00:19:36 ~ 00:20:14 あかま主査
これより決算行政監視委員会第一分科会を開会いたします。私が本分科会の主査を務めることになりましたあかま二郎でございます。よろしくお願いいたします。本分科会は、皇室費、国会、裁判所、会計検査院、内閣、内閣府(本府、警察庁、金融庁、消費者庁)、復興庁、外務省、環境省所管、沖縄振興開発金融公庫及び独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門並びに他の分科会所管以外の国の会計についての審査を行うことになっております。 Angry: 0.667 Disgust: 0.272 Fear: 0.370 Happy: 0.481 Sad: 0.461 Surprise: 0.412
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00:20:14 ~ 00:21:06 あかま主査
なお、各省庁の審査に当たっては、その冒頭に決算概要説明、会計検査院の検査概要説明及び会計検査院の指摘に基づき講じた措置についての説明を聴取することといたします。平成二十八年度決算外二件及び平成二十九年度決算外二件中、国会所管、内閣府所管中内閣本府、沖縄振興開発金融公庫、内閣所管、会計検査院所管、内閣府所管中金融庁、復興庁所管、外務省所管、独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門、内閣府所管中警察庁、内閣府所管中消費者庁、環境省所管、皇室費及び裁判所所管について審査を行います。 Angry: 0.804 Disgust: 0.273 Fear: 0.541 Happy: 0.375 Sad: 0.231 Surprise: 0.463
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00:21:24 ~ 00:22:22 岡田事務総長
平成二十八年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。国会主管の歳入につきましては、予算額十六億四千三十万円余に対しまして、収納済み歳入額は十九億九千百万円余であり、差引き三億五千七十万円余の増加となっております。次に、衆議院関係の歳出につきましては、当初の歳出予算額は七百三十九億三百四十八万円でありまして、これに前年度からの繰越額一億四千三百七十三万円余を加え、既定経費の不用による予算補正修正減少額一億七千五百九十七万円余を差し引きますと、歳出予算現額は七百三十八億七千百二十四万円余となります。 Angry: 0.479 Disgust: 0.275 Fear: 0.600 Happy: 0.517 Sad: 0.307 Surprise: 0.627
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00:22:22 ~ 00:23:18 岡田事務総長
この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は七百十四億八千九百八十六万円余でありまして、その内訳は、国会の権能行使に要した経費四百二十八億八千五百二十三万円余、衆議院の運営に要した経費百九十四億八千五百三十二万円余、衆議院の施設整備に要した経費十一億一千八百四十九万円余、民間資金等を活用した衆議院の施設整備に要した経費八十億八十万円余であります。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は二十三億八千百三十八万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に繰り越した額八千二百八十二万円余、不用額二十二億九千八百五十五万円余であります。 Angry: 0.735 Disgust: 0.228 Fear: 0.642 Happy: 0.274 Sad: 0.269 Surprise: 0.563
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00:23:18 ~ 00:24:17 岡田事務総長
以上が、平成二十八年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、平成二十九年度国会主管一般会計歳入決算及び衆議院関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。国会主管の歳入につきましては、予算額十七億六千百八十万円余に対しまして、収納済み歳入額は十八億三千六百八十四万円余であり、差引き七千五百四万円余の増加となっております。次に、衆議院関係の歳出につきましては、当初の歳出予算額は七百三十七億八千五百六十五万円余でありまして、これに前年度からの繰越額八千二百八十二万円余を加えますと、歳出予算現額は七百三十八億六千八百四十八万円となります。 Angry: 0.417 Disgust: 0.239 Fear: 0.538 Happy: 0.638 Sad: 0.286 Surprise: 0.698
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00:24:17 ~ 00:25:12 岡田事務総長
この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は七百十四億二千二百七十万円余でありまして、その内訳は、国会の権能行使に要した経費四百二十五億三千六百九十九万円余、衆議院の運営に要した経費百九十六億九千五百七十六万円余、衆議院の施設整備に要した経費十一億三百二十七万円余、民間資金等を活用した衆議院の施設整備に要した経費八十億八千六百六十六万円余であります。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は二十四億四千五百七十七万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に繰り越した額四千百四十一万円余、不用額二十四億四百三十五万円余であります。 Angry: 0.681 Disgust: 0.239 Fear: 0.678 Happy: 0.305 Sad: 0.283 Surprise: 0.554
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00:25:41 ~ 00:26:17 吉永国立国会図書館長
平成二十八年度国立国会図書館関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は百九十五億五千六百三十二万円でありまして、これに前年度からの繰越額三億七百四十七万円余を加え、既定経費の不用による予算補正修正減少額九千六百九十一万円余を差し引きますと、歳出予算現額は百九十七億六千六百八十七万円余となります。 Angry: 0.483 Disgust: 0.275 Fear: 0.600 Happy: 0.514 Sad: 0.321 Surprise: 0.624
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00:26:17 ~ 00:27:16 吉永国立国会図書館長
この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は百八十九億七千二百七十一万円余でありまして、その内訳は、国立国会図書館の運営に要した経費九十二億千八百四十五万円余、国立国会図書館の業務に要した経費七十一億八千八百九十八万円余、科学技術関係資料の収集整備に要した経費十億八千六百九十七万円余、国立国会図書館の施設整備に要した経費十四億七千八百二十九万円余であります。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は七億九千四百十五万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に繰り越した額二億四千二百十七万円余、不用額五億五千百九十八万円余であります。 Angry: 0.728 Disgust: 0.214 Fear: 0.689 Happy: 0.235 Sad: 0.268 Surprise: 0.585
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00:27:16 ~ 00:28:40 吉永国立国会図書館長
以上が、平成二十八年度国立国会図書館関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、平成二十九年度国立国会図書館関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は二百二十二億一千三百十九万円余でありまして、これに前年度からの繰越額二億四千二百十七万円余を加え、既定経費の不用による予算補正修正減少額一億五千百三十八万円余を差し引きますと、歳出予算現額は二百二十三億三百九十八万円余となります。この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は二百三億三千八百四十万円余でありまして、その内訳は、国立国会図書館の運営に要した経費九十二億四千九百九十九万円余、国立国会図書館の業務に要した経費七十一億八千七百二十万円余、科学技術関係資料の収集整備に要した経費十億七千六百五十二万円余、国立国会図書館の施設整備に要した経費二十八億二千四百六十七万円余であります。 Angry: 0.535 Disgust: 0.268 Fear: 0.572 Happy: 0.516 Sad: 0.291 Surprise: 0.622
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00:28:40 ~ 00:29:02 吉永国立国会図書館長
歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は十九億六千五百五十八万円余となっておりますが、その内訳は、翌年度に繰り越した額十五億一千六十五万円、不用額四億五千四百九十三万円余であります。 Angry: 0.537 Disgust: 0.239 Fear: 0.678 Happy: 0.295 Sad: 0.385 Surprise: 0.632
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00:29:30 ~ 00:30:02 松本裁判官弾劾裁判所参事
平成二十八年度裁判官弾劾裁判所関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は一億一千二百六万円余でございまして、これから既定経費の不用による予算補正修正減少額四百七十三万円余を差し引きますと、歳出予算現額は一億七百三十三万円余となります。この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は一億三百三十一万円余でございまして、このうち主なものは職員の人件費でございます。 Angry: 0.591 Disgust: 0.381 Fear: 0.594 Happy: 0.366 Sad: 0.316 Surprise: 0.549
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00:30:02 ~ 00:31:00 松本裁判官弾劾裁判所参事
歳出予算現額と支出済み歳出額との差額四百一万円余が不用額となっております。以上が、平成二十八年度裁判官弾劾裁判所関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、平成二十九年度裁判官弾劾裁判所関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は一億一千二百三十九万円余でございまして、これから既定経費の不用による予算補正修正減少額五百十五万円余を差し引きますと、歳出予算現額は一億七百二十四万円余となります。この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は一億三百三十一万円余でございまして、このうち主なものは職員の人件費でございます。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額三百九十三万円余が不用額となっております。以上が、平成二十九年度裁判官弾劾裁判所関係の歳出決算の概要でございます。 Angry: 0.605 Disgust: 0.354 Fear: 0.588 Happy: 0.347 Sad: 0.311 Surprise: 0.602
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00:31:19 ~ 00:32:00 中村裁判官訴追委員会参事
平成二十八年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は一億二千八百二十一万円余でありまして、これから既定経費の不用による予算補正修正減少額三百六十五万円余を差し引きますと、歳出予算現額は一億二千四百五十六万円余となります。この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は一億一千九百二十四万円余でありまして、このうち主なものは職員の人件費であります。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は不用額でありまして、五百三十二万円余となっております。 Angry: 0.600 Disgust: 0.351 Fear: 0.588 Happy: 0.383 Sad: 0.329 Surprise: 0.531
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00:32:00 ~ 00:33:06 中村裁判官訴追委員会参事
以上が、平成二十八年度裁判官訴追委員会関係の歳出決算の概要でございます。引き続きまして、平成二十九年度裁判官訴追委員会関係歳出決算の概要を御説明申し上げます。当初の歳出予算額は一億二千九百七十六万円余でありまして、これから既定経費の不用による予算補正修正減少額四百八十四万円余を差し引きますと、歳出予算現額は一億二千四百九十二万円となります。この歳出予算現額に対し、支出済み歳出額は一億一千七百八十九万円余でありまして、このうち主なものは職員の人件費であります。歳出予算現額と支出済み歳出額との差額は不用額でありまして、七百二万円余となっております。以上が、平成二十九年度裁判官訴追委員会関係の歳出決算の概要でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 Angry: 0.631 Disgust: 0.374 Fear: 0.514 Happy: 0.469 Sad: 0.313 Surprise: 0.495
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00:33:06 ~ 00:33:38 あかま主査
この際、お諮りいたします。参議院関係決算の概要説明につきましては、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院三田第一局長。 Angry: 0.539 Disgust: 0.332 Fear: 0.432 Happy: 0.597 Sad: 0.456 Surprise: 0.478
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00:33:38 ~ 00:34:03 三田会計検査院当局者
平成二十八年度国会の決算につきまして検査をいたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度国会の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございませんでした。以上でございます。 Angry: 0.648 Disgust: 0.369 Fear: 0.471 Happy: 0.484 Sad: 0.420 Surprise: 0.455
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00:34:03 ~ 00:35:42 あかま主査
以上をもちまして国会所管についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申出がありませんので、国会所管については終了いたしました。それでは、御退席くださって結構です。これより内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。 Angry: 0.472 Disgust: 0.366 Fear: 0.435 Happy: 0.660 Sad: 0.442 Surprise: 0.511
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00:36:01 ~ 00:37:42 菅国務大臣
内閣府主管の歳入につきましては、歳入予算額九百九十三億六百九十八万円余に対しまして、収納済み歳入額は九百四十億二千四百四十五万円余であり、五十二億八千二百五十二万円余の減少となっております。次に、内閣府所管の歳出につきましては、歳出予算現額三兆一千五百三十三億九百二十八万円余に対しまして、支出済み歳出額は二兆八千四百八十四億八千二百六十二万円余であり、三千四十八億二千六百六十五万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は二千三百二十一億九千九百五十二万円余であり、不用額は七百二十六億二千七百十二万円余であります。内閣府所管の歳出決算のうち、警察庁、金融庁及び消費者庁については、各担当大臣から御説明申し上げることになっておりますので、これを除く部局、すなわち、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会及び個人情報保護委員会関係について申し上げますと、歳出予算現額二兆七千四百九十億二千六百五万円余に対しまして、支出済み歳出額は二兆四千九百二十八億千二百六十万円余であり、二千五百六十二億一千三百四十五万円余の差額を生じます。 Angry: 0.618 Disgust: 0.159 Fear: 0.571 Happy: 0.463 Sad: 0.229 Surprise: 0.681
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00:37:42 ~ 00:38:04 菅国務大臣
この差額のうち翌年度繰越額は二千六十二億三千八百一万円余であり、不用額は四百九十九億七千五百四十三万円余であります。次に、平成二十九年度における内閣府所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 Angry: 0.516 Disgust: 0.249 Fear: 0.543 Happy: 0.535 Sad: 0.326 Surprise: 0.645
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00:38:04 ~ 00:39:02 菅国務大臣
内閣府主管の歳入につきましては、歳入予算額九百四十七億八千四百四十一万円余に対しまして、収納済み歳入額は九百八十四億七千八百八十六万円余であり、三十六億九千四百四十五万円余の増加となっております。次に、内閣府所管の歳出につきましては、歳出予算現額三兆二千百四十二億三千三百六十三万円余に対しまして、支出済み歳出額は二兆八千四百九十一億二千九百三十一万円余であり、三千六百五十一億四百三十一万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は二千五百五十七億四千六百七万円余であり、不用額は千九十三億五千八百二十四万円余であります。 Angry: 0.489 Disgust: 0.155 Fear: 0.578 Happy: 0.527 Sad: 0.298 Surprise: 0.701
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00:39:02 ~ 00:40:02 菅国務大臣
内閣府所管の歳出決算のうち、警察庁、金融庁及び消費者庁については、各担当大臣から御説明申し上げることになっておりますので、これを除く部局、すなわち、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会及び個人情報保護委員会関係について申し上げますと、歳出予算現額二兆七千八百九十四億一千百九十四万円余に対しまして、支出済み歳出額は二兆五千四十六億三千九百七十四万円余であり、二千八百四十七億七千二百二十万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は千九百七十五億六千七百六万円余であり、不用額は八百七十二億五百十四万円余であります。以上をもちまして決算の概要説明を終わります。何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 Angry: 0.765 Disgust: 0.309 Fear: 0.512 Happy: 0.394 Sad: 0.303 Surprise: 0.487
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00:40:15 ~ 00:41:06 三田会計検査院当局者
平成二十八年度内閣府の決算のうち、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会及び個人情報保護委員会関係の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしたものは、不当事項十六件、意見を表示し又は処置を要求した事項一件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項二件であります。まず、不当事項について御説明いたします。検査報告番号一号から一六号までの十六件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。このうち、補助の対象とならないものが八件、補助金の交付額の算定が適切でなかったものが四件、補助対象事業費を過大に精算するなどしていたものが三件、交付金により造成した基金の使用が適切でなかったものが一件であります。 Angry: 0.666 Disgust: 0.309 Fear: 0.527 Happy: 0.429 Sad: 0.331 Surprise: 0.509
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00:41:06 ~ 00:42:08 三田会計検査院当局者
次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。これは、子ども・子育て支援全国総合システムの構築の目的が達成されるようにするために、同システムに登録する情報の範囲や活用方法等について具体的に検討するとともに、市町村等における業務の実態等を的確に把握するなどして、同システムの運用等について見直しなどを行うよう意見を表示したものであります。次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。その一は、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)による間接交付金事業の実施状況を踏まえて、交付の対象となる事業にソフト事業が含まれている必要があるとした趣旨を明確にして周知することなどにより、同種の交付金の交付による事業を実施する際に、間接交付金事業が適切に実施されるよう改善させたものであります。 Angry: 0.554 Disgust: 0.362 Fear: 0.486 Happy: 0.629 Sad: 0.342 Surprise: 0.518
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00:42:08 ~ 00:43:04 三田会計検査院当局者
その二は、東日本大震災からの復旧復興事業に関連して発生した返納金等について、復旧復興事業に充てられる費用等の財源とする額を判断するために必要な所要の措置をとっていなかった額を財務省に報告するとともに、今後発生する返納金等について、所要の措置を適切にとらせるためのマニュアルを定めることなどにより、復旧復興事業に充てられる費用等の財源が適時適切に確保されることとなるよう改善させたものであります。なお、以上のほか、平成二十七年度決算検査報告に掲記いたしました地域子育て支援拠点事業に係る国庫補助金の算定並びに内閣官房及び内閣府本府における物品の管理等について、それぞれ処置を要求した事項につきまして、それぞれ結果を掲記いたしました。 Angry: 0.808 Disgust: 0.316 Fear: 0.468 Happy: 0.459 Sad: 0.295 Surprise: 0.377
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00:43:04 ~ 00:44:05 三田会計検査院当局者
続きまして、平成二十九年度内閣府の決算のうち、内閣府本府、宮内庁、公正取引委員会及び個人情報保護委員会関係の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項二十七件及び本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。まず、不当事項について御説明いたします。検査報告番号一号から二七号までの二十七件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。このうち、補助の対象とならないものが二十件、補助対象事業費を過大に精算していたものが四件、工事の設計が適切でなかったものが一件、交付金により造成した基金の使用が適切でなかったものが一件、補助金の交付額の算定が適切でなかったものが一件であります。次に、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項について御説明いたします。 Angry: 0.596 Disgust: 0.297 Fear: 0.525 Happy: 0.484 Sad: 0.331 Surprise: 0.556
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00:44:05 ~ 00:44:46 三田会計検査院当局者
これは、消費税の転嫁拒否行為等の相談件数等に応じて、相談業務を実施するための電話設備等の設置台数を見直すことなどにより、消費税価格転嫁等総合相談センターの運営に係る機器費用の節減を図るよう改善させたものであります。なお、以上のほか、平成二十八年度決算検査報告に掲記いたしました子ども・子育て支援全国総合システムの運用状況について意見を表示した事項につきまして、その結果を掲記いたしました。以上をもって概要の説明を終わります。 Angry: 0.628 Disgust: 0.398 Fear: 0.498 Happy: 0.499 Sad: 0.359 Surprise: 0.468
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00:45:06 ~ 00:45:37 原田会計検査院当局者
続きまして、平成二十九年度沖縄振興開発金融公庫の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしましたものは、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。これは、賃貸住宅融資を行うに当たり、保証機関による保証を徴求することなどにより、信用リスクへの対応を適切にとるよう改善させたものであります。以上、簡単ではございますが、説明を終わります。 Angry: 0.496 Disgust: 0.313 Fear: 0.469 Happy: 0.650 Sad: 0.346 Surprise: 0.543
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00:45:48 ~ 00:46:06 衛藤国務大臣
ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、内閣府におきまして、実施及び経理が不当と認められる事業については、既に補助金を返還させるなど、所要の措置を講じたところであります。 Angry: 0.770 Disgust: 0.339 Fear: 0.533 Happy: 0.470 Sad: 0.236 Surprise: 0.423
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00:46:06 ~ 00:46:48 衛藤国務大臣
子ども・子育て支援全国総合システムにつきましては、システムの一部を外部移管し、保護者の選択に資する保育所等の施設情報をインターネット上で公表することとしており、所要の措置を講じたところであります。また、沖縄における定住促進施設の設計が適切でなかったものについては、平成三十年十一月に手直し工事を完了させ、所要の安全度を確保したところであります。今後とも、一層適正な会計処理に努めてまいる所存でございます。 Angry: 0.471 Disgust: 0.352 Fear: 0.510 Happy: 0.624 Sad: 0.363 Surprise: 0.568
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00:46:54 ~ 00:47:15 西村国務大臣
平成二十八年度及び二十九年度決算内閣府についての検査の概要に関する検査院の指摘につきまして、会計検査院の検査の結果を踏まえ、内閣府におきまして、経理が不当と認められる事業については、既に補助金を返還させるなど、所要の措置を講じたところであります。 Angry: 0.826 Disgust: 0.381 Fear: 0.573 Happy: 0.378 Sad: 0.230 Surprise: 0.401
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00:47:36 ~ 00:48:03 北村国務大臣
ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、交付金を返還させるとともに、地方公共団体に対しまして交付金事業の適切な執行に係る留意事項について都道府県知事宛てに通知するなど、所要の措置を講じたところであります。今後とも、地方創生関係交付金の適正な執行に努めてまいります。 Angry: 0.485 Disgust: 0.348 Fear: 0.455 Happy: 0.662 Sad: 0.409 Surprise: 0.518
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00:48:30 ~ 00:49:05 川上政府参考人
ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、沖縄振興開発金融公庫におきまして、賃貸住宅融資を行うに当たり、保証機関による保証を徴求することなどにより、信用リスクへの対応を適切にとるよう、既に所要の措置を講じたところであります。今後とも、一層適正な業務の遂行に努めてまいる所存であります。 Angry: 0.598 Disgust: 0.403 Fear: 0.461 Happy: 0.652 Sad: 0.318 Surprise: 0.492
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00:49:05 ~ 00:49:46 あかま主査
この際、お諮りいたします。お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。以上をもちまして内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫についての説明は終わりました。これより内閣所管について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。菅内閣官房長官。 Angry: 0.606 Disgust: 0.380 Fear: 0.418 Happy: 0.599 Sad: 0.390 Surprise: 0.480
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00:49:46 ~ 00:50:11 菅国務大臣
平成二十八年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。内閣主管の歳入につきましては、歳入予算額三十一億三十万円に対しまして、収納済み歳入額は一億四千百三十三万円余であり、二十九億五千八百九十六万円余の減少となっております。 Angry: 0.338 Disgust: 0.214 Fear: 0.520 Happy: 0.714 Sad: 0.345 Surprise: 0.682
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00:50:11 ~ 00:51:11 菅国務大臣
次に、内閣所管の歳出につきましては、歳出予算現額千五百十七億四千四百三十五万円余に対しまして、支出済み歳出額は千三百八十九億一千万円余であり、百二十八億三千四百三十四万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は六十二億七百三十七万円余であり、不用額は六十六億二千六百九十七万円余であります。次に、平成二十九年度における内閣所管の一般会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。内閣主管の歳入につきましては、歳入予算額二十四億四百八十万円余に対しまして、収納済み歳入額は十五億二千六百四十五万円余であり、八億七千八百三十五万円余の減少となっております。 Angry: 0.406 Disgust: 0.193 Fear: 0.563 Happy: 0.598 Sad: 0.298 Surprise: 0.710
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00:51:11 ~ 00:51:53 菅国務大臣
次に、内閣所管の歳出につきましては、歳出予算現額千三百二十三億十七万円余に対しまして、支出済み歳出額は千二百四億四千五百九十三万円余であり、百十八億五千四百二十三万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度繰越額は六十四億二千六百九十六万円余であり、不用額は五十四億二千七百二十六万円余であります。以上をもちまして決算の概要説明を終わります。何とぞ御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 Angry: 0.646 Disgust: 0.307 Fear: 0.498 Happy: 0.490 Sad: 0.339 Surprise: 0.523
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Angry: 0.416 Disgust: 0.277 Fear: 0.487 Happy: 0.559 Sad: 0.532 Surprise: 0.527
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00:52:04 ~ 00:52:25 三田会計検査院当局者
平成二十八年度内閣の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度内閣の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。 Angry: 0.732 Disgust: 0.279 Fear: 0.430 Happy: 0.458 Sad: 0.363 Surprise: 0.468
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00:52:25 ~ 00:53:24 あかま主査
以上をもちまして内閣所管についての説明は終わりました。菅内閣官房長官は御退席くださって結構でございます。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次これを許します。 Angry: 0.668 Disgust: 0.411 Fear: 0.403 Happy: 0.560 Sad: 0.422 Surprise: 0.431
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00:53:28 ~ 00:54:17 玄葉分科員
玄葉光一郎です。立国社会派に所属をしております。きょうは、緊急事態宣言、さらには緊急経済対策等々について、西村大臣に質問をいたします。まず、報道ベースではありますけれども、安倍総理が緊急事態宣言を発出する意向を固めた、そして宣言の準備に着手した、こういう報道がございますけれども、それでよろしいでしょうか。 Angry: 0.479 Disgust: 0.231 Fear: 0.437 Happy: 0.697 Sad: 0.359 Surprise: 0.551
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00:54:17 ~ 00:55:02 西村国務大臣
連日私も記者会見等で答えております。国会でも答弁させていただいております。感染拡大、爆発的な感染拡大につながるのか、抑えられるのか、そのぎりぎりの状態、瀬戸際の状態が続いておりまして、特に東京での感染者数がふえ、また経路がわからない数がふえる中で、非常に緊迫した状況であるということを申し上げております。昨日も、そうした状況を安倍総理とも、状況を報告させていただきました。日々、私も専門家と連日、その状況を時間をかけて分析し、専門家の御意見を聞きながら行っているところでございます。 Angry: 0.339 Disgust: 0.295 Fear: 0.454 Happy: 0.708 Sad: 0.437 Surprise: 0.554
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00:55:02 ~ 00:55:33 西村国務大臣
さまざまな報道はあるようでありますけれども、私自身はそのような報道は承知しておりますけれども、そういう決定をしたという事実等はございません。ただ、緊迫した状態が続いておりまして、きょうも昼ごろにはまた専門家の皆さんと、毎日行っていますので、きのうの状況を分析したその報告をいただきながら、御意見を聞きながら、適切に判断をしていくという状況でございます。 Angry: 0.404 Disgust: 0.220 Fear: 0.452 Happy: 0.732 Sad: 0.480 Surprise: 0.469
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00:55:33 ~ 00:56:13 玄葉分科員
よくアメリカのカリフォルニア州とニューヨーク州の例が出されて、五日違って、結果として感染者数が十倍にニューヨーク州がなってしまっている、五日、カリフォルニア州が強い対策をとるのが早かった、こういう報道が出されていますけれども、後に、宣言を出すのが四、五日早ければ違ったのにねということにならないような的確な判断をしてもらいたいというふうに思います。 Angry: 0.406 Disgust: 0.179 Fear: 0.583 Happy: 0.323 Sad: 0.571 Surprise: 0.505
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00:56:13 ~ 00:57:11 玄葉分科員
その上で、あすにも、あるいはあさってにも宣言が出されるのだろうと推定をいたしますけれども、ぜひその際は、まずは、いわゆる定義が不明確なロックダウン、この言葉がひとり歩きしていて、私は心配をしてきました。ただ、この二、三日、さまざまなテレビ、SNS等でかなり正確な情報が発出をされているように思いますけれども、やはりまず宣言をする際は、いわゆる都市封鎖、ロックダウンとは違うと、その違いも含めて明確にしてほしいというふうに思います。その点、何がロックダウンとこの緊急事態宣言は違うのかということについて、御説明いただけますか。 Angry: 0.322 Disgust: 0.200 Fear: 0.551 Happy: 0.559 Sad: 0.454 Surprise: 0.583
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00:57:11 ~ 00:58:25 西村国務大臣
玄葉委員から、まさに大事な御指摘をいただいたと思っております。この特措法の考え方、これは民主党政権時代につくられた法律でございます。まさに、一人一人の基本的な人権を大事にしながら、措置をとるにしても必要最小限という考え方のもとで、国民全体で負担を分かち合いながら、そして一人一人が努力していく、その全体の努力の中で蔓延を防ぐという考え方がございます。御指摘のように、欧米のロックダウンは、もう強制的に交通も遮断をし、外出も禁止をする、場合によっては罰則もある。そういうことを欧米ではやられていますけれども、この法律でできることは、もう御案内のとおりでありますけれども、外出の自粛要請であり、それから施設の使用制限の要請、指示、公表、こういったことが、緊急事態宣言がなされた後、都道府県知事ができることになっておりますけれども、その都道府県知事からの要請や指示についても、罰則があるわけではなくて、指示をしたことを公表する規定で、いわば緩やかなやり方で国民の皆さんに周知をして、自粛を促していくというような仕組みになっております。 Angry: 0.567 Disgust: 0.312 Fear: 0.510 Happy: 0.489 Sad: 0.362 Surprise: 0.529
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00:58:25 ~ 00:59:04 西村国務大臣
ですので、何か強制的に、外出すれば罰則があるというようなものでもございませんし、店を閉めなかったからといって、それも罰則があるということではございません。想定しておりますのは、当然、日常生活に必要なスーパーとか、こういう事態ですから薬局、あるいは金融機関はきちんと動いておりますし、そのための必要な物流も動きます。それから、交通機関も動いております。外へ出て散歩したりジョギングしたりすることも、当然これは許されておりますし、むしろ健康管理のためにそうされる方がいいのかもしれません。 Angry: 0.416 Disgust: 0.246 Fear: 0.502 Happy: 0.607 Sad: 0.429 Surprise: 0.564
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00:59:04 ~ 01:00:08 西村国務大臣
ただ、感染拡大が、蔓延のおそれがあるというふうになってきた場合には、人と人との距離を開く、最近ではソーシャルディスタンスという言い方をされていますけれども、そういった努力、あるいは不要不急の外出を避ける、こういった努力が必要になってくるものというふうに思っております。それから、ぜひこの機会に、機会をいただきましたので言わせていただければ、したがって、慌てて買いだめをする必要もありません。むしろ今、食料品は余っていますので、冷静に対応していただければと思いますし、それから、それじゃ田舎に一週間でも帰ろうかとか一カ月でも帰ろうかということになると、都会の若者が一斉に地方に行くと、それはまた、ひょっとしたら持っているかもしれない方々が地方に行って、地方の高齢者にうつしてしまうということで、これは札幌から、北海道で見られた例でありまして、札幌の雪祭りで感染した人が北海道の地元の田舎に戻って高齢者が感染した、広がったという例もございます。 Angry: 0.355 Disgust: 0.233 Fear: 0.519 Happy: 0.584 Sad: 0.512 Surprise: 0.510
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01:00:08 ~ 01:00:36 西村国務大臣
ですので、ぜひ日常どおりにして、ただ、さまざまな不要不急の活動を自粛し、そして、人と人との距離をとるということに心がける、いわゆる三密を避けるということでやっていただく。これは今まで以上に必要になってくるかと思いますけれども、欧米のように、全てのことが禁止をされるような、そういう状態ではないということをぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。 Angry: 0.568 Disgust: 0.208 Fear: 0.415 Happy: 0.543 Sad: 0.444 Surprise: 0.465
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01:00:36 ~ 01:01:22 玄葉分科員
御説明ありがとうございました。大分わかりやすいと思いますけれども、ぜひ、宣言を出す際、ロックダウンとの違いをまずきちっと明確にしてほしいということと、あわせて、営業してほしい業種、あるいは営業を可能なら縮小してほしい、あるいは縮小すべきだというような業種、あるいは禁止してほしい、これはもう今回はやめてほしい、そういうことをかなり区分けをして、はっきりと具体的に、つまびらかにやはりした方がいいと思うんですね。 Angry: 0.383 Disgust: 0.275 Fear: 0.362 Happy: 0.680 Sad: 0.539 Surprise: 0.438
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01:01:22 ~ 01:01:54 玄葉分科員
例えば、政令なんかを見ると、何か理容院はよくないようなことが書いてあって、じゃ、美容院はどうなんだとか、いろいろあります。ですから、そのあたり、例えばテークアウトはむしろやってもらいたいんだろう、食料品でも。そういうこともあります。つまり、いわゆる線引きというものを、できる限りはっきり、ぜひ宣言の際は出してほしいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.447 Disgust: 0.308 Fear: 0.444 Happy: 0.621 Sad: 0.469 Surprise: 0.553
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01:01:54 ~ 01:02:12 西村国務大臣
まず、インフルエンザ特措法の中で、今回はワクチンがありませんのでこの条項は使えないんですけれども、特定接種というのがございまして、これは、優先的に予防接種を受ける、ワクチンの接種を受ける業種が列挙されております。 Angry: 0.666 Disgust: 0.359 Fear: 0.563 Happy: 0.324 Sad: 0.396 Surprise: 0.401
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01:02:12 ~ 01:03:13 西村国務大臣
その中には、先ほど申し上げた食料品であるとか金融機関であるとか、こういったいわゆるライフラインを支える事業者のことが書かれていますので、こういった業種は基本的に事業を継続してもらわないと国民生活、経済が成り立ちませんので、そういった業種がございます。それから、他方、今回、クラスターとなった、感染拡大のいわば拠点となっている、そういう場所がございます。これが、いわゆる夜の繁華街であったり、それから呼気を荒げて行うスポーツの場、スポーツジムであったり、それから大きな声を出すライブハウスとか、あるいは合唱の場所であったり、そういうさまざまなことが今回わかってきておりますので、そういったところについては、そこに行くことの自粛をしていただくということになってくると思います。 Angry: 0.333 Disgust: 0.244 Fear: 0.499 Happy: 0.712 Sad: 0.401 Surprise: 0.567
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01:03:13 ~ 01:04:15 西村国務大臣
他方、レストラン、食堂は、これはもちろん密接に、例えば居酒屋の個室で、若者がそこで飲んで騒いだりすると感染の実際起こっているケースがございますけれども、基本的には、カフェとかレストランとかで感染拡大は見られておりませんので、これはむしろ継続していただいた方が、国民生活を維持していく上では必要になってくると思いますので、専門家の皆さん、日々、どういうところで感染が起こっているのか起こっていないのか、こういったことを分析をしておられますので、そういったことをしっかり御意見を聞きながら、緊急事態宣言を出す際には、基本的対処方針の中で、こういうことに注意してほしい、こういうことは避けるべきだ、あるいはこういう業種は継続をしてほしい、こういったことをできるだけわかりやすく示していきたいというふうに考えております。 Angry: 0.438 Disgust: 0.260 Fear: 0.451 Happy: 0.541 Sad: 0.423 Surprise: 0.489
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01:04:15 ~ 01:04:45 玄葉分科員
率直に言って、私、カフェとかレストランはどちらかというと閉めていくのかなと思っていたんですけれども、今おっしゃったように、具体的に線引きして、やはりわかりやすく説明する必要があると思うんですね。理容店、美容店とさっき話をしました。あるいは教育だって、学童はどうするんだ、保育所はどうするんだ、そういうことも含めて出していただくという理解でよろしいですか。 Angry: 0.444 Disgust: 0.251 Fear: 0.448 Happy: 0.627 Sad: 0.421 Surprise: 0.606
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01:04:45 ~ 01:05:13 西村国務大臣
お答え申し上げます。カフェとかレストランも基本的にはもちろん営業していただくことになると、専門家の御意見は、今までのことを総合するとそういう判断を私はしておりますけれども、もちろん、換気をよくしていただくとか、少しお客さんとお客さんの距離をとっていただくとか、あるいはビュッフェ形式でみんなでとるようなものは避けるとか、さまざまな注意点はございますので、できる限りしっかりとお示しをしていきたいと思います。 Angry: 0.367 Disgust: 0.320 Fear: 0.392 Happy: 0.778 Sad: 0.440 Surprise: 0.516
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01:05:13 ~ 01:05:56 西村国務大臣
その上で、政令に指定されている業種がございます。御指摘のあった理容、美容とか、あるいは興行、そこではダンスホールとか、そういう例示がございます。こういったものについて、それぞれの都道府県知事が、そういった施設の利用制限あるいは停止、この要請なり指示を行えることになっておりますけれども、実際にどの段階でそれを行うのかといったことも含めて、専門家の御意見をしっかりと聞いて、できる限りわかりやすく基本的対処方針の中でお示しをしていきたいというふうに思います。 Angry: 0.427 Disgust: 0.241 Fear: 0.502 Happy: 0.668 Sad: 0.370 Surprise: 0.573
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01:06:06 ~ 01:06:30 玄葉分科員
西村大臣の答弁を読ませていただいたら、まあ、一年くらいみたい。でも、一年というのは長いんじゃないですか。やはり、出すなら、一カ月とか二カ月とかにして更に延長するとか、そういうイメージかなと私は思っているんですけれども、いかがお考えですか。 Angry: 0.306 Disgust: 0.239 Fear: 0.545 Happy: 0.675 Sad: 0.357 Surprise: 0.693
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01:06:30 ~ 01:07:11 西村国務大臣
御指摘のように、多くの国民が免疫を持つということの観点から、二年というものを、二年を超えないという範囲で法律でなっているところでありますけれども、御指摘のように、私権の制限も伴いますし、さまざまな影響も、大きな影響も出てきますので、私もこれまで答弁で、二年というのは長いということで申し上げてきました。必要以上に長くする必要はないと私も思っておりますので、専門家の御意見も聞きながら、適切にこれも判断していきたいというふうに考えております。 Angry: 0.317 Disgust: 0.204 Fear: 0.451 Happy: 0.721 Sad: 0.445 Surprise: 0.587
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01:07:11 ~ 01:08:03 玄葉分科員
一年も長いんじゃないですか。私は、一カ月とか三カ月で終息するということを申し上げているわけではなくて、一定の期間を経たら、もう一回必要に応じて延長するという意味で、もちろんマラソンだとは思っているんですけれども、そういう方が望ましいのではないかというふうに申し上げているということです。 Angry: 0.321 Disgust: 0.243 Fear: 0.537 Happy: 0.618 Sad: 0.393 Surprise: 0.667
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01:07:19 ~ 01:07:43 西村国務大臣
現在の感染の拡大の状況も見ながら、また、諸外国のケース、さまざまな、うまく感染を防いだところもありますし、そうでないところもあります。そういったことも専門家の皆さんは分析をしておられますので、基本的には、専門家の皆さんの御意見をしっかり聞いて判断をしていきたいというふうに思います。 Angry: 0.147 Disgust: 0.198 Fear: 0.410 Happy: 0.897 Sad: 0.494 Surprise: 0.572
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01:08:03 ~ 01:08:35 玄葉分科員
それと、よく話が出ておりますけれども、こういった宣言に基づく休業の要請と補償というものはセットである、カップルである、こういうふうに例えば専門家会議の尾身副座長も言っているわけでありますけれども、そういった考え方についてはいかがでしょうか。 Angry: 0.468 Disgust: 0.308 Fear: 0.517 Happy: 0.661 Sad: 0.330 Surprise: 0.484
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01:08:35 ~ 01:09:22 西村国務大臣
先ほどもお答え申し上げたことと重なるんですが、この法律の体系が非常に緩やかな法体系になっておりまして、施設の利用制限について、あるいは停止についても、罰則やそういった強制力があるわけではございません。非常に緩やかな体系の中で、国民みんなが、ある意味努力をしながら、一人一人が感染をしない、そしてうつさない、広げない、そういう努力をしながら、また、その負担を分かち合いながら、社会全体として感染症を封じ込めていこう、そういう法体系になっておりまして、実は法律上も、そうした利用制限の指示が出たときも、補償の規定はございません。 Angry: 0.605 Disgust: 0.320 Fear: 0.575 Happy: 0.338 Sad: 0.397 Surprise: 0.494
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01:09:22 ~ 01:10:14 西村国務大臣
一部、医療機関を設置するときに土地を同意なく使ったり、あるいは建物を医療機関として使う場合の補償規定などはございますけれども、そういった法体系になっておりますし、一律に何か補償するというのはなかなか難しいのかなというふうに考えております。ただ、実際上、相当厳しい影響が中小零細企業は出ておりますので、このマグニチュードに見合うだけの経済対策を、今、最後の詰めを行っているところでございますし、その中で、中小零細企業の皆さんに対して、もちろん無利子融資を広げていくというのもやりますけれども、あわせて、新しい支給金、助成金の形で支援を行っていくことを考えているところでございます。 Angry: 0.371 Disgust: 0.259 Fear: 0.583 Happy: 0.466 Sad: 0.437 Surprise: 0.523
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01:10:14 ~ 01:11:02 玄葉分科員
飲食業とか観光、宿泊、イベント、運輸、こういった業種はもう壊滅的な打撃を受けています。確かに、法律に強制力はありませんけれども、自粛の要請があって、その要請がなかりせば得られたであろう利益というものがあるわけです。あるいは、要請に従ったばかりに受けた損失というものもあるわけです。そういったことに対して政府がしっかりした手だてを打たなければ、実効性がなくなるばかりか、経済に与える影響ははかり知れないというふうに思いますので、的確な施策を打つべきだと思います。 Angry: 0.583 Disgust: 0.353 Fear: 0.537 Happy: 0.460 Sad: 0.387 Surprise: 0.458
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01:11:02 ~ 01:12:08 玄葉分科員
今、報道だと、そういった業種、いわゆる中小企業に対して、個人事業主が百万で、中小企業二百万の一種の給付金の制度を、初めてだけれども用意をしたいというような趣旨の報道がありますけれども、私、これは、はっきり申し上げて、企業によってはスズメの涙だと思います。二百万もらったってどうにもならないという会社は多いと思います。これは、結論から申し上げると、全額をとまでは言わずとも、やはり損失額、額に応じた形で給付をしていかないといけないのではないかというふうに私は考えていますけれども、いかがでしょう。 Angry: 0.557 Disgust: 0.289 Fear: 0.506 Happy: 0.434 Sad: 0.513 Surprise: 0.420
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01:12:08 ~ 01:13:04 西村国務大臣
さまざまな御議論、御提案もいただいております。また、集中ヒアリングを行った中で、飲食、イベント関係あるいは観光、旅行関係の方々から切実な声も伺っております。そうした中で、その損失を計算し、得べかりし利益等、そういったものを計算をし、何らかの形で一定額補償するという仕組みは、なかなか難しいのかなというふうに思っております。ただし、一方で、本当に厳しい思いをしておられますので、一定の金額を支援をしながら、さらには無利子融資を広げることで、こうしたことで何とか踏ん張っていただいて、そして、終息した後にはそうした業種に特にさまざまな支援を行う。 Angry: 0.306 Disgust: 0.256 Fear: 0.463 Happy: 0.629 Sad: 0.524 Surprise: 0.531
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01:13:04 ~ 01:13:35 西村国務大臣
これは、旅行であったり、観光、飲食、そしてさまざまなイベント、こういったところに思い切った支援策を行って、大キャンペーンを行って、V字回復をする。その過程で、これまで得られていなかったものもぜひ挽回をしていただいて、日本全体、V字回復できるように、そんな政策をこの経済対策の中で盛り込んでいきたいというふうに考えております。 Angry: 0.258 Disgust: 0.167 Fear: 0.395 Happy: 0.802 Sad: 0.439 Surprise: 0.620
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01:13:35 ~ 01:14:00 玄葉分科員
休業するなら雇用調整助成金が出る、中小企業は九割出る。だから、休業手当の九割ということになりますから、一つのやり方なんですけれども、休業はできないという企業もあると思うんですね。そういった会社がどんどんどんどん損失額を膨らませていく。これは、西村大臣、即効性はなくてもいいと思うんですよ。 Angry: 0.549 Disgust: 0.349 Fear: 0.526 Happy: 0.440 Sad: 0.437 Surprise: 0.515
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01:14:00 ~ 01:14:43 玄葉分科員
つまり、後で、得られるべき利益の一定割合が返ってくるということなら頑張れるんじゃないかなというふうに思います。あの三・一一の東日本大震災の原発事故は、私、ちょうど与党の政調会長と閣僚を兼務していたんですけれども、御承知のとおり、東電からの賠償という形で賠償してもらったんですね。だから、福島県内の企業は何とかやってこれたというところがあります。やはり、損失額に見合う形で何らかの補償的な措置というものを考えていってもらいたいと思いますけれども、繰り返しですが、いかがでしょう。 Angry: 0.618 Disgust: 0.267 Fear: 0.477 Happy: 0.465 Sad: 0.391 Surprise: 0.462
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01:14:43 ~ 01:15:28 西村国務大臣
中小企業、特に零細企業の皆さんは、本当に厳しい思いをしておられると思います。今般、税制においてもさまざまな措置を今考えております。もちろん、納税の猶予もございますし、さらには固定資産税の減免であるとか、あるいはことしの欠損を去年の分で還付するとか、さまざまな措置を講じる中で、御指摘のあった雇用調整助成金で雇用を守っていただいたり、そうしたことで踏ん張っていただきながら、何とかV字回復する過程でそれを挽回していくような、それをしっかり応援していきたいというふうに考えております。 Angry: 0.380 Disgust: 0.266 Fear: 0.500 Happy: 0.532 Sad: 0.546 Surprise: 0.514
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01:15:28 ~ 01:15:58 西村国務大臣
補償の考え方等につきましては、これは終息した後に、この法律全体の体系、強制力の弱いことに呼応して補償規定もないわけでありますし、また、感染症法との関係もございます。全体として、今後こういったことが起こった場合に、どういうふうな法体系あるいは制度で支援をしていくのかということを改めて検討はしていきたいというふうに考えております。 Angry: 0.605 Disgust: 0.443 Fear: 0.471 Happy: 0.417 Sad: 0.505 Surprise: 0.326
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01:16:10 ~ 01:17:27 玄葉分科員
特措法の八条は、市町村にも、行動計画を作成し、蔓延防止について努めるということが定められています。具体的な一つの例でありますけれども、越前市の市長さんから具体的に要請があって、西村大臣も一定の対応をされておられると聞いておりますけれども、要は、保健所が未設置の市には、その市から、あるいは市町村から感染者が出たときに、報道以上のことが伝わらないということのようであります。もしこれが本当だとすると、例えば、小学校、いわゆる市町村立の学校を休校させるかとかというのは市町村が決めることに今なっているわけでありますけれども、そういった対応なども大変やりにくいということになりますので、この情報の共有、確かに個人情報保護の問題と公衆衛生のバランスの問題だと思いますけれども、やはり、こういったときはやや公衆衛生に比重を置いた方がよいのではないかというふうに考えておりますが、いかがお考えでしょうか。 Angry: 0.459 Disgust: 0.217 Fear: 0.455 Happy: 0.627 Sad: 0.386 Surprise: 0.550
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Angry: 0.460 Disgust: 0.211 Fear: 0.437 Happy: 0.611 Sad: 0.331 Surprise: 0.664
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01:17:38 ~ 01:18:00 吉永政府参考人
お答え申し上げます。現在、感染症法におきましては、新型コロナウイルス感染症にかかっていると疑われる方を診断した医師は、保健所を通じて都道府県及び保健所設置市の長へ届出が義務づけられてございます。したがいまして、新型コロナウイルス感染症に関する情報は都道府県と保健所設置市が保有しているという状況でございます。 Angry: 0.358 Disgust: 0.360 Fear: 0.567 Happy: 0.542 Sad: 0.438 Surprise: 0.561
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01:18:00 ~ 01:18:44 吉永政府参考人
委員御指摘のような状況というものを私ども承知しているところでございますけれども、感染者に係る情報共有のあり方については、都道府県等で条例で規定している部分もございます。そういう中で、情報の性質や共有の必要性を総合的に勘案していただければというふうに考えてございます。インフルエンザ特措法におきましては、都道府県の対策本部などが立ち上がっておりますと、その中で市町村から意見を言えるというような規定もございますけれども、こういう法律の規定を使うかどうかは別にして、都道府県と市町村で十分協議の上に適切に判断していただきたいというふうに考えてございますし、私どもとしては、委員御指摘のとおり、公衆衛生的な観点というものを十分踏まえて対応いただきたいというふうに考えているところでございます。 Angry: 0.513 Disgust: 0.357 Fear: 0.443 Happy: 0.625 Sad: 0.369 Surprise: 0.476
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01:18:44 ~ 01:19:07 西村国務大臣
まさに、御指摘のように、越前市長の切実な声を御党からお聞きをいたしまして、私も対応してきたところでありますけれども、今もございましたけれども、保健所のない市においては都道府県において感染者に関する情報の収集、調査を行っているということで、市に直接情報が来ないという点が指摘をされました。 Angry: 0.338 Disgust: 0.155 Fear: 0.487 Happy: 0.747 Sad: 0.339 Surprise: 0.643
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01:19:07 ~ 01:20:09 西村国務大臣
御指摘のように、他方、市町村の果たす役割、このインフル特措法でも重視をされておりまして、位置づけられておりまして、その実施に当たっては感染者情報が必要になるというのも想定されるわけであります。全国市長会からも要望をいただいておりまして、先日、四月二日の段階で、私ども内閣官房とそれから総務省の連名で通知を出させていただきました。事務連絡を出させていただきました。都道府県と市町村とで十分協議の上、個人情報保護との関係に留意しつつ、市町村における事務の実施に必要な範囲内で適切に情報共有が行われるようにされたいという趣旨を、連絡を行ったところでございます。その後の状況も聞いております。福井県と越前市の間で、いろいろなやり方がございますので、双方で協議をしながら、適切に情報共有が行われるということを期待しているところでございます。 Angry: 0.397 Disgust: 0.282 Fear: 0.406 Happy: 0.704 Sad: 0.456 Surprise: 0.522
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01:20:09 ~ 01:20:50 玄葉分科員
私、出身は福島県なのでありますが、福島県でもそうなんですけれども、狭い地区で出ますと、疑心暗鬼とかデマとかが飛び交っちゃうんですね、残念なことなんですけれども。だから、やはり一定程度しっかりとした情報共有があった方がいいんじゃないかなと思いますので、今、西村大臣にはこれまでも御努力いただいているのは承知しているんですけれども、越前の市長さんからも感謝の意を表明してほしいという話もありましたけれども、ぜひしっかりフォローしていただけますか。一言だけ。 Angry: 0.410 Disgust: 0.207 Fear: 0.387 Happy: 0.537 Sad: 0.667 Surprise: 0.511
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01:20:50 ~ 01:21:14 西村国務大臣
まさに、市町村の最前線の現場でこれから感染症の拡大防止に努力していく、さらに、発生したところはより緊張感を持って対応されていると思いますので、そういった中で、適切にその任務が果たしていただけるように、情報共有、しっかりとフォローし、また適切に行われるように私も見ていきたいと思います。 Angry: 0.134 Disgust: 0.142 Fear: 0.572 Happy: 0.732 Sad: 0.608 Surprise: 0.556
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01:21:14 ~ 01:22:11 玄葉分科員
最後に、ちょっと確認なんですけれども、一世帯三十万円、一定の、話がちょっと戻っちゃって恐縮なんですけれども、所得が減少した世帯に給付しますという話があって、仮に一世帯幾らという給付があったときに、これは雇用調整助成金で休業手当をもらっているという方もいわゆる併用でもらえるのかということの確認と、もう一つは、特に、全ての、四分野の業種、仕事に携わっている人は皆困難に陥っているんですが、各国と比べると大変貧困だなと思うのは、文化とか芸術にかかわる方々に対する支援というものがどうも薄いんじゃないかというふうに思えるんですね。 Angry: 0.277 Disgust: 0.303 Fear: 0.735 Happy: 0.357 Sad: 0.399 Surprise: 0.550
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01:22:28 ~ 01:23:12 西村国務大臣
世帯当たり今三十万円を考えておりますけれども、この支給金、給付金について、所得が大幅に減少した、生活が苦しくなっている方ということで、具体的な要件を詰めているところでございますけれども、今申し上げたように、収入がすごく減ったということをしっかり何かでお示しをいただければ、それは、ほかのもの、雇用調整助成金なり何かで休業補償が出ているとか、いろいろなことも含めて、しかし、それでも生活が厳しいというところをしっかり見ながら、本当に厳しい世帯にしっかりとお金が届くようにしていきたいというふうに思っております。 Angry: 0.262 Disgust: 0.340 Fear: 0.612 Happy: 0.276 Sad: 0.776 Surprise: 0.379
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01:23:12 ~ 01:24:31 西村国務大臣
あわせて、文化、芸術、さまざまなスポーツも含めてイベント、これはまさに国の基礎をつくっていただいていると思っております。大事な大事な事業を展開しておられる方々、それを、個人の立場であったりフリーランスの立場であったり、さまざまな立場でそうした活動を支えておられる方々、今回の事象で大変な厳しい思いをしておられる。この方々にも、しっかり個人の立場で、生活が厳しくなっている方にはこの給付金、もちろん、今既に実施しております緊急の小口資金というものも、これは個人であれば、おひとり暮らしであれば、最大、三カ月分も含めて六十五万円まで支給ができます。これは返済免除もついている、厳しい状況が続けば返済免除もついている資金でございますけれども、こういったものを活用していただきながら、何とか生活をお支えをしていきたいというふうに思いますし、個人事業主の立場の方でも、中小企業、零細企業が厳しい思いをしている、こちら側の事業に対する助成金も活用できるということでありますので、しっかりと、こうした我が国の文化を支えておられる方々の生活の基礎をお支えできるように頑張っていきたいと思います。 Angry: 0.222 Disgust: 0.197 Fear: 0.571 Happy: 0.569 Sad: 0.547 Surprise: 0.565
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01:24:31 ~ 01:24:43 玄葉分科員
終わりますけれども、これはもう与党、野党の枠を超えて、さまざまな提言、提案もしていきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。ありがとうございました。 Angry: 0.510 Disgust: 0.316 Fear: 0.267 Happy: 0.815 Sad: 0.475 Surprise: 0.370
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01:25:22 ~ 01:26:01 木村(哲)分科員
自民党の木村哲也でございます。二年ぶりの決算委員会の質問となりますけれども、決算委員会もなかなか開かれていなかったということでもございまして、このような機会を与えていただきまして、まことにありがとうございました。そしてまた、金曜日にいろいろ各省庁とも打合せをさせていただいたんですけれども、この土日で大きくフェーズが変わってまいりましたので、答弁の方も柔軟性を持ってお答えをいただけたらと思います。大きく変わってきた点もあると思いますので、ぜひともよろしくお願い申し上げます。 Angry: 0.259 Disgust: 0.190 Fear: 0.383 Happy: 0.765 Sad: 0.480 Surprise: 0.642
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01:26:01 ~ 01:27:08 木村(哲)分科員
一番初めに、驚きましたのは、まさに二週間前の緩みが来たというところでございまして、東京都での感染が百四十三人、そのうち九十人が、これが経路がわからないということでございます。前々から言われていたのが、一日八十人を超えたらこれは厳しい現状です、そしてまた、経路がわからない、こちらが過半数を超えたら厳しい状況に陥りますというところを超えてきたというところでございます。小池知事は、千床の準備をしました、確保しました、そしてまた軽症者対策といたしましても、千ベッド、アパホテルそのほか等々とも協力をし合いながら準備を進めました、確保しましたというような発言がなされました。では、ほかの県はどうなんだというところなんですけれども、これはホテル業界からも連絡がありまして、今、他県でも、都道府県がしっかり動いておりまして、そのような準備をしっかりと進めているんだというところがあります。 Angry: 0.183 Disgust: 0.185 Fear: 0.588 Happy: 0.620 Sad: 0.417 Surprise: 0.693
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01:27:08 ~ 01:28:00 木村(哲)分科員
東京都ばかりが出ているんですけれども、こういうこともしっかりとメッセージを送っていただいて、安心感を与えるということも必要不可欠ではないかと思います。そしてまた、今、やはり医療機関、帰国者・接触者外来の医療機関でも、マスク、アルコールが足りないんだ、ゴーグル、グローブ、防護服が足りないんだ、そしてまた、本日も電話がありましたけれども、福祉施設、全く、手袋、またマスク、これが足りないんだというようなことも、布製のマスクが送られてきたというところではありますけれども、封筒に数枚入っていたというようなこともございましたので、こういう準備をしっかりとして安心感を与えなければいけないというところも考えております。 Angry: 0.420 Disgust: 0.139 Fear: 0.500 Happy: 0.616 Sad: 0.443 Surprise: 0.553
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01:28:00 ~ 01:29:04 木村(哲)分科員
そしてまた、まだエビデンスはわかりませんけれども、そういうアルコール消毒液等々が回らない、今、船橋の元医師会長なんですけれども、玉元医師が、オゾンというものも改めて研究をしておりまして、このオゾンというものが非常にコロナウイルスに有効ではないかということで、オゾン学会、こちらの方でも今、ホームページを見ると、推し進めているというようなところでもありますし、何かそういう施策はないかというところで、足りなければ何か違う方法を見出していくというようなことも必要ではないかと思います。ぜひとも、これはエビデンスをとりながら、国民が安心できるように進めてまいりたいと思います。そしてまた、西村大臣、ちょっとお時間がないということでございますので先に御質問させていただきたいと思いますけれども、きょう、あすの生活がままならない状況のもと、総理は、生活に困られている世帯に対して一世帯三十万円、これを表明いたしました。 Angry: 0.363 Disgust: 0.210 Fear: 0.429 Happy: 0.696 Sad: 0.494 Surprise: 0.496
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01:29:04 ~ 01:30:11 木村(哲)分科員
やはり即効性があるのは現金給付です。これがなければ本日の生活がままならないというところでございます。まずもってこれは重要であると思いますけれども、どのように給付を行っていくのかというところをお伺いしたいのと、そしてまた、今後の経済をV字回復させていく過程で、即効性があるのはもう現金は当たり前なんですけれども、この第二弾、第三弾を期待する中で、やはり全国民に商品券、これが有効なのかどうかというところ。例えばお肉券とかお魚券がありましたけれども、これは私はナンセンスだと思っております。しっかりと、これは家賃にも払えるんだ、これは支払いにも使えるんだというような、そういうような振興券であれば、現金同様使えるわけでございます、それも期限付というようなこともお考えはないのかというところをお伺いさせていただきます。 Angry: 0.401 Disgust: 0.375 Fear: 0.590 Happy: 0.498 Sad: 0.389 Surprise: 0.590
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01:30:11 ~ 01:31:28 西村国務大臣
大変大事な御指摘でありまして、まさに今、さまざまな案が提案をなされました。一律に現金を配ったらどうか、あるいは商品券を使ったらどうか、さまざまな案がございましたけれども、我々政治家もそうでありますし、公務員もそうでありますけれども、今回のこの感染症によって何か所得が減るということではございませんので、やはりまずは、今必要な人に、お金を必要としておられる方に直接早く給付をすることが大事だということの考え方に基づいてこの経済対策をつくっております。その中で、三十万円という給付金を各世帯にできるだけ早く届けようということであります。所得の確認などを厳密に行おうとすれば、前年の所得は六月に確定しますので、そこから始まるということになると大変遅くなりますから、そうしたこともやらずに、むしろ自己申告でやったらどうかということで御提案もいただいておりますので、そういった方向で、今、何か示せるものを持ってきていただければ早く渡せますので、できるだけ早く支給をしていくというやり方で、困った方のところに、困った世帯に支給をするということをまず考えております。 Angry: 0.386 Disgust: 0.254 Fear: 0.555 Happy: 0.472 Sad: 0.491 Surprise: 0.537
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01:31:28 ~ 01:32:04 西村国務大臣
さらに、家賃等も困っておられる方もおられます。家賃については、今、離職した人で求職活動している人には家賃の、住宅確保の給付金があるんですけれども、これを要件を緩和して、厳しい方に家賃の支援もできるようにしたいと思っておりますし、あわせて、公共料金の猶予、こういったものも行っております。さらには、国民健康保険とか、それから国民年金の掛金、こういったものも免除をしていく方向で考えております。 Angry: 0.456 Disgust: 0.289 Fear: 0.535 Happy: 0.498 Sad: 0.504 Surprise: 0.452
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01:32:04 ~ 01:33:09 西村国務大臣
ですので、どうしても払わなきゃいけないもの、公共料金も猶予しておりますので税金も猶予するということで、どうしても払わなきゃいけないものもできるだけ猶予したり免除したりする形で、その上で三十万円をお渡しをして、生活をしっかりお支え、守っていきたいというふうに考えております。その上で、終息した後には、これはみんなで消費をしてもらい、旅行を行って地方の名産品を買ってもらったり観光に行くということで、地域経済も相当落ち込んできておりますので、この段階ではさまざまな手法を使って大いに盛り上げていくということをやっていきたいと思っております。そのときにも、商品券というパターンがいいのかクーポンがいいのか、さまざまございますし、また地域に交付金という形で、地域独自に、感染症対策に使ってもいいし、あるいは落ちついた後に消費喚起に使ってもいいしという、地域の独自性を発揮する、その中で、場合によっては地域の名産品を売り出す、販売促進をやるのもあると思います。 Angry: 0.304 Disgust: 0.211 Fear: 0.433 Happy: 0.657 Sad: 0.573 Surprise: 0.494
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01:33:09 ~ 01:33:50 西村国務大臣
こういったことを考えているわけでありまして、あわせて、お肉券ですかとかさまざまなアイデアはございましたけれども、農林水産を支える、これは、いわゆる和牛に限らず、水産物もありますし、さまざまなものを支援する、こういったことも農水省において一定の予算を計上して考えていると思いますので、全体として、終息した後には大いに消費を喚起し、地方経済も盛り上がっていくように、V字回復できるように頑張っていきたいというふうに思っております。 Angry: 0.388 Disgust: 0.183 Fear: 0.343 Happy: 0.751 Sad: 0.428 Surprise: 0.552
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01:33:50 ~ 01:34:12 木村(哲)分科員
西村大臣、お時間ということでございますので、ありがとうございました。続きまして、コロナ対策について引き続きお伺いさせていただきますけれども、三月二十六日、特措法に基づく政府の新コロナ対策本部が設置をされました。 Angry: 0.384 Disgust: 0.223 Fear: 0.337 Happy: 0.824 Sad: 0.429 Surprise: 0.511
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01:34:12 ~ 01:35:05 木村(哲)分科員
それによって、地方にもコロナ対策本部が設置をされたわけでございます。ぜひ二週間前を思い出していただきたいんですけれども、これはやはり地域によって自粛規制がばらばらなんです。それで、首都圏においてもばらばらでありました。例えば、これは先週のお話でございますけれども、二週間前はまだ設置されていませんので、先週、東京都におきましては外出自粛規制がありましたけれども、近県を見てみますと、自粛規制するところと東京への移動自粛というのがあって、同じ首都圏でありながら、発令の仕方といいますか、これはばらばらなんです。 Angry: 0.508 Disgust: 0.365 Fear: 0.505 Happy: 0.420 Sad: 0.535 Surprise: 0.457
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01:35:05 ~ 01:36:18 木村(哲)分科員
やはりそれは、県民がどのように行動をとっていいかがわからないというように、例えば千葉県、東京では本当に町を歩いたらもう白い目で見られるぐらい徹底をしていた、しかしながら、川を渡ったらファミリーレストランが混雑をしているというような状況で、これもまちまち。これが学校の開校にも影響してきているんです。例えば、きのう千葉県知事が、ゴールデンウイークまで休校を延長しましたけれども、おとといまではそういうものがなかったんです。ですから、親は、もう学校に通学させるつもりでいたわけです。というように、関東近県でも、例えば大阪中心に近県でも、これは首都圏なんだから、しっかりと同じ方向を向いて、オーバーシュートを防ぐんだというようなことで連携を深めていくことが必要ではないかと思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。 Angry: 0.435 Disgust: 0.214 Fear: 0.490 Happy: 0.599 Sad: 0.412 Surprise: 0.623
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01:36:18 ~ 01:37:21 池田(達)政府参考人
お答え申し上げます。委員御指摘のとおり、国内では都市部を中心に、特に東京都が厳しい状況でございますけれども、感染者、加えて感染源が不明な感染者も増加しております。また、海外からの移入が疑われる事例も多数報告されているような状況でございます。こうした中で、多数の人口を抱え経済の中心である首都圏で急速な感染拡大を回避するということは極めて重要だと私どもも認識しております。首都圏では、去る四月一日に九つの、都それから三県、五政令市、いわゆる九都県市と呼んでおりますが、九都県市が共同で、感染リスクが高い三つの密を避けることなどを住民に訴える緊急メッセージを共同で発するなど、自主的な連携が進んでおり、政府としても、東京都を始めとする各県の対策本部と緊密に連絡をとり合っているところでございます。 Angry: 0.428 Disgust: 0.351 Fear: 0.542 Happy: 0.482 Sad: 0.455 Surprise: 0.535
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01:37:21 ~ 01:37:42 池田(達)政府参考人
政府対策本部は総合調整権を有してございますので、各都県との連携を密にしながら、関連機関が一体となって、また各都県の連携が円滑に進むよう、感染防止の拡大に取り組んでまいりたいと考えてございます。 Angry: 0.600 Disgust: 0.289 Fear: 0.351 Happy: 0.720 Sad: 0.345 Surprise: 0.405
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01:37:42 ~ 01:38:07 木村(哲)分科員
これは先週の金曜日ですけれども、浦安の内田悦嗣市長とも話をしたんですけれども、例えば学校の休校をどうするかというのは、浦安はほとんどが千葉都民ですから、もういち早くゴールデンウイークまでと決めているんです。これは、千葉県は普通に登校させるようだったんですけれども、市川でもクラスターが出ましたので、そういう意味でゴールデンウイークだったんです。 Angry: 0.355 Disgust: 0.208 Fear: 0.446 Happy: 0.742 Sad: 0.327 Surprise: 0.660
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01:38:07 ~ 01:39:12 木村(哲)分科員
では、その隣の船橋市はというと、六十四万都市なんですけれども、学校に通校させるように、でも、これも二十五人も感染者が出ましたので、神奈川二十七人、千葉県二十五人、埼玉二十五人、これが一日で出ましたので、これは急遽、ゴールデンウイークまでに休校を延ばしました。というように、また親が振り回されちゃうんですね。というように、これは、子供にも影響してくることですから、首都圏一丸となって、会議もしっかりと決めた中で発言をしていただかないと、これから一気に一致団結をしておさめていくものですから、この辺の連携をお願いしたいと思います。そしてまた、SNSとか、これは、ホームページはやはり受け身になってしまいますから、もうCMでも結構でございますから、政府、省庁、こういうところでもしっかりと発信をして危機意識を高めていくことが必要なんだと思います。 Angry: 0.276 Disgust: 0.167 Fear: 0.565 Happy: 0.625 Sad: 0.398 Surprise: 0.684
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01:39:12 ~ 01:40:08 木村(哲)分科員
東京都におきましても、やはり、若者は大丈夫だよというところで、本人たちがもしかしたらサイレントキャリアだったかもしれない、そして家族にうつしてしまうかもしれませんし、友人にうつしてしまうかもしれないというような中で、しっかりとその危機意識を醸成、もう今どんどん危機意識は醸成されておりますけれども、そういうメッセージをしっかりと送ることが必要なんだと思います。その点、情報発信について、しっかりとそういうような、なかなか政治発信というのは難しいんですけれども、やはり政府とか各省庁が、そのようなCMやSNSを使って、有名人の方にも投げかけて、国民一人一人に投げかけていくということが必要だと思うんですが、いかがでしょうか。 Angry: 0.310 Disgust: 0.120 Fear: 0.637 Happy: 0.485 Sad: 0.490 Surprise: 0.539
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01:40:08 ~ 01:41:11 池田(達)政府参考人
御指摘のとおり、国民の皆さんに日本の感染状況を正確に御理解いただく、そしてまた風評被害を起こさないためにも、正確な情報発信、これは非常に重要なことだと認識してございます。このため、これまでも、最新の感染状況や、政府の行っている対策、三つの密を避けるための行動など国民の皆さんにとっていただきたいこと、こういったことにつきまして、ホームページ、ソーシャルメディア等のさまざまな媒体を通じて、政府を挙げて情報提供を行っているところでございます。また、できるだけ多くの方にホームページをごらんいただけるよう、さらに、必要な人に必要な情報が届くよう、ホームページの改定等に取り組んでいるところでございます。加えまして、また新たな広報手段といたしまして、人が入力するテキスト等に対して自動的に回答を行ういわゆるチャットボットというものがございます。 Angry: 0.534 Disgust: 0.289 Fear: 0.377 Happy: 0.695 Sad: 0.349 Surprise: 0.483
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01:41:11 ~ 01:41:59 池田(達)政府参考人
これを四月中旬をめどに立ち上げまして、各府省が保有する情報等をデータベース化しまして、AI等を活用してさまざまな疑問や質問に対して即時に回答するような仕組みを構築することも考えてまいります。三月二十八日に決定いたしました基本的対処方針の該当記述を少し読ませていただきますが、政府は、SNS等の媒体も積極的に活用することで、迅速かつ積極的に国民等への情報提供を行うということが盛り込まれているところでございますので、私ども、これを踏まえて、引き続き国民の皆さんへのより効果的な情報提供の充実に努めてまいりたいと考えてございます。 Angry: 0.525 Disgust: 0.360 Fear: 0.388 Happy: 0.751 Sad: 0.366 Surprise: 0.407
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Angry: 0.505 Disgust: 0.280 Fear: 0.626 Happy: 0.475 Sad: 0.330 Surprise: 0.590
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01:42:06 ~ 01:43:10 木村(哲)分科員
例えば、きょうちょっと出ていたのが、東京、埼玉。じゃ、千葉はどうなんだとか、じゃ、このコロナの緊急事態で、このような形で地域分けができるのかとか、やはり、これは大阪も中心で、含めてそうなんだと思います。そういうような情報をしっかりと政府が正しく強くメッセージを送ることが必要でありますので、ぜひともそれを期待させていただきますし、首都圏という形で考えていただきたいと思います。ちょっと質問の順番を変えさせていただいて、時間がないものですから。やはり、税や社会保障の猶予というものがあっても、今、収入がないんですという状況なんです。中小企業、小規模事業主に対しては、私たち、自民党の中でございますけれども、粗利の補償とか逸失利益の補償、返済の無期限に近い形で、何とか補償できないかというふうに考えています。 Angry: 0.428 Disgust: 0.238 Fear: 0.489 Happy: 0.554 Sad: 0.496 Surprise: 0.513
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01:43:10 ~ 01:44:24 木村(哲)分科員
というのは、例えば、アメリカは二百三十七兆、大人が一人十三万円、子供が五・四万円、返済不要の雇用貸付け。あの厳しいドイツでさえも九十兆円で、賃金の六割から七割を補償、中小企業には百万円程度。そして、フランスが四十兆円で、自営業の七割程度、文化芸術関係には収入保障というように、それがやはり、安倍総理がおっしゃられた、前例にとらわれることなくということではないかと思います。政府としても、実質無利子無担保の融資等の思い切った金融支援を発動しておりますけれども、先の見通しが立たない中で事業者が安心できるよう、融資よりも一歩踏み込んだ形でしっかりと支援するというようなメッセージを出してほしいんですけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.608 Disgust: 0.267 Fear: 0.526 Happy: 0.466 Sad: 0.377 Surprise: 0.513
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01:44:24 ~ 01:45:05 鎌田政府参考人
お答えいたします。新型コロナウイルス感染症拡大の影響につきましては、これまで幅広い事業者から資金繰りに関する相談が寄せられているところでございます。こうした状況を踏まえまして、委員御指摘のように、売上げが減少した中小・小規模事業者に対しては、既に、日本政策金融公庫などによる実質無利子無担保の融資を実施し、最長五年間、元本返済を猶予する据置期間を設定するなど、強力な資金繰り支援を講じてきたところでございます。また、これに加えまして、一層深刻さを増している現状を踏まえて、支援を手厚くする観点から、実質無利子融資を民間金融機関でも受けられるようにすることや、事業継続のための新たな給付金の仕組みを今検討しているところでございます。 Angry: 0.411 Disgust: 0.407 Fear: 0.485 Happy: 0.633 Sad: 0.418 Surprise: 0.506
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01:45:05 ~ 01:45:26 鎌田政府参考人
総理のもとでも、三月十九日以降累次行われましたヒアリングにおきまして、地域や現場の声をしっかりとお伺いしたところでございます。ここでお伺いしました事業者の皆様の声もよく踏まえまして、更に検討を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 Angry: 0.314 Disgust: 0.303 Fear: 0.470 Happy: 0.587 Sad: 0.614 Surprise: 0.547
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01:45:26 ~ 01:46:03 木村(哲)分科員
明日かに発表があると思うんですけれども、それにはしっかりと期待したい。その予算が二兆円ということでありますけれども、二兆円で本当に足りるのか。やはり世界におくれてはならないと思います。しっかりとこれは、国民が安心できるような予算組みを、とっていただいて補償していただくことが必要であります。今、徐々にではありますけれども、二月からもう企業も疲れ果ててしまっている、待ったなしの状態に来ているというところでありますから、ここぞとばかりに思い切った政策をお願いしたいと思います。 Angry: 0.563 Disgust: 0.324 Fear: 0.417 Happy: 0.477 Sad: 0.525 Surprise: 0.454
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01:46:03 ~ 01:47:03 木村(哲)分科員
今回懸念されているのは、やはり、観光業を含めてもう全て、飲食業を含めてさまざまな業界の方々が厳しい状況に陥っております。そしてまた、緊急事態宣言が出たらどうなるのか、その先がわからない、見えないというような状況にあると思います。もしこれは、ドミノ倒産になった場合に、立て直すのにはもう百兆円でも足りないと言われている。だからこそ、しっかりと、解雇しないで運営、経営を続けてくださいというところを、政府も一生懸命、今、各省庁も一生懸命、不眠不休で行っていらっしゃるというような状況であります。だからこそ、国民の皆様にお願いをするに当たっても、やはり補償と休業、これは、同時だというんですけれども、私は逆に先に補償なんだと思います。 Angry: 0.494 Disgust: 0.319 Fear: 0.568 Happy: 0.351 Sad: 0.529 Surprise: 0.456
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01:47:03 ~ 01:48:07 木村(哲)分科員
先に大きく皆様に報告をした中で、安心して、命の問題なんだから休んでくださいと言えるように、これはしっかりと、先に補償の話が来て、そしてまた理解、納得した中で休んでいただく、休業していただくというところの流れが必要なんだと思います。そしてまた、所得税減税、固定資産税減免、法人税増税、ポイント還元アップ等々の意見が出ております。逆進性と言われておりましたけれども、逆に低所得者に対するメリットがあるのではないかというところで、私は消費税の減税にも踏み込むべきではないかと考えております。例えば、年収二百万円の方々が、ほとんどこれは生活費という形で消費をされます。そういたしますと、一〇%換算だと二十万円分給付されたということにもつながるわけであります。 Angry: 0.497 Disgust: 0.310 Fear: 0.536 Happy: 0.538 Sad: 0.349 Surprise: 0.565
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01:48:07 ~ 01:48:37 木村(哲)分科員
これは、例えば一千万円の方、こちらは全部使うとは、消費されるとは限りませんけれども、比率的にも言ったら、消費税減税というのは低所得者の方にしっかりとメリットがあるということではないかと思います。この消費税減税に踏み込むことは国民の公平性からも私は必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。御見解を伺います。 Angry: 0.574 Disgust: 0.301 Fear: 0.418 Happy: 0.617 Sad: 0.384 Surprise: 0.505
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01:48:37 ~ 01:49:13 井上大臣政務官
お答えいたします。与野党ともに、消費税減税について御議論があることは承知しております。一方、我々には、少子化対策に真っ正面から取り組んで、国民の真の安心を実現するために、社会保障制度、今の国民皆保険を始め、維持していくこと、そして将来に引き継いでいくことというのが、今回のコロナのことで改めて感じさせられた一面もあったのではないかというふうに思っています。 Angry: 0.525 Disgust: 0.385 Fear: 0.423 Happy: 0.617 Sad: 0.441 Surprise: 0.425
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01:49:13 ~ 01:50:01 井上大臣政務官
今回の消費税の引上げは、全ての世代が安心して全世代型社会保障へ大きく転換していくことが必要であるというふうに考えております。現段階では、新型コロナウイルス感染症における経済における影響に対しては、三月の二十八日の対策本部において総理から、二十六兆円の総合経済対策に加えて、新たに補正予算を編成し、財政、金融、税制を総動員して思い切った措置を講じるように指示があったところであります。 Angry: 0.267 Disgust: 0.267 Fear: 0.529 Happy: 0.757 Sad: 0.369 Surprise: 0.614
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Angry: 0.629 Disgust: 0.241 Fear: 0.413 Happy: 0.623 Sad: 0.293 Surprise: 0.571
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01:50:17 ~ 01:51:07 木村(哲)分科員
これはなかなか、消費税、難しいというところもあると思うんですけれども、やはり今国民は、即効的な現金。非常に困っている、生活に困っている方々がいらっしゃる。そして、コロナの終息が一番だと本当に思っております。なかなか厳しい現状で、終息が見えない。アビガンも二百万人分用意したということでもございますし、どんどんそういうメッセージを国民の皆様に送っていただくという中で、医療体制も整い、そしてまた医療機器も整ったというようないいメッセージを送っていただいて、安心感を与えていただく。その中で、命が一番大切なんですからゆっくり休業してください、自宅で待機してくださいとお願いできるようにしていく。 Angry: 0.340 Disgust: 0.255 Fear: 0.572 Happy: 0.439 Sad: 0.605 Surprise: 0.547
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01:51:07 ~ 01:52:11 木村(哲)分科員
その中で、また終息をした後に景気対策というものを考えていかなければならないというところでございますので、その後の施策として、まだまだ時間はありますから、商品券の問題にしても、消費税の問題にしても、これは期限付で私たちはやるべきではないかと考えておるところでございますので、また御検討をよろしくお願い申し上げます。ちょっと時間がなくなりまして、最後の一問、今回、決算ということでもございますので、今回のテーマは備えということで質問させていただきましたけれども、地元の問題で一点だけ触れさせていただきたいと思います。千葉県は、コロナの前に、消費税の前に、九月九日から台風十五号、十九号、二十一号に襲われまして、甚大なる被害をこうむりました。このようなこともありまして、ダブルパンチ、トリプルパンチというところでありまして、これからの震災対策、いつ起こるかわからない首都直下や東海、東南海、南海トラフの地震があります。 Angry: 0.280 Disgust: 0.201 Fear: 0.559 Happy: 0.645 Sad: 0.470 Surprise: 0.512
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01:52:11 ~ 01:53:03 木村(哲)分科員
実は、我が船橋市でございますけれども、先ほど申し上げたとおり六十四万人、今でも人口が伸び続けております。港がありまして、市役所のすぐそばに水門があります。そこに人口が集中しておりまして、この水門があります。千葉港海岸、防災・減災、国土強靱化のための三カ年緊急対策で、こちらの交付金一億四千五百万円、船橋地区の耐震補強推進などで、今回、耐震化の予算が含まれている、これは調査費でございますけれども、含まれているということでございます。これは、東日本大震災のときに、この水門は津波から命を守ってもらいました。 Angry: 0.317 Disgust: 0.222 Fear: 0.580 Happy: 0.609 Sad: 0.352 Surprise: 0.673
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01:53:03 ~ 01:54:09 木村(哲)分科員
しっかりとこれは機能することがあった。しかしながら、もう築五十年たっている。次の地震では、これは崩れるか、回転して崩壊をしてしまうかと言われている状況で、台風十五号、十九号、二十一号、これは津波よりも高潮が心配だったんですけれども、満潮と時間がずれたおかげで助かりました。もしこの水門が崩壊をしたら数十万人に被害が及ぶと言われておりまして、そして大手のインフラもここに集中しておりますから経済的にも大ダメージが起きるという中で、予算をつけていただきましてまことにありがとうございました。この工事のスキーム的な、スケジュール的な問題、今後、調査費が実行予算に移り変わる中で、しっかりとこれは地元と連携をとりながらどのように進めていったらよいのかというアドバイスを一言いただければと思います。 Angry: 0.374 Disgust: 0.244 Fear: 0.583 Happy: 0.495 Sad: 0.420 Surprise: 0.627
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01:54:09 ~ 01:55:04 堀田政府参考人
お答え申し上げます。千葉港海岸船橋地区の背後圏には、先生御指摘のとおり、船橋市を始め商工会議所等の経済界、自治会、それから漁業協同組合様、多くの関係者の方がいらっしゃると存じ上げております。地元の方では、そういった皆様が船橋地区の海岸の保全施設耐震化促進協議会を設立されまして、昨年六月及び本年二月には同協議会の主催のシンポジウムが開催されて、多くの方々が参加されております。そして、こういった海岸保全施設の老朽化対策や耐震化等の必要性、緊急性に対する理解が深化しているというふうに認識しております。今後の事業化に向けては、御地元の方では、ただいま申し上げたような地元の取組を通じまして、引き続き、関係者の皆様の合意形成や地元への御理解の浸透、こういったものを進めていただくことが重要であると考えております。 Angry: 0.304 Disgust: 0.252 Fear: 0.559 Happy: 0.659 Sad: 0.382 Surprise: 0.610
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01:55:04 ~ 01:55:18 堀田政府参考人
先ほど先生がおっしゃった事業化検証調査でございますけれども、そういった地元関係の皆様方の御意見を拝聴しながら、事業化に向けてしっかりと検討を進めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.252 Disgust: 0.240 Fear: 0.457 Happy: 0.787 Sad: 0.391 Surprise: 0.641
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01:55:18 ~ 01:55:42 木村(哲)分科員
どうも済みません、最後になりますけれども、本当に不眠不休で取り組んでおられる政府、省庁の皆様、本当に感謝を申し上げる次第でございますし、一致結束をしてコロナの終息そしてまた日本経済の発展に努めさせていただければと思いますので、どうぞコロナの終息に向けて、日本経済の発展に向けて頑張りましょうということで、質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 Angry: 0.375 Disgust: 0.241 Fear: 0.250 Happy: 0.825 Sad: 0.508 Surprise: 0.415
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Angry: 0.318 Disgust: 0.202 Fear: 0.368 Happy: 0.780 Sad: 0.503 Surprise: 0.607
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Angry: 0.620 Disgust: 0.444 Fear: 0.493 Happy: 0.501 Sad: 0.433 Surprise: 0.463
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01:56:44 ~ 01:57:21 池田(憲)政府参考人
平成二十八年度における皇室費歳出決算について、その概要を御説明申し上げます。皇室費の歳出予算現額は七十二億九千百六十五万円余でありまして、これを支出済み歳出額五十三億五千三百六万円余と比較いたしますと、十九億三千八百五十八万円余の差額が生じますが、この差額のうち翌年度繰越額は十五億六千三百三十八万円余でありまして、不用額は三億七千五百二十万円余であります。 Angry: 0.486 Disgust: 0.282 Fear: 0.611 Happy: 0.482 Sad: 0.331 Surprise: 0.627
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01:57:21 ~ 01:58:18 池田(憲)政府参考人
翌年度繰越額は、施設整備に必要な経費等でありまして、計画に関する諸条件の関係等により、年度内に支出を完了しなかったものであります。また、不用額は、施設整備の契約価格が予定を下回ったこと等のため生じたものであります。次に、平成二十九年度における皇室費歳出決算について、その概要を御説明申し上げます。皇室費の歳出予算現額は七十九億二千三百七十六万円余でありまして、これを支出済み歳出額六十七億七千七百十万円余と比較いたしますと、十一億四千六百六十五万円余の差額が生じますが、この差額のうち翌年度繰越額は八億四千七百七万円余でありまして、不用額は二億九千九百五十八万円余であります。 Angry: 0.479 Disgust: 0.275 Fear: 0.570 Happy: 0.503 Sad: 0.386 Surprise: 0.598
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01:58:18 ~ 01:58:49 池田(憲)政府参考人
翌年度繰越額は、施設整備に必要な経費でありまして、計画に関する諸条件の関係等により、年度内に支出を完了しなかったものであります。また、不用額は、施設整備の契約価格が予定を下回ったこと等のため生じたものであります。以上で決算の概要説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 Angry: 0.510 Disgust: 0.337 Fear: 0.438 Happy: 0.592 Sad: 0.464 Surprise: 0.474
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Angry: 0.416 Disgust: 0.277 Fear: 0.487 Happy: 0.559 Sad: 0.532 Surprise: 0.527
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01:59:03 ~ 01:59:23 三田会計検査院当局者
平成二十八年度皇室費の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度皇室費の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。 Angry: 0.760 Disgust: 0.330 Fear: 0.472 Happy: 0.382 Sad: 0.394 Surprise: 0.391
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01:59:23 ~ 02:00:04 あかま主査
以上をもちまして皇室費についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申出がありませんので、皇室費については終了いたしました。それでは、御退席くださって結構です。これより裁判所所管について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。中村最高裁判所事務総長。 Angry: 0.549 Disgust: 0.409 Fear: 0.434 Happy: 0.576 Sad: 0.449 Surprise: 0.462
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02:00:04 ~ 02:01:37 中村最高裁判所長官代理者
平成二十八年度裁判所所管一般会計歳入歳出決算の概要を御説明申し上げます。裁判所主管の歳入につきましては、歳入予算額は四百十五億九千七百六十七万円余であります。これに対しまして、収納済み歳入額は四百六十五億百九十三万円余であり、歳入予算額に対し四十九億四百二十六万円余の増加となっております。この増加は、相続人不存在のため国庫帰属となった相続財産の収入金が予定より多かったこと等によるものであります。裁判所所管の歳出につきましては、当初予算額は三千百五十三億十一万円余でありますが、これに平成二十七年度からの繰越額八十億八千二百三十一万円余、予算補正追加額四十四億九千八百六十二万円余、予算補正修正減少額二十三億千六百十一万円余、差引き百二億六千四百八十二万円余が増加になり、歳出予算現額は三千二百五十五億六千四百九十三万円余となっております。 Angry: 0.499 Disgust: 0.231 Fear: 0.564 Happy: 0.506 Sad: 0.345 Surprise: 0.643
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02:01:37 ~ 02:02:07 中村最高裁判所長官代理者
これに対しまして、支出済み歳出額は三千百十一億六千二百九十二万円余であり、歳出予算現額との差額は百四十四億二百万円余であります。この差額のうち翌年度に繰り越した額は八十億七千百二十七万円余、不用額は六十三億三千七十三万円余であります。 Angry: 0.442 Disgust: 0.222 Fear: 0.571 Happy: 0.557 Sad: 0.311 Surprise: 0.671
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02:02:07 ~ 02:03:09 中村最高裁判所長官代理者
不用額となった経費は、人件費二十二億七千六百八十五万円余とその他の経費四十億五千三百八十七万円余であります。以上、平成二十八年度裁判所所管一般会計歳入歳出決算について御説明申し上げました。次に、平成二十九年度裁判所所管一般会計歳入歳出決算の概要の御説明を申し上げます。裁判所主管の歳入につきましては、歳入予算額は四百二十九億九千四百九十五万円余であります。これに対しまして、収納済み歳入額は五百五十四億七千四百六十九万円余であり、歳入予算額に対し百二十四億七千九百七十三万円余の増加になっております。 Angry: 0.497 Disgust: 0.251 Fear: 0.554 Happy: 0.529 Sad: 0.285 Surprise: 0.683
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02:03:09 ~ 02:04:03 中村最高裁判所長官代理者
この増加は、相続人不存在のため国庫帰属となった相続財産の収入金が予定より多かったこと等によるものであります。裁判所所管の歳出につきましては、当初予算額は三千百七十七億二百八十一万円でありますが、これに平成二十八年度からの繰越額八十億七千百二十七万円余、予算補正追加額十九億九千九百七十万円余、予算補正修正減少額十一億六千七百五十六万円余、差引き八十九億三百四十一万円余が増加になり、歳出予算現額は三千二百六十六億六百二十二万円余となっております。 Angry: 0.484 Disgust: 0.237 Fear: 0.670 Happy: 0.343 Sad: 0.403 Surprise: 0.640
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02:04:03 ~ 02:04:58 中村最高裁判所長官代理者
これに対しまして、支出済み歳出額は三千百四十億五千八百八十一万円余であり、歳出予算現額との差額は百二十五億四千七百四十万円余であります。この差額のうち翌年度に繰り越した額は六十億百十三万円余、不用額は六十五億四千六百二十六万円余であります。不用額となった経費は、人件費二十三億四千七百七十九万円余とその他の経費四十一億九千八百四十七万円余であります。以上、平成二十九年度裁判所所管一般会計歳入歳出予算について御説明申し上げました。 Angry: 0.537 Disgust: 0.273 Fear: 0.605 Happy: 0.426 Sad: 0.317 Surprise: 0.638
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Angry: 0.341 Disgust: 0.250 Fear: 0.481 Happy: 0.665 Sad: 0.502 Surprise: 0.524
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02:05:02 ~ 02:06:04 あかま主査
会計検査院三田第一局長。以上をもちまして裁判所所管についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申出がありませんので、裁判所所管については終了いたしました。それでは、御退席くださって結構です。これより内閣府所管中消費者庁について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。 Angry: 0.535 Disgust: 0.379 Fear: 0.433 Happy: 0.591 Sad: 0.440 Surprise: 0.493
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02:05:10 ~ 02:05:30 三田会計検査院当局者
平成二十八年度裁判所の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度裁判所の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。 Angry: 0.796 Disgust: 0.304 Fear: 0.431 Happy: 0.351 Sad: 0.322 Surprise: 0.483
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Angry: 0.668 Disgust: 0.536 Fear: 0.447 Happy: 0.557 Sad: 0.311 Surprise: 0.509
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02:06:14 ~ 02:07:22 衛藤国務大臣
平成二十八年度から二十九年度における消費者庁歳出決算の概要を御説明申し上げます。平成二十八年度の歳出予算現額は百五十九億八千八十三万円余でありまして、これを支出済み歳出額百三十億一千八百三万円余に比較しますと、二十九億六千二百七十九万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度へ繰り越した額は二十億円であり、不用額は九億六千二百七十九万円余であります。続きまして、平成二十九年度の歳出予算現額は百五十二億八千百四十九万円余でありまして、これを支出済み歳出額百二十九億七千五百二十二万円余に比較いたしますと、二十三億六百二十七万円余の差額を生じます。 Angry: 0.515 Disgust: 0.269 Fear: 0.557 Happy: 0.561 Sad: 0.300 Surprise: 0.637
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02:07:22 ~ 02:07:48 衛藤国務大臣
この差額のうち翌年度へ繰り越した額は十二億円であり、不用額は十一億六百二十七万円余であります。以上をもちまして、平成二十八年度から二十九年度における消費者庁歳出決算の概要説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 Angry: 0.490 Disgust: 0.336 Fear: 0.493 Happy: 0.571 Sad: 0.424 Surprise: 0.486
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Angry: 0.416 Disgust: 0.277 Fear: 0.487 Happy: 0.559 Sad: 0.532 Surprise: 0.527
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02:08:00 ~ 02:08:23 三田会計検査院当局者
平成二十八年度消費者庁の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度消費者庁の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。 Angry: 0.768 Disgust: 0.329 Fear: 0.411 Happy: 0.447 Sad: 0.402 Surprise: 0.383
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02:08:23 ~ 02:09:09 あかま主査
以上をもちまして内閣府所管中消費者庁についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申出がありませんので、内閣府所管中消費者庁については終了いたしました。それでは、御退席くださって結構です。これより復興庁所管について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。田中復興大臣。 Angry: 0.543 Disgust: 0.402 Fear: 0.435 Happy: 0.610 Sad: 0.446 Surprise: 0.471
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02:09:09 ~ 02:10:01 田中国務大臣
平成二十八年度における東日本大震災復興特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。東日本大震災復興特別会計の収納済み歳入額は四兆一千五十三億一千二百四十万円余、支出済み歳出額は二兆九千六百九億八千七百二十五万円余でありまして、歳入歳出差引き一兆一千四百四十三億二千五百十四万円余の剰余を生じております。 Angry: 0.365 Disgust: 0.162 Fear: 0.705 Happy: 0.449 Sad: 0.303 Surprise: 0.708
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02:10:01 ~ 02:11:05 田中国務大臣
この剰余金は、特別会計に関する法律の定めるところにより、翌年度の歳入に繰り入れました。引き続き、平成二十九年度における東日本大震災復興特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。東日本大震災復興特別会計の収納済み歳入額は二兆九千二百三十五億八百四十七万円余、支出済み歳出額は二兆一千八百七十五億四千九百三万円余でありまして、歳入歳出差引き七千三百五十九億五千九百四十三万円余の剰余を生じております。 Angry: 0.435 Disgust: 0.222 Fear: 0.606 Happy: 0.535 Sad: 0.337 Surprise: 0.621
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02:11:05 ~ 02:11:33 田中国務大臣
この剰余金は、特別会計に関する法律の定めるところにより、翌年度の歳入に繰り入れました。以上をもちまして決算の概要説明を終わります。何とぞよろしく御審議のほどお願いをいたします。以上でございます。 Angry: 0.617 Disgust: 0.426 Fear: 0.417 Happy: 0.608 Sad: 0.392 Surprise: 0.451
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Angry: 0.416 Disgust: 0.277 Fear: 0.487 Happy: 0.559 Sad: 0.532 Surprise: 0.527
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02:11:45 ~ 02:12:07 三田会計検査院当局者
平成二十八年度復興庁の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。続きまして、平成二十九年度復興庁の決算につきまして検査いたしました結果、特に違法又は不当と認めた事項はございません。 Angry: 0.768 Disgust: 0.264 Fear: 0.421 Happy: 0.425 Sad: 0.395 Surprise: 0.427
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02:12:07 ~ 02:13:07 あかま主査
以上をもちまして復興庁所管についての説明は終わりました。これより質疑に入るのでありますが、その申出がありませんので、復興庁所管については終了いたしました。それでは、御退席くださって結構です。これより環境省所管について審査を行います。 Angry: 0.481 Disgust: 0.382 Fear: 0.412 Happy: 0.667 Sad: 0.472 Surprise: 0.478
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Angry: 0.521 Disgust: 0.427 Fear: 0.459 Happy: 0.573 Sad: 0.494 Surprise: 0.469
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02:13:14 ~ 02:14:20 小泉国務大臣
おはようございます。平成二十八年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。歳入予算額は四十億二千七百五十八万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は六十一億六千七百六十五万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は二十一億四千七万円余の増加となっております。次に、一般会計歳出決算について申し上げます。歳出予算現額は五千四百四億七千三百八十八万円余、これに対しまして、支出済み歳出額は四千百四十二億四千二百四十八万円余、翌年度への繰越額は千百四十三億六千四百九十七万円余、不用額は百十八億六千六百四十三万円余となっております。 Angry: 0.403 Disgust: 0.302 Fear: 0.529 Happy: 0.641 Sad: 0.376 Surprise: 0.589
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02:14:20 ~ 02:15:12 小泉国務大臣
次に、環境省所管の特別会計の平成二十八年度の決算につきまして御説明申し上げます。第一に、エネルギー対策特別会計について申し上げます。まず、エネルギー需給勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済み歳入額千八百七十億八千七百六十四万円余、支出済み歳出額千三十六億八千七百七十万円余であります。収納済み歳入額と支出済み歳入額との差額は八百三十三億九千九百九十四万円余でありまして、翌年度への繰越額は百五十七億五千六百二十四万円余、平成二十九年度予算に歳入計上した剰余金は百八十億五千二百十万円余、これらを除いた純剰余金は四百九十五億九千百五十九万円余となっております。 Angry: 0.454 Disgust: 0.288 Fear: 0.526 Happy: 0.603 Sad: 0.354 Surprise: 0.610
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02:15:12 ~ 02:16:05 小泉国務大臣
次に、電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済み歳入額六百十億八千六百六十七万円余、支出済み歳出額四百九億二千九百五十一万円余であります。収納済み歳入額と支出済み歳出額との差額は二百一億五千七百十六万円余でありまして、翌年度への繰越額は二十二億三千九百三十六万円余、平成二十九年度予算に歳入計上した剰余金は百三億九千九十六万円余、これを除いた純剰余金は七十五億二千六百八十三万円余となっております。第二に、東日本大震災復興特別会計について申し上げます。まず、歳入決算につきましては、収納済み歳入額六千二百八億二千六十七万円余となっております。 Angry: 0.343 Disgust: 0.160 Fear: 0.644 Happy: 0.535 Sad: 0.338 Surprise: 0.724
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02:16:05 ~ 02:17:14 小泉国務大臣
次に、歳出決算につきましては、歳出予算現額一兆三千七百五十三億七千六百二十五万円余、これに対しまして、支出済み歳出額は一兆四百五十八億五百五十九万円余、翌年度への繰越額は二千四百六十億二千三百五十二万円余、不用額は八百三十五億四千七百十三万円余となっております。以上が、平成二十八年度における環境省の決算の概要であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。続きまして、平成二十九年度環境省主管一般会計歳入決算並びに環境省所管の一般会計歳出決算及び特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。まず、一般会計の歳入決算について申し上げます。歳入予算額は二十三億二千二百六十二万円余、これに対しまして、収納済み歳入額は二十七億五千二百二十五万円余、歳入予算額と収納済み歳入額との差は四億二千九百六十三万円余の増加となっております。 Angry: 0.401 Disgust: 0.275 Fear: 0.510 Happy: 0.660 Sad: 0.365 Surprise: 0.607
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02:17:14 ~ 02:18:03 小泉国務大臣
次に、一般会計歳出決算について申し上げます。歳出予算現額は四千八百十億六百八十五万円余、これに対しまして、支出済み歳出額は三千八百二十五億八千九百七十一万円余、翌年度への繰越額は八百四十一億八千五百八十一万円余、不用額は百四十二億三千百三十二万円余となっております。次に、環境省所管の特別会計の平成二十九年度の決算につきまして御説明申し上げます。第一に、エネルギー対策特別会計について申し上げます。まず、エネルギー需給勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済み歳入額千九百三十六億九千三百七十三万円余、支出済み歳出額千二百二億六千三百十七万円余であります。 Angry: 0.383 Disgust: 0.311 Fear: 0.541 Happy: 0.617 Sad: 0.393 Surprise: 0.611
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02:18:03 ~ 02:19:03 小泉国務大臣
収納済み歳入額と支出済み歳出額との差額は七百三十四億三千五十五万円余でありまして、翌年度への繰越額は百四十五億七千二百六万円余、平成三十年度予算に歳入計上した剰余金は二百十五億五千六百六十二万円余、これらを除いた純剰余金は三百七十三億百八十七万円余となっております。次に、電源開発促進勘定の歳入歳出決算につきましては、収納済み歳入額五百六十四億九千四百七十八万円余、支出済み歳出額三百九十三億二千二百九十一万円余であります。収納済み歳入額と支出済み歳出額との差額は百七十一億七千百八十七万円余でありまして、翌年度への繰越額は三十七億四千六百七十二万円余、平成三十年度予算に歳入計上した剰余金は七十五億二千六百八十三万円余、これを除いた純剰余金は五十八億九千八百三十一万円余となっております。 Angry: 0.411 Disgust: 0.123 Fear: 0.635 Happy: 0.507 Sad: 0.293 Surprise: 0.768
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02:19:03 ~ 02:19:52 小泉国務大臣
第二に、東日本大震災復興特別会計について申し上げます。まず、歳入決算につきましては、収納済み歳入額五千七百四十一億九千三百三十三万円余となっております。次に、歳出決算につきましては、歳出予算現額八千二百五十六億九千二百七十六万円余、これに対しまして、支出済み歳出額は六千百三十八億千五百六十三万円余、翌年度への繰越額は千四十九億九千七百三十九万円余、不用額は千六十八億七千九百七十三万円余となっております。以上が、平成二十九年度における環境省の決算の概要であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 Angry: 0.419 Disgust: 0.238 Fear: 0.534 Happy: 0.591 Sad: 0.415 Surprise: 0.579
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02:20:07 ~ 02:21:16 山岸会計検査院当局者
平成二十八年度環境省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十七件及び意見を表示し又は処置を要求した事項三件であります。まず、不当事項について御説明いたします。検査報告番号二七九号は、防止柵設置工事の実施に当たり、設計が適切でなかったため、防止柵が転倒するおそれがある状態になっていて、工事の目的を達していなかったものであります。同二八〇号から二九五号までの十六件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。このうち、補助金が過大に交付されていたなどのものが六件、補助金により造成した基金の使用が適切でなかったものが六件、補助の対象とならないものが四件であります。次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。その一は、防災拠点施設に整備する太陽光発電設備等について、蓄電池設備等を整備するなどして、災害等による停電時に発電した電力を供給することができるようにするための必要な措置を講じさせるよう適宜の処置を要求し、設計に必要な留意点等を示して周知徹底するよう是正改善の処置を求めたものであります。 Angry: 0.575 Disgust: 0.339 Fear: 0.513 Happy: 0.482 Sad: 0.377 Surprise: 0.511
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02:21:16 ~ 02:22:01 山岸会計検査院当局者
その二は、会議開催等業務に係る契約について、業務内容の変更に応じて適時適切に仕様書等を変更するなどの体制を整備することなどにより、契約額が実施された業務に即したものとなるよう是正改善の処置を求めたものであります。その三は、除染事業等の実施に当たり、除染工事等に係る工事費の積算が工事規模の実態に即したものとなるよう、実態調査を行うなどして適切な共通仮設費率及び現場管理費率を設定するとともに、事業の実施主体に対してこれを周知するよう是正改善の処置を求めたものであります。なお、以上のほか、平成二十七年度決算検査報告に掲記いたしました除染事業等における仮置場の整備について処置を要求した事項につきまして、その結果を掲記いたしました。 Angry: 0.680 Disgust: 0.388 Fear: 0.497 Happy: 0.554 Sad: 0.312 Surprise: 0.430
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02:22:01 ~ 02:23:20 山岸会計検査院当局者
続きまして、平成二十九年度環境省の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしましたものは、不当事項十六件、意見を表示し又は処置を要求した事項二件であります。まず、不当事項について御説明いたします。検査報告番号二五五号は、入園料の一部が収納されておらず、会計経理が著しく適正を欠いていたものであります。同二五六号から二七〇号までの十五件は、補助事業の実施及び経理が不当と認められるものであります。このうち、補助金が過大に交付されていたなどのものが六件、補助金により造成した基金の使用が適切でなかったものが四件、補助の対象とならないものが三件、工事の設計が適切でなかったものが一件、補助対象事業費を過大に精算していたものが一件であります。次に、意見を表示し又は処置を要求した事項について御説明いたします。その一は、受託者に継続使用させる委託事業物品等について、物品管理簿等を適切なものとしたり、使用見込みがないまま長期間保管されているものの活用方法の検討を行ったりするよう適宜の処置を要求し、無償貸付けされた委託事業物品等の管理が適切に行われるよう周知徹底を図るなどするとともに、必要なものについては有償貸付けとするなどするよう是正改善の処置を求めたものであります。 Angry: 0.561 Disgust: 0.340 Fear: 0.500 Happy: 0.511 Sad: 0.404 Surprise: 0.493
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02:23:20 ~ 02:24:05 山岸会計検査院当局者
その二は、循環型社会形成推進交付金事業により整備する汚泥再生処理センターの資源化設備について、汚泥量の実態に見合った処理能力の機器が整備されるようにするために、し尿等の汚泥性状値の実態調査を適切に行うなどして処理する汚泥量を適切に推計することなどを事業主体に対して周知するよう是正改善の処置を求めたものであります。なお、以上のほか、平成二十八年度決算検査報告に掲記いたしました防災拠点施設に整備する太陽光発電設備等の設計等、会議開催等業務に係る契約における仕様書等の変更手続等並びに除染工事等に適用される共通仮設費率及び現場管理費率について、それぞれ処置を要求した事項につきまして、それらの結果を掲記いたしました。 Angry: 0.672 Disgust: 0.577 Fear: 0.492 Happy: 0.568 Sad: 0.226 Surprise: 0.374
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02:24:26 ~ 02:25:09 小泉国務大臣
平成二十八年度及び平成二十九年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりでありまして、まことに遺憾に存じております。指摘を受けました事項につきましては、直ちに是正措置を講じましたが、今後なお一層厳正な態度をもって事務の執行の適正を期する所存であります。なお、先ほど私の発言の中で、平成二十八年度のエネルギー需給勘定につきまして、収納済み歳入額と支出済み歳入額との差額と申し上げたところは、支出済み歳出額との差額でありましたので、訂正をさせていただきます。 Angry: 0.564 Disgust: 0.318 Fear: 0.476 Happy: 0.574 Sad: 0.302 Surprise: 0.552
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02:25:09 ~ 02:25:47 あかま主査
この際、お諮りいたします。お手元に配付いたしております決算概要説明等のうち、ただいま説明を聴取した部分を除き、詳細な説明は、これを省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。以上をもちまして環境省所管についての説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、これを許します。阿部知子君。 Angry: 0.563 Disgust: 0.393 Fear: 0.424 Happy: 0.642 Sad: 0.418 Surprise: 0.466
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02:25:47 ~ 02:26:10 阿部分科員
立国社の阿部知子です。本日は、環境大臣の小泉進次郎衆議院議員にお尋ねをいたします。ただいま、国の内外においてコロナの感染症が非常な猛威を振るっておりまして、政府としても、また各自治体としても、これに全力を挙げておられるところと思います。 Angry: 0.579 Disgust: 0.355 Fear: 0.412 Happy: 0.650 Sad: 0.389 Surprise: 0.454
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02:26:10 ~ 02:27:17 阿部分科員
感染症の原則も、当然ながら、拡大をさせない、きちんとした管理のもとに置くということですが、私が本日お尋ねいたしますのは、原発事故後の、拡散をしてしまったさまざまな放射性物質が土壌に与える影響、あるいは廃棄物となってその処理等々が問われているときに、ただいま原則とすべき拡散させないという方向性が軽んじられているのではないかと思いますので、その点についてお尋ねをいたします。既に二月二十五日の日、環境大臣には私が予算の分科会で、流出してしまった土のう、汚染土壌を入れてフレコンバッグにおさめておりますが、これが台風十九号によって約九十余り流出をして、大変に環境汚染の懸念もあるということで、管理がどうなっておるのかとお尋ねをいたしました。 Angry: 0.390 Disgust: 0.284 Fear: 0.595 Happy: 0.461 Sad: 0.422 Surprise: 0.477
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02:27:17 ~ 02:28:01 阿部分科員
大臣も覚えておいでかもしれませんが、その後も環境省が調査をされて報告もいただきましたが、仮置場と称される現在七百六十五カ所のうち三百二十二カ所を調査されて、そのうち十二カ所についてはさまざまな流出防止対策が必要であったと。逆に言えば、これはこうした事案がなければ、流出防止が、次も起きたかもしれないというところで、流出は、浸水や河岸侵食、斜面の崩壊、土石流、さまざまなケースが懸念されるということで、今後五月に向けて対策をなさるということであります。 Angry: 0.314 Disgust: 0.300 Fear: 0.612 Happy: 0.660 Sad: 0.321 Surprise: 0.639
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02:28:01 ~ 02:29:30 阿部分科員
もちろん、これはやっていただかなければなりませんが、事ほどさように、環境省としても初めてのことだと思います。拡散した放射能をどのように管理していくか、非常に重要な任務であり、先ほどの会計検査院の御指摘でも除染の問題が挙げられておりましたが、これは初めての経験、そして大変に困難なものと思いますので、小泉環境大臣にはぜひお力を入れて取り組んでいただきたい。きょう、私がテーマといたしますのは、放射性物質の汚染対処特措法、これは事故の翌年の二〇一二年の一月から施行されております法律ですが、この法律にのっとっても現状さまざまな問題が起きておるということで、質疑をさせていただきます。まず、福島の事故の前は、いわゆる原子力施設の中で生じたさまざまな汚染の瓦れき等々はどのように管理されていたか、これは原子炉等規制法という法律にのっとるものでございますので、原子力規制庁の方でお答えをいただきたいと思います。 Angry: 0.417 Disgust: 0.284 Fear: 0.470 Happy: 0.608 Sad: 0.420 Surprise: 0.501
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02:29:30 ~ 02:30:08 金子政府参考人
御説明申し上げます。原子力施設等におきまして使用されておりました物質につきましては、放射性廃棄物として取り扱うものについては、当然のことながら、廃棄物の保管、あるいは廃棄物の処分場で厳格に管理をすることになってございます。一方で、クリアランス制度というものがございまして、原子炉等規制法に基づきまして、原子力施設等で用いた資材などについて、放射線による障害の防止のための措置を必要としないことを確認するために、その物資に含まれる放射性物質の量が一定基準以下であるものについては、外に出してもよい、再利用等をしてもよいということになってございます。 Angry: 0.564 Disgust: 0.387 Fear: 0.495 Happy: 0.502 Sad: 0.446 Surprise: 0.402
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02:30:08 ~ 02:30:55 金子政府参考人
例えば、この場合のセシウム137の基準濃度は、一キログラム当たり百ベクレルと設定してございます。この基準濃度は、対象の資材がどのような状況に置かれても、放射線による障害の防止のための措置を必要とせず、普通の物資として取り扱える水準として定められたものでございます。具体的な手続は、クリアランスの確認を受けようとする原子力事業者などが、あらかじめ放射能濃度の測定及び評価の方法を申請していただき、原子力規制委員会の認可を受けた上で、その方法に従って対象物の放射能濃度の測定、評価を行い、その結果を原子力規制委員会へ提出して確認を受けることとなっております。 Angry: 0.604 Disgust: 0.309 Fear: 0.488 Happy: 0.540 Sad: 0.363 Surprise: 0.493
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02:31:04 ~ 02:31:36 阿部分科員
ところで、今回、先ほど申しました二〇一二年の一月から施行されております放射性物質汚染対処特措法では、この放射性物質によって汚染されたものの扱いはどのようになっておるか。これは環境省でも大臣でも結構です、お願いします。 Angry: 0.489 Disgust: 0.504 Fear: 0.406 Happy: 0.481 Sad: 0.519 Surprise: 0.401
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02:31:36 ~ 02:32:00 森山政府参考人
お答え申し上げます。放射性物質濃度一キログラム当たり八千ベクレルの基準は、放射性物質汚染対処特措法における指定廃棄物の指定基準であります。この基準を超えると、通常の処分方法に加えて追加的な措置が必要となり、特定廃棄物埋立処分場等において処分を行う必要が生じます。 Angry: 0.671 Disgust: 0.553 Fear: 0.498 Happy: 0.415 Sad: 0.388 Surprise: 0.405
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02:32:00 ~ 02:32:19 森山政府参考人
これは、処分場等の周辺住民や作業者の被曝線量が、当時の原子力安全委員会の示した目安である年間一ミリシーベルトを超えないようにするとの考え方をもとに算出したものでございます。 Angry: 0.662 Disgust: 0.239 Fear: 0.497 Happy: 0.448 Sad: 0.264 Surprise: 0.613
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02:32:19 ~ 02:33:09 阿部分科員
大臣のお手元に資料を出させていただきましたが、この事故の後、発生した焼却灰や農業系の副産物、これは稲わらとか堆肥、そして上下水道から出てまいります汚泥などは、八千ベクレルというところで三つの区分をして、八千ベクレル以下は管理型処分場、そして、八千から十万は管理型処分場で更に特別な方法を備えたところ、さらに、十万ベクレル以上は遮断型の特別な処分場で処分をするという三段階に分けました。先ほど、これまで事故の前は、放射性物質、瓦れき等々の管理は、百ベクレル以下であれば再利用ということもある。 Angry: 0.503 Disgust: 0.369 Fear: 0.610 Happy: 0.495 Sad: 0.299 Surprise: 0.548
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02:33:09 ~ 02:34:09 阿部分科員
この特措法では、八千ベクレルのところで、しかし、これはみんな処分場に行く、それぞれの処分場の差はございますけれども、いずれも処分場の中で処理をされるということであります。ここで大臣に伺いたいですが、今回、いわゆるここにはない土壌の処理をどうするかというのはここには細かに決められておりませんで、土壌について八千ベクレル以下のものを再利用しようということがいろいろな環境省内の検討でなされております。この百ベクレルと八千ベクレルの差、今までの特措法でも、八千ベクレル以下でも、おのおの処分、おさめておくという考え方でしたが、再利用というとちょっと違うと思いますが、この差をどうお考えでしょう。 Angry: 0.513 Disgust: 0.294 Fear: 0.498 Happy: 0.573 Sad: 0.413 Surprise: 0.505
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02:34:14 ~ 02:35:14 小泉国務大臣
原子炉等規制法のクリアランス制度における基準については、同法で、原子力事業者等が工場等において用いた資材等が再生利用される場合も含め、これらのものに含まれる放射性物質についての放射能濃度が基準以下の場合は、放射線による障害の防止のための措置を必要としないものとするものとして定められており、放射性セシウムについては、一キログラム当たり百ベクレルと定められているのは、先ほど御説明をさせていただいたとおりです。一方で、今、阿部先生から御指摘のありました除去土壌の再生利用につきましては、専門家による議論を踏まえて作成した基本的な考え方、これは二〇一六年に、再生資材化した除去土壌の安全な利用に係る基本的考え方として取りまとめたものでありますが、この基本的考え方において、適切な管理のもとで安全に利用することを前提とし、一キログラム当たり八千ベクレル以下のものを利用することとしております。 Angry: 0.722 Disgust: 0.317 Fear: 0.506 Happy: 0.550 Sad: 0.287 Surprise: 0.431
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02:35:26 ~ 02:36:19 阿部分科員
今、大臣が御答弁のように、ポイントは適切な管理ということであろうかと思います。百ベクレル以下であれば今までも使われていた。これを八千ベクレルにして、処分されていたものを、逆に土壌であれば使ってよい、しかし、適切な管理のもとでということで、いろいろこの間、施行令の改正等々もお考えだったように思います。しかし、果たして、適切に、安全に管理できるかどうかということで、私はフレコンバッグの流出の事案も質問をいたしましたし、予算委員会分科会で、そして、きょうお示しする幾つかの事案も、管理ができていない現状が多々ございます。 Angry: 0.410 Disgust: 0.277 Fear: 0.468 Happy: 0.681 Sad: 0.435 Surprise: 0.547
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02:36:19 ~ 02:36:56 阿部分科員
一つは、八千ベクレル以上は指定廃棄物という形で指定を事業者さんが申請をされて、環境省が管理をするということですが、これは、もしも事業者さんが申請されなければどうなるだろう。そういう可能性も、大臣、ありますよね。申請ですから、申請されないということもあると思いますが、これはいかがでしょう。 Angry: 0.303 Disgust: 0.294 Fear: 0.605 Happy: 0.635 Sad: 0.411 Surprise: 0.541
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02:36:56 ~ 02:37:19 森山政府参考人
お答え申し上げます。法制度上、指定廃棄物の指定の方法につきましては、一つ目としまして、キログラム当たり八千ベクレルを超える蓋然性が高く、また、公的な施設から発生する廃棄物、例えば焼却施設から生じた焼却灰等につきましては、汚染状況の調査及びその結果の報告が義務づけられております。 Angry: 0.577 Disgust: 0.475 Fear: 0.472 Happy: 0.569 Sad: 0.345 Surprise: 0.448
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02:37:19 ~ 02:37:49 森山政府参考人
二つ目としまして、それ以外の廃棄物につきましては、全ての廃棄物を対象として調査報告を義務づけることは負担が過重となることから、廃棄物の占有者が任意で申請する制度となっております。キログラム当たり八千ベクレルを超える場合には、指定廃棄物に指定されます。このため、法制度上は、キログラム当たり八千ベクレルを超える廃棄物があっても、指定廃棄物に指定されないケースもあり得ます。 Angry: 0.706 Disgust: 0.411 Fear: 0.497 Happy: 0.355 Sad: 0.436 Surprise: 0.369
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02:38:02 ~ 02:39:00 阿部分科員
加えて、もしも申請されたとしましても、そこからもまた問題が発生してございます。大臣は、同じように指定廃棄物として台帳に載っていたはずの大きなコンクリート升のようなため升が、砕かれて一部建築資材として使われる寸前に発覚したという事案がございました。この濃度は一万九千三百ベクレル、かなり高い。そして、コンクリートのため升ですから、非常に大きなものをわざわざ砕いて建築資材にというところには、実は、そんなことが起こり得るんだろうかというような疑念が起きます。それでは管理とは何だったのか、指定して置いておいた、だけれどもなくなっちゃったと。何でこんなことが起きたんでしょうか。 Angry: 0.442 Disgust: 0.299 Fear: 0.639 Happy: 0.341 Sad: 0.452 Surprise: 0.634
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02:39:12 ~ 02:40:15 森山政府参考人
お答え申し上げます。本事案が起きました原因は、福島地方環境事務所が受託者にコンクリートがら等の処理を指示する際の書面手続におきまして、処理対象物に指定廃棄物が含まれているか否かを確認する仕組みが十分ではなかったことから、指定廃棄物が含まれていることを確認できず、また、実際に搬出する際の現場確認も不十分であったことによるわけでございます。再発防止策としましては、まずは、書面手続の明確化。例えば、書面手続の中で、処理対象物の回収場所の住所を記載することで、指定廃棄物を管理する台帳記載の住所と照らし合わせた上で指定廃棄物の有無を確認する等により確認体制を強化し、さらに、現場立会いを必ず行うこととするとともに、その際の留意事項を周知徹底するなど、適切に現場確認が行われるよう対策を講じ、再発防止に努めることとしてございます。 Angry: 0.537 Disgust: 0.465 Fear: 0.549 Happy: 0.499 Sad: 0.399 Surprise: 0.468
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02:40:15 ~ 02:41:00 阿部分科員
大臣もお聞きいただいたかと思います。これは、写真も載せてございますが、非常に大きな、一と書いてある、下の写真です。大きなため升が砕かれて、土木業者に行っていたという事案です。今の御答弁のように、地方環境省が、処理台帳との突合も曖昧であったし、現場確認もしていなかったと。当然ながら、管理、管理と言うけれども、現場確認もされず、気がつかなければ建築資材に流れていく。私は非常に深刻な違法事案だと思います。だって、一万九千何がしだったら特定の処分場で管理しなければなりません。 Angry: 0.378 Disgust: 0.285 Fear: 0.536 Happy: 0.566 Sad: 0.493 Surprise: 0.566
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02:41:00 ~ 02:42:11 阿部分科員
大臣の認識を伺います。こうやって、ものが発覚すれば、それからいろいろな教育をするとか再発防止に努めるといいますが、もう一つまた、もっと深刻なというか、どっちもどっちという事案があります。 Angry: 0.391 Disgust: 0.242 Fear: 0.396 Happy: 0.695 Sad: 0.571 Surprise: 0.517
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02:41:06 ~ 02:41:56 小泉国務大臣
本件指定廃棄物は、環境省が責任を持って、最終的に特定廃棄物埋立処分施設において適切に最終処分をする予定であったものであり、本件指定廃棄物が資材に混入して使用されてしまったことは、あってはならないことであります。本事案は、ことしの二月下旬、二月二十日に判明をして、まずは本件指定廃棄物を含む資材の回収を最優先に行い、四月の二日時点で仮置場に搬出をしたところです。加えて、福島地方環境事務所に対して直ちに厳重に指導を行うとともに、環境省職員が指定廃棄物を扱う際の書面手続の改善や、職員に対する指定廃棄物に関する教育の実施を充実させるなどの再発防止に努めております。 Angry: 0.766 Disgust: 0.376 Fear: 0.482 Happy: 0.343 Sad: 0.409 Surprise: 0.341
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02:42:11 ~ 02:43:13 阿部分科員
実は、この事案、コンクリートため升が粉砕されて建築資材に使われていた事案がわかったのは、それをさかのぼること、浪江町で指定廃棄物二袋がなくなってしまった。指定して、看板を立てて、置いたというはずのものが、置いてから一カ月とたたずしてなくなってしまった。これは、何と一つは九万ベクレルであります。非常にこれは深刻な事案で、これはどこへ行っていたかというと、さっきのコンクリートため升は土木資材に、この九万ベクレルの方は産廃業者に行くところであったわけです。私は、環境大臣にもう一度伺いますが、やはり、ペーパー間の突合とか、それから、最初に本当に指定廃棄物にしたときに、そういう指標を立てて、現場確認したんだろうか。 Angry: 0.421 Disgust: 0.335 Fear: 0.637 Happy: 0.353 Sad: 0.492 Surprise: 0.548
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02:43:13 ~ 02:43:32 阿部分科員
一カ月でなくなってしまっては、とても、何百年とかかるかもしれない管理が、おぼつかないどころか、信じられません。この事案について大臣はどうお思いですか。 Angry: 0.401 Disgust: 0.312 Fear: 0.575 Happy: 0.360 Sad: 0.652 Surprise: 0.533
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02:43:32 ~ 02:44:22 小泉国務大臣
今、阿部先生からは、今度は浪江の件について御指摘をいただきました。保管者である民間事業者が誤って指定廃棄物を産業廃棄物処理業者に引き渡した時点において、放射性物質汚染対処特措法の指定廃棄物保管基準の遵守が不十分であったと保管者から報告を受けており、報告を受けた範囲において、指定廃棄物保管基準違反と考えられます。環境省としては、今般の浪江町における指定廃棄物の不適正な保管事案を踏まえ、事業者、自治体等に対して指定廃棄物の保管基準遵守を周知徹底するとともに、先ほどもお答えさせていただきましたが、飯舘村における環境省内の手続誤りへの対策を講じることで、指定廃棄物の適正な管理に万全を期してまいりたいと考えております。 Angry: 0.600 Disgust: 0.400 Fear: 0.405 Happy: 0.565 Sad: 0.367 Surprise: 0.386
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02:44:22 ~ 02:45:00 阿部分科員
繰り返し申し上げさせていただきますが、台帳とかペーパー上だけで見ていると、繰り返しこういうことになると思います。やはり、目視確認ということが規制官庁である環境省には非常に重要であります。これも、たまたまわかったということで、調べなければわからなかったかもしれない。どれも、いずれもそういう事案であります。私は、安全管理ができるとかいうことは、こういう事態を見ると、到底かなわないと強く思います。そしてもう一つ。 Angry: 0.410 Disgust: 0.344 Fear: 0.543 Happy: 0.559 Sad: 0.470 Surprise: 0.548
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02:45:00 ~ 02:46:02 阿部分科員
実は、これは管理上の問題ですが、環境省がいわゆる十万ベクレル以上の汚染廃棄物を福島県内では中間貯蔵施設に持っていきますが、それ以外の周辺の自治体では、各自治体が、一都道府県に一カ所を決めて、ここに置いてくれというふうにお願いをしてきた経過があります。そこにおいても、実は、栃木県塩谷町で、二〇一五年に関東・東北豪雨の折に環境省が依頼した場所が浸水をしてしまいまして、地元では、町の議会を含めて、大きな問題になりました。環境省がここに十万ベクレル以上の処分場をつくるんだと言っているけれども、ここは自然環境上、到底そうしたことにたえられないのではないかということで、議会でも反対の決議が上がるということであります。 Angry: 0.472 Disgust: 0.304 Fear: 0.503 Happy: 0.602 Sad: 0.370 Surprise: 0.494
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02:46:02 ~ 02:46:34 阿部分科員
私は、これについても、環境省は、その土地を実際に見たんであろうか、指定したときに、ここに最終処分場をつくらせてくれと、県内のものについて。ちゃんと見て、自治体と対話して、冠水したときは見に行って、そういう信頼がなければ、放射性廃棄物を、勝手に環境省が指定して、そこに受けてくれというのは無理があると思いますが、大臣、いかがですか。 Angry: 0.603 Disgust: 0.259 Fear: 0.469 Happy: 0.546 Sad: 0.435 Surprise: 0.447
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02:46:34 ~ 02:47:11 小泉国務大臣
二〇一五年九月の豪雨でこの候補地が冠水をしたとの塩谷町の公表を受けまして、当時も環境省として現地確認をしていますが、豪雨の影響も含め、現地固有の情報を確認するため、詳細調査を実施させていただきたいと考えています。引き続き、詳細調査の実施に向け、地元の方々の御理解を得られるように取り組んでまいりたいと思います。なお、栃木県における指定廃棄物の長期管理施設に係る詳細調査候補地については、環境省として二〇一四年七月に塩谷町寺島入を選定し、公表をしました。 Angry: 0.383 Disgust: 0.204 Fear: 0.410 Happy: 0.722 Sad: 0.399 Surprise: 0.593
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02:47:11 ~ 02:47:44 小泉国務大臣
候補地の選定に当たっては、既存の地図情報等を用いて、自然災害を考慮して避けるべき地域などを除外し、洪水に関しては河川管理者が定めた洪水浸水区域を除外した上で、候補地の絞り込みを行いました。選定手法については、二〇一三年三月から、有識者会議や県知事、県内市町長が参加をする会議において議論を重ねた結果でありますので、環境省としてはこの経緯を十分に尊重すべきだと考えております。 Angry: 0.490 Disgust: 0.321 Fear: 0.492 Happy: 0.628 Sad: 0.331 Surprise: 0.541
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02:47:44 ~ 02:48:04 阿部分科員
幾ら経緯を尊重しても、実際に冠水したり浸水したりしてしまったんですね。そこから出発しないと、今の、環境大臣であれば御存じと思います、地球温暖化の及ぼす問題は、これまでの想定とか予測を上回ることが多々ございます。 Angry: 0.254 Disgust: 0.319 Fear: 0.602 Happy: 0.518 Sad: 0.508 Surprise: 0.605
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02:48:04 ~ 02:49:06 阿部分科員
そして、そういう指摘があったときにどういう誠実な対応をしていくかが、全て、放射能について、これは起きた事故はもう取り戻すことができないが、その後の信頼ある政治を行っていくための原則であります。地図情報やさまざまな調査上の情報といっても、現実に現場の確認がないということは大変に大きな不信のもとになっておりますので、お伝えをしておきます。引き続いて、これは、さっきの八千ベクレルの土壌の話に戻りますが、八千ベクレル以下を利用することについて、パブコメをなさいました。パブリックコメント上は大変懸念が多かったわけですが、パブリックコメントでは、政省令の改正について、具体的にどんな使い方をするのかということまでは示されず、手引書を見なさいということになっておりました。 Angry: 0.509 Disgust: 0.249 Fear: 0.560 Happy: 0.441 Sad: 0.387 Surprise: 0.532
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02:49:06 ~ 02:50:01 阿部分科員
最後のページに手引書をつけてございますが、この手引には、盛土をしたり、埋立材とか、廃棄処分場に使うときのおのおのの濃度や、どのくらいの遮蔽をするかを書いてございます。私は、そもそもパブコメをとるときにこういう手引書もきちんと添えること、これも環境省としての当然の姿勢なんだと思います。政省令改正について示されたものにはないのです。そして、にもかかわらずというか、そこの中からも多くの懸念が上がってきた。大臣には、下を見ていただきたいですが、これは大臣が御自身のお部屋に置かれている五千ベクレルの土の鉢植えであります。じゃ、この上の、例えば手引書にこれがあるだろうか、鉢植えに使うというのはあるだろうか。 Angry: 0.471 Disgust: 0.348 Fear: 0.531 Happy: 0.483 Sad: 0.449 Surprise: 0.529
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02:50:01 ~ 02:50:37 阿部分科員
遮蔽は五センチくらいの盛土であるというと、これはどれにも当たらないわけです。それで、大臣、くれぐれも、私は小泉大臣にいい環境省の仕事をしていただきたいのでこの件を取り上げさせていただきましたが、手引書にもないものを環境省がみずから使途拡大をしてしまっては、何でもありなんだなという国民にメッセージが届いてしまいます。この点について、環境大臣いかがですか。 Angry: 0.569 Disgust: 0.360 Fear: 0.491 Happy: 0.420 Sad: 0.484 Surprise: 0.479
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02:50:37 ~ 02:51:12 小泉国務大臣
阿部先生からは、私の今大臣室などに置いてあります福島の鉢植えについて御質問をいただきました。この除去土壌を鉢植えに用いる取組は、二〇一六年に策定した技術開発戦略に位置づけられています全国民的な理解の醸成を目的として行ったものです。この鉢植えの設置は、除去土壌を取り扱うことから、放射性物質汚染対処特措法の基準に従って、環境省でモニタリングなどを実施することによって、適切に管理を行うことができていると考えております。 Angry: 0.592 Disgust: 0.341 Fear: 0.379 Happy: 0.702 Sad: 0.319 Surprise: 0.461
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02:51:12 ~ 02:51:30 小泉国務大臣
この取組は、今まさに福島が向き合う風評、風化という課題に対する新たな第一歩だと考えています。今後とも、福島と同じ方向を向きながら、地元の方々とともに一歩一歩確実な歩みを進めてまいりたいと考えております。 Angry: 0.182 Disgust: 0.176 Fear: 0.526 Happy: 0.788 Sad: 0.444 Surprise: 0.661
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02:51:30 ~ 02:52:05 阿部分科員
国民の理解醸成といっても、ほとんど知りません。そして、何度も言いますが、手引書にないものを勝手にやって、それで国民への理解醸成なんてできないんです。まず、手引書をちゃんと示すこと、そこでパブコメをとること。プラス、パブコメをとればそれでいいというものではないです、大臣。汚染水の問題でも、経産省は少なくともヒアリングを行いました。この汚染土壌も、公共事業で使って、日本全国に散らばるかもしれない、大変に不安が多いと思います。 Angry: 0.531 Disgust: 0.395 Fear: 0.552 Happy: 0.414 Sad: 0.474 Surprise: 0.444
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02:52:05 ~ 02:53:00 阿部分科員
二千八百何がしのパブコメ、寄せられた中にも、二千八百五十四件ですね、大変に懸念が強かったということであります。これから、大臣はこれで国民の理解醸成といいますが、とてもそれにはならない。環境省が、五千百ベクレルのものを百ベクレル以下に落とすには、百五十年以上管理していただかなくてはなりません。到底本当の理解にはならないと私は思います。まず大臣がなさるべきは、ヒアリングをして、どんな不安をお持ちであるのか、そして何をしていけばいいのか、そして、それに基づいて特措法の法改正をきちんと正面からなさるべきです。政省令の改正という、私はある意味でこそくなやり方だと思います。 Angry: 0.592 Disgust: 0.326 Fear: 0.544 Happy: 0.414 Sad: 0.428 Surprise: 0.475
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Angry: 0.628 Disgust: 0.310 Fear: 0.372 Happy: 0.498 Sad: 0.566 Surprise: 0.409
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02:53:10 ~ 02:54:01 小泉国務大臣
今、阿部先生からパブコメについても触れていただきましたが、この除去土壌の再生利用については、放射性物質汚染対処特措法の施行規則を改正する省令案などのパブコメをことしの一月八日から二月七日にかけて実施をしまして、先生が述べていただいたとおり、二千八百五十四件、御意見をいただきました。このパブリックコメントでは、再生利用の安全性に関する御意見、実証事業で得られたデータの情報公開に関する御意見、再生利用についての説明を広く行うべきとの御意見などを多くいただき、これらに対する環境省の考え方を三月二十七日に公表したところであります。公表した考え方の中でも示しましたが、再生利用の推進に当たって、国民の方々、地元の方々の御理解が重要という点は、これまでも繰り返し述べてきたとおりであります。 Angry: 0.413 Disgust: 0.247 Fear: 0.406 Happy: 0.806 Sad: 0.289 Surprise: 0.615
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02:54:01 ~ 02:54:54 小泉国務大臣
引き続き、御理解が得られるように、飯舘村や南相馬市で実施している実証事業の結果なども含め、丁寧な説明に努めてまいりたいと思います。一方、ことしの二月九日に、私自身、飯舘村長泥地区を訪問しましたが、菅野村長始め多くの住民の方々から実証事業についてさまざまな御意見を直接伺いました。その中で、これまでの技術的な検討において対象としていなかった食用作物についても、試験栽培を実施してほしいとの御地元の御意見がありました。このような御地元の御意見を受けまして、改正省令案の内容と今後の進め方について検討した結果、まずはさまざまな作物に対しての実証事業などを引き続き行い、その結果も踏まえて制度化の検討を行うことが最もいいのではないかと判断をさせていただきました。 Angry: 0.388 Disgust: 0.259 Fear: 0.413 Happy: 0.692 Sad: 0.446 Surprise: 0.557
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02:55:00 ~ 02:55:53 阿部分科員
それから、今大臣がおっしゃったのは、ある管理下で行うということですので、その管理のありようが問われますでしょう。最後に申し添えますが、実は、中間貯蔵施設に土地を提供した、ある女性の言葉です。コロナはすぐ症状があらわれたり、感染ということで恐怖のありようが伝わりやすい、しかし、放射能というのは見えない、そして影響も長きにわたる。そういうことを、現地も、国民も不安視しております。ここをしっかりと、私は、コロナの対策と同様、環境省が今担っている役割は非常に難しく、しかし、第一に国民の安全そして安心、その軸を立ててお取組をいただきたいと思います。終わらせていただきます。 Angry: 0.351 Disgust: 0.251 Fear: 0.551 Happy: 0.573 Sad: 0.495 Surprise: 0.517
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02:57:00 ~ 02:58:34 青柳分科員
立憲民主党の青柳陽一郎でございます。本日は、決算行政監視委員会で質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。ちょっと、通告した順番を少し変えて質問させていただきたいと思います。新型コロナウイルス感染症の拡大の問題です。政府は近く非常事態宣言を出すのではないかという報道がけさから一斉に出ておりますけれども、日を追うごとにこの新型コロナウイルス感染症の問題は緊迫した状況になっております。竹本大臣、きょうは、お越しいただきまして、ありがとうございます。竹本大臣は、健康・医療戦略、そしてIT戦略の担当大臣であって、そして新型コロナウイルス感染症対策本部員でもあります。私は、今こそまさに竹本大臣の役割、リーダーシップが大きく必要なのではないかというふうに思います。感染症検査機器の開発、治療薬、ワクチンの開発、オンライン診療の整備、マスクや日用品物流情報のIT化の対応、教育のIT化、そして国会や霞が関のテレワークシステムの整備など、大臣がリーダーシップをとってやるべきことが今まさにたくさんあるんじゃないかというふうに思いますが、これを即効性と実効性ある形で政策を進めていただきたいと思いますが、大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.381 Disgust: 0.256 Fear: 0.445 Happy: 0.647 Sad: 0.442 Surprise: 0.557
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02:58:34 ~ 02:59:09 竹本国務大臣
御質問ありがとうございます。今先生がおっしゃったとおりでございまして、ITを担当している私としては、この機を捉えて、コロナという、ある意味では、災いではありますが、災いを転じて福となすその過程の中において、社会の組立てそのものを、できるところからきちっと変えていきたいなと思っております。特に、コロナの現状を見ますと、いろいろなうわさというか、いろいろな情報が飛び交いまして、正確な情報もあれば、そうでないのもある。 Angry: 0.213 Disgust: 0.140 Fear: 0.375 Happy: 0.823 Sad: 0.597 Surprise: 0.549
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02:59:09 ~ 03:00:01 竹本国務大臣
そのことによって人々が非常に騒ぎを起こしてしまうというようなこともありますし、コロナ自身が、今までの感染症との違いは確たる治療薬がないということでございまして、現在、何とかその治療薬をつくるために関係機関で相当の努力をしていただいておりますが、この治療薬が、確たる治療薬がないということを我々は今まで余り経験したことがない災害であります。したがいまして、治療薬の開発を進めると同時に、先生おっしゃるように、ITを活用して、効率的に正確な情報を早く、必要とする人に届ける、そういう社会構造に変えていかなきゃならないと思っております。 Angry: 0.418 Disgust: 0.366 Fear: 0.600 Happy: 0.390 Sad: 0.575 Surprise: 0.405
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03:00:01 ~ 03:00:24 竹本国務大臣
いろいろな政府の会議を通して、私も発言をするなりいろいろやっておりますが、なかなか、例えば台湾なんかと比較されまして日本がおくれていると言われるんですけれども、台湾は例えばマスクについては配給制をとっておりますし、我が国はとっていない、こんなことで、前提条件の整理も必要だということでございます。 Angry: 0.404 Disgust: 0.143 Fear: 0.415 Happy: 0.693 Sad: 0.436 Surprise: 0.545
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03:00:24 ~ 03:01:03 青柳分科員
ありがとうございます。これは与野党なく頑張っていただきたいと思います。今、ちょうど台湾のお話が出ましたけれども、台湾のデジタル大臣、オードリー・タンさんは世界的に今注目されています。存在感を発揮していますね。東京都の新型コロナウイルスの情報サイトに対しても改善を提案するなど、本当に世界から注目されるデジタル大臣になっているわけです。これは、竹本大臣、どう評価されていますか。オードリー・タン大臣の活躍について、日本でも、俺もやってやろうという気になっていないですか。 Angry: 0.357 Disgust: 0.290 Fear: 0.402 Happy: 0.736 Sad: 0.460 Surprise: 0.565
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Angry: 0.652 Disgust: 0.424 Fear: 0.213 Happy: 0.657 Sad: 0.679 Surprise: 0.234
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03:01:08 ~ 03:02:11 竹本国務大臣
私も台湾はよく訪問する国ではありますが、タン大臣がやっておられることはすばらしいことだと本当に思っております。ただ、先ほど言いましたように、配給制をとっているなど、いろいろ体制の違うところがございますので、そこは御理解をいただきたいと思います。我が国においてはこういう配給制度がありませんので、現状では、マスク生産企業各社から生産量を聞き取りで集めるしかデータを提供する手段がないことから、直ちに同様の仕組みを実装することは困難だと言わざるを得ない現状であります。ただ、委員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中で、国民が必要とする情報を提供し、不安解消や利便性向上を図ることが重要と考えています。このため、IT政策担当大臣として、新型コロナウイルス感染症に対応した地方公共団体の取組や企業による支援情報のデータを一元的に発信するウエブサイトの構築等の取組を実施してきたところでございます。 Angry: 0.486 Disgust: 0.352 Fear: 0.480 Happy: 0.576 Sad: 0.417 Surprise: 0.453
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03:02:11 ~ 03:02:33 竹本国務大臣
今後、必需品の生産に係る所管官庁における検討状況も踏まえながら、必要な情報を官と民が共有し、国民の不安解消や利便性向上を図っていく仕組みを構築できるよう取り組んでまいりたい、このように考えております。 Angry: 0.578 Disgust: 0.289 Fear: 0.455 Happy: 0.543 Sad: 0.465 Surprise: 0.353
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03:02:33 ~ 03:03:04 青柳分科員
その前の答弁にあった治療薬の開発について、医療分野の研究開発調整費、いわゆるトップダウン型予算から、今回、新型コロナウイルス感染症対策に二十五億円の予算がつきました。これは政治決断として私はとても評価しておりますけれども、これはまさに、今、社会的機能を崩壊させる可能性のある、国民最大の課題であると言ってもいいと思います。 Angry: 0.599 Disgust: 0.277 Fear: 0.536 Happy: 0.461 Sad: 0.261 Surprise: 0.508
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03:03:04 ~ 03:03:25 青柳分科員
検査機器や検査薬、ワクチンの開発について、今、現状どうなっていて、そしていつまでにどのようなことをやるという目標を持ってやっているのか、国民に対してわかりやすく説明していただきたいと思います。 Angry: 0.748 Disgust: 0.225 Fear: 0.433 Happy: 0.368 Sad: 0.300 Surprise: 0.525
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03:03:25 ~ 03:04:13 竹本国務大臣
ありがとうございます。先生おっしゃるとおり、第一弾で、日本医療研究開発機構、いわゆるAMEDの執行残の予算、約四・六億円あったと思いますが、それに予備費を加えまして、約二十億円で研究の開発予算を組んだわけです。それ以上はもう予算はなかったんですが、ただ、非常に事態が深刻化してくる中で、予算がないというようなことを言っておられないという判断の中で、予備費ではなくて、既に執行しましたAMEDの調整費も、あるところに割り振っておったんですが、それを振りかえましてコロナ対策につぎ込むということで、トータルで四十五億円ぐらいになったと思いますが、そういう予算を組んだわけであります。 Angry: 0.391 Disgust: 0.271 Fear: 0.407 Happy: 0.717 Sad: 0.441 Surprise: 0.508
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03:04:13 ~ 03:05:23 竹本国務大臣
そこで、中身でございますが、特に今回の問題は、先ほど申し上げましたように、確たる治療薬がないという状況の中で、まず、病気かどうかということを発見するキットの開発、そして治療薬、そして発生しないようにワクチンを開発する、この三段階のことが今課されているわけであります。そこで、各段階において、政府のみならず、関係自治体、また民間企業、あるいは大学等にも協力を呼びかけて、いろいろなことをやっていただいておりますが、キットは、もともと六時間ぐらいかかると言われたやつが、一時間ぐらいでできるものが幾つか開発されてまいりました。治療薬の方は、五種類か六種類ぐらい、いろいろ、日米の共同研究も含めまして、あるんですけれども、例えばアビガンなんかは、日本でもともと新型インフルエンザに充てるためにつくられた薬でありますが、それが新型コロナ感染症に使えないかということで研究を今いたしているわけです。 Angry: 0.289 Disgust: 0.266 Fear: 0.585 Happy: 0.532 Sad: 0.457 Surprise: 0.614
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03:05:23 ~ 03:05:55 竹本国務大臣
ただ、副作用があるというおそれがありますので、副作用があったら困りますから、今現在、患者さんの同意を得た方にアビガンを投与して、そして、その結果、効果があるかどうか、与える時期にもよるようでございまして、その辺の詳細な研究をしっかりと全力を挙げてやっていただいているところでございます。一日も早くこの結果が出ることを、我々、真に願っているところでございます。 Angry: 0.283 Disgust: 0.259 Fear: 0.431 Happy: 0.734 Sad: 0.506 Surprise: 0.595
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Angry: 0.302 Disgust: 0.296 Fear: 0.214 Happy: 0.873 Sad: 0.665 Surprise: 0.360
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03:06:03 ~ 03:06:54 青柳分科員
次の問題に移りたいと思います。行政監視の視点から、カジノの問題についてきょうは質問をさせていただきたいと思います。カジノの問題は本当にさまざまな論点があるんですけれども、きょうはカジノ設置申請予定自治体の責務について、整備法をもとに確認していきたいと思います。まず、設置予定地の住民の意向や、設置予定地の所有者や使用者の意向や同意というのは、法文上、どのように規定され、どのように担保されているのか、御説明ください。 Angry: 0.578 Disgust: 0.275 Fear: 0.418 Happy: 0.539 Sad: 0.450 Surprise: 0.472
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03:06:54 ~ 03:07:16 秡川政府参考人
IRを整備しようとする都道府県や政令指定都市なんですけれども、やるべきことは、実施方針の策定、あと民間事業者の選定、それから、区域整備計画の作成に当たりまして、立地市町村、あと都道府県の公安委員会と協議を行う、あるいは協議会を設置した場合には協議会との協議を行うということであります。 Angry: 0.907 Disgust: 0.280 Fear: 0.443 Happy: 0.370 Sad: 0.158 Surprise: 0.500
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03:07:16 ~ 03:07:34 秡川政府参考人
それから、区域整備計画を作成するに当たって、公聴会の開催その他住民の意見を反映するために必要な措置を講ずる。あとは、区域整備計画の認定申請に当たりまして、都道府県等の議会の議決を経るということがIR整備法で義務づけられております。 Angry: 0.688 Disgust: 0.356 Fear: 0.390 Happy: 0.688 Sad: 0.233 Surprise: 0.481
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03:07:34 ~ 03:08:07 青柳分科員
私の地元の横浜市のプランは、現状、地元の土地使用者が明確に反対しています。この場合、土地使用者の同意を得るまで進められないという理解でよろしいでしょうか。土地使用者の同意がなく区域整備計画の申請があれば国は認定すべきではないというふうに考えておりますが、それでよろしいでしょうか。 Angry: 0.441 Disgust: 0.235 Fear: 0.414 Happy: 0.639 Sad: 0.451 Surprise: 0.549
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03:08:07 ~ 03:08:38 秡川政府参考人
IR整備法におきましては、IRの整備に当たりまして、施設を設置する用地が一体的かつ確実に確保されていることが必要であって、区域整備計画の認定の審査に当たりましても、その審査基準の一つとして、IR区域の土地の使用の権限をIR事業者が既に有しているか、あるいはその権限をIR事業者が取得する見込みであることが明らかにされているということを確認する予定でございます。 Angry: 0.692 Disgust: 0.406 Fear: 0.562 Happy: 0.491 Sad: 0.276 Surprise: 0.472
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03:08:38 ~ 03:09:03 青柳分科員
今の答弁は非常に重要なので、後でもう一度確認したいと思いますが。横浜市は、市長が選挙でこのカジノ問題を問うことなくカジノ誘致を表明し、設置に向けた準備を今進めています。しかし、各種の世論調査では、反対が七割以上、賛成が三割以下でずっと推移してきています。つまり、市民の意向は反対多数ですね。 Angry: 0.523 Disgust: 0.290 Fear: 0.465 Happy: 0.595 Sad: 0.380 Surprise: 0.566
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03:09:03 ~ 03:10:02 青柳分科員
そして、横浜市長は十八行政区で説明会を開催すると約束しましたけれども、今般の新型コロナウイルスの影響で中断しています。そして、いまだ三分の一の行政区の説明会が終わっていない、こういう状況ですね。そして、パブコメは募集していますけれども、募集しているのにパブコメの意見にはよらずに設置を進めるということを、何のためにパブコメをやっているのか、わからなくなっちゃうような発言もされています。こうした対応は、今説明いただきました整備法九条の七の、住民の意見を反映するための必要な措置を全くとっていないのではないかというふうに考えておりますが、国の見解を聞きたいと思います。 Angry: 0.478 Disgust: 0.242 Fear: 0.412 Happy: 0.647 Sad: 0.449 Surprise: 0.485
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03:10:02 ~ 03:10:35 秡川政府参考人
IR整備法におきましては、区域整備計画の認定を申請しようとする自治体が地域における合意を形成するために、公聴会の開催、議会の議決などさまざまな手続が義務づけられているところであります。このような地域の合意形成をするための手続を進める中で、今御指摘いただきましたような住民説明会を開催するかどうかは、今般の新型コロナウイルスの感染症などのさまざまな状況を踏まえて、自治体で適切に判断してやっていただくべきもの、こういうふうに思います。 Angry: 0.611 Disgust: 0.340 Fear: 0.403 Happy: 0.581 Sad: 0.425 Surprise: 0.413
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03:10:35 ~ 03:11:31 青柳分科員
いや、自治体で適切に判断するんですけれども、認定するのは国でしょう。ですから、そういうことがなく区域整備計画が申請されれば、国はこれを単純に認めるべきでないというふうに思います。もう一つ伺います。住民投票条例という制度がありますね。選挙でこの問題を問うていないわけですから、今の市長は。仮に、この住民投票条例の条件をクリアして住民投票条例請求ができるようになった場合に、この住民投票を行わずに区域整備計画の認定申請が出た場合、国はこの申請を認めるべきでは当然ないというふうに考えますが、この理解でよろしいですね。 Angry: 0.647 Disgust: 0.312 Fear: 0.382 Happy: 0.560 Sad: 0.459 Surprise: 0.415
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03:11:31 ~ 03:12:06 秡川政府参考人
今御指摘いただきました住民投票につきましては、IR整備に関する住民投票を条例によって定めることができることになっております。仮に投票が行われた場合には、その結果について、当該条例に定めるところに従って、自治体の判断に適切に反映されるものと考えております。一方、国が区域整備計画の認定の審査を行うに当たりましては、IR整備法に基づき義務づけられています公聴会の開催、議会の議決などの手続がとられていることをしっかり確認したいというふうに考えております。 Angry: 0.415 Disgust: 0.206 Fear: 0.455 Happy: 0.611 Sad: 0.470 Surprise: 0.558
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03:12:06 ~ 03:12:50 青柳分科員
整備法九条二の七、有害な影響の排除について伺いますが、この有害な影響の排除にカジノ依存症というのは含まれますね。念のため確認します。そして、このカジノ依存症対策を講じなければいけないというのは自治体の責務として当然あるべきだと考えますが、そういう理解でよろしいですか。それでは、このカジノ依存症対策の専門家として精神科医の知見というのは当然必要だと考えますが、そういう理解でよろしいですね。 Angry: 0.581 Disgust: 0.359 Fear: 0.531 Happy: 0.432 Sad: 0.434 Surprise: 0.456
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03:12:35 ~ 03:13:06 秡川政府参考人
委員の御指摘のとおりだと思います。カジノ依存症対策というのはIR整備を進める上で重要な要素の一つと考えておりまして、そのために専門家の意見を聞くというのは必要な動作だろうというふうに考えます。 Angry: 0.524 Disgust: 0.373 Fear: 0.489 Happy: 0.676 Sad: 0.339 Surprise: 0.518
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03:13:06 ~ 03:14:13 青柳分科員
いやいや、だから、その専門家には精神科医が当然含まれる、精神科医の知見が必要だというのは当然だと思いますが、そこをもう一度答弁してください。今のも重要な答弁だと思います。そうすると、先ほども説明がありましたが、住民の意向を反映するために、整備法では第十二条に、都道府県は実施方針の策定には協議会を組織するとされていますが、この協議会に参加する者として、精神科医の皆さんや土地の使用者が当然含まれてくると思いますけれども、これもそういう理解でよろしいですね。 Angry: 0.630 Disgust: 0.310 Fear: 0.399 Happy: 0.677 Sad: 0.311 Surprise: 0.498
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03:13:24 ~ 03:13:34 秡川政府参考人
ギャンブル依存症の専門の先生方というのは、いろいろな分野でいらっしゃるというふうに聞いていますけれども、精神科の先生というのもそこに含まれるというふうに思います。 Angry: 0.237 Disgust: 0.358 Fear: 0.583 Happy: 0.581 Sad: 0.489 Surprise: 0.601
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03:14:13 ~ 03:14:42 秡川政府参考人
IR整備法におきましては、その協議会を組織することができるんですけれども、そのメンバーとしては、都道府県の首長等以外に、都道府県の住民、学識経験者、関係行政機関など必要な者ということがメンバーとして想定されております。協議会の具体的な構成員につきましては、自治体において適切に判断していただきたいというふうに考えております。 Angry: 0.510 Disgust: 0.300 Fear: 0.415 Happy: 0.637 Sad: 0.428 Surprise: 0.465
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03:14:42 ~ 03:15:06 青柳分科員
私は、有害な影響の排除という点で精神科医が専門家だというのは先ほど答弁でありましたので、この協議会においても、最初からしっかりそういう精神科医の皆さんをメンバーに加えるべきだというふうに考えておりますので、それは指摘させていただきます。 Angry: 0.539 Disgust: 0.258 Fear: 0.497 Happy: 0.554 Sad: 0.324 Surprise: 0.542
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03:15:06 ~ 03:16:06 青柳分科員
そして、横浜市においては、現在、専門家の皆さん、精神科医会、精神科病院協会、精神保健福祉士協会、精神科看護協会、作業療法士会、精神神経科診療所協会、これらの皆さんが共同してカジノ設置について横浜市長との面談を求めているわけです。しかし、市長は全く会おうとしないんです。この姿勢、これは国は指導すべきだと思いますよ。専門家の皆さんが、皆さんまとまって市長に面会したいと言っているんです。しかし、市長は会おうとしないんですよ。この姿勢を国は指導すべきだと思いますよ。たとえ意見が違ったとしても、いずれ、専門家の皆さんですから、カジノを設置する場合には依存症対策施設をつくらなきゃいけない、そのときに、精神科の皆さんの知見が必要なんですよ。 Angry: 0.570 Disgust: 0.324 Fear: 0.417 Happy: 0.521 Sad: 0.507 Surprise: 0.457
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03:16:06 ~ 03:17:04 青柳分科員
それを、全く会おうとしない姿勢は私は大変問題だと思いますので、国から、しっかり会って話を聞けと指導すべきです。ぜひ指導してください。いや、今、だから、精神科医会とか精神科病院協会とか、今るる説明したとおり、皆さんが会いたいと言っているんですよ。 Angry: 0.520 Disgust: 0.369 Fear: 0.395 Happy: 0.500 Sad: 0.648 Surprise: 0.374
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03:16:29 ~ 03:16:58 秡川政府参考人
依存症対策の専門家というのは、先ほどの例えば協議会の学識経験者というのに当たると思うんですけれども、そういう先生方から、立地の、IRをやろうとしている自治体が意見や情報をとるというのは非常に重要だというふうに思っています。それは、具体的に、いろいろな専門家の方、先生、いらっしゃいますので、どういう専門家からとるかというのは自治体できちんと判断して適切にやっていただきたいというふうに思います。 Angry: 0.484 Disgust: 0.228 Fear: 0.468 Happy: 0.562 Sad: 0.420 Surprise: 0.543
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03:17:04 ~ 03:18:14 青柳分科員
それに全く会おうとしない市長の姿勢は大変問題だと思いますので。きょうは政府参考人ですから、これは政治判断として、私は引き続きこの委員会でも取り上げてまいりたいと思いますので、次回は大臣にこうした点を質問させていただきたいと思います。それでは、残った時間で、科学技術、医療、健康政策について伺ってまいりたいと思います。再生医療実現拠点ネットワークプログラム予算について伺います。この予算のうち、iPS細胞研究拠点予算二十七億円については、どのような議論を経てこの予算方針が決定されたのか、令和二年度予算の決定方針のプロセスについて大臣から伺います。 Angry: 0.437 Disgust: 0.220 Fear: 0.439 Happy: 0.651 Sad: 0.443 Surprise: 0.543
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03:18:14 ~ 03:18:44 竹本国務大臣
政府におきましては、専門家から意見をいただいた上で、予算要求に当たっての留意点及び重点化すべき研究領域等について示した資源配分方針を、健康・医療戦略室が事務局を務める健康・医療戦略推進本部で決定しております。この方針に沿って、iPS分野を含む医療分野の研究開発関連予算の要求がなされたものと承知しております。 Angry: 0.676 Disgust: 0.251 Fear: 0.421 Happy: 0.566 Sad: 0.305 Surprise: 0.487
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03:19:03 ~ 03:20:07 青柳分科員
通告、これは明確にしているので、大臣がこれに答えられないのはまずいですよ。明確に通告していますから。この作業部会の議論の積み上げで予算を決定したんじゃないんですか。じゃ、この部会の議論、作業部会の議論は、いつ始まって、いつ終わったんですか。この部会で、iPS細胞研究について、CiRAとストック事業法人のあり方、国の支援について、方向性までまとめたという理解でよろしいでしょうか。 Angry: 0.566 Disgust: 0.286 Fear: 0.504 Happy: 0.526 Sad: 0.357 Surprise: 0.578
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03:19:36 ~ 03:19:50 増子政府参考人
お答え申し上げます。先生御指摘の作業部会につきましては、一昨年の十二月に議論を開始いたしまして、昨年の九月の三日に報告書を取りまとめたということでございます。 Angry: 0.388 Disgust: 0.348 Fear: 0.400 Happy: 0.779 Sad: 0.346 Surprise: 0.566
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03:20:07 ~ 03:20:49 増子政府参考人
お答え申し上げます。御指摘の作業部会につきましては、iPS細胞を始めとする幹細胞、再生医学の研究につきまして、これまでの我が国の研究開発の成果、それから国際的な動向等を調査いたしまして、今後の研究の推進に向けた提言を取りまとめたというものでございまして、具体的な内容といたしましては、iPS細胞は我が国に強みがある分野だが、海外の開発も進んでいることから、引き続き研究支援を強力に推進すべきということと、iPS細胞のストック事業につきましては、公益性を担保しつつ、産業化に適した製造体制へ見直しする、そのような提言がなされております。 Angry: 0.455 Disgust: 0.348 Fear: 0.468 Happy: 0.696 Sad: 0.337 Surprise: 0.557
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03:21:00 ~ 03:22:10 青柳分科員
そして、AMEDの前理事長の末松さんは、このiPS研究の作業部会のピアレビューは、つまり事前評価については、非常に高かったと評価しているんです。ですから、この作業部会の積み上げで報告書がまとまっていく。これは非常に事前の評価が高かったわけです。しかし、なぜか、この作業部会、これは去年の九月にまとまったということですから、大まかな、しかも、一昨年の十二月から始まっているので、相当な議論の積み重ねがある中で、この報告書がまとまる直前に、なぜか、健康・医療戦略室の和泉室長と大坪次長が二人でわざわざ京都まで出張して、後から問題になるペーパーを用いて、CiRAとストック事業法人の進め方について、作業部会の議論と全く違う内容を、わざわざ二人で出かけていって通告をしているんです。 Angry: 0.570 Disgust: 0.300 Fear: 0.524 Happy: 0.562 Sad: 0.277 Surprise: 0.631
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03:22:10 ~ 03:23:02 青柳分科員
山中先生に通告しているんです。ストック事業法人については支援しないという通告をしているんですね。それで、議論の積み上げで、これまで高い評価を得ていたつもりだった山中先生は大変びっくりして、お怒りになるんです。そのお怒りの気持ちは今もおさまっておりませんが。これは、そもそも、大坪さん、きょう大臣官房審議官として来てもらっていますけれども、何しに行ったんでしょうか。そして、今、山中先生との関係が悪化しているというのは、これはもう事実ですが、これについてどう検証されているんでしょうか。お答えください。 Angry: 0.656 Disgust: 0.295 Fear: 0.517 Happy: 0.415 Sad: 0.347 Surprise: 0.568
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03:23:02 ~ 03:23:44 大坪政府参考人
お答え申し上げます。大変恐縮でございますが、私、本年四月に内閣官房審議官の職を辞しておりまして、本日、厚生労働省の大臣官房審議官として出席をさせていただいております。したがいまして、現在所管外のことにつきましての御答弁は差し控えさせていただきたいと存じます。恐れ入ります。 Angry: 0.543 Disgust: 0.356 Fear: 0.514 Happy: 0.480 Sad: 0.434 Surprise: 0.484
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03:26:00 ~ 03:26:18 大坪政府参考人
個人として出席しているのではなく、厚生労働省の審議官として本日出席をさせていただいておりますので、現在の立場で所管外のことについての答弁は差し控えさせていただきたいと思います。恐れ入ります。 Angry: 0.561 Disgust: 0.315 Fear: 0.486 Happy: 0.506 Sad: 0.444 Surprise: 0.490
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03:26:18 ~ 03:26:34 青柳分科員
委員長、答弁させてくださいよ。これは別に、与党、野党の問題じゃないですよ、与党も共通認識では問題意識を持っている案件ですから。委員長、答弁させてください。 Angry: 0.785 Disgust: 0.372 Fear: 0.395 Happy: 0.528 Sad: 0.282 Surprise: 0.466
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03:30:12 ~ 03:31:08 竹本国務大臣
八月に大坪、和泉両氏が京都を訪れて、今先生お話があったようなことがあったことは私も承知しております。ただ、健康・医療戦略室の本来の仕事というのは、健康・医療戦略推進法によりまして決められております。研究開発に係る予算についての総合調整を行うことがそこの仕事でございます。したがって、両氏は、山中先生との面会において、戦略室として、研究の一環における最近の取組や課題について把握する一環として、意見交換の場として行ったというのが事柄の本質であろうかと思っております。そのときに、意見交換に用いるための文書として、御指摘のようなものを相手方、山中先生に提示したということだと思います。 Angry: 0.325 Disgust: 0.322 Fear: 0.494 Happy: 0.690 Sad: 0.434 Surprise: 0.577
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03:31:08 ~ 03:32:16 竹本国務大臣
いずれにいたしましても、予定した支援期間終了後の令和五年度以降のiPSストック製造事業を含む京都大学iPS細胞研究所への支援のあり方については、協議会も含め、協議会というのはこのとき話題になった協議会という意味でございますが、今後、適切な検討を行っていくこととしております。その際、山中所長も認めております、関係者の理解を十分得られるようなオープンな場での透明性の高い議論を行ってまいりたい、このように考えます。いずれにいたしましても、山中先生がノーベル賞を獲得されて、そのときに政府は一千百億円の研究費を総理が約束しているわけでございます。それを変更するというようなことは、サイエンスをリスペクトする我が国としてはあり得ないことでありまして、本来、その目的が当初の目的どおり果たされていくということについては、私はよかったなとそこは思っております。 Angry: 0.423 Disgust: 0.232 Fear: 0.476 Happy: 0.638 Sad: 0.392 Surprise: 0.580
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03:32:16 ~ 03:33:01 青柳分科員
きょうはもう時間が来ましたので、これ以降は次回に持ち越しますけれども、今大臣が答弁された、調整するために行ったと言っているんですけれども、全く調整になっていないわけですよ。むしろ混乱を来しているわけですね。それは、調整する気はなく、受けとめた側、山中先生は、支援しないと通告されたというふうに受けとめているわけですよ。リスペクトも何もなかったと思いますよ。今大臣は、科学者、サイエンティストをリスペクトしていかなきゃいけない。そういう姿勢が多分全くないから、こういう問題が起きているんです。これは、戦略室と山中先生だけの問題じゃないんです。 Angry: 0.458 Disgust: 0.304 Fear: 0.542 Happy: 0.533 Sad: 0.426 Surprise: 0.551
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03:33:01 ~ 03:33:41 青柳分科員
きょうはちょっと時間がなくてできませんでしたけれども、AMEDと戦略室、AMEDと戦略室の関係も今大変な問題が起こっているわけです。AMEDの理事長は、人事がかわりましたけれども、私は、戦略室の根本問題がまだ解決されていないと思います。時間が来たのできょうは終わりますけれども、ぜひ大臣、根本的な、抜本的なこの執行体制の見直しを求めるべきだということを申し上げて、きょうの質問は終えたいと思います。ありがとうございました。 Angry: 0.464 Disgust: 0.291 Fear: 0.443 Happy: 0.591 Sad: 0.532 Surprise: 0.427
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04:19:50 ~ 04:20:18 寺田(学)分科員
質疑の時間をいただきましてありがとうございます。寺田学と申します。コロナの昨今の本当に甚大な影響、恐らく、世界大戦後最も大きな影響を世界じゅうに与えている現状ですけれども、このことに関して、本当に多くの国民が、及び事業者の皆さんが、不安に、そして困っている、そういう現状にあります。 Angry: 0.332 Disgust: 0.230 Fear: 0.424 Happy: 0.682 Sad: 0.469 Surprise: 0.521
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04:20:18 ~ 04:21:01 寺田(学)分科員
困っているのを助けるのが政治の役割だと、根本的にあると思いますし、今の政府、役所の方々では見えないところの声を届けるのが議員の役割だと思いますので、きょうは、細かいことのように見られるかもしれませんけれども、本当に大事なことを議論したいというふうに思っています。そういう中で、長官を含め、多くの方々に議論に参加していただくことを本当に感謝申し上げます。今回のコロナによって、まず一面的に、経済的には非常に大きな影響が出ていて、これ自体は、業種を問わず、ほぼ全ての生活者にとって、事業をやっている者にとって影響が出ています。 Angry: 0.479 Disgust: 0.251 Fear: 0.400 Happy: 0.630 Sad: 0.472 Surprise: 0.479
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04:21:01 ~ 04:22:00 寺田(学)分科員
今まで役所として、政治としてつき合ってきたところには、ある種クイックレスポンスで支援の手は差し伸べることができるんですけれども、結局のところ、今まで政治とつき合いがない、言い方を変えると、制度の枠にはまらない形で働いてきた、働かざるを得なかった方々の支援というものが十分にされていないですし、これから全世帯に三十万円というお話がありますけれども、そういうような支援策からも漏れていく可能性が非常に高いという問題意識を持って議論をしたいと思います。二つです。一斉休校に伴う休業補償の除外要件に、暴力団の方と風俗で働かれる方々、事業者の方々というところの除外要件がありました。 Angry: 0.674 Disgust: 0.397 Fear: 0.495 Happy: 0.456 Sad: 0.379 Surprise: 0.402
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04:22:00 ~ 04:23:02 寺田(学)分科員
そのことについてと、あとは、後段では、イベント及び飲食、クラブ、ライブハウス、自粛要請を受けた業界の補償のあり方というのは議論したいと思います。まず前段は、休業補償及び、冒頭申し上げたとおり、既存の制度にははまりにくい方々の支援のあり方というところです。まず、基本的には、事実確認は、きょうお座りいただいている事務方、御登録されましたけれども、事務方の方に御答弁いただいて、政治判断は、長官を含め政治家の方々にやっていただきたいと思います。まず、この新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金支給要領の中で、不支給要件ということで具体列挙されています。 Angry: 0.542 Disgust: 0.368 Fear: 0.468 Happy: 0.582 Sad: 0.399 Surprise: 0.421
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Angry: 0.648 Disgust: 0.372 Fear: 0.471 Happy: 0.458 Sad: 0.403 Surprise: 0.533
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04:23:18 ~ 04:24:15 本多政府参考人
答弁いたします。小学校休業等対応助成金及び小学校休業等対応支援金におきましては、雇用関係助成金における共通の取扱いに準じて、一、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に規定する接待飲食等営業等を行っている事業所において接待業務等の業務に従事する者、二、支援金の支給に係る発注者が風営法に規定する性風俗関連特殊営業等を行っている者に対して支給しないこととしております。先ほども申し上げましたように、今般の小学校休業等対応助成金、支援金については、雇用関係助成金に準じた取扱いとしているところでございます。 Angry: 0.600 Disgust: 0.452 Fear: 0.443 Happy: 0.583 Sad: 0.378 Surprise: 0.383
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Angry: 0.586 Disgust: 0.220 Fear: 0.654 Happy: 0.302 Sad: 0.271 Surprise: 0.778
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04:24:25 ~ 04:25:13 本多政府参考人
お答え申し上げます。雇用関係助成金につきましては、失業の予防、雇用状態の是正、雇用機会の増大そのほか雇用の安定、職業能力の開発や向上を図るため、一定の要件を満たした事業主等に対して必要な助成を行うものでございます。こうした趣旨に照らしまして、雇用の安定等の実現を図ることを目的とした支援を行うことが適切か否か、そういった観点から、風営法で規制を受けている事業所のうち、性風俗関連営業、接待を伴う飲食等営業、又はこれら営業の一部を受託する営業を行う事業主を助成対象外としているところでございます。 Angry: 0.569 Disgust: 0.453 Fear: 0.464 Happy: 0.641 Sad: 0.360 Surprise: 0.425
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04:25:13 ~ 04:26:01 寺田(学)分科員
これも事務方にお伺いしますけれども、除外しているのは二つです。暴力団の方々と、この性風俗で働かれる方々です。役所の方に聞きますけれども、性風俗のところで働かれている主に女性の方は暴力団員ですか。では、何で性風俗で働かれる労働者の方は除外されるんですかね。 Angry: 0.512 Disgust: 0.433 Fear: 0.531 Happy: 0.541 Sad: 0.390 Surprise: 0.502
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Angry: 0.662 Disgust: 0.414 Fear: 0.515 Happy: 0.509 Sad: 0.323 Surprise: 0.469
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04:26:01 ~ 04:27:07 寺田(学)分科員
抽象的な御答弁はありますけれども、働いている方々は、本当にいろいろな事情があって働いていますよ。正直言うと、いろいろ実態を調べようと思ったんですけれども、なかなか見えてきません。当然ながら、そういうところで働いていることに対して、みずから声を上げる方々はとても少ないですよ、周りの目を気にすることもありますし。かつ、今回、こういう除外が置かれている。本当に今コロナのことで苦しい中で、除外規定の中に入っていることで、私は一番心に、本当に申しわけないなと思ったのは、こういう除外規定に入れられている性風俗で働かれている女性の方々が、助けてという声を上げることが、しちゃいけないんじゃないかなというふうに自分を責めているというんです。私はとんでもないことだと思いますよ。もちろん、さまざまな形で、公金を使う際には細心の注意が必要だと思いますけれども、働いている方々、さまざまな事情があって、その中においては、本当に苦しい中で、こういう働き方しかできないといって働いている方もいらっしゃると思います。そして、今回のことで、本当に多くの負担と、精神的なことも抱えられている方は多いと思うんです。 Angry: 0.454 Disgust: 0.322 Fear: 0.483 Happy: 0.527 Sad: 0.520 Surprise: 0.484
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04:27:07 ~ 04:27:49 寺田(学)分科員
ここは、もともとの制度があって、それを援用しているので、一気にということはなかなか難しいかもしれませんけれども、長官、お願いがあるんですけれども、まず、今私が申し上げた新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金の要領、具体的に、暴力団と性風俗で働かれている方々、労働者の方々が明記されているんですが、この性風俗で働かれている方々だけ、まず、このコロナにかかわる部分の、この要領だけでいいです、削除いただけないでしょうか。 Angry: 0.472 Disgust: 0.250 Fear: 0.602 Happy: 0.236 Sad: 0.497 Surprise: 0.478
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04:27:49 ~ 04:28:09 自見大臣政務官
お答えをいたします。一部繰り返しになりますが、今般の助成金、支援金の支給要件につきましては、前例のない事態に迅速に対応させていただくということを最大限に優先させていただくという中で、雇用関係助成金に共通の支給要件に準ずる形で設定をさせていただいたところでございます。 Angry: 0.461 Disgust: 0.375 Fear: 0.404 Happy: 0.690 Sad: 0.466 Surprise: 0.478
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04:28:09 ~ 04:28:25 自見大臣政務官
なお、四月以降に休業に対応した制度の詳細は現在検討中であり、新型コロナウイルス感染症の状況等を踏まえて支給要件を検討することが必要だというふうに考えてございます。 Angry: 0.441 Disgust: 0.321 Fear: 0.447 Happy: 0.531 Sad: 0.534 Surprise: 0.414
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04:28:25 ~ 04:28:41 寺田(学)分科員
何言っているかわかんないんです、ごめんなさい。こういう方々を救うおつもりはないですかと聞いているんです。そのためにこの要領から外すことはないですかと聞いているんです。外さないんですか。じゃ、長官、どうぞ。 Angry: 0.534 Disgust: 0.327 Fear: 0.489 Happy: 0.460 Sad: 0.489 Surprise: 0.522
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04:28:41 ~ 04:29:05 菅国務大臣
今御指摘をいただいた点につきましては、ただいま厚生労働大臣政務官から答弁があったとおりであり、助成金の運用については厚生労働省において検討していくものでありますけれども、今委員御指摘がありました、そうしたことを踏まえて検討していきたい、こう思います。 Angry: 0.330 Disgust: 0.176 Fear: 0.265 Happy: 0.789 Sad: 0.575 Surprise: 0.479
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04:29:05 ~ 04:30:03 寺田(学)分科員
踏まえて検討するという言い方でした。まず、この休業補償自体は、もう要領が決まっていて、枠組みが決まっているんです。この枠組みを変えることはなく、これからほかの給付とかでやるということですか。それとも、もう一回この要領を、この今指摘を受けた上で、御指摘のもとでというお話がありましたけれども、この要領自体をもう一回考えるということですか。どっちでもいいです。御答弁ありがとうございます。お話ありましたけれども、本当に緊急事態で、政治判断が数々問われるところだと思います。しゃくし定規に考えるといろいろな理屈はあると思いますけれども、どうぞここは本当に、さっき申し上げたとおり、困っている人を助けるという政治本来の役割に立って、御判断を政治家の方々にやっていただきたい。 Angry: 0.563 Disgust: 0.355 Fear: 0.426 Happy: 0.544 Sad: 0.489 Surprise: 0.434
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Angry: 0.870 Disgust: 0.230 Fear: 0.205 Happy: 0.442 Sad: 0.555 Surprise: 0.249
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04:30:03 ~ 04:31:03 寺田(学)分科員
長官、ありがとうございます。見直し、よろしくお願いします。シングルマザーの方々とかも性風俗なんかで働かれておるということは、私、今回質疑する前にいろいろなところに聞いて、友達の友達とか、知り合いの知り合いとかで、風俗店を経営されている方々も含めて聞きました。実情で、働かれている方々、どういう方かというと、いろいろなところに聞くと、大体三分の一ぐらいは母親で、当然ながらその中にはシングルマザーの方々も多くいらっしゃるということでした。今、特にそういうところに誘われやすい人はどういう人かというと、児童養護施設で育って、そのまま社会に出たときに引っ張られて、もちろんそこで働くことが悪いことじゃないんですよ。そういう形で、さまざまなことで、そういう社会で働いている部分の方々は多い、困っている方々は多いという話をよく聞きました。 Angry: 0.268 Disgust: 0.293 Fear: 0.495 Happy: 0.726 Sad: 0.464 Surprise: 0.569
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04:31:03 ~ 04:32:09 寺田(学)分科員
今回、この要領及びこれから世帯につき三十万円の給付という話がありますけれども、手続が必ず必要になってきます。その手続に関して、当事者たちとして困っていること、さまざまお伺いしました。まず一つは、役所に届け出る、そのときに、結局のところ、自分がどういう働き方をしているかということを役所に知らせて、それが、例えば、小さな自治体であればあるほど、そのうわさが広がっていくんじゃないか。そしてまた、どういう形で働いているのかと。例えば、場所であったり報酬の具体的な算出のあり方だったり、さまざまなことを記述を求められる場合がある。一点、もちろんすぐに判断してくれとは言いませんけれども、そういうところで働いている方々のプライバシーを守っていくようなやり方、それを柔軟に考えてほしいなとまず思います。 Angry: 0.568 Disgust: 0.301 Fear: 0.470 Happy: 0.510 Sad: 0.439 Surprise: 0.511
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04:32:09 ~ 04:32:26 寺田(学)分科員
その点に関して、もちろんすぐ決断はできないと思いますけれども、そういう問題点があるということの認識をぜひともしていただきたいんですが、御答弁いただければ。簡単にでいいです。 Angry: 0.560 Disgust: 0.331 Fear: 0.377 Happy: 0.628 Sad: 0.512 Surprise: 0.397
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04:32:26 ~ 04:33:07 菅国務大臣
まず、具体的な給付の要件ですけれども、これについては、今回の経済対策に盛り込まれている基準をベースに、更に担当省庁において具体的な検討、これを行うことになっていますが、まさに収入が減少して生活に困っている、そうした世帯に支援が行き届くように、そこは政府としてしっかり対応していきたい、このように思いますし、プライバシーの問題にも十分配慮して、そうした方向で検討していきたい、こういうふうに思っています。 Angry: 0.672 Disgust: 0.225 Fear: 0.355 Happy: 0.502 Sad: 0.462 Surprise: 0.406
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04:33:07 ~ 04:34:09 寺田(学)分科員
プライバシーに関しても十分配慮したいということでした。これは所管のところでいろいろ考えていくという御答弁もありましたが、この所管自体は、今、きょう厚労省が来てくださっているので厚労省だと思いますけれども、その補填、非常に注意して、総務省とも連絡し合ってやっていただきたいというふうに思います。あとは、今度、三十万円の件ですけれども、減収をしたということの要件が入ってきていますし、住民税の非課税世帯であるということも条件に入るというふうに報道では聞いています。ただ、減収を証明するということが非常に難しいですし、もともと、私が長官の方に直接お願いした部分では、DJの皆さんであったりアーティストの方々だったり、フリーランスで働いている方々も同じように共通的に言えるんですが、業務委託契約をちゃんと結んでいる、書面で証明できるほど結んでいるかどうかというのは、非常に、ああいう業界ですので、普通の社会経済の中とはちょっと違ったやり方でも今まで運営をされてきました。 Angry: 0.514 Disgust: 0.291 Fear: 0.451 Happy: 0.556 Sad: 0.425 Surprise: 0.510
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04:34:09 ~ 04:35:02 寺田(学)分科員
報酬のあり方も、非常に、サラリーマンとは違った形で報酬があるというのが現状です。そういう現状の方々をどう救うかということを、制度を考える上ではしっかりと考えなきゃいけないと思うんですよね。減収要件なんですけれども、例えばDJの方々はそうですけれども、大体、稼ぎどきというのは夏だったり、自分自身にとって人気があるときと人気がないときだったり、さまざまな形で報酬の波があるんです。もちろん性風俗で働いている方々もそういう波というのは受けると思います。だから、一律、減収要件自体を厳格な期間で区切ってやること自体は、先ほど申し上げたとおり、困っている人全員を救っていきたいというところで、そういう設計面で、はじかれる可能性があると思うんですよね。 Angry: 0.461 Disgust: 0.395 Fear: 0.498 Happy: 0.583 Sad: 0.444 Surprise: 0.461
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04:35:02 ~ 04:35:20 寺田(学)分科員
減収の要件に関しても、柔軟に、こういうフリーランスの方々及び性風俗で働いている方々にも適用されるような条件にしていくということの御検討をいただきたいんですが、よろしくお願いします。どなたか、御答弁いただければ。 Angry: 0.293 Disgust: 0.265 Fear: 0.419 Happy: 0.637 Sad: 0.603 Surprise: 0.536
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04:35:20 ~ 04:36:08 菅国務大臣
先ほど私申し上げましたけれども、具体的な給付の要件については、今回の経済対策に盛り込まれる基準をベースに、更に担当省庁において具体的な検討、これを行うことになっています。その中で、収入が減少し生活に困っている世帯に支援が行き届くようにするために、今回はこうした対応策をとりたいということを申し上げておるのでありますので、今議員の御指摘を踏まえて、その実態をよく見て、自治体においてこれは実務を検討することになりますけれども、そうしたことを十分踏まえて対応させていただきたい、このように思います。 Angry: 0.411 Disgust: 0.297 Fear: 0.481 Happy: 0.618 Sad: 0.511 Surprise: 0.427
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04:36:08 ~ 04:36:33 寺田(学)分科員
長官にもう一個だけ。明細がない、及びそういう意味で所得の証明がしにくい、あとは業務委託契約自体が証明しにくい、そういうことが実態としてあります。そういうことも含んで御検討いただけるということでよろしいですか、長官。 Angry: 0.513 Disgust: 0.337 Fear: 0.466 Happy: 0.493 Sad: 0.518 Surprise: 0.505
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04:36:33 ~ 04:37:06 菅国務大臣
これは同じ答弁になってしまうんですけれども、今回の趣旨というのは、収入が減少して真に生活に困っていらっしゃる世帯に支援が行き届くようにする、その趣旨で行います。ですから、今議員から御要請ありましたけれども、そうしたことについて、やはりそこをしっかり対応しないと行き渡らなくなるわけでありますから、行き渡ることができるように対応したい、このように思っています。 Angry: 0.574 Disgust: 0.287 Fear: 0.472 Happy: 0.540 Sad: 0.404 Surprise: 0.444
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04:37:06 ~ 04:38:04 寺田(学)分科員
ありがとうございます。ぜひ実態に即した形で、特にフリーランスの方々であったり、そういう方々の実態を踏まえた形でやっていただきたいと思います。あともう一個だけ。厚労省の役所の方々、いらっしゃると思うのであれですけれども、今回、世帯単位、三十万円のは世帯単位です。DVに遭って、世帯は世帯で離れていないけれども、逃げている方々もたくさんいらっしゃいます。そういう方々のために、私もちょっといろいろ聞いているんですが、配偶者からの暴力被害に関する証明書というものを、ほかの件でもそういう証明書を使いながらさまざまな給付に対してやっていくという話を聞きました。本件に関しても、こういう形、DV被害に遭われている方々の権利をちゃんと守れるような仕組みで検討していただきたいと思います。検討する旨、御答弁いただければそれでいいです、厚労省の方。 Angry: 0.451 Disgust: 0.336 Fear: 0.405 Happy: 0.603 Sad: 0.528 Surprise: 0.446
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04:38:04 ~ 04:39:09 寺田(学)分科員
担当じゃなかったら、では、政務官、頼みますよ。真に必要な方々にDV被害者の方々は入りますよね。イエス・オア・ノーです。どうぞ。ありがとうございます。よろしくお願いします。残り十分ちょっとなので、もう一個の方。きょう、お手元の方にお配りをしていますかね。一つの請求書というか、支出内訳というのが皆さんのお手元にあります。 Angry: 0.444 Disgust: 0.372 Fear: 0.418 Happy: 0.665 Sad: 0.504 Surprise: 0.478
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04:38:11 ~ 04:38:46 自見大臣政務官
お答え申し上げます。真に必要な方々にしっかりとした支援が届くよう努めてまいりたいと思います。真に必要な方々の中にはあらゆる方々が含まれるというふうに考えておりまして、そこには、当然ながら、さまざまなDVで苦しむ方々も入っているというふうには認識しておりますが、省内よく連携をしまして、真に必要な方々に必要な支援が届くように努めてまいりたいと思います。 Angry: 0.392 Disgust: 0.363 Fear: 0.365 Happy: 0.751 Sad: 0.502 Surprise: 0.444
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04:39:09 ~ 04:40:04 寺田(学)分科員
これは、私が長らくつき合っている方で、十一年イベントを続けていて、ようやく黒字になってきたときに、四月だったんですけれども、これからもう二週間後ぐらいですかね、自粛要請があって早々にイベントをキャンセルして、四十一歳の一生懸命頑張っている、イベントをつくっている方が、今回、一発でしょった負債です。二千四百万ですよ。何もやっていないのに、準備段階だけでです。相当な話ですよ。こういうような形で、自粛によって、要請されたことによって、コロナ、感染拡大を防ぐ、そういう公的な役割を担ってやめていった方々が、どんどん個人的に負債を負っていっているのが今の現状です。 Angry: 0.580 Disgust: 0.307 Fear: 0.460 Happy: 0.582 Sad: 0.412 Surprise: 0.482
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04:40:04 ~ 04:40:33 寺田(学)分科員
イベントだけじゃなくて、レストランであったり飲食店であったり居酒屋であったり、先ほどの性風俗もそうですし、クラブであったりイベントハウスだったり、さまざまなところが名指しで、バーもそうですね、自粛要請を受けて、今、瀕死の状態です。これは事務方でいいですけれども、通告していますけれども、自粛要請が向けられている業界、業態というのはどこだというふうに把握していますか。 Angry: 0.438 Disgust: 0.377 Fear: 0.633 Happy: 0.486 Sad: 0.379 Surprise: 0.453
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04:40:33 ~ 04:41:05 吉永政府参考人
お答え申し上げます。三月二十八日に、政府対策本部におきまして基本的対処方針を決定しておりますが、その中におきまして、「都道府県は、密閉空間、密集場所、密接場面という三つの条件が同時に重なるような集まりについて自粛の協力を強く求めるとともに、全国的かつ大規模な催物等の開催については、リスクへの対応が整わない場合は中止又は延期することを含め、主催者による慎重な対応を求める。」という形で政府としては申し上げているところでございます。 Angry: 0.576 Disgust: 0.444 Fear: 0.457 Happy: 0.536 Sad: 0.447 Surprise: 0.400
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04:41:05 ~ 04:42:03 吉永政府参考人
また、例えば東京都におきましては、いわゆる三つの密が濃厚に重なる場……(寺田(学)分科員「業界を聞いているんです」と呼ぶ)ですので、例えば東京都におきましては、三つの密が濃厚に重なる場への出入りを控えること、特にカラオケやライブハウス、バー、ナイトクラブなど接待を伴う飲食店に行くことを当面控えていただくことや、夜間の外出の自粛を都民にお願いしていると承知しているところでございます。先ほど御答弁いたしましたとおり、政府として中止又は延期を含めて慎重な対応を求めているというものは、全国的かつ大規模な催物の開催についてでございます。 Angry: 0.433 Disgust: 0.253 Fear: 0.478 Happy: 0.656 Sad: 0.378 Surprise: 0.529
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04:41:32 ~ 04:41:49 寺田(学)分科員
名指しでやっている業界をどこだと把握しているのかと聞いているんです。その名指しされている業界全てを把握していませんか。しているんだったら教えてください。していないんだったら、していないでいいです。 Angry: 0.543 Disgust: 0.371 Fear: 0.508 Happy: 0.348 Sad: 0.578 Surprise: 0.470
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04:42:03 ~ 04:43:18 吉永政府参考人
また、東京都は、先ほど申しましたカラオケやライブハウス、バー、ナイトクラブなどにつきまして、そういうところに行くことを当面控えていただくという形での外出自粛を都民にお願いしているという状況でございます。繰り返しになりますけれども、政府としては、全国かつ大規模な催物の開催について、主催者による慎重な対応を求めるということでございます。かつ、東京都などが行っているものについても、幾つかの業界、カラオケ等につきまして、そこに外出をすることについて自粛を求めているということになってございますので、業界について何らかの制限をするという形の事態にはなっていないということでございます。 Angry: 0.344 Disgust: 0.267 Fear: 0.502 Happy: 0.690 Sad: 0.449 Surprise: 0.520
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04:42:20 ~ 04:42:45 寺田(学)分科員
答えていないじゃないですか。委員長、申しわけないです。省として把握している、政府として把握している、その名指しで自粛を要請された業界について、委員会に出しておいてください。委員長、よろしいですか。役所としても出してください、個別に。じゃ、いいですか、どうぞ。 Angry: 0.678 Disgust: 0.402 Fear: 0.418 Happy: 0.489 Sad: 0.411 Surprise: 0.447
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Angry: 0.500 Disgust: 0.226 Fear: 0.499 Happy: 0.547 Sad: 0.402 Surprise: 0.615
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04:43:18 ~ 04:44:12 寺田(学)分科員
国は、大きなイベントを自粛するようには要請した、業界に関しては、都だ何だ、都道府県だという話でしたね。国で自粛を要請して、今手元に渡しましたよね、四十一歳で二千五百万しょうんですよ。ようやく、十年やって黒字化し始めて、お客がついて、何とかチケット売上げで、グッズの売上げで回るようになってきたんです。国の要請でやめたんですよ。何らかのイベントに対する補償というのは考えるべきだと思います。長官、政治判断です。長官、御答弁よろしくお願いします。 Angry: 0.544 Disgust: 0.300 Fear: 0.449 Happy: 0.604 Sad: 0.382 Surprise: 0.481
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04:44:12 ~ 04:45:06 菅国務大臣
まず、この新型コロナウイルスの感染拡大を受けた事業者の対応は、一時休業だとか営業時間の短縮などさまざまあり、事業規模の大小また業種によっても損失の考え方や経営への影響が多様であるために、一律に損失を補填するということは極めて慎重な議論が必要であるというふうに思っています。ただ、その上で、売上げが減少した中小・小規模事業者に対しては、既に、日本政策金融公庫から実質無利子無担保融資三千万、さらに、影響が深刻さを増している現状を踏まえる中で、民間金融機関にも無利子融資、さらには、事業継続のための給付金の支給、こうしたことを検討しているところであります。 Angry: 0.667 Disgust: 0.382 Fear: 0.594 Happy: 0.365 Sad: 0.374 Surprise: 0.408
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04:45:06 ~ 04:45:28 菅国務大臣
いずれにしろ、今私が申し上げたものは、リーマン・ショックの際に講じられていない措置であります。それだけこのコロナウイルスというのは深刻である。そういう観点から、今こうしたことを考えているということを申し上げさせていただきます。 Angry: 0.418 Disgust: 0.365 Fear: 0.618 Happy: 0.428 Sad: 0.502 Surprise: 0.510
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04:45:28 ~ 04:46:03 寺田(学)分科員
飲食店を含めた事業者とイベントというのは、まず分けて考えたいと思うんです。さっき政府参考人が言われたとおり、イベントということに関しては国も言及したということは認められているんですよね。そのイベント、僕は、そんな言い方はよくないですけれども、長官は本当に苦労されて、まあ、同じ同郷の秋田ですけれども、秋田から出られて苦労されて、借金を抱えられたかどうかは私はわかりませんけれども、本当に苦労されて、たたき上げでここまで来られた方です。本当にこういう苦労というものを一番御存じだと思うんですよね。 Angry: 0.664 Disgust: 0.417 Fear: 0.409 Happy: 0.433 Sad: 0.523 Surprise: 0.346
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04:46:03 ~ 04:46:33 寺田(学)分科員
いや、全部苦しいですよ。全部苦しいので全部にという気持ちはありますけれども、まずは国で要請してやめたイベントに対しては、具体的に今言えなくていいですよ、何かしらちゃんとした補償をすると。ちゃんとしたというものの定義はありますけれども、国で要請しているんです。その国で要請してそれに従った方々に対する補償というものを一定程度考えるという御答弁をまずいただけないですか、長官。 Angry: 0.627 Disgust: 0.449 Fear: 0.456 Happy: 0.406 Sad: 0.433 Surprise: 0.447
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04:46:33 ~ 04:47:26 菅国務大臣
今も申し上げましたけれども、なかなか、公平性の観点から、慎重な、まず議論が必要だというふうに思っています。そういう中で、政府が要請をした分もありますので、例えば、今申し上げましたように、政策金融公庫から三千万まで実質無利子無担保の融資、あるいは民間にも無利子融資、こうしたことを通じてその事業の継続性をできるように、こうしたことを考えていると同時に、給付金の仕組みも考えているところであります。 Angry: 0.559 Disgust: 0.350 Fear: 0.494 Happy: 0.598 Sad: 0.348 Surprise: 0.432
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04:47:26 ~ 04:47:48 菅国務大臣
いずれにしろ、国民の多くの皆様方に御迷惑をおかけしておりますので、政府としては、そうした皆さんの思いに応えることができるように、できるだけの経済対策をあすにも発表させていただきたい、こういうふうに思っています。 Angry: 0.566 Disgust: 0.138 Fear: 0.256 Happy: 0.571 Sad: 0.660 Surprise: 0.380
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04:47:48 ~ 04:48:02 寺田(学)分科員
僕、事業者を分けて言うつもりはないんですけれども、自粛要請を受けていない、例えば工場であったり事業であったりは、苦しい環境ながらも事業を続けていけるんです。 Angry: 0.601 Disgust: 0.264 Fear: 0.423 Happy: 0.344 Sad: 0.358 Surprise: 0.628
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04:48:02 ~ 04:49:25 寺田(学)分科員
ただ、自粛要請されたところは、自粛要請されていますし、東京都からそういうところには行かないでくれと言われているので、お客さんまで奪われて、実質的に事業を続けられないんです。この二つは明確に違うんです。どの産業も被害はこうむっています。非常に損失はこうむっていますけれども、自粛要請をされているところは、これから事業を続けていくのが難しいんですよ。自粛要請をされて、お客さんも奪われて、社会的に、その店を開くな、そういう業態で商売をするなというふうに言われている中で、ほかのところも苦しいですけれども、より一層苦しいんですよ。そこに対してちゃんと分けて考えて手当てをしないと、時間がないので全部読めないですけれども、飲食店も瀕死ですよ。お客さん来ないですもん。デリバリーに転換したって無理ですよ、そんなの。稲本さんという、飲食業界をやっていると大体知っている方々がいて、東京都知事の会見の後に、たまりかねてフェイスブックで自分の思いを書いたら、もう一万いいねぐらいついて、七千シェアぐらいついて、言っていることは、頼むから、さっき言った、さまざまなメニューはありますよ、雇用保険のことに関してはあっても、ただ、物すごい遅い、その間に従業員たちを抱えられない、家賃もずうっとかかっているけれども、国交省の方の動きもなかなか遅いと。 Angry: 0.633 Disgust: 0.384 Fear: 0.521 Happy: 0.337 Sad: 0.479 Surprise: 0.429
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04:49:25 ~ 04:50:05 寺田(学)分科員
いや、二カ月後、三カ月後にはと言われても、それまでに終わっちゃうんですよ。東京が大好きで、オリンピックも成功させたいけれども、オリンピックのときにはおいしいレストランがほとんどなくなっちゃうという危惧なんです。どうか、時間になっちゃったのでやめますけれども、自粛要請を受けている、そして、やめたイベント、業界、そこには何とか、どれぐらいかは別として、支援の手、補償の手を差し伸べるということを御検討ください。長官、一言だけお願いします。それで終わります。 Angry: 0.403 Disgust: 0.333 Fear: 0.550 Happy: 0.407 Sad: 0.674 Surprise: 0.429
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Angry: 0.775 Disgust: 0.424 Fear: 0.348 Happy: 0.514 Sad: 0.391 Surprise: 0.378
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04:51:17 ~ 04:52:04 塩川分科員
日本共産党の塩川鉄也です。最初に、新型コロナウイルス感染症対策と特措法に基づく緊急事態宣言について、西村大臣に伺います。感染拡大防止、蔓延防止対策については、国民の皆さんに手洗いやマスク、三つの密の回避など自主的な行動が呼びかけられており、いわば国民の皆さんの理解と協力が欠かせません。既に、学校の休校や外出自粛要請、施設利用、イベントの自粛要請など、一連の対策がとられています。そこで、緊急事態宣言についてなんですけれども、今、緊急事態宣言の発動についてのいろいろな検討をしているという話になっています。 Angry: 0.496 Disgust: 0.287 Fear: 0.567 Happy: 0.468 Sad: 0.411 Surprise: 0.537
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04:52:04 ~ 04:52:27 塩川分科員
その場合に、この緊急事態宣言が発動されることによって、感染防止対策について、今まで行ってきたことに加えてどのような取組が行えるようになるのか、その点についてまず教えていただけますか。 Angry: 0.242 Disgust: 0.330 Fear: 0.727 Happy: 0.332 Sad: 0.493 Surprise: 0.640
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04:52:27 ~ 04:53:03 西村国務大臣
お答えを申し上げます。緊急事態宣言を出すかどうかは、専門家の皆様が日々、今の国内の感染状況などを分析を行っており、私も連日その状況を確認し、御意見をいただいているところであります。専門家の意見、皆さんの御意見をしっかりお聞きをしながら適切に判断をしていきたいというふうに考えているところであります。その上で、仮に緊急事態宣言が発出されますと、都道府県知事にさまざまな権限が付与されます。 Angry: 0.444 Disgust: 0.369 Fear: 0.499 Happy: 0.626 Sad: 0.423 Surprise: 0.523
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04:53:03 ~ 04:54:03 西村国務大臣
例えば、四十五条第一項にありますけれども、外出の自粛要請であります。これは今も、私どもも一般的な要請として行っているところでありますけれども、各県の都道府県知事がそれぞれの状況に応じて外出の自粛あるいは不要不急の活動の自粛などを行っているところでありまして、これを改めて法律に基づいて自粛の要請を行うということで、ある意味でこれまで以上に強いメッセージとして発出されることになると思いますので、国民の皆さんにも一層のこうしたさまざまな、不要不急の活動の自粛など、求められることになるのではないかというふうに思います。あわせて、都道府県知事には、施設の使用制限についての要請もできます。 Angry: 0.582 Disgust: 0.319 Fear: 0.566 Happy: 0.476 Sad: 0.338 Surprise: 0.491
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04:54:03 ~ 04:55:24 西村国務大臣
これで要請に従われない場合は、指示そして公表という規定もございます。しかしながら、こういった指示についても罰則規定があるわけではございませんので、強制力が強いというものではございません。指示をしながらそれを公表することによって、国民の皆様の意識に訴えて活動を抑えていこう、感染の拡大を防止していこうという発想でございます。したがいまして、ちまたで言われるようなロックダウンのような、欧米で行われているロックダウンのようないわゆる都市封鎖、交通機関もとまり、外出も禁止され、外出すると罰則がかかるというふうなことができるわけではございません。仮に緊急事態宣言が発出された後でも、散歩をしたりジョギングしたりすることは当然ですし、スーパーや金融機関や、いわゆる町のライフラインに必要なインフラは動きますので、そういう意味で一段の、御指摘のあった三密を注意するとか、そういった活動を更に推し進めながら、国民全体でこれまで以上に努力をしてこの感染症を封じ込めていこう、そういうことになっていくものだというふうに思います。 Angry: 0.583 Disgust: 0.331 Fear: 0.501 Happy: 0.477 Sad: 0.373 Surprise: 0.491
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04:55:24 ~ 04:55:43 塩川分科員
外出自粛要請とかはこれまでも行ってきたという話もありましたし、一連の自粛要請等々もあるわけですよね。それに加えて何か新しいことをやるのか、そういう仕組みになるのかどうか、そこはどうなんですか。 Angry: 0.470 Disgust: 0.302 Fear: 0.662 Happy: 0.386 Sad: 0.326 Surprise: 0.669
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04:55:43 ~ 04:56:05 西村国務大臣
繰り返しになりますけれども、例えば施設について、使用の制限であったり、あるいは、催物と法律上は書かれておりますけれども、いわゆるイベントの制限、停止であったり、こういったことについて知事は指示をできるということになります。 Angry: 0.526 Disgust: 0.170 Fear: 0.551 Happy: 0.577 Sad: 0.347 Surprise: 0.564
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04:56:05 ~ 04:56:38 西村国務大臣
もちろん、罰則があって強制力があるわけではありませんが、指示を行い、そして公表もできますので、そういったことで国民全体に働きかけることによって、こういった活動自粛を担保しながら感染の拡大を防止していく、国民全体で負担を分かち合いながら、そしてみんなが努力することによって感染拡大を防いでいこう、そういう法体系のもとでそういった措置がとられるようになるということであります。 Angry: 0.573 Disgust: 0.376 Fear: 0.384 Happy: 0.628 Sad: 0.455 Surprise: 0.355
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04:56:38 ~ 04:57:14 塩川分科員
イベントについての自粛の要請も既に一般的なということで行われてきているわけですから、もちろん法律に基づいての指示や公表とかいう手続はありますけれども、基本はやはり要請という形で、事業者側はそれは前向きに受けとめて対応されておられる現状だと思います。ですから、そうすると法律に基づいて行うという話になるわけですけれども、でも、そういう点では、緊急事態宣言に基づく権限の前に、二十四条に基づく都道府県対策本部長の権限というのもあるわけですよね。 Angry: 0.544 Disgust: 0.422 Fear: 0.532 Happy: 0.619 Sad: 0.280 Surprise: 0.454
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04:57:14 ~ 04:58:02 塩川分科員
それを法律に基づくという形で行うことというのも、それはそれとして可能だと思うわけです。そういう意味でも、私はやはり、これまで以上に強いメッセージを伝えるというところがポイントであろうと思っています。そうした場合に、緊急事態宣言がこれまで以上に強いメッセージを伝えることになるといった場合に、先日、全国知事会の飯泉会長が西村大臣のところにお越しになったとお聞きしました。緊急事態の発動に当たっては、緊急事態措置の実施区域、実施期間、緊急事態の概要を公示することになるわけです。 Angry: 0.379 Disgust: 0.305 Fear: 0.600 Happy: 0.535 Sad: 0.413 Surprise: 0.574
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04:58:02 ~ 04:58:39 塩川分科員
つまり、特定区域に対して一定期間の緊急事態措置が行われることになる。全国知事会の飯泉会長は、西村大臣との会談の際に、政府が緊急事態宣言を行う場合には、対象地域の住民がほかの地域に一斉に移動し感染を広げてしまうおそれがあるとして、適切な措置をとるよう要請したということですけれども、この件については大臣はどのように受けとめられたんでしょうか。 Angry: 0.568 Disgust: 0.253 Fear: 0.639 Happy: 0.265 Sad: 0.407 Surprise: 0.579
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04:58:39 ~ 04:59:26 西村国務大臣
今の点をお答えする前に、もう一点だけ、緊急事態宣言を発出した後のことなんですが、医療のことについて、都道府県知事は臨時の医療施設を設置することができるようになります。このときに、設置する際に、さまざまな手続を簡素化して医療施設をつくる。さらに、土地や建物も、同意を得るのが通常ですが、同意がなくともそういったものも使って医療機関にすることができますので、そしてそれには補償の措置が法律上ついておりますので、そういう意味で、医療体制をしっかり確保するということも、緊急事態宣言発出後は知事の権限として、自身の都道府県内で、医療の逼迫している状況を見ながらそういうことができるようになるということであります。 Angry: 0.570 Disgust: 0.296 Fear: 0.556 Happy: 0.508 Sad: 0.291 Surprise: 0.599
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04:59:26 ~ 05:00:11 西村国務大臣
そして、今御質問ありました、飯泉会長からの御指摘でありますけれども、まさに、大変そういった点、先ほど申し上げたようにロックダウンと誤解されている向きもありますので、仮に緊急事態宣言が発出されれば、その一定期間、都市封鎖のようになるんだったら、もう先にどこか地方に戻ろう、自分のふるさとに戻ろうとか、こういった動きが出てきかねない、これは大変私も危惧をしております。武漢でも、都市封鎖の前に多くの、百万人と言われていますけれども出たというふうに報道がされておりますし、イタリアでも同様のことが起こったというふうに聞いております。 Angry: 0.274 Disgust: 0.180 Fear: 0.685 Happy: 0.464 Sad: 0.382 Surprise: 0.710
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05:00:11 ~ 05:01:42 西村国務大臣
ですので、まずはロックダウンとは違うというところを丁寧に説明をしながら、通常の人と人との接触、これをできるだけ避けて活動を減らしていくということですけれども、仕事はできます。テレワークもできますし、時差出勤もできます。会社に行っても、距離をとりながら、会議をやるときも、人と人との距離をあける、あるいはテレビ会議でやる。さまざまな手法を通じて人と人との接触を避けながら活動はできますので、専門家の皆さんからも、いわゆるレストランとかカフェはそういうクラスターにはなっていないので、換気をやったり、ビュッフェはやめたり、距離をとるなどの工夫をしながら、通常どおり営業したらいいんじゃないかという御意見もいただいておるところであります。そういったことをしっかり説明をしながら、例えば、今大都市部でどんどんふえておりますので、大都市圏で緊急事態宣言が発出されるようなことになったとしても、慌てて別の地域に移る必要はございませんし、それがかえって、仮に若者がわあっと、じゃ、学校も休みだから田舎に戻ろうということで地方に移られますと、地方で、高齢者が多い中で、そこで感染が広がり、地方の方はまだ医療機関も十分な体制ができていない中でそういったことも起こりかねませんので、私ども、もうずっと説明してきているんですけれども、デマも飛んだりしながら、ロックダウンされるとかというふうなこともありました。 Angry: 0.375 Disgust: 0.277 Fear: 0.441 Happy: 0.680 Sad: 0.418 Surprise: 0.549
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05:01:42 ~ 05:02:12 西村国務大臣
そういったこととは違うということを丁寧に説明しながら、まさに飯泉知事とも共有したところでありますけれども、不要不急の活動を自粛するということと、仮に緊急事態宣言が出されたときのその意味とか、何が変わるのか何が変わらないのか、こういったことをしっかりと説明することの重要性、これを共有いたしておりますので、しっかりと発信しながら丁寧に説明をしていきたいというふうに考えております。 Angry: 0.436 Disgust: 0.165 Fear: 0.569 Happy: 0.469 Sad: 0.238 Surprise: 0.694
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05:02:12 ~ 05:03:38 塩川分科員
やはり緊急事態宣言の発動の場合に、今言ったような、さまざまな誤解とおっしゃるような、そういう状況というのは当然想定され、強いメッセージであればあるほどそういった誤解を与えるようなことがないような対応が求められているわけで、私は、一連の懸念についてしっかり受けとめるべきだと思いますし、慎重に対応すべきだと思っています。その上で、やはり国民の皆さんが本当に理解と協力をしてもらうということが一番のポイントであるわけで、そういったときに、この三つの密といったハイリスクの場所を避けることが必要であり、そういった場となるような店舗やイベントをやはり休業、休止をするということがそれを保障することになるわけです。そうなると、例えば、先日のテレビ番組で、ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大学教授が、緊急事態宣言が出た場合に飲食店の休業補償が重要だと指摘をし、これを受けて専門家会議の尾身茂副座長も、夜の町などハイリスクな場所に行かないことを要請し、そこの施設の使用を制限するときに、国の責任で同時に経済的支援をする決断が重要になる、そうしないと、一方的に要請しても実効が伴わないと述べておられました。 Angry: 0.593 Disgust: 0.382 Fear: 0.584 Happy: 0.404 Sad: 0.341 Surprise: 0.453
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05:03:38 ~ 05:04:08 塩川分科員
ですから、コロナ感染拡大を防止するための外出自粛要請や休校の要請、イベント自粛要請によって経済的損失をこうむる事業者等に対する補償を行ってこそ、感染拡大防止対策が実効性あるものになるんじゃないのか、ここを明確にすべきではないのか、このように考えますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.644 Disgust: 0.344 Fear: 0.603 Happy: 0.333 Sad: 0.409 Surprise: 0.393
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05:04:08 ~ 05:05:01 西村国務大臣
まず大前提として、この法律の法体系が、先ほども申し上げたように、罰則などの強制力を伴うそういう強い措置が入っておりません。施設の利用制限、利用停止にしても指示でありまして、それに対しての強制力はない、公表するということでとどめているわけであります。それとのバランスも含めて、それに対する補償の措置が書かれていないわけであります。先ほど申し上げたように、医療機関の設置で、同意なくして、同意があってもなくてもなんですが、施設、建物や土地を使うときには補償の措置が書かれております。あるいは、検疫のために宿泊施設を使う、今いろいろ進められていますけれども、そういったことのときには補償措置がついております。 Angry: 0.701 Disgust: 0.426 Fear: 0.539 Happy: 0.340 Sad: 0.393 Surprise: 0.419
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05:05:01 ~ 05:06:02 西村国務大臣
ですけれども、この緩やかな措置である施設の利用制限、これについては法律上書かれておりません。これをどう考えたらいいのか私もずっと頭を悩ませてきたところでありますけれども、法体系全体が、自粛もあくまで要請しか法律上はできませんので、外出自粛も、国民一人一人が自覚をしてそれで努力をしていく、その積み重ね、全体として、国民、国全体が一丸となってそうした努力を積み重ねることによって、そしてまた負担も分かち合いながら、この感染症を防いでいこう、拡大を防止していこう、そういう法体系であるように認識を私自身は今しております。そうした中で、なかなかさまざまな事業がある中で補償措置というのは難しいんですけれども、しかし大変厳しい状況に置かれているのはもう間違いありませんし、ヒアリングも行ってまいりました。 Angry: 0.489 Disgust: 0.267 Fear: 0.553 Happy: 0.426 Sad: 0.526 Surprise: 0.430
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05:06:02 ~ 05:07:11 西村国務大臣
切実な声をお聞きをしてまいりました。ですので、私どもとしては、個人に対する給付金、三十万円の給付金、これはもう職種を問わず、本当に生活が苦しくなった人、一定の基準はつくることになりますけれども、しかし厳しい状況に置かれている方は、職種を問わず全ての業種で、働いている方について対象にこれはやっていくつもりでございます。それから、中小企業、零細企業についても、個人事業主も含めて、いろいろなイベントの自粛、あるいは飲食店も、個人事業主がやっておられる方もおられると思います、こうした方々に対しても一定の助成金、給付金を創設しようということで、今最後の詰めを行っているところでございます。あわせて、さまざまな、公共料金の延納を認めるとか、あるいは無利子融資を今度広げていくことも考えておりますし、それから税金も延滞税なしで猶予するとか、あるいは固定資産税なども軽減することも考えております。 Angry: 0.406 Disgust: 0.293 Fear: 0.556 Happy: 0.492 Sad: 0.481 Surprise: 0.512
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05:07:11 ~ 05:07:59 西村国務大臣
さまざまなこうした税制の猶予、軽減措置も考えておりますし、働き方については、雇用調整助成金を要件を拡大して、中小企業の場合は十分の九まで、解雇しない場合はお出しをするということにしております。こういったことを、全体を見て、全体の支援を通じて、何とか踏ん張っていただけるように支援をしていきたいと思いますし、終息した後には大々的なキャンペーンで、イベントや飲食や観光や地方経済、本当に苦しんでおられる方々にしっかりと、今までの分も挽回できるぐらいの、そうしたV字回復できるような経済対策を考えているところでございます。 Angry: 0.435 Disgust: 0.351 Fear: 0.476 Happy: 0.662 Sad: 0.397 Surprise: 0.472
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05:07:59 ~ 05:08:09 塩川分科員
いや、所得が落ち込む、経営が落ち込む、そういった場合についての支援策、これはこれで考える必要があると思うんですけれども、感染症対策として行うといった問題なんですよ。 Angry: 0.590 Disgust: 0.436 Fear: 0.561 Happy: 0.345 Sad: 0.502 Surprise: 0.294
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05:08:09 ~ 05:08:53 塩川分科員
つまり、三つの密を避けます、そういった事業者があるわけですよね。大臣の方でも、ライブハウスですとかスポーツジムとか例示もされておられるわけです。そういった事業者に、そこに行くような人たちが、その場が開いていなければそもそも行くこともないわけですから、自粛をしてもらうといったときに、感染症対策の実効性を上げるために、こういう自粛を求める事業者に対して、当面お休みください、ついては一定額、一定割合の補償をしますと、ここをはっきりさせることが感染症対策としては有効なんじゃないのかということなんですけれども、そこについてはいかがですか。 Angry: 0.383 Disgust: 0.361 Fear: 0.519 Happy: 0.608 Sad: 0.449 Surprise: 0.480
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05:08:53 ~ 05:09:22 西村国務大臣
御指摘のように、感染症対策としては、さまざまな活動を減らしていくこと、特に、三密につながるような空間を避けること、場所を避けること、そして特に最近では、大きな声を上げたり呼気を荒げるようなスポーツ、卓球とか剣道なども感染者が出ております、こういったことに注意していただくということが何より大事であります。 Angry: 0.159 Disgust: 0.211 Fear: 0.615 Happy: 0.730 Sad: 0.434 Surprise: 0.623
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05:09:22 ~ 05:10:16 西村国務大臣
繰り返しになりますけれども、この法律の体系全体で、そういったことも頭に置きながらこの法律は当然できているわけでありますけれども、要請と指示まででありまして、そこから公表があって、その先は、罰則を伴う強制力はない、その全体のバランスの中で補償措置も書かれていないということであります。もちろん、この法体系全体について、感染症法との関係も含めて、私は、これは全てが終息して落ちついたときに、今回のこの経験を生かして、教訓として、何をしていけばいいのか、もう一度全体として、法体系そして施策を含めて、これはしっかりと検証して見直していければというふうに考えております。 Angry: 0.581 Disgust: 0.277 Fear: 0.496 Happy: 0.510 Sad: 0.385 Surprise: 0.460
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05:10:16 ~ 05:10:57 塩川分科員
別に私は、特措法のスキームの枠の中でどうしろという話をそもそもしていないわけで、特措法に限界がありますよと。その上で、感染症対策の実効性を上げるために、自粛を求める事業者に対して補償を行って、店を閉じてください、お休みくださいと言うのが有効でしょうと。大臣、午前中でもおっしゃっておられたようなスポーツジムだとかライブハウスについて、お休みください、補償しますよと言うことが、そういった三密の場をつくらないことにつながるわけですから、そういうことをやる方が非常にわかりやすく、実効性があるんじゃないのか。改めていかがですか。 Angry: 0.553 Disgust: 0.352 Fear: 0.469 Happy: 0.555 Sad: 0.411 Surprise: 0.457
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05:10:57 ~ 05:11:31 西村国務大臣
正確に申し上げますと、スポーツジム、ライブハウスを、もう営業を停止してください、もちろんいろいろ、クラスターになっているということを含めて、さまざまな通知なり、気をつけてくださいというようなこともやっていますけれども、基本的には、国民の一人一人の努力、自粛によって、活動の自粛によって、全体で感染症を封じ込めようというのが基本的な発想であります。 Angry: 0.214 Disgust: 0.334 Fear: 0.508 Happy: 0.669 Sad: 0.560 Surprise: 0.459
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05:11:31 ~ 05:12:56 西村国務大臣
この法律もそうですし、今我々が取り組んでいるのは、全体に外出自粛要請、不要不急の活動を減らすこと、これをお願いしているわけでありまして、基本的にはこうした国民の努力の中で進めていくというのが基本的な考え方であります。もちろん、今後、都道府県知事が、緊急事態宣言が発出、もしされれば、その後はそうした施設に対して、施設の利用の停止、これも要請、指示ができるようになりますけれども、その段階でもちろん協力に応じていただくのが、もしそうなれば望ましいわけでありますけれども、全体としてこれは、営業をしていくのに、踏ん張っていただくのに必要な対策をしっかり講じて、補償という、何か一つ一つ算定をしてそれについて補償するということではありませんけれども、実態として、事業が継続していけるように、無利子融資、それから助成金、それからさまざまな、税とか社会保険料の延納を認める、それから免除をする、あるいは雇用調整助成金もあります、こういったこと全体でしっかりと事業が継続していけるように支援をしていきたいというふうに考えております。 Angry: 0.684 Disgust: 0.368 Fear: 0.488 Happy: 0.445 Sad: 0.400 Surprise: 0.308
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05:13:03 ~ 05:14:04 塩川分科員
ですから、自粛という場合に、一般的に国民の理解と協力に基づく取組ということと、やはり、三密を避けるという中で、そういった環境をつくらないという点での事業者側の営業の問題があるわけで、こっちの方はしっかりとした補償がない。補償をすることで、店を閉じてもらって、国民の皆さんがそういう場に行く機会そのものをつくらないような整理を行っていく、ここが一番のポイントだと思うので、私は、やはりそこに踏み出すというか、そこを明確にすることが感染拡大防止対策として今極めて重要だ、感染拡大防止対策の実効性を上げるためには、こういった自粛要請と補償を一体で行うことが必要だということを重ねて申し上げておきます。西村大臣はここまでで、御退席いただいて結構です。 Angry: 0.439 Disgust: 0.298 Fear: 0.520 Happy: 0.506 Sad: 0.516 Surprise: 0.457
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05:14:04 ~ 05:14:30 塩川分科員
続けて、立法府の公文書管理、情報公開について何点かお尋ねをいたします。昨年の九月に衆議院事務局文書取扱規程が改正され、文書ファイル管理簿を作成することとなりました。昨年九月のこの取扱規程の改正の理由、趣旨は何か、簡単に御説明ください。 Angry: 0.506 Disgust: 0.226 Fear: 0.496 Happy: 0.596 Sad: 0.338 Surprise: 0.566
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05:14:30 ~ 05:15:13 岡田事務総長
お答えいたします。衆議院事務局におきましても、文書ファイルの管理は行政府と同一の文書管理システムで行っておりますが、行政府の行政文書ファイル管理簿に相当する、その意味での文書ファイル管理簿については、これまで一覧性のある文書の形では作成をしておりませんでした。しかしながら、最近の文書管理をめぐる諸情勢を踏まえまして、文書ファイル管理簿を作成することによって、総括文書管理者が組織全体の文書管理の状況を把握しやすくなり、より適切な指導監督等を行うことができるものと考えて、今般の改正に至ったものでございます。 Angry: 0.625 Disgust: 0.330 Fear: 0.465 Happy: 0.517 Sad: 0.372 Surprise: 0.467
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05:15:13 ~ 05:16:02 塩川分科員
そういうのを踏まえて、今、行政府の方では公文書管理法のガイドラインをつくっております。このガイドラインに準じて、立法府の公文書管理のガイドラインの策定というのは行うんでしょうか。衆議院における議院行政文書開示規程、情報公開ですね、に基づき、議院行政文書ファイル管理簿については情報公開窓口で公開をしてきました。 Angry: 0.707 Disgust: 0.318 Fear: 0.432 Happy: 0.578 Sad: 0.264 Surprise: 0.533
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05:15:30 ~ 05:15:47 岡田事務総長
お答えいたします。昨今の公文書管理のさらなる適正化の流れを受けまして、衆議院事務局においても、文書管理のルールの細目となるガイドラインの作成に向けて、現在、鋭意準備を進めているところでございます。 Angry: 0.370 Disgust: 0.384 Fear: 0.413 Happy: 0.786 Sad: 0.380 Surprise: 0.580
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05:16:02 ~ 05:16:52 塩川分科員
私、一月の議院運営委員会の庶務小委員会で、議院行政文書ファイル管理簿のインターネット公開を求めましたが、この点についてはどのように対応されたでしょうか。この議院行政文書開示規程には、「議院行政文書には、衆議院の立法及び調査に係る文書は含まれない。」とあります。ここで言う衆議院の立法及び調査に係る文書とはどのような文書なのかについて御説明ください。 Angry: 0.842 Disgust: 0.302 Fear: 0.478 Happy: 0.315 Sad: 0.289 Surprise: 0.471
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05:16:17 ~ 05:17:08 岡田事務総長
お答えいたします。今御質問のございました庶務小委員会での御指摘を踏まえまして、本年二月から、衆議院ホームページの情報公開のコーナーに掲載をしてございます。お答えいたします。衆議院事務局の情報公開制度は、衆議院における人事、予算、設備等についての庶務的、管理的な事務に関する文書について、内規に基づき、事務局限りの判断で開示を行っております。 Angry: 0.348 Disgust: 0.327 Fear: 0.393 Happy: 0.818 Sad: 0.371 Surprise: 0.597
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05:17:08 ~ 05:17:34 岡田事務総長
立法や国政調査を始めとする衆議院の有するさまざまな権能や衆議院の行う諸活動に関する文書は、事務局が議員や会派を補佐する立場で保有するものでございまして、事務局限りの判断で内規に基づいて開示することにはなじまないことから、あらかじめこの制度の対象からは除いているのが現状でございます。 Angry: 0.892 Disgust: 0.465 Fear: 0.415 Happy: 0.363 Sad: 0.272 Surprise: 0.308
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05:17:34 ~ 05:18:09 塩川分科員
この立法調査文書というのは、議員にかかわる活動等に係る文書、本会議や委員会等の運営に関する文書や議員の立法活動に関する文書、議員の調査活動に関する文書が、文書管理システムの中で、今、文書ファイル管理簿としても取り扱われることには入っているということです。こういった立法調査文書も情報公開の対象とすべきではないかと考えますが、この点はいかがですか。 Angry: 0.755 Disgust: 0.290 Fear: 0.468 Happy: 0.455 Sad: 0.255 Surprise: 0.473
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05:18:09 ~ 05:18:45 岡田事務総長
お答えいたします。文書管理に関しまして、衆議院事務局といたしましては、庶務的、管理的な文書のみならず、立法及び調査に関する文書につきましても、原則として、文書取扱規程の例により取り扱うこととしており、同規程に沿って適切に管理をしているところでございます。御指摘の情報公開に関しましては、議員の活動に係る立法及び調査に関する文書の取扱いは、議院運営委員会の先生方の協議も踏まえまして対応すべきものと考えております。 Angry: 0.630 Disgust: 0.336 Fear: 0.403 Happy: 0.575 Sad: 0.332 Surprise: 0.471
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05:19:04 ~ 05:20:02 橘法制局長
塩川先生にお答え申し上げます。私どもの保有する立法及び調査関係資料につきましては、議員立法の政策決定過程に関する公文書といたしまして、法制局長決定の内規である資料整理要領に基づいて管理、保存しているところでございます。この立法調査関係資料には、実は二つの性格がございまして、一つは、立法意思の形成過程に関する永久保存の文書として大切に保存しなければならないという側面、他方では、立案事例に関する先例的資料として日々の職務遂行の中で日常的にいつでも参照できるようにしなければならないといった側面の二つでございます。このような観点から、それぞれ担当部局ごとに整理、保管させるとともに、各部局を超えた全局的な参照の便宜にも資するよう、統一ルールとして資料整理要領を定めているところでございます。 Angry: 0.557 Disgust: 0.369 Fear: 0.515 Happy: 0.596 Sad: 0.313 Surprise: 0.502
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05:20:02 ~ 05:20:25 橘法制局長
現在の資料整理要領は、平成二十七年に、資料の電子ファイル化の流れに鑑みて全面的に改訂したものでございますけれども、引き続き、日々の職務遂行の中で不断の改善を図りつつ、先生方を法制的に補佐する組織として適切な管理、保存に努めてまいりたいと存じております。 Angry: 0.512 Disgust: 0.253 Fear: 0.473 Happy: 0.530 Sad: 0.379 Surprise: 0.550
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05:20:25 ~ 05:21:17 塩川分科員
衆議院法制局の立法調査関係資料は、永久保存の文書、また現用文書として使われているということですけれども、しかし、そもそも議員にかかわる活動というのは、まさに国民的には情報公開の対象として求められているところでありますし、公文書管理としてもきちんと管理、作成、そして、重要公文書についてはしかるべき移管、公表を行っていくということが必要であります。最後に、事務総長それから衆議院法制局長にお尋ねしますが、こういった議員立法の立案過程や議員調査に係る立法調査文書についても、文書の管理、公開を図る必要があるんじゃないのか、この点について最後にお尋ねをいたします。 Angry: 0.761 Disgust: 0.297 Fear: 0.443 Happy: 0.480 Sad: 0.286 Surprise: 0.417
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05:21:17 ~ 05:21:45 岡田事務総長
お答えいたします。重ねての答弁になりますが、立法調査文書につきましては、まさに、先生方、議員や会派がどのように用いてきたか、そのようなことも十分に勘案をいたしまして、先生方の御意見もいただきながら、情報公開のあり方については考えてまいりたいと思います。 Angry: 0.345 Disgust: 0.287 Fear: 0.342 Happy: 0.841 Sad: 0.378 Surprise: 0.566
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05:21:50 ~ 05:22:03 塩川分科員
議員、会派間の御議論でということです。議院運営委員会の公文書館、憲政記念館の小委員会において、立法府の公文書の取扱いについても検討することになっております。 Angry: 0.756 Disgust: 0.264 Fear: 0.397 Happy: 0.426 Sad: 0.363 Surprise: 0.463
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05:22:11 ~ 05:22:54 あかま主査
これにて塩川鉄也君の質疑は終了いたしました。以上をもちまして内閣所管についての質疑は終了いたしました。これより内閣府所管中警察庁について審査を行います。まず、概要説明を聴取いたします。武田国家公安委員会委員長。 Angry: 0.539 Disgust: 0.353 Fear: 0.449 Happy: 0.608 Sad: 0.365 Surprise: 0.554
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05:23:01 ~ 05:24:05 武田国務大臣
平成二十八年度歳出予算現額は三千六百九億五千六百六十六万円余でありまして、これを支出済み歳出額三千百七十四億九千五百八十九万円余に比較いたしますと、四百三十四億六千七十七万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度へ繰り越した額は二百三十三億四千五百八十万円余であります。不用となった額は二百一億一千四百九十七万円余であります。続きまして、平成二十九年度歳出予算現額は三千八百四十九億八千八百九十五万円余でありまして、これを支出済み歳出額三千八十四億二千七百二十八万円余に比較いたしますと、七百六十五億六千百六十七万円余の差額を生じます。この差額のうち翌年度へ繰り越した額は五百六十九億一千四百二十一万円余であります。 Angry: 0.456 Disgust: 0.275 Fear: 0.597 Happy: 0.485 Sad: 0.336 Surprise: 0.668
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05:24:05 ~ 05:24:25 武田国務大臣
不用となった額は百九十六億四千七百四十六万円余であります。以上で、平成二十八年度から平成二十九年度における警察庁関係歳出決算の概要説明を終わります。何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 Angry: 0.645 Disgust: 0.343 Fear: 0.540 Happy: 0.411 Sad: 0.372 Surprise: 0.491
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05:24:39 ~ 05:25:20 三田会計検査院当局者
平成二十八年度警察庁の決算につきまして検査いたしました結果の概要を御説明いたします。検査報告に掲記いたしましたものは、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項一件であります。これは、都道府県警察に配分したDNA型鑑定に用いる分注機及び一括定量装置について、鑑定に全く使用されていなかった両装置の有効な活用を図るとともに、両装置の使用状況等を定期的に報告させるなどして、使用が低調な場合にその原因を把握して改善の方策を検討する体制を整えるよう改善させたものであります。 Angry: 0.543 Disgust: 0.337 Fear: 0.550 Happy: 0.520 Sad: 0.331 Surprise: 0.546
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05:25:47 ~ 05:26:07 武田国務大臣
平成二十八年度の決算検査報告において掲記されております事項につきましては、会計検査院の御指摘のとおりであり、まことに遺憾に存じております。御指摘を受けた事項につきましては、直ちに是正の措置を講じたところであり、再発防止に万全を期してまいる所存であります。 Angry: 0.697 Disgust: 0.362 Fear: 0.448 Happy: 0.540 Sad: 0.253 Surprise: 0.499
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05:26:32 ~ 05:27:13 藤野分科員
日本共産党の藤野保史です。私は、北海道警による選挙中のやじ排除問題について質問いたします。まず、前提として国家公安委員長に確認したいんですが、国家公安委員会というのは、戦後、国民主権を定めた新憲法のもとで新たに導入されたものであって、同委員会のホームページによりますと、「国民の良識を代表する者が警察を管理することにより、警察行政の民主的管理と政治的中立性の確保を図ろうとするものです。」というふうに説明されております。 Angry: 0.717 Disgust: 0.354 Fear: 0.479 Happy: 0.446 Sad: 0.270 Surprise: 0.480
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05:27:13 ~ 05:28:06 藤野分科員
同ホームページによりますと、国家公安委員会の役割として、警察の政治的中立性の確保と警察運営の独善化の防止というのが掲げられております。公安委員長にお聞きしたいんですが、この二つが国家公安委員会の役割であるということでよろしいでしょうか。きょうは、その国家公安委員会の存在意義が問われる問題として、北海道警によるやじ排除問題をお聞きしたいと思います。 Angry: 0.670 Disgust: 0.289 Fear: 0.428 Happy: 0.461 Sad: 0.360 Surprise: 0.476
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05:27:37 ~ 05:27:56 武田国務大臣
御指摘のとおり、国家公安委員会制度は、国民の良識を代表する者が警察を管理することにより、警察行政の政治的中立性の確保を図り、警察運営の独善化を防ぐことを目的としております。 Angry: 0.867 Disgust: 0.289 Fear: 0.554 Happy: 0.351 Sad: 0.139 Surprise: 0.482
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05:28:06 ~ 05:29:08 藤野分科員
これは、昨年の七月十五日、参議院選挙の真っ最中に、JR札幌駅などにおける街頭宣伝で、安倍総理の演説中に、やじやプラカードで意見表明をしようとした市民が、多数の警察官によって演説の場から排除され、その後長時間にわたってつきまとわれた、こういう事件であります。私は、昨年十一月八日の法務委員会でこの問題を質問したんですが、そのときはまだ、警察庁からは事実確認中だという答弁が繰り返されまして全くお答えがなかったわけですが、この排除から七カ月たちまして、先日、ようやく北海道警が法的根拠を発表いたしました。配付資料の一を見ていただきますと、これは「警護現場における警察措置について」という二月二十六日の北海道警本部の文書であります。 Angry: 0.632 Disgust: 0.237 Fear: 0.607 Happy: 0.409 Sad: 0.248 Surprise: 0.557
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05:29:08 ~ 05:30:13 藤野分科員
一から九までの行為が、例えば警職法の四条、五条などで適法な職務行為であると説明されているわけです。私は、適法だという根拠を示してほしいと警察庁に求めたんですが、そうしたら、警察庁が提出してきたのが配付資料の二になります、一部なんですけれども。これは本体もほとんど真っ黒けなんです。真っ黒、真っ黒というのが続いておりまして、ですから、本当にノリ弁という状況であります。ただ、配付資料の二を見ていただきますと、辛うじて黒くなっていないところには、例えば、警察官の職務執行状況とか、法的根拠の考察とか、補足資料とか、重要な内容だと推察されるものがあるんですが、これは真っ黒になっているということです。 Angry: 0.523 Disgust: 0.330 Fear: 0.547 Happy: 0.500 Sad: 0.356 Surprise: 0.520
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05:30:13 ~ 05:31:07 藤野分科員
しかし、本件の特徴というのは、周囲の方とかあるいは当事者とかがスマホで撮影した動画、あるいは北海道テレビ、HBC北海道放送などが撮影した映像が多数存在していることであります。これらの動画の中には、投稿後二、三日のうちに二百万回も再生されて、その後もふえて、現時点では三百四十四万回も再生されているものもあります。つまり、多数の動画という動かぬ証拠があるために、道警はどうやってこれを正当化しようかと悩みに悩んだ結果、七カ月もかかってしまったということだと思います。そして、動画とのそごが、そういう映像とのそごが大き過ぎるために、全て黒塗りにせざるを得なかったんだろうと思っております。 Angry: 0.214 Disgust: 0.220 Fear: 0.597 Happy: 0.644 Sad: 0.398 Surprise: 0.722
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05:31:07 ~ 05:31:51 藤野分科員
私は、三月十四日に北海道へ行きまして、このやじ排除が起きた現場にも行ってまいりました。当事者や弁護団からもお話を聞いてきたわけですけれども、現場を歩くと、改めて今回の警察の排除行為というのがいかに異常だったかというか、そういうものも肌で感じてまいりました。前提として警察庁にお聞きしたいんですが、警職法四条が挙がっているんですけれども、一般的な解釈として、警職法四条は現実に危険な事態がある場合に適用される条文である、こういう理解でよろしいでしょうか。 Angry: 0.541 Disgust: 0.273 Fear: 0.545 Happy: 0.519 Sad: 0.372 Surprise: 0.437
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05:31:51 ~ 05:32:18 太刀川政府参考人
お答えいたします。警察官職務執行法第四条第一項に基づき、警察官は、危険な事態があり、特に急を要する場合においては、危害を受けるおそれのある者を避難させることができますが、こうした措置は、現実に危険な事態がある場合に、これに応急的に対処するために認められるものと解しております。 Angry: 0.654 Disgust: 0.283 Fear: 0.480 Happy: 0.492 Sad: 0.299 Surprise: 0.339
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05:32:18 ~ 05:33:07 藤野分科員
今お話あったように、答弁があったように、現実に危険な事態がある場合に応急的に適用されるということなんです。北海道警は、今、国賠訴訟に提起されておりまして、それに向けて三月二十七日に準備書面というものも発表しております。この中で、いやいや、犯罪が発生する危険性が切迫していたんだということをいろいろ主張されているわけです。しかし、先ほど言ったように、動画などがありますが、これは事実と全く異なるんですね。配付資料の三を見ていただきますと、動画そのものが難しいということで、ちょっとキャプチャーをさせていただいたんですが、赤い車のところが演説車両ということで、安倍総理が街宣をされていたところです。 Angry: 0.462 Disgust: 0.244 Fear: 0.625 Happy: 0.448 Sad: 0.348 Surprise: 0.601
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05:33:07 ~ 05:34:12 藤野分科員
済みません、前提として、これは二〇二〇年の二月二十四日に放送されたHBCのドキュメンタリー「ヤジと民主主義警察が排除するもの」というものからお借りをしたといいますか、持ってきたものであります。演説車両が赤いところで、そこから六車線の道路を隔てて、大体二十メートルぐらい離れているんですが、丸の地点から男性が、仮にA氏としますと、このA氏が声を上げた。黄色い矢印で示している方であります。まさに肉声で上げているわけですね。その直後、制服警官あるいは私服警官六、七名に肩や腕をつかまれて、約二十六メートル、赤い矢印の方にわあっと連れていかれたわけであります。写真には安倍総理の演説している様子も後ろに捉えられておりますが、まさに数名が、本当につかんで連行していくという、力ずくでやっていったということなんですね。 Angry: 0.521 Disgust: 0.310 Fear: 0.562 Happy: 0.490 Sad: 0.330 Surprise: 0.614
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05:34:12 ~ 05:34:57 藤野分科員
その間、ずっと六、七名の警察官に取り囲まれておりますから、ほかの聴衆が入り込むスペースすらない。ましてや、トラブルなどが発生する可能性もなかったわけです。これはもう本当に、動画を見れば物すごい速さで連れていくわけで、ほかの聴衆との関係などは起こりようもない、ほんの数秒の出来事でありました。警察庁にお聞きしますけれども、犯罪が発生する危険性が切迫していたというのは、これは虚構じゃないですか。 Angry: 0.573 Disgust: 0.323 Fear: 0.613 Happy: 0.334 Sad: 0.399 Surprise: 0.538
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05:34:57 ~ 05:35:20 河野政府参考人
お答え申し上げます。札幌駅前の男性に係る事案につきましては、札幌駅前の聴衆の中で突如男性が大声を上げ、周囲からは反発の声が上がり、聴衆の一人がその男性を手で押すなどの行為も発生したことから、トラブル防止の観点から当該男性を移動させたものであるとの報告を北海道警察から受けております。 Angry: 0.560 Disgust: 0.437 Fear: 0.509 Happy: 0.601 Sad: 0.348 Surprise: 0.485
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05:35:20 ~ 05:35:44 河野政府参考人
その法的根拠につきましては、この男性は、周囲の聴衆とのトラブルによって危害を加えられるおそれがあるとともに、興奮して暴行等に及ぶおそれもあったことから、警察官職務執行法第四条第一項及び第五条に基づき、避難及び制止の措置をとったとの報告を受けております。 Angry: 0.988 Disgust: 0.243 Fear: 0.376 Happy: 0.187 Sad: 0.084 Surprise: 0.182
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05:35:44 ~ 05:36:01 藤野分科員
全く、例えば周囲から声が上がったとか、そういうものは動画から見てとれないんですね。むしろ、周囲との接触以前に、声を上げたらすぐに数人の警察官が囲んで連れていくというものが確認できるわけです。 Angry: 0.538 Disgust: 0.343 Fear: 0.586 Happy: 0.438 Sad: 0.374 Surprise: 0.567
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05:36:01 ~ 05:37:15 藤野分科員
ですから、もしそういう証拠があるのなら出していただきたいんですが、我々が求めたら、こういう黒塗りの資料しか出てこないわけであります。別の女性も声を上げて連れていかれているんですが、これは、今紹介した男性よりも更に安倍総理から遠い場所で声を上げられたんですが、増税反対という声なんですね。そういう声を上げたら、配付資料の四になりますけれども、まさに両脇を女性警官二人が抱え込んで、その周りを男性の警官四、五名が取り囲むと。この女性を仮にBさんとしますと、このBさんはこう言っているんですが、おじさんの壁ができて後ろに押し下げられたというふうにおっしゃっておりますが、一番下の写真を見ていただくとわかるように、まさに顔に息がかかるぐらいの、極めて怖い状況で押さえつけられた、排除された。 Angry: 0.627 Disgust: 0.384 Fear: 0.544 Happy: 0.384 Sad: 0.356 Surprise: 0.462
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05:37:15 ~ 05:38:22 藤野分科員
しかも、このBさんという女性は、その後、九十分にわたって、一時間半にわたってずっとつきまとわれるんです。警官が前に一人、両脇にぴったり一人ずつ、そして周囲に二人ぐらい。まさに異常なつきまといであります。私も実際、現地に行ってそこを歩いてみました。本当に長い距離なんですね。実際、歩いてみますと、本当にこれがいかに異常かということがよくわかる状況です。しかも、Bさんは、駅から相当離れた場所にあるレンタルショップの、DVDレンタルなどのTSUTAYAというところに入って目当てのDVDを探していたんですが、そのときにまで、TSUTAYAの中にまで入ってきてレジまでついてくるとか、あんまりじゃないかと抗議したら、一旦は離れたんですけれども、BさんがTSUTAYAを出て、町に出ようとしたら、出口にまたその警官が二人いたということで、ぞっとするようなつきまといが実際に行われた。 Angry: 0.380 Disgust: 0.237 Fear: 0.542 Happy: 0.499 Sad: 0.468 Surprise: 0.639
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05:38:22 ~ 05:39:00 藤野分科員
ところが、実は、先ほど九つの行為ということを配付資料一で言いましたが、道警の評価にはBさんへの九十分にわたるつきまといというのは入っていないんです。これは、何で入っていないんでしょうか、警察庁。いや、これは最もひどい行為のうちの一つですよ。 Angry: 0.672 Disgust: 0.296 Fear: 0.609 Happy: 0.246 Sad: 0.428 Surprise: 0.509
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Angry: 0.633 Disgust: 0.233 Fear: 0.520 Happy: 0.623 Sad: 0.225 Surprise: 0.559
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05:39:00 ~ 05:40:04 藤野分科員
これ以外にもありますけれども。しかし、これが評価されていないというのは納得いかないんです。Bさんは、警官から、お姉さん酔っているのとか、何か差別的な発言を投げつけられて、その後、つきまといの最中も、これはもう動画ですから音声も拾っておりまして、警官はこう言うんですね。ウイン・ウインの関係になりたいとか、そっちへ行ってほしくないなとか、札駅行こう、札駅というのは札幌駅です、札駅行こう、どっか座ろう、何か飲もう、ジュース買ってあげるよ、ジンジャーエールですか、ウーロン茶ですかとか。明らかに妨害するために、Bさんが望まない声をかけたり、いろいろするんですね。声だけじゃありません。配付資料の五を見ていただきますと、これはBさん自身がスマホで撮られた動画なんですけれども、まさに両腕を警官がつかんでいるわけです、行かせないように。しかも、ひきょうなのは、Bさんがスマホで、とられている様子を撮ろうとすると、ぱっと離すんですね、手を。 Angry: 0.534 Disgust: 0.268 Fear: 0.476 Happy: 0.509 Sad: 0.372 Surprise: 0.585
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05:40:04 ~ 05:41:01 藤野分科員
だから、悪いことだとわかっているわけです。しかし、そういうことを繰り返した、によって妨害したわけであります。極めて悪質な事案だと思うんですね。私も、Bさんのルート、先ほど言ったように歩いてみたんですが、すたすた歩けば二十分ぐらいで例えば三越なら三越に着いちゃうところなんですが、こういう嫌がらせとか身体拘束を繰り返されたため、九十分もかかってしまったんですね。これもBさんの表現があるんですけれども、Bさんによると、緩くかつ強固に人間の壁をつくられて全く前に進めなくなった、こうおっしゃっております。しかも、Bさんが行こうとしていた三越前での安倍総理の街宣が終わってから到着しちゃったので、しようがない、九十分もかかっちゃったので、もう終わっていたんです、街宣。ところが、終わっていたにもかかわらず、警察官はずっとまたつきまとうんですね。 Angry: 0.590 Disgust: 0.337 Fear: 0.487 Happy: 0.415 Sad: 0.432 Surprise: 0.459
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05:41:01 ~ 05:42:03 藤野分科員
初めのTSUTAYAでDVDが見つからなかったので、Bさんは三越前のTSUTAYAにも入ってそれを探すんですけれども、そこでも見つからないと出てきたら、また警官が出口にいたと。その警官がBさんに、まだいたのと声をかけたそうなんですが、こっちのせりふだという話なんですね。街宣が終わってもまだつきまとっているという、まさにこれは、移動や行動の自由、プライバシー権、そして名誉権、制服警官がついていくわけですから、あの人何かやったんじゃないかと、そういう名誉権も侵害する、表現の自由を侵害する重大な違法行為だと思います。余りにも異常過ぎるから、道警は七カ月かけてもこのBさんに対するつきまとい行為を正当化できなかった。ほかのも正当化できていると私は思いませんが、このBさんのは評価すらできないということだと思います。国家公安委員長にお聞きしたいんですが、この悪質な行為が評価さえされていない、九つの行為に入っていないんですね。 Angry: 0.587 Disgust: 0.275 Fear: 0.528 Happy: 0.341 Sad: 0.444 Surprise: 0.529
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05:42:03 ~ 05:42:44 藤野分科員
これは本当に、余りにも不自然じゃないかと思うんですが。いや、何も答えになっていないんですよ。国家公安委員長に。余りにも不自然だと思うんです。これだけの行為が、ほかのもひどいですけれども、これが評価されていないのは不自然だと思うんですが。 Angry: 0.611 Disgust: 0.389 Fear: 0.545 Happy: 0.301 Sad: 0.544 Surprise: 0.465
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Angry: 0.292 Disgust: 0.292 Fear: 0.506 Happy: 0.803 Sad: 0.258 Surprise: 0.635
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05:42:44 ~ 05:43:06 武田国務大臣
これらの事案については、いずれも現場の警察官がそれぞれの状況を踏まえ、法律に基づき必要と判断した措置を講じたものであるとの報告を私も受けております。今後とも、法令に基づいて適切に職務を遂行していくよう指導してまいりたいと思います。 Angry: 0.578 Disgust: 0.277 Fear: 0.452 Happy: 0.601 Sad: 0.418 Surprise: 0.437
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05:43:06 ~ 05:44:01 藤野分科員
個々の警察官が現場でというんですが、これはBさん自身も見たそうですけれども、女性警官がずっとついてくるんですが、一時間以上続いたときに、家まで来られるのは無理とBさんが言ったらば、その女性警官の一人が確認してみると答えて、上司らしき人と電話で連絡をとり始めたというんですね。ですから、ああ、これは個々の現場でというより、組織的に、指揮命令のもとでやられているんだなということを思ったそうですけれども、そのとおりだと思います。これはやはり、個々のというよりも、まさに警察というのは、当然のことですけれども、こういう警備行動というのは集団的、組織的にやるものだ、それ自体は否定しませんが、余りにも過剰なものが行われている。 Angry: 0.430 Disgust: 0.281 Fear: 0.568 Happy: 0.501 Sad: 0.406 Surprise: 0.557
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05:44:01 ~ 05:45:03 藤野分科員
国家公安委員長に知っていただきたいのは、警察官がつきまとったのは安倍総理に批判的な人たちだけなんです。というのも、実は、この一から九までの適用事例のうち、例えば四とか、これも警職法五条が適用されているんですが、この四というのは、女性の所持していた携帯電話を払いのけた男性を移動させたことなんです。これはどういう男性かというと、安倍総理が乗っている街宣車の方からやってきて、やじを飛ばした人の近くでスマホで撮っている女性に対して、何撮っているんだ、撮っているんじゃねえぞと言って、その女性が撮影しているスマホをとろうと、その女性の手ごととろうと乱暴につかみ、引っ張った事案であります。 Angry: 0.815 Disgust: 0.270 Fear: 0.475 Happy: 0.298 Sad: 0.302 Surprise: 0.491
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05:45:03 ~ 05:46:07 藤野分科員
これに対して、警察は、警職法五条に当たるといってここに挙げているわけですね、四に。同じ警職法五条が適用されたにもかかわらず、この方は、全然、その後つきまといなんかされておりません。全くフリーなんですね。わずか数十秒注意されただけで、後はもう放免されている。片や、同じ警職法五条、この三の男性は一と同じ男性ですけれども、この男性の方は、先ほどのBさんと同じように、長時間つきまとわれるわけですね。ですから、まさに、同じ警職法五条を適用しておきながら、安倍総理の側なのか、あるいは批判的な側なのかで、その後のつきまといなどの警察の対応が全く違う。国家公安委員長にお聞きしますが、これは警察法二条二項が定めている不偏不党というのに全く当たらないんじゃないですか。 Angry: 0.584 Disgust: 0.287 Fear: 0.630 Happy: 0.298 Sad: 0.358 Surprise: 0.628
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05:46:07 ~ 05:47:08 武田国務大臣
トラブルを未然に防ぐためにとった手段でありまして、演説等々に対する意見の内容に着目した措置ではないということを御理解いただきたいと思います。また、安倍総理の意見に賛成したタイプか反対したタイプかという言い方を今おっしゃいましたけれども、やはりこれは、選挙の演説会で、自民党のこれを見たら演説会だろうというふうに推測される映像が残っておるんですけれども、そうした場合というのは、圧倒的に、御党の場合もそうでしょうけれども、それに対する支持政党、支持する方々がほとんどを占めると思っておるんです。警察はやはり、要人の警護も重要ですけれども、聴衆の警護、これは、守る、安全を確保することが重要であって、それが反対か賛成かの意見は問わずして、全ての聴衆の安全を確保するという手段に出るというのは適切な判断だったと私は考えております。 Angry: 0.649 Disgust: 0.347 Fear: 0.488 Happy: 0.478 Sad: 0.348 Surprise: 0.424
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05:47:08 ~ 05:48:01 藤野分科員
国家公安委員長はそうおっしゃるんですが、じゃ、次の事例を見ていただきたいんですけれども、別の女性、例えばCさんとしますけれども、三人ぐらいの方が、三人が札幌の三越前でプラカードを掲げようとした。配付資料の七になるんですけれども、このCさんたちが掲げようとしたのは、老後の生活費二千万円貯金できません、こういう中身なんですね。それに対して、警察官が前に立ち塞がって、この上にありますように、上げさせないわけです。まさに表現そのものを抑圧するわけですね。Cさんたちのすぐ横には、安倍総理を支持しますというプラカード、これを掲げた人はいるわけですね。たくさんいるんです。 Angry: 0.588 Disgust: 0.328 Fear: 0.483 Happy: 0.504 Sad: 0.389 Surprise: 0.510
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05:48:01 ~ 05:48:50 藤野分科員
配っているぐらいですから、それこそ自民党の皆さんが。だから、ほとんど同じような大きさで、一方、何か批判めいたというか、疑問ですけれども、そういうものを掲げた者は上げることすら禁止され、片や、安倍総理を支持しますというのは何にも抑止もされずにそのまま掲げていた。これはやはり表現内容そのものに関する介入であって、冒頭言った政治的中立性、どっちもだめだというならまあわかりますけれども、わかりますというか、だめですけれども、片一方だけ抑止したわけですから、これは、国家公安委員長、まさに内容に着目した行動じゃないですか。 Angry: 0.797 Disgust: 0.350 Fear: 0.454 Happy: 0.390 Sad: 0.316 Surprise: 0.397
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05:48:50 ~ 05:49:09 河野政府参考人
北海道警察からは、プラカードの掲示を妨害したという事案は承知しておりませんが、車道にはみ出していた聴衆に対し注意を喚起したことはあったとの報告を受けております。 Angry: 0.818 Disgust: 0.276 Fear: 0.479 Happy: 0.435 Sad: 0.233 Surprise: 0.457
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Angry: 0.257 Disgust: 0.274 Fear: 0.490 Happy: 0.741 Sad: 0.463 Surprise: 0.621
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05:49:13 ~ 05:50:02 藤野分科員
これはもう明確なんです。同じ場所で、すぐ隣に安倍総理を支持しますというプラカードは掲げられていて、そして、こういう年金の問題とか老後の生活費の問題のやつだけが、まさにこうやって、これも本当に近いですよね、阻止される。これは、本当に警察の政治的中立性に全く反する、表現内容そのものに対する介入であります。これは警察庁にお聞きしたいんですが、九つの行為について検討する七カ月の間に、今申し上げたAさん、Bさん、Cさん、あるいは関係者、あるいは周りにいた人、そういう方々から実態を聴取されたんでしょうか。 Angry: 0.650 Disgust: 0.358 Fear: 0.520 Happy: 0.364 Sad: 0.375 Surprise: 0.488
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05:50:02 ~ 05:50:20 河野政府参考人
お答えいたします。北海道警察からは、現場にいた警察官からの聴取、現地の確認、報道内容やインターネット上の動画の確認などにより事実確認を行ったとの報告を受けております。 Angry: 0.465 Disgust: 0.333 Fear: 0.493 Happy: 0.593 Sad: 0.386 Surprise: 0.559
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05:50:20 ~ 05:51:07 藤野分科員
結局、全く聞いていないわけです。警察内部だけで、この準備書面とかいろいろなことを固めているわけですね。しかし、これは本当に、非常に無理がある。例えば、準備書面というのが三月二十七日に出されているんですけれども、これに引用されているもののうち、警察がやったこともよかったということを立証するために、声というのも七つほど挙げられているんです。この準備書面の中で、三十六ページで。しかし、これは調べてみますと、実は、ヤフーの掲示板にコメントとして載っていた声だということが追跡してわかりました。 Angry: 0.481 Disgust: 0.314 Fear: 0.608 Happy: 0.382 Sad: 0.424 Surprise: 0.592
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05:51:07 ~ 05:52:00 藤野分科員
ヤフーのコメントですよ。だから、誰がつぶやいたのかもわからないし、下手をすると構造上は警察自身が書き込むことだって可能なわけですね、ヤフーのコメント欄というのは。まさかそういうものを自分たちの訴訟の準備書面で正当化するために出してくるなんということは、本当に信じがたいんですね。片や、当事者には全く話を聞いていないんです。一体これが警察のやることかというふうに思うんですね。国家公安委員長にお聞きしたいんですが、やはり、今回の警察の行為というのは、国民全体の政治的な意見表明の自由、憲法で保障された表現の自由を萎縮させる、そういうおそれがあるというふうに思われますか。 Angry: 0.581 Disgust: 0.339 Fear: 0.536 Happy: 0.373 Sad: 0.421 Surprise: 0.517
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05:52:00 ~ 05:52:18 武田国務大臣
冒頭、国家公安委員会の役割について御説明申し上げましたけれども、まさに、政治的中立性というものを確保するということを旨としておりますので、その役割というものを徹底して担ってまいりたい、このように思っています。 Angry: 0.449 Disgust: 0.317 Fear: 0.428 Happy: 0.647 Sad: 0.371 Surprise: 0.542
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05:52:18 ~ 05:53:14 藤野分科員
いや、私が伺ったのは、萎縮効果なんです。つまり、同じ場所で、安倍総理を応援する、安倍総理を支持しますというプラカードは何の抑止も排除も受けなかった。片や、安倍総理というか安倍政権に対して批判的なというか、老後の生活費二千万円足りませんとか、年金百年安心は本当ですかみたいな、そういう問いかけレベルのプラカードでさえ排除されているわけです。帰れとか、やめろとか、そういうことではなくて、これで大丈夫ですか、あるいは、暮らせません、そういう中身まで排除されたということが正当化されますと、今後の表現行為の萎縮につながるんじゃないかというのが私の質問なんです。 Angry: 0.737 Disgust: 0.472 Fear: 0.466 Happy: 0.284 Sad: 0.469 Surprise: 0.305
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05:53:14 ~ 05:54:00 藤野分科員
お願いします。全く答弁できないわけですね。今回、警職法の四条と五条を同時適用、一人に対してしております。警察庁にお聞きしますけれども、こういう例は今まであるんでしょうか。 Angry: 0.594 Disgust: 0.360 Fear: 0.449 Happy: 0.515 Sad: 0.433 Surprise: 0.460
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05:53:26 ~ 05:53:42 河野政府参考人
北海道警察からは、法律に基づき、必要と判断した措置を講じたものと報告を受けております。警察におきましては、不偏不党かつ公正中正を旨として職務を遂行しているところであり、特定の意見の表明を規制することはないと考えております。 Angry: 0.721 Disgust: 0.362 Fear: 0.561 Happy: 0.386 Sad: 0.283 Surprise: 0.467
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05:54:00 ~ 05:54:18 河野政府参考人
警察庁におきましては、各都道府県警察が警察官職務執行法第四条第一項に基づき講じた措置及び同法第五条に基づき講じた措置について統計をとっておらず、警察官職務執行法第四条第一項及び第五条を同時に適用した事例についてお答えすることは困難であります。 Angry: 0.994 Disgust: 0.149 Fear: 0.316 Happy: 0.131 Sad: 0.084 Surprise: 0.161
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05:54:18 ~ 05:55:00 藤野分科員
これは、四条というのは、ある人が何か危険な状況にあるから避難させるという条文なんです。片や、五条というのは、ある人が危険なことをしそうだから予防するという条文なんですね。片や避難させる、片や予防するということで、全くベクトルが違うわけです。それを同一人に適用するという極めて矛盾に満ちたことが行われております。これはかつて、判例でいえば、例えば百五十人ぐらいの学生たちがばあっと抗議行動をやって検察に押しかけてとか、そういう事案で適用されたことはあるというふうに、大分前ですけれどもね。 Angry: 0.506 Disgust: 0.283 Fear: 0.620 Happy: 0.374 Sad: 0.366 Surprise: 0.612
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05:55:00 ~ 05:55:53 藤野分科員
これは、私、学生たちの行動もけしからぬと思います。ただ、事例としては、百五十人ぐらいがわあっとなっているところですから、片や避難させよう、片や予防しようというのは、あり得なくはないかもしれない。けれども、同じ人物に対して、今回、四条と五条を同時適用している。こんなことは今までないわけであります。それほど矛盾に満ちた法解釈をせざるを得ない、そういう異常なことが起きている。ですから、最後に国家公安委員長にお聞きしますけれども、やはり、国家公安委員会というのは、警察の政治的中立性、そして独善的運営を規制するためにあるわけでありますから、こうしたことはもう許すべきではない。これを違法と言えないなら、私は国家公安委員会の看板をおろした方がいいと思うんですけれども、いかがですか。 Angry: 0.653 Disgust: 0.335 Fear: 0.487 Happy: 0.449 Sad: 0.348 Surprise: 0.497
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05:55:53 ~ 05:56:07 武田国務大臣
冒頭に申しましたように、国家公安委員会の重要な任務は、政治的中立性を保つことと警察の民主的なあり方を確保することでありますので、それを徹底してまいりたい、このように思っております。 Angry: 0.753 Disgust: 0.351 Fear: 0.443 Happy: 0.532 Sad: 0.309 Surprise: 0.372
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Angry: 0.755 Disgust: 0.405 Fear: 0.456 Happy: 0.250 Sad: 0.555 Surprise: 0.327
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05:56:16 ~ 05:56:50 あかま主査
これにて藤野保史君の質疑は終了いたしました。以上をもちまして内閣府所管中警察庁についての質疑は終了いたしました。次に、内閣府所管中内閣本府及び沖縄振興開発金融公庫について審査を行います。これより質疑に入ります。質疑の申出がありますので、順次これを許します。泉健太君。 Angry: 0.600 Disgust: 0.348 Fear: 0.473 Happy: 0.579 Sad: 0.354 Surprise: 0.533
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05:56:50 ~ 05:57:05 泉分科員
国民民主党、そして、立憲、国民、社保、社会民主党の共同会派、衆議院議員泉健太でございます。きょうは本当に、コロナの対策、対応のところ、大臣、そして橋本副大臣、ありがとうございます。 Angry: 0.529 Disgust: 0.257 Fear: 0.376 Happy: 0.647 Sad: 0.384 Surprise: 0.458
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05:57:05 ~ 05:58:06 泉分科員
特に橋本副大臣、ダイヤモンド・プリンセスでは本当に現場でお疲れさまでした。まだ引き続き対応も、厚労省として大変な状況だと思います。大変貴重な経験というか、まだこれだけ事態が続いていますので、あの場で経験されたことというのは本当に今にも生きているんじゃないかというふうに思います。ぜひこれからもさまざまなことに生かしていただきたいんですが、きょうは、質問の通告にはないんですけれども、もし可能であれば後でお答えをいただきたいと思いまして、あらかじめちょっと今からお話をしておきたいんです。今、軽症者ですとか無症状者の方に、医療機関以外で過ごしていただくお話があります。そういうときに、あのダイヤモンド・プリンセスでは、当初、WHOのガイドラインに従って、事務官の方々についてはマスクと手袋というふうに進めていた。 Angry: 0.339 Disgust: 0.248 Fear: 0.538 Happy: 0.502 Sad: 0.586 Surprise: 0.516
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05:58:06 ~ 05:59:02 泉分科員
しかし、やはり、感染者が出たということで、二月の十四日に、厚労省としては対策を強化して、防護服等々という通知が出されました。私も先ほどその通知は確認をさせていただきました。そういう中で、今後、軽症者の方々と接する施設、生活をしていただく施設も出てくるわけですが、そこで作業に従事される方々の防護体制、これを改めて確認をできたらと思っております。マスク、手袋はもちろんのこと、ゴーグルですとか靴カバーやヘアキャップや防護服、こういったものをどれぐらい想定をしているか。後ほどまたお伺いをしたいと思いますので、この一連、予定していた質問の後にでも、またちょっとお答えをいただければというふうに思います。さて、私、ずっと災害の問題を扱ってきております。 Angry: 0.333 Disgust: 0.229 Fear: 0.475 Happy: 0.673 Sad: 0.476 Surprise: 0.572
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05:59:02 ~ 05:59:53 泉分科員
そういったことでいいますと、災害において、もし今、恐ろしいことなんですが、この新型コロナウイルス感染症と同時期に自然災害が起こったら、相当世の中は混乱するであろうということが想像がつくわけです。それで、きょうは、防災担当大臣、武田大臣にもお越しをいただいたということであります。まず、確認をしたいと思うんですが、ここは厚労副大臣に確認したいと思います。自然災害で感染症指定医療機関に避難指示が出た場合、この場合、感染症患者はどのような原則に基づいて移送されるのか、聞きたいと思います。お答えください。 Angry: 0.393 Disgust: 0.298 Fear: 0.545 Happy: 0.549 Sad: 0.437 Surprise: 0.547
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05:59:53 ~ 06:00:21 橋本副大臣
お答えをいたします。原則ということでおっしゃいましたので一般論として申し上げますが、新型コロナウイルス感染症の患者、そのほかいろいろな感染症の方もおられます、その方が指定医療機関に入院をされている、その指定医療機関に避難指示が出た場合ということで、そうした方については、適切な医療を提供する観点では、その関係者の方々の御協力を得て、感染を管理しながら転院をしていただく。 Angry: 0.281 Disgust: 0.312 Fear: 0.446 Happy: 0.753 Sad: 0.492 Surprise: 0.560
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06:00:21 ~ 06:01:08 橋本副大臣
すなわち、必要な防護等を行う、搬送の際などでですね、していただきながら、医療機関、あるいは場合によっては、軽症の方、無症状の方などは、例えばそれ以外の宿泊施設等も考えられるかと思いますが、そうしたことも含めて対応していただくということになると思います。それは災害の規模にもよろうと思いますが、当然ながら、必要に応じて、広域の移送ということも検討されるべきと考えます。 Angry: 0.374 Disgust: 0.255 Fear: 0.535 Happy: 0.582 Sad: 0.443 Surprise: 0.535
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06:00:42 ~ 06:00:58 泉分科員
その場合、今、医療圏ごとにということがこの感染症対策でも行われているわけですけれども、県境をまたいだような広域移送ということも想定されるという理解でよろしいですか。 Angry: 0.314 Disgust: 0.387 Fear: 0.644 Happy: 0.299 Sad: 0.521 Surprise: 0.592
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06:01:08 ~ 06:01:33 泉分科員
引き続き、災害時のまさに感染症患者の移送ということについては、これは誰が責任を持つという理解になるんでしょうか。都道府県であったり、実際に移送する方が誰なのかということも含めて、この調整、非常に重要だと思うんですが、どちらがされるという理解でしょうか。 Angry: 0.432 Disgust: 0.308 Fear: 0.683 Happy: 0.313 Sad: 0.417 Surprise: 0.653
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06:01:33 ~ 06:02:04 橋本副大臣
お答えをいたします。災害時における感染症患者の移送については、各都道府県と医療機関において相談の上、適切に対応がなされるものと認識しております。恐らくは、都道府県で災害の対策本部等が設置をされ、その中で、例えばDMATの本部などがその搬送の調整などを担当するような形になることが一般的だろうと思われます。 Angry: 0.369 Disgust: 0.381 Fear: 0.544 Happy: 0.565 Sad: 0.450 Surprise: 0.530
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06:02:04 ~ 06:02:49 泉分科員
やはり災害時において、こういった感染症の患者の方々を、災害の規模にもよると先ほどお話がありましたけれども、まさにそういうとおりでありますけれども、規模ですとか患者数に応じて、患者さんの滞在場所というものを想定はしておかなければいけない。ただ、現時点で、ほかの作業も非常に忙しい中で、余りそういうことについて議論がなされたことがないというふうに認識をしております。副大臣、何か、今までこういう、もしこの状況で災害が起きた場合の移送ですとかについて聞かれたことというのはございますか。 Angry: 0.332 Disgust: 0.267 Fear: 0.654 Happy: 0.349 Sad: 0.489 Surprise: 0.596
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06:02:49 ~ 06:03:01 橋本副大臣
今委員がお話をいただきましたように、まずは、今、それこそ新型コロナウイルス感染症の発生が起こっている、また地域によってはそれがかなり拡大をしている状況がございます。 Angry: 0.140 Disgust: 0.136 Fear: 0.531 Happy: 0.778 Sad: 0.425 Surprise: 0.718
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06:03:01 ~ 06:03:46 橋本副大臣
その中で、適切な医療機関を確保する、あるいは、都道府県によっては、宿泊施設等にも無症状の方などをお送りをするような検討も進んでいるという状況でございます。当然ながら、そういう中においても自然災害というのは起こり得るのであって、その折のことというのも検討されるべきであるというのは御指摘のとおりではございますけれども、そうした場合に関しては、国で定める防災基本計画等に基づきながら、関係機関連携の上、地域の実情に応じて都道府県において適切に判断をいただく、こういうような整理になっているのが現時点でございます。 Angry: 0.251 Disgust: 0.336 Fear: 0.503 Happy: 0.751 Sad: 0.469 Surprise: 0.537
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06:03:46 ~ 06:04:30 泉分科員
この後質問していくんですが、避難所における感染症対策というのは別途またあるわけですけれども、こういう感染者の方々は、地域の避難所で一体的にお過ごしいただくというのはまず考えられないということになろうかと思いますので、ぜひ、頭のどこかにと言うとあれですけれども、それはそれで、自然災害時にどうするかということはやはり想定はしておく必要はあると思いますので、ぜひ、内閣府防災となのか、あるいはどこと調整をされるのかということはありますけれども、都道府県に対して、出たとこ勝負みたいなことにならないように、もしそういった場合には患者さんをどうするのかということも考えていただきたいというふうに思います。 |