00:22:46 ~ 00:23:05 木原委員長
これより会議を開きます。内閣の重要政策に関する件について調査を進めます。特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。本件につきましては、先般来各会派間において御協議いただきました結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得た次第であります。 Angry: 0.578 Disgust: 0.366 Fear: 0.418 Happy: 0.669 Sad: 0.307 Surprise: 0.537
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00:23:05 ~ 00:24:11 木原委員長
この際、特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案の起草案につきまして、提案の趣旨を御説明申し上げます。本案は、特定非営利活動法人の設立を促進するとともに、特定非営利活動促進法に基づく事務等の簡素化及び合理化を図るため、所要の措置を講ずるもので、その主な内容は次のとおりであります。第一に、迅速な設立のため、設立認証の申請の際の添付書類の縦覧期間を、現行の一月間から二週間に短縮することとしております。あわせて、縦覧書類に記載された事項をインターネットの利用等により、所轄庁による認証又は不認証の決定までの間、公表するものとすることとしております。第二に、個人情報保護の観点から、設立認証の申請の際に公衆の縦覧に供される役員名簿、請求があった場合に閲覧又は謄写させなければならない役員名簿等について、個人の住所等についての記載を除くこととしております。第三に、特定非営利活動法人の事務負担の軽減のため、資産の譲渡等に係る事業の料金、条件その他その内容に関する事項を記載した書類について、所轄庁への提出を不要とすることとしております。 Angry: 0.586 Disgust: 0.263 Fear: 0.506 Happy: 0.564 Sad: 0.301 Surprise: 0.573
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00:24:11 ~ 00:25:04 木原委員長
なお、この書類を作成し、事務所へ備え置くこと等については、引き続き義務としております。また、認定特定非営利活動法人等の役員報酬規程等について、既に所轄庁に提出したものから内容に変更がない場合には、毎事業年度の提出は不要とすることとしております。第四に、施行期日は、公布の日から起算して六月を経過した日としております。なお、特定非営利活動促進法に基づく事務等のデジタル化に関する規定を設けることとしております。以上が、本起草案の提案の趣旨であります。お諮りいたします。本起草案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案と決するに賛成の諸君の起立を求めます。起立総員。よって、本案は委員会提出の法律案とすることに決しました。 Angry: 0.506 Disgust: 0.365 Fear: 0.464 Happy: 0.637 Sad: 0.403 Surprise: 0.518
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00:25:04 ~ 00:26:00 木原委員長
なお、本法律案の提出手続等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。次に、内閣の重要政策に関する件について調査を進めます。この際、お諮りいたします。本件調査のため、本日、政府参考人として内閣法制局第一部長木村陽一君、内閣府大臣官房長大塚幸寛君及び内閣府日本学術会議事務局長福井仁史君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。内閣法制局第一部長木村陽一君。 Angry: 0.651 Disgust: 0.329 Fear: 0.410 Happy: 0.592 Sad: 0.363 Surprise: 0.479
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00:26:00 ~ 00:27:08 木村政府参考人
本年十月七日の衆議院内閣委員会の閉会中審査におけます塩川鉄也委員の日本学術会議の会員の任命に関する御質問に対しまして、私第一部長が、推薦人の推薦に基づいて全員を任命することとなっており、この任命は形式的任命であると答弁をいたしましたところ、ここで全員を任命すると申し上げましたのは、会員を任命するの誤りでございました。誤りの原因は、当時の手書きの資料に基づいて答弁をいたしましたところ、読み誤ったことにございます。私の不注意によるものでございます。質疑者の塩川委員を始め委員会の諸先生方、さらに関係の皆様方の誤解を招きまして、大変な御迷惑をおかけすることになったことにつきまして、深くおわびを申し上げます。今後は、一層緊張感を持って答弁に当たり、このような誤りのないよう、万全を期してまいります。 Angry: 0.454 Disgust: 0.297 Fear: 0.548 Happy: 0.563 Sad: 0.378 Surprise: 0.552
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00:27:13 ~ 00:28:06 塩川委員
日本共産党の塩川鉄也です。今説明がありましたけれども、学術会議の推薦、それから総理の任命、この関係がまさに焦点となっているときに、答弁間違いと言い出すというのはもう言語道断のことであります。あの閉会中審査の審議において、まさに全員という文言で質問はその後も進んでいるわけで、その点についても、あの質問は何だったんだ、こういうことが問われてくる大問題であります。しかも、本委員会で何の訂正も行われないうちに、官房長官が記者会見で、あれは間違いだった、資料の読み間違いだったと言った。さらには、翌日の参議院の内閣委員会の質疑の中で内閣法制局が資料を読み間違えたと答弁するなど、この委員会の審議を余りにも軽んじているのではありませんか。 Angry: 0.749 Disgust: 0.313 Fear: 0.509 Happy: 0.382 Sad: 0.250 Surprise: 0.505
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00:28:21 ~ 00:29:01 木村政府参考人
御指摘の、答弁の誤りについての官房長官の御説明は、既に報道がなされております中で、記者の質問に対してなされたものでございます。また、参議院内閣委員会での説明は、同委員会における委員からの御質問に対しまして、当局としてその経緯を説明したものでございます。ただ、いずれにいたしましても、塩川先生を始め本委員会の諸先生方に対しまして大変な御迷惑をおかけすることになったことにつきまして、改めて深くおわびを申し上げます。今後は、一層緊張感を持って答弁に当たりまして、このような御指摘をまた受けることのないよう、万全を期してまいりたいと存じます。 Angry: 0.508 Disgust: 0.260 Fear: 0.440 Happy: 0.603 Sad: 0.417 Surprise: 0.501
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00:29:01 ~ 00:30:05 塩川委員
まずはこの委員会できちんと釈明をするということこそ必要だったわけで、その点での政府側の対応を厳しく指摘をするものであります。こういったことはもう決してないということを強く求めておくものであります。この内閣法制局が作成をした一九八三年の日本学術会議法改正案に対する法律案審議録、その中に、推薦人の推薦に基づいて会員を任命することになっており、この任命は形式的任命であるとある。それはそのとおりであります。この想定問答は、一九八三年の法改正時の中曽根総理による、政府が行うのは形式的な任命にすぎません、また、政府委員の、実質的に総理大臣の任命で会員の任命を左右することは考えておりません、また、丹羽総務長官の、学会の方から推薦をしていただいた者は拒否しないという答弁を裏書きするものであり、六人の任命拒否が違法行為だということを示すものであります。 Angry: 0.758 Disgust: 0.365 Fear: 0.494 Happy: 0.341 Sad: 0.375 Surprise: 0.425
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00:30:05 ~ 00:31:16 塩川委員
政府の言う、任命権者たる内閣総理大臣が推薦のとおりに任命しなければならないというわけではない、この主張を裏づける過去の発言、資料はないことを政府も認めております。結果として、推薦に基づいて全員を任命すると読んだのは、まさに正確だったということも実態としては指摘をせざるを得ません。そこで、唯一政府が根拠としている、学術会議事務局作成の二〇一八年文書についてお尋ねをします。前回も紹介をしましたが、NHK報道によりますと、二〇一八年当時、山極会長は、定年によって会員の補充が必要となったときに、学術会議側が検討していた候補の名前を伝えたところ、官邸から難色が示された。山極前会長は、学術会議が議論をし直す場合は理由が必要なので、理由を教えてください、そのために官邸に出向きますと杉田官房副長官に事務局を通じて何度も申し上げたが、来る必要はない、理由も言うつもりはないと、それ一辺倒なので非常に困りましたと述べておりました。 Angry: 0.697 Disgust: 0.390 Fear: 0.501 Happy: 0.423 Sad: 0.326 Surprise: 0.457
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00:31:16 ~ 00:31:56 塩川委員
そこで、学術会議事務局にお尋ねします。福井事務局長は、先日の質疑で、この二〇一八年文書作成の経緯として、当時、補欠推薦の関係があって、考え方の整理をしておかなければならない状況だったと答弁をしています。二〇一八年の補欠推薦時に、どんなことがあったから考え方の整理が必要になったんですか。 Angry: 0.412 Disgust: 0.291 Fear: 0.594 Happy: 0.488 Sad: 0.426 Surprise: 0.589
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00:31:56 ~ 00:32:15 福井政府参考人
お答えさせていただきます。人事に関することでございますので、なかなか詳細についてはお答えできないところもございますが、平成二十九年の半数改選の後、平成三十年十月の総会までの間に、学術会議の方では、定年によりまして会員に三人の欠員が生じることとなりました。 Angry: 0.356 Disgust: 0.317 Fear: 0.435 Happy: 0.731 Sad: 0.446 Surprise: 0.596
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00:32:15 ~ 00:33:11 福井政府参考人
その後任となる会員を選考、任命することが必要な状態でございました。円滑な任命手続のため、当時の会長が私ども日本学術会議事務局を通じまして任命権者側と意見交換を行ったところ、考え方がすり合わせまでに至らず、結果として、一人の方の補欠候補者に関しまして、平成三十年十月の総会への承認提案を行わずに欠員となったという経緯があったと承知しております。このような状況のもとで、その後の推薦作業のため、推薦と任命の関係の法的整理を行っていた中でそういうことになったのかと理解しております。 Angry: 0.326 Disgust: 0.328 Fear: 0.558 Happy: 0.655 Sad: 0.399 Surprise: 0.594
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00:33:11 ~ 00:34:05 塩川委員
任命権者側と意見交換した、その中身を示してもらえますか。それでは誰も納得しません。福井事務局長は、山極会長が官邸に赴きたいという話をしたのは事実ですと答弁をしておりました。山極会長はなぜ官邸に行こうと思ったんですか。 Angry: 0.763 Disgust: 0.388 Fear: 0.441 Happy: 0.424 Sad: 0.372 Surprise: 0.446
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00:34:05 ~ 00:34:53 福井政府参考人
先ほどの繰り返しの部分もございますけれども、平成二十九年の半数改選の後、平成三十年十月の総会までの間に、定年により三人の欠員が生じることとなりました。その後任となる会員を選考、任命することが必要となったという状況で、円滑な任命手続のため、当時の会長が私ども事務局を通じて任命権者側と意見交換を行ったところ、考え方がすり合わせまでに至らなかった、そして、結果として、一人の方の補欠候補者に関しまして、三十年十月の総会への承認提案を行わず欠員となったという状況下で、任命権者側、関係者側と面会しようとお考えになったものと考えております。 Angry: 0.263 Disgust: 0.230 Fear: 0.522 Happy: 0.665 Sad: 0.453 Surprise: 0.579
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00:35:06 ~ 00:36:02 福井政府参考人
人事に関することでございますので、詳細についてお答えをすることは差し控えさせていただきます。任命権者側ということでございます。詳細についてお答えをすることは差し控えさせていただきます。 Angry: 0.416 Disgust: 0.431 Fear: 0.421 Happy: 0.717 Sad: 0.432 Surprise: 0.497
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00:36:02 ~ 00:37:06 塩川委員
杉田官房副長官が補欠推薦の会員候補について難色を示したということなんじゃないですか。個別の人事じゃなくて、ルールの話を聞いているんですよ。選考手順の話、任命の手順の話。それも答えられないですというのは、まともな議論ができないのは当たり前じゃないですか。こういうことを繰り返しているということでは、国民の信頼を得ることができない。この点でも、真相究明のために、ぜひ当委員会でもさらなる審議を求めたいと思いますし、杉田官房副長官の出席を求めるものです。この二〇一八年文書は……。官邸から補欠推薦の会員候補について難色を示されたのを受けて、官邸の要求に沿って、山極会長も知らないところで事務局が作成をした、まさに創作した文書そのものです。 Angry: 0.675 Disgust: 0.389 Fear: 0.517 Happy: 0.381 Sad: 0.421 Surprise: 0.450
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この要約は、この会議の議事録全体から自動的に生成されたものです。
これより会議を開きます。 |
内閣の重要政策に関する件について調査を進めます。 |
以上が、本起草案の提案の趣旨であります。 |
お諮りいたします。 |
起立総員。 |
次に、内閣の重要政策に関する件について調査を進めます。 |
この際、お諮りいたします。 |
よって、そのように決しました。 |
この際、政府から発言を求められておりますので、これを許します。 |
私の不注意によるものでございます。 |
塩川鉄也君。 |
日本共産党の塩川鉄也です。 |
まずはこの委員会できちんと釈明をするということこそ必要だったわけで、その点での政府側の対応を厳しく指摘をするものであります。 |
それはそのとおりであります。 |
お答えさせていただきます。 |
申しわけございません。 |
福井事務局長は、山極会長が官邸に赴きたいという話をしたのは事実ですと答弁をしておりました。 |
このすり合わせの中身は何ですか。 |
ですから、誰ですか。 |
杉田官房副長官が補欠推薦の会員候補について難色を示したということなんじゃないですか。 |
勝手な解釈変更は認められない。 |
この会議中で出現頻度が高い単語を抽出し、その頻度が高い単語を大きい文字で表示しています。単語をクリックすると、その単語を含む発言内容の先頭に移動します。