00:01:10 ~ 00:02:06 委員長(山本順三君)
ただいまから予算委員会を開会いたします。まず、理事の補欠選任についてお諮りいたします。委員の異動に伴い現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認めます。それでは、理事に堀井巌君、山下雄平君、こやり隆史君及び杉久武君を指名いたします。国政調査に関する件についてお諮りいたします。本委員会は、今期国会におきましても、予算の執行状況に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 Angry: 0.398 Disgust: 0.294 Fear: 0.462 Happy: 0.595 Sad: 0.545 Surprise: 0.513
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00:02:06 ~ 00:03:27 委員長(山本順三君)
御異議ないと認め、さよう決定いたします。政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。令和三年度補正予算二案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。御異議ないと認め、さよう取り計らいます。令和三年度補正予算二案に関する理事会決定事項について御報告いたします。本日及び明日の質疑は総括質疑方式で三百三十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党・国民の声八十分、立憲民主・社民百六分、公明党四十分、国民民主党・新緑風会三十五分、日本維新の会三十五分、日本共産党三十五分、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。 Angry: 0.599 Disgust: 0.318 Fear: 0.426 Happy: 0.575 Sad: 0.399 Surprise: 0.478
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00:03:27 ~ 00:03:51 委員長(山本順三君)
令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)、以上二案を一括して議題といたします。政府から趣旨説明を聴取いたします。財務大臣鈴木俊一君。 Angry: 0.590 Disgust: 0.274 Fear: 0.403 Happy: 0.648 Sad: 0.344 Surprise: 0.554
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00:03:51 ~ 00:04:05 国務大臣(鈴木俊一君)
令和三年度補正予算の大要につきましては、既に、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、改めて御説明申し上げます。 Angry: 0.434 Disgust: 0.176 Fear: 0.407 Happy: 0.725 Sad: 0.409 Surprise: 0.589
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00:04:05 ~ 00:05:03 国務大臣(鈴木俊一君)
最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。歳出においては、総額で三十五兆九千八百九十五億円を計上しております。その内容としては、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策に基づき、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る経費に十八兆六千五十九億円、ウイズコロナ下での社会経済活動の再開と次なる危機への備えに係る経費に一兆七千六百八十七億円、未来社会を切り拓く新しい資本主義の起動に係る経費に八兆二千五百三十二億円、防災・減災、国土強靱化の推進など安全、安心の確保に係る経費に二兆九千三百四十九億円を計上しております。 Angry: 0.510 Disgust: 0.260 Fear: 0.539 Happy: 0.558 Sad: 0.367 Surprise: 0.550
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00:05:03 ~ 00:06:05 国務大臣(鈴木俊一君)
また、国債整理基金特別会計への繰入れとして二兆二千六百八十二億円、地方交付税交付金の増額として三兆五千百十七億円等を計上するとともに、既定経費を一兆五千六百六十五億円減額しております。歳入においては、租税等の収入について、最近までの収入実績や企業収益の動向等を勘案して六兆四千三百二十億円の増収を見込んでおります。また、税外収入について、一兆三千五百十六億円の増収を見込むほか、前年度剰余金六兆一千四百七十九億円を計上しております。以上によってなお不足する歳入について、公債を二十二兆五百八十億円発行することとしております。 Angry: 0.402 Disgust: 0.284 Fear: 0.587 Happy: 0.531 Sad: 0.395 Surprise: 0.618
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00:06:05 ~ 00:07:06 国務大臣(鈴木俊一君)
この結果、令和三年度一般会計補正後予算の総額は、一般会計当初予算に対して歳入歳出共に三十五兆九千八百九十五億円増加し、百四十二兆五千九百九十二億円となります。また、特別会計予算につきましても、所要の補正を行っております。財政投融資計画につきましては、経済対策を踏まえ、科学技術立国の実現に向けた積極的な投資を促進するとともに、防災・減災、国土強靱化を推進するため、九千二百二十一億円を追加しております。以上、令和三年度補正予算の大要について御説明いたしました。何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同いただきますようお願いを申し上げます。 Angry: 0.445 Disgust: 0.260 Fear: 0.450 Happy: 0.688 Sad: 0.331 Surprise: 0.600
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00:11:35 ~ 00:12:01 白眞勲君
おはようございます。立憲民主党の白眞勲でございます。岸田総理、まず、改めて御就任おめでとうございます。総理は、歴代の総理が事実と異なる答弁を繰り返し、あるいは長話をしたり、いわゆる御飯論法と言われる答弁を批判されたりしましたけれども、総理は聞く力をアピールされているということですね。 Angry: 0.527 Disgust: 0.310 Fear: 0.381 Happy: 0.730 Sad: 0.341 Surprise: 0.479
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00:12:01 ~ 00:13:02 白眞勲君
我が党の泉健太新代表も追及一辺倒ではなくて提案重視の方針を打ち出しており、是非今までとは一味違った有意義な議論をこの参議院予算委員会でもしていきたいと思いますが、総理の御見解いかがでしょうか。すばらしい御答弁ありがとうございます。 Angry: 0.420 Disgust: 0.214 Fear: 0.384 Happy: 0.698 Sad: 0.378 Surprise: 0.579
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00:12:24 ~ 00:12:57 内閣総理大臣(岸田文雄君)
私も、御指摘のように、聞く力、国民との対話、こうしたものを大事にしていくということを申し上げてまいりました。是非、国会の議論においても、こうした聞く力あるいは対話、こうしたものを大事にしながら丁寧に取り組んでいきたいと存じます。有意義な議論ができるよう誠心誠意努力いたしますので、御指導よろしくお願いを申し上げます。 Angry: 0.345 Disgust: 0.262 Fear: 0.302 Happy: 0.774 Sad: 0.597 Surprise: 0.433
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00:13:02 ~ 00:13:24 白眞勲君
ところがですね、早速有意義な議論をしていこうと思ったやさきに、昨日二つの大きなニュースが飛び込んでまいりました。これ、やらないわけにいかなくなっちゃったんですね。まず、財務大臣にお聞きいたします。赤木さんの件です。これ、どういう意味でしょうか。 Angry: 0.432 Disgust: 0.297 Fear: 0.500 Happy: 0.583 Sad: 0.422 Surprise: 0.601
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00:13:24 ~ 00:14:05 国務大臣(鈴木俊一君)
この度、国の責任を認めるに当たりまして、財務省を代表して、高い志と倫理観を持ち、真面目に職務に精励していた赤木俊夫さんに改めて哀悼の誠をささげますとともに、御遺族に対しては、公務に起因して自死という結果に至ったことにつき、心よりおわび申し上げますとともに、謹んでお悔やみを申し上げます。本件訴訟は、赤木氏が公務による心理的、肉体的負荷を原因として亡くなったことに関する損害賠償請求訴訟であります。 Angry: 0.815 Disgust: 0.401 Fear: 0.399 Happy: 0.174 Sad: 0.577 Surprise: 0.219
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00:14:05 ~ 00:14:59 国務大臣(鈴木俊一君)
財務省においては、本年十月の口頭弁論期日において原告側の主張の全体像が示され、その内容も踏まえての方針を検討した結果、国の責任は明らかであるとの結論に至りました。したがって、いたずらに訴訟を長引かせるのも適切ではなく、国の責任を認め、少しでも早く賠償を行うことが適切と考え、認諾、つまり国の損害賠償義務を認める判断に至ったものであります。財務省としては、今後二度とこうしたことを起こさないよう、文書管理の徹底はもちろん、組織風土の改革などを引き続き全力で推進し、信頼の回復に努めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.790 Disgust: 0.343 Fear: 0.377 Happy: 0.483 Sad: 0.330 Surprise: 0.339
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00:15:04 ~ 00:15:49 白眞勲君
つまり、政府は今回、全面的に非を認めたということでよろしゅうございますね。私が聞いているのは、全面的に非を認めたということでよろしゅうございますね。つまり、赤木さんの奥様が御主張なされたことは全てそのとおりであるということでよろしいということですよね。 Angry: 0.455 Disgust: 0.250 Fear: 0.305 Happy: 0.805 Sad: 0.418 Surprise: 0.477
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00:15:11 ~ 00:16:02 国務大臣(鈴木俊一君)
先ほど申し上げましたとおり、この訴訟は、赤木氏が公務による心理的、肉体的負担を原因として亡くなったことに関する損害賠償請求訴訟でございます。このことについて国の責任を認め、認諾したということであります。この訴訟は、先ほど申し上げたとおりのこの損害賠償訴訟であります。それについて国の責任を全面的に認めたということでございます。 Angry: 0.861 Disgust: 0.455 Fear: 0.390 Happy: 0.336 Sad: 0.377 Surprise: 0.282
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00:16:13 ~ 00:17:13 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、今財務大臣からありましたように、この損害賠償請求については全面的に認めたということでございます。このことにつきまして、まず、赤木さんがお亡くなりになったこと、御遺族のお気持ちを考えますときに痛恨の極みであり、まず心よりお悔やみを申し上げる次第でございます。その上で、この件につきましては、私も総理大臣就任以来、できるだけ丁寧に対応しなければならない、こうしたことを申し上げてきました。よって、この裁判所の訴訟指揮に従って、公務災害認定に関する資料あるいはいわゆる赤木ファイルと言われている資料、こうしたものをしっかりと丁寧に対応し、その指揮に従うということ。 Angry: 0.710 Disgust: 0.333 Fear: 0.435 Happy: 0.410 Sad: 0.405 Surprise: 0.368
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00:17:13 ~ 00:18:21 内閣総理大臣(岸田文雄君)
さらに、今回のこの損害賠償を認めるに当たりましても、赤木さんが亡くなった経緯についての詳細を記した書面、さらには御遺族の皆様方が求められた項目について新たな資料も含む可能な限りの対応をした、これをまず確認した上で、二つ私の方から申し上げました。この訴訟と併せて、御遺族とは、この訴訟とは別に、この本件とは別に、あれは、情報公開に関する訴訟が今継続しています。この情報公開の訴訟、この別に進行している訴訟についても引き続き丁寧に対応する、これを改めて指示を出したところでありますし、あわせて、今後この森友学園問題についても真摯に説明責任を果たしていかなければいけない、この二点について私の方から改めて指示を出したということであります。 Angry: 0.826 Disgust: 0.249 Fear: 0.395 Happy: 0.357 Sad: 0.340 Surprise: 0.398
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00:18:35 ~ 00:19:13 白眞勲君
今総理から、真摯にこの問題に関わっていきたいというふうにおっしゃいました。また、説明責任も果たしていかなきゃいけないと、そういうふうにもおっしゃっていただきました。赤木さんの奥様が、これまで真相が分からなくなってしまったと、これでですね、これでは真相が分からなくなってしまったとお思いになっているようですけれども、政府として全面的に非を認めたならば真相究明には徹底的に応えるというのが筋だと思いますが、総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.399 Disgust: 0.258 Fear: 0.487 Happy: 0.598 Sad: 0.443 Surprise: 0.505
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00:19:13 ~ 00:19:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今も申し上げさせていただきましたが、御遺族の方とは、本件とは別途情報公開に関する訴訟、これは継続中であります。その訴訟においてまず丁寧に引き続き向き合っていかなければいけない、対応していかなければいけない、これがまず重要だと思います。あわせて、この問題について説明を求められた場合に真摯に説明を尽くしていく、こういった姿勢が大事だと考えております。 Angry: 0.515 Disgust: 0.324 Fear: 0.508 Happy: 0.497 Sad: 0.408 Surprise: 0.498
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00:20:01 ~ 00:20:38 白眞勲君
続きまして、国土交通省、建設受注統計の書換えが行われた事実が明らかになった件につきまして、昨日衆議院の答弁でこの事実をお認めになっていただいたわけなんですけれども、これ極めて重大な事案であるというふうに私は考えております。今朝の記事によると、統計データの書換えは国交省の職員が今年の三月まで自ら書換えを行っていたということが今日記事で出ていますけど、これは事実でしょうか。 Angry: 0.433 Disgust: 0.249 Fear: 0.561 Happy: 0.507 Sad: 0.386 Surprise: 0.602
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00:20:38 ~ 00:21:20 国務大臣(斉藤鉄夫君)
まずは、国土交通省所管の統計においてかつて不適切な集計方法が取られていたことは大変遺憾なことで、心からおわびを申し上げます。先ほどの御質問でございますが、会計検査院から指摘を受け、令和二年一月分の受注実績の集計からは、提出期限後に提出された調査票については、一旦精査した上で、翌年度において一旦記録した前年度の数値を修正することにより正確に反映させています。 Angry: 0.547 Disgust: 0.335 Fear: 0.551 Happy: 0.429 Sad: 0.327 Surprise: 0.542
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00:21:20 ~ 00:22:26 国務大臣(斉藤鉄夫君)
言わば改善された方法で令和二年一月分から行っております。ただし、令和二年一月分から令和三年三月分までについては、同じ基準で対前年の比較ができるよう新たに改善した方法による集計と従前の方法による集計の両方を行うこととし、双方のデータをホームページで公表しています。したがいまして、令和二年一月から改善された方法はスタートしておりますが、従来の方法は、前年度と比較するため、これは統計、前年度との比較ということも一つの大きな要素ですので、その従来の方法はある意味でダブる形で令和三年三月まで、これは年度ごとにデータを取る場合もありますし、年末に取ることもありますので、十五か月間重複して調査した期間があるという意味でございます。 Angry: 0.275 Disgust: 0.220 Fear: 0.489 Happy: 0.737 Sad: 0.411 Surprise: 0.634
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00:22:26 ~ 00:23:05 国務大臣(斉藤鉄夫君)
これは、ですから、前年度との比較、令和元年度の比較のためにあえて従来の方法でも調査を行ったということでございます。この従前の方法による集計を行うに際し、令和二年一月の時点で都道府県に対しては書換えなどの作業の依頼は撤回していたため、一時的に必要な作業は国交省において行わざるを得ませんでした。本年四月からは新たに改善した方法による集計のみ行っているため、そのような作業はもはや不要となり、現在は行っておりません。 Angry: 0.492 Disgust: 0.320 Fear: 0.487 Happy: 0.552 Sad: 0.388 Surprise: 0.561
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00:23:05 ~ 00:24:10 国務大臣(斉藤鉄夫君)
なお、昨日、岸田総理から次のような指示をいただきました。統計の学者のみならず、元検事などを入れた第三者委員会を大臣の下、立ち上げ、国土交通大臣の下立ち上げ、徹底的に検証し、一か月以内にまとめ、統計委員会に報告し、他の統計の信頼回復に寄与させることと、こういう指示をいただきました。統計の専門家だけでなく、法律の専門家も加えた第三者委員会を私の下に立ち上げ、経緯や原因の検証を行い、一か月以内に取りまとめていきたいと、このように思っております。まずは第三者委員会にしっかり検証いただいた上で、その結果を踏まえ、統計委員会に報告し、再発防止及び政府統計の信頼性確保に向け取り組んでまいります。 Angry: 0.560 Disgust: 0.243 Fear: 0.407 Happy: 0.703 Sad: 0.313 Surprise: 0.557
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Angry: 0.531 Disgust: 0.152 Fear: 0.555 Happy: 0.554 Sad: 0.210 Surprise: 0.735
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00:24:26 ~ 00:25:00 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年、令和三年度におきましては、従来の方法と、それから会計検査院の指摘を受けて新しい方法、あっ、令和二年度におきましてはですね、令和二年一月からは二つの方法が併存していたということになります。古い方法を継続させたのは令和元年度との比較のために、これ、対前年度の比較というのは統計の非常に大きな要素となります。そのために行った、同じ手法で行った。今はそれはやっておりません。 Angry: 0.403 Disgust: 0.253 Fear: 0.473 Happy: 0.637 Sad: 0.428 Surprise: 0.642
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00:25:00 ~ 00:25:56 国務大臣(斉藤鉄夫君)
そのために、それまで各県に依頼していた言わば書換えを国土交通省の中で行っていたということでございます。そういう事実関係につきましては、今回、第三者委員会を立ち上げてしっかり検証をしていきたいと思っております。 Angry: 0.617 Disgust: 0.325 Fear: 0.289 Happy: 0.704 Sad: 0.363 Surprise: 0.455
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00:25:12 ~ 00:26:01 白眞勲君
総務省にお聞きします。この原票ですね、これ法律的には公用文書になりますよね。国交大臣にお聞きします。それ、消しゴムで消したということですね。昨日テレビでやっていましたよ、東京都の職員さん、消しゴムで消しているシーンを。 Angry: 0.561 Disgust: 0.289 Fear: 0.476 Happy: 0.559 Sad: 0.377 Surprise: 0.515
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00:26:08 ~ 00:27:23 国務大臣(斉藤鉄夫君)
今回なぜこういうことが起きたのか、またどういうことが行われていたのか、そのこともしっかりと第三者委員会で検証をしていきたいと、このように思っております。 Angry: 0.568 Disgust: 0.281 Fear: 0.565 Happy: 0.353 Sad: 0.435 Surprise: 0.568
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00:27:29 ~ 00:27:48 国務大臣(斉藤鉄夫君)
そういう報道があるのは我々も承知しております。そういうこと、我々自身としてはまだこれを掌握をしておりませんが、そういうことがあったのかどうかも含めて厳正に調査をして御報告させていただきたいと思います。 Angry: 0.604 Disgust: 0.294 Fear: 0.385 Happy: 0.495 Sad: 0.478 Surprise: 0.446
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00:27:48 ~ 00:28:01 白眞勲君
これ、原票を消しゴムで消したのはまずいんじゃないんですか。子供にもこんなこと恥ずかしくて言えませんよ。そんなの当たり前の話じゃないんですか。これ、改ざんそのものだと思いますよ。 Angry: 0.695 Disgust: 0.338 Fear: 0.569 Happy: 0.358 Sad: 0.335 Surprise: 0.570
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00:28:10 ~ 00:29:03 内閣総理大臣(岸田文雄君)
現場でどのようなことが具体的に行われていたか、これは私は直接承知しておりませんが、その点も含めてしっかり事実を確認をした上で、こういった、まず、こういった事態が起こったこと、これは大変遺憾なことであり、この経緯やあるいはこの原因、こういったものをしっかりと検証を行い、再発防止を行い、そして信頼回復につなげなければならない。そういったことから、先ほど国交大臣から申し上げたように、この第三者委員会、この内部の人間だけではなくして、検事OBや弁護士を始めとする第三者委員会でしっかりとこの経緯や原因を検証し、一か月以内にそれをしっかりまとめるように私の方から指示を出したという次第であります。 Angry: 0.711 Disgust: 0.344 Fear: 0.625 Happy: 0.269 Sad: 0.273 Surprise: 0.536
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00:29:03 ~ 00:29:58 白眞勲君
総務大臣にお聞きします。昨日、この件、報道で知りました、これ以上のことは分からないという御趣旨の答弁がありましたけれども、覚えていらっしゃいますよね。これですね、ところが、総務省、平成三十一年一月二十四日に基幹統計の点検及び今後の対応についてという報告書を出しているんですけど、そこの二ページ目には、建設工事統計ということで、誤記載があり、公表値が実態よりも大きい値で公表されていることが判明したって総務省の書類に書いてあるんですよ。これ知らないわけないんじゃないんですか。どうなっているんですか、これ。 Angry: 0.613 Disgust: 0.215 Fear: 0.537 Happy: 0.426 Sad: 0.281 Surprise: 0.671
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00:30:00 ~ 00:30:46 政府参考人(吉開正治郎君)
今先生から御指摘のありました一斉点検の際に数字の誤りがあったというのは、これは別の統計でございまして、これは桁の誤りがあったということで数字の訂正があったものでございます。本件とは別でございます。別にあったと申しますのは、一斉点検を行いました際に全府省の統計を点検いたしまして、数字の誤りですとかそういったものを全て申告していただいたと、その中に先生が御指摘の統計もあったということでございます。 Angry: 0.338 Disgust: 0.309 Fear: 0.496 Happy: 0.726 Sad: 0.272 Surprise: 0.685
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00:30:18 ~ 00:31:03 白眞勲君
本件とは違うということは、別の誤りもあったということですね、じゃ。あわせて、総務省にお聞きします。原票を改ざん、書換えしたら、消しゴムで消したりしたら、これは法律違反ですね。 Angry: 0.558 Disgust: 0.248 Fear: 0.560 Happy: 0.440 Sad: 0.343 Surprise: 0.605
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00:31:03 ~ 00:31:38 政府参考人(吉開正治郎君)
お答え申し上げます。先生、統計法のことをおっしゃっているんだと思いますけれども、国交省において今後事実確認が第三者委員会の下で行われると聞いておりますので、その中でどういうことが行われたのかですね、報告を受けまして検討してまいりたいというふうに思います。 Angry: 0.505 Disgust: 0.364 Fear: 0.416 Happy: 0.637 Sad: 0.429 Surprise: 0.483
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00:31:38 ~ 00:32:15 白眞勲君
もう一回お聞きします。本件というよりも、一般論として私は聞いております。一般論として、原票ですね、こういう、法的には公用文書になりますよね、これ、総務省ね。公用文書の書換えのした原票は法律違反にならないんですかと聞いているんです。 Angry: 0.479 Disgust: 0.301 Fear: 0.454 Happy: 0.564 Sad: 0.462 Surprise: 0.537
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00:32:15 ~ 00:32:51 政府参考人(吉開正治郎君)
消しゴムで消していいのかということでございますれば、どういう意図でですね、どういう意図でというか、どういう目的でそういう行為が行われたということも確認しなければなりませんけれども、一般論として適切ではない可能性があると思います。 Angry: 0.769 Disgust: 0.333 Fear: 0.423 Happy: 0.431 Sad: 0.397 Surprise: 0.295
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00:33:25 ~ 00:33:57 白眞勲君
これ、法律違反ですよ、要は。公文書を大量に改ざんしているわけですよね。書換えしているわけですよね。これ、我々は法律違反だと思います。それで、会計検査院の指摘で都道府県には通知を出しておいて、それで今度は国交省がそれをやっていたとなったら、法律違反としてもより悪質じゃないんでしょうか。国交大臣、お答えください。 Angry: 0.754 Disgust: 0.361 Fear: 0.497 Happy: 0.410 Sad: 0.311 Surprise: 0.509
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00:33:57 ~ 00:34:21 国務大臣(斉藤鉄夫君)
先ほど申し上げましたように、今回、従来の方法で行っていた統計、その令和元年度の統計を意味あらしめるために令和二年度で同じ手法でデータを処理する必要がある。 Angry: 0.423 Disgust: 0.414 Fear: 0.498 Happy: 0.687 Sad: 0.386 Surprise: 0.511
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00:34:21 ~ 00:35:00 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年度につきましては一月から改善された方法でやっているわけですけれども、そういう統計学的な必要性もあり、その作業をしたということでございます。それまで都道府県にお願いしていた作業を国土交通省の方で行ったということでございまして、そのことがどういう意味を持つのかということも含めて第三者委員会でしっかり検討していきたいと思っております。 Angry: 0.397 Disgust: 0.266 Fear: 0.386 Happy: 0.685 Sad: 0.409 Surprise: 0.572
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00:35:00 ~ 00:35:24 白眞勲君
いや、ですから、会計検査院が、これはやっちゃいけませんよという通知を出している、あっ、会計検査院からそういう指摘を受けて通知を出したわけですよね。それにもかかわらず、同じ手法でやる必要があるという認識だったって今お答えになったわけですよ。ということは、会計検査院の指摘を無視したということじゃありませんか。 Angry: 0.623 Disgust: 0.322 Fear: 0.571 Happy: 0.420 Sad: 0.309 Surprise: 0.547
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00:35:24 ~ 00:36:08 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和元年十一月頃、会計検査院から指摘を受けました。したがいまして、令和二年の一月から改善された方法で行ったわけでございます。その上で、国土交通省の判断で、従来の方法による令和元年度の統計を意味あらしめるために令和二年についても従来の方法で国土交通省自ら行ったと。これ、統計学上の判断だと、このように思っております。 Angry: 0.438 Disgust: 0.330 Fear: 0.516 Happy: 0.610 Sad: 0.410 Surprise: 0.583
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00:36:08 ~ 00:36:47 白眞勲君
それ、統計学上の判断がおかしいんじゃないんですか。最初から駄目ですよといったら、その前に遡って全部直さなくちゃいけないんですよ。それをベースに、またそれで国交省がそれを合わせて、都道府県をやめて今度は自分たちでやったら、その改ざんされたデータをそのまま生かした形になったら、これ、統計学的な必要な作業にはなりませんよ、これは。全くもってでたらめになりませんか。私が言っているのはそれなんですよ。おかしくないですか。国交大臣も分かっていて言っているんだと思いますよ、僕は。おかしいなと思いながらしゃべっているんじゃないかと思うんですが、どうですか。 Angry: 0.688 Disgust: 0.353 Fear: 0.492 Happy: 0.402 Sad: 0.378 Surprise: 0.497
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00:36:47 ~ 00:37:06 国務大臣(斉藤鉄夫君)
今、私申し上げましたのは、統計学、統計を取る上で、前年度の比較、変化がどういうふうになっているか、どのような変化を及ぼしているかということも一つの大きな意味がございます。 Angry: 0.223 Disgust: 0.147 Fear: 0.586 Happy: 0.720 Sad: 0.293 Surprise: 0.792
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00:37:06 ~ 00:37:43 国務大臣(斉藤鉄夫君)
そういう意味で、この令和二年度については、改善された方法と従来の方法、両方やって、もし、そこでもし、並行してやることによって連続性を持たせたということでございます。そこでもしやらなかったとしたら、令和元年度と令和二年度の間に大きな断絶があって比較ができなくなる。そういうことも含めまして、今回、第三者委員会でしっかりその点についても検証してもらいたいと思っております。 Angry: 0.454 Disgust: 0.309 Fear: 0.514 Happy: 0.516 Sad: 0.381 Surprise: 0.606
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00:37:43 ~ 00:38:05 白眞勲君
いや、それ違いますよ。間違った手法があったならば、そこから直していかなきゃいけないんですよ。間違った手法はそのままおいておいて、今は正しい手法だからと、その間は改ざんしていますというのは、これは国民の理解を得られないと思いますよ。違いますか、それ。もう一回、どうですか、国交大臣、役人からそう言われたからそれをしゃべっていないで、国交大臣としてのお言葉でしゃべってもらいたい。 Angry: 0.605 Disgust: 0.410 Fear: 0.503 Happy: 0.442 Sad: 0.426 Surprise: 0.488
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Angry: 0.606 Disgust: 0.303 Fear: 0.417 Happy: 0.547 Sad: 0.312 Surprise: 0.539
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00:38:14 ~ 00:38:59 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年一月から改善された方法で行っております、それは確かでございます。その上で、従来の方法も、一年間といいますか十五か月間重ねて行って従来の統計手法との連続性を図ったということでございまして、私はそこで、いわゆる二つの方法でこの十五か月間方法が併存したというのは決して、ある意味で、統計学上意味があると、このように思っています。 Angry: 0.213 Disgust: 0.153 Fear: 0.455 Happy: 0.779 Sad: 0.401 Surprise: 0.704
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00:39:16 ~ 00:40:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
統計において二重計上が行われた、これはあってはならないことであります。そして、令和元年の十一月に会計検査院の方から指摘を受けて、令和二年一月からこれ、この修正をした、手法を変えた、改めた、こういったことであります。今の議論は、要は、その手法を改めた前後を比較する際にどういった手法を取るべきであったか、こういった議論だと思って聞いておりました。国交大臣の方からは実際に行った手法を説明したわけですが、それについて委員の方からこうあるべきではないか、こういった指摘を受けた。 Angry: 0.576 Disgust: 0.286 Fear: 0.520 Happy: 0.519 Sad: 0.336 Surprise: 0.574
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00:40:06 ~ 00:40:25 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ですから、統計自体は指摘を受けて改めたわけですが、その改めた前後をどう比較するのか、それについてどうあるべきであったかという議論だと思って聞いておりました。 Angry: 0.739 Disgust: 0.411 Fear: 0.552 Happy: 0.417 Sad: 0.225 Surprise: 0.483
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00:40:48 ~ 00:41:02 政府参考人(高田陽介君)
御答弁申し上げます。先ほど大臣から御答弁をさせていただきましたとおり、令和二年一月分からは、新しい改善された方法での集計を行っているところでございます。 Angry: 0.380 Disgust: 0.327 Fear: 0.410 Happy: 0.762 Sad: 0.398 Surprise: 0.544
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00:41:02 ~ 00:42:31 政府参考人(高田陽介君)
一方、令和元年までは古い集計方法で行っていたということでございまして、令和二年に全く新しい方法に変えてしまいますとそことの比較がうまくできなくなるということもございますので、並行いたしまして、その古い改善前の方法の集計も併せて行っていたということでございます。 Angry: 0.084 Disgust: 0.097 Fear: 0.407 Happy: 0.915 Sad: 0.573 Surprise: 0.617
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00:42:39 ~ 00:43:08 政府参考人(高田陽介君)
お答え申し上げます。先ほど大臣からも御答弁ございましたように、以前の、かつての集計方法というものは、遅れて提出された調査票につきまして提出された月に計上するということをしていたということでございまして、そういった適切ではない運用を行っていたということでございますけれども、そういったことを踏まえまして、令和二年一月分以降は改善をされた方法による集計も、集計を始めたということでございます。 Angry: 0.438 Disgust: 0.358 Fear: 0.448 Happy: 0.713 Sad: 0.370 Surprise: 0.531
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00:43:08 ~ 00:43:57 政府参考人(高田陽介君)
ただ一方で、ちょっと繰り返しになって恐縮でございますけれども、令和元年まではそうした運用を行っていたということになりますので、いきなり令和二年に運用を変えてしまいますと前後の比較が難しくなると。他の要因もございまして、併せまして集計、推計方法の変更なども行ったということもございますので、大きく数値が変わってしまうということもございますので、前後の比較が難しくなるということでございまして、以前の方法と同じ方法のデータも併せて集計として公表していたということでございまして、基本、令和二年一月からはもう適切な数字も、数字を出していたということでございます。ただ、あわせて、不適切な方法ではございました以前の方法と同じ方法も踏襲しつつデータを出していたというものでございます。 Angry: 0.206 Disgust: 0.216 Fear: 0.598 Happy: 0.627 Sad: 0.486 Surprise: 0.611
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00:44:11 ~ 00:44:57 政府参考人(高田陽介君)
お答え申し上げます。改善前の調査方法につきましては、会計検査院で御指摘をいただきましたとおり、提出をされた月に、実際に受注があった月のではなく提出された月の調査票のデータをあわせて載せていたということはございまして、それは令和元年までは行っていたということでございまして、令和二年一月以降は正しい数字を出しつつ、あわせまして、以前の方法に従ったデータも併せて出していたというものでございます。 Angry: 0.377 Disgust: 0.324 Fear: 0.461 Happy: 0.716 Sad: 0.424 Surprise: 0.555
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00:45:00 ~ 00:46:04 白眞勲君
つまり、そうすると、この過去八年間と言われているその間はその水増しされたデータを基に経済指標を作っていたということになりませんか。最近は併存しているということだけれども、令和二年一月までの経済指標は間違ったデータで作られていたということですね。じゃ、総務省にお聞きします。そういうことでよろしいですね。 Angry: 0.451 Disgust: 0.297 Fear: 0.508 Happy: 0.584 Sad: 0.402 Surprise: 0.582
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00:45:33 ~ 00:45:48 政府参考人(高田陽介君)
他の統計への影響につきましてちょっと御答弁は差し控えさせていただきますけれども、いずれにいたしましても、本統計につきましては会計検査院からの御指摘もいただいたということで改善を図ったということでございます。 Angry: 0.248 Disgust: 0.170 Fear: 0.411 Happy: 0.858 Sad: 0.367 Surprise: 0.632
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00:46:30 ~ 00:47:01 国務大臣(山際大志郎君)
御質問がGDPについてのことですよね。GDPのことをまずお答えいたしますが、GDP統計上、建設投資額の推計に当たりましては、今回問題のあった建設工事受注動態統計は直接的には使用しておりません。この受注動態統計を基に国土交通省が作成している工事出来高の統計である建設総合統計等は用いてございます。 Angry: 0.440 Disgust: 0.319 Fear: 0.489 Happy: 0.678 Sad: 0.337 Surprise: 0.609
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00:47:01 ~ 00:47:39 国務大臣(山際大志郎君)
このため、今回の事案が仮に国土交通省の建設総合統計に影響する場合には間接的にGDP統計にも影響が及ぶ可能性はありますが、その影響の程度は、仮にあったとしても現時点では軽微と考えております。GDP統計は推計段階で利用可能な統計情報を前提に推計しているものでありまして、現時点で数字を精査する追加的な情報はございません。いずれにいたしましても、今後の国土交通省の対応を注視してまいりたいと存じます。 Angry: 0.437 Disgust: 0.352 Fear: 0.531 Happy: 0.570 Sad: 0.414 Surprise: 0.547
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00:47:39 ~ 00:48:00 白眞勲君
影響は軽微でいいんですか。軽微でも、正確なデータじゃないというのは問題があるんじゃないんでしょうか。それと、政府の月例経済報告の基礎資料に使われていますよね。 Angry: 0.543 Disgust: 0.311 Fear: 0.532 Happy: 0.510 Sad: 0.380 Surprise: 0.581
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00:48:00 ~ 00:49:02 国務大臣(山際大志郎君)
軽微であるかどうかということについてですね、それの評価をしているわけではなくて、現段階において、現段階においてはですね、軽微なものと考えているという事実を申し上げただけでございます。それと、後段の方の月例経済報告につきまして、これは、おっしゃっているように、建設工事受注動態統計についても統計の一つとして用いてございます。政府といたしましての経済見通しの作成におきましては、御指摘の国土交通省の建設工事受注動態統計を用いて先行きを推計しているものではございません。 Angry: 0.370 Disgust: 0.257 Fear: 0.440 Happy: 0.812 Sad: 0.294 Surprise: 0.608
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00:48:28 ~ 00:48:48 白眞勲君
つまり様々なところに影響を及ぼしているわけですよね。それで、今年一月に公表された政府経済見通しのGDPはこの誤ったデータに基づいて作成されたんではないんでしょうか、どうでしょうか。 Angry: 0.667 Disgust: 0.286 Fear: 0.540 Happy: 0.384 Sad: 0.381 Surprise: 0.531
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00:49:02 ~ 00:49:18 国務大臣(山際大志郎君)
したがって、成長見通しに大きな影響があるとは考えておりません。引き続き経済見通しの策定作業を進めていきたいと存じます。ただし、本件の動向については引き続き注視をしてまいります。 Angry: 0.498 Disgust: 0.251 Fear: 0.475 Happy: 0.517 Sad: 0.472 Surprise: 0.598
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00:49:18 ~ 00:49:50 白眞勲君
これ、総理にお聞きしますけど、今、第三者委員会を国土交通大臣の下でとおっしゃったんだけれども、これ、独立した第三者委員会つくった方がいいと思いますよ。やっぱり国交省だけじゃ、どうしてもやっぱりそんたく始まっちゃうんじゃないかと思うんですね。やっぱりこれは独立した第三者委員会、そういったことが必要なんじゃないんでしょうか。 Angry: 0.395 Disgust: 0.196 Fear: 0.471 Happy: 0.598 Sad: 0.438 Surprise: 0.634
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00:49:50 ~ 00:50:10 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、第三者委員会につきましては、構成メンバーとして検事OBですとか弁護士ですとか法律の専門家を含めた外部の人間にしっかり参加してもらって検証してもらうということを考えております。 Angry: 0.472 Disgust: 0.326 Fear: 0.517 Happy: 0.582 Sad: 0.284 Surprise: 0.579
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00:50:10 ~ 00:50:54 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、あわせて、これは総務省の中にありますが、これは統計委員会というものがあります。これは統計の専門家による第三者委員会です。この総務省において議論をする第三者委員会でありますこの統計委員会での議論、これを併せて進めることによって、より実態にしっかり迫っていく、こうしたことをやっていきたいと考えております。 Angry: 0.636 Disgust: 0.247 Fear: 0.440 Happy: 0.517 Sad: 0.321 Surprise: 0.581
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00:50:54 ~ 00:51:35 国務大臣(金子恭之君)
ただいま総理から御答弁がありました国土交通省の第三者委員会で精査をし、再発防止に努めていただくわけでございますが、総務省といたしましても、統計の専門家でございます第三者委員会である統計委員会におきまして、総務省における建設工事受注動態統計調査に関する過去の対応を含めて精査するとともに、国土交通省に対する人的、技術的な支援も含め、所要の対応を取ってまいりたいと考えております。 Angry: 0.448 Disgust: 0.199 Fear: 0.472 Happy: 0.743 Sad: 0.259 Surprise: 0.623
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00:51:35 ~ 00:51:59 白眞勲君
今年の一月に公表された政府経済見通しのGDPというのは、この発表されたそのどっちのデータでやっているんですか。つまり、水増しされたデータでやっているのか、そうじゃないデータでやっているのか。どっちなんですか。 Angry: 0.746 Disgust: 0.301 Fear: 0.583 Happy: 0.274 Sad: 0.280 Surprise: 0.640
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Angry: 0.385 Disgust: 0.354 Fear: 0.474 Happy: 0.740 Sad: 0.327 Surprise: 0.522
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00:52:14 ~ 00:53:04 白眞勲君
これ、設備投資とか住宅投資、公共投資の項目が実際より高くなっている可能性があることからして、その政府の経済見通しのGDPに影響を及ぼしているんじゃないんでしょうか。ですから、私が申し上げたのは、基礎的なデータが間違っているから、それに基づいた形で誤った経済見通しを立てている可能性があるんじゃないかというふうに言っているんですね。 Angry: 0.485 Disgust: 0.354 Fear: 0.617 Happy: 0.425 Sad: 0.250 Surprise: 0.646
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00:52:32 ~ 00:52:56 国務大臣(山際大志郎君)
もちろん、経済見通しというのは総合的な判断をするものでございますから、GDPが無関係かと言われれば、そうではありませんので、全く、全くそのGDP関係していないわけではありませんけど、見通しというものを立てていく上でこの統計の値を使っているわけではないというファクトを申し上げた次第です。 Angry: 0.497 Disgust: 0.298 Fear: 0.473 Happy: 0.680 Sad: 0.384 Surprise: 0.494
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00:53:04 ~ 00:53:26 白眞勲君
そうじゃないと、それは、誤ったデータかどうかがはっきり、今の段階ではまだ、第三者委員会を今立ち上げるところなんですね、まだ立ち上げてもいないわけですね。そういう中で、政府の経済見通しというのがはっきりと今言ったように影響がないということが言い切れるのかということです。 Angry: 0.495 Disgust: 0.215 Fear: 0.565 Happy: 0.419 Sad: 0.407 Surprise: 0.591
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00:53:26 ~ 00:54:04 国務大臣(山際大志郎君)
繰り返しの答弁になりますが、経済見通しそのものはこの統計のデータというものを使って作っているわけではございませんので、今のところ、この経済見通しを変える必要はないと、今のところですよ、考えておりますけれども、それは、委員がおっしゃるように、経済の指標を見ていくという上でGDPというのは非常に重要な指標でございますので、全く無関係かと言われれば、そうではございません。ですので、これから国土交通省のやっていくことをきちんと注視していかなくてはいけないと、このように思っているというふうに御答弁申し上げたわけです。 Angry: 0.425 Disgust: 0.246 Fear: 0.493 Happy: 0.701 Sad: 0.350 Surprise: 0.551
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00:54:04 ~ 00:54:57 白眞勲君
つまり、政府の経済見通しというのは全く関係のないものではないと。財務省にお聞きいたします。一月の経済見通しで本年度の予算、計上しますね。いや、経済見通しを聞いております、政府の。一月の経済見通しで今年度の本予算というのは決めているんですよね、一月の時点でということです。 Angry: 0.561 Disgust: 0.364 Fear: 0.483 Happy: 0.523 Sad: 0.393 Surprise: 0.538
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00:54:29 ~ 00:55:09 国務大臣(鈴木俊一君)
消費ですとか、一部の項目を使って計算しているということだそうです、一部。GDPが全てではなくて、一部、鉱工業生産でありますとか、先ほど申し上げたものでありますとか、そういうものを使ってやっているということです。 Angry: 0.357 Disgust: 0.365 Fear: 0.563 Happy: 0.559 Sad: 0.435 Surprise: 0.556
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00:55:09 ~ 00:56:18 白眞勲君
つまり、様々なものをデータに使っているということですけど、そうすると、経済見通しというのは、何というの、経済予測じゃなくて政策目標とこれまで答弁されていましたが、それでよろしゅうございますね。テレビを見ていらっしゃる方はだんだん分かんなくなっていく、私も分かんなくなりそうな感じがするんですけど、要は何を言いたいかというと、この改ざんされたデータというのが全部に関連し合っちゃって、今年の予算にも影響を受けていないかどうかまだ分からないという状況になっているということが今の御答弁で私ははっきりしたと思っているんですよ。 Angry: 0.379 Disgust: 0.242 Fear: 0.452 Happy: 0.686 Sad: 0.390 Surprise: 0.517
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00:55:27 ~ 00:55:55 国務大臣(山際大志郎君)
おっしゃるとおりに、経済見通しそのものは、予算を編成する上において、それに基づいて予算等々考えていっていただかなくてはいけないものですから、通常、今年であれば来年度の予算を作っていく上でのものになりますので、その前に見通しをお示しをして、それに基づいて財務省等々でしっかりものを作っていただくというものになっております。 Angry: 0.474 Disgust: 0.226 Fear: 0.372 Happy: 0.752 Sad: 0.418 Surprise: 0.472
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00:56:18 ~ 00:56:53 白眞勲君
そういうことだということになると、これは問題があるんじゃないかな。つまり、このいわゆる本予算にまで影響を及ぼしているということに結果的になっているんじゃないかということを私は言っているわけなんですね。そう言うと、当然この現時点で執行されているというのは誤ったデータでこの現時点の本予算が執行されていることになりませんか。そうすると、この補正予算もそれに対して誤ったデータを基に補正予算も付けられている、そういうふうになるんじゃないのかなというふうに思いますけど、総理、どうですか。 Angry: 0.433 Disgust: 0.268 Fear: 0.625 Happy: 0.436 Sad: 0.370 Surprise: 0.641
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00:56:53 ~ 00:57:25 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほどから各大臣説明しているように、様々なこの影響があると、ある可能性があるということについては御指摘のとおりだと思いますが、予算ということを考えますときに、少なくともこの補正予算、今御審議をお願いしている補正予算に当たって、御指摘の建設工事受注動態統計、これは積算に当たって使用していないということは確認をしております。 Angry: 0.464 Disgust: 0.174 Fear: 0.577 Happy: 0.602 Sad: 0.258 Surprise: 0.649
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Angry: 0.770 Disgust: 0.285 Fear: 0.400 Happy: 0.326 Sad: 0.439 Surprise: 0.424
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00:57:36 ~ 00:58:02 白眞勲君
いや、影響し合っているということは今お認めになっているんですよ、皆さんが。関係ないということはないんですよ、これは。だから私は申し上げているんです。だから、それはおかしいと私は思いますよ。影響していないというその証明がないですよ、それでは。全部のデータ、このデータからどんどんどんどん広がっているということは間違いないんですね。ちょっと、こればっかりやっていると時間がどんどんたっちゃって、ということでございますので、ちょっとこれ、ちょっと別の観点聞きます。 Angry: 0.528 Disgust: 0.362 Fear: 0.540 Happy: 0.504 Sad: 0.409 Surprise: 0.515
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00:58:02 ~ 00:58:42 白眞勲君
十万円の件です。そもそもこの補正予算、十万円のための予算が計上されてきているのですけれども、この補正予算、補正予算十万円の、この合計幾らですか、これは。これは財務省お答えください。 Angry: 0.752 Disgust: 0.376 Fear: 0.509 Happy: 0.406 Sad: 0.281 Surprise: 0.501
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00:58:42 ~ 00:59:10 国務大臣(山際大志郎君)
先生の御質問の趣旨は、ゼロ歳から十八歳までの……十万円のということですね。これに関しましては、まず予備費を充てている部分がありますので、それを抜かしますと一兆二千百六十二億円でございます。 Angry: 0.244 Disgust: 0.298 Fear: 0.561 Happy: 0.686 Sad: 0.409 Surprise: 0.637
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00:59:10 ~ 00:59:43 白眞勲君
財務省にお聞きします。今年度のコロナ予備費、あと残りどれぐらいありますか。そうすると、一・二兆円、補正予算付かなくても予備費一・八兆円の中から予備費使えば、今でもすぐこれ十万円出せるんじゃないんですか。どうなんですか。 Angry: 0.673 Disgust: 0.300 Fear: 0.534 Happy: 0.390 Sad: 0.384 Surprise: 0.557
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Angry: 0.525 Disgust: 0.366 Fear: 0.456 Happy: 0.584 Sad: 0.443 Surprise: 0.568
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00:59:43 ~ 01:00:03 国務大臣(山際大志郎君)
そもそも予備費はコロナ対策に使うために積んであるものですから、これから一月、二月、三月に何か起きたときにはその予備費を使うということになります。そのために予備してあるということですので、原則としてはそちらに使っていただくということでございます。 Angry: 0.345 Disgust: 0.288 Fear: 0.429 Happy: 0.762 Sad: 0.343 Surprise: 0.577
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01:00:03 ~ 01:00:54 国務大臣(山際大志郎君)
一方で、この子供たちに対しての支給というのも、コロナの影響によって子供たちも苦しい状況に置かれていることがあるから、それを支援しようということでこの予備費を使うことにしたわけでございますので、その内数として使えないわけではないという判断を我々したということでございます。そもそも私たちは、まずは迅速に、年を越せるように五万円の給付をして、その後、補正予算でしっかりと予算の裏打ちを付けて、その上で更に年末、あっ、失礼いたしました、年度末、そして年度初めにそれぞれ子供たちにとって様々入り用なものに対して手当てをしようと、そういうコンセプトで始めたものでございますのでこのような予算の形になっていると御理解いただければと思います。 Angry: 0.454 Disgust: 0.239 Fear: 0.439 Happy: 0.588 Sad: 0.385 Surprise: 0.574
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01:00:54 ~ 01:01:06 白眞勲君
いや、私はそうは思いませんね。まあこれは考え方の違いかもしれないけど、ちゃんと、予備費でちゃんと取っていて五万円使っているんだったら、残り五万円もそこから配慮すればよかったと私は思っております。 Angry: 0.487 Disgust: 0.467 Fear: 0.555 Happy: 0.478 Sad: 0.469 Surprise: 0.457
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01:01:06 ~ 01:01:29 白眞勲君
そうしないと、クーポン、クーポンと言っているよりも、今すぐに出せる金額が十万円になるんじゃないんでしょうか。それと同時に、この所得九百六十万円云々と、まあ細かく言いませんけれども、これは今年収入がなくなっちゃう人たちは対象にならないということでいいですよね。 Angry: 0.456 Disgust: 0.277 Fear: 0.569 Happy: 0.468 Sad: 0.391 Surprise: 0.590
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01:01:29 ~ 01:02:02 国務大臣(山際大志郎君)
御質問の趣旨がちょっと明確ではないんですけれども、今年九百六十万円未満に下がってしまった方ですね、これは十月一日というのを一つ基準にしておりますので、その段階で、おっしゃるように、その以降ということですね、その以降、十月以降収入が減ってしまったという方に関しては、おっしゃるように対象にならないということになります。 Angry: 0.108 Disgust: 0.244 Fear: 0.658 Happy: 0.685 Sad: 0.527 Surprise: 0.586
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01:02:02 ~ 01:02:52 白眞勲君
いや、私が聞いているのは、十月以降じゃなくて、去年のデータ、去年一年間のデータというふうに認識しているんですが、もう一回ちょっと答弁してください。これきちっと、これ重要なところですから、ちょっときちっと答弁してください。これ、総理、問題なんですよ。これ、コロナ予算なんですね。コロナ予算で、コロナで減収された方といっても、今年減収された方は、今おっしゃる、離婚された方とかなんかも含めて、対象にならない方が相当いらっしゃるということなんですね。ちなみに、もらえないお子さんというのは何人いらっしゃるんですか。 Angry: 0.426 Disgust: 0.318 Fear: 0.576 Happy: 0.479 Sad: 0.434 Surprise: 0.622
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01:02:18 ~ 01:03:04 国務大臣(山際大志郎君)
失礼いたしました。児童手当のデータは去年のものでございますので、今年はその先生のおっしゃるとおりです。約一割程度、百二十万世帯と言われていますので、子供の数というよりは世帯になりますけど、百二十万世帯程度というふうに言われております。 Angry: 0.429 Disgust: 0.344 Fear: 0.436 Happy: 0.689 Sad: 0.412 Surprise: 0.518
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Angry: 0.508 Disgust: 0.451 Fear: 0.475 Happy: 0.631 Sad: 0.371 Surprise: 0.556
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01:03:28 ~ 01:04:07 白眞勲君
これ、総理、五万円のクーポンとか、まあ現金も含めてだけれども、これ二百万世帯なんですよ。つまり、あっ、ごめんなさい、二百万人なんですね。二百万人ですから、もらえない方々一人五万円ずつ配ると一千億でしょう。九百六十億円のクーポンの手数料を考えたら、よっぽど、あと五万円、つまり一千億、約一千億追加したら全員に配れますよ。そっちの方がいいんじゃないんですか。どうですか。 Angry: 0.461 Disgust: 0.288 Fear: 0.591 Happy: 0.461 Sad: 0.402 Surprise: 0.650
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01:04:07 ~ 01:05:32 国務大臣(山際大志郎君)
先ほども御答弁申し上げましたように、私たちは、まず、この年末を越す、年を越すのは本当大変だということを考えて、先行させて五万円を支給するということ、そして、子育てに対して直接的に、より直接的に使っていただこうというアイデアでこの政策をつくって、年度末と年度初めに使っていただこうということでございました。その後、委員も御指摘のとおり、御案内のとおりに、地方自治体の皆さんと丁寧に対話をする中で、地方自治体の皆さんから現金での給付というものも考えてほしいという話があったものですから、その一連のプロセスの中で、今委員がおっしゃっているような、十万円を給付するということも政府としてやっていただけるようにしようというふうに決断をしたということでございますので、その委員がおっしゃっている、事務経費が一千億近く掛かるから、それをむしろ年齢、失礼しました、所得制限を撤廃してそこに充てるべきではないかというのは、元々私たちが考えていたことと少し違うので、これはこれでやらせていただきたいと思っておりますし、また、クーポン等々も利活用しようという自治体もありますから、ですから、そこにはやはり事務経費が必要になってくるというふうに考えております。 Angry: 0.349 Disgust: 0.276 Fear: 0.553 Happy: 0.591 Sad: 0.391 Surprise: 0.531
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01:05:32 ~ 01:05:52 白眞勲君
いや、ですから、今まではそうだったけど、どんどん今、今回も変更しているじゃないですか、皆さんの意見聞いて。だから、それだったらもうクーポン全部やめちゃって全部現金にして、その九百六十億円はもう今までいわゆるもらえなかったお子さんたちにもあげたらどうですかという提案なんです。どうぞ。 Angry: 0.486 Disgust: 0.337 Fear: 0.478 Happy: 0.578 Sad: 0.464 Surprise: 0.479
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01:06:02 ~ 01:07:26 内閣総理大臣(岸田文雄君)
それを、元々、給付については予備費を使って迅速に支給するということ、そして、よりお困りの方にこの給付を届けるという点、こういった点から制度設計を行ってきたわけですが、御指摘のように、この制度の対象外の方がおられる、そういった点については、これは謙虚に受け止めなければならないと思います。だからこそ、今回ですね、この十万円給付だけではなくして、様々な給付、住民税非課税世帯に対する給付ですとか、あるいは緊急小口資金の特例貸付けですとか、あるいは求人、いや失礼、求職者支援制度ですとか、あるいは生活困窮者自立支援金の期間の延長とか、様々な政策をこれセットでこの経済対策の中に用意をさせていただきました。こうした様々な政策を重層的にこれしっかり執行することによって、この一つの制度では、これ、その制度の対象にならない方が出てくる、これは御指摘のとおりですが、そういった方々も様々な政策を組み合わせることによってできるだけこの隙間に落ちないように、できるだけ多くの方、広く支援できるように、この経済対策全体の中で工夫をしているということであります。 Angry: 0.516 Disgust: 0.324 Fear: 0.510 Happy: 0.605 Sad: 0.328 Surprise: 0.445
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01:07:26 ~ 01:08:00 白眞勲君
ですから、私が申し上げているのは、迅速にとおっしゃっているんだったら予備費を早く使っちゃってくださいよと、で、補正予算にコロナ対策をもう一回つくった方がいいんじゃないかということなんですね、もう一つはね。それと同時に、今総理もお認めになったように、なかなかそこで行き渡らない人たちもいますよね、それにはほかのやつがあるからそれで頼むよ、じゃなくて、できる限りそういう人たち、お子さんたちはみんな平等にちゃんとやっていった方がいいんじゃないんですかということを私は申し上げているんですけど、まあこれ以上の答弁はあれでしょうから、ちょっと核兵器禁止条約についてお聞きいたします。 Angry: 0.478 Disgust: 0.156 Fear: 0.434 Happy: 0.569 Sad: 0.374 Surprise: 0.573
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01:08:13 ~ 01:09:01 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、核禁条約は、核兵器のない世界を目指すに当たって出口に当たる大変重要な条約であると私も認識をしております。ただ、核禁条約には核兵器国は一国も参加をしていない。私も外務大臣の経験の中で、核兵器のない世界を目指すに当たっては、核兵器国そのものを動かさないと現実は変わっていかない、こうした厳しい現実に何回もぶち当たった大変残念な思いをいたしました。よって、これ核兵器国を核兵器禁止条約にいかにつなげていくのか、これが現実を動かす最大のポイントであると思います。 Angry: 0.616 Disgust: 0.305 Fear: 0.503 Happy: 0.334 Sad: 0.475 Surprise: 0.424
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01:09:01 ~ 01:10:08 内閣総理大臣(岸田文雄君)
よって、オブザーバー参加ということについても、それはそれで意味があると思いますが、核兵器国を本当に動かそうとしたならば、特に日本の場合は、唯一の同盟国であるアメリカを動かそうとしたならば、まずはこのアメリカと核兵器のない世界に向けての信頼関係をしっかり築くところから始めなければならない、こういったことを申し上げているところであります。私は、核兵器のない世界という理想をしっかりと追求したいということを申し上げています。その大きな目標にたどり着くためには、今、私たち日本が置かれている立場から、どのような努力をすることによってこうしたこのスケジュールを、プログラム、スケジュールを考えていくのか、この道のりを考えていくのか、こういったことを真剣に考えなければならないと思っています。 Angry: 0.498 Disgust: 0.320 Fear: 0.490 Happy: 0.555 Sad: 0.499 Surprise: 0.451
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01:10:08 ~ 01:11:04 内閣総理大臣(岸田文雄君)
その際に、今現状においてやるべきこと、これは、このアメリカ・バイデン政権、バイデン大統領もその大統領選挙の最中に自ら核兵器のない世界を目指すということを明言されている大統領でありますので、この大統領との信頼関係をつくることから現実を動かすことが大事ではないか、このように申し上げております。私が目指すのは核兵器のない世界というこの理想であります。そのために、現実的に具体的に何をするかということを考えているわけです。 Angry: 0.685 Disgust: 0.484 Fear: 0.439 Happy: 0.475 Sad: 0.422 Surprise: 0.373
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01:10:32 ~ 01:10:52 白眞勲君
今の総理のお言葉ですと、オブザーバー参加したいから早くバイデン大統領と会ってその辺話がしたいよというふうに私は取りました。ですから、これをバイデン大統領にも話ししてみて、それでオブザーバー参加に参加しますということを表明されるんじゃないかなとも思えなくはないんですけど、その辺どうですか。 Angry: 0.382 Disgust: 0.239 Fear: 0.342 Happy: 0.781 Sad: 0.453 Surprise: 0.532
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01:11:04 ~ 01:12:00 内閣総理大臣(岸田文雄君)
別にオブザーバー参加、これありきということでは考えておりません。核兵器国を動かすために何をするのか、これをしっかり考えたいと存じます。現実を動かすために何をするのか、それをしっかり考えたいと存じます。オブザーバー参加については今のところ具体的には考えておりません。 Angry: 0.575 Disgust: 0.395 Fear: 0.462 Happy: 0.523 Sad: 0.455 Surprise: 0.458
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01:11:18 ~ 01:11:48 白眞勲君
いや、私が言っているのは、この米国との信頼関係を構築することに努めていきたい、そう常々おっしゃっているということからして、そうすると、信頼関係ができたら、この例えば三月の締約国会議がありますね、核禁条約の締約国会議、その前辺りで、誰かの、与党議員の何か質問とか、あるいは記者会見でオブザーバー参加しますというふうに話すんじゃないかなって、それを期待しているんですけど、どうでしょうか。 Angry: 0.680 Disgust: 0.225 Fear: 0.331 Happy: 0.547 Sad: 0.385 Surprise: 0.420
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01:12:00 ~ 01:12:19 白眞勲君
今のところということでございましたので、そういうふうに受け止めさせていただきました。そこで、北京オリンピック休戦決議についてちょっと聞きます。これ、無投票で採択されました、国連総会で。日本は共同提案国にならなかった、その理由は何ですか。 Angry: 0.405 Disgust: 0.299 Fear: 0.435 Happy: 0.647 Sad: 0.516 Surprise: 0.516
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01:12:19 ~ 01:13:03 国務大臣(林芳正君)
十二月三日でございますが、国連総会において、スポーツとオリンピックの理念を通じた平和でより良い世界の構築決議、いわゆるオリンピック休戦決議が、今委員からお話があったように、コンセンサスで採択をされております。今般のオリンピック休戦決議は、国連加盟国に対して北京冬季大会の期間中の休戦を求めるものでありまして、我が国としても休戦の実現を期待をしております。我が国は、この各国の動向、諸般の事情、総合的に勘案して共同提案国にはならなかったわけでございますが、本件決議の趣旨に鑑みて、採決に当たってはコンセンサスには参加をしたところでございます。 Angry: 0.529 Disgust: 0.255 Fear: 0.360 Happy: 0.723 Sad: 0.419 Surprise: 0.428
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01:13:03 ~ 01:13:15 国務大臣(林芳正君)
いずれにしても、我が国として、北京冬季大会がオリンピック及びパラリンピックの趣旨、精神にのっとって平和の祭典として開催されることを期待しております。 Angry: 0.231 Disgust: 0.158 Fear: 0.326 Happy: 0.913 Sad: 0.344 Surprise: 0.681
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01:13:15 ~ 01:14:10 白眞勲君
全然理由になっていない。何でですかと聞いているんです、僕は。共同提案国にならなかったのは何でです。これ、日本のとき、東京オリンピックの際には百八十六か国も共同提案国になりましたよね。オリンピック大臣、ちょっと、いますか。オリンピック大臣、それでよろしゅうございますね。オリンピック大臣にお聞きしますけど、東京オリンピックの際には、日本が一生懸命、これ提案国を増やしたと聞いているんですよ。その関係で世界中の国々がほとんど入ったと聞いているんですね。自分のときは入れと言っておいて隣の中国には入らない、これおかしくないですか、お答えください。 Angry: 0.434 Disgust: 0.256 Fear: 0.466 Happy: 0.584 Sad: 0.425 Surprise: 0.605
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01:14:10 ~ 01:15:00 国務大臣(林芳正君)
先ほど申し上げましたように、今回入らなかったというのは、各国の動向、諸般の事情を総合的に勘案して共同提案国にならなかったわけでございます。なお、全国連加盟国百九十三か国中、共同提案国入りしなかったのは、アメリカ、英国、豪州始め二十か国に上っておるというふうに承知しております。これは、先ほど申し上げましたように、この各国の動向、諸般の事情を総合的に勘案をしたということでございます。 Angry: 0.392 Disgust: 0.298 Fear: 0.481 Happy: 0.653 Sad: 0.432 Surprise: 0.520
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01:15:00 ~ 01:16:27 国務大臣(林芳正君)
個々の決議への対応の詳細についてはお答えすることは差し控えたいと思います。失礼いたしました。この休戦決議は、国連加盟国に対して、二〇二二年の北京でのオリンピック開催の七日前からパラリンピック終了の七日後までの期間中、選手や関係者等の安全な移動、アクセス、参加の確保、さらにその他の措置を通じた大会の安全の開催を求めるものということでございますから、大宗今までのものとは変わっていないと承知しております。 Angry: 0.680 Disgust: 0.324 Fear: 0.355 Happy: 0.655 Sad: 0.335 Surprise: 0.449
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01:16:27 ~ 01:17:06 白眞勲君
変わっていないで、何で諸般の事情があるんですか。全然それ理解できません。どういう諸般なんでしょうか。いや、ですから、諸般の事情の中身聞いているんですよ。いろいろな事情があるから諸般なんでしょう。だから、その諸般の事情についてお聞きしています。 Angry: 0.616 Disgust: 0.365 Fear: 0.523 Happy: 0.366 Sad: 0.488 Surprise: 0.519
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01:17:06 ~ 01:17:41 国務大臣(林芳正君)
我が国は、各国の動向など諸般の事情を総合的に勘案したということでございます。先ほど申し上げましたように、この二十か国が共同提案国入りしていないということ等、各国の動向などですね、諸般の事情を総合的に勘案したということでございます。 Angry: 0.498 Disgust: 0.320 Fear: 0.414 Happy: 0.668 Sad: 0.425 Surprise: 0.459
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01:17:14 ~ 01:18:07 白眞勲君
つまり、ほかの国が参加していないのがいたから私も参加しなかったということでよろしゅうございますか。岸田総理、この決議の提案国にならなかったことは知っていらっしゃいましたか。どうお感じになりましたか。 Angry: 0.344 Disgust: 0.285 Fear: 0.452 Happy: 0.658 Sad: 0.503 Surprise: 0.549
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01:18:07 ~ 01:18:55 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほど来外務大臣の方から諸般の事情という説明をさせていただいておりますが、米国、英国、インド、豪州始め二十数か国が共同提案国にならなかった、その現場においてはですね、いろいろなやり取りがあったんだと想像いたします。ただ、結果としましては、これは、この決議につきまして、採決に当たってはコンセンサスで採決が行われています。これには日本も参加をしております。ですから、結論としましては、日本も採択に当たってコンセンサスに参加をしたということを聞いております。 Angry: 0.319 Disgust: 0.271 Fear: 0.439 Happy: 0.721 Sad: 0.463 Surprise: 0.577
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01:19:08 ~ 01:19:26 内閣総理大臣(岸田文雄君)
北京オリンピックに行きたいか行きたくないか、いろいろ皆さん、お立場によっていろいろ御意見はあるかと思いますが、今のところ私自身は参加することは予定はしておりません。 Angry: 0.126 Disgust: 0.118 Fear: 0.385 Happy: 0.719 Sad: 0.796 Surprise: 0.587
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01:19:26 ~ 01:19:41 白眞勲君
これ、総理、今、外交ボイコットという話題が世界各国でいろいろありますけれども、人権侵害を行っている中国に対して強力な圧力というふうにこの外交ボイコットはなると思いますか。 Angry: 0.790 Disgust: 0.338 Fear: 0.493 Happy: 0.361 Sad: 0.232 Surprise: 0.478
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01:19:41 ~ 01:20:09 国務大臣(林芳正君)
この北京冬季大会への日本政府の対応につきましてでございますが、今後、適切な時期に諸般の事情を総合的に勘案して判断をいたすということにしております。いずれにしましても、日本としては、北京冬季大会がオリンピック及びパラリンピックの趣旨、精神にのっとって、平和の祭典として開催されることを期待をしております。 Angry: 0.428 Disgust: 0.191 Fear: 0.369 Happy: 0.744 Sad: 0.369 Surprise: 0.551
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01:20:09 ~ 01:20:54 白眞勲君
いや、平和の祭典として期待しているならば、休戦決議、やっぱり提案国になるべきだったと思いますけれども。私は、国益の判断からどうするかは、それは総理御自身の私は判断だと思いますから、それは尊重したいというふうに思いますが、報道によりますと、何か、橋本組織委員会委員長や室伏スポーツ庁長官やIOCの山下会長を派遣して、派遣することは検討して、閣僚は送らないともあるんですけれども、私は、これボイコットするならする、しないならしない、日本はどっち付かずというのが一番僕は良くないと思うんですね。どっちからも僕は信頼されなくなっちゃうんじゃないかなというふうに思うんですけれども、日本政府としてはボイコットはするのかしないのか、これははっきりした方がいいと思うんですけど、その辺はどうでしょうか。 Angry: 0.622 Disgust: 0.254 Fear: 0.416 Happy: 0.503 Sad: 0.458 Surprise: 0.421
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01:21:04 ~ 01:21:38 内閣総理大臣(岸田文雄君)
アメリカですら公式のこの声明の中には外交ボイコットという言葉は使っていないと承知をしております。ですから、これは、こうした言葉を使う、使わない、これは様々だと思いますが、我が国としましては、適切な時期に諸般の事情を勘案し国益の立場から自ら判断するということが重要であると私は認識をしております。 Angry: 0.498 Disgust: 0.304 Fear: 0.376 Happy: 0.722 Sad: 0.445 Surprise: 0.452
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01:21:38 ~ 01:22:11 白眞勲君
拉致問題に関してお聞きしたいと思いますが、全ての拉致被害者の一日も早い帰国に向けて、条件を付けずに金正恩総書記と直接向き合う決意だと総理は常々述べられていらっしゃいます。ここで、条件を付けずにというのがちょっと引っかかるところなんですけれども、拉致、核、ミサイルは、これは話すということでよろしゅうございますよね。条件を付けずにといっても、条件ほかに付けない、要は、条件の中には、拉致、核、ミサイルは入っている、入っているということですよ、あっ、入っていないということですよね。 Angry: 0.493 Disgust: 0.213 Fear: 0.510 Happy: 0.586 Sad: 0.391 Surprise: 0.504
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01:22:11 ~ 01:23:03 白眞勲君
条件を付けずにということは、それは条件とは関係なくやっぱり話さなくちゃいけないというふうに、ということですよね、金正恩氏と会う場合は。総理、ですから、拉致問題、拉致、核、ミサイル問題は、これはもう当然、金正恩氏と会ったら話すということでよろしゅうございますよね。 Angry: 0.406 Disgust: 0.214 Fear: 0.442 Happy: 0.649 Sad: 0.464 Surprise: 0.503
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01:22:23 ~ 01:22:48 国務大臣(林芳正君)
条件を付けずにということでございますが、この条件を付けずにとは、北朝鮮の核、ミサイル、そして最も重要な拉致問題の解決に向けて、相互不信の殻を破って金正恩委員長と直接向き合うという決意をより明確な形で述べたものと、こういうふうに理解しております。 Angry: 0.559 Disgust: 0.235 Fear: 0.423 Happy: 0.683 Sad: 0.327 Surprise: 0.499
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01:23:03 ~ 01:23:25 内閣総理大臣(岸田文雄君)
条件を付けずに向き合うというのは、あらゆるチャンスを逃すことなく、私自身、直接、金正恩委員長と向き合い、そして議論をするという姿勢を表現したものであると認識をしております。 Angry: 0.271 Disgust: 0.165 Fear: 0.322 Happy: 0.848 Sad: 0.462 Surprise: 0.581
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01:23:25 ~ 01:24:08 白眞勲君
そうしますと、あらゆるチャンスという中に、もしかしたらこの北京オリンピックに金正恩氏が来るかもしれない。そうしたら、やっぱりこれは総理は北京に行って、そういうチャンスがあるんだから、ああ、言っていること今聞いていなかったかな。もう一回言いますよ。要は、この北京オリンピックに金正恩氏がもしかしたら来るかもしれない。プーチン氏は来るって表明された。金正恩氏も来た場合には、これいいチャンスだと思いませんか。つまり、あらゆるチャンスを逃さずにと今おっしゃったわけですから、当然、岸田総理としましてはそういうチャンスを逃さずに、私は、中国も人権状況ということをアピールする立場からも、もしかしたらそういうテーブル用意してくれるんじゃないのかなと私は思いますよ。 Angry: 0.348 Disgust: 0.233 Fear: 0.477 Happy: 0.607 Sad: 0.518 Surprise: 0.578
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01:24:08 ~ 01:25:05 白眞勲君
ですから、そういった面では会うということでよろしゅうございますか。そうです、仮定の質問なんです。でも、菅総理は、東京オリンピックのときに金正恩氏が来たら会う気はあるかと聞いたら、いい機会だと思うとおっしゃっているんですね。ですから、私はいい機会だと思いますよ。ただ、それを選択するのは総理御自身の判断だと思う。どうでしょうか。 Angry: 0.299 Disgust: 0.285 Fear: 0.394 Happy: 0.753 Sad: 0.489 Surprise: 0.572
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01:24:16 ~ 01:24:43 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、仮定に基づいて申し上げるのは控えなければならないと思いますが、今の委員の御発言で言うならば、北朝鮮問題においてあらゆるチャンスを逃さないということと、北京オリンピックに出席するかどうかという問題、これは、基本的にこれは別問題であります。これは、それぞれしっかりと検討すべき課題であると考えます。 Angry: 0.551 Disgust: 0.402 Fear: 0.485 Happy: 0.547 Sad: 0.322 Surprise: 0.522
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01:25:05 ~ 01:25:34 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今申し上げたように、北京オリンピックへの出席あるいは対応の問題と、北朝鮮に、北朝鮮問題においてあらゆるチャンスを捉えるという問題、これは別の課題であると認識をしております。これを結び付けるというような仮定の問題、仮定のこの話にお答えすることは控えたいと存じます。 Angry: 0.581 Disgust: 0.226 Fear: 0.454 Happy: 0.581 Sad: 0.364 Surprise: 0.517
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01:25:50 ~ 01:26:09 国務大臣(林芳正君)
アフガニスタンの情勢が悪化した後、政府として様々な外交努力を継続してきておりまして、現在までに我が国の支援を受けて四百八十九名の日本関係のアフガニスタン人が本邦に到着をしております。 Angry: 0.726 Disgust: 0.166 Fear: 0.358 Happy: 0.660 Sad: 0.253 Surprise: 0.486
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01:26:09 ~ 01:26:25 国務大臣(林芳正君)
また、現時点での数でございますが、約百四十名の大使館、JICA現地職員等が引き続きアフガニスタンからの出国を希望しているものというふうに考えております。 Angry: 0.261 Disgust: 0.193 Fear: 0.546 Happy: 0.739 Sad: 0.330 Surprise: 0.718
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01:26:40 ~ 01:27:07 国務大臣(古川禎久君)
お答えいたします。短期滞在で滞在している方が約二百十名、全体の約四三%です。特定活動で滞在している方が約百八十名、全体の約三七%です。留学で滞在している方が約七十名、全体の約一三%ということになっております。 Angry: 0.378 Disgust: 0.329 Fear: 0.469 Happy: 0.670 Sad: 0.455 Surprise: 0.579
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01:27:07 ~ 01:27:25 白眞勲君
法務大臣、この方々は、アフガニスタンにそのままとどまっていたら迫害の危険性があるから来られたんだと思うんですけど、退避されたんだと思うんですけど、つまり難民ということでよろしゅうございますか。 Angry: 0.548 Disgust: 0.249 Fear: 0.642 Happy: 0.344 Sad: 0.337 Surprise: 0.450
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01:27:25 ~ 01:28:09 国務大臣(古川禎久君)
これは難民ということで認定してのということでございませんで、これはアフガニスタン、大使館関係者あるいはJICAの現地職員、こういう日本の政府と関わりある方々がこのアフガニスタンの政情不安をきっかけに退避をされるということに当たって、我が国として、政府として受入れを積極的に進めるわけですけれども、その際、在留資格というものについては積極的に柔軟にこれを与えて退避を進めるという、そういう趣旨でございます。 Angry: 0.682 Disgust: 0.357 Fear: 0.536 Happy: 0.451 Sad: 0.252 Surprise: 0.432
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01:28:09 ~ 01:28:58 白眞勲君
ですから、政治的な迫害の危険性もあるんじゃないのかなと私は思うんですけれども、そういうことがあるからこそ退避されたんじゃないのかなと思うんですけれども、その辺は、法務省としてはそういう認識ではないということでよろしゅうございますか。今、短期が四三%でしたっけね。ということになりますと、これ三か月ですよ、三か月したら帰ってねという意味ですよ。そういうことでいいんですか。 Angry: 0.480 Disgust: 0.288 Fear: 0.490 Happy: 0.616 Sad: 0.376 Surprise: 0.558
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01:28:29 ~ 01:29:24 国務大臣(古川禎久君)
政情不安でありまして、様々な事情があるというのは承知しております。しかし、いわゆる難民認定というこの手続を踏んで難民として受け入れたということではございません。この短期の方々、大半はJICAの現地職員及びその御家族の方々ということになっておりますけれども、この方々、短期でございますが、順次御希望に基づいて特定活動という在留資格へ変更させていただくということを予定しております。 Angry: 0.377 Disgust: 0.271 Fear: 0.512 Happy: 0.563 Sad: 0.539 Surprise: 0.507
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01:29:37 ~ 01:30:27 国務大臣(古川禎久君)
我が国は、この出入国在留管理行政に当たりまして、外国人が本邦に入国するに当たりまして、在留資格という資格を与えて入国を認めております、在留を認めております。その際、その在留資格の中には様々種類がございますけれども、そのうちの一つとして特定活動という項目がございまして、そういう特定活動という在留資格を与えることによって、退避、そして我が国における在留を認めているということでございます。 Angry: 0.473 Disgust: 0.205 Fear: 0.334 Happy: 0.714 Sad: 0.351 Surprise: 0.646
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01:31:07 ~ 01:31:37 政府参考人(西山卓爾君)
まさに申し上げたとおり、個々の外国人それぞれにつきまして、特に認める必要があると考えた場合に、法務大臣がその活動について指定をした上で、特定活動ということで、例えば六か月在留を認めるというものでございまして、例えばでいけますれば、例えばですけれども、外交官の家事使用人であるとか、あるいはワーキングホリデーであるとか、そういったものが挙げられます。以上です。 Angry: 0.532 Disgust: 0.383 Fear: 0.450 Happy: 0.639 Sad: 0.392 Surprise: 0.492
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01:31:37 ~ 01:32:07 白眞勲君
これ、総理、今後、アフガニスタンに限らず、いろいろな人道上の対応が必要となる局面というのは私出てくるような気がするんですね。先日、自衛隊法についても検討するという答弁をされましたよね、この退避を希望される方に関して。だから、そういうことのみならず、退避希望者が一体誰になるのかとか、つまり、奥さんはいいのか、お子さんまでいいのかとか、お孫さんもいいのかとか、あるいはどのように支援をしていくのか。 Angry: 0.397 Disgust: 0.264 Fear: 0.555 Happy: 0.588 Sad: 0.383 Surprise: 0.639
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01:32:07 ~ 01:32:32 白眞勲君
これ、韓国の場合においては、救出したアフガン人の生活費や定着支援金、教育面での支援については、難民に比べて少し多めの配慮がなされるということを法務部長官が発表しているんですね。ですから、そういったことというのは、今のうちから政府として総合的にきちんと対応を検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.580 Disgust: 0.244 Fear: 0.479 Happy: 0.482 Sad: 0.363 Surprise: 0.548
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01:32:32 ~ 01:33:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、委員の問題意識、これは重要だと思いますが、ただ、退避が必要となるケース、これはかなり今まで振り返ってもいろんなケースがあります。アフガニスタンのようなケースもありました。そして、二〇二〇年は武漢からの新型コロナの感染拡大による退避というのもありました。さらには、二〇一六年はバングラデシュ・テロ事件が発生して退避という点がありました。 Angry: 0.363 Disgust: 0.316 Fear: 0.573 Happy: 0.568 Sad: 0.378 Surprise: 0.656
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01:33:06 ~ 01:34:16 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ですから、これいろんな理由がありますし、現地の状況が様々でもありますので、これ問題意識は重要だと思いますが、これはやっぱりケース・バイ・ケースで対応せざるを得ないのではないか、少なくとも平時からルールとかマニュアルを一律に作ることはなかなか難しいのではないかと認識をしております。一律に何か決めるというのは難しいと今申し上げましたが、委員のお持ちのような問題意識に基づいて、平素から対応について政府の中において議論をする、意思疎通を図っておく、こういったことは行ってもいいのではないかと私は思います。 Angry: 0.439 Disgust: 0.183 Fear: 0.485 Happy: 0.633 Sad: 0.372 Surprise: 0.556
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01:33:32 ~ 01:33:49 白眞勲君
ただ、基本的な考え方というか、そういったことは必要なんじゃないかな、何となく全体的な一つの骨はやっぱり作っておく必要はあるんじゃないかと思います。その辺はどうでしょうか。 Angry: 0.360 Disgust: 0.332 Fear: 0.457 Happy: 0.720 Sad: 0.458 Surprise: 0.550
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01:34:16 ~ 01:34:40 白眞勲君
前向きな答弁ありがとうございました。次に、日米韓の連携についてもちょっと聞きたいなと思っているんですね。まあ、日本と韓国、今歴史的な認識のいろいろな様々な問題についていろいろ難しいことも抱えていますが、総理の基本的な考え方として、韓国に対してはどういう思いを持っていらっしゃるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 Angry: 0.296 Disgust: 0.315 Fear: 0.320 Happy: 0.799 Sad: 0.530 Surprise: 0.534
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01:34:40 ~ 01:35:12 内閣総理大臣(岸田文雄君)
韓国は重要な隣国であり、特に東アジアにおけるこの緊迫した安全保障環境等を考えましたときに、日米韓の協力、こうしたことも大変重要でありますし、重要な隣国として経済等様々な市民レベルでの関係も深い、こうした国であると認識をいたします。 Angry: 0.296 Disgust: 0.286 Fear: 0.470 Happy: 0.692 Sad: 0.565 Surprise: 0.431
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01:35:12 ~ 01:36:01 白眞勲君
続きまして、ちょっと、じゃパネルを見ていただきたいと思います。皆様のお手元の二ページ目になります。今日はラジオで聞いていらっしゃる方もいらっしゃるので少し読み上げますけど、これは今から三十五年前に、一九八六年、昭和六十一年に自民党が北海道新聞に出した広告です。ちょうどその一年後に、広告を出したと思われる広告と言った方がいいかもしれませんね。ちょうどその一年後に当時の国鉄が分割・民営化される前、恐らく道民の心配を払拭するために自民党が出した広告だとは思いますけれども、これ読みますと、タイトルが「国鉄が…あなたの鉄道になります。」ということで、民営分割御期待ください、全国画一からローカル優先のサービスに徹します。これ、ローカル線なくなっちゃっているんですね。明るく、親切な窓口に変身します。 Angry: 0.392 Disgust: 0.242 Fear: 0.496 Happy: 0.637 Sad: 0.399 Surprise: 0.621
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01:36:01 ~ 01:37:08 白眞勲君
人いないじゃないですか、今。七割が今、無人駅です。親切どころか人いない。今大変ですよ、今、ローカル線というか、もう無人駅だけじゃなくて、人がいるところでも猫を駅長にしてもらったりして、それで涙ぐましい努力をしているところがいっぱいあるわけですよ。楽しい旅行を次々と企画している。これは企画してくれているでしょう。じゃ、会社間をまたがって不便にならない、運賃も高くならない。そうかもしれない。ブルートレイン、一つも今ありません。ローカル線もなくなりません。なくなっちゃった。これ、総理、今の自民党総裁として、この広告見てどう思いますか。あのね、私は別に、自民党の当時の北海道の人たちが、これはうそを言おうと思ってやったんじゃないと思いますよ。そうだと思っていたと思う。別に、別にかばうわけでも何でもないんだけれども。でも、実際問題、現実的には今三十五年たったらこんな状況になっておりますよということに対して、現在の自民党総裁としての総理はどういうふうにお考えでしょうか。 Angry: 0.574 Disgust: 0.354 Fear: 0.529 Happy: 0.405 Sad: 0.478 Surprise: 0.503
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01:37:08 ~ 01:37:50 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、鉄道というもの、高い公共性を持ち、地域の経済や生活にとって大変重要な存在であると思います。ただ一方で、御指摘のように、地方においては、特に北海道においては厳しい現実があり、経営等を考えましても大変な状況にあるということを認識いたします。ですから、このバランス、これが大事だということを改めて感じます。御指摘のこの長い歴史を振り返りましても、是非未来に向けて、この二つのバランスを取るべく政治として責任を、しっかり責任を果たしていかなければならない、このように考えます。 Angry: 0.329 Disgust: 0.258 Fear: 0.545 Happy: 0.519 Sad: 0.532 Surprise: 0.525
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01:38:08 ~ 01:38:48 国務大臣(岸信夫君)
自衛隊は、まず、北海道に多くの部隊を駐在させております。これは、訓練環境にも優れているという理由もありますけれども。ただ、これらの部隊を例えば南西地域に展開をするというときに、これを迅速にできるようにしておくということは大変重要なことであると思います。この際、例えば鉄道でいいますと、青函トンネルとかを利用するなど実際にしておりまして、こうした観点からの鉄道の機能というものは有用であると考えております。 Angry: 0.261 Disgust: 0.246 Fear: 0.454 Happy: 0.791 Sad: 0.366 Surprise: 0.659
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01:39:04 ~ 01:40:02 国務大臣(二之湯智君)
災害時における鉄道のこの重要性、支援物資の輸送などについては極めて重要な問題だと、このように認識しております。例えば、南海トラフの地震に、発生に備えて平時から鉄道施設の耐震改修あるいは防災・減災対策を講じるとともに、交通機能が寸断することのないよう、鉄道を含めて、代替輸送や迂回路、代替路の確保など、災害に強い交通ネットワークの構築を進めております。委員御指摘のとおり、鉄道も交通インフラの一つとしても重要な役割を果たすことが期待されておるところでございます。引き続き、国土交通省等関係省庁と連携し、災害に強い国土づくりに努めてまいりたいと、このように思っております。 Angry: 0.519 Disgust: 0.331 Fear: 0.575 Happy: 0.472 Sad: 0.365 Surprise: 0.520
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01:40:02 ~ 01:41:05 白眞勲君
環境大臣、環境面からの鉄道の位置付けとその重要性についてお願いいたします。国土交通大臣、どうでしょうか、ヨーロッパとかでは、あっ、斉藤大臣はすごく鉄道に対しては御造詣が深いと私は聞いております。斉藤鉄夫ということでね。欧州では近頃夜行列車なんかも復活を遂げているとも聞いておるんですけれども、こうした組織なんかのこうしたことと、取組と、我が国への示唆についてどうお考えなのか、ちょっとお聞かせください。 Angry: 0.344 Disgust: 0.264 Fear: 0.473 Happy: 0.715 Sad: 0.423 Surprise: 0.610
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01:40:14 ~ 01:40:33 国務大臣(山口壯君)
二酸化炭素排出量の観点でいえば、鉄道は自家用自動車に比べて非常に小さいと。一つの指標では自家用自動車が百三十三に対して鉄道が十八ということで、この鉄道の利用促進は温室効果ガス削減の重要な対策であると認識しています。 Angry: 0.297 Disgust: 0.226 Fear: 0.549 Happy: 0.708 Sad: 0.301 Surprise: 0.738
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01:41:05 ~ 01:41:46 国務大臣(斉藤鉄夫君)
欧州委員会の統計によれば、コロナ前の二〇一五年から二〇一九年の五年間、鉄道の旅客輸送量は毎年増加しており、着実な増加傾向を示している。それから、いわゆる夜行列車が復活をしてきている。また、旅行で、列車を使った旅行も増えていると、このように認識しております。欧州委員会が昨年十二月に発表した持続可能なスマートモビリティー戦略においても、脱炭素化を進める上で鉄道の利用拡大が重要と位置付けられていると承知しております。 Angry: 0.362 Disgust: 0.227 Fear: 0.430 Happy: 0.736 Sad: 0.359 Surprise: 0.650
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01:41:46 ~ 01:42:02 白眞勲君
これ総理、いかがでしょうか。この鉄道というのは、防衛、環境、防災、そしてもう一つは、総理もそうだけど、鉄道って歩くでしょう、駅を。駅に着いて歩くじゃないですか。健康にもいいんですよ。 Angry: 0.442 Disgust: 0.275 Fear: 0.477 Happy: 0.660 Sad: 0.410 Surprise: 0.622
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01:42:02 ~ 01:43:19 白眞勲君
地方だと、やっぱり車で、二、三百メートル先のコンビニまで車で行っているわけです。ところが、鉄道に乗るということは歩くんですよ。私ね、この国会でも、先生方でも、結構お年を召した先生方がみんな元気なのは、結構国会の中を歩き回っているからかなというふうに思うところあるんですよ。やっぱり健康に非常に重要なんです、これ本当そうなんですよ。みんな笑っているけど、本当にそうだと思うんですね。ですから、車でなく鉄道を利用することによって、やっぱりこれは、幹線部分はやはり国が責任を持って線路を維持するということもそろそろ考えなきゃいけないんじゃないんだろうか。上下分離方式とか言いますが、線路の維持は国がやりましょう、走らせる列車はそれぞれの会社がしましょうみたいな、国がインフラ部分、JRは列車の運行といった上下分離方式の導入を含めて、一定の役割を担う持続可能な鉄道経営の在り方、これ、専門家を交えて審議会でそろそろ根本的に議論していく必要性があるんじゃないか、そういうふうに私は思うんですね。これが、当時の自民党の先輩方に対する今の総理のそのスタンス、私は、特に道民や四国、九州の皆さんに対するそういうスタンスをしっかりとこれから三年ぐらいを目途に国家プロジェクトとしてやったらいかがか、どうでしょうか。 Angry: 0.380 Disgust: 0.222 Fear: 0.472 Happy: 0.685 Sad: 0.409 Surprise: 0.627
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01:43:19 ~ 01:44:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
委員御指摘のように、鉄道というもの、経済、あるいは市民生活、防災、あるいは環境、さらには健康、様々な分野で大きな役割を果たす存在であると思います。一方で、地方においては、人口減少ですとか少子化等、様々なこの制約の中で厳しい状況にある。先ほど申し上げたようにこの両立を図らなければいけないわけですが、御指摘の上下分離方式、あるいは三セク方式、さらには運休路線とバスを組み合わせたBRTなんて取組もあるやに聞いております。 Angry: 0.331 Disgust: 0.222 Fear: 0.585 Happy: 0.492 Sad: 0.426 Surprise: 0.670
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01:44:02 ~ 01:44:18 内閣総理大臣(岸田文雄君)
こうした様々な知恵を絞って、両立を図るべく政府としてもしっかり考えていく、これは大変重要な姿勢、取組だと認識をいたします。どういった議論ができるのか、工夫をしてみたいと思います。 Angry: 0.443 Disgust: 0.168 Fear: 0.549 Happy: 0.545 Sad: 0.326 Surprise: 0.645
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01:44:18 ~ 01:45:00 白眞勲君
総理、ありがとうございます。自民党の藤川理事は、お孫さんとよく、知っていますか、「桃太郎電鉄」って知っていますか。これ、ゲームなんですよ。桃鉄と言うのだそうですけど、これゲームソフトで、桃鉄って鉄道会社の運営をモチーフにしたボードゲームのゲームなんですけど、鉄道の線路が廃止されちゃったらどんどんなくなっちゃう。そうすると、このバージョンアップじゃなくて、バージョンダウンなんだよ、これ。こういうのは良くないわけです。ですから、是非、鉄道は人や物、物資じゃなくて、お孫さんとの交流も含めて、私たちの夢や希望も運んでいる、これ十分に認識して、是非、今の観点を考えて是非お願いしたい。それを皆さんにも、そうでしょう、皆さん。皆さん賛成と言っていますので、是非よろしくお願いします。 Angry: 0.438 Disgust: 0.320 Fear: 0.384 Happy: 0.695 Sad: 0.412 Surprise: 0.511
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01:45:43 ~ 01:46:01 木戸口英司君
岸田総理、そして鈴木財務大臣を始め閣僚の皆さんにはどうぞよろしくお願いを申し上げます。それでは、先ほども質問ありました国交省統計書換え、どうも大臣の答弁が分かりづらい、伝わってこないところがあります。 Angry: 0.324 Disgust: 0.120 Fear: 0.402 Happy: 0.753 Sad: 0.431 Surprise: 0.642
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01:46:01 ~ 01:46:38 木戸口英司君
少し確認をさせていただきます。一九年十二月まで、国交省の指示で、都道府県に書換えを指示していたと。そして、二〇年一月から二一年三月までは都道府県からは正しい統計が上がってきたと。しかし、国交省において、これまで書換えが行われてきた統計の手法を踏襲していたと。これは結局、国交省による、この間、書換えということでよろしいでしょうか。 Angry: 0.452 Disgust: 0.236 Fear: 0.559 Happy: 0.482 Sad: 0.417 Surprise: 0.668
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01:46:38 ~ 01:47:00 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年一月からは正しい手法、改善された手法で統計を取っております。その間、令和二年一月から令和三年三月までは、国土交通省で従来の手法でデータを取っておりました。 Angry: 0.458 Disgust: 0.231 Fear: 0.487 Happy: 0.652 Sad: 0.350 Surprise: 0.642
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01:47:00 ~ 01:47:50 木戸口英司君
それが分かりづらいんです。書換え、改ざんでよろしいですか。何か、先ほどから理由を説明しながら、大臣、何か正当化するような話に聞こえるんですが、統計法上不適切だったということでよろしいですか。 Angry: 0.543 Disgust: 0.290 Fear: 0.523 Happy: 0.409 Sad: 0.479 Surprise: 0.562
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01:47:12 ~ 01:48:13 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年一月から令和三年三月までは、国土交通省の中でその遅れて提出されたデータについての書換えが行われていたということでございます。決して正当化しているわけではございません。令和元年まで間違った方法で統計を取ってきた、これは認めた上で、そして令和二年一月からは正しい方法、改善された方法で統計を取っております。 Angry: 0.477 Disgust: 0.249 Fear: 0.580 Happy: 0.445 Sad: 0.442 Surprise: 0.607
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01:48:13 ~ 01:48:46 国務大臣(斉藤鉄夫君)
ただ、令和元年まで取ってきた方法との、そのデータとの比較という意味で、令和二年から令和三年三月まで十五か月間、従来の方法でデータを取ったと。それは、令和元年との比較のために、その比較ができるために取ったということでございます。 Angry: 0.291 Disgust: 0.298 Fear: 0.460 Happy: 0.786 Sad: 0.421 Surprise: 0.581
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01:49:00 ~ 01:49:40 国務大臣(斉藤鉄夫君)
決してそれが正しい方法という認識の下でやっていた、正当化しているという意味ではございません。ただ、先ほど来申し上げているように、従来取ってきたデータ、前年との比較のために、この令和二年一月から十五か月間、正しい方法とそして従来の方法と、両方の方法でデータを取ったということでございます。その理由は、先ほど来申し上げているように、令和元年までのデータと比較をするというためでございます。 Angry: 0.271 Disgust: 0.282 Fear: 0.519 Happy: 0.709 Sad: 0.469 Surprise: 0.583
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01:49:40 ~ 01:50:14 木戸口英司君
いやいや、ですから、間違った統計同士を比較するという理由がよく分からないんです。分からないというか、その答弁が間違いだと思いますよ。比較ではなくて、これまでの統計を正当化するために、大きく激変させないようにごまかすためにやっていたんじゃないですか。 Angry: 0.475 Disgust: 0.323 Fear: 0.550 Happy: 0.529 Sad: 0.376 Surprise: 0.574
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01:50:14 ~ 01:51:26 国務大臣(斉藤鉄夫君)
令和二年一月から令和三年三月までは、あくまで新旧二つの方法で並行して集計を行ったということでございます。古い集計方法で行うに際し、どのような方法で行ったのか、またそれが妥当であったのかなどについて、第三者委員会でもしっかり検証をしていきたいと、このように思います。 Angry: 0.209 Disgust: 0.144 Fear: 0.382 Happy: 0.848 Sad: 0.429 Surprise: 0.708
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01:51:26 ~ 01:51:45 木戸口英司君
大臣、その比較が必要だったという認識なんでしょうか。ごまかしたと、これまでの統計と合わせなくちゃいけないという、そういう認識だったという、大臣はそういう考えには立ちませんか。 Angry: 0.300 Disgust: 0.296 Fear: 0.618 Happy: 0.453 Sad: 0.551 Surprise: 0.611
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01:51:45 ~ 01:52:21 国務大臣(斉藤鉄夫君)
統計の連続性の観点から、令和二年度の値を令和元年度と比較するために、その前年度との比較という意味では、同じ手法で比較するということが必要であったため、間違っていたということを認識した上で、その手法で取ったときに前年度とどういうふうに違っているかというために取ったということでございます。 Angry: 0.388 Disgust: 0.470 Fear: 0.567 Happy: 0.685 Sad: 0.284 Surprise: 0.566
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01:52:43 ~ 01:53:11 内閣総理大臣(岸田文雄君)
令和二年一月にこの方式を切り替えた、そして、今大臣の方から令和三年三月まで古い方式のこのデータも取ったという説明をさせていただきましたが、少なくとも、委員がおっしゃるように、これ、従来の方式を正当化させるためとか隠蔽させるためにこれをやったのではないという説明をさせていただいていると、今聞いておりました。 Angry: 0.508 Disgust: 0.236 Fear: 0.406 Happy: 0.692 Sad: 0.316 Surprise: 0.561
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01:53:11 ~ 01:53:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
これは、あくまでも、この事態の変化、これ、どれだけ物事が変化しているのか、これを比較するためにこうした手法を取ったということで、方式自体は、従来までは間違いなくこれは不適切であったわけです。そして、改めなければいけないということで改めたわけです。この不適切であったということは、もう絶対にこれ否定することができませんし、大変遺憾であったということ、これは重ねて申し上げた上で、これを決して隠蔽するためにこういったことをしたのではないという御説明をさせていただいていると、今聞いておりました。 Angry: 0.655 Disgust: 0.370 Fear: 0.490 Happy: 0.411 Sad: 0.355 Surprise: 0.449
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01:53:53 ~ 01:54:15 木戸口英司君
ですから、その理由についてはこれから第三者委員会でしっかりと調査されるんだと思いますけれども、総理の印象としても、そういう、正当化はしていないけれども比較のために必要だったという、そういう説明を納得されていますか。 Angry: 0.767 Disgust: 0.235 Fear: 0.339 Happy: 0.589 Sad: 0.302 Surprise: 0.430
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01:54:15 ~ 01:54:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今申し上げたように認識しておりますが、まさに委員おっしゃるように、その点も含めて、その経緯ですとか原因について第三者委員会で、国土交通省においても新たに検察OB、法律の専門家も踏まえた第三者委員会をつくり、そして総務省においても統計委員会という第三者委員会においてしっかりこれ検証をし、そして再発防止に向けて、そして信頼回復に向けて努力をしていかなければならないと認識をいたします。 Angry: 0.454 Disgust: 0.126 Fear: 0.487 Happy: 0.628 Sad: 0.341 Surprise: 0.606
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01:55:17 ~ 01:56:42 政府参考人(高田陽介君)
お答え申し上げます。ちょっと、大きい小さいということが、どれぐらいであれば大きい小さいというのは、ちょっと一義的に、一元的にお答えするのは難しいということでございますけれども、先ほどちょっと、いずれにしましても、ちょっと、大臣から御答弁をさせていただいておりますとおり、令和二年一月分の受注実績の集計からは正確にデータを反映させるような運用を始めていたということでございますけども、対前年の比較ができるように従前の方法についてもホームページで公表しているわけでございます。 Angry: 0.381 Disgust: 0.313 Fear: 0.481 Happy: 0.688 Sad: 0.342 Surprise: 0.644
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01:56:51 ~ 01:57:12 政府参考人(高田陽介君)
申し訳ございません。ちょっと、どう、大きくというところをどのようなちょっと文脈で申し上げたかというところもちょっと、でございますけれども……。 Angry: 0.371 Disgust: 0.392 Fear: 0.566 Happy: 0.395 Sad: 0.633 Surprise: 0.475
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01:57:13 ~ 01:57:48 政府参考人(高田陽介君)
はい。先ほど答弁申し上げた点につきましては、大きく変わる、大きく変わると申し上げましたのは、別途、この令和二年から三月、あっ、三年のこの修正を行う段階において、併せまして推計方法の改正も行っているということでございまして、そういった文脈でちょっと答弁を申し上げたというものでございます。 Angry: 0.299 Disgust: 0.260 Fear: 0.418 Happy: 0.829 Sad: 0.460 Surprise: 0.556
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01:57:48 ~ 01:58:04 木戸口英司君
ですから、大きく変わる可能性を感じて、そして統計手法を変えなかったと、書換えをしたと、国交省でですね。そうすると、もう比較のためというもう前提が崩れるんじゃないですか。 Angry: 0.398 Disgust: 0.241 Fear: 0.569 Happy: 0.540 Sad: 0.354 Surprise: 0.651
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01:58:04 ~ 01:58:30 木戸口英司君
やはり、数字を合わせたい、そういう意識の下に行われていたということではないでしょうか。もう聞いても答えられないということです。その中で、GDPへの影響ということを聞くと、何か影響は小さいということにされてしまうと。本当にそうなんでしょうか。もう一度、GDPへの影響、大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.310 Disgust: 0.291 Fear: 0.596 Happy: 0.407 Sad: 0.615 Surprise: 0.603
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01:58:30 ~ 01:59:03 国務大臣(山際大志郎君)
もちろん、これは委員御案内のとおりでございますけど、GDPは広くあまねく我々の生活、活動、全てを網羅した上で出してくる値でございますから、建設の分野というものは大事なものではありますけれども、そもそもポーションとして最大のものではないというのは御理解いただけると思うんです。 Angry: 0.497 Disgust: 0.345 Fear: 0.280 Happy: 0.732 Sad: 0.534 Surprise: 0.364
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01:59:03 ~ 01:59:55 国務大臣(山際大志郎君)
その上で、先ほども御答弁申し上げましたように、GDPへの計算をしていくときに、この統計の値を直接利活用している、直接使っているわけではないものですから、ですから、そういう意味においても、今の段階で大きくは影響しないというふうに考えていると。しかし、それは枕言葉で、今の段階ではという話がありまして、やはりこのある意味マクロ経済の指標として非常に重要なものでございますので、それを作っていく上においては、しっかりと国土交通省がこれからやることを私たちとしては注視した上で、適正にやらなくてはいけないことが出てきたらしっかりやると、そういうことでございます。 Angry: 0.347 Disgust: 0.212 Fear: 0.479 Happy: 0.787 Sad: 0.241 Surprise: 0.674
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01:59:55 ~ 02:00:16 木戸口英司君
こうして、統計の在り方、またGDPへの影響、そしてもちろん、統計への信頼、また経済対策、まあ補正予算もですね、影響が出る可能性があるということで、集中審議をこの件について委員長に求めたいと思います。 Angry: 0.612 Disgust: 0.145 Fear: 0.343 Happy: 0.748 Sad: 0.244 Surprise: 0.595
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Angry: 0.523 Disgust: 0.327 Fear: 0.466 Happy: 0.594 Sad: 0.424 Surprise: 0.535
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02:00:21 ~ 02:00:47 木戸口英司君
先ほど十万円給付に係る問題について質疑があったところでありますけれども、方針をめぐる経過、混乱を極めたと言っていいと思います。自治体、国民への説明を丁寧かつ迅速に行っていただきたいと思いますが、まず総理からお伺いいたします。 Angry: 0.619 Disgust: 0.249 Fear: 0.411 Happy: 0.609 Sad: 0.358 Surprise: 0.475
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02:00:47 ~ 02:01:00 内閣総理大臣(岸田文雄君)
子育て世帯への十万円の給付につきましては、多くの自治体の関係者から様々な意見をいただき、また国会においても、与野党、多くの議員から御議論をいただきました。 Angry: 0.571 Disgust: 0.237 Fear: 0.352 Happy: 0.749 Sad: 0.266 Surprise: 0.539
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02:01:00 ~ 02:01:29 内閣総理大臣(岸田文雄君)
それを踏まえて、今、政府においては、三つのパターンを用意し、そして、昨日、各自治体に対しましてQアンドAという形で文書を発出させていただきました。是非、これにつきまして引き続き丁寧に自治体を始め関係者の皆さんと説明を重ね意思疎通を図って対応を進めていきたいと考えております。 Angry: 0.416 Disgust: 0.217 Fear: 0.347 Happy: 0.764 Sad: 0.475 Surprise: 0.462
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02:01:29 ~ 02:02:02 木戸口英司君
私、思い出すのは、昨年の四月ですね、新型コロナウイルス感染症対策をめぐり、当初、困窮世帯限定の三十万円給付とされて、補正予算案は既に閣議決定されていたと、それにもかかわらず、一律十万円給付にするという方針に転換されたこと。この三十万円給付案を取りまとめたのが当時の岸田政調会長だったと記憶しております。岸田総理が関わる中で、給付金をめぐり二回連続で方針が大きく転換されたという事実があります。 Angry: 0.423 Disgust: 0.261 Fear: 0.602 Happy: 0.495 Sad: 0.381 Surprise: 0.625
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02:02:02 ~ 02:03:04 木戸口英司君
これに対する所感をお伺いしてよろしいでしょうか。過ちては改むるにはばかることなかれと、私もそう思います。しかし、政策変更をめぐる経過の総括と説明責任に努め、改善に向けていくことは絶対的に必要です。 Angry: 0.536 Disgust: 0.321 Fear: 0.349 Happy: 0.602 Sad: 0.521 Surprise: 0.438
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02:02:10 ~ 02:02:51 内閣総理大臣(岸田文雄君)
給付金については、様々な意見があり、様々な議論があり、そうしたこの議論の結果をしっかり受け止めて結論を出したということでありました。ただ、御指摘のように、結果として自治体を始め関係者の皆さんに混乱を与えたということであるならば、これは謙虚に反省をしなければいけない点だと思います。是非、今後この混乱を来すことがないように丁寧な作業を続けていきたいと考えております。 Angry: 0.505 Disgust: 0.306 Fear: 0.462 Happy: 0.603 Sad: 0.402 Surprise: 0.486
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02:03:04 ~ 02:03:27 木戸口英司君
政治における政策決定過程、政と官における政策検討過程、国と自治体とのコミュニケーション、国民のニーズの的確な把握、これら問題があったんではないかという認識の下で検証し、次に生かす考え、いかがでしょうか、総理。 Angry: 0.746 Disgust: 0.291 Fear: 0.466 Happy: 0.403 Sad: 0.395 Surprise: 0.429
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02:03:27 ~ 02:04:15 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回の給付金の議論については、この衆議院選挙が行われ、そして年末までの限られた期間にできるだけ早くお困りの方に給付を届けたい、こうした思いで様々な作業を続けてきました。この限られた中での議論の中で様々な皆さんの御意見を踏まえて柔軟なこの制度設計に心掛けたわけでありますが、その間のこの経緯について、御指摘のような点、しっかりと踏まえ、我々として、それを検証し、反省し、今後にしっかり生かしていきたいと思います。 Angry: 0.690 Disgust: 0.225 Fear: 0.451 Happy: 0.442 Sad: 0.436 Surprise: 0.437
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02:04:15 ~ 02:04:51 木戸口英司君
課題として、支援を要する世帯、個人に速やかに給付金を支給する仕組み、そしてシステムの構築と、これはまだまだ課題があると思います。また、所得制限を設けるかどうかという、そのこと自体もあるわけですけれども、公平性をより高めるために、主たる生計者で見るか世帯で見るかなど、こういった課題も制度上あります。これ、与野党を超えて検討を急ぐべき課題が多いと思いますけれども、総理、いかがですか。 Angry: 0.489 Disgust: 0.262 Fear: 0.520 Happy: 0.601 Sad: 0.318 Surprise: 0.604
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02:04:51 ~ 02:05:14 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今回の給付金についても児童手当という仕組みを使って迅速な支給を考えたわけですが、この今回の給付の仕組み、さらには児童手当の仕組み等について様々な意見がこの議論の中で出されてきた、これはしっかり受け止めなければならないと思います。 Angry: 0.740 Disgust: 0.329 Fear: 0.534 Happy: 0.407 Sad: 0.222 Surprise: 0.491
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02:05:14 ~ 02:06:04 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そういった努力は大事だとは思いますが、ただ、一つの制度で全ての方々を網羅して支援をするというのはなかなか難しいものがあります。ですから、今回も、住民税非課税世帯に対する給付ですとか、緊急小口資金の延長ですとか、求職者支援制度ですとか、様々なこの制度を重層的に用意する形で、できるだけ幅広くお困りの方を支援しよう、こういった全体の仕掛けを考えたわけです。一つ一つの制度もしっかり議論しながらも、そういった様々な工夫、重層的な工夫でより幅広い方々を支援する、こうした体制をつくっていきたいと考えております。 Angry: 0.512 Disgust: 0.338 Fear: 0.475 Happy: 0.592 Sad: 0.417 Surprise: 0.450
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02:06:04 ~ 02:06:53 木戸口英司君
我々立憲民主党も、様々困っている皆さんに対する支援、そして国民の皆さんを支える支援、いろんな方策を考え、また提案をしております。是非、今回の混乱のようなことにならないように、与野党を挙げて、そして国会を挙げて対策を検討すると、そういうことが必要ではないかということを強く申し上げたいと思います。では、予算編成、これは二〇二二年、来年度ですね、予算編成の基本方針が政府から発表されました。経済あっての財政として、コロナ禍で積極的な財政出動を続ける姿勢を鮮明にしております。総理の基本的な考え方をお伺いをいたします。 Angry: 0.402 Disgust: 0.266 Fear: 0.417 Happy: 0.745 Sad: 0.415 Surprise: 0.505
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02:06:53 ~ 02:07:36 内閣総理大臣(岸田文雄君)
予算編成の基本方針ですが、十二月三日の日に決定をいたしました。その中で、基本的な考え方として、まずは経済あっての財政であるということから、まずは経済の立て直しをしっかりやっていく、そして、その上で財政健全化に向けても取り組んでいく、こうしたことを、こうしたことをまず確認した上で、コロナ対策に万全を期し、困っている方々にしっかり支援を行い、そして経済の再起動について取組を進めていく。 Angry: 0.518 Disgust: 0.360 Fear: 0.435 Happy: 0.672 Sad: 0.435 Surprise: 0.435
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02:07:36 ~ 02:08:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
この骨太の方針二〇二一で示した考え方に基づいて、めり張りの利いた予算とする、いわゆる十六か月予算という考え方において、令和三年度補正予算と令和四年度当初予算、これを一体で編成する、こういった考え方を基本方針の中で示した次第であります。 Angry: 0.466 Disgust: 0.392 Fear: 0.518 Happy: 0.690 Sad: 0.264 Surprise: 0.583
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02:08:02 ~ 02:08:34 木戸口英司君
この政府方針には、まずは経済をしっかり立て直す、そして財政健全化に向けて取り組んでいくと、今総理答弁にもありました、とありますけれども、これまであった聖域なき歳出改革という文言は消えております。そういう意味では、財政健全化という言葉は残りましたけれども、少しトーンダウンしているという感じもいたします。総理の考え方とこれは合致しているのか、改めてお伺いいたします。 Angry: 0.422 Disgust: 0.207 Fear: 0.388 Happy: 0.641 Sad: 0.480 Surprise: 0.523
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02:08:34 ~ 02:09:10 内閣総理大臣(岸田文雄君)
その点については、順番を間違えてはならないということを再三申し上げております。今は緊急事態であり、国民の命、暮らしが懸かっている、こういった非常時でありますので、これはやるべきことは全てやらなければならない、これは日本のみならず世界中においてそういった姿勢で経済財政政策が進められていると認識をしております。そして、そうしたこのコロナ禍を乗り越えた後、経済をまず回復させなければいけない、その次が財政だと、この順番を申し上げております。 Angry: 0.532 Disgust: 0.305 Fear: 0.550 Happy: 0.490 Sad: 0.439 Surprise: 0.430
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02:09:10 ~ 02:09:35 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今、足下において、このコロナ対策に全力を注ぐということと中長期的に財政を再建するということ、これは決して矛盾するものではないと考えます。是非この順番に従って、国民の命を、暮らしを守るために、経済財政政策、しっかり進めていかなければならないと考えております。 Angry: 0.449 Disgust: 0.264 Fear: 0.501 Happy: 0.595 Sad: 0.412 Surprise: 0.534
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02:09:35 ~ 02:10:00 木戸口英司君
矛盾はないということ、そういう答弁でありました。総理は、党の財政健全化の会議では、財政は国の信頼の礎だと財政再建の重要性を語ったということが報道されております。現在、この信頼の礎は保たれているという考えでよろしいでしょうか。 Angry: 0.454 Disgust: 0.240 Fear: 0.490 Happy: 0.585 Sad: 0.435 Surprise: 0.584
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02:10:00 ~ 02:10:35 内閣総理大臣(岸田文雄君)
おっしゃるように、財政は国の信頼の礎であります。そして、それを評価するのは、市場であったりあるいは国際社会であります。その信頼をしっかりつなぎ止めることが政治の役割として重要だと考えております。今現在、日本の財政に対する信頼、各国との、各国との、各国の経済財政政策との比較においてもしっかり信頼は維持されていると私は認識しております。 Angry: 0.603 Disgust: 0.419 Fear: 0.394 Happy: 0.620 Sad: 0.368 Surprise: 0.446
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02:10:35 ~ 02:11:10 木戸口英司君
そして、この同じ会議で、総理は、財政健全化を考える姿勢は政治の大きな責任だということもおっしゃっております。その上で、経済対策と中長期的な財政健全化は決して矛盾しないと、まあ先ほど答弁あったとおりですね、と述べておられます。今後、プライマリーバランスの黒字化の目標に関して検討されるということも出ておりますけれども、このことに対する基本的な考え方を総理にお伺いいたします。 Angry: 0.566 Disgust: 0.242 Fear: 0.411 Happy: 0.644 Sad: 0.333 Surprise: 0.522
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02:11:10 ~ 02:12:03 国務大臣(鈴木俊一君)
これまでの新型コロナ対応、それから今回の経済対策を入れた補正予算の編成によりまして、足下の財政状況がより一層厳しさを増すということはこれは事実でございます。一方で、今後経済が持ち直していく中で、コロナ対応の政策的経費は縮減をしていく、それとともに税収等は増加していく、そういうことが見込まれるため、財政状況の悪化はこれは一時的なものであると考えております。引き続きまして、プライマリーバランス、これは二〇二五年度のプライマリーバランスの黒字化目標の達成、これに向けて財政健全化に向けた取組を進めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.403 Disgust: 0.460 Fear: 0.560 Happy: 0.587 Sad: 0.400 Surprise: 0.498
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02:12:03 ~ 02:13:25 木戸口英司君
自民党内でも、この経済あっての財政ということと、聖域なき歳出改革と、まあ路線対立というところと言っていいのか分かりませんけれども、様々な考えがあると承知しております。私は、危機に対する必要な財政支出はちゅうちょなく行うと、そのことについては大きく賛成をいたします。しかし、この今回の一般会計歳出総額百七十五兆円超、二〇年度のですね、そして今年度、補正予算も加えると百四十二兆円超、あっ、先ほどは二〇年度ですね、そして今年度は百四十二兆円超になる見込みということで、大変な額になっております。その効果、やはり国際的な信頼と信用ということもありましたけれども、財政出動の額というよりも、その効果によって今後の財政効果ということが国民の信頼であり、あるいは国際的な信頼であると私は考えるんですが、やっぱりその効果を徹底検証して、そして見直しをしていくということ、そのことが見えないところが、大きな信頼、そこに関わってきているんじゃないかと思いますけれども、所見をお伺いいたします。 Angry: 0.320 Disgust: 0.154 Fear: 0.571 Happy: 0.653 Sad: 0.368 Surprise: 0.649
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02:13:25 ~ 02:14:08 国務大臣(山際大志郎君)
委員がおっしゃっていることはごもっともだと思います。ですので、この経済対策、効果を上げていくためにもスピード感を持って執行する、あるいは様々な支援を国民の皆様に、現場の声を反映させて柔軟に対応しながらお届けしていくということが重要だと考えております。また、先ほど財政のことに関しても、経済財政諮問会議で各分野に関してしっかり議論を進めておりまして、改革工程表を年内に取りまとめる予定でございまして、それに基づいて適切かつ効果的な支出を推進してまいりたいと思っております。 Angry: 0.572 Disgust: 0.302 Fear: 0.332 Happy: 0.765 Sad: 0.322 Surprise: 0.487
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02:14:08 ~ 02:14:46 木戸口英司君
じゃ、それでは山際大臣に重ねてお伺いいたしますけれども、資料一です。政府は、年初の経済見通しで実質成長率四・〇%を掲げていました。七月の年央試算では三・七%の実質成長とかなり高い数字。で、今年中、ですから今月中にということですけれども、コロナ前の水準に回復するとしています。この見通しは達成できる見込みでしょうか。 Angry: 0.413 Disgust: 0.318 Fear: 0.427 Happy: 0.683 Sad: 0.437 Surprise: 0.543
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02:14:46 ~ 02:15:14 国務大臣(山際大志郎君)
おっしゃるとおり、この七―九、表にありますように、七―九のGDPが相当下がりました。これはもちろんデルタ株が相当猛威を振るったということがあるんですけれども、その後、現在の状況として、先行き不透明なんですけれども、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れのリスクというのがまずあります。 Angry: 0.292 Disgust: 0.257 Fear: 0.644 Happy: 0.471 Sad: 0.424 Surprise: 0.644
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02:15:14 ~ 02:16:14 国務大臣(山際大志郎君)
また、新たな変異株が出現してきたということもございます。それから、それらを通じて、感染症による内外経済への影響、これを注視していかなくてはいけないと我々見ております。こうした下振れリスクへの対応や足下の前向きな動き、実際には景気、あっ、消費は上向いているという動きもありますので、こういった前向きな動きを持続的な景気回復につなげていくためにこの経済対策をスピード感を持って実施していくことをやっているわけでございまして、このことを通じて一日も早く経済を成長軌道に戻していきたいと思っております。先ほども申し上げましたけど、経済見通しそのものに関しましては、そういうことと、最新のデータというものが出てまいりますので、それらを加味した上で、来年度の予算を概算決定する前にきちんとお示しをしたいと考えております。 Angry: 0.290 Disgust: 0.307 Fear: 0.497 Happy: 0.666 Sad: 0.451 Surprise: 0.522
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02:16:14 ~ 02:16:56 木戸口英司君
この見込みをただ批判するわけじゃありません。意欲的な見込みとしてこれを達成するためにどう取り組んでいくかということが大事であって、そしてまた、途中途中の検証がやっぱり大事だということ。そのためにも、これまで国会も開かずに、今回補正予算を経済対策として今年度初めてこうして対応するわけでありまして、この目標達成のために、やはりこの年間、どう国会として、政府として対応するかということ、大変足りなかったんじゃないでしょうか。どうでしょうか。 Angry: 0.519 Disgust: 0.315 Fear: 0.470 Happy: 0.499 Sad: 0.494 Surprise: 0.436
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02:16:56 ~ 02:17:47 国務大臣(山際大志郎君)
政府といたしましては、予算、今年度の予算ですね、今年度の予算を通じて経済対策というのはこれまでもやってきたというわけでございまして、その予算そのものが大きく不足をするというようなことがあるならば、確かにその予算を更に加える等々の議論というものを国会で御審議いただかなくてはいけないというふうに思いますが、今、この状況であっても、きちんとその予算の範囲内で様々な施策というものが行われているわけでございまして、そういう意味では政府はしっかりこれまでも頑張ってきたというふうに思いますし、国会で御議論いただくに当たっては、今回の経済対策に基づく補正予算をしっかり御議論いただいた上で次に備えるということでよいと思っております。 Angry: 0.728 Disgust: 0.212 Fear: 0.382 Happy: 0.598 Sad: 0.219 Surprise: 0.521
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02:17:47 ~ 02:18:02 木戸口英司君
では、それでは改めて、コロナ禍からの回復、今なかなか足踏みしている状況で、資源価格も高騰し、為替の先行きも見通せない状況です。オミクロン株の感染拡大の懸念もあります。 Angry: 0.274 Disgust: 0.297 Fear: 0.534 Happy: 0.661 Sad: 0.496 Surprise: 0.540
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Angry: 0.232 Disgust: 0.123 Fear: 0.467 Happy: 0.754 Sad: 0.537 Surprise: 0.593
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02:18:17 ~ 02:19:00 国務大臣(山際大志郎君)
これも繰り返しになるんですが、現在の経済の状況について少し申し上げますが、我が国経済は、本年九月末に緊急事態宣言が解除され、経済社会活動の水準が段階的に引き上げられていく中、個人消費等を取り巻く厳しい状況が徐々に緩和されつつあるものの、持ち直しの動きには弱さが見られ、政策による下支えが必要な状況にあるとされております。加えて、先行きに関しましては、半導体不足などの供給面での制約や原油等の原材料価格の高騰が輸出や生産を始め我が国経済の下振れリスクとなっていると。 Angry: 0.376 Disgust: 0.303 Fear: 0.693 Happy: 0.307 Sad: 0.511 Surprise: 0.559
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02:19:00 ~ 02:19:31 国務大臣(山際大志郎君)
また、委員御指摘のように、多くの国で確認されておりますオミクロン株を始め新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響を注視する必要があると。このことを受けまして、先行きが不透明な中、下振れリスクへの対応策を盛り込んだ新たな経済対策を着実に実施することでコロナ禍で傷ついた経済を立て直し、自律的な経済成長を実現していきたいと、これが方針でございます。 Angry: 0.439 Disgust: 0.221 Fear: 0.531 Happy: 0.503 Sad: 0.421 Surprise: 0.562
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02:19:31 ~ 02:20:05 木戸口英司君
今のような分析を踏まえてということになるわけですけれども、今回、新時代開拓のための経済対策ということで銘打って過去最大規模の補正予算が編成されて、また来年度予算の編成に今向かっているということでありますけれども、規模感は分かるんですけれども、規模を重視する結果、むしろその規模感が伝わってこない、何に重点的に取り組むのかということがもうひとつ伝わってこない。 Angry: 0.330 Disgust: 0.192 Fear: 0.504 Happy: 0.484 Sad: 0.554 Surprise: 0.603
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02:20:05 ~ 02:20:28 木戸口英司君
効果的な予算と言えるのかどうか、予算編成に向け、めり張りという言葉を総理も使っておりますけれども、今後予算編成に向けて今の状況を踏まえてどういう考えで予算編成に向かうか、改めて総理の考えをお伺いいたしたいと思います。 Angry: 0.398 Disgust: 0.163 Fear: 0.388 Happy: 0.723 Sad: 0.466 Surprise: 0.553
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02:20:28 ~ 02:21:17 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、今回の経済対策、そして御審議をお願いしている補正予算においては、まずはコロナ対策に万全を期す、そしてコロナ禍で困っておられる方にしっかり支援をさせていただく、そして来年に向けて経済の再起動に向けて必要な予算を盛り込む、そしてあわせて、災害あるいは安全保障において国民の安心、安全という観点で必要な予算を盛り込むということで、今回の経済対策、補正予算、こうした大きな柱を中心にめり張りある内容に仕上げることができたと考えております。 Angry: 0.594 Disgust: 0.170 Fear: 0.454 Happy: 0.563 Sad: 0.319 Surprise: 0.516
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02:21:17 ~ 02:21:43 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして、先ほども十六か月予算と申し上げましたが、是非、平成三年度補正予算と平成四年度本予算、これを十六か月予算と考えて、来年に向けて一日も早い経済の再起動に向けて道筋がつながっていくよう、しっかりと予算面から考えていきたいと思っております。 Angry: 0.158 Disgust: 0.117 Fear: 0.503 Happy: 0.775 Sad: 0.397 Surprise: 0.744
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02:21:43 ~ 02:22:03 木戸口英司君
それでは、財務大臣にお伺いいたしますけれども、会計検査院が報告した決算検査報告、新型コロナウイルス対策事業の無駄と遅れが判明しております。布マスク八千万枚の余剰、そして約六十五兆円のうち未執行額が三割超の約二十二兆円と。 Angry: 0.448 Disgust: 0.195 Fear: 0.582 Happy: 0.486 Sad: 0.361 Surprise: 0.622
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Angry: 0.439 Disgust: 0.197 Fear: 0.384 Happy: 0.626 Sad: 0.535 Surprise: 0.521
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02:22:12 ~ 02:23:16 国務大臣(鈴木俊一君)
コロナ予算の執行が進んでいないのではないかという趣旨の御質問だと思います。新型コロナ対策につきましては、感染の影響が不明な中、万全の対応を期さなければならない、そのために十五か月予算として切れ目ない支援を行うべく十分な予算を措置したなどの事情もありまして、予定した年度内に支出に至らなかったものがございます。令和三年度へ繰り越されました予算においては、GoToトラベル事業等を除きまして、おおむね着実に執行が進んでいると承知をいたしております。今般御審議をいただいております補正予算につきましては、成立後、各省庁において早期の執行に努めていただくべきことであることは言うまでもありませんが、一方で、早期の執行を急ぐ余りに内容の精査なく支出を行うことは適切ではないと考えております。 Angry: 0.390 Disgust: 0.249 Fear: 0.426 Happy: 0.646 Sad: 0.512 Surprise: 0.489
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02:23:16 ~ 02:23:31 国務大臣(鈴木俊一君)
財務省として、執行を担う各省庁とよく連携をいたしまして、事業の状況等を確認しながら、予算の効果的、効率的な執行を促してまいりたいと思っております。 Angry: 0.594 Disgust: 0.250 Fear: 0.296 Happy: 0.824 Sad: 0.278 Surprise: 0.429
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02:23:31 ~ 02:24:04 木戸口英司君
やはりこういうことが指摘されている中で、こうして巨額の補正予算から予算編成と続いていくということ、この辺りがやはり信頼ということに関わってくるんだと思いますので、しっかりと説明責任を果たしていただきたいと思います。その上で、総理は所信表明で予算の単年度主義の弊害を是正すると決意を示しておりますけれども、この考え方、お示しいただきたいと思います。 Angry: 0.658 Disgust: 0.279 Fear: 0.404 Happy: 0.530 Sad: 0.390 Surprise: 0.412
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02:24:04 ~ 02:24:56 内閣総理大臣(岸田文雄君)
おっしゃるように、予算の単年度主義の是正ということを申し上げております。もちろん、この予算の単年度主義、これにも意味があったわけですが、昨今の我が国を取り巻く環境、そして我が国に突き付けられた課題、こういったことを考えますときに、環境の問題においても、また経済安全保障という課題においても、より長期的な視点が必要だということを強く感じております。こうした課題において、基金等を通じて複数年度にわたるこの支援を行っていく、こうしたことは大事ではないかということから、御指摘のような主張をさせていただいているということであります。 Angry: 0.309 Disgust: 0.308 Fear: 0.572 Happy: 0.627 Sad: 0.471 Surprise: 0.552
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02:25:17 ~ 02:26:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のように、基金について、しっかりとこの目を注いでいかなければならないと私も思います。こうしたことから、行政事業レビューの枠組みの下で不断の適正化に取り組むとともに、今般のこの経済対策においても、多年度にわたって取り組む施策についてはKPIを設定し、そしてPDCAのこの取組を推進することで、基金の効果的、そして効率的な運用、活用、しっかり努めていきたいと考えております。 Angry: 0.342 Disgust: 0.283 Fear: 0.460 Happy: 0.637 Sad: 0.536 Surprise: 0.500
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02:26:02 ~ 02:26:29 木戸口英司君
それでは、新型コロナウイルス対策についてお伺いをいたします。オミクロン株が急拡大しております。総理は危機管理を行う司令塔組織の立ち上げということをおっしゃっておりますけれども、どういった問題意識から、そして、いつこれに取り組むんでしょうか。 Angry: 0.371 Disgust: 0.235 Fear: 0.440 Happy: 0.696 Sad: 0.434 Surprise: 0.543
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02:26:29 ~ 02:28:01 内閣総理大臣(岸田文雄君)
新型コロナ対策については、まずは、現状、第六波への備え、最悪の事態を想定して、慎重の上にも慎重に対応していかなければならないという考えに基づいて、今、水際対策、病床の確保を進め、そしてこの予防、検査、そして早期治療、この流れをしっかりしたものにしなければいけないということでワクチン接種と検査と経口治療薬のこの整備に努めているわけですが、こうした現状に対するしっかりした支援と併せて、これ、将来のことを考えますと、こうした感染症を始めとする緊急事態にしっかり備えていく体制自体も考えていかなければいけない、中長期的な視点も大事だということで、一つは人流抑制、そして国と地方の関係、そしてもう一つが今御指摘になられました司令塔機能、この三点についてこの中長期的な課題として体制をつくっていかなければいけないということで、来年六月をめどに、こうした三点を中心にこの我が国のこの体制をしっかり考えていきたいと考えております。 Angry: 0.620 Disgust: 0.109 Fear: 0.479 Happy: 0.367 Sad: 0.446 Surprise: 0.453
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02:28:15 ~ 02:28:49 木戸口英司君
今までの司令塔組織として課題があったという認識だと思います。それでは、厚労大臣にお伺いいたしますけれども、病床確保について、入院受入れ者数は今回のピーク時の約三割増と、約三・七万人分を確保したとされております。しかし、病床数を増やしても本当に稼働できるのか、その点確認をさせていただきたいと思います。 Angry: 0.288 Disgust: 0.295 Fear: 0.620 Happy: 0.462 Sad: 0.569 Surprise: 0.541
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Angry: 0.340 Disgust: 0.260 Fear: 0.545 Happy: 0.642 Sad: 0.426 Surprise: 0.631
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02:29:01 ~ 02:30:04 国務大臣(後藤茂之君)
この実効性を確保するために、具体的には、公立・公的病院に法律に基づく要請を行いまして専用病床化を進めること、都道府県に対しましては、個別の病院名を明らかにして新たな病床計画を策定させていること、それから、要請が行われてから確保病床が実際に即応化するまでに夏、時間が掛かったことから、期間等を明確にしてしっかりと書面を締結することで実効性を確保すること、それから医療体制の稼働状況を徹底的に見える化するということで状況を公表する、こういう形で確実に準備した病床が稼働する体制を取っていくように、全体像では全国の都道府県とともに計画を作っております。 Angry: 0.444 Disgust: 0.431 Fear: 0.584 Happy: 0.459 Sad: 0.398 Surprise: 0.408
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02:30:04 ~ 02:30:28 木戸口英司君
確認いたしますけれども、今年の夏は東京都でも病床を増やしたんですけれども、使用率が六五から七〇%ぐらいでも逼迫の危機に陥ったという状況がありました。まあいろいろ改善されたということですけれども、こういうことがもうないということでよろしいですか。 Angry: 0.456 Disgust: 0.273 Fear: 0.565 Happy: 0.373 Sad: 0.539 Surprise: 0.459
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02:30:28 ~ 02:31:16 国務大臣(後藤茂之君)
基本的には、計画を作成するときには大体各県とも八割ぐらいは病床が即応体制に取れるようにということで計画を作っていただいております。そして、そういうことがしっかりと守られるように文書でそうしたことを確認しておりますので、一〇〇%即応ということは体制整備のためにそれはできませんけれども、少なくとも、この夏、本当に、病床を準備していたのにもかかわらず、それがなかなか使えなかった事態を大きく解決できるものと思っております。 Angry: 0.264 Disgust: 0.232 Fear: 0.497 Happy: 0.626 Sad: 0.629 Surprise: 0.401
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02:31:16 ~ 02:31:42 木戸口英司君
この病床や医療人材確保に対して、国や自治体が迅速に必要な要請、指示できる法的措置を検討するとしています。どのような措置を想定しているのか、国の強制力で効果が見込めるのか、お伺いいたします。 Angry: 0.590 Disgust: 0.333 Fear: 0.490 Happy: 0.430 Sad: 0.418 Surprise: 0.470
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02:31:42 ~ 02:32:40 国務大臣(後藤茂之君)
医療従事者、また病床確保等につきまして、現在、感染症法十六条の二の規定に基づきまして、医療関係者に対して協力要請を行ってまいりました。政府としては、今後の危機、感染症危機に対応できるように、個別具体的な規定についてどういうふうに見直していくかということについては未定でございますけれども、いずれにしても、個々の医療機関の経営リスク、そうしたものに十分配慮しながら、病床や医療人材の確保を国や自治体が迅速に行っていけるための仕組み、平時から感染症有事に備える取組について実効性のある対策を講じるように法的措置を速やかに検討してまいりたいというふうに思っております。 Angry: 0.475 Disgust: 0.359 Fear: 0.616 Happy: 0.366 Sad: 0.420 Surprise: 0.446
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02:32:40 ~ 02:33:03 木戸口英司君
私は、やはり国の役割は大きいと思いますけれども、強制力というよりも国と地方の役割と連携の新たな構築ということがまずは重要だと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。そこで、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金二兆一千三十三億円が計上されております。 Angry: 0.354 Disgust: 0.277 Fear: 0.466 Happy: 0.640 Sad: 0.478 Surprise: 0.528
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02:33:19 ~ 02:34:06 国務大臣(後藤茂之君)
医療経済実態調査によりますと、一般病院の損益率、令和元年度ではマイナス三・一%でございます。令和二年度においては、新型コロナウイルス感染症関連の補助金を除きますとマイナス六・九%になっております。新型コロナウイルス感染症関連の補助金を含めるとプラス〇・四%ということになっておりまして、医療機関に対する財政支援、今委員から御指摘をいただきました緊急包括支援交付金等をしっかりと投入をしていくこと。 Angry: 0.298 Disgust: 0.335 Fear: 0.584 Happy: 0.561 Sad: 0.461 Surprise: 0.549
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02:34:06 ~ 02:34:39 国務大臣(後藤茂之君)
また、新型コロナ患者の診療に当たりましての診療報酬を大幅に引き上げる対応してまいりましたけれども、様々な財政的な支援も行ってきております。今後とも、御指摘いただきましたように、医療機関が経営上のリスクを払拭できるように、しっかりと医療提供体制、支援の必要なところに目配りをしていきたいと思っております。 Angry: 0.427 Disgust: 0.304 Fear: 0.437 Happy: 0.757 Sad: 0.324 Surprise: 0.566
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02:34:39 ~ 02:35:00 木戸口英司君
まさに医療機関の経営は支援金等により支えられている状況で、中長期的な財政支援というのは本当に必要だと思います。そこで、総務大臣にお伺いいたしますけれども、地方において、過疎地域、不採算地区ですね、を抱える自治体では、地域医療を担う公立病院を維持するために繰出金が多額となっている状況があります。 Angry: 0.494 Disgust: 0.410 Fear: 0.503 Happy: 0.417 Sad: 0.580 Surprise: 0.367
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02:35:00 ~ 02:36:02 木戸口英司君
地方財政措置の拡充をこういった観点で図っていく必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。非常に厳しい状況です。是非、総務省でも地方に寄り添って取り組んでいただきたいと思います。その上で、新型コロナウイルス感染拡大による病床確保の厳しさ、これ、病院経営の悪化の根幹に、医師不足、そして医師の地域偏在、診療科偏在の問題があると考えます。 Angry: 0.421 Disgust: 0.253 Fear: 0.502 Happy: 0.464 Sad: 0.552 Surprise: 0.509
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02:35:14 ~ 02:35:40 国務大臣(金子恭之君)
お答えいたします。総務省としては、感染症の影響による資金不足に対して起債できることとしたほか、不採算地区病院への特別交付税措置の引上げなど、個々の公立病院の運営に支障が生じないよう対策を講じたところでございます。今後とも、実態を踏まえつつ、地域医療確保のために適切に取り組んでまいります。 Angry: 0.537 Disgust: 0.412 Fear: 0.462 Happy: 0.502 Sad: 0.480 Surprise: 0.429
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02:36:20 ~ 02:37:02 国務大臣(後藤茂之君)
今委員御指摘いただきましたように、地域における医師の偏在、診療可能な医師を確保していくということは非常に大きな課題になっております。平時から医師確保計画を作りまして、医師偏在対策等を実施いたしております。特に、この新型コロナウイルス感染症への対応ということからいきますと、医療機関を超えた人材の移動、派遣に対して大きな支援を行っております。 Angry: 0.269 Disgust: 0.226 Fear: 0.425 Happy: 0.738 Sad: 0.466 Surprise: 0.604
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02:37:02 ~ 02:37:47 国務大臣(後藤茂之君)
また、十二月七日に発表いたしました保健・医療提供体制確保計画におきましては、医療人材の応援派遣を全国約二千の病院から医師約三千人の派遣ということで、各都道府県が派遣医師の登録をしてもらっております。こうした医療従事者の応援派遣が円滑に実施できるようにしっかりと派遣調整機能を強化するための補正予算を盛り込んでおりまして、今後とも、先生御指摘のとおり、しっかりと取り組ませていただきたいと思っております。 Angry: 0.414 Disgust: 0.228 Fear: 0.397 Happy: 0.778 Sad: 0.373 Surprise: 0.562
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02:37:47 ~ 02:38:14 木戸口英司君
今、体制、対策として派遣調整等ありましたけれども、なかなか実効性が見えてこないという声が強いです。都道府県主体の偏在対策に限界があるとも言われております。国の主体的関与、そしてその仕組みが必要であって、医師不足地域への財政支援、併せて強めていくことが急務だと思いますけれども、厚労大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.441 Disgust: 0.290 Fear: 0.556 Happy: 0.393 Sad: 0.537 Surprise: 0.545
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02:38:14 ~ 02:38:38 国務大臣(後藤茂之君)
本当に先生のおっしゃったとおりで、しっかりと地域の医療提供体制を支えていくために、どうやって派遣を、体制を整えるか、また、そもそも偏在対策をどうしていくか、日本の医療制度を考えていくときに重要な課題だと思っております。 Angry: 0.671 Disgust: 0.156 Fear: 0.416 Happy: 0.609 Sad: 0.267 Surprise: 0.550
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02:38:38 ~ 02:39:06 木戸口英司君
この骨太の方針二〇一八で、将来的な医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針について検討するという方針が打ち出されております。医師養成の在り方については、現状の医師不足と医師偏在の解消、そして二〇二四年からの医師、医療従事者の働き方改革を踏まえて検討するべきではないでしょうか。厚労大臣、いかがでしょうか。 Angry: 0.553 Disgust: 0.298 Fear: 0.586 Happy: 0.301 Sad: 0.449 Surprise: 0.585
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02:39:06 ~ 02:40:01 国務大臣(後藤茂之君)
医師の養成につきましては、医学部の枠組み等については文科省の所管ではございますけれども、現在、どういうふうに医師不足に対応するかということで取り組んでおりますのは、地域枠のお医者さんが、お医者さんというか学生を採っておりまして、この地域枠のお医者さんたち、これを、どうしても医師の試験あるいは専門の試験を受けるようなところを除きまして、六年分ぐらいは少なくとも地域の、地域枠の地域にしっかりと働いていただくような形で地域の医療偏在を直す取組、そんなことも取り組んでいるところでございます。 Angry: 0.535 Disgust: 0.299 Fear: 0.433 Happy: 0.629 Sad: 0.376 Surprise: 0.516
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02:40:01 ~ 02:40:56 木戸口英司君
やはり、養成数もこれから減っていくということであれば医療現場に非常にマイナスのメッセージになると考えますので、しっかりと検討して、むしろ増やしていくという方向が必要だと思います。コロナ前から、地方では医師不足、医師偏在で医療崩壊と言われてまいりました。コロナによって、都市部においても、この医療崩壊、これはやはり医師不足が大きな要因だということがはっきりしたわけです。やはり、地域医療を支えていくと、維持していくと、そして地方の命と安心、安全を守られるようにということで、基本的なやはり法制定、例えば地域医療基本法ということを考えていく必要があるんじゃないかと、地方からもそういう提案が上がっておりますけれども、総理、こういう考え方、いかがでしょうか。 Angry: 0.339 Disgust: 0.247 Fear: 0.551 Happy: 0.545 Sad: 0.520 Surprise: 0.567
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02:41:04 ~ 02:41:30 内閣総理大臣(岸田文雄君)
そして今、コロナ禍の中で改めて私たちの国の医療を考え直し、また見詰め直さなければいけない、こうした時期を迎えています。こういったとき、改めてこのありようについて政府としても考えていきたいと思います。そのために具体的にどうするか、是非厚労大臣中心にしっかりと検討していきたいと思います。 Angry: 0.389 Disgust: 0.273 Fear: 0.321 Happy: 0.674 Sad: 0.666 Surprise: 0.416
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02:41:30 ~ 02:42:19 木戸口英司君
それでは、ワクチン接種についてワクチン担当大臣にお伺いいたします。三回目、追加接種がスタートしております。ファイザー製ワクチン、そしてモデルナ社製ワクチンは昨日承認されたということでありますけれども、実務を担う自治体からは、そこの、両社のワクチンですね、具体的な配分量、そして配送スケジュールについて早期に示すことが求められております。もう示されている分は結構ですので、その後の、一月以降ですね、一月までは示されていると思いますが、その見通しについてお伺いいたします。 Angry: 0.304 Disgust: 0.277 Fear: 0.401 Happy: 0.771 Sad: 0.486 Surprise: 0.487
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02:42:19 ~ 02:43:08 国務大臣(堀内詔子君)
前倒しの範囲の検討結果を踏まえた必要量のワクチンをきちっと自治体にお届けできるように、また、迅速な情報提供を行うことにより自治体に混乱が生じないように、関係省庁や自治体と緊密に連携してしっかりとこれからも取り組んでまいりたいというふうに思っております。 Angry: 0.580 Disgust: 0.352 Fear: 0.459 Happy: 0.452 Sad: 0.483 Surprise: 0.451
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02:43:14 ~ 02:43:58 国務大臣(堀内詔子君)
済みません、一月までの発表させていただいておりますが、そのワクチンについては、これから二社を合わせると来年分として一億七千万回の供給を受ける契約を締結済みであって、総量として来年分の、二〇二二年分のワクチンはしっかりと確保できている見込みでございます。しっかりとこれからまた、四月以降についても、前倒しの優先範囲の結果とかそういったものを全て勘案した上で、自治体に、判明次第、きちっと決めさせていただき次第お知らせをしてまいりたいというふうに思っております。 Angry: 0.296 Disgust: 0.325 Fear: 0.630 Happy: 0.513 Sad: 0.486 Surprise: 0.577
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02:44:23 ~ 02:45:01 国務大臣(堀内詔子君)
きちっと調達させていただいてからは、しっかりと供給をなるべく早く、迅速にやってまいりたいというふうに思っているところでございます。供給の約束は、きちっと来年度分は一億七千万回分契約させていただいているところでございます。そして今、手持ちの部分についても、お出しする部分についてはきちっと発表させていただいているところでございます。これから先についても、供給があり次第、調達ができ次第きちっと供給してまいる、そのスケジュールを発表してまいりたいというふうに思っております。 Angry: 0.332 Disgust: 0.451 Fear: 0.498 Happy: 0.590 Sad: 0.546 Surprise: 0.477
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02:45:01 ~ 02:45:23 木戸口英司君
前の大臣も、このワクチン接種が始まったときに、総枠は決まっていたけれども、いつどのぐらい入ってくるか、それが分からずに、そして自治体も非常に混乱したということがあったわけで、自治体もそのことを一番懸念しているわけです。大丈夫かということをもう一度確認したいと思います。 Angry: 0.285 Disgust: 0.270 Fear: 0.652 Happy: 0.423 Sad: 0.556 Surprise: 0.563
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02:45:23 ~ 02:46:11 国務大臣(後藤茂之君)
ワクチンを調達する仕事は厚労大臣がやっておりますので、調達の点について申し上げますと、今、総枠は一億二千、五千とそれぞれ決まっておりますけれども、ファイザーの方は平均的に入ってくると、モデルナの方は上半期に入ってくると。しかし、毎月毎月どのぐらいの供給量が果たされるかということについては、これは適時入ってまいります。そういう量を管理しながら、堀内ワクチン担当大臣は、その見込みをしっかりと踏まえながら、責任を持って供給量の管理をし、そして地方にそれをつなげていると、そういうことでございます。 Angry: 0.413 Disgust: 0.257 Fear: 0.528 Happy: 0.608 Sad: 0.372 Surprise: 0.613
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02:46:11 ~ 02:47:01 国務大臣(後藤茂之君)
全力を尽くしてワクチンの獲得に取り組むとともに、供給の方も堀内大臣とともにしっかりやっていきたいと思っております。申し訳ありません。前倒し接種や優先接種の所管も厚労省でございますので、出しゃばって出てきているわけじゃないんでお許しをいただきたいというふうに思っております。 Angry: 0.578 Disgust: 0.433 Fear: 0.450 Happy: 0.408 Sad: 0.597 Surprise: 0.368
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02:46:24 ~ 02:46:46 木戸口英司君
今回、一回目、二回目と違うのは、交互接種ということが言われていることです。その中で、自治体が、どういう体制で準備すればいいかということがまた不安になっているわけであります。そこに対するしっかりとした説明ということについて、どのようなことを配慮していきますでしょうか。 Angry: 0.338 Disgust: 0.332 Fear: 0.596 Happy: 0.466 Sad: 0.492 Surprise: 0.590
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02:47:01 ~ 02:47:39 国務大臣(後藤茂之君)
それで、前倒しにつきましては、新しいオミクロン株の特徴、あるいはワクチンや薬に対する効果を一定程度見極めた上で、優先順位を付けながら、ワクチン供給量、また各市町村の供給をしっかりとしていただける体制、そうしたものを勘案しながら、できる限り早くに前倒しをするということが政府の方針でございます。 Angry: 0.455 Disgust: 0.391 Fear: 0.442 Happy: 0.699 Sad: 0.353 Surprise: 0.474
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02:47:39 ~ 02:48:10 木戸口英司君
じゃ、ワクチン担当大臣にお伺いいたしますけれども、大臣の記者会見で、二回目接種から八か月を前倒しにするということを言いながら、これまで示した配送数、配送計画に変更はないとしています。じゃ、ワクチン担当大臣は、これから早期接種に向けて何に取り組むおつもりですか。 Angry: 0.495 Disgust: 0.286 Fear: 0.512 Happy: 0.587 Sad: 0.388 Surprise: 0.535
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02:48:10 ~ 02:48:48 国務大臣(堀内詔子君)
今後、前倒しの優先順位がきちっと決まりまして、そしてお配りする段になった場合には、今、在庫としてモデルナが二千二百万のうち千七百お配りする、そういった配送計画はもう立っておりますが、残り五百万個、あっ、五百万回分、その分について、きちっと優先順位に応じてお配りしていくということにしていきたいと思っております。 Angry: 0.224 Disgust: 0.319 Fear: 0.578 Happy: 0.580 Sad: 0.497 Surprise: 0.587
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02:48:48 ~ 02:49:11 木戸口英司君
じゃ、交互接種の件に話戻りたいと思います。国民も、ちょっとどういう状況になるか、まだ分かりかねている部分があると思いますので、国民に対して、交互接種、なぜ必要なのか、また安心なのか、そして効果はどうかということ、これは厚労大臣にお伺いいたします。 Angry: 0.396 Disgust: 0.157 Fear: 0.383 Happy: 0.561 Sad: 0.591 Surprise: 0.531
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02:49:11 ~ 02:50:36 国務大臣(後藤茂之君)
交互接種につきましては、ワクチン二回接種後、時間がたつにつれまして感染防止効果がどんどん落ちてくる、そして重篤度を防ぐ、重症化防止効果、それから発症防止効果、こういうものは案外残りますんですけれども、それでもそういう効果が薄れてくるということでございますので、三回目のブースター接種、追加接種をしていただくことが重要だと思っております。そのときに、その交互接種をする、これは今それぞれ製薬会社の方からも、交互接種についても三回目の接種でワクチンの抗体価上がるという、そういう報告も今出てきておりまして、少なくとも、メッセンジャーRNAのそういうワクチンについて、つまり、それは今、日本が認可する、しているところからいえば、ファイザーとモデルナのメッセンジャーRNAのワクチンをこれを交互接種をしていただく、そのことを推奨をするということで考えております。 Angry: 0.245 Disgust: 0.139 Fear: 0.600 Happy: 0.597 Sad: 0.416 Surprise: 0.680
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02:50:36 ~ 02:51:06 木戸口英司君
では、またワクチン担当大臣に戻りますけれども、この交互接種があるからこそ、自治体では早く、ファイザー社、モデルナ社、どのぐらいにいつ届くのかということを知りたがっているわけです。そのことにどのように応えていくかということを私、先ほどから答弁として期待しているんですけれども、いかがでしょうか。 Angry: 0.438 Disgust: 0.192 Fear: 0.432 Happy: 0.677 Sad: 0.400 Surprise: 0.591
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02:51:06 ~ 02:52:00 政府参考人(内山博之君)
お答えいたします。三月までの供給は既にお示しをしていますので、交互接種の結果も踏まえて、交互接種の結果、それから前倒しの結果も、検討の結果も踏まえて、四月以降についても早急にお示しできるように努力をさせていただきたいというふうに思ってございます。 Angry: 0.279 Disgust: 0.323 Fear: 0.428 Happy: 0.663 Sad: 0.585 Surprise: 0.540
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02:52:04 ~ 02:52:52 木戸口英司君
いや、大臣、ですから、一月までの配送はもう数字が出ております。その後から本格的になるわけですね。一般のまず希望者、国民に三月以降どんどん進んでいくわけで、その見通し、分かり次第ということはそのとおりかもしれませんけれども、やはりどういう見通しなのか、しかも、早く、前倒しという話が出ているわけですから、配送数一切変わらないということを明言している中で、ワクチン担当大臣としてどのようにこれから早期接種に向けて取り組むかという話が今聞こえてこないんですが、いかがでしょうか。 Angry: 0.464 Disgust: 0.330 Fear: 0.556 Happy: 0.496 Sad: 0.405 Surprise: 0.548
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02:52:52 ~ 02:53:06 国務大臣(堀内詔子君)
接種を八か月、二回目接種完了から八か月の見通しで、最初、きちっと配送計画を、三月の末までの分のお話を地方自治体様たちにはさせていただいております。 Angry: 0.186 Disgust: 0.160 Fear: 0.515 Happy: 0.676 Sad: 0.560 Surprise: 0.681
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02:53:06 ~ 02:53:41 国務大臣(堀内詔子君)
これから前倒しということになりますが、どのような範囲の方を、どのような方を優先して前倒しということがきちっと結果が出てからでないとこちらとしても配送計画をお知らせすることができない中で、その結果を待って迅速にどんなふうに前倒しをして配送していくかをきめ細かくお伝えしてまいりたいというふうに思っているところであります。 Angry: 0.364 Disgust: 0.353 Fear: 0.605 Happy: 0.364 Sad: 0.499 Surprise: 0.528
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02:53:41 ~ 02:54:02 木戸口英司君
まあ、明瞭という与党から声がありましたけれども、これを見ている自治体関係者の皆さんで明瞭と思っている方がいらっしゃるでしょうか。不安が広がっているんではないかと思いますけれども、もうしっかりと取り組んでいただきたいと。夏に向けて非常に混乱があったと、そして、自治体からははしごを外されたという言葉まで出たわけです。 Angry: 0.394 Disgust: 0.291 Fear: 0.527 Happy: 0.460 Sad: 0.534 Surprise: 0.555
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02:54:02 ~ 02:54:36 木戸口英司君
まあ、あれだけ前大臣、一生懸命やったと思いますよ。だけれども、それだけコミュニケーションとしていろいろそごがあったということは事実だと思いますので、非常に不安を感じております、今。しっかりやっていただきたいと思います。それでは、次の質問に入ります。米価について農水大臣にお伺いいたしますけれども、米価下落が非常に厳しい状況になっております。現状認識をお伺いいたします。 Angry: 0.315 Disgust: 0.240 Fear: 0.469 Happy: 0.637 Sad: 0.600 Surprise: 0.467
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02:54:36 ~ 02:55:01 国務大臣(金子原二郎君)
お答えいたします。新型コロナによる米価の下落の対応は重要な課題であると認識しておりまして、当面の需給の安定に向け、産地や生産者の保管や長期計画的な販売を支援するなど、十分な対策を行うことといたしております。 Angry: 0.435 Disgust: 0.402 Fear: 0.366 Happy: 0.747 Sad: 0.456 Surprise: 0.461
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02:55:01 ~ 02:55:49 木戸口英司君
資料を配らせていただいております。これは岩手県庁で作った資料ですけれども、令和三年度産米の収入額と生産費の差額ということで、五ヘクタール未満の経営体で収入額が生産費を下回ると。つまり赤字、この赤いマークのところは赤字です。しかも、この五ヘクタール未満の全経営体に占める割合は、岩手県全経営体の九〇%、九〇%の経営体で赤字になるという実態です。こういう状況を農水大臣は把握されていますでしょうか。これ、岩手県だけじゃなくて全体としてということです。 Angry: 0.496 Disgust: 0.341 Fear: 0.551 Happy: 0.520 Sad: 0.418 Surprise: 0.530
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02:55:49 ~ 02:56:26 国務大臣(金子原二郎君)
岩手県の資料は初めて見させていただきました。状況についてはいろいろと御意見を賜って把握をいたしておりまして、今回の対策につきましては、全農の集荷団体が卸と外食事業者などと一緒になってですね、連携をして行う長期計画的な保管、子供食堂への提供や外食などへの販売促進などを支援して、需給の安定に向けた販売環境の整備を行うものであります。 Angry: 0.263 Disgust: 0.290 Fear: 0.404 Happy: 0.840 Sad: 0.419 Surprise: 0.554
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02:56:26 ~ 02:57:16 国務大臣(金子原二郎君)
本政策によりまして、対象数量である十五万トンにつきましては、主食用米が既存の市場に流通することを一定期間抑制することができるため、その期間内において販売環境が整備されることが期待されています。また、本事業は、全農などの集荷団体や卸、外食事業者などの需要者などと一緒になって市場に影響を与えないように連携して販売することによりまして、保管料の全額について支援を行いつつ、適切な仕向け先及びタイミングを、タイミングを判断して実施されるものと考えております。 Angry: 0.410 Disgust: 0.402 Fear: 0.494 Happy: 0.665 Sad: 0.469 Surprise: 0.440
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02:57:16 ~ 02:58:09 国務大臣(金子原二郎君)
以上です。本対策はあくまでも全農などの集荷団体や卸、外食事業者などの実需者などが行う販売努力を最大限支援するものであり、この点において政府備蓄米の運用を通じた需給操作や価格の下支えという意味での市場隔離とは異なるものであります。 Angry: 0.670 Disgust: 0.432 Fear: 0.458 Happy: 0.461 Sad: 0.446 Surprise: 0.447
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02:57:18 ~ 02:57:46 木戸口英司君
このコロナ影響緩和特別対策、今農水大臣から紹介ありましたけれども、この効果に非常に疑問が言われております。農業団体からは米の市場隔離が要請されてきたわけですけれども、この対策で米価回復の効果ということはあるんでしょうか、伺います。 Angry: 0.486 Disgust: 0.196 Fear: 0.517 Happy: 0.625 Sad: 0.295 Surprise: 0.601
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02:58:09 ~ 02:58:37 国務大臣(金子原二郎君)
その上、本対策によりまして、対象数量である十五万トンについて、主要米、主食用米の既存の市場に流通することを一定期間抑制することができるため、その期間において市場隔離と同等の効果が、効果が生じるものと考えております。 Angry: 0.267 Disgust: 0.254 Fear: 0.590 Happy: 0.706 Sad: 0.333 Surprise: 0.696
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02:58:37 ~ 02:59:05 木戸口英司君
まさに、今のこの経営の見通し、赤字がこれだけということでありますので、まさに営農の危機だと私は思っております。その中で、農水省の動きが鈍いと、あるいは全く応えてくれないという農業者の諦めの気持ちが非常に強まっていること、農水大臣が今、答弁の中ではそういった思いが伝わっていない、にじみ出ていないということを強く思います。 Angry: 0.435 Disgust: 0.223 Fear: 0.591 Happy: 0.375 Sad: 0.515 Surprise: 0.501
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Angry: 0.521 Disgust: 0.264 Fear: 0.566 Happy: 0.304 Sad: 0.626 Surprise: 0.339
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02:59:20 ~ 03:00:08 国務大臣(金子原二郎君)
今回やった対策については、ある一定の団体からも一応評価は受けております。ただ、これから予算措置をしてやって行う事業でございますので、その推移を見守っていただきたいというふうに思っております。資金繰りの問題につきましては、令和三年度の米価変動の影響を受けた農業者を支援するための資金繰り対策として、農林漁業セーフティネット資金等の融資の円滑化や貸付当初五年間無利子等に、無利子化等による支援を行うことにいたしております。既に貸付けが行われた融資に対しましては償還猶予などの措置が適切に講じられるよう金融機関等に要請したところであります。 Angry: 0.522 Disgust: 0.433 Fear: 0.509 Happy: 0.469 Sad: 0.467 Surprise: 0.434
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Angry: 0.491 Disgust: 0.391 Fear: 0.449 Happy: 0.634 Sad: 0.425 Surprise: 0.558
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03:00:20 ~ 03:01:00 木戸口英司君
まあ無利子融資も大切ですけれども、まあ借金ですよね。お伺いいたしますけれども、事業復活支援金が今回示されております。コロナ禍で大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主に、地域、業種を限定しない形で事業規模に応じて支給することとしておりますけれども、これは農林水産業も対象になりますでしょうか。 Angry: 0.356 Disgust: 0.300 Fear: 0.476 Happy: 0.667 Sad: 0.527 Surprise: 0.462
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Angry: 0.659 Disgust: 0.452 Fear: 0.415 Happy: 0.599 Sad: 0.483 Surprise: 0.408
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03:01:01 ~ 03:01:30 木戸口英司君
是非、農業者あるいは水産業者も非常にコロナで影響出ておりますので、使いやすいように、そういう仕組みをお願いしたいと思います。来年の需要見通し、生産量、適正生産量、そして今年に比べてどのぐらいの減少になるか、農水大臣に説明をお願いいたします。 Angry: 0.290 Disgust: 0.218 Fear: 0.358 Happy: 0.847 Sad: 0.493 Surprise: 0.514
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03:01:30 ~ 03:02:11 国務大臣(金子原二郎君)
米の需要量の見通しにつきましては、十一月十九日の食料・農業・農村政策審議会食糧部会におきまして、令和三年七月から令和四年六月までの主食用米等の需要量を七百二万トンから七百六万トンという見通しをお示ししています。これは、直近の米の販売量が対前年同期比で増加していることや、令和三年産の相対取引価格は令和二年産米より下落していることが需要に及ぼす影響を踏まえたものであります。 Angry: 0.578 Disgust: 0.337 Fear: 0.502 Happy: 0.535 Sad: 0.316 Surprise: 0.562
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03:02:11 ~ 03:02:46 国務大臣(金子原二郎君)
米の需要拡大につきましては、輸出の促進や、パック御飯、米粉による新たな需要拡大への支援のほか、米飯学校給食の推進、定着や、米と健康に着目したシンポジウムの開催、SNSを活用した情報発信などによりまして、米の消費拡大の機運を高める政策を今後実施してまいりたいと思います。 Angry: 0.465 Disgust: 0.203 Fear: 0.297 Happy: 0.915 Sad: 0.228 Surprise: 0.581
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03:02:46 ~ 03:03:18 木戸口英司君
この需給見通し、これがまた過大となれば、産地が二二年産で作付け転換しても、需給均衡がまた崩れてしまいます。やはり、需要拡大策、今お話ありましたけれども、しっかりと取り組んでいただくことと、しかし、この米政策自体が非常に、転換されてから厳しいこの米作りの現場があるわけです、先ほど申し上げたとおりですね。 Angry: 0.373 Disgust: 0.213 Fear: 0.549 Happy: 0.421 Sad: 0.587 Surprise: 0.548
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Angry: 0.327 Disgust: 0.232 Fear: 0.452 Happy: 0.611 Sad: 0.609 Surprise: 0.517
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03:03:50 ~ 03:04:08 国務大臣(金子原二郎君)
過去の検証を含めていろいろと検討するということになってくると、まあ昔の戸別所得の問題があるわけなんですね。こういった戸別所得の問題等についての御意見もあるということもいろいろとお聞きをいたしております。 Angry: 0.312 Disgust: 0.198 Fear: 0.440 Happy: 0.727 Sad: 0.448 Surprise: 0.635
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03:04:08 ~ 03:05:14 国務大臣(金子原二郎君)
そういった中で、例えば、じゃ、戸別所得をどうするかというふうに考えたとき、この戸別所得制度の、昔の戸別所得補償制度のように米への助成を基本とするのであれば、十分な国境措置がある米への助成を行うこととなり、他の農産物の生産者や他産業、納税者の理解が得難いというふうに思っております。米の需要が年々減少する中で過剰作付けを招きかねず、需要のある作物への転換が進まない結果、農家の所得向上につながらないと考えておるものであります。旧戸別所得制度を実施した時期を含めまして、行政による生産数量目標の配分を行っていたときであっても主食米の過剰作付けが発生しており、自らの経営判断により需要に応じた生産、販売を着実に推進することが今後重要だと考えております。 Angry: 0.478 Disgust: 0.362 Fear: 0.545 Happy: 0.580 Sad: 0.388 Surprise: 0.512
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03:08:01 ~ 03:08:28 木戸口英司君
では、引き続きお願いをいたします。それでは、質問、ALPS処理水の海洋放出について、経産大臣中心にお聞きをいたします。十一月末、福島第一原発で雨水散水トラブルの不祥事が発生したとされております。この事態の説明を求めます。 Angry: 0.379 Disgust: 0.304 Fear: 0.499 Happy: 0.581 Sad: 0.507 Surprise: 0.525
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03:08:28 ~ 03:09:02 国務大臣(萩生田光一君)
今回の事象は、構内にたまった雨水について、通常なら濃度を分析して安全性を確認した上で散水するべきところ、過って分析前の雨水を散水したものです。なお、散水した水自体は規制基準を大幅に下回っており、構内の放射線の数値に有意な変動は見られず、環境への影響もないと聞いております。しかしながら、東京電力は福島第一原発の廃炉に向けて漁業関係者を始めとする関係者の理解や信頼を得ていく必要があり、こうしたミスはあってはならないものと思っております。 Angry: 0.601 Disgust: 0.382 Fear: 0.512 Happy: 0.455 Sad: 0.428 Surprise: 0.412
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03:09:02 ~ 03:10:05 木戸口英司君
こういう大きなまた事態が起きてきたということで、今月一日に、全漁連は東電幹部を呼び付けて厳しい抗議文を突き付けたとされております。東電のガバナンスの問題ということでありますけれども、改めて、この東電のガバナンス、これ本当に大丈夫なんでしょうか。政府の受け止めを改めてお伺いいたします。随分簡単な答弁に聞こえましたけれども、三号機建屋の地震計故障放置、柏崎刈羽原発での重大なテロ対策不備が判明して、規制委から事実上の運転停止命令が出ております。 Angry: 0.624 Disgust: 0.204 Fear: 0.448 Happy: 0.404 Sad: 0.498 Surprise: 0.409
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03:09:30 ~ 03:09:51 国務大臣(萩生田光一君)
経産省としては、東京電力に対し、徹底した原因究明と抜本的な再発防止対策を行うよう求めたところでありまして、これを受け、東京電力では、同様のミスを防げるように、まずは作業員の教育をしっかりやっていただいているというふうに承知しております。 Angry: 0.330 Disgust: 0.271 Fear: 0.414 Happy: 0.838 Sad: 0.367 Surprise: 0.504
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03:10:05 ~ 03:11:03 木戸口英司君
繰り返される東電のこういった不祥事、もう止まりません。今度、IAEA、大臣もこの間会談をされたということですけれども、調査、そして安全性評価が進められるということです。第一原発に派遣が来年中と、そして安全性評価の報告をまとめるということになっておりますけれども、こういった東電のガバナンスの問題も評価の対象となるということでしょうか。大臣の受け止めをお伺いいたします。それでは、復興大臣にお伺いをいたします。 Angry: 0.431 Disgust: 0.249 Fear: 0.433 Happy: 0.599 Sad: 0.557 Surprise: 0.468
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03:10:43 ~ 03:10:59 国務大臣(萩生田光一君)
IAEAは、先生御承知のように独立した機関でありますので、運営をされる東電のある意味様々なコンプライアンス等を含めた評価というものを当然客観的に見られることになると思います。 Angry: 0.726 Disgust: 0.225 Fear: 0.381 Happy: 0.726 Sad: 0.220 Surprise: 0.473
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03:11:24 ~ 03:12:10 国務大臣(西銘恒三郎君)
ALPS処理水の海洋放出が被災地の復興の妨げにならないようにすることが極めて重要であると認識をしております。このためには科学的根拠に基づいた安全性の正しい情報を届けることが極めて重要であり、復興庁としましても、インターネット、ラジオ等、多くの媒体を通して効果的な情報発信に努めております。また、風評払拭に加えて、復興を後押しする観点から、被災地の地元産品や観光名所といった地域の魅力を伝える取組なども行っております。 Angry: 0.420 Disgust: 0.260 Fear: 0.380 Happy: 0.704 Sad: 0.430 Surprise: 0.538
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03:12:10 ~ 03:12:30 国務大臣(西銘恒三郎君)
いずれにしましても、政府一丸となって、決して風評影響を生じさせないという強い決意の下、徹底した科学的な情報発信など、風評対策に全力で取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 Angry: 0.644 Disgust: 0.359 Fear: 0.468 Happy: 0.518 Sad: 0.407 Surprise: 0.449
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03:12:30 ~ 03:12:58 木戸口英司君
復興の影響ということをしっかり捉えて、やはり復興大臣は、この問題にむしろやっぱり阻止するぐらいの気持ちでやっていただきたいと思います。経産省、関係者の理解ということなしには行わない方針、これを堅持していると言っておりますけれども、この約束はほごにされているんではないですか。 Angry: 0.602 Disgust: 0.253 Fear: 0.418 Happy: 0.503 Sad: 0.519 Surprise: 0.417
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03:13:06 ~ 03:14:03 国務大臣(萩生田光一君)
福島県漁連の皆様からも、本年四月の基本方針の決定以降、処分の必要性や処理水の安全性、風評対策の内容などについて御説明の機会を度々いただいているところです。基本方針や本年八月に取りまとめた当面の対策に盛り込んだ施策を着実に実施し、できるだけ多くの皆様の御理解をしっかりいただけるように努力してまいりたいと思います。今年四月に全漁連から申入れをいただいた五つの項目に対しては、しっかりと回答すべく関係省庁とともに慎重に検討しているところです。 Angry: 0.332 Disgust: 0.290 Fear: 0.417 Happy: 0.724 Sad: 0.534 Surprise: 0.532
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03:13:32 ~ 03:13:53 木戸口英司君
全漁連から要請が五項目出されておりますけれども、この要請五項目について説明をいただきたいと思いますし、この五項目に対してしっかりと取り組んでいるのか、全漁連から理解を示されているのか、お伺いいたします。 Angry: 0.816 Disgust: 0.293 Fear: 0.348 Happy: 0.438 Sad: 0.317 Surprise: 0.394
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03:14:03 ~ 03:14:33 国務大臣(萩生田光一君)
八月に取りまとめた当面の対策には、国民への説明の徹底や安全性の確実な確保、風評影響による万一の需要減少に対応するための基金の造成など、御指摘に応える対策が既に含まれていると考えておりますが、これらに加え、どのような対応が必要か、漁業者の皆様の声を直接伺いながら検討を重ねてきたところでございます。こうした声を踏まえ、更に関係省庁間で検討を深めてまいりたいと思います。 Angry: 0.498 Disgust: 0.295 Fear: 0.415 Happy: 0.625 Sad: 0.461 Surprise: 0.471
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Angry: 0.288 Disgust: 0.171 Fear: 0.415 Happy: 0.699 Sad: 0.512 Surprise: 0.612
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03:15:16 ~ 03:16:08 宮沢由佳君
立憲民主・社民の宮沢由佳です。本日は質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。私からは、岸田総理がコロナ禍における国民の不安に本気で寄り添っているのかどうか伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。今、この予算委員会を全国の多くの国民の皆様がテレビやラジオなどを通じて視聴されていらっしゃいます。ありがとうございます。これは、この国のリーダーである総理や各大臣の方々がどんなお考えをお持ちで何をしようとしているのか、それぞれの生の言葉でお聞きになりたいのだと思います。まさに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて多くの国民が苦しんでいる中において、大きな不安があり、この先がどうなるのか、何が起こっているのか、様々な不安に対して日本のリーダーがどう応えていくのかを知るためでもあります。 Angry: 0.442 Disgust: 0.247 Fear: 0.406 Happy: 0.620 Sad: 0.511 Surprise: 0.487
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03:16:08 ~ 03:17:19 宮沢由佳君
事前に用意した原稿を読む記者会見や記者の質問に答えることも重要ではありますが、私たち野党からの耳に痛い質問に答えながら、それでも逃げずにしっかりと議論していくことは、国の未来のために必要不可欠です。しかし、政府・与党はその議論を避けています。野党との議論から逃げていると言ってもよいかもしれません。なぜなら、六月の通常国会が閉じてから百九日間も国会を開かず、五か月間も審議を行わず、ここまで議論を避けてきました。多くの不安や疑問がある中で国会において議論をしないということは、国民に対する裏切りと言わざるを得ません。二〇一一年三月十一日、東日本大震災が起きた年は、当時は民主党政権であり、私はまだ議員ではありませんでしたので詳細は経験しておりませんが、民主党政権は通常国会を七十日間延長した上、通常国会が閉会してもすぐに臨時国会を開くなどして、ほぼ一年を通して国会が開いているという通年国会を行いました。 Angry: 0.741 Disgust: 0.318 Fear: 0.516 Happy: 0.346 Sad: 0.351 Surprise: 0.459
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03:17:19 ~ 03:18:08 宮沢由佳君
そこでは緊急対応はもちろん、国民の不安や疑問、要望を応えるために多くの議論が交わされました。今回のコロナウイルス感染症の影響は、国会を通年で開くほどの緊急事態ではないとの御判断なのでしょうか。我が党の泉健太代表も代表質問で、今年六月の、立憲民主党は、このまま国会が閉じればコロナ対策に空白が生じるとして会期延長と三十三兆円の補正予算を提案しました。しかし、政府・与党は耳を貸すことなく、第五波の感染爆発が起きました。この臨時国会で補正予算を提出するというのは余りに遅過ぎたと思いませんかと質問していますが、岸田総理は残念ながらお答えになりませんでした。 Angry: 0.541 Disgust: 0.267 Fear: 0.591 Happy: 0.363 Sad: 0.425 Surprise: 0.568
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03:18:08 ~ 03:19:06 宮沢由佳君
議論を避けて、大型の予備費頼みでコロナ対応してきたことが感染爆発を引き起こし、必要な人たちに十分な支援が行き渡らず、格差が広がることになってしまったのではないでしょうか。少なくとも、アベノマスク保管費用六億円という誰が聞いてもあきれてしまう事態は、しっかりとした議論とそれに基づく誠実な対応があれば防げたはずです。立憲民主党は、これまでコロナ対策に関して、同僚議員が国民に寄り添うための質問、提案を行い、多くの法案を提出してきました。国会を開いて議論すべきであったと思います。コロナウイルス感染症が発生してここまで三名の総理の下で国会が積極的には開かれず、議論の場が非常に少なかったことに対して、安倍政権、菅政権において要職を担われてきた岸田総理の見解を伺います。 Angry: 0.698 Disgust: 0.280 Fear: 0.482 Happy: 0.410 Sad: 0.344 Surprise: 0.437
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Angry: 0.472 Disgust: 0.227 Fear: 0.366 Happy: 0.768 Sad: 0.407 Surprise: 0.466
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03:19:22 ~ 03:20:15 内閣総理大臣(岸田文雄君)
まず、委員おっしゃるように、国会での議論、これは誠に重要なものであります。この国会につきましては、国会でお決めいただいた議事については、閉会中審査等、その都度誠実に政府としても対応してきたと考えております。そして、夏、大変厳しい状況にあった、このことは御指摘のとおりであります。それに対し政府として、コロナ対策あるいは生活や事業の支援、様々な対策を行ったわけですが、この対策の財源として、補正予算という議論もありましたが、この際には、前年度からの予算の繰越金と、そしてコロナ予備費においてこうした対策を行った、こうしたことでありました。 Angry: 0.576 Disgust: 0.299 Fear: 0.515 Happy: 0.475 Sad: 0.388 Surprise: 0.510
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03:20:15 ~ 03:20:52 内閣総理大臣(岸田文雄君)
しかし、その後、このコロナの影響、引き続き続いております。こうした状況に対して補正予算の必要があるということで経済対策をつくり、そして今国会において補正予算の審議をお願いしているということであります。是非、この国会の議論を通じて、国民の命、暮らし、事業を守るための経済対策、補正予算、是非成立をさせていただき、国民の元に届けていきたいと考えております。 Angry: 0.513 Disgust: 0.196 Fear: 0.438 Happy: 0.596 Sad: 0.409 Surprise: 0.554
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Angry: 0.848 Disgust: 0.268 Fear: 0.416 Happy: 0.334 Sad: 0.335 Surprise: 0.400
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03:21:03 ~ 03:21:50 宮沢由佳君
パネルを御覧ください。二〇二〇年は小中高生の子供たちの自殺が四百九十九人となり、過去最高になりました。深刻な状況です。政府は、二〇二二年夏頃をめどに自殺総合対策大綱を策定するとしていますが、現在着手している緊急対策があればお答えください。特にコロナ禍における子供を含む若者と女性の自殺者、自殺者総数増加への対策も併せてお答えください。 Angry: 0.631 Disgust: 0.392 Fear: 0.494 Happy: 0.494 Sad: 0.377 Surprise: 0.461
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Angry: 0.229 Disgust: 0.283 Fear: 0.587 Happy: 0.673 Sad: 0.421 Surprise: 0.653
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03:22:05 ~ 03:23:03 国務大臣(後藤茂之君)
自殺の原因は様々な複合的な原因があると考えております。女性の原因、動機を見ますと、健康問題、家庭問題、経済・生活問題、勤務問題、小中学生の原因、動機を見ると、学校問題、家庭問題等が挙げられております。厚生労働省では、令和二年度第三次補正予算予備費を活用いたしまして、自殺を考えている方に対する電話相談、そして心と心をつなぐSNS相談等、また、やむを得ず職を失った方への就労支援や生活資金でお悩みの方への支援を行っております。引き続き、自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して総合的な自殺対策を進めていきたいと考えております。 Angry: 0.417 Disgust: 0.252 Fear: 0.587 Happy: 0.486 Sad: 0.464 Surprise: 0.527
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03:23:03 ~ 03:23:30 宮沢由佳君
自殺総合対策大綱では、先進諸国と比べて高い日本の自殺死亡率を先進諸国の水準まで減少させることを目標としているそうですが、二〇一〇年以降、十年連続で減少してきた取組も評価しなければいけません。その最も効果的だった取組についてお伺いします。 Angry: 0.504 Disgust: 0.382 Fear: 0.503 Happy: 0.471 Sad: 0.531 Surprise: 0.356
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03:23:30 ~ 03:24:08 国務大臣(後藤茂之君)
自殺対策は、いろんな対策を総合的に組み合わせて行うことが必要だろうというふうに思っております。例えば、自殺対策関連の相談体制の充実、あるいは職場におけるストレスチェック、メンタルヘルス対策、学校におけるスクールカウンセラーの配置など、関係省庁と連携して総合的にお一人の方たちをしっかり支える、そういう体制を取っていくことが必要だというふうに思っております。 Angry: 0.434 Disgust: 0.344 Fear: 0.531 Happy: 0.586 Sad: 0.458 Surprise: 0.499
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Angry: 0.637 Disgust: 0.329 Fear: 0.559 Happy: 0.452 Sad: 0.307 Surprise: 0.511
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03:24:26 ~ 03:25:04 内閣総理大臣(岸田文雄君)
先ほど厚労大臣からも答弁させていただきましたように、自殺に追い込まれてしまう要因については、経済的な理由あるいは健康的な理由あるいは社会とのつながり、様々な要因が指摘をされています。こうしたことから、これ自殺というのは、これは社会全体として考えなければいけない、多くの関係者がこの大きな重たい課題に向けて真剣に向き合っていかなければいけない、こういった課題であると思います。 Angry: 0.520 Disgust: 0.385 Fear: 0.614 Happy: 0.378 Sad: 0.418 Surprise: 0.468
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03:25:04 ~ 03:25:39 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ですから、この御指摘の自殺、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」、これ自殺対策基本法にそういったこの文言が入っているわけでありますが、こうしたこの問題を社会全体として幅広い、幅広い関係者がこの問題について取り組んでいく、こういった社会のありようを考えていかなければいけない、こうしたことではないかと認識をいたします。 Angry: 0.571 Disgust: 0.288 Fear: 0.595 Happy: 0.422 Sad: 0.347 Surprise: 0.462
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03:25:39 ~ 03:26:04 宮沢由佳君
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本国内でうつ病、うつ状態の人の割合が二倍以上に増加しました。OECD、経済協力開発機構の調査によると、日本でうつ病やうつ状態の人の割合は、新型コロナウイルスが流行する前は七・九%でしたが、二〇年には一七・三%と二・二倍になりました。 Angry: 0.178 Disgust: 0.216 Fear: 0.647 Happy: 0.556 Sad: 0.430 Surprise: 0.705
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03:26:04 ~ 03:27:01 宮沢由佳君
OECDは、特に若者、独り暮らしの人、社会経済的地位の低い人、失業中の人は精神的苦痛の割合が高まった、逆に、リモートワークを含め制限中に働き続けることができた人は、少なくとも新型コロナ危機の初期段階ではうつ病や不安が低かったと述べています。精神的な不調や精神疾患に伴う経済損失はGDPの四・二%以上に相当し、うち三分の一以上は雇用率の低下や生産性の低下によるものだそうです。OECDは、そうした損失は各国政府が適切な医療ケアを行い、雇用対策の充実を図ることで多くは回避できると述べています。厚生労働大臣にコロナ禍のうつに関する医療ケアについてお伺いします。 Angry: 0.503 Disgust: 0.375 Fear: 0.599 Happy: 0.356 Sad: 0.490 Surprise: 0.448
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03:27:01 ~ 03:27:56 国務大臣(後藤茂之君)
うつ病の患者の増加傾向については先生の御指摘のとおりでありまして、昨年九月に厚生労働省が実施いたしました調査では、約六割の方が新型コロナウイルス感染症の拡大の中で様々な不安を感じておられ、国民の心身に大きな影響が出ているというふうに認識をいたしております。それを前提に、厚生労働省として、認知行動療法の普及を図るなどうつ病の医療の充実に努める、それから精神保健福祉センターにおける心のケアに関する相談対応の強化を図る、またストレス解消法に対する周知徹底を図るなど、しっかりと国民のメンタルヘルス支えていくように取組を進めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.448 Disgust: 0.329 Fear: 0.527 Happy: 0.450 Sad: 0.548 Surprise: 0.420
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Angry: 0.539 Disgust: 0.461 Fear: 0.481 Happy: 0.474 Sad: 0.571 Surprise: 0.438
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03:28:00 ~ 03:28:24 宮沢由佳君
今こそ、先ほど厚労大臣もおっしゃいましたカウンセラー、ソーシャルワーカー、精神保健福祉士などの活用により、国を挙げてメンタルケアに取り組む必要があると思います。経済対策も重要、しかし国民の心のケアも重要、総理の見解を伺います。 Angry: 0.533 Disgust: 0.279 Fear: 0.360 Happy: 0.706 Sad: 0.372 Surprise: 0.505
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03:28:24 ~ 03:29:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
昨年九月の厚生労働省の調査においても六割、約六割の方が新型コロナの拡大の中で様々な不安を感じておられるということであります。国民の心のケア、大変重要だと認識をいたします。そして、今回のこの経済対策の中にも、心身の不調を感じた方が医師ですとかあるいは精神保健福祉士等の専門知識を持った職員から支援を受けられるようにということで、まず精神保健福祉センター等の相談体制を整備する、こうした予算も盛り込んだところであります。 Angry: 0.250 Disgust: 0.270 Fear: 0.580 Happy: 0.553 Sad: 0.564 Surprise: 0.541
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03:29:13 ~ 03:30:07 宮沢由佳君
ありがとうございます。しっかりと進めていただきたいと思います。次のパネルを御覧ください。小中学校の不登校の児童の生徒数です。文部科学省の発表では、二〇二〇年度に、病気や新型コロナウイルス感染回避などを除き、年間三十日以上登校しなかった小学生は前年度比一八・七%増の六万三千三百五十人、中学生は同三・八%増の十三万二千七百七十七人、いずれも八年連続で増え、半数以上が九十日以上欠席しています。増加の要因についてどのように分析して、どのように対応しているのか、文科大臣にお聞きします。 Angry: 0.444 Disgust: 0.306 Fear: 0.428 Happy: 0.621 Sad: 0.519 Surprise: 0.498
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03:30:07 ~ 03:31:00 国務大臣(末松信介君)
先生御指摘されましたけれども、令和二年度の国公私立の小中学校における不登校児童生徒数は約十九万六千人、前年度が十八万一千人でございまして、前年度より約一万五千人増加をいたしております。新型コロナウイルス感染症の影響下の下で、その増加の原因が考えられます。外出自粛の影響によりまして生活環境が大きく変化して生活リズムを乱しやすい状況があったと。私の知り合いも、大体五時半に起きてクラブ活動に行っていたんですけれども、八時半に起きるということで、随分基本的生活習慣が乱れたという話を伺っております。それと、交友関係を築くことが難しかった子供や登校する意欲を持ちにくい子供たちがいたという可能性、様々な要因が考えられます。以上でございます。 Angry: 0.340 Disgust: 0.290 Fear: 0.586 Happy: 0.508 Sad: 0.471 Surprise: 0.605
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03:31:15 ~ 03:32:25 国務大臣(末松信介君)
文部科学省としましては、様々な悩みや課題を抱える児童生徒を早急に把握をしまして、そして適切な支援につなげていくために、心理の専門家でありますスクールカウンセラーや福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカー等が教員と連携しまして、個々の児童生徒の状況に応じた支援チームをつくることで体制を進めるとともに、二十四時間子供SOSダイヤルの周知であるとか、SNSを活用した相談体制の整備の促進など、支援、相談体制の整備を進めておりまして、令和四年度概算要求におきましても更なる充実に向けて拡充を要求しているところでございます。加えて、教育支援センターにおける相談支援体制の強化であるとか、不登校特例校の手引の作成、周知など、不登校児童生徒の多様な教育の機会の確保に取り組んでいるところでありまして、文部科学省としましては、不登校児童生徒のこれらの支援の更なる充実を図ってまいりたいと、努力をしたいと思っております。 Angry: 0.403 Disgust: 0.243 Fear: 0.360 Happy: 0.815 Sad: 0.397 Surprise: 0.499
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03:32:25 ~ 03:33:00 宮沢由佳君
ありがとうございます。ただ、日本全国の相談支援センター、また心の支援センター、教育支援センターで予約をすると一年待ちという返事が返ってくるところが多数あるそうです。是非、文科大臣からしっかりと人数の支援、そして予算の支援を行っていただいて、一年待っては子供の課題は変わってしまいます。是非対処をお願いしたいと思います。答弁お願いします。 Angry: 0.290 Disgust: 0.267 Fear: 0.315 Happy: 0.826 Sad: 0.576 Surprise: 0.485
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03:33:20 ~ 03:34:02 内閣総理大臣(岸田文雄君)
子供の自殺ということで申し上げるならば、子供が自ら命を絶つ、こうしたことはあってはならないことであり、これは重く受け止めなければならないと思います。今、文部科学省の対応については文科大臣から説明がありましたが、それ以外にも、厚生労働省においても相談体制を拡充するとか、あるいは児童虐待については児童相談所あるいは市町村のこの相談支援体制、こういったものを拡充するなど、厚生労働省を始め他の役所においてもこうした課題に取り組んでいるところであります。 Angry: 0.685 Disgust: 0.392 Fear: 0.475 Happy: 0.454 Sad: 0.388 Surprise: 0.379
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03:34:13 ~ 03:35:04 宮沢由佳君
力強い御返答ありがとうございます。是非お願いいたします。次のパネルを御覧ください。小学校及び中学校のスクールカウンセラーの配置状況です。青い部分は週四時間以上、オレンジが週四時間未満、灰色が不定期配置、黄色は配置なしです。つまり、例えば小学校ではスクールカウンセラーの配置が一週間に四時間未満が約八割。私の知り合いが勤めている小学校は、二か月に一回、半日しかスクールカウンセラーが来ないと言っていました。二か月に一回では学校の様子も分かりませんし、問題が起きてもすぐに対応できません。先ほど御答弁の中にもスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの配置が述べられていましたけれど、実態は週に四時間、一週間に四時間ですよ。 Angry: 0.443 Disgust: 0.323 Fear: 0.530 Happy: 0.519 Sad: 0.457 Surprise: 0.565
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03:35:23 ~ 03:36:03 国務大臣(末松信介君)
御指摘のとおり、学校保健統計調査のデータについては承知をいたしてございます。先生、今用意をしていただきました事前資料でございますけれども、確かに、第三期のこの教育振興基本計画におきましては、まず述べられているのは、配置時間の充実等、学校における専門スタッフとしてふさわしい配置条件の実現を目指すとされております。このことを踏まえまして、国の予算ではスクールカウンセラーを週一日四時間配置でできる事業規模に加え、いじめや不登校の課題に応じた重点配置を行う予算を確保しているところでございます。 Angry: 0.505 Disgust: 0.270 Fear: 0.471 Happy: 0.618 Sad: 0.318 Surprise: 0.552
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03:36:03 ~ 03:36:57 国務大臣(末松信介君)
今御指摘があったとおり、ある学校では十時間ぐらい行くところもあります、ある学校ではゼロというところもあるわけなんですけれども、一日、一週間に四時間を確実に確保しなきゃいけないと。データのとおり、全公立小中学校におきまして、スクールカウンセラー、小学校では二万校ございます。中学校区では今一万校ということになっておりますけれども、週一回四時間を確実にというんですけれども、それを更に増やしていきたいという、この思いを考えておるところでございます。文部科学省としては、学校現場におけるニーズにできるだけ対応できるように精いっぱいの努力をいたしてまいりたいと。平成四年度のこれは概算要求もいたしておりますので、それこそよろしく御支援のほどお願いを申し上げたいと思います。ああ、令和です、失礼しました。古い男になって済みません。 Angry: 0.332 Disgust: 0.337 Fear: 0.508 Happy: 0.577 Sad: 0.518 Surprise: 0.546
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03:36:57 ~ 03:37:11 宮沢由佳君
文科大臣から力強い御答弁いただきましたけれども、一週間に四時間を一週間に八時間にすると力強くおっしゃいましたけれども、一週間に八時間の配置で子供たちの様子が本当に分かるんでしょうか。 Angry: 0.253 Disgust: 0.108 Fear: 0.328 Happy: 0.753 Sad: 0.441 Surprise: 0.750
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03:37:11 ~ 03:38:11 宮沢由佳君
養護教諭の複数配置も含めてしっかりと予算を取っていただきたい、子供たちのために本気で動かしていただきたい、心からお願い申し上げます。本年において、子供の自殺数、二〇二一年一月から七月までに自殺した児童生徒の数は暫定値で二百七十人で、二〇二〇年の同時期を既に二十九人上回っています。年々増加する子供の自殺者数に歯止めを掛けるためにも、子供の心や生活環境を把握し、対応する人員を増やすこと、これが必要だと思います。先ほど申し上げたように、養護教諭の複数配置、そしてまだまだ足りない教職員の配置、そして専門職員の配置、これに岸田総理から力強い御答弁を求めます。 Angry: 0.595 Disgust: 0.341 Fear: 0.524 Happy: 0.415 Sad: 0.422 Surprise: 0.479
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03:38:11 ~ 03:38:44 内閣総理大臣(岸田文雄君)
子供たちへの投資、これはすなわち未来への投資だと思います。こうした観点から、是非学校の現場の声はしっかり聞きながら、この教職員定数、必要な教職員定数を確保する、さらには教育予算を充実させる、こうした取組はしっかりと進めていかなければならないと存じます。是非そういった観点から予算についても考えていきたいと思います。 Angry: 0.554 Disgust: 0.318 Fear: 0.251 Happy: 0.686 Sad: 0.444 Surprise: 0.376
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03:38:44 ~ 03:39:09 宮沢由佳君
是非お願いいたします。子供の命を守ってください。関連して、教育に関する補正予算についても伺います。今回の補正予算案では、学校等の感染症対策支援として三百三十一億円が計上されています。現場の声を伺うと、支援の効果はあったが、周知不足や購入品の制限、現場の希望が反映されていなかったなどの問題点がありました。 Angry: 0.536 Disgust: 0.315 Fear: 0.420 Happy: 0.529 Sad: 0.532 Surprise: 0.428
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03:39:22 ~ 03:40:04 政府参考人(伯井美徳君)
お答えいたします。御指摘の補正予算案でございますが、今後、学校の設置者に対して本事業の説明、周知等を行ってまいりますが、学校の感染症対策については、校長の裁量で迅速かつ柔軟に対応することができるように、その本事業の趣旨について実施要領等に分かりやすく示すとともに、教育委員会等を対象とした様々な会議において重ねて説明を尽くしてまいりたいと考えております。補正予算が成立した場合、速やかに本事業の執行を進めてまいりますが、各学校のニーズを踏まえた執行となるよう、設置者に対して丁寧な対応を求めてまいります。 Angry: 0.520 Disgust: 0.315 Fear: 0.432 Happy: 0.578 Sad: 0.408 Surprise: 0.533
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03:40:04 ~ 03:40:45 宮沢由佳君
各校のニーズを踏まえてお願いいたします。次に、GIGAスクール構想の推進について伺います。学校現場のお話を聞くと、一定以上の児童生徒が一度にネットワークにアクセスできない、通信速度が遅いなどのインターネット環境改善の声をよく聞きます。そこで伺いますが、GIGAスクール運営支援センター整備事業の内容と、センターによってインターネット環境が改善されるのか、特に通信環境の安定化や全国全ての学校が同じ通信環境となるのか、お答えください。 Angry: 0.422 Disgust: 0.285 Fear: 0.468 Happy: 0.549 Sad: 0.541 Surprise: 0.524
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03:40:45 ~ 03:41:04 政府参考人(伯井美徳君)
お答えいたします。一人一台端末の円滑の運用を支える運用面の更なる支援ということで、文部科学省としては、御指摘いただきました民間事業者を活用して学校のICT運用を支援する体制を広域的に整備したいというふうに考えております。 Angry: 0.276 Disgust: 0.334 Fear: 0.424 Happy: 0.789 Sad: 0.402 Surprise: 0.621
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03:41:04 ~ 03:42:09 政府参考人(伯井美徳君)
具体的には、学校への支援をワンストップで担うGIGAスクール運営支援センターを各都道府県等に緊急整備いたしまして、専門性の高い支援を安定的に提供する体制を構築することとしております。そのため、まずは本事業を活用して民間事業者によるネットワーク環境の総点検を全国の学校で実施して課題を特定して、その上で点検結果に応じた応急対応を実施していくというふうに考えております。なお、学校外のネットワークに課題がある場合、早急な改善が困難なケースもございますが、まずは点検を実施して、学校外の要因も含めて実態を把握すると、それが重要であるというふうに考えております。文科省としては、こうした取組を通じて全国の学校において児童生徒が安定したネットワーク環境の下でICTを活用した学習を円滑に実施できるよう、必要な環境整備をスピード感を持って対応していきたいと考えております。 Angry: 0.367 Disgust: 0.266 Fear: 0.470 Happy: 0.690 Sad: 0.380 Surprise: 0.568
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03:42:09 ~ 03:43:08 宮沢由佳君
ネットワークの全国一斉点検というふうに今お伺いしましたけれども、インターネットの通信速度など地域格差が出ている以上、点検及び改善は早急に行うべきだと思いますが、いつ頃一斉点検を行うのでしょうか、また、いつまでに行うのでしょうか。質問です。困ったことがあれば、子供たちからでも家庭からでもセンターへ問合せはできるのでしょうか、お答えください。 Angry: 0.415 Disgust: 0.315 Fear: 0.517 Happy: 0.551 Sad: 0.512 Surprise: 0.537
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03:42:33 ~ 03:42:53 政府参考人(伯井美徳君)
これは、今御説明しました運営支援センターの予算を補正予算に計上しておりますので、補正予算が成立した場合には速やかに事業執行いたしまして、年度内を目途に各学校で総点検が実施できるような体制を進めてまいりたいと考えております。 Angry: 0.347 Disgust: 0.193 Fear: 0.395 Happy: 0.804 Sad: 0.280 Surprise: 0.622
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03:43:08 ~ 03:43:29 政府参考人(伯井美徳君)
ただいま御説明いたしましたGIGAスクール運営支援センターの事業におきましては、各自治体の判断にもよりますが、端末の持ち帰り時に子供や家庭から直接問合せをする仕組みについても支援をしていきたいと考えております。 Angry: 0.414 Disgust: 0.390 Fear: 0.376 Happy: 0.755 Sad: 0.485 Surprise: 0.370
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03:43:48 ~ 03:44:04 国務大臣(末松信介君)
失礼いたします。文部科学省としましては、義務教育段階において一人一台の環境で学んだ生徒が高校に進学をした後も同様の条件で学べる環境を整えることが大変重要であるという議論をいたしてございます。 Angry: 0.572 Disgust: 0.320 Fear: 0.409 Happy: 0.577 Sad: 0.433 Surprise: 0.476
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03:44:04 ~ 03:45:04 国務大臣(末松信介君)
高校における端末整備につきましては、一人一台整備に係る経費の三分の一相当について地方財政措置を講じてまいりました。また、昨年度からは、経済的に困難な御家庭の高校生には、設置者が貸与する端末の整備に係る支援を行ってきたところでございます。そういう状況でございます。あわせまして、高校のICT環境の整備につきまして、こうした国の取組が行われてきた中で既に各県の主体的な整備が進んでいる実態がございます。もう一つ、普通科とか工業科とか農業科、総合学科とかいったところで、教育内容が非常に多様でして、異なっておりますので、必要となる端末のスペックも実は異なってまいります。そういうことを踏まえながら設置者が適切に判断をして、それを国ができるだけ支えていくという、そのように考えておるところでございます。 Angry: 0.467 Disgust: 0.371 Fear: 0.545 Happy: 0.513 Sad: 0.406 Surprise: 0.523
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03:45:04 ~ 03:46:01 国務大臣(末松信介君)
現在、高校の端末整備につきましては、全四十七都道府県で一人一台環境を整備するという方向性を掲げておりまして、地方交付税措置や新型コロナウイルスの感染症対応の地方創生臨時交付金等を活用しまして整備を進めていることを承知をいたしております。自治体によりましては、保護者負担によります端末購入、BYOD、ブリング・ユア・オウン・デバイスですね、に係る家庭の負担軽減等に取り組んでおりまして、こういった事例の周知も含めて引き続き整備を促してまいりたいと思います。佐賀県なんかは一応全部整備が終わっているんじゃないかなという、非常に自治体によって力の入れ方が異なっております。できるだけ平均が取れるように支えてまいりたいと思っております。 Angry: 0.248 Disgust: 0.302 Fear: 0.495 Happy: 0.661 Sad: 0.551 Surprise: 0.531
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03:46:01 ~ 03:46:33 宮沢由佳君
できるだけではなく、地方自治体によって格差が生まれないように、また家庭の環境によって格差が生まれないようにしっかりと支えていただきたい、これを強くお願い申し上げます。分かりましたと心強い御返答、ありがとうございます。よろしくお願いします。ICT支援員の雇用について、二二年度まで地方財政措置がなされていますが、二三年度以降の支援員の配置と拡充についてはどうなるのでしょうか、お答えください。 Angry: 0.348 Disgust: 0.282 Fear: 0.399 Happy: 0.668 Sad: 0.562 Surprise: 0.450
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03:46:33 ~ 03:47:08 国務大臣(末松信介君)
GIGAスクール構想によりまして整備された一人一台の端末が十分に活用されまして、教師が日常的にICTを用いたその授業が行えるようにしていくには、ICT支援員の役割が極めて重要でございます。学校現場も訪ねましたら、生徒も大変ですけれども、教える先生が大変というのが圧倒的に声が多いんです。 Angry: 0.246 Disgust: 0.256 Fear: 0.569 Happy: 0.675 Sad: 0.440 Surprise: 0.563
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03:47:08 ~ 03:48:00 国務大臣(末松信介君)
そういうことであります。これまで文部科学省としては、平成三十年度から令和四年度まで、教員のICTに向けました環境整備五か年計画におきまして、地方財政措置を講じるなどを通じましてICT支援員の配置を促進をいたしてまいりました。目標水準は四校に一人ということで、ずっと巡回をするわけなんですけれども、令和五年度、二〇二三年度以降は、ICT支援員の配置の促進策につきましては、現段階で決定していることはありませんけれども、地方自治体とか学校現場からの要望も踏まえまして、また先生も今御意見をいただきましたので、今後そのことを念頭に置いてしっかりと取り組んでいきたいと思います。一方で、地域によってはそもそもそのICT支援員による専門的な人材が不足しているんですよ、これは。 Angry: 0.501 Disgust: 0.294 Fear: 0.447 Happy: 0.584 Sad: 0.405 Surprise: 0.561
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03:48:00 ~ 03:48:34 国務大臣(末松信介君)
その方々を実は育成しなきゃいけないと、つくらなきゃいけないということになっていますので、偏在もございます。このため、GIGAスクール運営支援センター整備事業におきましては、日常的なICT運用支援に加えて、教職員、先生方や地域の支援人材育成のための取組を可能にするように考えてまいりたいと思います。文部科学省としましては、こうした取組を通じて、学校のICT運用を支えるサポート体制の更なる充実に取り組みます。よろしくお願いします。 Angry: 0.389 Disgust: 0.281 Fear: 0.374 Happy: 0.706 Sad: 0.518 Surprise: 0.471
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03:48:34 ~ 03:49:08 宮沢由佳君
よろしくお願いいたします。文部科学省の令和三年十一月三十日までのコロナ感染状況についての報告によると、学校内感染は低く抑えられているように思います。この報告に関して大臣は現状どのように認識しているでしょうか。学校内感染を低く抑えるための衛生マニュアルなどの成果だと思いますか。 Angry: 0.478 Disgust: 0.349 Fear: 0.464 Happy: 0.551 Sad: 0.468 Surprise: 0.510
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03:49:08 ~ 03:50:07 国務大臣(末松信介君)
衛生管理マニュアルは大変大きな貢献をしたと思ってございます。非常に分厚い書類であります。令和二年の六月一日から令和三年の十一月三十日までの間に文部科学省に報告のあった児童生徒のうち、感染状況を見ますと、感染者数は八万七千八百三十八人のうち学校内感染は約九%で七千七百七十八人です。家庭内感染に比べて低く抑えられております。これはもう学校の設置者や先生方が子供たちに、随分そのマニュアルに沿いまして、手洗い、やはりうがい、換気といったことを随分心掛けたということ、そのことを思っております。それと並行して、専門家の方々を招いていろんなことをお聞きになっておられますので、私は現場の努力が非常に今日を支えたというふうに思います。 Angry: 0.385 Disgust: 0.328 Fear: 0.553 Happy: 0.523 Sad: 0.446 Surprise: 0.602
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03:50:07 ~ 03:50:50 宮沢由佳君
大臣の今の答弁にちょっとほっとしました。マニュアルのおかげだとおっしゃったら、かみつこうかと思っていたところなんですけれども。まさに、マニュアルは必要です。でも、それを実施するのは教職員です。本当に涙ぐましい努力をして、そして、ただでさえ業務が多いところを、この衛生関係、本当によく先生方が努力された結果だと私も思います。今後どのように対応していくか、教えてください。 Angry: 0.468 Disgust: 0.315 Fear: 0.402 Happy: 0.584 Sad: 0.556 Surprise: 0.488
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03:50:50 ~ 03:51:09 国務大臣(末松信介君)
今後のことでありますけれども、まず、社会全体で新型コロナウイルス感染症の対策に取り組む中で、学校においても児童生徒の日常的な健康観察、体温測定であるとか学校施設の消毒など、様々な対応に御尽力をいただいております。 Angry: 0.275 Disgust: 0.185 Fear: 0.620 Happy: 0.585 Sad: 0.424 Surprise: 0.599
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03:51:09 ~ 03:52:10 国務大臣(末松信介君)
こうした中で、国が行った調査の結果に基づいて、業務量が増えたとの回答がやはり、小中学校、八割を上回っております。聞きましたら、増えたと答えた小学校が七千八百五十二校、四一・二%、どちらかと、増えたと答えたところが六千八百九十四、三六・二%ですから、約八割がそう答えておるということで、感染症の影響が長引く中、子供たちの不安などに寄り添いつつ、学校の感染症対策と子供たちの学びの保障の両立に取り組んでいただくことに改めて感謝を申し上げたいと思います。文科省としましては、教職員の皆さんが子供たちの教育にしっかり注力できるように継続的な支援を行っていくことが重要であると認識をしております。このため、先ほど申し上げました消毒作業なんか、ある面では外注による、活用できる、感染症対策の支援ができると思うんですね。 Angry: 0.297 Disgust: 0.270 Fear: 0.537 Happy: 0.631 Sad: 0.458 Surprise: 0.568
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03:52:10 ~ 03:52:49 国務大臣(末松信介君)
それと、教員の業務支援員、スクールサポートスタッフというような存在が大変大きくなってまいりました。増員を我々も考えて要求をいたしているところでございます。それと、学校における感染症対策につきまして、基本的な考え方は今申し上げた衛生管理マニュアルで示しておりますが、例えば、申し上げたように、消毒なんかで教職員の負担が過重にならない取組を改めて考えてみたいと思ってございます。文科省としては、引き続き、感染症の地域の状況を見ながら対応に努めたいと思います。以上です。 Angry: 0.409 Disgust: 0.310 Fear: 0.528 Happy: 0.520 Sad: 0.522 Surprise: 0.507
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03:52:49 ~ 03:53:14 宮沢由佳君
コロナ禍における対応やポストコロナにおいても、子供たちの個性を尊重し、子供たち一人一人に向き合うためにも、現場の先生方、関係者の声を伺いながら、教職員定数の改善、教育予算の確保は緊急の課題だと思いますが、岸田総理はどのようにお考えでしょうか。 Angry: 0.349 Disgust: 0.141 Fear: 0.421 Happy: 0.798 Sad: 0.502 Surprise: 0.532
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03:53:14 ~ 03:53:37 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今委員の御指摘の課題においても、教職員の定数、そして教育予算の充実、これは大変重要な課題であると思います。是非政府としても充実に向けて努力をしたいと存じます。 Angry: 0.265 Disgust: 0.249 Fear: 0.443 Happy: 0.743 Sad: 0.481 Surprise: 0.560
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03:53:37 ~ 03:54:08 宮沢由佳君
努力をお願いいたします。関連して、大学生の支援についても伺います。コロナを理由に大学生の中退、休学が増えています。中退者は、令和二年四月から八月までは三百八十五人でしたが、令和三年の同時期には七百一人。休学は、令和二年八月末時点で二千六百七十七人から、令和三年八月末時点で四千四百十八人となっています。 Angry: 0.418 Disgust: 0.287 Fear: 0.438 Happy: 0.704 Sad: 0.469 Surprise: 0.551
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03:54:08 ~ 03:54:36 宮沢由佳君
大変な増え方です。学生の非常に厳しい状況が推察されます。現状認識について伺います。今回の補正予算案で、政府は、あっ、現状認識についてまず伺います。大臣、お願いします。 Angry: 0.428 Disgust: 0.356 Fear: 0.492 Happy: 0.503 Sad: 0.564 Surprise: 0.487
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03:54:36 ~ 03:55:03 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。文部科学省では、新型コロナウイルスのこれ影響を受けまして、学生の修学状況を調査いたしております。このうち、中退者の数につきましては、今年度の四月から八月までの状況を昨年度と比較をいたしまして、全体として僅かに減少しています。四百六十人マイナスです。うちコロナを、ただ、理由とした中退者数は増加をしております、三百十六名で。 Angry: 0.341 Disgust: 0.298 Fear: 0.502 Happy: 0.700 Sad: 0.421 Surprise: 0.566
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03:55:03 ~ 03:55:56 国務大臣(末松信介君)
また、休学者につきましては、全体として今年度若干増加、三千八百二十一人であります。コロナを理由とした休学者数も実は増加をしておりまして、千七百四十一人プラスでございます。中退、休学の背景としては、やはり経済的困窮が最も多い理由となっております。文科省としましては、コロナ禍の学生への経済的支援につきまして、これまで、高等教育の修学支援新制度及び貸与型奨学金につきまして、家計が急変をした場合、随時申込みを受け入れるなど、きめ細かな対応はいたしております。加えて、今般の補正予算案において、コロナ禍で学生の学びを継続するための緊急給付金も計上しているところでございます。以上です。 Angry: 0.402 Disgust: 0.337 Fear: 0.522 Happy: 0.599 Sad: 0.439 Surprise: 0.568
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03:56:33 ~ 03:57:01 政府参考人(増子宏君)
お答え申し上げます。六十七万人の算出根拠でございますが、まず、高等教育の修学支援制度が対象とする低所得世帯の学生が三十四万人ございます。それ以外に、昨年度の学生支援緊急給付金の実績を踏まえまして、修学支援新制度の利用者以外の学生について三十三万人を見込んでおりまして、合わせて六十七万人を対象としているところでございます。 Angry: 0.559 Disgust: 0.426 Fear: 0.517 Happy: 0.566 Sad: 0.323 Surprise: 0.519
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03:57:01 ~ 03:57:37 政府参考人(増子宏君)
それから、自宅生も対象になるのかということでございますが、まず高等教育の修学支援新制度の対象者につきましては、自宅生、自宅外生を問わず支給することとしております。また、それ以外の学生につきましては、自宅生であっても、大学等が修学の継続が困難になっていると判断した場合には給付金を支給するということにしておりますので、この点につきましても大学等にしっかりと周知したいと考えているところでございます。 Angry: 0.271 Disgust: 0.308 Fear: 0.601 Happy: 0.600 Sad: 0.481 Surprise: 0.541
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03:57:37 ~ 03:58:17 宮沢由佳君
個人の状況等様々な要因があり、一概には言えませんが、コロナを理由とした中退、休学が増えていることは、政府の支援策が行き渡っていない、支援が十分でない、又は対象外となっている多くの学生も苦しんでいるのではないかと推察いたします。そこで、提案ですが、大学授業料減免の拡充、給付型奨学金を始めとする修学支援制度の大幅拡充まで大胆に踏み込んで継続的に支援を行い、学生の不安を払拭すべきだと考えますが、総理の御所見をお願いします。 Angry: 0.558 Disgust: 0.332 Fear: 0.608 Happy: 0.305 Sad: 0.437 Surprise: 0.456
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03:58:17 ~ 03:59:06 内閣総理大臣(岸田文雄君)
今御指摘の緊急給付金、六十七万人へのこの給付金に加えまして、政府としましては、これまで低所得者世帯への学生に対して、給付型奨学金五十万人分、授業料減免五十万人分、さらには無利子、有利子の貸与型奨学金、所得に連動した返還や返還額の減額、こうした取組を進めているわけですが、しかし、まだまだ厳しいという声、随分と聞きます。政府としましても、こうした高等教育の無償化等の取組を着実に進めていきたいと考えます。 Angry: 0.610 Disgust: 0.288 Fear: 0.509 Happy: 0.300 Sad: 0.533 Surprise: 0.419
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03:59:06 ~ 04:00:01 宮沢由佳君
しっかりとお願いいたします。次に、子供の貧困についてお伺いします。子供の貧困の指標について、令和になってからどのようになっているのでしょうか。令和二年度に内閣府で子供の貧困に関する実態調査が試行的調査に行われています。調査結果の公表は今年七月に予定されていましたが、政府のコロナ対応等で公表が遅れており、今月中めどとなると伺いました。コロナ禍で役所も大変忙しい事情は重々理解いたしますが、補正予算の審議に関して、どのくらいの予算が必要かを判断し行政を監視する上で、数値は絶対必要です。統計データの書換えは言語道断ですが、データが出てこないことも問題があると思います。子供の貧困率は、平成三十年度は国民生活基礎調査によれば一三・五%となっています。 Angry: 0.468 Disgust: 0.300 Fear: 0.517 Happy: 0.476 Sad: 0.536 Surprise: 0.482
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04:00:01 ~ 04:01:12 宮沢由佳君
速報値でも結構ですので、何か問題がなければ大臣が把握されている最新の数値を教えてください。平成三十年のデータしかないということです。内閣府の子供の貧困状況を見ると、令和元年度、二年度の数字が記載されている指標と、平成二十八年のままの指標があります。どうしてこのように公表された指標の年次がばらばらなのでしょうか。総合的に対策を検討できません。改善をお願いしたいのですが、大臣、いかがでしょうか。また、作業が大変なのは分かりますが、三年都度と言わずに、ITをもっと活用するなど、もっと早く様々な指標を国民に提示できるよう、私たち議員も知恵を出し合っていきたいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.447 Disgust: 0.271 Fear: 0.542 Happy: 0.399 Sad: 0.559 Surprise: 0.545
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04:00:11 ~ 04:00:33 国務大臣(野田聖子君)
国民生活基礎調査における子供の貧困率は三年ごとの大規模調査で集計されており、次回については、今年一年間の所得について来年調査が実施される予定です。現在把握できている最新値は、平成三十年の所得から算出された一三・五%となっています。 Angry: 0.266 Disgust: 0.265 Fear: 0.550 Happy: 0.645 Sad: 0.445 Surprise: 0.613
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04:01:12 ~ 04:02:04 国務大臣(野田聖子君)
御指摘のとおり、子供の貧困対策を実施していく上で、置かれている状況の実態把握をすることは大変重要であります。今、全国調査を本年初めて実施をし、そして、現在最終的な取りまとめを行っていて、今月中に公表する予定にしております。七月、御指摘のように七月と言っていたのが十二月になったのは、集計の精査や分析を丁寧に行いたいという思いです。ここでは、新型コロナウイルスの拡大によって収入が低い世帯等の生活実態を含めて今の現状が明らかになると考えていますが、他方、そこを待つのではなく、もう常に総理と車座に参加したりする中で切実な現場の声は聞いておりますので、しっかりと貧困対策、重要性を痛感し、取り組んでいきたいと思います。 Angry: 0.271 Disgust: 0.188 Fear: 0.545 Happy: 0.671 Sad: 0.481 Surprise: 0.643
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04:02:04 ~ 04:02:35 国務大臣(野田聖子君)
今回の補正予算案に対しても、そういうことを踏まえて、実態をお伝えいただく中で、地域子供の未来応援交付金、これもう既にあるわけですけれども、今回の補正予算案で大幅に拡充をして、子供の居場所づくりについては自治体に対する補助率を十分の十の事業、そういう創設のための経費というのも盛り込んでいるところです。しっかり連携しながら取り組んでまいります。 Angry: 0.636 Disgust: 0.451 Fear: 0.472 Happy: 0.577 Sad: 0.369 Surprise: 0.408
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Angry: 0.409 Disgust: 0.270 Fear: 0.409 Happy: 0.659 Sad: 0.548 Surprise: 0.506
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04:02:54 ~ 04:03:32 内閣総理大臣(岸田文雄君)
一人親に対するこの支援ということですが、政府においては子供に対する、子供の貧困対策に関する大綱、これに基づいて様々な対策、総合的な対策を行っているわけですが、一人親に対する職業訓練中の生活費の支援ですとか、幼児期から高等教育段階まで切れ目のない教育費負担の軽減ですとか、こうした取組を進めているわけですが、これらをより一層強化していきたいと考えます。 Angry: 0.678 Disgust: 0.410 Fear: 0.538 Happy: 0.419 Sad: 0.405 Surprise: 0.336
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04:03:32 ~ 04:04:02 宮沢由佳君
やはり少しでも数値を発表していただいて、それに基づいた支援を立てていってほしいと思います。今回の補正予算案において子供一人当たり十万円の給付を行うとしていますが、昨年も二回給付が実施され、今回も行われるように、政府の対応を見ても、もはや単発ではなく一人親家庭などへの継続的な支援が必要なことは明らかです。もちろん二人親家庭でも、子供たちが安心して育ち学べる環境整備も喫緊の課題です。 Angry: 0.402 Disgust: 0.226 Fear: 0.348 Happy: 0.763 Sad: 0.471 Surprise: 0.507
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04:04:17 ~ 04:05:13 国務大臣(後藤茂之君)
支援が必要な子育て家庭のために、今御指摘もありました職業訓練中の生活費を支援する高等職業訓練促進給付金の給付拡大、それから一人親家庭住宅資金貸付けの創設、そうしたことを行っております。また、二人親、低所得世帯の子供たちが安心して育ち学べる環境を支援するための生活困窮者自立支援制度における子どもの学習・生活支援事業によって、子供たちへの居場所づくり、日常生活の支援、親への養育支援、そうしたことを実施してきておりまして、今後とも、先生の御指摘等も踏まえて子育て家庭への支援に関する施策、しっかり充実してまいりたいと思っております。 Angry: 0.372 Disgust: 0.307 Fear: 0.427 Happy: 0.750 Sad: 0.438 Surprise: 0.472
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04:05:13 ~ 04:06:01 宮沢由佳君
しっかりお願いいたします。次に、子供の政策に関連して、発達障害を持つお子さんについて質問いたします。障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律によって、発達障害を持つ子供への合理的配慮義務があります。文部科学大臣、公立は義務、私立は努力義務と伺っていますが、現状はそのとおりでしょうか。改正法の、法改正の施行によって、今後、民間にも義務化されます。実際に学校に通っている子供たちにとって、公立か私立かの違いは関係ないと思います。私立に通う子供たちも当然、合理的配慮の義務化が行われると考えますが、義務化に際してはいろいろと支援も含めてやるべきこともあると思います。 Angry: 0.549 Disgust: 0.302 Fear: 0.419 Happy: 0.635 Sad: 0.420 Surprise: 0.503
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04:06:01 ~ 04:06:25 宮沢由佳君
子供たちの立場に立って早急に実施するようにお願いします。文科大臣、施行に向けての取組について伺います。いつから改正法を施行するのか、大臣の答弁を求めます。 Angry: 0.503 Disgust: 0.272 Fear: 0.384 Happy: 0.686 Sad: 0.418 Surprise: 0.541
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04:06:25 ~ 04:07:24 国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。令和三年六月四日に、障害を理由とする差別解消の推進に関する法律の一部を改正する法律が公布されました。私立学校を含めた事業者による社会的障壁の除去の実施に係る必要かつ合理的な配慮の提供について、努力義務から義務へと改める旨が規定されたところでございます。そして、文部科学省といたしましては、私立学校において合理的配慮を充実させるための支援が重要であると考えてございますが、国立特別支援教育総合研究所におきましては、合理的配慮の実践事由の検索ができるデータベースの開設であるとか、私立学校等の、私立高校等の教員の専門性向上のための研修等に係る経費の補助など、そういった取組を今行っているところであります。 Angry: 0.674 Disgust: 0.399 Fear: 0.445 Happy: 0.558 Sad: 0.335 Surprise: 0.440
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04:07:45 ~ 04:08:07 国務大臣(若宮健嗣君)
委員の方から、いつ頃その法律が施行される予定かということで御質問をいただきましたので、お答え申し上げます。本改正法、公布の日から起算をして三年を超えない範囲ということで規定されてございます。改正の施行に関して、まずは、障害者政策委員会での御議論を踏まえまして、政府全体の方針となります基本方針、これを改定する必要がございます。 Angry: 0.505 Disgust: 0.268 Fear: 0.461 Happy: 0.600 Sad: 0.389 Surprise: 0.513
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04:08:07 ~ 04:08:37 国務大臣(若宮健嗣君)
その上で、この基本方針の改定を受けまして、各省庁において所轄分野を対象といたしました対応指針を見直すということになるほか、各地方自治体におきましても、相談体制の整備、これにも様々な対応が必要となってまいります。今後、これらの取組あるいは国民の皆様方全体への周知啓発といった施行前に必要となる準備をしっかりと行った上で、できるだけ早く施行に向けて取り組んでまいりたいと、このように思っております。 Angry: 0.450 Disgust: 0.293 Fear: 0.459 Happy: 0.641 Sad: 0.517 Surprise: 0.451
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04:08:37 ~ 04:09:03 宮沢由佳君
よろしくお願いします。子供の貧困などの背景に、失業、収入減、仕事や健康などへの不安、孤立などがあります。抱えている困難は人それぞれですが、その困難を自己責任とせず、誰一人取り残されない政策や支援が必要です。困っている人、弱い立場にいる人のために政治があります。自己責任を押し付けない、支え合える社会を実現しなければなりません。 Angry: 0.527 Disgust: 0.324 Fear: 0.513 Happy: 0.413 Sad: 0.544 Surprise: 0.423
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04:09:13 ~ 04:10:00 内閣総理大臣(岸田文雄君)
自助努力の精神、これはこれで重要なことだと思いますが、同時に、これ、市場に、市場あるいは競争、こういったものが行き過ぎたものになってはならない。この市場や競争が行き過ぎたことによって、格差あるいは貧困、こうしたことが生じてしまっている、こうした問題意識を私自身持っております。是非、こういった点も考え合わすときに、お互いに支え合う社会を目指す、あるいは官と民が共に協力して目的を果たす、こういった社会をつくっていくことも大事であると考えます。 Angry: 0.326 Disgust: 0.254 Fear: 0.518 Happy: 0.597 Sad: 0.524 Surprise: 0.495
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04:10:17 ~ 04:11:08 内閣総理大臣(岸田文雄君)
委員も保育のお仕事に関わられていたと承知をしております。私も先月、保育所、足を運ばせていただきまして、車座で保育士の方々と意見交換をさせていただきました。どんなイメージを持っているのかという御質問でありますが、子供の人間形成にとって極めて重要な時期に子供の保育を行う、こうした専門職でいらっしゃる、この社会として欠かすことのできない重要な役割を担っておられる、こうした姿を実際に意見交換する中で改めて感じた次第です。 Angry: 0.282 Disgust: 0.207 Fear: 0.368 Happy: 0.791 Sad: 0.488 Surprise: 0.541
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04:11:19 ~ 04:12:01 宮沢由佳君
総理に御理解いただいていることはとても心強いです。しかし、実際、保育士の社会的イメージとそして仕事内容は懸け離れています。ある最近の調査では、全国の保育士や栄養士など二千二百四十九人へのアンケート調査によると、保育士に仕事を辞めたいと思ったことがあるかという質問をしたところ、いつも思っているが一二%、過去十年間で最高になったそうです。コロナ禍でも休園できず、保育士は、感染の危機を感じながら働き、慢性的な人手不足で疲れているところにコロナ対応業務が増え、たまった疲労が回復できないまま蓄積された状況が続いています。 Angry: 0.262 Disgust: 0.252 Fear: 0.553 Happy: 0.517 Sad: 0.589 Surprise: 0.584
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04:12:01 ~ 04:13:03 宮沢由佳君
しかも、低賃金です。政府は、保育士等を対象に収入を三%引き上げる措置を行うとしています。これは是非やっていただきたい。その上で伺いますが、この保育士への措置は今後恒久的なものとするお考えでしょうか。恒久的な措置としていただきたい。と申しますのは、閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策には、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を三%程度引き上げる措置を来年二月から前倒しで実施すると記載されています。保育料はほぼ公費負担です。この措置が時限的なものであれば、今回の措置の期限後は、保育料から引上げ分を支払わなければなりません。今後の保育料の公費負担分によっては、その後の賃上げ効果が継続される取組は経営者の自助努力ということにもなりかねません。これでは経営者によって対応が異なるようなことになり、真に保育士等への処遇改善とは言えないと思います。 Angry: 0.622 Disgust: 0.431 Fear: 0.499 Happy: 0.460 Sad: 0.423 Surprise: 0.441
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04:13:03 ~ 04:13:34 宮沢由佳君
また、利用者へ結果的に転嫁するようなら、子育て支援とは逆行します。さらに、関連して、今回の措置は公定価格を決める際の人件費を三%ほど引き上げる措置です。保育士等に直接政府から支払われるわけではありません。民間の保育士等の給与引上げをどのように担保するのでしょうか。担当大臣、併せて御説明ください。 Angry: 0.668 Disgust: 0.443 Fear: 0.456 Happy: 0.469 Sad: 0.432 Surprise: 0.425
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04:13:34 ~ 04:14:00 国務大臣(山際大志郎君)
全体の引上げについて、私の方から先にお答え申し上げます。今委員からお話ございましたように、この補正予算において来年の二月から前倒しして賃上げを行っていくわけでありますが、御心配のように、これを継続的な、持続的なものとしていくために、来年度の予算の編成過程において恒久的なものになるように、持続的になるように予算措置をしてまいります。 Angry: 0.330 Disgust: 0.333 Fear: 0.576 Happy: 0.624 Sad: 0.475 Surprise: 0.517
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04:14:00 ~ 04:14:27 国務大臣(山際大志郎君)
さらに、その後の引上げについては、この安定財源の確保と併せた道筋を含めまして、今、公的価格評価検討委員会で議論していただいております。この委員会の方から年末までに中間整理取りまとめていただくことになっておりまして、それに基づいて持続的なものになっていくように配慮してまいりたいと思っております。 Angry: 0.432 Disgust: 0.320 Fear: 0.449 Happy: 0.645 Sad: 0.404 Surprise: 0.536
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04:14:27 ~ 04:15:18 宮沢由佳君
しっかりとお願いいたします。今回の措置により、保育園で、保育所で働かれている会計年度任用職員の給与引上げはどうなるでしょうか。お答えください。総理、岸田総理は、参議院代表質問において、幼児教育の現場で働く方々の給与引上げを行いますが、これまでの累次の処遇改善と同様、補助額を全額給与引上げに充てたことを自治体において確認する仕組みといたしますとおっしゃいました。 Angry: 0.542 Disgust: 0.394 Fear: 0.487 Happy: 0.555 Sad: 0.417 Surprise: 0.499
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04:14:41 ~ 04:14:59 国務大臣(野田聖子君)
今般の経済対策補正予算案における保育、幼児教育などの現場で働く方々の給与の引上げの措置については、私立の施設と同様、公立保育所の保育士も対象となり、常勤職員だけではなく会計年度任用職員も対象に含まれます。 Angry: 0.451 Disgust: 0.439 Fear: 0.673 Happy: 0.501 Sad: 0.282 Surprise: 0.593
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04:15:18 ~ 04:16:04 宮沢由佳君
その方法について具体的に伺います。しっかりお願いします。また、処遇改善と併せて、岸田総理は、職業としての魅力発信、また、働き方改革や業務の効率化に取り組むと言われました。 Angry: 0.448 Disgust: 0.346 Fear: 0.423 Happy: 0.675 Sad: 0.485 Surprise: 0.511
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04:15:26 ~ 04:15:53 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のように、これまでの累次の処遇改善と同様に、施設に対して給与改善の計画や実績報告の提出を求める等によって補助額を全額給与引上げに充てたことを自治体においてしっかり確認する仕組み、これを用意したいと考えています。 Angry: 0.748 Disgust: 0.372 Fear: 0.470 Happy: 0.387 Sad: 0.362 Surprise: 0.448
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04:16:04 ~ 04:17:03 宮沢由佳君
どのように取り組むのか、具体的に伺います。保育所職場へのIT活用を是非進めていただきたいと思います。そして、もう一つ提案ですけれども、岸田総理、お時間があれば是非保育士体験をしていただきたいと思います。 Angry: 0.282 Disgust: 0.187 Fear: 0.326 Happy: 0.792 Sad: 0.550 Surprise: 0.558
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04:16:14 ~ 04:16:54 内閣総理大臣(岸田文雄君)
こうした魅力発信も、処遇改善と併せて大変重要な課題であると認識をしています。具体的には、SNSなどによる保育の魅力発信ですとか、あるいは労務管理の専門家による巡回支援ですとか、ICT化の推進によって業務負担を軽減するという形でより職場環境を改善していくとか、こうしたことによって、このイメージを、その魅力をしっかりと発信していくことが重要であると考えます。 Angry: 0.246 Disgust: 0.185 Fear: 0.458 Happy: 0.741 Sad: 0.473 Surprise: 0.590
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04:17:03 ~ 04:17:41 宮沢由佳君
よろしくお願いいたします。次に、ジェンダー平等について伺います。まず、女性の登用について伺います。岸田内閣は、女性閣僚を三名登用していますが、政府自ら国民に女性活躍推進をアピールするために、もっと女性を閣僚に登用すべきだったのではないでしょうか。誠に僣越ですが、ここにいらっしゃる三名の女性大臣を始め、御党や公明党さんにもたくさん尊敬のできる、かつ政策通の女性議員がたくさんいらっしゃいます。いかがでしょうか。 Angry: 0.484 Disgust: 0.264 Fear: 0.342 Happy: 0.751 Sad: 0.415 Surprise: 0.519
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04:17:41 ~ 04:18:08 内閣総理大臣(岸田文雄君)
御指摘のように、閣僚は三名女性の方に務めていただいておりますが、それ以外にも、私の、内閣総理大臣補佐官ですとか、あるいは党、自民党においても政調会長あるいは組織運動本部長など、要職を女性の方にお務めいただいているということであります。 Angry: 0.644 Disgust: 0.176 Fear: 0.405 Happy: 0.712 Sad: 0.196 Surprise: 0.647
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04:18:08 ~ 04:19:09 内閣総理大臣(岸田文雄君)
ただ、各国に比べますとまだまだこうした女性の活躍の姿、少ないという指摘は謙虚に受け止めなければならないと思います。御指摘のように、与党にも優秀な人材、老壮青、豊富におられます。是非、適材適所で活躍していただけるように努力を続けたいと思っております。女性活躍とは、全ての女性が自らの希望に応じてあらゆる分野でその能力を発揮することができる、こうした社会であると思っています。 Angry: 0.299 Disgust: 0.301 Fear: 0.370 Happy: 0.813 Sad: 0.448 Surprise: 0.516
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Angry: 0.471 Disgust: 0.350 Fear: 0.340 Happy: 0.736 Sad: 0.405 Surprise: 0.551
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04:19:09 ~ 04:20:14 内閣総理大臣(岸田文雄君)
全ての人が生きがいを感じられる、個性あるいは多様性、こうしたものを尊重する社会を実現するためにこうした女性活躍は大変重要であると認識をしております。様々な課題があるとは思いますが、例えば社会保険の適用に関わる問題、例えば百六万円の壁等のこうした問題、さらには育児休業制度の在り方など、こうしたことを指摘した次第であります。 Angry: 0.406 Disgust: 0.494 Fear: 0.514 Happy: 0.612 Sad: 0.483 Surprise: 0.364
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04:19:27 ~ 04:19:51 宮沢由佳君
総理は所信表明演説の中で、所得を引き上げるための鍵は男女が希望どおり働ける社会づくりだと述べました。そのために、女性の就労の制約となっている制度の見直しを掲げました。女性の就労の制約となっている制度とは何でしょうか。 Angry: 0.504 Disgust: 0.331 Fear: 0.574 Happy: 0.488 Sad: 0.348 Surprise: 0.593
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Angry: 0.392 Disgust: 0.244 Fear: 0.270 Happy: 0.873 Sad: 0.366 Surprise: 0.516
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04:20:26 ~ 04:20:44 宮沢由佳君
二五三五という数字があります。国は二〇二五年までに国政や地方選挙の候補者に占める女性を三五%に高める目標を掲げていますが、どのように達成するのでしょうか、御説明ください。 Angry: 0.489 Disgust: 0.277 Fear: 0.477 Happy: 0.604 Sad: 0.350 Surprise: 0.639
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04:20:44 ~ 04:21:04 国務大臣(野田聖子君)
女性は日本の有権者の約五二%を占めています。ですから、政治分野における男女共同参画の推進というのは、政治を的確に民意を反映させる観点から極めて重要だということです。 Angry: 0.868 Disgust: 0.400 Fear: 0.336 Happy: 0.493 Sad: 0.237 Surprise: 0.406
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04:21:04 ~ 04:22:03 国務大臣(野田聖子君)
議員立法で、二〇一八年、平成三十年なんですけれども、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が施行されて、実はこの間初めての衆議院選挙がありました。残念ながら、候補者に占める女性の割合は一七・七%、そして当選者に占める女性の割合は前回よりも低下して九・七%という結果となりました。また、参議院、皆さんの女性議員の割合は二三%ということになっています。これは国際的に見て非常に低い水準であるわけです。先ほどの政治分野における男女共同参画推進に関する法律の二条においては、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指すと言っています。これは、先ほど申し上げたように、有権者の五二%が女性ということで、実社会に反映する政治の役割ということを考えれば、極めて合理的なことだと思っています。 Angry: 0.676 Disgust: 0.373 Fear: 0.471 Happy: 0.488 Sad: 0.334 Surprise: 0.472
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04:22:03 ~ 04:23:13 国務大臣(野田聖子君)
そして、今年六月に改正をしまして、各政党は、候補者の数に関する目標設定、それに加えて新たに候補者の選定方法の改善等自主的に取り組むよう努めるものとされたところ、内閣府含む関係行政機関が適切な役割分担の下でそれぞれ積極的に取り組むべきことも規定されています。内閣府では、この法律を踏まえて、まず、数値目標の設定等の自主的な取組の実施を各党に働きかけていきます。そして、それとともに、地方議会、地方議会も非常に男女比が悪いわけでありますけれども、両立支援に係る会議規則の整備、そして各議会における取組の見える化、事例調査を踏まえたハラスメント防止研修、これは、女性に極めてセクハラが多いということで候補になることをためらったり、選挙で非常に厳しい思いをされるのは女性が多いということを踏まえて、教材の作成等の環境整備を通じて地道に取組を後押しすることによって目標の達成に向けて取り組んでいきたいと思います。 Angry: 0.632 Disgust: 0.344 Fear: 0.451 Happy: 0.601 Sad: 0.335 Surprise: 0.419
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04:23:13 ~ 04:24:12 国務大臣(野田聖子君)
御理解いただきたいと思います。今御指摘のとおり、残念ながら女性活躍推進法に基づく取組の中で二〇三〇は達成しませんでした。その理由は様々だと思いますが、やはりまだまだ、指導的地位は男性がずっと担ってきた、それに対して女性が担うことに対する空気感、おそれに対する空気感というのが非常に大きいのではないかと思います。 Angry: 0.439 Disgust: 0.382 Fear: 0.378 Happy: 0.610 Sad: 0.610 Surprise: 0.389
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