00:22:09 ~ 00:23:00 石田委員長
これより会議を開きます。行政の基本的制度及び運営並びに恩給に関する件、地方自治及び地方税財政に関する件、情報通信及び電波に関する件、郵政事業に関する件及び消防に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。各件調査のため、本日、参考人として株式会社フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長兼COO金光修君、日本放送協会会長前田晃伸君及び日本放送協会副会長正籬聡君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。引き続き、お諮りいたします。 Angry: 0.530 Disgust: 0.349 Fear: 0.446 Happy: 0.581 Sad: 0.463 Surprise: 0.492
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00:23:00 ~ 00:24:00 石田委員長
各件調査のため、本日、政府参考人として内閣官房内閣審議官藤井敏彦君、内閣官房内閣人事局内閣審議官藤田穣君、内閣法制局第一部長木村陽一君、人事院事務総局職員福祉局次長練合聡君、国家公務員倫理審査会事務局長荒井仁志君、総務省大臣官房長原邦彰君、大臣官房審議官藤野克君、情報流通行政局長吉田博史君、国立感染症研究所長脇田隆字君及び経済産業省大臣官房原子力事故災害対処審議官新川達也君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。この際、参考人に一言御挨拶を申し上げます。 Angry: 0.645 Disgust: 0.312 Fear: 0.433 Happy: 0.549 Sad: 0.358 Surprise: 0.450
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00:24:00 ~ 00:24:25 石田委員長
本日は、御多用中のところ当委員会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。委員会を代表して厚く御礼申し上げます。質疑の申出がありますので、順次これを許します。橘慶一郎君。 Angry: 0.503 Disgust: 0.290 Fear: 0.337 Happy: 0.726 Sad: 0.462 Surprise: 0.489
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00:24:25 ~ 00:25:06 橘委員
おはようございます。本日は、金光フジ・メディア・ホールディングス社長さんに御出席いただいております。ありがとうございます。今般、過去において外資規制違反だったことがフジ・メディア・ホールディングスさん、判明いたしまして、東北新社が外資規制違反により認定放送持ち株会社の取消処分を受けた直後でもあり、かつ、民放キー局の一つであるフジさんでこのような事案が発生したことは、ゆゆしき事態であります。今般の事態について、フジ・メディア・ホールディングス及び総務省の対応に問題がなかったかどうか、今後、このような事態が発生しないよう、放送法の制度面も含め、どのように対処していくべきかが重要であると思っております。 Angry: 0.422 Disgust: 0.247 Fear: 0.436 Happy: 0.673 Sad: 0.422 Surprise: 0.509
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00:25:06 ~ 00:26:22 橘委員
これらの点につきまして、フジ・メディア・ホールディングス、また総務省に確認をさせていただきたいと思います。四月八日のフジ・メディア・ホールディングス金光社長の会見によりますと、二〇一四年九月末の株主名簿確定に当たり、過去の外国人議決権比率の計算に過誤があることに気がついたということであります。その結果、二〇一二年九月期から二〇一四年三月期まで放送法の外資規制比率二〇%を上回っていたことが判明、総務省に対しては二〇一四年十二月上旬頃に報告したと述べられております。過去の外資規制違反について気づかなかった原因は何だったのか、また、総務省への報告が二〇一四年十二月と遅れたことはなぜなのか、そしてまた、当時その事実を会社として公表しなかったのはなぜなのかということが疑問点としてあるわけであります。そこで、金光参考人に、本事案について、事案の発覚から総務省への報告までの一連の経緯、また、会社として本事案についてどのように総括しているのか、まずお伺いいたします。 Angry: 0.592 Disgust: 0.342 Fear: 0.510 Happy: 0.511 Sad: 0.311 Surprise: 0.531
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00:26:22 ~ 00:27:05 金光参考人
フジ・メディア・ホールディングスの金光でございます。まずは、過去の一時期、株主名簿の作業ミスによりまして外資規制の基準を超過し、違反した状態でありましたこと、また、これにより多くの方々に御心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。お答えさせていただきます。まず、この株主の議決権比率のミスに気がついたことに関してでございます。 Angry: 0.484 Disgust: 0.446 Fear: 0.571 Happy: 0.425 Sad: 0.495 Surprise: 0.491
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00:27:05 ~ 00:28:08 金光参考人
これは、二〇一四年九月末の株主名簿確定作業の準備段階で、子会社のその出資会社が当社の株式を保有していることに気がつきました。今回の違反につながるきっかけとなる、いわゆる相互保有株の存在に気がつきましたが、外人持ち株比率への影響までは当該部署では思いが至らず、まず目の前の十月からの株主確定作業を最優先して行いました。十月二十日に二〇一四年九月期の株主名簿が確定した後に、この控除すべき株式が過去の計算でどうであったかの確認作業を始め、十月末から十一月初旬にかけて、外資規制にオーバーしていることが判明いたしました。 Angry: 0.552 Disgust: 0.359 Fear: 0.611 Happy: 0.478 Sad: 0.256 Surprise: 0.588
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00:28:08 ~ 00:29:09 金光参考人
御質問は、報告が遅れた理由ということで。今申し上げましたように、十月の末から十一月の初めに株式担当の総務部門が過去の間違いを確認した時点で外資規制の重要性を認識し、それを最優先として対応していれば、もう少し早く総務省への報告ができていたと考えております。会社全体としまして、放送法、特に外国人の議決権比率に関しての重要性の認識が甘かったことを深く反省し、おわび申し上げます。続きまして、御質問の、会社としての総括でございます。これは、ミスを犯した、専門的な分野ではありますが、原因の解明、その再発防止策を講じました。 Angry: 0.473 Disgust: 0.335 Fear: 0.527 Happy: 0.588 Sad: 0.390 Surprise: 0.491
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00:29:09 ~ 00:29:37 金光参考人
具体的には、議決権確定における業務フローの改善、部門間の情報共有の強化、そして放送法、特に外資規制の重要性に関しての認識の甘さへの改善などを行い、反省するとともに、二度と起こさないことを徹底いたしました。以上、お答え申し上げました。 Angry: 0.603 Disgust: 0.414 Fear: 0.486 Happy: 0.536 Sad: 0.355 Surprise: 0.445
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00:29:37 ~ 00:30:04 橘委員
ありがとうございます。再発防止、いろいろな手だてを講じていただく、あるいは議決権比率に少し余裕を持たれる、いろいろな方法があるかと思いますが、是非御検討いただきたいと思います。限られた時間でありますので、総務省の方にも要点をお伺いしてまいりたいと思います。フジ・メディア・ホールディングスにつきまして、四月九日の総務大臣会見によれば、認定の取消しは行わない、また、先月、東北新社の外資規制違反については認定の取消しは行われているわけであります。 Angry: 0.418 Disgust: 0.286 Fear: 0.332 Happy: 0.661 Sad: 0.549 Surprise: 0.461
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00:30:04 ~ 00:31:06 橘委員
この両者の処分の違い、その判断の理由について、事務方の方にお伺いいたします。これは法の解釈ということで、法のたてつけとしてはそういうことになるのかもしれませんが、この制度面の問題もあると思っております。 Angry: 0.397 Disgust: 0.242 Fear: 0.444 Happy: 0.718 Sad: 0.401 Surprise: 0.587
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00:30:16 ~ 00:30:59 吉田政府参考人
お答えいたします。フジ・メディア・ホールディングスは、二〇〇八年の当初の認定時におきまして外資規制に抵触しておらず、その認定は適正なものでございました。一方で、東北新社は、当初の認定時において外資規制に抵触しており、本来であれば、認定そのものを受けることができなかったということでございます。したがいまして、東北新社につきましては、当初の認定という行政処分に重大な瑕疵があったとして、総務大臣の職権により、行政手続法に基づく手続を経て、認定を取り消したものでございます。 Angry: 0.440 Disgust: 0.342 Fear: 0.449 Happy: 0.631 Sad: 0.468 Surprise: 0.487
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00:31:06 ~ 00:31:35 橘委員
それと、総務省側の今般のフジ・メディア・ホールディングスさんからの報告があったときの対応についてもやや問題がある、このように思っております。総務省が二〇一四年十二月上旬頃、フジ・メディア・ホールディングスから過去の規制違反の相談を受けたということでありますが、そのときのやり取りの概要、そして総務省の対応について、事実をお伺いいたします。 Angry: 0.616 Disgust: 0.212 Fear: 0.455 Happy: 0.551 Sad: 0.371 Surprise: 0.513
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00:31:35 ~ 00:32:08 吉田政府参考人
お答えいたします。総務省では、フジ・メディア・ホールディングスから、二〇一四年十二月上旬頃に、二〇一二年九月末から一四年三月末までの間、外資規制違反状態であったことなどについての報告等を受けました。このときのやり取りとして、フジ・メディア・ホールディングス側から、不注意により外資規制違反の状態にあったことについて、どういう理由であろうと申し訳なかった旨のおわびがあり、同社から総務省への報告が遅れたことのおわびがありました。 Angry: 0.549 Disgust: 0.312 Fear: 0.493 Happy: 0.445 Sad: 0.396 Surprise: 0.514
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00:32:08 ~ 00:33:00 吉田政府参考人
また、総務省からの確認に対し、同社が、外資規制違反の状態は報告があった時点におきまして既に解消されていると回答いたしました。総務省から同社に対し、今後このようなことを二度と起こさないよう厳重に注意をしました。以上を確認してございます。お答えいたします。 Angry: 0.534 Disgust: 0.379 Fear: 0.453 Happy: 0.583 Sad: 0.370 Surprise: 0.483
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00:32:31 ~ 00:32:55 橘委員
今おっしゃったように、総務省では厳重に注意をしたということではありますが、過去のことであれ、外資規制違反の事実を省として把握していたのであれば、事の重大性から見れば、総務省として公表する、あるいは、フジ・メディア・ホールディングスさんに即刻公表すべきということをその場面で提案すべきではなかったかと考えますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.611 Disgust: 0.218 Fear: 0.583 Happy: 0.325 Sad: 0.390 Surprise: 0.476
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00:33:00 ~ 00:33:21 吉田政府参考人
外資規制違反という重要な事実を当時総務省で把握したのでありますので、御指摘のとおり、公表することが適切であったと考えられます。したがいまして、その点において、当時の担当者の認識が甘かったと言わざるを得ないと考えております。 Angry: 0.583 Disgust: 0.348 Fear: 0.501 Happy: 0.499 Sad: 0.378 Surprise: 0.497
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00:33:21 ~ 00:34:01 橘委員
そこは検証して、まずこれからの改善につなげていただきたいと思います。もう一点、この制度、東北新社さんとフジ・メディアさんの違反に対する結果が制度のことによって違ったわけでありますけれども、外資規制違反があっても違反状態が解消されていれば認定の取消しができないということの中で、このほかに、規制違反をしている場合についての状態に対する何らかのサンクションといいますか、そのことによって不利益を被る、そういうたてつけというのは放送法にはないんでしょうか。 Angry: 0.613 Disgust: 0.328 Fear: 0.535 Happy: 0.373 Sad: 0.465 Surprise: 0.425
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00:34:01 ~ 00:34:34 吉田政府参考人
お答えいたします。認定放送持ち株会社について、外国人等による議決権割合の違反の対応につきまして、放送法第百六十六条第一項第一号の規定に基づく取消しの規定を設けられていますが、放送法におきまして、そのほかの、このような事案に関する規定は設けられてございません。 Angry: 0.663 Disgust: 0.314 Fear: 0.338 Happy: 0.483 Sad: 0.327 Surprise: 0.340
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00:34:34 ~ 00:35:11 橘委員
このことは、この総務委員会でほかの委員からも指摘があったところでありますが、議決権比率五割、あるいは三三・三%、いろいろな数字があるわけですけれども、会社法のたてつけ等で考えますと、二〇%になったからといって、会社法上、取締役会とか株主総会で何かある、そういうことにはなかなかならない。多分、二〇%というのは、かなり、放送の非常に重大な役割に鑑みて、三三・三よりも更に厳しい外資規制比率というものをやはり課している、それだけ放送が大事だということでこういう制度になっているんだと思います。 Angry: 0.479 Disgust: 0.230 Fear: 0.639 Happy: 0.387 Sad: 0.326 Surprise: 0.618
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00:35:11 ~ 00:35:57 橘委員
しかし、その制度がしっかり守られるかどうかということについての担保がいささかこれでは欠けているというか、隠した者勝ちになってしまうんじゃないかという批判を浴びても仕方がないんじゃないか、こういうところがあるというふうに思えるわけであります。ここは、これまでいろいろ起こってきたこういう事態に鑑みまして、制度面のこと、あるいは対応のこと、これを是非また総務省において検討いただきたいという思いがあるわけであります。そこで、武田大臣に、今、いろいろな行政、様々なことについて大変努力をいただいているわけでありますが、放送法のこの制度の問題、武田大臣の見解をここでお伺いしたいと思います。 Angry: 0.373 Disgust: 0.250 Fear: 0.495 Happy: 0.536 Sad: 0.597 Surprise: 0.462
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00:35:57 ~ 00:36:16 武田国務大臣
今回の事案を受けまして、放送法に係る外資規制の在り方や実効性の確保について様々な御指摘をいただいていることは承知しており、法改正も視野に検討を開始するよう、既に事務方に指示を出したところであります。 Angry: 0.719 Disgust: 0.402 Fear: 0.474 Happy: 0.511 Sad: 0.286 Surprise: 0.474
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00:36:16 ~ 00:36:52 武田国務大臣
まず取り組むべきこととして、総務省における審査体制の強化が必要と考えており、例えば、外資比率の状況を定期的に把握できるような制度に改めることや、外資規制審査に係る担当部署を設置することを含め、審査体制の充実に早急に取り組みたいと考えております。いずれにせよ、外資規制の抜本的な見直しについて、法改正も視野に、迅速に検討を進めてまいります。 Angry: 0.759 Disgust: 0.328 Fear: 0.481 Happy: 0.403 Sad: 0.329 Surprise: 0.446
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00:36:52 ~ 00:37:32 橘委員
今後の方向性については検討していただけるということで、大変ありがとうございます。やはり、株式市場も非常にグローバルになってきて、海外の方がいろいろな株を持たれるという状況にもなっていて、経済自体がそういうふうに非常に海外に開かれていくわけでありますが、一面、国民のいろいろな情報であったり、あるいは国民の世論であったり、いろいろな面で、放送とか通信におきまして、どういう形でそういうものを規制していく、あるいはそれをどう実効あらしめるものにしていくかということ、そして、こういう時代でありますから、やはり何かあった場合にどう迅速に対応したり公表したり皆さんに知らしめていくか、とても大事なことだと思っております。 Angry: 0.311 Disgust: 0.260 Fear: 0.515 Happy: 0.519 Sad: 0.535 Surprise: 0.577
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00:37:32 ~ 00:38:13 橘委員
冒頭申し上げましたが、フジさんにおかれては、議決権比率というものをこのグローバル時代にどううまくコントロールしていくかということ、そこはやはり真剣に考えていただきたいと思いますし、是非、総務省におかれて、大臣の御指導の下に、よりこの規制が、二〇%というものが実効性のあるものになって、みんなが安心して放送を視聴できるような環境にしていただければ大変うれしいなと思っております。よろしくお願いしたいと思います。今日は、この後、また各委員からもいろいろ御質疑があると思いますが、その中で深めていただいて、是非、よりよい外資規制比率の担保ということになるように祈りまして、私からの質問とさせていただきます。 Angry: 0.324 Disgust: 0.249 Fear: 0.274 Happy: 0.837 Sad: 0.511 Surprise: 0.432
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Angry: 0.283 Disgust: 0.256 Fear: 0.267 Happy: 0.925 Sad: 0.488 Surprise: 0.446
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Angry: 0.413 Disgust: 0.268 Fear: 0.529 Happy: 0.632 Sad: 0.408 Surprise: 0.651
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00:38:43 ~ 00:39:05 國重委員
おはようございます。公明党の國重徹でございます。本日は、参考人としてフジ・メディア・ホールディングスの金光社長にお越しいただきました。御多用の中、ありがとうございます。先ほど来議論されておりますとおり、先週、放送行政をめぐり、大きな動きがありました。 Angry: 0.377 Disgust: 0.292 Fear: 0.431 Happy: 0.758 Sad: 0.401 Surprise: 0.550
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00:39:05 ~ 00:40:17 國重委員
まず、先週の月曜日、フジ・メディア・ホールディングスの金光社長が、放送法上の外資規制の議決権比率の計算方法に誤りがあるということを会見されました。その後、フジ・メディア・ホールディングス自身、また総務省でも、武田大臣の指示の下、事案の調査が行われていたと思いきや、先週の木曜日には金光社長が過去の外資規制違反の事実について会見されまして、その翌日の金曜日には武田大臣が会見をされ、一気にこの事案の真相解明が行われたわけであります。結論としては、武田大臣の会見にもありますとおり、二〇一四年当時、総務省の担当が行った判断、具体的には、過去の外資規制違反があったとしても、その時点において違反状態が解消されていれば認定の取消しはできないという判断でありますけれども、この判断は今でも妥当であるとの考えを示されました。 Angry: 0.694 Disgust: 0.331 Fear: 0.585 Happy: 0.313 Sad: 0.357 Surprise: 0.487
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00:40:17 ~ 00:41:11 國重委員
先般の東北新社の事案とは異なりまして、迅速な調査と真相解明が行われたこと、このことは、だらだらと時間がかかって疑惑が増幅されていくよりかはまだよかったのではないかと思う一方で、逆に、だからこそ、本件の真相について、この総務委員会でもしっかりと説明をしていただく必要があると思っております。とりわけ、当時、フジ・メディア・ホールディングスと総務省との間で具体的にどのようなやり取りがなされていたのか、当時の総務省の判断が妥当であったとしても、当時の総務省の対応に問題はなかったのか、現行の放送法における外資規制の在り方について改善すべき点はないのか、こういったことについて、国民の皆様にしっかりと御理解、御納得いただく必要があると思っております。 Angry: 0.612 Disgust: 0.150 Fear: 0.542 Happy: 0.405 Sad: 0.321 Surprise: 0.564
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00:41:11 ~ 00:42:28 國重委員
このような観点から幾つか確認していきたいと思いますけれども、私の持ち時間は十五分ということで非常に限られておりますので、簡潔に御答弁をいただきたいと思います。まず、フジ・メディア・ホールディングスの金光社長にお伺いいたします。先ほどの質疑でも経緯が明らかになったとおり、二〇一四年九月に、フジ・メディア・ホールディングスは、議決権の計算方法の間違い、具体的には、相互保有株式は議決権総数から控除しなければならないことに気づいたということでありました。しかし、総務省に過去に外資規制に違反していた事実について報告したのは、二〇一四年の十二月です。議決権の計算方法の間違いに気づいてから三か月も経過しておりますけれども、なぜこれだけの時間がかかったのか、また、事案の重大性からいって、総務省への報告は文書で行うのが通常ではないかと考えますが、実際はどうだったのか、当時のやり取りメモは残されているのか、お伺いいたします。 Angry: 0.519 Disgust: 0.260 Fear: 0.476 Happy: 0.556 Sad: 0.376 Surprise: 0.526
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00:42:28 ~ 00:43:18 金光参考人
お答え申し上げます。当社が過去において議決権比率の外資規制にオーバーしたということに気がついたのは、二〇一四年九月期の名簿確定作業を行った後、過去を振り返って検証した際に気がついたものです。したがいまして、その端緒となる相互保有株の存在に関してはその九月のときに気がつきましたが、目先の株主確定作業を優先させたために、過去を振り返るのは確定させた後になりましたので、気がついたのは十月の末から十一月の初めでございました。 Angry: 0.524 Disgust: 0.459 Fear: 0.532 Happy: 0.555 Sad: 0.370 Surprise: 0.459
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00:43:18 ~ 00:44:13 金光参考人
それでもすぐに対応して報告すべきだったと思いますが、一か月ほど時間が経過してしまったのは、当該部署、株式を扱う総務と、決算それから有価証券報告書を出す財務経理との間でいろいろと調整事があったからだというふうに認識しております。それで、実際、総務省さんへお伺いしたのは、このミスに関しましては、ミスしたことがどれだけの影響度合いがあるかということが最大の問題でございます。したがいまして、外資規制に違反したということが認定の取消しになるのかどうかということが、最大の関心事というか、我々が考えなければいけないことでございました。 Angry: 0.526 Disgust: 0.355 Fear: 0.577 Happy: 0.384 Sad: 0.482 Surprise: 0.450
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00:44:13 ~ 00:45:04 金光参考人
したがいまして、一回目は、十二月の初旬に放送政策課に行き、今は適正に処理されていますが、過去において外国人議決権比率が二〇%をオーバーしていることをお伝えし、謝罪をいたしました。会見のとき私は記憶が曖昧ではございましたが、同時に、その経緯、原因及び外国人株議決権のオーバーしている数値を示した書面を提出し、謝罪をいたしました。正確な日にちは分かりませんが、十二月中に二回目の訪問をした際に、今回の件について厳重な注意を受け、再発防止を求められたと記憶しております。以上、お答え申し上げました。 Angry: 0.540 Disgust: 0.306 Fear: 0.520 Happy: 0.551 Sad: 0.300 Surprise: 0.563
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00:45:04 ~ 00:46:12 國重委員
済みません、あと一点、私が今、先ほど質問した中に、総務省への報告ですね、文書で行うのが通常じゃないかと考えるけれども、実際どうだったのか、当時のやり取りメモは残されているのかお伺いしますと言ったんです。これについての答弁をお願いします。本件は、放送法の外資規制違反という、本来であれば、当時、公表してしかるべき事案であったというふうに思います。にもかかわらず、今の答弁によりますと、やり取りは基本的には口頭で、当時のやり取りメモ等は残っていないというようなことでありました。 Angry: 0.495 Disgust: 0.326 Fear: 0.432 Happy: 0.639 Sad: 0.403 Surprise: 0.478
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Angry: 0.579 Disgust: 0.408 Fear: 0.455 Happy: 0.579 Sad: 0.442 Surprise: 0.489
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00:46:12 ~ 00:47:00 國重委員
ほとんどないということでありました。これでは、民放キー局の一角を担う会社としていかがなものかと言わざるを得ません。これは、大いにこの点は反省していただきたいというふうに思います。そして、これはフジ・メディア・ホールディングスだけの問題ではありません。報告を受けた総務省としても、しっかりとした文書の提出を求めるとか、行政としてのスタンスがどうだったのか国民から問われかねない、こういう問題だと思います。そこで総務省に伺います。当時、総務省は認定の取消しを行わず、口頭による厳重注意をしたとのことでありますけれども、謝罪も含めて、詳細な文書をフジ側に求めるべきではなかったのか。 Angry: 0.685 Disgust: 0.383 Fear: 0.458 Happy: 0.428 Sad: 0.408 Surprise: 0.453
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00:47:00 ~ 00:47:24 國重委員
また、総務省には、当時のやり取りメモ、口頭による厳重注意とする判断過程の文書は残っているのか。当時、口頭による厳重注意とした判断は省内でどのレベルまで上げて判断したのか。総務省側の対応状況についてお伺いいたします。 Angry: 0.589 Disgust: 0.401 Fear: 0.600 Happy: 0.355 Sad: 0.403 Surprise: 0.484
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00:47:24 ~ 00:48:08 吉田政府参考人
お答えいたします。当時、フジ・メディア・ホールディングスからは、文書による事案の説明と口頭でのおわびがございました。しかし、本件が外資規制違反という重大な問題であったことに鑑みれば、より詳細な文書を同社に求めることが適切であったと考えております。また、本件は、当時の情報流通行政局長の判断により口頭により厳重に注意をしたとのことでございます。また、本件についてのやり取り模様が記載されている文書や、口頭により厳重に注意したことを決定した文書は確認されませんでした。 Angry: 0.523 Disgust: 0.397 Fear: 0.588 Happy: 0.445 Sad: 0.374 Surprise: 0.533
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Angry: 0.604 Disgust: 0.492 Fear: 0.513 Happy: 0.516 Sad: 0.413 Surprise: 0.523
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00:48:16 ~ 00:49:14 國重委員
今、答弁をいただきました。これまで、委員会の東北新社の審議の中でも、外資規制に違反する、抵触するような可能性がある旨の報告を受けた、そのようなものであれば口頭で済むような話ではないのではないかというような、そういう答弁もあったところでございます。この答弁を聞く限り、当時のフジ・メディア・ホールディングスとのやり取りにおいては、総務省側の対応にもやはり問題があったんじゃないか。認定取消しを行わなかった、それ自体は妥当であったとしても、文書ややり取りメモ、これは当然残っているべきでありますし、当時の総務省の判断、口頭による行政指導の決定過程なども大いに反省すべき点があると思います。 Angry: 0.608 Disgust: 0.281 Fear: 0.459 Happy: 0.590 Sad: 0.258 Surprise: 0.542
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00:49:14 ~ 00:50:10 國重委員
これについての武田大臣の見解をお伺いいたします。武田大臣が、当時の担当者は甘かったと言わざるを得ませんというようなこと、私もそう思います。放送法を所管している総務省の担当自身が外資規制に対する意識を高めて、しっかりとした対応を取らないと、世の中に間違ったメッセージを与えてしまうことになると思います。 Angry: 0.572 Disgust: 0.221 Fear: 0.428 Happy: 0.590 Sad: 0.444 Surprise: 0.454
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00:49:21 ~ 00:49:49 武田国務大臣
本件につきましてのやり取り模様が記載された文書や、口頭により厳重に注意したことを決定した文書が作成された事実は現時点では確認されていないわけでありますが、本事案が外資規制違反という重大な問題に関するものであることを踏まえると、この点を含め、当時の担当者の認識は甘かったと言わざるを得ません。 Angry: 0.877 Disgust: 0.351 Fear: 0.619 Happy: 0.196 Sad: 0.235 Surprise: 0.393
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00:50:10 ~ 00:50:40 國重委員
武田大臣、是非、今後の対応をよろしくお願いいたします。次に、今回のフジ・メディア・ホールディングスの事案につきまして、放送法第百六十六条に基づいて認定の取消しを行わなかったことを妥当とした法的な根拠、これは具体的に何なのか、答弁を求めます。 Angry: 0.585 Disgust: 0.187 Fear: 0.255 Happy: 0.602 Sad: 0.284 Surprise: 0.392
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00:50:40 ~ 00:51:15 吉田政府参考人
本件につきまして、総務省がフジ・メディア・ホールディングスから報告を受けた二〇一四年十二月時点では、同社の外資規制違反状況は解消されていたものでございます。また、一九八一年に、当時の郵政省から、電波法の放送局の免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談したところ、同法においては、免許の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと整理されていたところでございます。 Angry: 0.736 Disgust: 0.298 Fear: 0.497 Happy: 0.337 Sad: 0.399 Surprise: 0.393
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00:51:15 ~ 00:51:50 吉田政府参考人
二〇一四年当時に、そのときの担当者が、この電波法に関する整理を踏まえ、放送法の認定放送持ち株会社についても同様に考えられることから、認定の取消処分を行う時点で取消し事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと判断したものと考えられます。このような考え方については、総務省としては今でも妥当であると考えております。したがって、フジ・メディア・ホールディングスについて認定取消しはできないものと考えております。 Angry: 0.579 Disgust: 0.333 Fear: 0.500 Happy: 0.485 Sad: 0.438 Surprise: 0.413
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00:51:50 ~ 00:52:09 國重委員
当時の判断が妥当であるという、この根拠については理解をいたしました。しかしながら、先ほどもありましたとおり、仮に外資規制違反の状態になったとしても、その後、黙って元に戻しておけば認定の取消しを免れる、これは制度の在り方としていかがなものかと思います。 Angry: 0.685 Disgust: 0.371 Fear: 0.455 Happy: 0.540 Sad: 0.349 Surprise: 0.425
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00:52:09 ~ 00:52:37 國重委員
当時、この点を公表するなどした上で、制度の見直しに着手しておくべきではなかったかというふうにも思います。最後に、今般のフジ・メディア・ホールディングスの事案を受けまして、放送法上の外資規制の在り方そのものについて抜本的に見直す方向性を打ち出すべきと考えますけれども、武田総務大臣の御見解をお伺いいたします。 Angry: 0.603 Disgust: 0.287 Fear: 0.422 Happy: 0.563 Sad: 0.494 Surprise: 0.365
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00:52:37 ~ 00:53:13 武田国務大臣
御指摘のように、今回の事案を受けまして、放送法に係る外資規制の在り方や実効性の確保について様々な御指摘をいただいていることは承知をいたしており、法改正も視野に検討を開始するよう事務方に指示を出しております。まず取り組むべきとして、総務省における審査体制の強化が必要と考えており、例えば、外資比率の状況を定期的に把握できるような制度に改めることや、外資規制審査に係る担当部署を設置することを含め、審査体制の充実に早急に取り組みたいと考えております。 Angry: 0.628 Disgust: 0.293 Fear: 0.466 Happy: 0.536 Sad: 0.312 Surprise: 0.497
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00:54:01 ~ 00:55:15 岡島委員
立憲民主党・無所属の岡島でございます。本日の総務委員会は、一般質疑ではありますけれども、フジテレビの持ち株会社であるフジ・メディア・ホールディングスの金光社長を参考人に招きまして、外資規制の問題について伺いたいと思います。金光社長、よろしくお願いいたします。放送事業は、私もテレビ局にいましたが、国民の貴重な共有の財産、電波を用いる、これは世界的にも貴重だから、国連の中に電波の各国の割当てがある、そういった事業です。その上で、貴重ということの上で、民主主義の根幹を成す、まさに民主主義を支える、それが放送事業だということを私は思います。金光社長も、それは御理解だと思っています。そうした中で、外国資本が必要以上に影響力を行使しない、できないようにする、あるいは放送事業を国内で守るという意味も含めてこの外資規制があって、そういった法律であると認識しております。 Angry: 0.464 Disgust: 0.249 Fear: 0.482 Happy: 0.601 Sad: 0.366 Surprise: 0.594
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00:55:15 ~ 00:56:10 岡島委員
その意味で、今回の問題、これは本当に単純に計算ミスだったというだけでは済まされない。まさに金光社長もお気づきだから会見をされたんでしょうし、今日ここに来られていると思っておりますが、本当にこれは、私も国民も、ただのミスじゃありませんよね、信頼して見ているフジテレビが、その持ち株会社が外資規制に違反していた、それも何年も、何なんですかと多分みんな見ていますよ、みんな思っていますよ。だから、放送業界にいた者として私も、これは明らかにしなきゃいかぬという思いで質疑に立ちます。今回、総務省の対応も含めて問われているのは、放送の自律性、自主独立とか、公平あるいは公正、そういう大原則を踏みにじってしまっているんじゃないかということです。 Angry: 0.588 Disgust: 0.317 Fear: 0.580 Happy: 0.347 Sad: 0.403 Surprise: 0.521
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00:56:10 ~ 00:57:01 岡島委員
そうした国民の疑念に率直にお答えいただきたいと思います。放送行政の信頼を取り戻すということは、日本の民主主義を正しい方向に導く、礎をつくり直すということですから、本当に重大な責任だと私は思います。その点で是非、私は質問しますので、金光社長にもお答えいただきたいと思っています。まず、外資規制、二〇一四年九月に外資規制の違反に気づいた際の対応、先ほど自民党の橘議員からも質問がありまして、お答えしていただいたと思いますが、金光社長にお願いしたいのは、私、NHKに入ったとき言われたんです、義務教育を終えた人間が聞いて分かるようにちゃんと書け、ちゃんと映像も撮れと。 Angry: 0.589 Disgust: 0.270 Fear: 0.385 Happy: 0.520 Sad: 0.463 Surprise: 0.438
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00:57:01 ~ 00:57:31 岡島委員
さっき、義務教育を終えただけではなかなか分かりにくい。分かりやすく、明確に御説明願いたい。まず、二〇一四年九月に外資規制違反の状態となっていることに気がついたということですが、どのような経緯で気づいたのか、できるだけ正確に、分かりやすくお答えください。 Angry: 0.414 Disgust: 0.300 Fear: 0.550 Happy: 0.434 Sad: 0.537 Surprise: 0.561
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00:57:31 ~ 00:58:16 金光参考人
お答え申し上げます。この外資規制、過去において外資規制の比率に違反をしていたということが判明したのは、十月の末から十一月頭でございます。これは、九月に、その端緒となる名簿の確定という作業は、その九月三十日時点の株主を仕分をして、その中で控除する株を分母から引いて、それから様々な属性分類をする等々の作業がございます。 Angry: 0.576 Disgust: 0.459 Fear: 0.531 Happy: 0.533 Sad: 0.311 Surprise: 0.505
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00:58:16 ~ 00:59:18 金光参考人
それが十月二十日に終了し、名簿が確定しました。それで、その控除すべき、分母から引かなければならない相互保有株、その当時は、その相互保有株の扱いもなかなか理解しませんでしたけれども、相互保有株を削除するということをした後、過去の議決権確定はどうであったかということを当該部署が振り返って、何年かにわたっての、それ以外の事例もないかも含めて調査をしたことでございます。ですから、それに気がついたということで、ミスをしていたということに気がついたのは、十月末かあるいは十一月頭でございます。 Angry: 0.340 Disgust: 0.355 Fear: 0.593 Happy: 0.569 Sad: 0.413 Surprise: 0.559
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Angry: 0.466 Disgust: 0.536 Fear: 0.531 Happy: 0.568 Sad: 0.442 Surprise: 0.472
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00:59:24 ~ 01:00:02 岡島委員
その九月、二〇一四年の九月に気づいて、確定するのは十月末から十一月、過去に遡ってということであります。この外資規制違反、そちらからも公表があったのを見ると、二〇一二年からということですよね、今分かっていることは。この二〇一二年からということが、私はすごく不思議なんですよね。こういうのは毎年チェックするんじゃないですかと思うわけです。だって、株式会社でしょう。つまり、株主がいるわけです。外資の方だけじゃなくて、一般の方もいるだろうと思いますけれどもね。 Angry: 0.504 Disgust: 0.311 Fear: 0.459 Happy: 0.612 Sad: 0.359 Surprise: 0.589
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01:00:02 ~ 01:00:39 岡島委員
あるいは、ほかの会社の方もいらっしゃる。株主に毎年、こういう違反がないかチェックして公表するというのが、普通、企業として当たり前じゃないかと思うんですよ。何で、二〇一二年まで遡った事案が、今の段階ではそこまでしか判明していませんよ、今の段階では、今日の段階ではですよ。判明していることだけを考えても、そこまで何で遡って、気づかなかったのか。本当に不思議です。御説明ください。なぜか。 Angry: 0.605 Disgust: 0.273 Fear: 0.524 Happy: 0.444 Sad: 0.328 Surprise: 0.619
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01:00:39 ~ 01:01:17 金光参考人
お答え申し上げます。どんな理由であれ、そのことに気がつかなかったことに関しては、深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。それで、なぜ気がつかなかったかということでございますが、二五%以上当社が保有している会社の、FMHの株を持っている議決権は消去しなければいけないという制限がございます。 Angry: 0.393 Disgust: 0.382 Fear: 0.651 Happy: 0.318 Sad: 0.534 Surprise: 0.569
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01:01:17 ~ 01:02:01 金光参考人
したがいまして、当社の二五%以上の子会社の保有株式に関しては、くまなくチェックをしておりました。今回の事案は、その子会社の出資している、三三・三%出資している会社が持っていた株でございましたので、チェックがそこまで至らなかったということでございます。大変お恥ずかしいミスでございますが、そのような状況で気がつかなかったということでございます。 Angry: 0.240 Disgust: 0.278 Fear: 0.585 Happy: 0.623 Sad: 0.427 Surprise: 0.636
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01:02:04 ~ 01:03:12 岡島委員
フジ・メディア・ホールディングスの傘下にあるわけですから、そのチェックに、子会社が持っていた株だから気づかなかったと、そしたら、全体を統括するのはどこなんですか。これは本当に不思議ですよ。普通、民間企業ではあり得ないと私は思うんですね。そうした中で、総務省、今日は吉田局長がいらしていると思いますけれども、二〇一二年からということの前に、二〇一九年の、気づかなかった、二〇一二年の十二月ですか、報告があったと言っていますけれども、これについて、二〇一二年九月の時点で、総務省はこういったことがあるということを金光さんから連絡があって知っていたんじゃないかと私は思うんです。総務省、知らなかったんですか、二〇一二年九月の時点で。総務省に聞きます。そして、十月の時点。 Angry: 0.529 Disgust: 0.233 Fear: 0.511 Happy: 0.499 Sad: 0.281 Surprise: 0.716
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01:03:12 ~ 01:03:32 吉田政府参考人
お答えいたします。私どもに、フジ・メディア・ホールディングスから当時の総務省放送政策課長に対し報告があったのは、最初にあったのが二〇一四年の十二月の上旬であったと確認をしております。 Angry: 0.473 Disgust: 0.350 Fear: 0.372 Happy: 0.758 Sad: 0.371 Surprise: 0.543
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01:03:32 ~ 01:04:10 岡島委員
当時、吉田局長は別のところの課長さんでしたから、知らないのも無理ないと思いますけれども、当時の課長だった方、長塩さん、そういった方がいらっしゃったと思いますけれども、そういった方々も、二〇一二年の九月の、最初の、フジが気づいたという時点の一報について、総務省は知らなかったということを当時の課長から聞いていますか。 Angry: 0.226 Disgust: 0.186 Fear: 0.595 Happy: 0.637 Sad: 0.363 Surprise: 0.721
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01:04:10 ~ 01:04:40 吉田政府参考人
当時の放送政策課長にも確認をいたしました。その結果、最初に報告があったのは二〇一四年十二月上旬ということでございます。また、そのときに総務省側から確認を行い、最初の報告があった時点で同社の外資規制違反の状態は既に解消されているということでございましたので、その段階で報告があったということでございます。 Angry: 0.520 Disgust: 0.304 Fear: 0.430 Happy: 0.664 Sad: 0.351 Surprise: 0.523
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01:04:40 ~ 01:05:07 岡島委員
当時の課長に確認したと今おっしゃいました。吉田局長は、当時の課長、その方の名前、その方にいつそういった事実を確認したのか、もう一度、正確に、具体的にお答えください。今回、総務省は、その課長にどう確認したのか。 Angry: 0.432 Disgust: 0.328 Fear: 0.555 Happy: 0.586 Sad: 0.401 Surprise: 0.590
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01:05:07 ~ 01:05:51 吉田政府参考人
お答えいたします。当時の放送政策課長は長塩という者でございます。現在、地方で勤務しておりますので、本件につきまして、先週月曜日に大臣から調査をするよう指示をいただいて以降、電話により連絡を取り確認を行ってきたものでございます。その結果、十二月上旬に、フジ・メディア・ホールディングスの常務から当時の総務省放送政策課長に報告があったということが判明したということでございます。 Angry: 0.398 Disgust: 0.348 Fear: 0.406 Happy: 0.731 Sad: 0.453 Surprise: 0.516
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01:06:01 ~ 01:07:01 岡島委員
それを、吉田局長は、御自身が長塩さんに電話だけで確認したということですか。普通、一般の会社を考えても、放送局を考えても、普通は報告書を上げますよね、紙として。電話だけだったわけがないと私は思いますが、長塩さんの報告は具体的に記録として何か上がってきたんでしょうか。じゃ、またもこれはあれですか、長塩さんの当時のことについての説明を記録に残していないということですか。 Angry: 0.451 Disgust: 0.249 Fear: 0.637 Happy: 0.406 Sad: 0.398 Surprise: 0.644
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01:07:22 ~ 01:08:02 岡島委員
では、その長塩さんから得た事情についての聴取について、紙にしたということですから、そういった記録は今もうあるということです。であれば、そういった記録についてやはり、この事案について国民にきちんと総務省が説明するに当たって、その記録も公表すべきだと思います。吉田局長、それを国民の前に、この議会を通して、委員会を通して公表していただくことは可能でしょうか。 Angry: 0.614 Disgust: 0.255 Fear: 0.440 Happy: 0.450 Sad: 0.470 Surprise: 0.414
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01:08:18 ~ 01:09:09 岡島委員
じゃ、それをこの委員会に、是非、今日は無理でしょうけれども、御提出いただきたい。委員長、お取り計らい、よろしくお願いいたします。そして、金光社長、またお伺いします。総務省に相談に行く前に、議決権数を修正したわけですよね。議決権のある持ち株の方の、その分母を変えて計算し直していくわけですけれども、そういった、修正したというのは、このままだったら放送の認可が取り消されるんじゃないかということを考えて、相談に行く前に修正したということでいいんですか。 Angry: 0.529 Disgust: 0.284 Fear: 0.403 Happy: 0.620 Sad: 0.404 Surprise: 0.467
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01:09:09 ~ 01:10:05 金光参考人
お答え申し上げます。名簿の確定作業をした後に過去に遡りましたので、その名簿確定作業を行うときには、それを控除するかどうかという、会社法にのっとった株式の取扱いを優先して行ったということでございます。したがいまして、それをやって、過去に遡ってそういう事案がないかということを調査しないと、過去のオーバーしていたということの実態は把握できません。したがいまして、先ほど来申し上げていますように、このことで、オーバーしていたということが判明したのは十月の末から十一月だったということでございます。それに気がつくのが大変遅くなって、お恥ずかしい話でありますが、そういうことでございます。 Angry: 0.386 Disgust: 0.387 Fear: 0.588 Happy: 0.492 Sad: 0.460 Surprise: 0.543
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01:10:05 ~ 01:10:53 岡島委員
金光社長は、何度も、会見でも、こういった場でもお答えになっていますけれども、総務省に十二月に行ったときは、放送の認可が、持ち株会社としての認可が取り消されるんじゃないかということを一番心配したポイントとして挙げて、その感触を得に行ったと。取材者らしいような言い方ですよね、感触を得に行くという。まあ行ったということですね。じゃ、感触を得に行っているということは、つまり、放送法の、違反しているんじゃないかという認識があったということですね、違反しているのではないか。そうですね。違いますか。そこだけ答えてください。 Angry: 0.493 Disgust: 0.329 Fear: 0.478 Happy: 0.594 Sad: 0.404 Surprise: 0.513
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01:11:05 ~ 01:12:05 岡島委員
とすると、九月に最初に気づいたところから、十二月に初めて報告に行ったとおっしゃっていますよね、十二月に。その間、十、十一、十二、およそ三か月にわたって、違反しているかもしれない状態の持ち株会社の下でのフジテレビが普通に放送していることについて、何とも思わなかったんですか。しかし、金光社長自らがおっしゃっているわけですよね、これは外資規制に違反しているかもしれない。 Angry: 0.409 Disgust: 0.190 Fear: 0.616 Happy: 0.529 Sad: 0.278 Surprise: 0.714
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01:11:32 ~ 01:11:58 金光参考人
お答え申し上げます。これは、先ほど来申し上げていますように、気がついた、過去のミスに気がついた、それが判明したのは十月末から十一月まででございますので、一か月ほど総務省へ報告するのが遅れたということは深く反省しなければいけないと思っております。以上でございます。 Angry: 0.461 Disgust: 0.432 Fear: 0.535 Happy: 0.579 Sad: 0.435 Surprise: 0.518
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01:12:05 ~ 01:13:01 岡島委員
であれば、持ち株会社の認定が取り消されるかもしれないという不安を自ら持っているのに、それを遡って調査する前に、まず、判明して気づいた時点で、総務省に、これは許認可に関わるから、判明しました、気づきました、今から遡って調査します、総務省、協力してくださいと、私なら先に言いますよ。だって、自らが認定が取り消されるかもしれないと思いつつ三か月過ごしているわけですから。それはやはり、きちんと最初に相談すべきだったんじゃないですか。その間、無責任な放送をしたことになりますよ。違いますか、金光社長。 Angry: 0.556 Disgust: 0.289 Fear: 0.535 Happy: 0.469 Sad: 0.418 Surprise: 0.509
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01:13:01 ~ 01:14:26 金光参考人
私を含め経営陣がこのミスを認識したのは十一月の下旬でございます。今回のように、株主の確定作業というのは会社法における作業でございます。その部署において、外資規制、放送法に関しての思いが至らなかったというのは、お恥ずかしい限りですけれども、そういう認識でございました。さらに、財務経理、決算、中間決算を行いますので決算処理と、それから有価証券報告書を書くということがミッションでございまして、これは金融庁管轄の金融証券取引法ということで、それぞれの部署が自分の専門分野のことで頭がいっぱいになって、トータルでそのことを理解して放送法に結びつけるということができなかったということは、当社として、最も恥ずべきことでございますし、反省することだということですが、それぞれの専門分野のことの中の組合せで、最後、規制に違反しているということにたどり着いているので、大変そこにたどり着くのが遅かったということに関しては、改めて申し訳なかったと反省しております。 Angry: 0.554 Disgust: 0.377 Fear: 0.534 Happy: 0.410 Sad: 0.474 Surprise: 0.448
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Angry: 0.604 Disgust: 0.492 Fear: 0.513 Happy: 0.516 Sad: 0.413 Surprise: 0.523
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01:14:26 ~ 01:15:03 岡島委員
それでは、二〇一四年十二月に、放送政策課長、総務省に相談に行った、報告ですかね、行ったということです。それは金光社長が当時自ら行かれたのか。そして、当時の放送政策課長の長塩さんとやり取りがあったというふうに捉えていますが、そのやり取りの具体的な内容について、事実関係に基づいて今説明できますか。 Angry: 0.361 Disgust: 0.302 Fear: 0.577 Happy: 0.582 Sad: 0.361 Surprise: 0.684
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01:15:03 ~ 01:16:06 金光参考人
当社の総務省へ訪問する目的は、このミス、議決権の制限をオーバーしている状態が、認定放送持ち株会社の認定の取消しになるかどうかということが最大の知りたいところであります。したがいまして、今の時点では適正に処理されているものの、過去において外国人議決比率が二〇%をオーバーしているということを、我々がやったことの客観的事実を伝えるということは、イコール、これは認定放送の認定が取り消されることですかといったことだというふうに思って伝えております。さらに、資料も、経緯それから原因、それからその数値を示したものの資料を出しておりますので、その時点で我々は総務省の方に御報告した。 Angry: 0.609 Disgust: 0.319 Fear: 0.566 Happy: 0.420 Sad: 0.338 Surprise: 0.481
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01:16:06 ~ 01:17:01 金光参考人
それは当然のことながら、この情報が経営に与える影響が大きいのか、ないのかということの、取消しされるされないで全く違いますので、そのことは踏まえてお伺いしたということでございます。お答え申し上げます。 Angry: 0.556 Disgust: 0.341 Fear: 0.514 Happy: 0.442 Sad: 0.421 Surprise: 0.502
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01:16:26 ~ 01:16:59 岡島委員
そのときに行ったのは金光社長であったのか、そして相手は長塩政策課長だったのか、そして、そのときに、このままでは認定取消しになるのではないか、認定取消しになるのですかということを総務省に問合せ、確認をしたということですか。もう一度そこを、今の私が言ったようなことについてだけ短くお答えください。誰が誰に何を明確に言ったのか。 Angry: 0.748 Disgust: 0.298 Fear: 0.496 Happy: 0.348 Sad: 0.318 Surprise: 0.540
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01:17:01 ~ 01:17:33 金光参考人
私が、放送政策課に赴いて、今の議決権の計算は正確ではあるが、過去において外資規制をオーバーしてしまっていたということを報告したということ……放送政策課長でございます。長塩課長でございます。 Angry: 0.520 Disgust: 0.349 Fear: 0.572 Happy: 0.448 Sad: 0.426 Surprise: 0.510
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Angry: 0.616 Disgust: 0.329 Fear: 0.369 Happy: 0.672 Sad: 0.429 Surprise: 0.481
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01:17:33 ~ 01:18:00 岡島委員
分かりました。ということは、具体的には、長塩課長に金光社長が、認定取消しの疑いを我々としても気づいたが、これはなるのかということを問い合わせたということでいいんですね。とすると、ここで長塩さんにお聞きしたいんですね、本当は。長塩当時政策課長がそれをどう受けて、誰に報告して、どういう判断が下るという経緯をここで確認しなきゃいけない。 Angry: 0.458 Disgust: 0.282 Fear: 0.517 Happy: 0.515 Sad: 0.422 Surprise: 0.586
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01:18:00 ~ 01:19:02 岡島委員
これが実はポイントです。これを聞かなければ、本当はこの先に進めないんです、様々なことが。総務省にしても、我々にしても、マスコミを通した国民にしてもですよ。でも、今は東海総合通信局長ということですが、この方を今日お呼びしたいと思ったんですが、今回は実現しませんでした。そこで、総務省に聞きますけれども、先ほど吉田局長は、長塩さんから連絡があったと言いましたね。長塩さんに話を聞いた、聴取したとおっしゃいました。そのときの記録というのは本当に残っていないんですかと言ったら、紙があると言いました。だったら、その紙を、長塩さんが来れなくても、今日の時点で本当は用意しておいてほしかったです。それが、総務省の国民に対する責任のあかしじゃないですか。その紙を、やはり是非出してほしいと私は思っています。 Angry: 0.465 Disgust: 0.262 Fear: 0.433 Happy: 0.526 Sad: 0.511 Surprise: 0.505
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01:19:02 ~ 01:19:41 岡島委員
当然、重要な法令違反ですから、課長レベルで決められないですよね。だから二回行ったんじゃないですか。一回目で、いや、これはもう済んだことで処理しますからと答えていないから二回行っているわけです。とするならば、これは上司に相談するのが普通だと思います。では、吉田局長、長塩氏は、この案件について、誰と情報共有し、どういう経緯で決定するに至ったか。誰と情報共有したのか、お答えください。 Angry: 0.674 Disgust: 0.371 Fear: 0.473 Happy: 0.525 Sad: 0.310 Surprise: 0.512
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01:19:41 ~ 01:20:02 吉田政府参考人
お答えいたします。まず、私が当時の放送政策課長から聴取した内容そのものではなく、聴取した内容やフジ・メディア・ホールディングスから確認した内容、それらについて、事実関係として確認できたことについてまとめたものでございます。 Angry: 0.305 Disgust: 0.402 Fear: 0.393 Happy: 0.799 Sad: 0.484 Surprise: 0.494
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01:20:02 ~ 01:21:25 吉田政府参考人
したがいまして、長塩課長から直接聴取した内容の文書ということではございません、先ほどお答えいたしましたのは。また、二回、金光当時の常務が訪問しておりますけれども、一回目の面会では、二〇一四年十二月初旬に、当時の同社常務と放送政策課長の間で行われ、同社から文書による事案の説明と口頭でのおわびがございました。二回目の面会は、日にちは明確になってございませんが、同年十二月中に、同じく当時の同社常務と放送政策課長との間で行われ、総務省から同社に対して厳重に注意をしたところでございます。本件につきまして、当時の情報流通行政局長及び放送政策課長が本件について承知しており、放送政策課長は情報流通行政局長に報告し、本件に関する対応につきましては情報流通行政局長が判断したということでございます。 Angry: 0.556 Disgust: 0.290 Fear: 0.452 Happy: 0.660 Sad: 0.306 Surprise: 0.548
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01:21:25 ~ 01:22:04 岡島委員
そこで、情報共有、これは当然しなきゃいけないわけで、フジ・メディア・ホールディングスの傘下にあるのがフジテレビでありますよね。ですから、フジテレビは地上波を出しているわけですけれども、そうすると、常識で考えると、これは情報共有としては、長塩さんは、当時の、これを見ると地上放送課長、藤野さんですね、審議官になっておられますが、今日お呼びしております。藤野さんは、当然、フジテレビを管轄する課長として、この情報を共有していたということはありますか。 Angry: 0.419 Disgust: 0.175 Fear: 0.440 Happy: 0.708 Sad: 0.343 Surprise: 0.635
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01:22:04 ~ 01:23:04 岡島委員
お答えください。フジテレビメディアホールディングスの、親会社が外資規制違反したと報告して、認可取消しかもしれないと。認可取消しになったら、その下にある、放送を出している会社も当然影響を受けるわけです。直ちに、単独の許可を持っているからといっても、当然影響が出るわけでありまして、その情報を共有していないという、それは総務省の仕組みなんですか。普通、情報共有すると私は思うんですよ。藤野さん、もう一度、本当に何も報告を受けていなかったのかどうか。後で、実はとなっても困りますよ。 Angry: 0.628 Disgust: 0.321 Fear: 0.492 Happy: 0.436 Sad: 0.461 Surprise: 0.486
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01:22:13 ~ 01:22:27 藤野政府参考人
お答えいたします。御指摘いただきましたように、私、当時、地上放送課長をやってございましたが、二〇一四年の当時、この動きについては承知してございませんでした。承知してございませんでした。 Angry: 0.452 Disgust: 0.374 Fear: 0.457 Happy: 0.602 Sad: 0.491 Surprise: 0.514
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01:23:17 ~ 01:24:16 岡島委員
吉田局長、もう一度お伺いします。先ほど、当時の安藤局長には報告されたというふうにお答えになったと思いますが、高市大臣にも、この事案について報告は十二月の段階で上がっていたのかどうか。調べてありますね、お答えください。武田大臣、ここでお聞きしたいんですけれども、法令違反で、外資規制に違反していて、それが、本来、時期が時期なら取消しだというような案件を、武田大臣だったら、報告しないで許しますか、これ。 Angry: 0.526 Disgust: 0.312 Fear: 0.434 Happy: 0.555 Sad: 0.445 Surprise: 0.487
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01:23:43 ~ 01:23:59 吉田政府参考人
お答えいたします。当時の担当者に確認いたしましたところ、局長に報告をし、局長の判断を仰いだということで、大臣等には報告をしていないということでございます。 Angry: 0.429 Disgust: 0.338 Fear: 0.349 Happy: 0.732 Sad: 0.477 Surprise: 0.488
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01:24:16 ~ 01:25:05 岡島委員
私、武田大臣だったら許さないと思うんですよ。普通、大臣、これは知らないで済まされるとお考えでしょうか。大臣、お答えください。大臣、もう一言だけですけれども、この件、それほど国家安全保障に関わる大事な事案だったとおっしゃったんですね。であれば、高市大臣、当時、聞いていたのかいと、大臣、お聞きになっていただけませんか。 Angry: 0.533 Disgust: 0.300 Fear: 0.466 Happy: 0.499 Sad: 0.432 Surprise: 0.485
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01:24:27 ~ 01:24:50 武田国務大臣
もし私だったらという言葉については答えを差し控えさせていただきたいと思うんですけれども、とにかく、国家安全保障に関わる重要な問題であるということを全く認識していなかった対応であることは間違いないわけです。このことはやはり、我々は今回の事案を重く受け止めて、しっかりと今後の対応を強化していきたいと考えています。 Angry: 0.660 Disgust: 0.383 Fear: 0.425 Happy: 0.410 Sad: 0.586 Surprise: 0.316
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01:25:05 ~ 01:26:06 岡島委員
どうぞ。今回の事案、大臣は、東北新社とは違って認可の後に発覚したものであって、それについては、昭和五十六年の内閣法制局の見解などもあり、処分対象に当たらないという御認識を示されたと私は存じ上げています。そうした中で、吉田局長にお伺いします。大臣が根拠とした昭和五十六年の見解の文書をお持ちですよね。 Angry: 0.497 Disgust: 0.292 Fear: 0.439 Happy: 0.688 Sad: 0.408 Surprise: 0.506
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01:25:13 ~ 01:25:30 武田国務大臣
過去の経緯については、今ずっと局長の方に調査を指示しておるわけですけれども、先ほどの局長の答弁では、局長の判断によりということが現在までの事実である、このように認識しております。 Angry: 0.531 Disgust: 0.262 Fear: 0.488 Happy: 0.675 Sad: 0.316 Surprise: 0.531
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Angry: 0.935 Disgust: 0.522 Fear: 0.330 Happy: 0.482 Sad: 0.298 Surprise: 0.290
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01:26:38 ~ 01:27:13 吉田政府参考人
一九八一年に、当時の郵政省から、電波法の放送局の免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談したところ、同法においては、免許の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと整理されていたところであり、そういうものにつきまして言及したものでございます。 Angry: 0.835 Disgust: 0.318 Fear: 0.442 Happy: 0.337 Sad: 0.391 Surprise: 0.274
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01:27:13 ~ 01:27:35 岡島委員
そうすると、二〇一四年十二月に金光社長が報告に行かれた、この見解をいわば援用して判断したということでよろしいんですか、吉田局長、当時の局長は、あるいは長塩さんは。 Angry: 0.506 Disgust: 0.210 Fear: 0.509 Happy: 0.685 Sad: 0.260 Surprise: 0.702
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01:27:35 ~ 01:28:02 吉田政府参考人
お答えいたします。二〇一四年当時に、当時の担当者が、この電波法に関する整理を踏まえ、放送法の認定放送持ち株会社につきましても同様に考えられることから、認定の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと判断したものと考えております。 Angry: 0.508 Disgust: 0.438 Fear: 0.429 Happy: 0.586 Sad: 0.475 Surprise: 0.398
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01:28:02 ~ 01:29:00 岡島委員
その時点では、昭和五十六年の内閣法制局の見解というものを援用したということでありますか。そうではないと言えますか。これは通常だったら内閣法制局に相談すると思うんですよ、そういったものが援用可能かどうか。 Angry: 0.545 Disgust: 0.324 Fear: 0.434 Happy: 0.648 Sad: 0.358 Surprise: 0.541
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01:28:16 ~ 01:28:53 吉田政府参考人
お答えいたします。二〇一四年当時におきまして、当時の担当者が、先ほど申し上げました、一九八一年の当時の郵政省から電波法の放送局の免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談した結果の整理を踏まえまして、放送法の認定放送持ち株会社についても同様に考えられると判断したと考えております。 Angry: 0.542 Disgust: 0.372 Fear: 0.391 Happy: 0.652 Sad: 0.383 Surprise: 0.461
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01:29:00 ~ 01:30:06 岡島委員
法制局、二〇一四年の段階でその相談を受けたという事実はありますか。そうすると、法令違反の状態があったという指摘があるというこの中で、これは大臣にも相談しない。そうでしょう。そして、今回大臣が根拠にした昭和五十六年見解についても、それを示した法制局にも相談もしていない。そして記録もしていない。そんなことないですよ、普通。これはやはり、何を言いたいかというと、真相を知るためには、やはり当時の放送政策課長、今、東海総合通信局長ですか、長塩氏の参考人招致、これを求めていきたいと思います。 Angry: 0.560 Disgust: 0.277 Fear: 0.527 Happy: 0.442 Sad: 0.459 Surprise: 0.553
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01:30:06 ~ 01:31:06 岡島委員
委員長、これは必ず実現したい、お取り計らいをお願いします。次なんですけれども、ここが大事なんですね。今回、フジ・メディア・ホールディングスに伺うんですけれども、金光さんに。私もテレビ局の出身ですから、テレビの影響、分かります。物すごく国民はこれを基本にしてきたんです。それがネット社会に移りつつある懸念もある、懸念なのか新しい進化なのか、あるわけです。しかし、メディアの役割は重要なんです。だから、外国の影響力をある程度抑えなきゃいけない、国を守らないかぬということから外資規制はあるわけですね。そうすると、二〇一四年に外資規制違反だったときに、全体で何社の外国企業があって、どこの国の企業がどのくらいの株を保有していたのか、これを明らかにしなきゃいかぬ。ただ外国の会社とか株が、外国人が、外国がと言っているけれども、どこの国のどういう企業だったか。 Angry: 0.529 Disgust: 0.315 Fear: 0.464 Happy: 0.510 Sad: 0.413 Surprise: 0.545
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01:31:23 ~ 01:32:20 金光参考人
お答え申し上げます。どの時点で申し上げるか、三月末と九月末の株主確定の、先ほどのにも関係のある名簿確定のときにしか分かりませんので、その二〇一四年のときのことを申し上げます。当社の外国人保有株式は、ほぼ全てが、九九%以上が機関投資家でございます。個人ではございません。その二〇一四年時の株主名簿では、アメリカが五一%、イギリスが二四%、ヨーロッパ各国が約二〇%、残りの五%がバミューダ、カナダ、香港、オーストラリア等に分散されております。 Angry: 0.472 Disgust: 0.411 Fear: 0.514 Happy: 0.576 Sad: 0.429 Surprise: 0.520
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01:32:20 ~ 01:32:46 金光参考人
ちなみに、現在の株式保有の国別分類は、イギリスが四九%、アメリカが三〇%、その他ヨーロッパ各国が二〇%弱で、その他一%以下でアジア、アラブ国がごく僅かあるという状態でございます。以上、お答え申し上げました。 Angry: 0.317 Disgust: 0.401 Fear: 0.584 Happy: 0.575 Sad: 0.475 Surprise: 0.552
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01:32:46 ~ 01:33:07 岡島委員
今回この問題が大きくなる理由の一つは、株主が議決権を仮に持っていない、持っている、どちらにしても、株を持っている、保有株がある、大きな株を持っているというだけで、フジテレビの放送内容に影響があったのかないかということは、当然国民は関心を持つわけですね。 Angry: 0.442 Disgust: 0.095 Fear: 0.503 Happy: 0.692 Sad: 0.241 Surprise: 0.714
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01:33:07 ~ 01:34:04 岡島委員
そういったことについて、この一連の、一二年から一四年にかけて、今分かっている分だけでいいですよ、今分かっている分だけでいって、その間に、二〇一二年から一四年の間だけでも、そういった外国の株主あるいは議決権を有する者からの影響が放送に影響したということはないと言い切れますか。それをやはり、ありませんというのを国民が素直に信じられるようにするためにも、何でも素直に明らかにしなきゃいけない。さっき国別でおっしゃりましたけれども、アメリカが多いようですけれども、これはアメリカ国籍のどういった企業ですか。 Angry: 0.533 Disgust: 0.265 Fear: 0.514 Happy: 0.527 Sad: 0.358 Surprise: 0.550
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01:34:04 ~ 01:35:05 岡島委員
例えばアメリカ、今だったらアメリカ四〇%。アメリカ国籍のどういう企業が持っていたんですか。今回のフジの問題を受けて、総務省は全国調査を行っているというふうに聞いております。 Angry: 0.596 Disgust: 0.293 Fear: 0.522 Happy: 0.533 Sad: 0.300 Surprise: 0.621
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01:34:15 ~ 01:34:56 金光参考人
お答え申し上げます。先ほども御説明したとおり、企業法人が持っているということではなく、いわゆる機関投資家、ファンド、その資金というのは、ペンションファンドといって、年金等々のそういうものの資金が集まって機関投資家として形成されておりますので、その中でどういう企業かというところまでは判明することは非常に難しいので、そういうふうに理解しております。 Angry: 0.524 Disgust: 0.454 Fear: 0.468 Happy: 0.632 Sad: 0.377 Surprise: 0.455
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01:35:22 ~ 01:36:10 吉田政府参考人
お答えいたします。本事案を受けまして、四月六日付で、全ての認定放送持ち株会社及び基幹放送事業者に対し、総務大臣名で文書を発出し、外資規制の遵守状況について調査を進めているところでございます。対象となっておりますのは、認定放送持ち株会社十社、特定地上基幹放送事業者五百二十九社、認定基幹放送事業者四十一社でございます。この調査につきましては、四月三十日を事業者から総務省への回答期限としておりますので、四月三十日までに回答が来るものと思っております。 Angry: 0.520 Disgust: 0.426 Fear: 0.489 Happy: 0.611 Sad: 0.380 Surprise: 0.485
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01:36:10 ~ 01:36:51 吉田政府参考人
なお、一点補足させていただきますと、先ほど、当時の放送政策課長とのやり取りやフジ・メディア・ホールディングスからの聴取内容を含めて、判明した事実関係について取りまとめた紙があると申し上げましたのは、先週来ヒアリング等を行って判明した事実についてのものでございます。二〇一四年十二月当時の総務省とフジ・メディア・ホールディングスとのやり取り模様についての文書は確認されていないことを念のため申し上げます。 Angry: 0.452 Disgust: 0.321 Fear: 0.515 Happy: 0.531 Sad: 0.461 Surprise: 0.475
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Angry: 0.624 Disgust: 0.411 Fear: 0.554 Happy: 0.387 Sad: 0.466 Surprise: 0.428
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01:37:02 ~ 01:38:01 岡島委員
それを支えるような業界ですよ。そのフジテレビを抱えるフジ・メディア・ホールディングスの認定に関わる持ち株、その中の外資規制について、やり取りの記録がないということが、総務省、これは言っちゃいけないです。そんなことはないはずです。ありますよね。もう一度、吉田局長。いやいや、局長、私は余り吉田局長に強い口調で物を言いたくないですよ、本当は。だけれども、やはり電話だけで済まされるものではないですよ、これは。 Angry: 0.665 Disgust: 0.414 Fear: 0.502 Happy: 0.471 Sad: 0.409 Surprise: 0.448
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01:37:27 ~ 01:37:48 吉田政府参考人
お答えいたします。確認いたしましたが、そのような文書は確認されておりません。それにつきましては、当時の担当者の認識が甘かったというふうに考えております。本来は作っておるべきだったと考えております。 Angry: 0.434 Disgust: 0.350 Fear: 0.517 Happy: 0.536 Sad: 0.508 Surprise: 0.520
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01:38:01 ~ 01:39:01 岡島委員
面会して、表情を見て、しっかりと面と向かって目と目を合わせて話をする、事情を聞く、記録を残す。当然、一四年十二月も、許認可に関わり、金光さんが、それが心配で行ったとはっきり言っているんですよ。それがどうなるかだけがポイントだと言っているんですよ。それで行ったのに記録がないなんて、そんな総務省がいいかげんということをここで自分で言うんですか。僕は、そんな総務省じゃないと思うからはっきり聞いているんですよ。じゃ、金光社長、もう一つ。一四年十二月に二回行かれましたよね。そのときの記録、これは、取材した人間、まあ社長が記者だったかどうか私は分かりませんけれども、メディアにいる人間なら当然記録に残しますよ。私、四十年前にアジアを回っていた頃、三十年前に回っていた頃の記録の取材ノートを持っていますよ、まだ。誰と会って、いつだったか、全部分かりますよ。パスポートも残っているし。 Angry: 0.534 Disgust: 0.301 Fear: 0.492 Happy: 0.502 Sad: 0.448 Surprise: 0.547
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01:39:01 ~ 01:40:01 岡島委員
当たり前じゃないですか。金光社長、そのときの記録、ありますよね。録音でもいいんです。記憶じゃないですよ、記録。もう一回確認します。そうすると、金光社長、さっきおっしゃったのがおかしくなっちゃうんです。この前の最初の記者会見というか発表されたときは、当時の記憶が曖昧だったからちゃんと答えられなかった、その後、過去のことをちゃんと整理して考えたら答えられるようになったからとおっしゃっていましたよね。言いましたよね。何をもって当時のことを確認したんですか。記録がなくて、確認できないじゃないですか。 Angry: 0.554 Disgust: 0.359 Fear: 0.491 Happy: 0.515 Sad: 0.461 Surprise: 0.489
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01:40:01 ~ 01:40:35 金光参考人
お答え申し上げます。そのときに、私が行くに当たって、当然、私だけの知識あるいは私だけの考え方で行くことができません。したがいまして、その辺の作業をしている者もおります。ですから、そのときの周辺状況とかを聞いて、お答え申し上げていることでございます。メモに関しましては、時間も短かったこともあると思いますが、実際に存在しておりません。 Angry: 0.413 Disgust: 0.403 Fear: 0.459 Happy: 0.657 Sad: 0.480 Surprise: 0.502
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01:40:35 ~ 01:41:05 岡島委員
メモというのは、時間がないからぱっと書くんですよ。そうでしょう。私は、吉田局長、本当に残念ですよ。そのときの記録もなければ、金光さんも記録がない。記憶がないと言わないだけまだいいですけれども、記録がない。それはやはりおかしいですよ。私は本当に残念ですよ。金光さん、本当に周りの者に確認したなら、じゃ、周りの者が持っている記録がないんですか、何か。 Angry: 0.472 Disgust: 0.317 Fear: 0.522 Happy: 0.424 Sad: 0.567 Surprise: 0.488
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01:41:05 ~ 01:41:58 岡島委員
お答えください。今、見つかっていないとおっしゃったという意味は、あると思うけれどもまだ見つかっていないという意図が社長の言葉にあると受け止めました。是非見つけてください。それで、吉田局長、さっきの調査のことなんですけれども、私、やはりキー局と地方局、それぞれ役割がある。在京キー局というのは物すごい重要なんですよね。この調査、当然、私が局長だったら、在京キー局から調べます。在京キー局について、フジテレビも含め、全部調べましたか。そんなに数多くないんですから。どうですか、局長。 Angry: 0.515 Disgust: 0.323 Fear: 0.506 Happy: 0.512 Sad: 0.413 Surprise: 0.580
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01:42:03 ~ 01:42:40 吉田政府参考人
本件調査は、全ての認定放送持ち株会社及び基幹放送事業者に対して行っているものでございまして、キー局につきましてもその中に入っているものでございます。現時点で回答をいただいているところはございません。 Angry: 0.595 Disgust: 0.362 Fear: 0.444 Happy: 0.546 Sad: 0.440 Surprise: 0.487
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01:42:19 ~ 01:43:05 岡島委員
そこのキー局は、当然、責任感を持って早く答えると思うんですが、もうキー局から返答があったところはありますか、局長。それで、もしもなんですけれども、もしもというか、調査対象となった放送事業者が、今回、また正直に申告しなかった場合、フジと同じように、いや、それは調査して申告したときには修正されていたからおとがめなしだ、そういったことが何かまた起こるんじゃないか、そういう思い、不安があるわけです。 Angry: 0.556 Disgust: 0.191 Fear: 0.632 Happy: 0.299 Sad: 0.399 Surprise: 0.584
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01:43:05 ~ 01:44:01 岡島委員
だから、調査をやはり実効性のあるものにしなきゃいけない。大臣は、これからこうしたい、法改正も含めてとお話しになっている。調査を実効性あるものにするために、大臣、何かお考えですか。だから、その調査が、申告しなければおとがめなしになってしまうという抜け道があったということを留意して、大臣には指示していただきたいと思うわけであります。それで、この外資規制に違反するというのは法令違反でありますけれども、この状態がほかにないのか調べるということは、これは接待問題と一緒なんですよね。この案件だけじゃなくて、ほかにないのか。それはやっておられるということになります。 Angry: 0.535 Disgust: 0.372 Fear: 0.561 Happy: 0.388 Sad: 0.489 Surprise: 0.489
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Angry: 0.188 Disgust: 0.268 Fear: 0.472 Happy: 0.756 Sad: 0.578 Surprise: 0.532
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01:44:01 ~ 01:45:00 岡島委員
この報告ですけれども、大臣、今国会中に、必ず、この案件についての報告をすると約束していただけるんでしょうか。これは国会の要請じゃなくて、総務省が自主的に、大臣の指示で調査しているわけですから、国会の要請は当然あるわけですけれども、大臣として、この調査結果報告を今国会中、早い段階で出すことはお約束していただけますか。具体的に、四月三十日が調査の締切りとすれば五月連休明け早々とか、大臣、そういった目星はありますか。お答えください。いやいや、総務省の調査を、主体的にやっていることを、じゃ、記者会見でもいいですよ、いつ発表するんですか。 Angry: 0.520 Disgust: 0.284 Fear: 0.457 Happy: 0.611 Sad: 0.397 Surprise: 0.549
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01:44:13 ~ 01:44:52 武田国務大臣
国会の要請があれば、真摯に対応していきたいと考えております。国会のことは国会でお決めいただき、国会に対しては真摯に対応してまいりたい、このように思っています。 Angry: 0.437 Disgust: 0.284 Fear: 0.357 Happy: 0.680 Sad: 0.550 Surprise: 0.431
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01:45:00 ~ 01:46:10 岡島委員
大臣、お約束ください。私は、今回のことは、隠せば得になる、正直者がいたとしたらばかになる、まあ言葉は汚かったですけれども、隠せば得になる、そういったものを総務省が見逃し続ける、これはあってはならないことだと思います。法制度は、やはり変えるところがあるんでしょう。今、二〇を超えたら取消ししかありませんよね。大臣、いろいろお考えでしょうけれども、これはやはり、危険水域、一八、一九を超えているところを毎年の株主総会や決算に合わせて総務省へ報告させるとか、それに対して注意だとか勧告だとかしてと、そういうふうにしないと、これはいつまでもほったらかしが続いていく、そんな、行政をゆがめたままの状態が続きます。 Angry: 0.632 Disgust: 0.316 Fear: 0.489 Happy: 0.468 Sad: 0.417 Surprise: 0.453
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01:45:05 ~ 01:45:22 武田国務大臣
今、現段階でいついつと、これはなかなか無理と思います、私、今の段階で答えるのは。事業者からの報告後、可能な限り速やかに内容を精査し、取りまとめていきたいと考えております。 Angry: 0.271 Disgust: 0.257 Fear: 0.505 Happy: 0.531 Sad: 0.562 Surprise: 0.561
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01:46:10 ~ 01:47:26 岡島委員
大臣、是非そこのところを含めて、法改正という前にでも、省令でも政令でもできるじゃないですか、まずは。そういったことを含めて御対応願いたいということを強く申し上げて、私の質問に代えたいと思います。そうじゃないと、いつまでも、接待とか、大臣が誰と飯を食ったとか食事したとか、そんなことばかりの議論をやっているんじゃ情けないじゃないですか。そういう本質的な議論をするために、よろしくお願いします。以上です。 Angry: 0.599 Disgust: 0.344 Fear: 0.360 Happy: 0.580 Sad: 0.455 Surprise: 0.436
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01:47:31 ~ 01:48:28 岡本(あ)委員
立憲民主党・無所属会派の岡本あき子です。質問の機会をいただき、ありがとうございます。初めに、自治体にとって喫緊の課題である新型コロナウイルスの変異株について、一点お伺いさせてください。本日、国立感染研の脇田所長、お越しいただいております。お忙しいところ、ありがとうございます。E484K単独株、これは一部で日本株、日本の変異株というのもちょっと地元で言われたものですから、これは注視していくというのが先週までのコメントだったんですが、改めて、既存株の感染者と同じ扱いでよいのか、一方で、分析を進める上で、スクリーニングとかサンプル提供とか、指示を出すべきだと思いますが、この点、お答えください。 Angry: 0.348 Disgust: 0.264 Fear: 0.416 Happy: 0.681 Sad: 0.528 Surprise: 0.533
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01:48:28 ~ 01:49:18 脇田政府参考人
お答えいたします。E484K単独変異株でございますけれども、これは、日本ではR1株と申しまして、東北あるいは関東で主に検出されておりまして、先頃のレポートでは、約千四百件検出をしているということであります。これは、海外でもこのE484Kの単独変異株というのは検出をされておりまして、日本だけのものではないということであります。そこで、このE484Kでありますけれども、これはスパイクたんぱくの一部に変異があるということで、中和抗体への反応性が変わるのではないかということでありまして、そのため、ワクチンの効果に影響がある、あるいは再感染の可能性があるというようなことが懸念をされております。 Angry: 0.301 Disgust: 0.319 Fear: 0.494 Happy: 0.664 Sad: 0.414 Surprise: 0.628
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01:49:18 ~ 01:50:15 脇田政府参考人
ただ、最近言われておりますN501Y変異のように、感染性とかそれから伝播性というところに影響があるものではないということで、WHO等の定義でも、いわゆる懸念される変異株、VOCというものがありますけれども、そこには定義をされていないというところであります。そのもう一ランク下と言うとあれなんですけれども、注目すべき変異株ということで、VOIというところに定義をされています。ですから、そういったところでありまして、ゲノムサーベイランスで引き続き注視、分析をしていく必要があるということで、感染研におきましても、現在、このE484K単独変異株を分離しまして、その性質をしっかりと解析をするということ、それから、疫学的にも、どういった性質があるとかということをしっかり検討をしてまいりたいと思っています。 Angry: 0.476 Disgust: 0.333 Fear: 0.496 Happy: 0.605 Sad: 0.373 Surprise: 0.511
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Angry: 0.242 Disgust: 0.235 Fear: 0.557 Happy: 0.654 Sad: 0.497 Surprise: 0.607
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01:50:23 ~ 01:51:04 岡本(あ)委員
地元仙台で非常に心配をされていて、感染力も高いんじゃないかという不安の声がありますので、是非、分析を進めて知見を高めていただきたいと思います。それでは、外資規制違反の関係で伺ってまいりたいと思います。資料の一の二ページ目なんですけれども、これはフジ・メディア・ホールディングスさんの方で公表された資料になりますけれども、当時、「専門家の意見等も踏まえ、」それから、「訂正内容が軽微であり、」という表現がございます。 Angry: 0.448 Disgust: 0.222 Fear: 0.533 Happy: 0.530 Sad: 0.464 Surprise: 0.506
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01:51:04 ~ 01:51:30 岡本(あ)委員
専門家というのは、総務省のこと、総務省も含んでいるのかということと、外資を超えているという、私たちからすると重大な事案だと思うんですが、訂正内容が軽微だというのは、これは総務省からの助言があったという意味なのか、この点、お答えいただけますか。 Angry: 0.441 Disgust: 0.153 Fear: 0.626 Happy: 0.453 Sad: 0.230 Surprise: 0.754
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01:51:30 ~ 01:52:02 金光参考人
お答え申し上げます。その当時、我々がミスを犯したことは、先ほど来申し上げています、株主確定作業において議決権の割り振りを間違えたということが一つ、それから、金融商品取引法にのっとった形での有価証券報告書に記載されている議決権総数の数字も間違えておりました。 Angry: 0.642 Disgust: 0.400 Fear: 0.505 Happy: 0.500 Sad: 0.327 Surprise: 0.437
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01:52:02 ~ 01:52:54 金光参考人
その訂正をするかどうかということが重要なことではございましたが、有価証券報告書の訂正義務には当たらないということが分かりました。その後、議決権、オーバーしたことというのは放送法において極めて重要なことでございますので、そのことが大きないわゆるリスクであり、会社にとってゆゆしき事態を招くことでございますので、訂正内容が軽微であるというのは、金商法に基づく有価証券報告書の訂正義務はないということを示しております。以上でございます。 Angry: 0.698 Disgust: 0.394 Fear: 0.474 Happy: 0.478 Sad: 0.362 Surprise: 0.449
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01:52:54 ~ 01:53:08 岡本(あ)委員
済みません、脇田所長、ここで御退席いただいて結構です。ありがとうございます。今御答弁ありました、有価証券報告書のところを触れてくださいましたけれども、放送法ではなくて、そちらなんだというお答えだったと思います。 Angry: 0.292 Disgust: 0.228 Fear: 0.363 Happy: 0.752 Sad: 0.515 Surprise: 0.539
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01:53:08 ~ 01:54:05 岡本(あ)委員
今現在、フジ・メディア・ホールディングスさんがホームページ上で公表していらっしゃる有価証券の報告というのは、正しい状態というか、全て、過年度も含めて正しい状態で報告をされているということでよろしいでしょうか。ちょっと報道からも問合せがあったのかもしれませんが、平成二十九年の十月に出している報告とその年の四月に出している報告で計算式が変わっているんですね。 Angry: 0.262 Disgust: 0.152 Fear: 0.537 Happy: 0.670 Sad: 0.365 Surprise: 0.723
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01:54:23 ~ 01:55:06 金光参考人
お答え申し上げます。二〇一七年だと思いますが、この議決権を割り当てる計算式のルールが変わったと記憶しております。外国人の、議決権を与えた一九・九九%の人も分母に入れて計算していたものが、それを分母から削除して分子を計算するという方法に二〇一七年に変わったと記憶しております。 Angry: 0.576 Disgust: 0.398 Fear: 0.489 Happy: 0.574 Sad: 0.295 Surprise: 0.543
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01:55:06 ~ 01:55:37 金光参考人
以上、お答え申し上げました。計算式のルールは、当社が作るものでも、事業者が作るものでございませんので、それは総務省の方でお考えになられて、それを変更されたというふうに認識しております。 Angry: 0.354 Disgust: 0.374 Fear: 0.585 Happy: 0.543 Sad: 0.497 Surprise: 0.510
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01:55:08 ~ 01:56:10 岡本(あ)委員
変わったというのは、これは何か総務省から指示があって、計算を変えなさいというものだったでしょうか。御記憶があれば教えてください。この点、総務省は、今御答弁ございました、二〇一七年の四月から十月までの間に、計算式を変える指示を総務省から出されていらっしゃるんでしょうか。出しているとすると、その内容をお示しください。 Angry: 0.373 Disgust: 0.283 Fear: 0.532 Happy: 0.610 Sad: 0.372 Surprise: 0.648
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01:56:10 ~ 01:56:54 吉田政府参考人
お答えいたします。平成二十九年九月に、基幹放送事業者等における議決権の計算に当たって、外国人等の取得した株式の取扱いについて通知を出しております。それにつきまして、外国人等からの株主名簿への記載又は記録の請求を拒むこととした場合、当該名義書換を拒否した株式の数に係る議決権については、分母となる、計算の基礎となる総議決権数に含めない取扱いとするということでございます。 Angry: 0.578 Disgust: 0.341 Fear: 0.405 Happy: 0.577 Sad: 0.400 Surprise: 0.448
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01:57:16 ~ 01:58:10 岡本(あ)委員
ごくごく当たり前のことだと思うんですね。要は、分母に本来数として入れないものが入っていた。要は、議決権がない外国人株の数を母数に入れていたのを外せという指示。逆に言うと、何でそれを今まで入れていたのかが非常に不思議に思えてならないんです。本来、外国人比率を、今の計算式、今の計算式はごくごく真っ当だと思うんですが、それで計算をしますと、フジ・メディア・ホールディングスさんでいきますと、二〇〇八年の最初の認定の当時から、今の計算式を当てはめると二一・四%になります。 Angry: 0.475 Disgust: 0.235 Fear: 0.567 Happy: 0.417 Sad: 0.416 Surprise: 0.660
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01:58:10 ~ 01:59:10 岡本(あ)委員
それから、二〇一四年では二二・六九%と、〇・〇〇〇二とかそういうレベルじゃない外資規制の数になるんですけれども、総務省の方で、何でここに気がついたのか。なぜこの時期、元々ずっと前から本当は直していなきゃいけないもの、あるいは、当然そういう計算式じゃなきゃいけないものじゃなかったかと思うんですが、なぜこの時期にそんな変更を突然されているのか、あるいは、元々、本来の計算式でなぜ行われていなかったのか、この点、お答えいただけますか。 Angry: 0.612 Disgust: 0.271 Fear: 0.594 Happy: 0.237 Sad: 0.385 Surprise: 0.563
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01:59:10 ~ 01:59:39 吉田政府参考人
平成二十九年の変更は、御指摘のとおり、厳密にするためのものであるということでございます。それ以前につきまして、なぜ控除していたかにつきましては、現在、済みません、通告がございませんでしたので、手元にございません。 Angry: 0.340 Disgust: 0.245 Fear: 0.517 Happy: 0.590 Sad: 0.532 Surprise: 0.539
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01:59:39 ~ 02:00:28 岡本(あ)委員
これは、計算式によって、先ほど紹介したように、物すごく比率に影響を及ぼすんですね。会社側からすると本当に大変なことだと私は感じたんですが、こんな大きな変更、私からすると、元々、本当はこれをやらなきゃいけなかったのをちゃんとしろよという通知なのかなと思っていたんですが、変更ということであれば、何か法的な根拠あるいは法解釈等に変更があった、そういう手続を経てということなんでしょうか。 Angry: 0.385 Disgust: 0.258 Fear: 0.665 Happy: 0.375 Sad: 0.367 Surprise: 0.676
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02:00:28 ~ 02:00:46 吉田政府参考人
お答えいたします。当時の通知につきましては、計算を厳密にするということでございますが、その経緯につきましては、詳細な通告がございませんでしたので、今承知しておりません。 Angry: 0.357 Disgust: 0.369 Fear: 0.418 Happy: 0.718 Sad: 0.497 Surprise: 0.481
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02:00:46 ~ 02:01:06 岡本(あ)委員
確かに細かく通知はしておりませんので、またこの後、確認をしていきたいと思いますけれども……。今、外資規制というのが、国家の安全保障にも、あるいは国民の私権にも影響するんじゃないかということでこの規律があるという意味でいくと、非常に重大なことだと思います。 Angry: 0.504 Disgust: 0.287 Fear: 0.502 Happy: 0.517 Sad: 0.414 Surprise: 0.506
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02:01:06 ~ 02:02:12 岡本(あ)委員
私たちで独自に計算をさせていただきましたが、本来、厳密に今の計算式を当てはめていくと、二〇〇八年で、フジ・メディア・ホールディングスさんは二一・〇九%、それから、二〇一〇年で二二・二二%、二〇一一年で二一・一七%、二〇一二年で二一・五〇%、二〇一三年で二二・四七%、二〇一四年で二二・六九%、二〇一五年二一・六二%、二〇一六年二二・三二%と、二・六%超えるということは、二〇%に規制をかけている中で三%近く超えるというのは、非常に法の目的からしても大きな影響を及ぼすものだと思います。 Angry: 0.792 Disgust: 0.224 Fear: 0.571 Happy: 0.443 Sad: 0.134 Surprise: 0.647
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02:02:12 ~ 02:03:03 岡本(あ)委員
改めて、この通知の目的等をお調べいただいて、御報告いただきたいと思います。非常にうがった見方をしますと、二〇一七年四月から十月までの間、東北新社さんが、総務省は認めていませんが、夏に総務省に駆け込んで、外資、オーバーしているという相談をしていると東北新社さんがおっしゃっているのが実は八月なんですね。九月に、計算式、きちんとやりなさいという通知を出しているので、うがった見方かもしれませんが、もしかしたらそういう事実がある可能性も否定できないので、改めて、変更した通知の内容をお示しいただきたいと思います。 Angry: 0.385 Disgust: 0.138 Fear: 0.446 Happy: 0.562 Sad: 0.509 Surprise: 0.566
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02:03:03 ~ 02:04:16 岡本(あ)委員
あともう一点、金光社長に、済みません、教えていただきたいと思います。外資違反をしていた時期、改めて、資料一の一、公表したところに書いてありますが、もう一度、時期を明確にお示しください。もう一点、社長にお伺いいたします。この期間の間に、傘下の放送会社、免許の更新がありましたか。もし御記憶があれば。 Angry: 0.351 Disgust: 0.220 Fear: 0.485 Happy: 0.644 Sad: 0.469 Surprise: 0.605
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02:04:27 ~ 02:05:05 岡本(あ)委員
今お答えいただいたとおり、ホールディングスの方で外資規制違反の状態だった期間のさなかに、傘下の放送会社の免許更新の認定がなされております。私、先週、資料を読んでやり取りさせていただいて、吉田局長から、子会社の認定をするときには、親会社の集中排除原則のルールというところも見るんだという御答弁をいただいたと思います。 Angry: 0.448 Disgust: 0.175 Fear: 0.535 Happy: 0.563 Sad: 0.340 Surprise: 0.641
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02:05:05 ~ 02:05:59 岡本(あ)委員
その上で、資料三を御覧いただきたいんですが、これはまさに二〇一三年の十月に、今おっしゃった放送会社についての認定を電波監理審議会でかけております。赤線のところを見ていただきますと、「認定放送持株会社の特例を適用して問題なしとされている」という言葉が総務省から説明されています。キー局四局の中に、ホールディングスさんの傘下の会社も入っていると思います。この説明は正しいもの、総務省がこれは説明をされていますが、この説明は間違っていないものでしょうか。 Angry: 0.585 Disgust: 0.251 Fear: 0.547 Happy: 0.471 Sad: 0.303 Surprise: 0.579
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Angry: 0.335 Disgust: 0.444 Fear: 0.340 Happy: 0.802 Sad: 0.486 Surprise: 0.509
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02:06:04 ~ 02:06:41 吉田政府参考人
特定地上基幹放送局の再免許と言っておりますが、再免許の審査におきましては、マスメディア集中排除原則の観点から、認定放送持ち株会社を含め、複数の放送局を支配する者の状況について確認を行うこととなっております。二〇一三年の再免許審査時において確認したフジ・メディア・ホールディングスによる放送事業者の支配状況は、いわゆるマスメディア集中排除原則に抵触するものではございませんでした。 Angry: 0.658 Disgust: 0.340 Fear: 0.540 Happy: 0.466 Sad: 0.289 Surprise: 0.505
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02:06:41 ~ 02:07:03 岡本(あ)委員
これは正しかったという御答弁と今受けました。ちょっとびっくりなんですが、集中排除規制で、持ち株会社が放送局を複数持っていいよ、それは持ち株会社が認定された放送持ち株会社であるということが前提。 Angry: 0.507 Disgust: 0.268 Fear: 0.543 Happy: 0.482 Sad: 0.241 Surprise: 0.721
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02:07:03 ~ 02:07:35 岡本(あ)委員
それから、先週の御答弁では、傘下の企業を審査するときには当然親会社の状態も確認をする、私はそう受け止められる答弁を聞いたと思いますが、先週の説明、私の受け止め方が違っているということでしょうか。もう一回確認をさせてください。 Angry: 0.536 Disgust: 0.318 Fear: 0.469 Happy: 0.479 Sad: 0.541 Surprise: 0.479
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02:07:35 ~ 02:08:25 吉田政府参考人
お答えいたします。認定放送持ち株会社の制度を活用した場合のいわゆるマスメディア集中排除原則につきましては、認定放送持ち株会社は最大十二都道府県までの地上基幹放送事業者を子会社等として保有することが可能となっております。二〇一三年の再免許審査時点において、フジ・メディア・ホールディングスが子会社等として保有する地上基幹放送事業者は、フジテレビ及びニッポン放送の二社であり、先ほど申し上げた十二都道府県以内の七都道府県であり、いわゆるマスメディア集中排除原則への抵触はなかったと判断されたものでございます。 Angry: 0.582 Disgust: 0.317 Fear: 0.414 Happy: 0.628 Sad: 0.371 Surprise: 0.488
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Angry: 0.561 Disgust: 0.277 Fear: 0.542 Happy: 0.428 Sad: 0.302 Surprise: 0.644
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02:08:53 ~ 02:09:09 吉田政府参考人
二〇一三年の再免許審査時点におきましては、フジ・メディア・ホールディングスが子会社等として保有していた地上基幹放送事業者は、フジテレビジョンとニッポン放送の二社でございました。 Angry: 0.496 Disgust: 0.311 Fear: 0.470 Happy: 0.712 Sad: 0.303 Surprise: 0.610
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02:09:09 ~ 02:09:40 吉田政府参考人
認定放送持ち株会社の制度と別に、ラジオ、テレビの兼営ということは認められておりますので、そういう二社ということでございます。ただ、いずれにしましても、このフジ・メディア・ホールディングスは、当時、認定放送持ち株会社として認定を受けた状態にあったと認識しております。 Angry: 0.278 Disgust: 0.243 Fear: 0.486 Happy: 0.776 Sad: 0.423 Surprise: 0.586
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02:09:40 ~ 02:10:21 岡本(あ)委員
本来であれば、この時点で認定持ち株会社が健全な状態であったかということを……。はい。認識しなければいけなかったんだと思います。今まで先輩方の議論を伺っていても、違反行為があったのは会社かもしれないですけれども、るる総務省のいろんな意味での甘さが、あるいはチェック体制が利いていないという部分が最大の問題だということを御指摘させていただき、また調査結果が出た後も引き続き、あるいは今回求めた部分の御答弁もいただいた後、更に調査を進めていきたいと思います。 Angry: 0.442 Disgust: 0.330 Fear: 0.487 Happy: 0.469 Sad: 0.564 Surprise: 0.483
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02:10:47 ~ 02:11:05 本村委員
日本共産党の本村伸子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。放送事業者の外資規制の問題は、日本の放送の自由を確保するため、そして健全な民主主義の発展のためにも必要だというふうに考えております。 Angry: 0.557 Disgust: 0.336 Fear: 0.365 Happy: 0.624 Sad: 0.442 Surprise: 0.415
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02:11:05 ~ 02:11:38 本村委員
ゆるがせにできない問題として、今日はフジ・メディア・ホールディングスの金光社長への質問をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。まず、先ほど来議論がありますので、おさらいのような形になると思いますけれども、外資規制違反はどのような経過で気づいたのか、年月日、時期も含めてお示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.591 Disgust: 0.282 Fear: 0.321 Happy: 0.615 Sad: 0.452 Surprise: 0.387
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02:11:38 ~ 02:12:05 金光参考人
二〇一四年九月期の株主を確定する作業が終わって名簿確定された十月二十日、その後に議決権控除が過去も行われていたかの確認をして気がつきましたので、その過去のミスに気がついたのは二〇一四年十月末から十一月頭のことでございます。 Angry: 0.642 Disgust: 0.519 Fear: 0.646 Happy: 0.344 Sad: 0.290 Surprise: 0.456
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02:12:13 ~ 02:13:06 本村委員
金光社長、当時ちょっと役目は違ったかもしれないんですけれども、この放送法の外資規制違反の問題について、金光さん自身はいつお聞きになられましたでしょうか。そのときに、証券保管振替機構での相互保有株式の情報開示と提出済みの四半期報告書にはそごがあるという御報告がございましたでしょうか。 Angry: 0.393 Disgust: 0.246 Fear: 0.488 Happy: 0.527 Sad: 0.503 Surprise: 0.582
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02:13:06 ~ 02:14:17 金光参考人
有価証券報告書の訂正に関しましては、その数字が微小なため訂正義務はないということで、訂正しておりません。それで、株主権の議決権比率に関することに関しましては、その情報がどういう結果をもたらすかによって、その情報をするタイミング、その時期というのは適切に考えなければいけません。我々は上場会社でございますので、株主の保護、投資家の保護をしなければいけないので、その結果が認定される前、取消しになるかならないかが決まっていない時点でその情報を開示するということは、投資家、株主に対して投資判断を誤らせる情報を出すことでございますので、したがいまして、すぐにその判断を総務省に伺ってお聞きするということをその時点で最優先させたということでございます。 Angry: 0.748 Disgust: 0.414 Fear: 0.481 Happy: 0.408 Sad: 0.407 Surprise: 0.353
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02:14:19 ~ 02:15:41 本村委員
金光さんが十一月にお聞きになったときに、提出済みの四半期報告書の中で総議決権数の記載について、ディ・コンプレックスの相互保有株の個数なんですけれども、それは百個が控除されていなかったということでよろしいでしょうか。そのことについて関東財務局に訂正報告はいつされたのかというのもちょっとお伺いしたいんですけれども、有価証券報告書でいうと二〇一三年三月期、二〇一四年三月期、そして、四半期報告書でいいますと二〇一二年九月、二〇一二年十二月、二〇一三年六月、二〇一三年九月、二〇一三年十二月、二〇一四年六月、二〇一四年九月、臨時報告書でいいますと二〇一四年六月ですけれども、訂正はいつ出されましたでしょうか。 Angry: 0.581 Disgust: 0.192 Fear: 0.488 Happy: 0.336 Sad: 0.544 Surprise: 0.461
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02:16:07 ~ 02:17:13 本村委員
そして、報告に当たって、事前のアポイントメントは、いつ、どのように、誰に取ったのか、お示しをいただきたいと思います。先ほど来お話がありましたように、外資規制に違反していたということに気づいた時点と総務省への報告がずれているという議論がありましたけれども、改めて、報告までに時間がかかったのはなぜかという点もお示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.626 Disgust: 0.240 Fear: 0.456 Happy: 0.453 Sad: 0.430 Surprise: 0.475
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02:16:19 ~ 02:16:48 金光参考人
お答え申し上げます。二〇一四年十二月初旬に、私が放送政策課長のところにお伺いいたしました。そのアポイントをどういう形で取ったかというのは、具体的には記憶がありませんが、こちらから御連絡をしてお時間をいただいたというふうに思っております。以上、お答え申しました。 Angry: 0.456 Disgust: 0.360 Fear: 0.393 Happy: 0.723 Sad: 0.455 Surprise: 0.492
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02:17:13 ~ 02:18:14 金光参考人
そのミスに気がついたのが二〇一四年十月の末から十一月の初旬でございました。それで、総務省の方にお伺いしたのが十二月の初旬でございましたので、その間、一か月強がございます。そのミスに気づいたときに、その当該部署、総務それから財務経理は、この情報を開示すべきかどうかというところで、公表すべきかどうかというところで議論がされていたというふうに聞いております。それで、私のところに来たときには、先ほど申し上げましたように、有価証券報告書の訂正は訂正義務がない。議決権定数をオーバーしていることに関しては、結果によって全く異なる事象であるので、何しろ総務省の方に確認をしなければいけない、それを最優先しなければいけないということで、十一月末にそれを聞いたところで、十二月の初旬にお伺いして確認作業をしたということでございます。 Angry: 0.521 Disgust: 0.331 Fear: 0.516 Happy: 0.529 Sad: 0.382 Surprise: 0.506
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02:18:29 ~ 02:19:06 金光参考人
現段階においては正常に計算されていますが、過去約二年間にわたって外資規制をオーバーしていることがあったということで、おわびを申し上げました。それに加え、その経緯を記したもの、原因を示したもの、対応を示したもの、それから、どれぐらいオーバーしているかということで、〇・〇〇〇四%から〇・〇〇〇八%オーバーしているということを記載した書類を提出しております。 Angry: 0.685 Disgust: 0.391 Fear: 0.544 Happy: 0.392 Sad: 0.286 Surprise: 0.473
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02:19:06 ~ 02:20:08 本村委員
済みません、その報告をしたときに、総務省側がどのような話をしたかということを詳細にお示しをいただきたいと思います。総務大臣も見解をされておりまして、二〇一四年当時、フジ・メディア・ホールディングスに対し総務省から厳重注意があったという報告がありましたけれども、どのような中身だったのか。先ほども口頭だというので、口頭、対面、電話、あるいは文書、メール、どういう状況だったかをお示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.428 Disgust: 0.253 Fear: 0.549 Happy: 0.540 Sad: 0.423 Surprise: 0.570
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02:19:20 ~ 02:19:45 金光参考人
お答え申し上げます。その時点においては、かなり専門的な分野の話で、そのことを多分御理解されるのが大変だったと思うので、私の記憶では定かではないんですが、その経緯とかその意味合いの御質問を受けたのではないかというふうに記憶しています。 Angry: 0.408 Disgust: 0.473 Fear: 0.479 Happy: 0.641 Sad: 0.471 Surprise: 0.467
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02:20:08 ~ 02:21:06 本村委員
これは金光さんにお願いしたいと思います。いや、違います。金光さんに通告をしております。通告をしております。金光さんに通告をしております。じゃ、金光さんにお伺いをいたします。厳重注意、どういう話があったのかということをお示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.538 Disgust: 0.337 Fear: 0.443 Happy: 0.591 Sad: 0.405 Surprise: 0.533
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02:20:30 ~ 02:20:53 吉田政府参考人
総務省の対応ですので、私の方からお答えいたします。総務省の当時の担当者に確認しましたところ、総務省から同社に対し、今後このようなことを二度と起こさないよう口頭にて厳重に注意をしたということは確認できております。 Angry: 0.666 Disgust: 0.298 Fear: 0.397 Happy: 0.561 Sad: 0.336 Surprise: 0.445
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02:21:06 ~ 02:21:42 金光参考人
お答え申し上げます。本件に関しましては、厳重注意します、二度とこのようなことが起こらないように再発防止策に努めてくださいということを言われたというふうに思っております。極めて短いということで記憶しておりますので、覚えている限りにおいては、それだけのことだったというふうに考えております。 Angry: 0.472 Disgust: 0.400 Fear: 0.479 Happy: 0.566 Sad: 0.482 Surprise: 0.443
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02:21:21 ~ 02:22:02 本村委員
それだけだったということでしょうか。最初に報告したときから厳重注意を受けるに至るまで、総務省とはどのようなやり取りがあったのか、時系列でお示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.314 Disgust: 0.245 Fear: 0.623 Happy: 0.386 Sad: 0.532 Surprise: 0.655
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02:22:02 ~ 02:23:13 金光参考人
お答え申します。最初に総務省に赴いてから二回目までの間ということでございますか。一切の連絡はしておりません。お答え申し上げます。一回目は、現在は適正な計算方式で議決権は確定していますが、過去において、外資規制である二〇%未満をオーバーしているという状態であったということを御報告して、深謝いたしました。あと、資料をお渡ししたということです。二回目は、もう記憶にあるのはそのときで、本件に関して厳重注意をするということを言われたということであります。 Angry: 0.524 Disgust: 0.368 Fear: 0.476 Happy: 0.573 Sad: 0.418 Surprise: 0.503
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02:23:30 ~ 02:24:09 金光参考人
お答え申し上げます。この外資規制に違反していることに関する経営に与える影響は、認定が取り消されるかどうかによって全く違います。したがいまして、それが確定した段階で、もし認定が取り消されるということが判断された場合は、適時開示、即時開示しなければなりません。それが取り消されないという判断をした場合に関しては、そのミスは非常に、会社の経営に影響を与えませんので、開示義務は生じておりません。 Angry: 0.658 Disgust: 0.444 Fear: 0.579 Happy: 0.350 Sad: 0.423 Surprise: 0.410
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02:24:09 ~ 02:25:09 金光参考人
ただし、今考えれば、その認定が取り消されないという判断があったときに、このような重大なミスを犯したということを発表して謝罪するべき、そのときには、そのミスが経営には影響を与えないということを正しく丁寧に説明して、その報告をしなければいけなかったというふうに反省しております。申し訳ございません。外部からその確認をされて、改めてその過去の経緯を調べ、今のその事実を再度確認した上で、これは発表すべきだというふうに判断をいたしました。 Angry: 0.505 Disgust: 0.328 Fear: 0.575 Happy: 0.317 Sad: 0.542 Surprise: 0.483
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02:25:09 ~ 02:26:21 本村委員
外資規制に違反をしていたこと、あるいは四半期報告書などの訂正について、公表しないようにということで、総務省からそういう示唆があったか、あるいは、それを示唆するような言葉があったかということを確認をさせていただきたいと思います。訂正は必要ないというふうにおっしゃったんですけれども、虚偽記載による証券取引等監視委員会による課徴金の納付命令を受けるリスクについてどう考えていたかということや、あるいは、東証の監理銘柄やあるいは特設注意市場銘柄への指定のリスクをどういうふうに考えていたのかという点、お示しをいただきたいと思います。 Angry: 0.723 Disgust: 0.295 Fear: 0.457 Happy: 0.395 Sad: 0.341 Surprise: 0.421
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02:26:21 ~ 02:27:04 金光参考人
お答え申し上げます。有価証券報告書の訂正に関しては、金融取引法に従って、今回起こった総議決権数の誤りに関しては訂正義務がないということを確認しました。一方、このミスが認定の取消し等々になった場合は、監理ポストに入るというようなことも当然想定いたしました。 Angry: 0.626 Disgust: 0.383 Fear: 0.508 Happy: 0.494 Sad: 0.353 Surprise: 0.474
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02:27:04 ~ 02:28:05 本村委員
この外国人等議決権の間違いなどについて、総務省以外に報告している先があればお示しをいただきたいと思います。証券保管振替機構での相互保有の株式の情報開示をしていたわけですけれども、そこと四半期の報告書と違ったということがあったわけですけれども、証券保管振替機構ですとか、関東財務局ですとか、信託銀行ですとか、そういったところには報告はされなかったということでよろしいでしょうか。 Angry: 0.645 Disgust: 0.210 Fear: 0.466 Happy: 0.362 Sad: 0.415 Surprise: 0.494
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02:28:05 ~ 02:29:05 金光参考人
お答え申し上げます。保振に関しては、議決権の関係はございませんので、そこに御報告する義務はないと考えております。このミスを報告する最大の相手は総務省でございます。 Angry: 0.630 Disgust: 0.472 Fear: 0.458 Happy: 0.524 Sad: 0.417 Surprise: 0.408
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02:28:25 ~ 02:28:58 本村委員
先ほど岡本議員が出された資料の中で、議決権の取扱いに関する過誤についてということで、記者発表がありましたけれども、今年の四月五日の資料ですけれども、この訂正は、では、どこにも報告していないということでしょうか。百個控除していなかったという点について。 Angry: 0.662 Disgust: 0.271 Fear: 0.501 Happy: 0.348 Sad: 0.464 Surprise: 0.468
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02:29:05 ~ 02:29:32 金光参考人
したがいまして、その結果が確定される前に発表することは、いたずらに株主、投資家を不安に陥れるということがありますので、その判断をされる総務省に報告するのが最優先であるというふうに考えました。 Angry: 0.602 Disgust: 0.474 Fear: 0.567 Happy: 0.319 Sad: 0.554 Surprise: 0.293
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02:29:32 ~ 02:30:17 本村委員
もう一つお伺いしたいのが、先ほども御議論がありましたフジテレビジョンとの関係なんですけれども、ホールディングスの方は二〇一二年から二〇一四年、外資規制違反をされていたわけですけれども、その一〇〇%子会社がフジテレビジョンということで、そうしますと、電波法の方の外資規制に違反するのではないかというふうに思うんですけれども、そこは外資規制違反はなかったという御認識でしょうか。 Angry: 0.831 Disgust: 0.223 Fear: 0.406 Happy: 0.248 Sad: 0.405 Surprise: 0.341
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02:30:17 ~ 02:31:09 吉田政府参考人
お答えいたします。特定地上基幹放送事業者であるフジテレビジョンにつきましては、電波法の規定に基づき、外国人等により直接又は間接に占められる議決権の割合の合計が五分の一以上となることが欠格事由とされております。この間接に占められる議決権割合の計算方法のルールは、電波法関係法令におきまして定められているところでございます。そのルールによれば、認定放送持ち株会社を親会社とする特定地上基幹放送事業者につきましては、認定放送持ち株会社を通じて外国人等が間接に保有する議決権をカウントしないということとされております。 Angry: 0.632 Disgust: 0.366 Fear: 0.468 Happy: 0.530 Sad: 0.360 Surprise: 0.458
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02:31:09 ~ 02:31:26 吉田政府参考人
このため、フジ・メディア・ホールディングスが外資規制に違反した期間においても、フジテレビジョンは、電波法に基づく外資規制の関係でこの不適合ということはなかったということでございます。 Angry: 0.737 Disgust: 0.168 Fear: 0.456 Happy: 0.334 Sad: 0.362 Surprise: 0.466
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02:31:26 ~ 02:32:19 本村委員
間接的なことでも外資規制があるんだと、特に地上波は影響が大きいからという御説明を総務省からも受けてまいりましたけれども、そこには様々な抜け道があるんだということが今分かったのではないかというふうに思います。ちょっと総務大臣にもお伺いをしたいんですけれども、外資規制をしていたフジ・メディア・ホールディングスに対し、認定の取消しはしないと決めた根拠となっておりますのが一九八一年の内閣法制局見解、内閣法制局の意見書なんですけれども、これはなかなか出していただけないということで、現物のコピーをすぐに提出をしていただきたいというふうに思いますけれども、大臣、すぐに出していただきたい。 Angry: 0.606 Disgust: 0.215 Fear: 0.450 Happy: 0.468 Sad: 0.407 Surprise: 0.495
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02:32:32 ~ 02:33:02 吉田政府参考人
御指摘のものは、一九八一年に、当時の郵政省から、電波法の放送局の免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談し、考え方が整理されたものでございます。同資料につきましては、非開示情報の有無等について現在確認中でございます。いずれにせよ、国会からの要請があれば、真摯に対応してまいりたいと存じます。 Angry: 0.605 Disgust: 0.292 Fear: 0.424 Happy: 0.550 Sad: 0.418 Surprise: 0.474
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02:33:02 ~ 02:34:03 本村委員
なぜ一九八一年に内閣法制局見解、内閣法制局の意見書が出されたのか、お示しをいただきたいと思います。どういう事情があったのかということをお示しをいただきたいと思います。それは調査をして、この委員会に報告をしていただけますでしょうか。大臣、お願いしたいと思います。 Angry: 0.492 Disgust: 0.254 Fear: 0.364 Happy: 0.566 Sad: 0.533 Surprise: 0.484
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02:33:17 ~ 02:33:49 吉田政府参考人
お答えいたします。その当時、当時の郵政省から内閣法制局に相談を行い、これに対して内閣法制局が考え方を整理していただいたものでございます。ちょっと、事情については確認できておりません。 Angry: 0.582 Disgust: 0.306 Fear: 0.410 Happy: 0.547 Sad: 0.496 Surprise: 0.471
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02:34:12 ~ 02:34:40 本村委員
調査をしてくださいとお願いをさせていただいております。大臣、大臣が記者会見でおっしゃられた言葉ですから、大臣が責任を持って、どういう背景があったか、調査をしていただきたいと思います。大臣も事情を知らずに、これがあるからとおっしゃったんですか。 Angry: 0.483 Disgust: 0.232 Fear: 0.376 Happy: 0.652 Sad: 0.502 Surprise: 0.498
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02:34:40 ~ 02:35:04 武田国務大臣
先ほど、もう十分説明したと思うんですけれども……いや、答えていますから。質問に答えているわけですから。一九八一年に、当時の郵政省から、電波法の放送局免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談し、これに対して内閣法制局が考え方を整理したものに基づいた、これだけであります。 Angry: 0.750 Disgust: 0.415 Fear: 0.466 Happy: 0.419 Sad: 0.354 Surprise: 0.433
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02:35:04 ~ 02:35:59 本村委員
具体的なあるケースがあってそういうことになったと思うんですね。そのケースについて、しっかりと、どういう事情があったのか、当時の郵政省が聞いたというだけじゃなくて、聞く背景があるはずですから、それを調査してくださいと言っているんです。調査をしてください。それで終わりにしないということでいいですね。引き続き調査をして報告していただけるということでよろしいでしょうか。 Angry: 0.418 Disgust: 0.292 Fear: 0.421 Happy: 0.690 Sad: 0.449 Surprise: 0.555
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02:36:05 ~ 02:36:55 本村委員
報告をしていただきたいというふうに思います。大臣、よろしいですね、それで。大臣がおっしゃった言葉でもあるかというふうに思うんですけれども、外資規制違反について、総務省に報告したときに外資規制の要件をクリアしていた場合は認定取消しの処分はしないということでございました。そして、総務省に報告したときに外資規制をクリアしていない場合は処分するという対応であれば、黙っていた方が得になるというふうなことになってしまいます。こういう対応は是正するべきだというふうに考えますけれども……。 Angry: 0.628 Disgust: 0.294 Fear: 0.388 Happy: 0.487 Sad: 0.473 Surprise: 0.413
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02:37:49 ~ 02:38:06 足立委員
日本維新の会の足立康史でございます。今日は、フジの外資規制の話と、それから、今日、ちょうど今朝の関係閣僚会議で決まりました処理水に係るNHKの報道について取り上げます。 Angry: 0.591 Disgust: 0.351 Fear: 0.540 Happy: 0.473 Sad: 0.310 Surprise: 0.550
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02:38:06 ~ 02:39:05 足立委員
まず、フジでございますが、今もございました、吉田局長、法制局の見解について十分な説明が国会でできない段階でそれを根拠に対応を決めた、これはさすがに私もちょっとよく分からないですね。八日にフジの金光社長が会見を開いてしまったので、仕方なく、準備不足だけれども九日に大臣から発表した、こういう理解でいいですか。 Angry: 0.347 Disgust: 0.222 Fear: 0.571 Happy: 0.484 Sad: 0.484 Surprise: 0.605
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02:39:05 ~ 02:40:00 吉田政府参考人
当時の内閣法制局に相談した結果の整理につきましては、電波法の放送局の免許に係る外資規制に関する一般的な考え方でございまして、同法において、免許の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないという整理が行われていたことでございます。その整理を踏まえまして、当時の担当者が、放送法の認定放送持ち株会社についても同様に考えられるとして、認定の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であるとして、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと判断したものと考えております。そういう意味で、整理をした上で発表をしているものでございます。 Angry: 0.552 Disgust: 0.437 Fear: 0.524 Happy: 0.430 Sad: 0.487 Surprise: 0.388
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02:40:00 ~ 02:40:55 足立委員
その昭和五十六年法制局見解について、私は九日から、大臣が今朝おっしゃった、今朝というのは九日の朝、大臣がおっしゃった昭和五十六年法制局見解ってどれですかということを何度も総務委員の一人として総務省に問い合わせましたが、まだ見せられないんだと。その見せられない状況、要は説明責任を果たせないわけですね、自分たちが取った行動について説明責任を果たせない段階で発表するというのは異常じゃないですか。そういうのは総務省では普通ですか、吉田さん。 Angry: 0.682 Disgust: 0.274 Fear: 0.525 Happy: 0.500 Sad: 0.211 Surprise: 0.592
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02:41:00 ~ 02:41:54 吉田政府参考人
いずれにしましても、国会からの要請につきましては真摯に対応してまいりたいと存じます。お答えいたします。その内容につきましては、免許の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと整理されていた旨を、内容につきまして御説明を申し上げているところでございます。 Angry: 0.408 Disgust: 0.424 Fear: 0.425 Happy: 0.664 Sad: 0.524 Surprise: 0.417
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02:41:07 ~ 02:42:13 足立委員
いやいや、吉田さん、だから、言っているじゃない、おかしいよねと。何で、根拠となるものも国会の委員に示せないような状況で大臣に発表させたんですか。いやいや、だから、現物について国会に示すことができないような状態で大臣にその発表をさせたのは異常でしょう。 Angry: 0.738 Disgust: 0.296 Fear: 0.609 Happy: 0.244 Sad: 0.371 Surprise: 0.499
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02:42:13 ~ 02:43:02 足立委員
その異常な状況に追い込まれたのは、フジが総務省の了解なく八日に記者会見をしたからだとしか思えないわけですよ。ちょっと、ちゃんとそこを説明してください、説明。もう同じことの繰り返しはいいです。そういう異常な事態が、要は、だって、これはもう過去のことなんだから、急ぐ必要はないじゃない。過去のことでしょう。皆さんの整理だと、この発表が遅れたことによって誰か法益、何らかの法益が侵害されるということはないわけでしょう。急ぐ必要なんか全くないじゃない。ちゃんと答弁してください。 Angry: 0.790 Disgust: 0.414 Fear: 0.494 Happy: 0.345 Sad: 0.376 Surprise: 0.422
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02:43:02 ~ 02:43:38 吉田政府参考人
本件は、先週月曜日から、大臣の指示を受けまして、フジテレビから状況を確認し、また当時の担当者から話を聞くなど、事実関係を確認してまいりました。それが、事実関係が明らかになり、また当時の取消処分を行わなかった考え方も明らかになり、その上で、その判断が妥当であったという判断をしたことから、大臣から公表をしていただいたということでございます。 Angry: 0.335 Disgust: 0.226 Fear: 0.539 Happy: 0.667 Sad: 0.403 Surprise: 0.612
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02:43:38 ~ 02:44:15 足立委員
いや、さすがに、私も野党から声援が来るのは珍しいのでちょっと調子が合わないんですが、これはおかしいよね。ちょっと、吉田さん、もう繰り返しはいいから、なぜ、国会に根拠となる法制局見解がこれでありますということさえ言えない段階で発表したのかということが、委員長、これは答弁がなければ進みませんから、答弁をさせてください。 Angry: 0.504 Disgust: 0.317 Fear: 0.605 Happy: 0.427 Sad: 0.352 Surprise: 0.569
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02:44:28 ~ 02:44:54 吉田政府参考人
資料につきましては、現在、非開示情報の有無について確認中でございます。国会からの要請につきましては真摯に対応していきたいと思います。発表につきましては、先ほど来申し上げたとおり、事実関係の確認、当時の法律の適用の考え方、それが妥当であることということを確認できたため、公表させていただいたところでございます。 Angry: 0.394 Disgust: 0.240 Fear: 0.403 Happy: 0.760 Sad: 0.447 Surprise: 0.534
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02:45:18 ~ 02:46:17 金光参考人
お答え申し上げます。四月の五日に、過去の議決権の訂正の作業を行うということで決めて、四月八日の時点で、その過去の、もう一回、再度洗い直した数字が出ましたので、それをもって発表するということで、その数字が出たということで発表したということであります。総務省には私から、八日の午前中に、今回の謝罪を、大臣宛てに謝罪と会見を開く旨を御連絡しましたが、国会対応で多忙であられたために、吉田局長の方にその旨を伝えました。 Angry: 0.500 Disgust: 0.334 Fear: 0.446 Happy: 0.648 Sad: 0.348 Surprise: 0.548
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02:46:19 ~ 02:47:10 足立委員
吉田局長が受けられたんですね、その連絡は。吉田さん、受けられたときに、会見を早くしろ、今日やれと、それを了承するということですか。いやいや、好きにやってくれという回答をしたということですね。 Angry: 0.351 Disgust: 0.237 Fear: 0.508 Happy: 0.612 Sad: 0.418 Surprise: 0.646
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02:47:10 ~ 02:47:45 吉田政府参考人
金光社長からは、本件についての改めてのおわびとともに、会見を夕刻開く旨お話がありましたので、それを承っただけでございます。民間企業の社長が会見を開くかどうかについて、私どもが了承するしないという話ではないかと存じます。 Angry: 0.403 Disgust: 0.240 Fear: 0.428 Happy: 0.626 Sad: 0.456 Surprise: 0.571
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02:47:25 ~ 02:48:04 足立委員
だから、了承されたんですね。だんだん分かってきたことは、金光さんが、総務省のある意味での判断、準備もない中で、金光社長が会見を強行したということですね、金光さん。 Angry: 0.315 Disgust: 0.187 Fear: 0.517 Happy: 0.600 Sad: 0.391 Surprise: 0.725
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02:48:21 ~ 02:49:13 足立委員
フジもフジですけれども、総務省も総務省。ろくでもないですね。私は、本件、これから検証はしますよ、その五十六年法制局見解というものを検証しますよ。でも、検証しようにも、その資料が出てこないから、それは改めて検証したいと思いますが。今回のことで、最大の問題は、先ほど、余り私が触れることもない共産党の本村議員もおっしゃっていましたが、今のルールのままだと、外資規制違反を見つけた放送事業者は、公表する前に是正しよう、必ずそう思いますね、その法制局見解に基づけば。 Angry: 0.618 Disgust: 0.312 Fear: 0.444 Happy: 0.570 Sad: 0.349 Surprise: 0.502
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02:49:13 ~ 02:50:19 足立委員
これはもう大変なモラルハザードが発生する問題であります。先ほど大臣から、法律の改正も視野にとおっしゃいましたが、もうこれは、放送法改正は不可避だと思いますが、大臣、どうですか。是非、放送法、それから電波法もですね、その大改正が始まるということですから、私も、NHK改革も含めて、民放も含めて、電波政策の大改革も含めて、これから議論をしていきたい、そう思います。 Angry: 0.432 Disgust: 0.274 Fear: 0.552 Happy: 0.569 Sad: 0.357 Surprise: 0.574
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02:49:31 ~ 02:49:54 武田国務大臣
今回、この事案で、国家安全保障に関わる重大な件について、やはり、総務省も総務省、事業者も事業者で、もっと神経質にならなきゃならないのを鈍感なままの状況で来た。これは様々な要因があると思います。しっかりとした法整備をもって、こうしたことが二度と起こらないようにしていきたいと考えております。 Angry: 0.590 Disgust: 0.350 Fear: 0.490 Happy: 0.481 Sad: 0.436 Surprise: 0.461
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02:50:19 ~ 02:51:00 足立委員
いずれにせよ、今日の吉田局長の御答弁はもう最悪ですね。私は、武田大臣は、何とかこの状況をマネジメントしようとされているのがよく分かりますよ。ただ、フジもフジだし、旧郵政省も旧郵政省で、ろくでもない。でも、こういうろくでもない民放の世界と、それからろくでもない郵政省の世界が今回あらわになったことは、大臣、いいことですよ、これは。改革に向けて歩み出したいと思います。今日、朝の関係閣僚会議で処理水の海洋放出の方針が決定をされました。 Angry: 0.562 Disgust: 0.335 Fear: 0.405 Happy: 0.595 Sad: 0.440 Surprise: 0.459
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02:51:00 ~ 02:52:09 足立委員
これについて、NHKワールドが、大変誤解を招く、処理水であるにもかかわらず、要は、しっかりとこれは、タンクの水をALPSで基準以下になるまで何回も何回も、トリチウム以外の核種を除去して、その上で、かつ、希釈をして、今でもサブドレーンとかから海洋に流しているものよりも更に問題のないものにして、二十年、三十年かけて出していくという案だと私は理解をしていますが、全く問題ないけれども、NHKワールドは、英語で率先して、何か大変なものが海洋に放出されるかのような報道をし、この週末に私がそれを指摘したところ、日曜日の間に訂正が入りましたが、一旦流れ出たものを、中国や韓国、世界中がこれを拡散している、これが現状であります。 Angry: 0.543 Disgust: 0.188 Fear: 0.633 Happy: 0.444 Sad: 0.171 Surprise: 0.691
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02:52:09 ~ 02:52:42 足立委員
まず、この用語のチェックがなぜできなかったのか。正籬副会長、おいでであります。ふだん、そういう言葉の選び方、ワールドにおいてどういう管理体制をしているんですか。 Angry: 0.507 Disgust: 0.290 Fear: 0.533 Happy: 0.490 Sad: 0.427 Surprise: 0.626
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02:52:42 ~ 02:53:21 正籬参考人
お答えいたします。NHKワールドJAPANでは、国内で放送した用語統一などを踏まえて、英語の表記などにつきましては、日々議論し、部内に周知しております。今回のニュースですけれども、NHKワールドJAPANで英語でお伝えした際に、海洋に放出する前に国際的に許容される水準まで処理されることなどをお伝えしていましたけれども、ニュースの見出しですとかツイッターに対して視聴者の方から、水が処理されず、そのまま放出されるような誤解を与えかねない表現があるという御指摘を受けました。 Angry: 0.346 Disgust: 0.314 Fear: 0.429 Happy: 0.748 Sad: 0.387 Surprise: 0.565
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02:53:21 ~ 02:53:50 正籬参考人
今回のニュースにつきまして、海洋に水を放出する前に処理されることを明確にするために、見出しを、処理された水、トリーテッドウォーターという表現に差し替えるとともに、差し替えた経緯などをNHKワールドJAPANのホームページに掲載いたしました。今後も、国際放送の英語表現などについて、より正確なものとなるよう、努力を重ねてまいりたいと考えております。 Angry: 0.261 Disgust: 0.252 Fear: 0.535 Happy: 0.727 Sad: 0.455 Surprise: 0.592
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Angry: 0.347 Disgust: 0.229 Fear: 0.549 Happy: 0.622 Sad: 0.402 Surprise: 0.646
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02:54:01 ~ 02:54:36 足立委員
そんなことはないか、ふだんからそんな感じだよね。大変なお仕事をしてこられた。今朝の決定は、私は評価をします。評価をします。一部野党が批判をしていますが、特に枝野さん、けしからぬね、あの人は。当事者であるにもかかわらず、何だ、反対反対って、風評を振りまいて。枝野代表は、これはもう大変な大罪を犯していると私は思いますね。 Angry: 0.569 Disgust: 0.337 Fear: 0.539 Happy: 0.445 Sad: 0.426 Surprise: 0.524
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Angry: 0.857 Disgust: 0.374 Fear: 0.503 Happy: 0.312 Sad: 0.351 Surprise: 0.497
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Angry: 0.526 Disgust: 0.243 Fear: 0.477 Happy: 0.493 Sad: 0.488 Surprise: 0.572
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02:55:11 ~ 02:56:11 足立委員
個人の中傷ではなくて、正当な政治的批判です。しかし、委員長の議事整理には従います。この奥野総一郎さんというのはまたひどくて……いやいや、まあいいや、やめておきます、やめておきます。この奥野さんというのは、いや、やめておきます。もう本当に腹が立つな。ねえ、大臣。いや、やめておきます。選挙が近いので上品にやりますが。新川さん、大変、この英語での発信、日本語もそうですね、日本語、英語、注意をしてこられたと思います、特に処理水という表現。それからまた、昨日の国会審議での総理発言を受けて、NHKが重ねて、今度はワールドじゃなくて日本中でトリチウム水という表現を使われました。 Angry: 0.700 Disgust: 0.361 Fear: 0.497 Happy: 0.363 Sad: 0.404 Surprise: 0.444
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02:56:11 ~ 02:56:45 足立委員
私は経産省出身ですから、一応知っています。トリチウム水というのは使わないようにしているんです。そのぐらい、勉強したら分かるだろう。新川さん、その処理水という用語、それからトリチウム水という用語の取扱いについて、どういう立場で発信してきているか、御紹介ください。 Angry: 0.524 Disgust: 0.309 Fear: 0.490 Happy: 0.605 Sad: 0.353 Surprise: 0.582
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02:56:45 ~ 02:57:02 新川政府参考人
お答え申し上げます。御指摘のように、表現の仕方によりまして風評影響を生じさせてしまう可能性があるというふうに認識をしておりまして、特にALPS処理水と汚染水の違いを明確化することが重要というふうに考えております。 Angry: 0.381 Disgust: 0.573 Fear: 0.560 Happy: 0.540 Sad: 0.454 Surprise: 0.441
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02:57:02 ~ 02:57:56 新川政府参考人
本日、これまでの廃炉・汚染水関係閣僚等会議の名称を廃炉・汚染水・処理水関係閣僚等会議と変更するなど、ALPS処理水と汚染水の違いを明確化する取組を行っているところでございます。英語では、処理水につきましてはトリーテッドウォーターという名称を使わせていただいております。引き続き、できるだけ多くの方に正しい情報への御理解を深めていただけるよう、政府一体となって広報活動に取り組んでまいりたいと考えております。トリチウム水につきましては、現在タンクに保管している水には、浄化処理によって完全には除去できないトリチウム以外の核種が含まれているということは事実でございますので、そのため、現在、処理水という名称を使っておりまして、トリチウム水という用語は現在用いておりません。 Angry: 0.528 Disgust: 0.389 Fear: 0.448 Happy: 0.597 Sad: 0.388 Surprise: 0.447
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Angry: 0.686 Disgust: 0.509 Fear: 0.378 Happy: 0.620 Sad: 0.365 Surprise: 0.408
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02:58:01 ~ 02:58:47 足立委員
勉強せずに、適当に勘でやっているんですか、会長。私は、今日、NHK会長に、正籬副会長が担当だから副会長で勘弁してくれと何回も頼まれましたが、いや、会長、ちょっと一回出てきてくれということをお願いしました。今日は謝罪をしていただく必要があると思いますよ。これだけの国益に関わることについて、いいかげんな発信を世界にばらまいた。謝罪、それから是正方針、これをお願いします。 Angry: 0.561 Disgust: 0.296 Fear: 0.465 Happy: 0.543 Sad: 0.378 Surprise: 0.497
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02:58:47 ~ 02:59:11 前田参考人
お答え申し上げます。今回のニュースにつきましては、海洋に水を放出する前に処理されていることを明確にするために、見出しを、処理された水、トリーテッドウォーターという表現に差し替えるとともに、差し替えた経緯などをNHKワールドJAPANのホームページに四月十一日付で掲載をいたしました。 Angry: 0.453 Disgust: 0.398 Fear: 0.515 Happy: 0.661 Sad: 0.375 Surprise: 0.529
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02:59:11 ~ 03:00:15 前田参考人
これは、そういう意味では、より正確に表現をするということでございます。福島第一原子力発電所の処理水につきましては、海洋放出前に、トリチウムの濃度を、国の基準の四十分の一、WHO、世界保健機関が示す飲料水の基準のおよそ七分の一の水準まで処理されることなどを正確に伝えるために、見出しやツイッターなどを含めて、表現に留意してまいりたいと思います。今回の事態を踏まえながら、国際放送の実施に当たりましては、内外ニュースを迅速かつ客観的に報道するといたしました国際番組基準にのっとり、常に、より適切な表現に努めてまいります。 Angry: 0.376 Disgust: 0.206 Fear: 0.410 Happy: 0.818 Sad: 0.304 Surprise: 0.626
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03:00:15 ~ 03:01:20 足立委員
おわびの言葉はないんでしょうか。何も聞こえないけれども。大臣、私が特にこのNHKワールドを問題にしているのは、NHKワールドには税金が入っているんです。一般のNHKの放送は受信料ですが、いつも自主自律ということで胸を張っていらっしゃるわけですが、公金が入っています。これは要請等をするためだと承知をしていますが、しっかりと、例えば拉致の問題、いろいろな国家の重要事態については、それを特定してNHKワールドでしっかり発信をするように要請してきていると思うんです。 Angry: 0.642 Disgust: 0.332 Fear: 0.429 Happy: 0.502 Sad: 0.415 Surprise: 0.473
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Angry: 0.331 Disgust: 0.446 Fear: 0.449 Happy: 0.708 Sad: 0.480 Surprise: 0.525
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03:01:20 ~ 03:01:55 足立委員
今日決まった処理水の海洋放出方針についても、早速、中国外務省、韓国が、ひどいプロパガンダで風評拡大に走り回っています。NHKワールドの総力を挙げて、また内閣もそうですが、私たちもそうです、この処理水の海洋放出は問題ないんだということを発信していくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.462 Disgust: 0.133 Fear: 0.509 Happy: 0.498 Sad: 0.498 Surprise: 0.554
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03:01:55 ~ 03:02:17 武田国務大臣
個別の番組の中身についてはコメントを差し控えたいところでありますけれども、放送法上、総務大臣は、NHKの国際放送について、国の重要な政策に係る事項等の必要な事項を指定して放送を行うことを要請する仕組みとなっております。 Angry: 0.850 Disgust: 0.343 Fear: 0.446 Happy: 0.519 Sad: 0.201 Surprise: 0.441
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03:02:17 ~ 03:03:03 武田国務大臣
その分、NHK自ら定める国際番組基準に基づいて、自主自律の下、正確、公正な報道を行っていただくことを期待していきたいと思います。個別の件についてなかなか私の方からは申し上げにくいわけですけれども、とにかく、国際番組基準に基づき、やはり国の重要な政策に係る事項等の必要な事項を指定して放送を行うことを要請する仕組みとなっておりますので、そのことをしっかりと肝に銘じてやっていただきたい、このように思っています。 Angry: 0.619 Disgust: 0.210 Fear: 0.340 Happy: 0.651 Sad: 0.444 Surprise: 0.445
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03:03:03 ~ 03:04:07 足立委員
ありがとうございます。時間が来ましたので終わります。やっていただけるというふうに理解をしました。私たちは、この処理水については、不満もありますよ、なぜ福島だけに負わせるのか、全国でそれを支えるべきじゃないかということをずっと言ってきましたが、政治決断をされたことについては評価をしています。これからも国のために、しっかり追及すべきはし、お支えすべきはしていくことをお誓いして、質問を終わります。ありがとうございます。 Angry: 0.504 Disgust: 0.374 Fear: 0.326 Happy: 0.647 Sad: 0.569 Surprise: 0.347
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03:04:13 ~ 03:05:22 井上(一)委員
国民民主党・無所属クラブの井上一徳です。まず最初に、金光社長にお伺いしたいと思います。総務委員会、予算委員会の中でも放送に関する外資規制が議論されていまして、私も特に強調しているんですけれども、これは我が国の安全保障に関わる問題だ。放送というのは非常に社会的影響力が大きいですから、外国の干渉を排除する、その上でも、外資規制を設けてしっかりとその影響を排除していく、そういう問題なんですね。そういう認識からいうと、金光社長が最初の記者会見で言われたのが、外資規制の基準を僅かにせよ超過し、外資規制違反の状態だったことで投資家、株主を始め、多くの方に御迷惑をおかけしたことをおわびしますと。 Angry: 0.731 Disgust: 0.365 Fear: 0.454 Happy: 0.395 Sad: 0.361 Surprise: 0.405
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03:05:39 ~ 03:06:14 金光参考人
我々のミスで、重要な外資規制に違反してしまったということに関しまして、深く反省しております。それで、いわゆる議決権、オーバーしているということに関して、先ほど来申し上げておりますが、開示するかしないかを含めて、それは認定が取り消されるかどうかの一つに懸かっております。 Angry: 0.530 Disgust: 0.258 Fear: 0.568 Happy: 0.413 Sad: 0.432 Surprise: 0.444
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03:06:14 ~ 03:06:54 金光参考人
したがいまして、認定が取り消されるというリスクを我々は感じ、総務省の方に情報をお伝えしたということでございます。我々は放送関係の事業者でありますが、パブリックな側面と事業収益性を追求する側面、二律背反するものを抱えて事業を行っております。したがいまして、株主、投資家というものに対して保護の配慮をするということに関しても、御理解をいただければというふうに思っております。 Angry: 0.535 Disgust: 0.386 Fear: 0.429 Happy: 0.626 Sad: 0.430 Surprise: 0.412
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03:07:00 ~ 03:08:00 井上(一)委員
安全保障の問題なんですから。ここで金光社長が、僅かにせよ超過しと言われているわけです。僅かにせよといっても、超過しているわけですよ。基準から外れているわけです。これをゴルフでいえばもうOBなんですよ。駄目なんですよ。その時点でアウトなんです。ゴルフの場合はペナルティーで打ち直せますよ。けれども、放送法では絶対的欠格事由なわけです。これは、電波法の解説をそのまま読むと、こうなっているんです。無線局の免許の絶対的欠格事由は、免許を与えられた後においても維持されるべき性質の要件、しかも、絶対的不適格性を示すものであって、総務大臣に裁量の余地がなく、義務として取り消さなければならない。 Angry: 0.678 Disgust: 0.393 Fear: 0.501 Happy: 0.398 Sad: 0.429 Surprise: 0.460
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03:08:00 ~ 03:08:40 井上(一)委員
直ちに取り消さなければならない、こういう重要な問題なわけです。そういう重要な問題だからこそ、社長は多分、総務省に相談しに行ったんだと思います。それで、総務省も相談を受けて、これはどうするかというのを判断した。まず、これは総務大臣の判断に関わる事項なわけですよね。それを課長と局長だけで判断しているとは思えないし、大臣に上げていなければ法律違反になるんじゃないですか。 Angry: 0.632 Disgust: 0.346 Fear: 0.500 Happy: 0.483 Sad: 0.361 Surprise: 0.505
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03:08:40 ~ 03:09:00 吉田政府参考人
お答えいたします。総務省の行政文書取扱規則におきまして、放送法第百六十六条第一項又は第二項の規定に基づく認定の取消しに係る決裁者は、情報流通行政局長となっております。 Angry: 0.663 Disgust: 0.275 Fear: 0.322 Happy: 0.518 Sad: 0.303 Surprise: 0.366
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03:09:00 ~ 03:09:16 吉田政府参考人
ただ、本事案は、外資規制違反という重要な事案であることに鑑みれば、大臣に報告すべき事案であったと考えており、その点は、当時の担当者の認識が甘かったと言わざるを得ないと考えております。 Angry: 0.738 Disgust: 0.343 Fear: 0.522 Happy: 0.438 Sad: 0.279 Surprise: 0.447
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03:09:16 ~ 03:10:00 井上(一)委員
認識が甘いという問題で済まされる話ではないわけですよ、これは。課長のところに口頭で、まあ文書を持ってという話でしたけれども、行かれた。その後は口頭で厳重注意。今の質疑の中で、じゃ、文書はちゃんと残っているんですかと言ったら、文書はありませんと言うわけですよね。こんなことがあるわけないじゃないですか。今るる局長は、当時の判断として、内閣法制局の見解、当時はそういう見解を基にして判断しましたということは、過去の文書があったからこそ今そういう答弁をされているんじゃないですか。 Angry: 0.646 Disgust: 0.350 Fear: 0.522 Happy: 0.462 Sad: 0.305 Surprise: 0.586
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03:10:00 ~ 03:10:19 井上(一)委員
本当に文書はないんですか。昨日、私が質問レクで聞いたときは、文書はありますということを聞いたので、改めて私は理事会で提出をお願いしようと思ったんですけれども、文書がないということは本当ですか。 Angry: 0.451 Disgust: 0.191 Fear: 0.489 Happy: 0.554 Sad: 0.443 Surprise: 0.652
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03:10:19 ~ 03:11:04 吉田政府参考人
お答えいたします。当時の資料を確認いたしましたところ、フジ・メディア・ホールディングスが作成し、持参した資料、また、当時の総務省において事案の概要についてまとめた資料がございます。フジ・メディア・ホールディングスが作成し、持参した資料、また、当時の総務省において本件事案の概要についてまとめた資料がございます。 Angry: 0.436 Disgust: 0.352 Fear: 0.459 Happy: 0.740 Sad: 0.353 Surprise: 0.561
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Angry: 0.598 Disgust: 0.423 Fear: 0.458 Happy: 0.578 Sad: 0.465 Surprise: 0.494
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03:11:04 ~ 03:12:04 井上(一)委員
じゃ、今までなかったというのは、何がなかったんですか。何がなくて、何があったんですか。今まで何を議論したんですか。文書はあるかないかと言ったら、ないと言う。あるはずじゃないですかと言っていたわけですよ。今になったら、あるということですよね。じゃ、この文書はちゃんと提出してください。これは理事会で協議していただきたいと思います。次は、昭和五十六年の内閣法制局の見解。 Angry: 0.657 Disgust: 0.300 Fear: 0.526 Happy: 0.426 Sad: 0.354 Surprise: 0.573
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03:11:17 ~ 03:11:40 吉田政府参考人
事実関係についてまとめた資料でございます。当時の、例えば、やり取り模様であるとか、厳重注意を行うための決裁を行うような資料というのはございませんでしたということをこれまで説明してございます。 Angry: 0.523 Disgust: 0.502 Fear: 0.605 Happy: 0.436 Sad: 0.365 Surprise: 0.494
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03:12:04 ~ 03:12:43 井上(一)委員
これもずっと議論になっていますけれども、私も、これは文書を出してくださいと言ったら、文書は出せません、口頭で概要を伝えますと言って、口頭なんです。文書、これが出せずに、本当に正しい判断ができるんですか。総務省にまず聞きます。その当時の内閣法制局とのやり取り、どういうやり取りだったんですか。 Angry: 0.659 Disgust: 0.330 Fear: 0.483 Happy: 0.460 Sad: 0.329 Surprise: 0.558
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03:12:43 ~ 03:13:10 吉田政府参考人
一九八一年に、当時の郵政省から、電波法の放送局の免許に係る外資規制に関し内閣法制局に相談したところ、同法においては、免許の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、当該事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと整理されていたものでございます。 Angry: 0.743 Disgust: 0.296 Fear: 0.485 Happy: 0.290 Sad: 0.488 Surprise: 0.301
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03:13:33 ~ 03:14:28 木村政府参考人
まず、一義的には、法令、放送法の所管当局でございます総務省さんにおいて放送法の解釈、運用というのはなされるべきというふうに考えてはおります。御指摘の五十六年の見解でございますけれども、これは、昭和五十六年六月に、内閣法制局が当時の郵政省に対しまして、当時の電波法に関し、放送局の免許を受けている株式会社について、一定時点に外国人、これは外国法人も含まれますけれども、の議決権が全体の五分の一以上を占めるという事実が生ずれば、現時点において当該事実が認定できなくとも、郵政大臣は、電波法七十五条により免許の取消しをしなければならないのかという問いが立てられまして、それに対して、消極に解するというお答えをしているということでございます。 Angry: 0.742 Disgust: 0.282 Fear: 0.486 Happy: 0.533 Sad: 0.242 Surprise: 0.442
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03:15:11 ~ 03:16:02 井上(一)委員
今、法制局に説明してもらった内容というのは別に非開示情報も何もなく、それを出してもらえばいいんですけれども。いずれにしても、また文書提出を理事会で求めたいと思います。それで、先ほどのゴルフの例でいえば、これは失格者がそのままプレーしているような状況なんですよね。今は元に戻っていますからといっても、これは一回失格になるわけですよね。失格になった人がプレーを続けている。ペナルティーも何もない。これはおかしくないですか、ペナルティーがないというのが。 Angry: 0.592 Disgust: 0.375 Fear: 0.557 Happy: 0.409 Sad: 0.411 Surprise: 0.501
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Angry: 0.815 Disgust: 0.464 Fear: 0.411 Happy: 0.465 Sad: 0.346 Surprise: 0.425
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03:16:02 ~ 03:17:05 井上(一)委員
局長、最初答えてもらって、大臣にもこれはちょっと聞きたいと思います。私も、当時の課長、長塩課長、本当はやはり長塩課長に来てもらって話を聞かないと、これは真相が分からないんですよね。法律違反をフジもしていた、そして総務省も、法律違反をしていたのを見過ごしている。言うなればこれは、さっきのゴルフの例でいくと、友達ゴルフなんですよ。ペナルティーだったのを、いや、いいよいいよみたいな、ちょっとぐらいだからもういいよみたいな、なれ合いなんですよ。 Angry: 0.497 Disgust: 0.222 Fear: 0.407 Happy: 0.635 Sad: 0.389 Surprise: 0.581
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Angry: 0.614 Disgust: 0.401 Fear: 0.444 Happy: 0.615 Sad: 0.385 Surprise: 0.434
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03:17:05 ~ 03:17:43 井上(一)委員
緊張感が全くない。これはペナルティーを今からでも科すべきですよ。当時の課長をしっかり呼んで、事情を聞いて、やはりおかしい判断をしているんだから、処分をしないと、これは示しがつかないと思いますよ。大臣、どうですか。 Angry: 0.595 Disgust: 0.341 Fear: 0.516 Happy: 0.502 Sad: 0.384 Surprise: 0.538
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03:17:43 ~ 03:18:13 吉田政府参考人
二〇一四年当時に、当時の担当者が、先ほど申し上げた電波法に関する整理を踏まえ、放送法の認定放送持ち株会社についても同様に考えられることから、認定の取消処分を行う時点で取消し事由が必要であり、取消し事由が存在しないのであれば取消処分を行うことができないと判断したものと考えておりまして、そのような考え方自体は、総務省としては今でも妥当であると考えております。 Angry: 0.598 Disgust: 0.365 Fear: 0.504 Happy: 0.515 Sad: 0.464 Surprise: 0.311
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03:18:13 ~ 03:18:38 吉田政府参考人
一方で、御指摘のとおり、局長限りで判断した点、あるいは、先ほど来、以前御指摘あったと思いますが、公表を行わなかった点などについては、当時の対応につきまして、当時の担当者の認識が甘かったものと考えております。 Angry: 0.231 Disgust: 0.174 Fear: 0.509 Happy: 0.794 Sad: 0.356 Surprise: 0.739
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03:18:38 ~ 03:19:03 井上(一)委員
いずれにしても、この長塩課長の判断というのは、あと、当時の局長ですね、これはやはり看過してはいけないと思いますので、是非、長塩当時の課長に国会に来てもらって、事実関係についてやはり聞かないといけないというふうに思います。残りの時間で、再発防止策ですね。 Angry: 0.254 Disgust: 0.239 Fear: 0.527 Happy: 0.699 Sad: 0.449 Surprise: 0.625
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03:19:03 ~ 03:19:46 井上(一)委員
今、大臣からも、法律改正も含めて再発防止策を取っていくということでしたが、やはり、諸外国がどういうような放送法に関する規制を設けて、そして、どういう審査をして、どういう罰則を設けているか、こういうこともしっかり調査した上で、日本のというか、総務省での規制の在り方、審査の在り方、これを検討していくべき必要があると思いますけれども、いかがですか。 Angry: 0.864 Disgust: 0.103 Fear: 0.400 Happy: 0.454 Sad: 0.270 Surprise: 0.515
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03:19:46 ~ 03:20:13 吉田政府参考人
今回の事案を受けまして、放送法に係る外資規制の在り方や実効性の確保につきましては、様々な御指摘をいただいております。大臣からは、法改正も視野に検討を開始するよう指示をいただいているところでございますが、その際には、御指摘の諸外国の状況についても調査し、参考としていきたいと考えております。 Angry: 0.395 Disgust: 0.252 Fear: 0.468 Happy: 0.679 Sad: 0.440 Surprise: 0.520
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03:20:13 ~ 03:21:00 井上(一)委員
あと、社長にお聞きしたいんですけれども、当時、総務省に行ったときに、再発防止策をしっかりやってくださいということを言われたということですが、今もずっと基本的には一九・九九%が続いているわけですよね。危ない状況がずっと続いているわけですよ。いつもいつも冷や冷やしないといけない状況なわけですよね。これはやはり、再発防止策を取るのであれば、もっと余裕のある設定の仕方というのを考えるというのが普通だと思うんですけれども、なぜそうされないんですか。 Angry: 0.443 Disgust: 0.326 Fear: 0.644 Happy: 0.399 Sad: 0.476 Surprise: 0.485
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03:21:00 ~ 03:22:12 金光参考人
株式の保有に関しては、市場に株を出している以上、自由でございます。その時点で、外国人、日本法人等々の区別で売り買いを制限することはできません。したがいまして、外人の保有比率、議決権を割り当てる前の保有比率に関しては、それは増えたり減ったりします。その後、三月と九月の末に議決権を振り分けるときに、既存の議決権を持っている外国人の株主をそのままにして、残っている一九・九九の枠を按分して割り当てるということになっています。その際に、我々は、株主平等原則ということで、その比率を我々の意思で一九・九九以下にすることはできません。したがいまして、今の制度をもってすると、常に、二〇%以上保有者がいた場合はそういう状況になっているという状況でございます。 Angry: 0.592 Disgust: 0.414 Fear: 0.506 Happy: 0.528 Sad: 0.342 Surprise: 0.512
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Angry: 0.413 Disgust: 0.407 Fear: 0.613 Happy: 0.491 Sad: 0.481 Surprise: 0.533
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03:22:13 ~ 03:22:43 井上(一)委員
これはどうなんですか。こういう状況が、一九・九九がずっと続くと、やはり総務省としても、もっと違う規制の在り方というのを考えようとしなかったんですか、当時。 Angry: 0.740 Disgust: 0.266 Fear: 0.566 Happy: 0.275 Sad: 0.324 Surprise: 0.638
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03:22:43 ~ 03:23:10 吉田政府参考人
お答えいたします。外国人等が保有する株式につきましては、議決権を持たないようにするための名義書換拒否という仕組みがございます。正しく計算されていることを前提に、その名義書換拒否の仕組みを使えば、外国人の議決権比率が二〇%を超えることがないような現在の法制度となっているところでございます。 Angry: 0.572 Disgust: 0.484 Fear: 0.479 Happy: 0.502 Sad: 0.379 Surprise: 0.454
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03:23:10 ~ 03:23:31 吉田政府参考人
ただ、いずれにいたしましても、外資規制の在り方について見直しの検討の指示をいただいておりますので、様々な御指摘を踏まえながら検討をしてまいりたいと存じます。 Angry: 0.586 Disgust: 0.305 Fear: 0.392 Happy: 0.488 Sad: 0.564 Surprise: 0.387
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03:23:31 ~ 03:24:09 井上(一)委員
何回も繰り返すようですけれども、放送法における外資規制というのは安全保障の問題ですから、しっかりとした制度、実効性のある制度、これを是非つくってもらいたいと思います。最後の質問ですが、この外資規制について、放送法における外資規制、総務省でも今これから再発防止策を検討するということなんですけれども、私はやはり、政府全体で外資規制の在り方を考える時期に来ているんだと思っているんです。 Angry: 0.645 Disgust: 0.273 Fear: 0.454 Happy: 0.484 Sad: 0.424 Surprise: 0.386
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03:24:09 ~ 03:25:17 井上(一)委員
特に、中国は軍民融合ですよ。もう軍と民が融合、軍と経済が融合してやってくる、そういう戦略です。だから、各国とも、経済安全保障ということで、外資規制の在り方については徹底的に議論して、外資規制をしっかりしたものにしている。そういう中で、日本も取組はしていますよ、外為法の改正とか。私は、そういう個々の省庁だけでやるのではなくて、政府全体で外国資本規制をどうするかというのをやはり今検討すべき時期に来ていると思いますし、まさに国家安全保障局の経済班というのは、そういった経済安全保障を政府を挙げて取り組む、政府一緒になって考えていく、そういう組織だと思っているんです。 Angry: 0.791 Disgust: 0.354 Fear: 0.374 Happy: 0.542 Sad: 0.298 Surprise: 0.410
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Angry: 0.716 Disgust: 0.332 Fear: 0.533 Happy: 0.329 Sad: 0.370 Surprise: 0.438
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03:25:45 ~ 03:26:12 藤井政府参考人
お答え申し上げます。ただいまの井上議員の御指摘、私どもの思い、全く同じでございます。経済安全保障の分野におきまして、様々な課題がございますが、その中でも非常に大切なものの一つが、外国人投資家に対する、対内直接投資、これをきちんと審査をしていくということであろうというふうに考えております。 Angry: 0.527 Disgust: 0.448 Fear: 0.442 Happy: 0.612 Sad: 0.373 Surprise: 0.495
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03:26:12 ~ 03:27:12 藤井政府参考人
既に御指摘がございましたが、既に二〇一九年に外為法を改正をしていただき、事前届出、審査対象を見直し、より厳格化しております。それに加えて、これはきちんと運用していくということが非常に大切になってまいります。その運用に当たりましては、国内外の行政機関、これは私どもも入りますけれども、国内のみならず外国の行政機関との情報交換、情報の連携、その強化も運用として図ってきているところでございます。御指摘のとおり、経済班をつくっていただきましたけれども、今後とも、外資規制の在り方を含め、経済分野における国家安全保障上の課題に対して重大な関心を持ち、関係省庁と連携をしながら、委員御指摘のとおり、政府全体としての取組というものを全力で進めてまいりたい、かように考えております。 Angry: 0.544 Disgust: 0.347 Fear: 0.410 Happy: 0.642 Sad: 0.381 Surprise: 0.476
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03:27:24 ~ 03:36:31 石田委員長
この際、参考人に一言御礼を申し上げます。参考人におかれましては、御多用中のところ御出席をいただきまして、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。この際、暫時休憩いたします。 Angry: 0.311 Disgust: 0.292 Fear: 0.366 Happy: 0.789 Sad: 0.519 Surprise: 0.509
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03:36:31 ~ 03:36:48 石田委員長
休憩前に引き続き会議を開きます。内閣提出、地方公共団体情報システムの標準化に関する法律案を議題といたします。これより趣旨の説明を聴取いたします。武田総務大臣。 Angry: 0.551 Disgust: 0.347 Fear: 0.455 Happy: 0.603 Sad: 0.392 Surprise: 0.536
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03:36:48 ~ 03:37:24 武田国務大臣
地方公共団体情報システムの標準化に関する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。この法律案は、国民が行政手続において情報通信技術の便益を享受できる環境を整備するとともに、情報通信技術の効果的な活用により持続可能な行政運営を確立することが国及び地方公共団体の喫緊の課題であることに鑑み、地方公共団体情報システムの標準化を推進するために必要な事項を定めるものであります。 Angry: 0.703 Disgust: 0.383 Fear: 0.434 Happy: 0.526 Sad: 0.309 Surprise: 0.448
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03:37:24 ~ 03:38:23 武田国務大臣
次に、法律案の内容について、その概要を御説明申し上げます。まず、地方公共団体情報システムとは、地方公共団体が利用する情報システムであって、情報システムによる処理の内容が各地方公共団体において共通し、かつ、統一的な基準に適合する情報システムを利用して処理することが住民の利便性の向上及び地方公共団体の行政運営の効率化に寄与する事務として政令で定める事務の処理に係るものとしております。次に、政府は、地方公共団体情報システムの標準化の推進を図るため、地方公共団体情報システムの標準化の意義及び目標並びに地方公共団体情報システムの標準化のため必要な基準の策定に関する基本的な事項等を含む基本方針を定めることとしております。 Angry: 0.661 Disgust: 0.400 Fear: 0.459 Happy: 0.533 Sad: 0.358 Surprise: 0.435
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03:38:23 ~ 03:39:09 武田国務大臣
また、標準化対象事務に係る法令又は事務を所管する大臣は、当該法令又は事務に係る地方公共団体情報システムに必要とされる機能等について、地方公共団体情報システムの標準化のため必要な基準を、内閣総理大臣及び総務大臣は、データの相互運用性の確保、サイバーセキュリティー等、各地方公共団体情報システムに共通して必要となる基準を定めることとしており、地方公共団体情報システムは、これらの基準に適合するものでなければならないこととしております。 Angry: 0.577 Disgust: 0.321 Fear: 0.494 Happy: 0.556 Sad: 0.404 Surprise: 0.471
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03:39:09 ~ 03:39:58 武田国務大臣
あわせて、地方公共団体は、全ての地方公共団体がクラウドコンピューティングサービス関連技術に係るサービスを利用することができるようにするための国による環境整備の状況を踏まえつつ、当該環境において地方公共団体情報システムを利用するよう努めるとともに、国は、地方公共団体情報システムの標準化のために必要な財政上の措置を講ずるよう努めるものとしております。以上が、この法律案の提案理由及び内容の概要であります。何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 Angry: 0.587 Disgust: 0.300 Fear: 0.415 Happy: 0.591 Sad: 0.382 Surprise: 0.503
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