理は全体としてはどうかということを昨日お話をされたんだと思いますが、しかし、先生が今指摘していただいたように、それがいろいろな皆さんの御努力によって成り立っているものだということを、これを総理は忘れたわけではないんですね。だから、我々はその問題意識はもちろん共有させていただいております。問題なのは、そうですね、それが回らないよう、回るようにしていかなくてはいけないものですから、そこは何とか今機能するようにしているということを総理はおっしゃったんだと思います。 Angry: 0.289 Disgust: 0.218 Fear: 0.500 Happy: 0.716 Sad: 0.445 Surprise: 0.571
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00:42:10 ~ 00:43:09 倉林明子君
いや、国民の命を守ることが要諦の第一に挙げられているんです。コロナで亡くなる人を助けるということ、これ本当に大きな課題なんだけれど、これによって一般医療で更に命をなくすようなことに広がっていると、全体として国民の命を守る医療提供体制になっていないんだと、こういう認識持ってほしい。国民の命の危機にあると、そういう危機感がちょっと共有されてないのではないかという実感を持ちました。総理は、自宅療養者の不安に応えることが対応の二つ目の要諦だということを挙げられました。これ直近で見れば、本来保護されるべき陽性者五十五万人、これが今、自宅で自主隔離という状況になって、保健所、医療つながれない、つながらないと、放置されたままだという実態も広がっております。 Angry: 0.551 Disgust: 0.330 Fear: 0.609 Happy: 0.255 Sad: 0.546 Surprise: 0.430
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00:43:09 ~ 00:43:35 倉林明子君
これ大阪のお話なんですけれども、シングルマザーを支援している民間団体に、感染したシングルマザーから、自治体からの支援も届かないと、家に食料がないと、助けてくれと、こういうSOSが殺到しているというわけですよ。直ちに、私はこうした事態というのは改善すべきだと思う。どうでしょうか。 Angry: 0.455 Disgust: 0.347 Fear: 0.547 Happy: 0.473 Sad: 0.482 Surprise: 0.520
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00:43:35 ~ 00:44:08 国務大臣(山際大志郎君)
これも先ほど御答弁申し上げましたように、まずは医療とセットで自宅療養をしていただくということで、そこの部分に関しては、抜けがゼロとは言いませんが、確保されているものと、我々はそう認識しております。一方で、その生活に関わるところに関しては、今の食料の話ですね、不十分な部分ということを我々も承知しておりますので、これやっていただいている、都道府県にやっていただいているものですから、都道府県ともよくよく相談しながら円滑に進むようにしたいと思います。 Angry: 0.269 Disgust: 0.229 Fear: 0.434 Happy: 0.784 Sad: 0.441 Surprise: 0.521
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00:44:08 ~ 00:45:03 倉林明子君
今、明日、子供に食べさせるものも、食料尽きていると、そういう状況がコロナの感染者で自主隔離しなければならないという下で起こっているわけで、一日を争う自宅療養者の不安に応える課題だという認識で取り組んでいただきたいということです。総理は、要諦の第三に挙げられたのが、社会経済活動をできる限り止めないことだと。否定するものじゃありません。回していきたいという御要望も本当にたくさん上がっています。そのために、これ検査体制の構築、これ欠かせないと思うんですね、安全に安心に回していくためには。そのために、PCR検査、抗原検査、これ一体、一日どこまで必要になるのか、それぞれ何件確保すべきかと。見通し、どうですか。 Angry: 0.490 Disgust: 0.330 Fear: 0.520 Happy: 0.470 Sad: 0.467 Surprise: 0.522
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00:45:03 ~ 00:45:45 国務大臣(山際大志郎君)
PCR検査は、三十九万回、一日に検査できるところまであります。これ、三十九万回いっぱいになっていません、まだ。ですから、それでも順次増やす方向で今やらせていただいておりますが、この数ということを目標にするわけではなくて、できるだけ増やすという方向でやらせていただいています。検査キットに関しては、足下八十万回、一日に用意する形になっていますが、もう百万回に向けて、もう早晩百万回まで行くような形でやらせていただいておりますので、必要なものが確保できるように日々増やす方向で努力をしているというところでございます。 Angry: 0.241 Disgust: 0.295 Fear: 0.492 Happy: 0.691 Sad: 0.530 Surprise: 0.616
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00:45:45 ~ 00:46:12 倉林明子君
もう医療機関にさえキット枯渇するというのが現状なんですよ。社会経済活動を回していこうと思ったら、どのぐらいの規模でもっと増やさなければならないのかと、その戦略がないのが問題だと申し上げて、終わります。 Angry: 0.620 Disgust: 0.465 Fear: 0.553 Happy: 0.372 Sad: 0.438 Surprise: 0.418
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Angry: 0.420 Disgust: 0.359 Fear: 0.346 Happy: 0.688 Sad: 0.541 Surprise: 0.463
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この要約は、この会議の議事録全体から自動的に生成されたものです。
これらの十七道府県における感染拡大の速度は鈍化が見られるものの、依然として多くの感染者が確認されております。 |
そしてまた、経口、飲める、飲み薬ですね、を持っていただくということ。 |
ありがとうございます。 |
そうしますと、もう教育の機会が著しく失われているんですね。 |
日頃から気になっていたことを少し視点を変えて質問させていただきます、この機会でございますので。 |
総理は、自宅療養者の不安に応えることが対応の二つ目の要諦だということを挙げられました。 |
各党の皆様におかれましても、何とぞ御理解と御協力をお願いいたします。 |
そのために、これ検査体制の構築、これ欠かせないと思うんですね、安全に安心に回していくためには。 |
これ、三十九万回いっぱいになっていません、まだ。 |
割当て会派推薦のとおり、倉林明子さんを理事に選任することに御異議ございませんか。 |
感染減少の兆しが全国的に出ているんではないかと思います。 |
これは三月一日からになります、オペレーションがですね。 |
様子をしっかり見て対応していただきたいと思います。 |
検査と医療提供体制の供給不足に陥っている部分について、政府の認識をお聞かせください。 |
ありがとうございます。 |
しっかりとした医療が受けられずに亡くなっている方が続出している、この状況というのはやはり医療崩壊なのではないかと思います。 |
医療提供側の目線で見ると、結果として措置の効果は十分とは言えていないのではないでしょうか。 |
これは何といってもワクチン、これは大きいと思います。 |
それらをまとめて、六月までに司令塔組織、組織というか、司令塔機能をどうするかということも含めてしっかりとお示しをできるようにしてまいりたいと思います。 |
この会議中で出現頻度が高い単語を抽出し、その頻度が高い単語を大きい文字で表示しています。単語をクリックすると、その単語を含む発言内容の先頭に移動します。