00:23:26 ~ 00:24:59 根本委員長
これより会議を開きます。令和三年度一般会計補正予算(第1号)、令和三年度特別会計補正予算(特第1号)の両案を一括して議題とし、基本的質疑を行います。この際、お諮りいたします。両案審査のため、本日、政府参考人として内閣官房国際博覧会推進本部事務局次長高科淳君、内閣官房令和3年経済対策世帯給付金等事業企画室次長小野平八郎君、内閣官房内閣人事局人事政策統括官堀江宏之君、出入国在留管理庁次長西山卓爾君、文部科学省大臣官房長矢野和彦君、厚生労働省健康局長佐原康之君、厚生労働省労働基準局長吉永和生君、厚生労働省職業安定局長田中誠二君、厚生労働省社会・援護局長山本麻里君、厚生労働省人材開発統括官小林洋司君、経済産業省商務情報政策局長野原諭君、防衛省人事教育局長川崎方啓君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 Angry: 0.606 Disgust: 0.289 Fear: 0.450 Happy: 0.608 Sad: 0.351 Surprise: 0.520
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00:25:01 ~ 00:25:24 根本委員長
よって、そのように決しました。昨日の小川淳也君の質疑に関連し、逢坂誠二君から質疑の申出があります。小川君の持ち時間の範囲内でこれを許します。逢坂誠二君。 Angry: 0.585 Disgust: 0.304 Fear: 0.377 Happy: 0.647 Sad: 0.479 Surprise: 0.464
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00:25:24 ~ 00:26:08 逢坂委員
おはようございます。逢坂誠二でございます。総理、今日はお世話になります。委員長もよろしくお願いします。特に政調会長時代、いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。岸田総理と話をしていて、政策や考え方に私と近いところがあるなというふうに思っていまして、非常に期待をしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。実は私は、大平正芳さんが大好きで、大平正芳さんの考え方、大平さんの本なんかも今も時々読んでおります。学生時代に大平さんが亡くなったときも、大変残念だなというふうに思った、そういう思い出がありますけれども、総理は誰か、自分の目指す政治家というか、お手本にする政治家というか、好きな政治家というのはいらっしゃるんですか。 Angry: 0.295 Disgust: 0.219 Fear: 0.320 Happy: 0.791 Sad: 0.531 Surprise: 0.536
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00:26:14 ~ 00:26:53 岸田内閣総理大臣
私も、目標にすべき政治家、大先輩方、大勢おられますが、私個人としましては、同じ広島県出身でもあり、地元においても、また政治活動においても様々な参考にさせていただいている池田勇人総理、一つ大きな目標として挙げさせていただいております。 Angry: 0.286 Disgust: 0.116 Fear: 0.266 Happy: 0.895 Sad: 0.375 Surprise: 0.649
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00:27:00 ~ 00:27:54 逢坂委員
それぞれ、目指す政治家、似ているところもあるのかなというふうに思いつつも、とにかく国民の命と暮らしを守るために様々な政策を具体的に実行する、そのために私も頑張ってまいりたい、そう思います。よろしくお願いいたします。それでは、早速質問に入らせていただきますが、まず、今日、第一点目、文通費についてお伺いをします。今回、文通費、衆議院議員が、十月三十一日、たった一日だけしか在籍しないのに、一月分、百万円が満額支給される、これについて随分国民の皆さんから、おかしいじゃないかという声が上がっているわけでありますが、この点について、総理、どう思われますか。一日しか在籍しないのに百万円満額支給される、この点について総理はどうお考えでしょうか。 Angry: 0.482 Disgust: 0.233 Fear: 0.452 Happy: 0.582 Sad: 0.457 Surprise: 0.497
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00:27:54 ~ 00:28:13 岸田内閣総理大臣
文書通信交通滞在費について、一日しか仕事をしていないのに満額支払われるということ、これは、国民の皆さんの感覚からして、納得がいかない、疑問に思われる、当然のことではないかと存じます。 Angry: 0.559 Disgust: 0.217 Fear: 0.660 Happy: 0.226 Sad: 0.413 Surprise: 0.578
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00:28:27 ~ 00:29:11 逢坂委員
一日しか在籍しないのに満額払われることは国民の理解は得られない、これは政治家が考えなければならない課題であるということであります。もう一方、現在、文通費、これは使途を公開しなくてもよいということになっております。ところが、世論調査などを見ると、この点についても多くの国民の皆さんは納得されていない。国から百万円も出ているのに、領収書も添付しない、使途も公開しないなんておかしいじゃないか、こういう声が随分多いと、世論調査などでは私にはそう受け止められるわけですが。この点、国民の皆さんがこう思うということについて総理はどう思われますか。 Angry: 0.643 Disgust: 0.298 Fear: 0.532 Happy: 0.331 Sad: 0.454 Surprise: 0.462
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00:29:11 ~ 00:29:47 岸田内閣総理大臣
こうした文書通信交通滞在費のありようというのは、議員活動に具体的に様々な影響をもたらす課題であると認識をいたします。こうした国民の皆さんの疑問が呈されている、こういったことを受けて、国会において、各党各会派、議論を今続けておられると認識をしております。 Angry: 0.681 Disgust: 0.322 Fear: 0.427 Happy: 0.563 Sad: 0.342 Surprise: 0.394
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00:29:47 ~ 00:30:02 逢坂委員
総理は今、事実を述べただけで、国民の皆さん、それは疑問に思うのは当然だろう、それを受けて各党各会派で議論をしていると認識をしているということでありますけれども、総理御自身、どう思われますか、この使途は公開しなくてもいいよということについて。 Angry: 0.773 Disgust: 0.249 Fear: 0.439 Happy: 0.549 Sad: 0.237 Surprise: 0.446
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00:30:02 ~ 00:30:19 逢坂委員
これは、やはり国民の皆さんがこれに疑問に思うというのは当然だというふうに思うのか、それとも、いやいや、それはそういう事態もあり得るだろうというふうに思うのか、それはいかがですか。 Angry: 0.385 Disgust: 0.267 Fear: 0.714 Happy: 0.386 Sad: 0.360 Surprise: 0.616
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00:30:19 ~ 00:31:02 岸田内閣総理大臣
一日しか勤務していないのに満額払われるという事実に対して多くの国民の皆さんが疑問を呈されておられる。それに対してどう応えるかということについて、各党各会派、今議論をされておられる。そして、御党からも、たしか三点ほど提案をされているということを承知しています。それを三点にするのか、一点にするのか、こういった議論が行われていると承知をしています。そういったこと、これは国会の、議員の活動そのものに大きく影響することであります。 Angry: 0.618 Disgust: 0.362 Fear: 0.538 Happy: 0.436 Sad: 0.364 Surprise: 0.506
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00:31:02 ~ 00:32:01 岸田内閣総理大臣
私自身、内閣総理大臣の立場からその内容について申し上げることは控えますが、こうした各党会派の真摯な議論を通じて国民の疑問に応えていくことは大変重要であると認識をいたします。こうした議論を尽くしていくことは大事だと申し上げています。ただ、私の立場から内容について、国会のこの議論の内容について申し上げるのは控えたいと思いますが、こうした議論を尽くすことは重要であると認識をしております。 Angry: 0.723 Disgust: 0.322 Fear: 0.394 Happy: 0.595 Sad: 0.313 Surprise: 0.402
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00:31:23 ~ 00:31:41 逢坂委員
国民の疑問に応えていくことは重要であると。国民の疑問は、要するに、使途が公開されないのはおかしいだろうという疑問があるわけで、その疑問に応えることは重要だという認識でよろしいですか。 Angry: 0.751 Disgust: 0.344 Fear: 0.574 Happy: 0.318 Sad: 0.315 Surprise: 0.493
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00:32:06 ~ 00:33:14 逢坂委員
内容について総理が踏み込まないというのは、私、いささか残念であります。総理自身も国会議員の一員でありますし、文通費も受け取っておりますから、そこに踏み込まないのは非常に残念なんですが。立憲民主党としては、これまで、日割り、それから返還、使途の公開、これを三点セットで実現するように訴えております。そして、その法案も国会に提出をしております。そこで、自民党はこの点について……委員長、ちょっと。この点について、日割りだけでよいと考えているのか。我々は三点セットが大事ですよと、日割りが大事ですよ、返還が大事ですよ、使途公開の三点セット……。これが大事ですよということを言っているわけですが、どうも御党の議論を見ると日割りだけでいいんじゃないかというふうにも聞こえるんですが、この点は、総理、いかがですか。 Angry: 0.551 Disgust: 0.308 Fear: 0.519 Happy: 0.488 Sad: 0.429 Surprise: 0.509
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00:33:14 ~ 00:33:56 岸田内閣総理大臣
国会において各党各会派が議論されること、今委員が御指摘になられたような三点についてどう考えるか、それを一点に絞るか、どうするか、こういった議論をすること、これは大変重要なことだと思いますが、私の立場から、政府として内容について申し上げることは控えたいということを申し上げております。是非、こうした議論を尽くし、そして国民の疑問に応えていく、こうした努力は重要であると認識をいたします。 Angry: 0.558 Disgust: 0.251 Fear: 0.437 Happy: 0.584 Sad: 0.400 Surprise: 0.427
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00:34:04 ~ 00:34:44 逢坂委員
党の立場、これはよく予算委員会の答弁でも、使い分けた答弁をされる場面もありますので。私どもは、繰り返し言いますけれども、日割りをやること、返還をすること、使途を明確にすること、この三点セットを我々としては主張しているわけです。法案も提出しました。だから、是非、自民党総裁として、この立憲民主党が提案する三点セット案、これを何とか実現できるように御党の中でも指示を出していただきたいと思うんですが、いかがですか。 Angry: 0.595 Disgust: 0.292 Fear: 0.452 Happy: 0.620 Sad: 0.318 Surprise: 0.535
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00:34:44 ~ 00:35:05 岸田内閣総理大臣
御指摘の点は、議員活動の在り方に関わる重要な課題であると認識をしています。こうした議論、各党各会派でしっかりとこの議論を尽くしていただく、このことは重要であると認識をいたします。 Angry: 0.801 Disgust: 0.350 Fear: 0.373 Happy: 0.552 Sad: 0.288 Surprise: 0.376
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00:35:05 ~ 00:35:24 岸田内閣総理大臣
私も、そうした議論の結果に国会議員の一人として従っていく、これはしっかりと、こうした思いでこうした議論の行方を見守っていきたいと考えております。 Angry: 0.740 Disgust: 0.317 Fear: 0.282 Happy: 0.528 Sad: 0.403 Surprise: 0.369
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00:35:28 ~ 00:36:18 逢坂委員
総理、総理としてのお立場は私は理解はいたします。でも、自民党の総裁でもありますから、是非、議論を見守るということではなくて、野党も、今我々が主張している三点セット、日割り、返還、使途の公開というのは、多くの野党の皆さんからも、それはいい方向じゃないですかということを御支持もいただいておりますので、あとは自民党の皆さんがそうだと言ってくれればこれは実現するわけですよ。だから、是非総理も、改めてお願いですけれども、自民党総裁として、この三点セットの話をよく聞いて、これが実現するように努力をしてくれよというようなことは党内では言えないものなんでしょうか。 Angry: 0.434 Disgust: 0.245 Fear: 0.352 Happy: 0.744 Sad: 0.392 Surprise: 0.533
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00:36:18 ~ 00:36:42 岸田内閣総理大臣
内容について申し上げることは控えますが、議論を尽くすべく努力することは大事である、これは申し上げることができると思います。自民党としても、この議論に誠意を持って臨むということはしっかり確認をしたいと思っています。 Angry: 0.589 Disgust: 0.352 Fear: 0.409 Happy: 0.603 Sad: 0.343 Surprise: 0.456
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00:36:42 ~ 00:37:01 逢坂委員
是非、総理、しっかり議論をしてくれということを言っていただきたいと思います。我々は、何度も繰り返しますけれども、日割り、そして返還、それから使途を公開する、この考え方を明確に旗印と掲げ、そしてこれを法案として提出をしておりますので、是非よろしくお願いしたいと思います。 Angry: 0.530 Disgust: 0.222 Fear: 0.252 Happy: 0.797 Sad: 0.447 Surprise: 0.377
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00:37:01 ~ 00:38:11 逢坂委員
ただ、踏み込んだ発言がないのはちょっと私としては失望感がありますけれども、是非改めて、しっかり議論するようにということを言っていただきたいと思います。それでは、総理、その点を強くお願い申し上げて、次の話に入りたいと思います。いわゆるアベノマスク、アベノマスクと言う方が国民の皆様には通りがいいので、あえてアベノマスクというふうに言わせていただきますが、政府は昨年、約四百億円をかけて二億九千万枚、これを購入いたしております。ところが、昨年度末時点、今年の三月末時点で八千二百七十二万枚、八千二百七十二万枚ですね、これが国民に行き渡ることなく在庫として保管されていると。これを金額に換算すれば、約四百億円で購入していますので、この八千万枚余りを金額に換算すれば百十億円以上、これが在庫として積み上がっているということになっています。 Angry: 0.430 Disgust: 0.243 Fear: 0.496 Happy: 0.585 Sad: 0.424 Surprise: 0.540
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00:38:11 ~ 00:39:01 逢坂委員
しかも、これは倉庫に保管していますので、この在庫を保管するための保管料がかかる。昨年度、昨年度だから今年の三月までですね、この八か月間で六億円、倉庫への保管料がかかっている。六億です。そして、新年度に入ってから今までの段階で、政府から聞いたところによると、三億余り、保管料にお金がかかっているということであります。今日私がお伺いしたいのは、この八千二百万枚余りのマスク、この在庫を政府は今後どのようにしようとしているのか、これをお伺いしたいんです。昨日、我々の同僚の小川議員に対して総理は、災害備蓄や住民からの求めに応じて配付をするという答弁をされました。 Angry: 0.564 Disgust: 0.288 Fear: 0.524 Happy: 0.416 Sad: 0.411 Surprise: 0.562
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00:39:01 ~ 00:39:58 逢坂委員
ところが、実際には、この十月、それじゃ住民の皆さん、国民の皆さんから求めがあったのかといえば、ほとんどなかった。三十七の施設からマスクが欲しいという求めはあったというふうに聞いておりますけれども、それは八千二百万枚からすればごくごく少ない枚数なわけですね。このペースでいったら何年でこの在庫がはけるか分からないぐらい、物すごく少ない額なわけであります。このマスクを、単に災害備蓄や地域住民からの下さいよという求めに応じて待つだけなのかどうか、この点、総理の考えをもう一回教えていただけますか。 Angry: 0.405 Disgust: 0.248 Fear: 0.589 Happy: 0.311 Sad: 0.580 Surprise: 0.583
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00:39:58 ~ 00:40:18 後藤国務大臣
昨日も答弁をさせていただいているところでもありますけれども、まずその八千万枚のマスクの事情について申し上げれば、昨年度、マスクの需要が非常に逼迫して、入手困難な状況となっていた中で……はい。 Angry: 0.337 Disgust: 0.287 Fear: 0.662 Happy: 0.327 Sad: 0.562 Surprise: 0.549
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00:40:18 ~ 00:41:24 後藤国務大臣
感染拡大防止に一定の効果があり、洗濯して使えるということで、少しでも国民の健康を守りたいということで緊急的に実施したものでございます。その後、プッシュ型の供給等の必要がなくなり、八千二百七十二万枚の保管枚数があることは先生の御指摘のとおりでございますし、昨年度の保管費用が六億円かかっているということも御指摘のとおりでございます。今後、これまでの介護施設への随時配付、これも続けるといたしまして、有効活用として、希望する自治体に配付するほか、災害備蓄、地域住民への配付などで活用させていただきたいというふうに思いますし、希望する個人の方への国からの配付にも使いたいというふうに思っております。 Angry: 0.267 Disgust: 0.209 Fear: 0.436 Happy: 0.773 Sad: 0.438 Surprise: 0.616
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00:41:24 ~ 00:42:07 逢坂委員
希望する方へ配付をする、あるいは福祉施設などへ配付をするということですが、後藤大臣、ガーゼのマスクは、今、コロナのこの感染の中で、こういう不織布のマスクに比べて効果が薄いということで、私も実は以前、布のマスクをしていたんですが、それをしているだけでも批判を受けるというようなことがあるわけですね。だから、布のマスクの今の時点における、ある種、感染対策としての有効性というのは必ずしも高くないというのが多くの国民の認識じゃないかと思うんです。その中で、必要な方に配るといっても、マスクとして普通に使っていただきたいという思いなのかどうか、ちょっと私はそれは疑問なんじゃないかというふうに思うんです。 Angry: 0.503 Disgust: 0.311 Fear: 0.559 Happy: 0.442 Sad: 0.415 Surprise: 0.522
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00:42:07 ~ 00:43:07 逢坂委員
今のペースでもしこのマスクの配付を続けるとしたら、後藤大臣、これは何年保管することになりますか。その間の保管料というのはどれぐらいになりますか。じゃ、この八千二百七十二万枚のマスクは、いつ在庫がはけるかまだ今の時点では分からない、だけれども在庫は抱え続けるということでよろしいですか、後藤大臣。 Angry: 0.376 Disgust: 0.240 Fear: 0.550 Happy: 0.560 Sad: 0.401 Surprise: 0.681
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00:42:21 ~ 00:42:50 後藤国務大臣
将来どういう需要があるかは定かでないので、なかなかどのぐらいかかるかということについてお答えはしにくい状況でございます。それから、保管費用につきましては、もう少し安くできないかということは、今、入札を行っている過程で、努力もしているところでございます。 Angry: 0.218 Disgust: 0.348 Fear: 0.583 Happy: 0.583 Sad: 0.558 Surprise: 0.535
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00:43:07 ~ 00:43:34 後藤国務大臣
今後しっかりと将来の使い方についての検討をすべきだということでございますけれども、いずれにしても、例えば、一部にあるような、廃棄をするというようなことも検討かということについては、まずは有効活用策を何とか考えていきたいというふうに考えております。 Angry: 0.526 Disgust: 0.202 Fear: 0.384 Happy: 0.635 Sad: 0.434 Surprise: 0.501
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00:43:34 ~ 00:44:10 逢坂委員
じゃ、改めて総理にお伺いしますが、今の後藤大臣の答弁からすれば、廃棄よりもまず有効活用を考えるんだということ。ただ、今のペースでいけば、簡単にこの八千二百七十二万枚の在庫が減るとはちょっと私には思われない。ということは、保管料、今、年間大体十億ぐらいかかるんですね、去年は八か月で六億ですから、十億ぐらいの年間の保管料を負担して、このマスクは抱え続けるということでよろしいですね。 Angry: 0.309 Disgust: 0.196 Fear: 0.560 Happy: 0.571 Sad: 0.407 Surprise: 0.681
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00:44:10 ~ 00:44:55 岸田内閣総理大臣
まず、今、厚生労働大臣からお答えしたように、有効活用の道は引き続きしっかり検討し、模索していきたいと思います。ただ、今聞いておりまして、保管料の点も御指摘がありました。その点を踏まえて、費用対効果の観点から何か道はないのか、今厚生労働大臣のお答えの努力を続けた上で、費用対効果で何か道がないのか、これは私としても検討させたいと考えます。 Angry: 0.354 Disgust: 0.258 Fear: 0.538 Happy: 0.576 Sad: 0.432 Surprise: 0.628
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Angry: 0.503 Disgust: 0.382 Fear: 0.555 Happy: 0.329 Sad: 0.524 Surprise: 0.577
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00:45:01 ~ 00:46:05 逢坂委員
それは、あくまでも有効活用ということでしょうか。中身について予断を持って答えるのは控えたいというよりも、中身は今の時点で想定がつかないから答えられないというのが現実じゃないかと思うんですが、それはちょっと脇に置くとして、今回のこのアベノマスクですけれども、私は、どうもこの政策は、この政策の発足当初といいましょうか、これをやるぞと言った最初から迷走続きだったように思っています。 Angry: 0.415 Disgust: 0.221 Fear: 0.512 Happy: 0.587 Sad: 0.396 Surprise: 0.601
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00:45:12 ~ 00:45:40 岸田内閣総理大臣
まずは有効活用の道を探りたいと思います。そして、その上で、費用対効果の点から何か、今厚生労働大臣がお答えした道以外にないのか、これを検討したいと思います。中身については、今の段階では予断を持って申し上げるのは控えたいと思いますが、是非しっかりと検討させたいと考えます。 Angry: 0.332 Disgust: 0.250 Fear: 0.391 Happy: 0.759 Sad: 0.479 Surprise: 0.515
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00:46:05 ~ 00:47:15 逢坂委員
最初は、調達先、これが本当にマスクを調達するにふさわしいところに依頼をしたのかどうかというところ、これはまだ内容がはっきりしておりません。ここが不透明でした。その金額についても非常に不透明でした。それから、途中、製造過程の品質管理、これが非常に悪くて、途中で、カビが生えていたとか、異物が入っていたということで、返品をして、また作り直すみたいなこともありました。それから、国民に実際に配付をしても、自分じゃこれは使わないよ、この小さなマスク、これじゃ全然駄目だよということで、よそに寄附をしたとか、あるいは家にそのままほったらかしになっていた、そういうケースもあったというふうに思っています。その意味でいうと、今、在庫もこんなに、八千二百七十二万枚も残っていて、このアベノマスクという政策、これは、岸田総理、客観的に見て、失敗だったというふうに言わざるを得ないのではないかと思うんですが、いかがお考えでしょうか。 Angry: 0.464 Disgust: 0.263 Fear: 0.609 Happy: 0.369 Sad: 0.484 Surprise: 0.570
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00:47:15 ~ 00:48:21 岸田内閣総理大臣
御指摘の政策については、昨年度、まだ新型コロナの実態が検討され、そして模索されていた段階において、また、ワクチンやそして治療薬等の開発も進んでいない中にあって、先行きの見通しが立たない、こういった状況の中にあって、マスクが逼迫をし、そして入手困難な状況が起こり、そして社会において不安が広がっている、こうした中で、少しでも国民の不安を和らげたい、国民の健康を守りたい、こうした思いで緊急的に実施されたものであると認識をしています。 Angry: 0.542 Disgust: 0.152 Fear: 0.621 Happy: 0.261 Sad: 0.574 Surprise: 0.389
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00:48:21 ~ 00:48:55 岸田内閣総理大臣
しかしながら、その後、たしか会計検査院からもこの政策について、たしか大きく三点ほど指摘があったということは承知をしています。そういった点、検証すべき又は反省すべき点があったということはしっかり受け止めなければならないと思います。その上で、今後、在庫についてどう考えるのか、真剣に考えていきたいと思います。 Angry: 0.501 Disgust: 0.212 Fear: 0.533 Happy: 0.553 Sad: 0.376 Surprise: 0.566
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00:48:55 ~ 00:49:11 逢坂委員
今、総理が答弁する前に、私の隣の与党筆頭の谷公一さんから、それは失敗したとは言えないよというつぶやきが聞こえたんですけれども、確かに総理の立場でなかなか失敗したとは言えないというふうに思います。 Angry: 0.440 Disgust: 0.112 Fear: 0.548 Happy: 0.352 Sad: 0.453 Surprise: 0.651
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00:49:11 ~ 00:49:51 逢坂委員
だけれども、今、総理が真摯にお答えいただきました、会計検査院のことも含めてお答えいただきましたので、私は、このアベノマスクについては、まず最初に、調達先の妥当性というところも相当大きな疑問があったわけであります。そのことも含めて、会計検査院の指摘、それも踏まえて、この政策が本当に妥当だったのかどうか、どこに課題があったのかということをしっかり調べていただきたいと思いますし、それを調べた結果をまた後に私お伺いしたいと思うんですが、総理、いかがですか。 Angry: 0.308 Disgust: 0.162 Fear: 0.590 Happy: 0.495 Sad: 0.457 Surprise: 0.652
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00:49:51 ~ 00:50:09 岸田内閣総理大臣
政策が妥当だったかどうか検証するようにという話ですが、そうした考え方はしっかり受け止め、具体的にどこでどう検証するか等、一度考えてみたいと思います。 Angry: 0.276 Disgust: 0.296 Fear: 0.489 Happy: 0.754 Sad: 0.497 Surprise: 0.495
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00:50:09 ~ 00:51:04 逢坂委員
私は、政策を様々実行する上で、岸田総理の聞く力、これが本当に妥当かどうかということを聞くということがあれば、多分こんなことにはならなかったんじゃないかと思うんですね。昨年、予算委員会でもこの問題、私も安倍総理ともやり取りをさせていただいたこともありますけれども、何かやはり謙虚さが必要だというふうに思いますので、岸田総理、是非、聞く力、大事にして、これから政策を進めていっていただきたい、そう思います。それでは、次の話題に移らさせていただきます。大岡環境副大臣のことなんですが、雇用調整助成金を、制度としては確かに政治家の事務所も該当にはなるだろうけれども、決して適切なものではなかったといった雇用調整助成金を活用した問題であります。これは私、総理、既にもう結論が出ているんじゃないかというふうに思うんですね。 Angry: 0.382 Disgust: 0.246 Fear: 0.509 Happy: 0.577 Sad: 0.453 Surprise: 0.580
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00:51:04 ~ 00:52:05 逢坂委員
結論が出ているというのはどういうことか。昨日、大岡副大臣、どういう答弁をされたかということを、ゆうべ速記録を読ませていただきました。そうしたら、大岡副大臣、こう言っているんですね。今回の私が給付を受けたという事実は国民感情に照らしても理解を得られるものではない。国民から理解が得られないものなんだという認識を大岡副大臣は持っているわけですね。その上で、副大臣の仕事については、全てを任命権者に任せておりますということなんですね。任命権者というのは、すなわち岸田総理のことであります。一方、総理自身は、やはりこう言っているんですね。適法だけれども、国民の理解は得られないということを私も感じています。だから、大岡副大臣と同じように、国民の理解は、これは全く得られないということを総理も感じているという答弁を昨日しているわけであります。 Angry: 0.545 Disgust: 0.339 Fear: 0.509 Happy: 0.553 Sad: 0.324 Surprise: 0.569
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00:52:05 ~ 00:53:07 逢坂委員
それで、その上で総理はこういうふうに言っています。どう身を処するかということにつきましては、それぞれの立場、経歴、あるいは影響力、こうしたものを勘案して、それぞれがどう身を処するか、これを考えていくべきと答弁されているんですね。これらの答弁を、全体を見てみますと、大岡副大臣は、もう自分では自分のその出処進退を判断しないと言っているんです。総理に委ねていると言っているわけです。でも、いずれもが、総理も大岡副大臣も、国民に理解は得られないということは、これはもう明確に認めているわけですよね。だから、大岡副大臣のこの処分をどうするか、身の処し方をどうするかということは、ひとえに総理の御判断に懸かっているというふうに思うんですが、総理、いかがですか。 Angry: 0.550 Disgust: 0.287 Fear: 0.468 Happy: 0.640 Sad: 0.331 Surprise: 0.561
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00:53:07 ~ 00:54:05 岸田内閣総理大臣
今回の件については、これは、制度上適法な対応ではあるけれども、政党支部がこの制度を利用するということについて国民の皆さんがどう思うかという点、ここがポイントであったと思います。その点について、今委員の方から御指摘があったような答弁を昨日行ったところであります。大岡副大臣については、国会あるいは記者会見の場で、まずは、こういった制度について、そして、この対応については適法であったということもしっかり説明した上で、政党支部としてこの制度を活用した経緯について説明を行いました。 Angry: 0.556 Disgust: 0.315 Fear: 0.497 Happy: 0.646 Sad: 0.266 Surprise: 0.566
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00:54:05 ~ 00:54:54 岸田内閣総理大臣
そして、その上で、このお金については返金を行うということを明らかにし、そのように対応すると承知をしています。大岡副大臣の立場からは、こうした説明を行い、そして返金を行うということでありますが、引き続き国民の皆さんにこうした経緯について説明を行う、丁寧な対応を行う、こうしたことを行ってもらいたいと私は思っています。そういった対応で、引き続き副大臣として国民の信頼、共感の下に仕事をしてもらうよう努力をしてもらいたいと考えております。 Angry: 0.643 Disgust: 0.261 Fear: 0.361 Happy: 0.570 Sad: 0.509 Surprise: 0.387
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00:55:01 ~ 00:56:05 逢坂委員
副大臣自身も、国民の理解は得られないと言っている。総理自身も、理解は得られない、そうお感じになっておられる。その上で、副大臣は、任命についてはもう、どう身を処するかということについては全てを任命権者に任せていると言っているわけですから、総理の御判断なわけです。ただ、その御判断をする総理自身が、今、副大臣の仕事を説明を尽くした上で継続してもらうという発言をされました。私は、これは国民の理解は得られないというふうに思います。そこで、総理、私、これは、ここから先は分からないです。大岡副大臣は、例えば、コロナ禍だからこの雇用調整助成金を活用したのか、あるいは、ほかの場面でも雇用調整助成金を活用するようなことがあったのかなかったのか、あるいは、今はコロナ禍ですから、そういう意味でいうと今年も同じ状況にも思われるわけですので、その中でも雇用調整助成金を活用していなかったのかどうか、こういう広がりについては、大臣、どう御覧になっていますか。 Angry: 0.442 Disgust: 0.349 Fear: 0.529 Happy: 0.573 Sad: 0.423 Surprise: 0.537
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Angry: 0.399 Disgust: 0.347 Fear: 0.509 Happy: 0.668 Sad: 0.438 Surprise: 0.531
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00:56:15 ~ 00:57:00 岸田内閣総理大臣
だからこそ、先ほどから申し上げているように、制度としては適法であったけれども、制度利用に至るまでの経緯、これをしっかり説明してもらいたいということを申し上げています。現在まで、説明は行ったわけですが、そして返金もしっかり行っていただいた上で、引き続き、この背景等についてもしっかり説明をしていく、こうした努力は副大臣にしっかり行ってもらいたいということを私からも申し上げているところであります。 Angry: 0.389 Disgust: 0.317 Fear: 0.394 Happy: 0.701 Sad: 0.573 Surprise: 0.434
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00:57:00 ~ 00:58:03 逢坂委員
現時点で総理が何も処分をしないというか、要するに、このまま継続して副大臣を続けるという判断をされていることについて、多分、私は、国民の皆さんにしてみると、そうか、そんな程度なんだという思いを持たれるんじゃないかと思っています。この問題については、私の後の時間に同僚議員が、今度は大岡副大臣にもここへお越しいただいて話を伺うことになっておりますので、続きはそちらに譲りたいと思いますけれども、総理、きちんとやはりこういう問題には対処をされた方がいいと、私からは、僭越ですけれども御提案したいと思います。それでは次に、十万円給付についてお伺いをします。昨日、総理がこの十万円給付について、クーポンだけではなくて十万円の一括給付を認めたということは、私はこれは総理の聞く力のたまものかもしれないというふうに思っています。 Angry: 0.430 Disgust: 0.199 Fear: 0.459 Happy: 0.683 Sad: 0.385 Surprise: 0.580
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00:58:03 ~ 00:59:09 逢坂委員
全国の自治体の現場、私も長い間自治体で仕事をしておりましたので、今の状況を思うと、そうか、一括十万円で給付してもいいんだ、しかも、条件はないんだ、その財源も国から支援される、そう思えば、自治体の皆さんもちょっと安堵をされているのではないかというふうに思います。もちろん、安堵だけではなくて、大混乱にあることも事実ですけれども、その反面、いやあ、クーポンをやらなくてよかったから事務量も減ったな、予算編成の忙しい時期にやらぬでよかったよ、そう思っている部分もあると思うんですね。そのことについて、昨日の総理の答弁、これも議事録を読ませていただくと、これから対応する、いろいろな不都合もあるかと思いますが、地方自治体ともしっかり意思疎通を図りながら、しっかりと制度設計を続けていきたいという答弁を昨日されました。この答弁は、すなわち、これからも、不都合があればこの十万円給付の制度を見直すという意味なのでしょうか。 Angry: 0.445 Disgust: 0.211 Fear: 0.450 Happy: 0.588 Sad: 0.427 Surprise: 0.535
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00:59:09 ~ 00:59:39 逢坂委員
要するに、こう言っているんですよね、いろいろと不都合もあるかと思います、自治体ともしっかり意思疎通を図りながら、しっかりと制度設計を続けていきたいという発言をされているので、今後、何か不都合があれば更に制度を直すというお考えなのかどうか、この点、確認させてください。 Angry: 0.463 Disgust: 0.252 Fear: 0.482 Happy: 0.611 Sad: 0.440 Surprise: 0.424
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00:59:39 ~ 01:00:27 山際国務大臣
お答えいたします。昨日、この子育て世帯への給付の在り方について、地方自治体からの御意見や国会での議論も踏まえ、柔軟な制度設計を進めるというふうなこととしたものでございまして、地方自治体において円滑な準備が行われるよう、補正予算の成立を待たずに、まずは、この現金給付を認める場合について一律の条件を設けて審査を行うことは考えていないということや、補正予算の成立前に給付が行われた場合、給付対象者や給付金額等が適切なものである限り事後的に補助金を交付することなどを、この政府の考え方を地方自治体にまずはお示しをしたいと思ってございます。 Angry: 0.593 Disgust: 0.413 Fear: 0.405 Happy: 0.516 Sad: 0.423 Surprise: 0.416
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01:00:27 ~ 01:00:45 山際国務大臣
そして、昨日総理から御答弁させていただきましたように、そのコミュニケーションを続ける中で、更に工夫が必要なものに関しては、柔軟な制度設計ということでございますので、柔軟に対応はさせていただきたいと思っております。 Angry: 0.184 Disgust: 0.161 Fear: 0.425 Happy: 0.851 Sad: 0.435 Surprise: 0.649
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01:00:45 ~ 01:01:05 逢坂委員
コミュニケーションを続ける中で、柔軟な制度設計ということで対応してまいりたいということでありますから、自治体から追加の要望などがあれば見直しもあり得るという理解でよろしいですか。大きくうなずいておりますので、それでよろしいという理解をいたしました。 Angry: 0.244 Disgust: 0.267 Fear: 0.338 Happy: 0.859 Sad: 0.486 Surprise: 0.568
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01:01:05 ~ 01:02:00 逢坂委員
それでは、総理、是非直していただきたいものがあるんです。まず、全国の自治体の状況を見ると、私は、クーポンをやるところが皆無だとは思いません、ゼロだとは思いませんが、ほとんどのところが現金支給に私はシフトするというふうに思います。それなのに、クーポンを原則とするというこの原則。これを撤回された方がいいんじゃないかと思います。これは、制度の変更というよりも、撤回しても何しても、自治体の皆さんにしてみると、とにかくそっちが主流なんだから、制度はもうクーポンじゃなくて現金が主体だ、だからクーポン原則というのはやめてくれよということだと思うんですが、このクーポンが原則というのを撤回するおつもりはありませんか。 Angry: 0.531 Disgust: 0.308 Fear: 0.533 Happy: 0.413 Sad: 0.473 Surprise: 0.490
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01:02:00 ~ 01:02:57 山際国務大臣
今委員が、十万円給付の方にほとんど流れるんじゃないかという話がございましたが、実務を担当している我々の部署からいたしますと、毎日、地方自治体の皆様方とコミュニケーションを取っております。その中には、クーポンを利用したいという声も少なからずございますし、また一方で、今回のことをいい契機として、新しい、言ってみればデジタルを使ったような仕組みを使って地域を活性化するということにもチャレンジしてみたい、こういうような声も聞こえます。ですから、ある意味、この十万円一括給付というものがメジャーになったとしても、そういう工夫をしたいという方々について、政府の方針としては、基本的にはクーポンを使ってやろうということを堅持して、そこに関してしっかりサポートしていく、そういう姿勢を示さなくてはいけない、私は担当大臣としてそう考えております。 Angry: 0.316 Disgust: 0.227 Fear: 0.432 Happy: 0.785 Sad: 0.437 Surprise: 0.551
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Angry: 0.285 Disgust: 0.256 Fear: 0.536 Happy: 0.645 Sad: 0.455 Surprise: 0.592
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01:03:02 ~ 01:03:25 逢坂委員
今のような話であるならば、どっちも選択できますよということでいいんじゃないですか、どっちにもメリットがあるんだから。だから、クーポンをやりたいというところはクーポンどうぞ、現金でやりたいというところはどうぞと。クーポンを原則にするという意味はないんじゃないですか。いかがですか。 Angry: 0.535 Disgust: 0.366 Fear: 0.403 Happy: 0.722 Sad: 0.349 Surprise: 0.532
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01:03:25 ~ 01:04:10 山際国務大臣
柔軟な制度設計と言っておりますから、どちらを選択していただいても結構だということは、先ほど御答弁申し上げましたように、まず、この補正予算が成立する前ですけれども、しっかりとお示しをしてまいります。その上で、やはりクーポンというものを使ってやろうということを、最初に決めた話でありますけれども、これを準備するのは相当大変だというのは先生もう御案内のとおりですね。ですから、ある意味、逆に、どちらでもいいということはお示しをするんですけれども、この基本的な設計としてクーポンを使っていくということをなくしてしまうと、そうすると、何でクーポンを使ってやるんだというようなことについて、ある意味ネガティブに働く可能性だって僕はあると思うんですね。 Angry: 0.232 Disgust: 0.185 Fear: 0.618 Happy: 0.657 Sad: 0.335 Surprise: 0.695
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01:04:10 ~ 01:04:36 山際国務大臣
ですから、そういうことも含めて、どちらを使っていただいてもいいというのは明言させていただいているわけですけれども、しっかり政府としてこのクーポン等々を活用するということに関してサポートをする、そういう姿勢も含めて申し上げているわけでございまして、事実上は先生がおっしゃっているようにどちらを選択していただいても構わないということを言っているわけですから、この方針のままいかせていただきたいと思っております。 Angry: 0.586 Disgust: 0.377 Fear: 0.294 Happy: 0.740 Sad: 0.410 Surprise: 0.350
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01:04:36 ~ 01:05:06 逢坂委員
総理、全く説得力がないというふうに思うんですがね。今回のこの混乱の要因というのは、総理、何だと思いますか。政府がクーポンにこだわったことじゃないですか。二回給付、クーポンにこだわるから自治体の現場は混乱して、本当にそんなのこの短期間の中で二つもやらなきゃいけないのかということだと思うんですよ。私、地域振興券のときも随分この類いのものに関わりましたけれども、一つあれをやるだけでも大変なんですね。 Angry: 0.538 Disgust: 0.274 Fear: 0.563 Happy: 0.397 Sad: 0.361 Surprise: 0.599
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01:05:06 ~ 01:05:20 逢坂委員
だから、総理、今回の混乱の原因というのは、クーポンにこだわり過ぎた、クーポンが原則だということにこだわり過ぎて今日の混乱がある、そうは思われませんか。 Angry: 0.251 Disgust: 0.176 Fear: 0.679 Happy: 0.417 Sad: 0.435 Surprise: 0.735
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01:05:20 ~ 01:06:04 岸田内閣総理大臣
まず、クーポンについては、クーポンの政策的な意義はあると思っています。直接的、効果的に子供への支援を考えていくとか、民間業者の振興ですとか、地域の工夫ですとか、消費の下支えですとか、そういった政策的な効果はあるということでクーポンを考えたということであります。しかし、その後、様々な意見を踏まえて制度を柔軟なものにしていった、その議論の中で様々な選択肢を用意した、これが今回の議論の経緯だったと思います。 Angry: 0.512 Disgust: 0.343 Fear: 0.498 Happy: 0.612 Sad: 0.359 Surprise: 0.497
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01:06:04 ~ 01:06:28 岸田内閣総理大臣
そして、今なお、先ほど山際大臣からお答えさせていただきましたように、地域によってはクーポンのメリットを活用したいという自治体もある、こういった状況でありますので、そういった工夫も尊重できる対応を国としては考えていくべきではないかと考えます。 Angry: 0.455 Disgust: 0.274 Fear: 0.384 Happy: 0.574 Sad: 0.585 Surprise: 0.427
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01:06:28 ~ 01:07:13 逢坂委員
大変不満ではあります、クーポンの原則は変えないと。ただ、クーポンであれ現金であれ、どっちを選択してもいいんだ、そこに条件はつけないということについては評価をしたいというふうに思います。じゃ、もう一点、総理にお願いがあるんですよ。所得制限です。これは相当不公平ですよ。主たる世帯の収入者、その人の収入が九百六十万を上回っていれば、今回の給付の対象にはならない。例えば、奥さんと御主人、二人の収入が一千九百万あっても、どちらも九百六十万を超えていなければ、世帯収入が一千九百万あっても、これは今回の対象になる。 Angry: 0.526 Disgust: 0.335 Fear: 0.556 Happy: 0.460 Sad: 0.410 Surprise: 0.555
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01:07:13 ~ 01:08:13 逢坂委員
これはどう見ても不公平ですね。おかしいじゃないかという声が上がっているんですね。これはもちろん、児童手当の仕組みを使うからそうなんだということは、私はそれは分かっています。児童手当の仕組みがいいかどうかということも、それは議論が必要でしょう。子供政策全体の中でそういうことを考えていく、この児童手当の今の所得制限がいいかどうかということは考えていくことが必要だとは思いますが、今回、これほど十万円給付にスポットライトが当たって、国民の皆さんの関心も高い、この中で、この不公平のままでこの十万円給付は続けるおつもりですか。与党の中にもこれは随分議論があったんじゃないですか。相当不公平ですよ、これは。一千九百万の収入がある世帯に給付されて、たまたま主たる生計者、主たる人の収入が九百六十万円を超えていれば給付されない。 Angry: 0.610 Disgust: 0.274 Fear: 0.557 Happy: 0.429 Sad: 0.287 Surprise: 0.635
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Angry: 0.482 Disgust: 0.293 Fear: 0.617 Happy: 0.436 Sad: 0.363 Surprise: 0.664
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01:08:25 ~ 01:09:09 岸田内閣総理大臣
今回は、こうした給付をプッシュ型で、そして迅速に国民の皆さんにお届けする、こういった観点を重視いたしました。よって、御指摘のように、児童手当の仕組みを活用して、そして予備費を使い、もう年内から支給を始める、こういった制度を考えたということであります。迅速に給付を行うためにこうした工夫をしたということは、政府としては意味があると思っておりますし、国民の皆さんの理解を得るべく、しっかりと説明をしたいと思っています。 Angry: 0.482 Disgust: 0.290 Fear: 0.393 Happy: 0.774 Sad: 0.335 Surprise: 0.542
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01:09:09 ~ 01:10:09 岸田内閣総理大臣
ただ、この不公平ということについては、要は、世帯合算の問題も含めて、児童手当そのものにおける議論の論点であると思っています。そして、児童手当における世帯合算の問題についても、賛成する意見と、そして、こうした改定を行うことによってこの対象から外れる世帯があるなど、慎重に議論するべきだという議論もある。こういった議論があるということを承知しています。この議論についても尽くしていかなければならないと思いますが、不公平ということを考えますと、児童手当の制度だけでこの問題を議論するというのではなかなか難しい部分もある。 Angry: 0.712 Disgust: 0.386 Fear: 0.478 Happy: 0.408 Sad: 0.389 Surprise: 0.375
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01:10:09 ~ 01:10:30 岸田内閣総理大臣
よって、子供施策全体の中でそれぞれの立場の方々をどう支援していくのか、全体の中で考えていく、このことによって、この世帯合算についても、考えていくべき課題であると認識をいたします。 Angry: 0.397 Disgust: 0.230 Fear: 0.451 Happy: 0.735 Sad: 0.429 Surprise: 0.531
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01:10:30 ~ 01:11:16 逢坂委員
何を答弁されているのか、後半、ちょっとよく分かりませんでした。それはともかくとして、児童手当の所得についていろいろ議論すれば、これまで受給されている方がそこから外れる可能性があるので、そこは慎重にやらなければ駄目なんだという議論は、私は十分承知をいたしております。ただ、今回は、それとは切り離して単独で十万円を給付するわけですから、新たな所得という発想があっても私はよかったのではないかと思っています。ただ、今の答弁からは、国民からいろいろ指摘されている不公平なまま、それを放置したまま、今回の十万円は給付するんだということでありましたので、私はこれは大変不満ですけれども、総理がそういう考えであれば致し方がないというふうに思います。 Angry: 0.467 Disgust: 0.279 Fear: 0.577 Happy: 0.465 Sad: 0.387 Surprise: 0.548
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01:11:16 ~ 01:12:10 逢坂委員
総理は今回、これはやはりいろんな方の意見を聞いて柔軟に対応されてきたということは、私は、それはそれである一定の評価ができるというふうに思っています。ただ、総理、やはり、聞く耳、聞く力を発揮する時期があると思うんですよ。今回のこの経済対策、この十万円給付を含めた経済対策の閣議決定は、私の記憶違いだったらあれですけれども、十一月の十九日でしたかね、閣議決定をして、自治体に通知まで出して、通知を出してからいろんな意見を聞いて、閣議決定した、閣議決定した内容そのものは変えていないかもしれませんけれども、制度を変えてきているわけですよ。これは、自治体の皆さんは国の手足じゃありませんからね、自治体の皆さんは国の下部組織や国の一機関ではありません。 Angry: 0.560 Disgust: 0.212 Fear: 0.485 Happy: 0.541 Sad: 0.366 Surprise: 0.548
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01:12:10 ~ 01:12:39 逢坂委員
その自治体からしてみると、ころころころころ変えられて、もう大変な状況だと私は思っています。だから、総理、本来であれば、閣議決定する前に、実は、いろんな方の声を聞いて、どういう方向がいいか、どういう制度設計がいいかということをやらなければいけなかったんじゃないですか。総理、いかがですか。 Angry: 0.464 Disgust: 0.222 Fear: 0.582 Happy: 0.452 Sad: 0.424 Surprise: 0.588
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01:12:39 ~ 01:13:15 岸田内閣総理大臣
今回の経済対策については、衆議院選挙が行われ、新しい体制がスタートをし、そしてその中で議論を行いました。今、コロナ禍の影響が続く中にあって、年末を迎えようとしている、その中で、一日も早く、困っている方々に様々な支援を届けなければいけない、こういった状況の中での議論でありました。 Angry: 0.449 Disgust: 0.244 Fear: 0.476 Happy: 0.610 Sad: 0.421 Surprise: 0.555
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01:13:15 ~ 01:13:49 岸田内閣総理大臣
限られた日程の中でこうした経済対策を進める中にあって、御指摘のように、様々、より工夫すべき点があった、このことは謙虚に受け止めなければならないと思いますが、衆議院選挙の限られた中で、できるだけ早く、効果的に、困っている方々に様々な支援を行うという観点から、それぞれの立場で全力で取り組んだ結果であると認識をいたします。 Angry: 0.249 Disgust: 0.195 Fear: 0.414 Happy: 0.808 Sad: 0.477 Surprise: 0.584
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01:13:49 ~ 01:14:05 逢坂委員
それぞれの立場で全力で取り組んだ結果であると。だけれども、所得制限は不公平でしたよとか、自治体の現場は混乱しましたよということでは、やはり納得できない。全力で取り組んだけれども、やはり聞く時期をもっと早くすべきだったと私は思います。 Angry: 0.652 Disgust: 0.338 Fear: 0.457 Happy: 0.432 Sad: 0.503 Surprise: 0.405
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01:14:05 ~ 01:14:57 逢坂委員
そこで、総理、今、十八歳までの子供の給付だけにスポットライトが当たっているんですが、今、この年末を迎えて、最も苦しんでおられる、お金が必要だとされている方々、生活困窮者の皆さんへの対策、この議論がほとんど、まあ一部ちょっと昨日も出ていましたけれども、これが余り出ておりません。あるいは、ワーキングプアと言われる皆さん、こういった方々にも、この年末を越えられるかどうかということで相当苦しんでおられる方がおられます。まず、所得が少ない方、住民税非課税の方々、あるいはそれ以外の生活困窮者の皆さんへの対策、これは一体どうなっていますか。 Angry: 0.492 Disgust: 0.330 Fear: 0.557 Happy: 0.416 Sad: 0.531 Surprise: 0.450
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Angry: 0.548 Disgust: 0.533 Fear: 0.451 Happy: 0.626 Sad: 0.422 Surprise: 0.451
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01:15:03 ~ 01:15:44 山際国務大臣
子育て世帯への給付以外のお話だというふうに思っておりますが、住民税非課税世帯に対する十万円の給付金のほか、緊急小口資金等の特例貸付けや生活困窮者自立支援金等の申請受付期間の延長、また、無料の職業訓練と月十万円の給付金を支給する求職者支援制度の要件緩和など、様々な施策を重層的に講じることとしており、きめ細かく御支援を申し上げたいと思っております。 Angry: 0.648 Disgust: 0.380 Fear: 0.571 Happy: 0.462 Sad: 0.270 Surprise: 0.502
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01:15:44 ~ 01:16:03 逢坂委員
緊急小口は、あくまでもこれは貸付けですね。それから、生活者自立支援というのは、実は要件が厳し過ぎてほとんど活用できないといって、物すごく苦情が多いんですよ。だから、今回有効になるのは、住民税非課税世帯への十万円の給付というのは、これは直接的に有効になると私は思っています。 Angry: 0.392 Disgust: 0.276 Fear: 0.549 Happy: 0.543 Sad: 0.422 Surprise: 0.613
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01:16:03 ~ 01:17:00 逢坂委員
山際大臣、これはいつ支給されるんですか、今の状況では。山際大臣、この予算というのは、国が直接支給するんですか、自治体に移し替えるんじゃないですか。それはどちらですか。 Angry: 0.438 Disgust: 0.214 Fear: 0.669 Happy: 0.381 Sad: 0.325 Surprise: 0.767
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01:16:15 ~ 01:16:45 山際国務大臣
もちろん、できるだけこれは急いでやりたいというふうには思っておりますが、しかし、この補正予算をしっかりまず立てて、その後ということになることは間違いがなくて、先生が御指摘の年越しを何とかしなくてはいけないというところに、間に合うところは間に合わせたいと思っておりますけれども、それを越えることもあり得ると思っております。 Angry: 0.304 Disgust: 0.281 Fear: 0.666 Happy: 0.612 Sad: 0.356 Surprise: 0.573
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01:17:00 ~ 01:17:14 山際国務大臣
少し説明不足でしたけれども、これは自治体がやることでございますので、ですから、基本になってくるのはやはり我々がまず補正予算を通さなきゃいけないということですから、どうしても時間がかかるという説明をしたかったということでございます。 Angry: 0.290 Disgust: 0.208 Fear: 0.498 Happy: 0.513 Sad: 0.641 Surprise: 0.450
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01:17:14 ~ 01:18:01 逢坂委員
総理、今最もお金を必要とされる方々、生活に困窮されている方々への対応は、これから補正予算、明日、衆議院では採決というふうに伺っておりますけれども、その後、参議院でも同じような日程をかけて採決をして、その後、今度、自治体の議会で議決しなきゃいけないんですよ、予算を計上して。年末にかけて自治体の議会をもう一回やってくれということには私はなかなかならないと思いますよ。そうなれば、当然、自治体での実施というのは年明けになる。最もお金の必要なときにこれは届かない、そういう対応なんですよ。このことについて私たちは繰り返し言っていました、生活困窮者のための対応を早くやるべきだと。これはもう昨年から言っていたんですよ。だから、これも私は政治の無策、怠慢が招いた原因だと思うんですね。 Angry: 0.634 Disgust: 0.350 Fear: 0.449 Happy: 0.443 Sad: 0.465 Surprise: 0.439
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01:18:01 ~ 01:18:27 逢坂委員
補正予算の成立が遅れるとかなんとかの問題じゃないんですよ。以前からずっと言っていたことをやらずに来た、その結果、一番苦しい年末に、一番苦しんでいる方に支援の手を差し伸べられない。これはまずいんじゃないですか。今後こういうことがないように、総理、いかがですか。 Angry: 0.461 Disgust: 0.296 Fear: 0.647 Happy: 0.306 Sad: 0.454 Surprise: 0.622
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01:18:27 ~ 01:19:02 岸田内閣総理大臣
御指摘の点については謙虚に受け止めなければならないと思いますが、現実においては、御指摘の住民非課税世帯への支援に加えて、様々な施策を重層的に使うことによって、できるだけ多くの方々への支援をできるだけ早く実現するということだと思います。緊急小口資金についても、また生活困窮者自立支援金についてもいろいろ御指摘はありました。 Angry: 0.441 Disgust: 0.465 Fear: 0.517 Happy: 0.543 Sad: 0.498 Surprise: 0.407
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01:19:17 ~ 01:20:02 逢坂委員
次に、あわせて、最近余り議論になりませんが、事業者への支援についても若干言及をさせていただきたいと思うんですが、地域を問わない、業種を問わない、規模別で事業者に支援をする、これは、総理、所信の中で述べていただきました。総理、もしかするとお忘れかもしれませんが、この考え方、去年の夏の段階で私が総理と何度かやり取りを、当時政調会長でさせていただきました。その段階から私が主張していたことです。地域や業種を問わずに規模別に支援をしなければ事業者は大変なことになる、そういうふうに言っていたんです。だから、総理が今回、所信にこれを入れてくれたことは、私は本当に、やった、よし、やったぞ、そういう思いでした。 Angry: 0.455 Disgust: 0.273 Fear: 0.477 Happy: 0.620 Sad: 0.424 Surprise: 0.513
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01:20:02 ~ 01:21:03 逢坂委員
いや、総理は私のことはお忘れかもしれませんが、夏に何度かやり取りさせていただきましたよね、あの中で、この話をしたんです。ところが、残念ながら、今回、やはりちょっと配慮に欠けるんじゃないかなというふうに思うんです。二百五十万円という額が少ないという指摘もあります。それから多店舗対策、たくさん店舗を持っている方については、これはちょっと余りにも少ないんじゃないかということもあります。ただ、多店舗対策で店舗ごとに収支を見ていたのでは正確な収支が把握できないから、それはなかなか多店舗対策は無理だというのが多分総理の答弁だと思うんです。でも、本当に多店舗対策を講ずることはできないでしょうか。法人全体として収支を見た上で、多店舗のあるところにはある一定のルールをつけて割増しをするということだって、考え方としてはやれると思うんです。こういうことをやるということはできないでしょうか。いかがですか。 Angry: 0.379 Disgust: 0.294 Fear: 0.538 Happy: 0.480 Sad: 0.549 Surprise: 0.534
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01:21:03 ~ 01:22:03 岸田内閣総理大臣
御指摘の点は、昨年、持続化給付金あるいは家賃給付金、あの議論の中で、逢坂議員ともいろいろな議論をしたことを覚えております。様々な論点があり、様々な課題がありました。そういったことをいろいろと踏まえた上で、今回の事業者に対する支援についても、御指摘がありました、全体の額についても上乗せをしたわけですし、また、支援の要件につきましても、この減収要件、五〇%のみであったものを三〇%という新たな要件を加えるなど、できるだけ幅広い支援を行えるように工夫をしたというのが今回の支援の中身でありました。まだまだ不十分だという御指摘はあるのかもしれませんが、御指摘の点も踏まえて制度をつくった。 Angry: 0.512 Disgust: 0.335 Fear: 0.534 Happy: 0.496 Sad: 0.360 Surprise: 0.562
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01:22:03 ~ 01:22:30 岸田内閣総理大臣
この制度は、是非早急に国民の皆さんの元に届けたいと思いますが、今後について、これはコロナの状況、まだまだ不透明な部分もありますので、今後、また検討する場面があるとしたならば、そうした課題についても考えていく、こうしたことではないかと思っています。 Angry: 0.219 Disgust: 0.183 Fear: 0.416 Happy: 0.766 Sad: 0.542 Surprise: 0.570
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01:22:30 ~ 01:23:07 逢坂委員
今後の検討課題ということで考えていくということの発言をいただきましたので、〇・五歩前進かなと思っておりますが、私は工夫の余地はあると思っていますので、是非また御相談させてください。それじゃ、今日、時間がなくなりましたので、最後に一つ。介護、保育、幼児教育の現場で働く方については、来年二月から三%、年間十一万円程度給与を引き上げますと、これは所信で明確に述べられました。総理にお伺いしますが、これは、介護や保育、幼児教育の現場にいる方、全ての給与が十一万円上がるんですか。 Angry: 0.299 Disgust: 0.264 Fear: 0.492 Happy: 0.690 Sad: 0.438 Surprise: 0.606
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01:23:07 ~ 01:23:47 逢坂委員
それとも、全てではなくて、介護なら介護士の皆さん、保育なら保育士の皆さん、幼稚園なら幼稚園教諭の皆さんの給与だけが全て十一万円上がるんですか。それとも、そうじゃない、国がある一定の基準を設けて算定をしたお金をそれぞれの施設に渡すので、そのお金の範囲内で給与を上げてくださいというものなんですか。それはどちらですか。 Angry: 0.435 Disgust: 0.265 Fear: 0.569 Happy: 0.544 Sad: 0.370 Surprise: 0.673
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01:23:47 ~ 01:24:25 後藤国務大臣
介護それから障害等、そういうところに……それにつきましては、他の職員の処遇改善にも充てられるということになっておりますし、看護の場合も、看護補助者、理学療法士、その他コメディカルの方たちにもその積算の中から給与として支払いができるということになっております。 Angry: 0.325 Disgust: 0.308 Fear: 0.565 Happy: 0.631 Sad: 0.454 Surprise: 0.454
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01:24:25 ~ 01:25:00 逢坂委員
厚労大臣、それじゃ、確認させてください。所信では、介護、保育、幼児教育の現場で働く方については、来年二月から三%、年間十一万円程度給与を引き上げますと言っているんですよ。これだけを読むと、この介護や保育の現場にいる方の給与はみんな上がるような印象を持つんですが、そうじゃないということでいいですよね。ある一定額を国は施設に渡すけれども、それをそこの施設で、ある種薄まきにして使っていいという、そういう意味ですね。うなずいておりますので、そういうふうに理解をいたしました。 Angry: 0.427 Disgust: 0.303 Fear: 0.434 Happy: 0.725 Sad: 0.409 Surprise: 0.515
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01:25:00 ~ 01:25:53 逢坂委員
総理、最後にしますけれども、所信でやはり十一万円上げると言うと、多くの人は期待するんですよ。ところが、現実には十一万円上がらないんです。私も、保育所、幼稚園の経営、福祉施設の運営、これにも携わっていました。国が示している定員どおりの人員で、これらの施設はほぼやれません。必ず、国が示す定員よりも多くの職員を配置してやっているのが現場です。そのときに、その実態も頭に入れずに、あたかもみんなが十一万円上がるんだみたいな発言をするのはミスリードだと思いますので、ここは今後、丁寧に発信をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 Angry: 0.497 Disgust: 0.299 Fear: 0.429 Happy: 0.634 Sad: 0.421 Surprise: 0.489
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01:25:53 ~ 01:26:13 岸田内閣総理大臣
実態について丁寧に説明すべきだというのは御指摘のとおりであります。こうした今回の措置がどのように現場に行き届いているのか、こういった点については自治体においてしっかり確認をしていただく、こういった仕組みを用意させていただいています。 Angry: 0.615 Disgust: 0.271 Fear: 0.491 Happy: 0.498 Sad: 0.354 Surprise: 0.529
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01:26:13 ~ 01:26:29 岸田内閣総理大臣
そうしたことを通じて、できるだけまずは現場にしっかり届くという努力をしていきながら、実態をしっかり説明していく、こうしたことは政府としてもしっかり考えていきたいと思います。 Angry: 0.641 Disgust: 0.172 Fear: 0.230 Happy: 0.729 Sad: 0.578 Surprise: 0.369
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01:26:29 ~ 01:26:52 逢坂委員
岸田総理、今日はありがとうございました。今日は公文書管理と憲法についてもじっくりやりたかったんですが、残念ながら時間切れとなりました。これはまた次回に譲りたいと思いますけれども、正すところはきっちり正してもらって、国民のために少しでもよい政策を実現するということに我々も努力をしてまいりたいと思います。ありがとうございました。 Angry: 0.374 Disgust: 0.265 Fear: 0.321 Happy: 0.676 Sad: 0.617 Surprise: 0.436
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01:27:11 ~ 01:28:11 岡田委員
立憲民主党の岡田克也です。今日は、中心は核軍縮政策ということで議論したいと思います。総理は、熱心に、核兵器のない世界ということを目指して政治家として取り組んでこられたと思います。著書も私は読ませていただきました。私も外務大臣のときにかなり力を入れてきたつもりであります。次世代のために核のない世界を目指して一歩一歩進んでいくということは極めて重要な政治家としての課題だと思います。ただ一方で、日本を取り巻く環境は極めて厳しい。北朝鮮の核能力は近年極めて高くなっておりますし、中国も核の増強を図っている。核大国ロシアもある。そういう中で、日本自身の安全をどう確保していくかという問題と、核なき世界を実現していく、この両立が非常に難しい。 Angry: 0.571 Disgust: 0.361 Fear: 0.450 Happy: 0.521 Sad: 0.434 Surprise: 0.470
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01:28:11 ~ 01:29:00 岡田委員
総理も恐らく政治家としてそこに多くの悩みを感じておられるというふうに思います。私も同じ思いであります。ただ、具体的な政策になると、総理のお考えと私の考えはかなり違いますので、基本的方向は同じであるという前提の下で、私もアメリカの核による拡大抑止は重要だという前提に立って議論しておりますので、しかし、具体的中身についてはかなり違うので、それを議論させていただきたいと思います。まず確認ですが、核兵器を持たない国に対して核を使ってはいけない、消極的安全保障と言われますが、これは日本政府の従来からの主張だったと思います。 Angry: 0.549 Disgust: 0.365 Fear: 0.480 Happy: 0.512 Sad: 0.412 Surprise: 0.448
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01:29:00 ~ 01:29:27 岡田委員
NPTに加盟するときにもそのことを強く主張したと思いますし、その後も一貫した主張だと思いますが、最近だと、オバマ大統領の時代に、核兵器を持たない国に核を使わないということをほとんど無条件で明言されました。そういう政策については、総理は当然賛同されていますね。 Angry: 0.666 Disgust: 0.347 Fear: 0.451 Happy: 0.511 Sad: 0.352 Surprise: 0.467
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01:29:27 ~ 01:30:16 岸田内閣総理大臣
まず冒頭、岡田委員におかれましても、核兵器のない世界を目指す、核軍縮・不拡散につきまして、外務大臣時代も、核密約の問題を始め様々な取組を続けられた、この分野において努力をされておられたこと、このことについては敬意を表し申し上げたいと思います。そして、御質問の消極的安全保障についてですが、核兵器国が非核兵器国に核を使用しないというこの考え方、これは引き続き我が国として基本的に支持できるものであると考えております。 Angry: 0.710 Disgust: 0.305 Fear: 0.464 Happy: 0.391 Sad: 0.396 Surprise: 0.391
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01:30:16 ~ 01:31:09 岡田委員
核軍縮を考える際に、核の数を減らすという話と核の役割を限定していくという、この二つの考え方があると思います。核の役割を限定していくという中で、核を持たない国に核を使わない、これはその一つの重要な柱だと思います。いま一つ重要な柱が核の先制使用をしないという考え方で、実は、バイデン大統領は、副大統領のときからこのことを強く主張しておられましたし、そして大統領候補のときにも発言をしておられる。報道によりますと、アメリカ政府から、核の先制不使用についてアメリカがそれを宣言することについて日本政府に打診があった、同盟国ですから。 Angry: 0.773 Disgust: 0.262 Fear: 0.461 Happy: 0.416 Sad: 0.287 Surprise: 0.487
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01:31:09 ~ 01:31:49 岡田委員
それに対して、日本はそれを断った、そういう宣言をされては困るというふうに言ったという報道があります。国会でも何回もこの問題は取り上げられてきて、政府ははっきりと言われないんですが、しかし、そういうことがなかったなら、はっきり否定できるはずじゃないですか。だから、否定されないということは、やはりその類いの申出がアメリカ政府からあって、そして日本政府がそれに対してそれは受けられないと言った、そういう事実はあるんじゃないですか。総理、いかがですか。 Angry: 0.663 Disgust: 0.265 Fear: 0.507 Happy: 0.409 Sad: 0.384 Surprise: 0.482
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Angry: 0.703 Disgust: 0.283 Fear: 0.469 Happy: 0.541 Sad: 0.294 Surprise: 0.485
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01:32:05 ~ 01:33:16 岸田内閣総理大臣
今、バイデン政権においても、バイデン政権におけるNPRを検討している、この策定が進められるということで我が国としても注目をしている、こうしたことであります。そして、御指摘の米国とのやり取りでありますが、当然のことながら、同盟国として、日頃から、安全保障、防衛体制について緊密かつ幅広く日米の間においては意見交換が行われているわけですが、ただ、御指摘の点については、これは日米同盟また我が国の安全保障に関わる性格のものです。なければないと言えばいいのではないかという御指摘ではありましたが、こういったやり取りがあったかなかったか、それに対してどんなやり取りが行われたか、こうしたこと自体、これは申し上げることが安全保障に大きな影響を与えるものでありますので、これは控えるべきものであるということを申し上げております。 Angry: 0.501 Disgust: 0.355 Fear: 0.546 Happy: 0.482 Sad: 0.383 Surprise: 0.512
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01:33:16 ~ 01:34:05 岡田委員
こういう申出がなかったということなら、ありませんでしたと言えば済む話ですから、そういうふうにおっしゃらないのは、やはりあったんだというふうに私は考えるわけであります。政府は、一般論として、これは官房長官の答弁ですが、当事国の意図に関して、何らかの検証方法がない形による核の先行不使用の考え方に依存し、日本の安全保障に十全を期することは困難と考えます、こういうふうに、これは一般論ですが、言われています。この答えは、答えであるようで答えでないんですね。まず、今回、アメリカは単独で宣言すると言っているので、ほかの非核国と一緒になって非核宣言をすると言っているんじゃないんですね。 Angry: 0.519 Disgust: 0.284 Fear: 0.535 Happy: 0.471 Sad: 0.371 Surprise: 0.549
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01:34:05 ~ 01:34:21 岡田委員
だから、当事国というと、これはアメリカのことですか、アメリカの意図が検証ができないから駄目だと、同盟国として、日本としてそういうことを言っているんでしょうか、総理。 Angry: 0.781 Disgust: 0.150 Fear: 0.538 Happy: 0.213 Sad: 0.293 Surprise: 0.628
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01:34:21 ~ 01:35:09 岸田内閣総理大臣
まず、整理しておかなければいけないのは、先ほど申し上げたように、日米の間において具体的にどういったやり取りがあったかということについては、安全保障の観点から、申し上げるのは控えております。そして、御指摘の官房長官の発言につきましては、これは、核の先制不使用宣言というもの、これを一般論で、一般論として申し上げているわけであります。一般論として、核の先制不使用というもの、これは、全ての核兵器国が検証可能な仕組み等がなければ有意義ではない、意味がないという一般論を申し上げたということであります。 Angry: 0.538 Disgust: 0.440 Fear: 0.597 Happy: 0.383 Sad: 0.409 Surprise: 0.453
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01:35:09 ~ 01:36:18 岸田内閣総理大臣
ですから、一般論を申し上げているということですので、日米のやり取りとは、これは直接関連するものでは、直接結びつけているものではないと考えています。ですから、アメリカは今、バイデン政権の下でNPRを検討をしておられます。その一方で、一般論として、核の先制不使用ということについては、全ての核兵器国が検証できる制度がなければ有意義でないという制度であるということについて申し上げたものであると理解しております。 Angry: 0.447 Disgust: 0.343 Fear: 0.481 Happy: 0.634 Sad: 0.425 Surprise: 0.474
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01:35:26 ~ 01:35:46 岡田委員
今の御説明でも、ですから、当事国は約束するものではないので有効ではないと。今回、アメリカが自分だけ宣言するということですから、より当てにならないね、こういうことですか。 Angry: 0.356 Disgust: 0.326 Fear: 0.483 Happy: 0.676 Sad: 0.444 Surprise: 0.555
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01:36:18 ~ 01:37:05 岡田委員
そもそも、この宣言政策、先ほどの、非核国に核を使わないというのも一種の宣言政策です。これはやはり当事国の意思に最終的には委ねられていますから、検証なんてできないと思うんです。だから、検証できなきゃ駄目だというのは、要するに駄目だと言っているに、それと何の違いもない。じゃ、検証ってどうやってやるんですか、先制不使用についての宣言について。当事国の検証って、具体的に言ってください、どうやって検証するんですか。数なら検証できますよ。だけれども、こういった宣言政策は、検証なんか基本的にはできないんじゃないですか。 Angry: 0.658 Disgust: 0.358 Fear: 0.504 Happy: 0.443 Sad: 0.358 Surprise: 0.491
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01:37:05 ~ 01:37:58 林国務大臣
今総理からお話がありましたように、その検証、まさに核兵器国間における信頼関係が不十分であるということを踏まえると、一般論としてでございますが、例えば、全ての核兵器国が核の先行不使用宣言を行ったとしても、それぞれの意図に関する検証の方途があり、それを客観的に担保することができなければ、そのような宣言は効果的には維持され得ないということになるわけでございます。また、仮にそのような検証の方途が確保された場合、核兵器国間のバランスが崩されないようにしなければ、核兵器国が実効性のある形で宣言に踏み切るということは考えにくく、そのためにも同時に意図表明が行われる必要がある、こういうふうに考えておるところでございます。 Angry: 0.581 Disgust: 0.349 Fear: 0.581 Happy: 0.335 Sad: 0.393 Surprise: 0.440
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01:38:01 ~ 01:39:05 岡田委員
こういう宣言政策における検証って、あり得ないと私は思うんですね。当事国の、あるいはアメリカであれば核のボタンを持っているアメリカ大統領の意思に懸かっているわけで、それをどうやって事前に検証するんですか。だから、答えになっていないんですよ、政府の言っていることが。じゃ、もう一つ聞きますけれども、アメリカは先制不使用についての宣言をしたいと、これは日本に対してということは私申し上げませんが、少なくともバイデン大統領はかねてからそういう考え方を持っています。岸田総理は、そういう宣言政策について否定的な考え方を先ほど示されました、検証のしようがないとか言われましたが、じゃ、どういう場合に、相手の核保有国が核を使用していないのに、アメリカに対して、核を使用してください、核を先行使用してくださいと、どういう場合があり得るんですか、それは。 Angry: 0.650 Disgust: 0.360 Fear: 0.463 Happy: 0.505 Sad: 0.318 Surprise: 0.495
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01:39:05 ~ 01:39:29 岡田委員
相手国が核を使っていない段階で、要するに先行使用というのはそういうことですから。アメリカに、どういう場合だったら、是非日本のために核を使ってくださいと、相手国に対して、おっしゃるつもりなんですか。明確に答えてください。 Angry: 0.655 Disgust: 0.359 Fear: 0.400 Happy: 0.619 Sad: 0.382 Surprise: 0.418
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01:39:29 ~ 01:40:21 林国務大臣
これも先ほど来総理がおっしゃっておられますように、日米両国間での間については、アメリカとの関係もあり、お答えを差し控えたいということでございます。あくまで一般論でございますけれども、核抑止力において、一定のやはり計算された曖昧性、こういうことを残すということで相手の計算を複雑にして、もって抑止の効果及び信頼性を高めるということにつながる、こういうふうに考えておるところでございますので、まさにこの一般論は、今先生がおっしゃっておられます米国による拡大抑止というものにも当てはまることである、こういうふうに考えております。 Angry: 0.307 Disgust: 0.180 Fear: 0.445 Happy: 0.742 Sad: 0.442 Surprise: 0.544
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01:40:21 ~ 01:40:59 岡田委員
総理、核なき世界を目指しておられる、真剣に目指しておられる総理にお聞きしたいんですが、繰り返しになります。相手国が核をまだ使っていない、そのときに、日本のために、アメリカに対して、核を使ってくれと、その国に、これはどういうケースなんですか。私、そういうことの余地を残すために先制不使用は駄目だというのは、ちょっと日本として考えられないことだというふうに思うんですね。どうして先制不使用宣言は駄目なんですか。 Angry: 0.703 Disgust: 0.281 Fear: 0.492 Happy: 0.309 Sad: 0.437 Surprise: 0.475
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01:40:59 ~ 01:41:18 岸田内閣総理大臣
まず確認しておきたいことは、今回、バイデン政権におけるNPRに関して、日米の間で、具体的なやり取りについての内容について申し上げることは控えております。 Angry: 0.289 Disgust: 0.353 Fear: 0.595 Happy: 0.583 Sad: 0.494 Surprise: 0.521
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01:41:18 ~ 01:42:10 岸田内閣総理大臣
その上で、今、一般論として申し上げているわけであります。ですから、どういった場合に先制不使用のケースがあり得るのかということについては、一般論でありますので、これはこうした原則を一般論として当てはめることができるかどうか、こうした議論であります。その際に検証の仕組みが必要だという一般論を申し上げているということですので、これを具体的にどうこうというのは、逆にこの制度をどう具体的なものに当てはめるかという議論をするべきであるというふうに思いますので、様々なケースが考えられるということになるんだと思います。 Angry: 0.606 Disgust: 0.406 Fear: 0.477 Happy: 0.495 Sad: 0.388 Surprise: 0.428
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01:42:10 ~ 01:43:02 岡田委員
核をまだ使っていない国に対して日本のために核を使ってくださいとアメリカに言う、そういうケースがあり得るのかということを私は聞いているわけです。私は、それはあり得ないことだというふうに思うんですね。ですから、先制不使用宣言をアメリカがしたからといって、それが日本に対する核の抑止力を弱めることにはならない。そして、バイデン政権が先制不使用宣言を、かなり固執をしておられるというか、持論でしょうが、バイデン大統領の、それはやはり、民主主義国家であるアメリカが核を先に使うことはないということを明言すれば、それだけ相手国も核の使用を慎重になるだろうと。逆に、アメリカが先に攻撃してくる可能性があると思ったら、それより先にということで核を使う、そういうインセンティブになりかねない。 Angry: 0.688 Disgust: 0.393 Fear: 0.523 Happy: 0.369 Sad: 0.361 Surprise: 0.433
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01:43:02 ~ 01:44:00 岡田委員
それを抑えるためにも、やはり、この核の不使用宣言というのは、アメリカが単独で宣言するということであっても意味があるというのが、私はアメリカの考え方だというふうに思います。そして、この先制不使用宣言を言うことで、今、世界の中で核を、例えば中国が核能力を非常に高めている、北朝鮮もある、そういう中で、核軍縮・不拡散の大きな流れをつくり出そうというのが、私はバイデン大統領の狙いだと思うんですよ。それに対して日本が、いやいや、よく分からない理由でもって、それは駄目ですよと言っているのが私は理解できないんですが、いかがですか。 Angry: 0.599 Disgust: 0.289 Fear: 0.542 Happy: 0.387 Sad: 0.361 Surprise: 0.481
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01:44:00 ~ 01:45:04 岸田内閣総理大臣
まず、核兵器のない世界を目指す、核軍縮・不拡散について、先ほど委員の方から、核兵器の数を減らす、役割を減らす。そしてもう一つ、意義、すなわち厳しい国際環境のリスクを低減していくという部分。この三つを、三つの提言と称して、核兵器のない世界を目指す上で有力なアプローチの仕方だということを申し上げてきておりますので、そのうちの、役割を減らすという、役割という部分について、核の先制不使用の議論、これは大変重要な議論だとは思います。しかし、一般論として、この先制不使用の部分については、核兵器国の信頼関係、これがベースにならなければいけない、少なくとも、検証できる透明性なくしてこうした宣言というのは実際に機能しないという、この一般論を申し上げているということです。 Angry: 0.680 Disgust: 0.353 Fear: 0.497 Happy: 0.345 Sad: 0.414 Surprise: 0.421
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01:45:04 ~ 01:45:16 岸田内閣総理大臣
あくまでも、今、現実のバイデン政権との関係においてこれを主張するしない、こういったことについて申し上げているのではないということは御理解いただきたいと思います。 Angry: 0.535 Disgust: 0.358 Fear: 0.484 Happy: 0.395 Sad: 0.604 Surprise: 0.370
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01:45:16 ~ 01:46:01 岡田委員
議論が全くかみ合わないんですが、今回は、核保有国が合意して先制不使用宣言をするということじゃなくて、アメリカが一方的にするということですから、総理のおっしゃるケースとは違うんですよ。いずれにしても、十分な答えはいただけないと思いますが、まだまだ、これ、先制不使用が駄目なら、じゃ、唯一目的、ソールパーパスという話も出てくると思うんですね。少しそれを、先制不使用を広げた考え方。そういうことについて、私は、日本政府としてもっとしっかりと再検討すべきだと、アメリカのその要請を受け入れるということについてですね。 Angry: 0.628 Disgust: 0.255 Fear: 0.502 Happy: 0.462 Sad: 0.330 Surprise: 0.528
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01:46:01 ~ 01:47:22 岡田委員
せっかくバイデン大統領が核軍縮ということにかじを切っている、そういうときに日本が否定的な態度で終始するというのは、私には理解できないことでございます。核兵器禁止条約について、国民の、例えばNHKの十一月調査では、五六%が核兵器禁止条約に賛成すべきだというふうに答えているという調査結果があります。私は、若干ミスリーディングじゃないかなというふうに思っているのは、日本がアメリカの核の下にある、米国の核の下にあるということと核禁条約というのは両立できないんじゃないかというふうに思っているんですね。つまり、この核禁条約は、核の使用や威嚇だけじゃなくて、これについて援助を求め、援助を受けることも禁止しているということですから、自身が核を持つことだけじゃなくて、援助を受ける、つまり、核の抑止、対象になる、核の傘に入るということも含めて、これは禁止している条約じゃないかと私は理解していますが、政府はそういう考え方でよろしいですか。 Angry: 0.742 Disgust: 0.240 Fear: 0.500 Happy: 0.304 Sad: 0.317 Surprise: 0.487
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Angry: 0.677 Disgust: 0.209 Fear: 0.447 Happy: 0.483 Sad: 0.292 Surprise: 0.566
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01:47:50 ~ 01:48:32 岸田内閣総理大臣
今、外務大臣からありましたように、核禁条約の中にはそういった条項があります。そして、今委員の御質問は、今の日本の拡大抑止、日米同盟のありようと両立しないのではないか、そういった御指摘ですが、冒頭も委員がおっしゃったように、現実の安全保障の状況と、そして理想をどう両立させるか、これが大変重要なポイントですが、それを両立させるためにこそ、私が申し上げているのは、今、現状から理想に向けてどのようにプロセスをつないでいくのか、これからのタイムスケジュール、これが大事だと。 Angry: 0.403 Disgust: 0.162 Fear: 0.589 Happy: 0.557 Sad: 0.376 Surprise: 0.647
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01:48:32 ~ 01:48:55 岸田内閣総理大臣
その中で両立することができると私は思って、核禁条約そのものについても、決して否定するのではなくして、核兵器のない世界に向けての出口に当たる重要な法律であると。ただ、日本の今の立ち位置からそこにたどり着くまでのプロセスが大事だということを申し上げている次第です。 Angry: 0.562 Disgust: 0.369 Fear: 0.518 Happy: 0.490 Sad: 0.420 Surprise: 0.467
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01:49:03 ~ 01:50:00 岡田委員
少なくとも出口としては、これは非常に重要だというふうに言っておられるわけで、従来は、これは非核国と核保有国の対立を高めるものだというふうに一刀両断に言っていたのを、かなり言い方が変わられたことは私は評価をします。私が先ほど申し上げたのは、これは質問主意書か何かでもう一度確認しようと思いますが、今の条約の中で、拡大抑止の傘の下にあるということはできないんじゃないかというふうに私は思っているわけですね。それが果たしてどうなのか。もしできないとしたら、例えば、あなたは核禁条約に参加すべきだと思いますかという聞き方は正確ではなくて、そのときには核の傘から出なければいけませんよということを併せて言わないと、正確に聞いたことにならないわけですね。そういう問題意識でお聞きをさせていただきました。さて、この核禁条約のオブザーバー参加ということは度々国会でも議論されてきております。オブザーバー参加、どうして駄目なんですか。 Angry: 0.613 Disgust: 0.375 Fear: 0.501 Happy: 0.466 Sad: 0.379 Surprise: 0.491
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01:50:00 ~ 01:50:34 岡田委員
オブザーバー参加すれば、恐らく発言権は得ますよ。議決権はないですけれどもね。そこで日本の考え方を核禁条約参加国に対して説明する機会だってある。あるいは、被爆国として、核がどういう被害を及ぼすかということについても説明の機会もある。私は、オブザーバーとして参加することのメリットは非常にあるというふうに思うんですが、いかがですか。 Angry: 0.647 Disgust: 0.389 Fear: 0.481 Happy: 0.417 Sad: 0.389 Surprise: 0.446
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01:50:34 ~ 01:51:09 岸田内閣総理大臣
先ほども申し上げたように、今、現状の我が国の安全保障体制と核兵器のない世界へ向けての理想、さらにはこの出口に当たる核禁条約、これをどう結びつけるのか、両立させるためにどういったタイムスケジュールでプロセスを考えていくのか、これが大事であると思っています。核禁条約、核兵器のない世界を目指す上で出口に当たる重要な条約だと思いますが、核兵器国は一国も参加していないのが現状であります。 Angry: 0.793 Disgust: 0.350 Fear: 0.451 Happy: 0.388 Sad: 0.323 Surprise: 0.403
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01:51:09 ~ 01:52:05 岸田内閣総理大臣
私も、外務大臣を四年八か月務める中で、この問題において、現実を変えるためには、核兵器国を動かさないと、現実は一歩も動かないという厳しい現実に何回もぶちのめされた、こうした苦い思い出があります。やはり、現実を変えるためには核兵器国を動かさなければいけない。そして、先ほど言った、現状から理想に向けて物事を進める上において、まず第一にやらなければいけないのは、我が国として、唯一の同盟国であるアメリカとの信頼関係、アメリカとの核軍縮・不拡散における信頼関係、これをしっかりつくり上げることであると思っています。ですから、まずは、バイデン大統領、バイデン政権との間の信頼関係をつくることから始めなければいけない。 Angry: 0.627 Disgust: 0.334 Fear: 0.518 Happy: 0.391 Sad: 0.448 Surprise: 0.429
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01:52:05 ~ 01:52:38 岸田内閣総理大臣
アメリカとの信頼関係ができないうちに、いきなり理想の部分に足を踏み出す、オブザーバーということでもう参加するということになってしまうと、肝腎の信頼関係そのものを損ねてしまうことになってしまい、現実が動かないことになってしまうのではないか。そういった思いを申し上げ、まずはアメリカとの信頼関係から始めさせてもらいたいということを再三申し上げているという次第であります。 Angry: 0.235 Disgust: 0.343 Fear: 0.570 Happy: 0.490 Sad: 0.681 Surprise: 0.485
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01:52:38 ~ 01:53:16 岡田委員
総理が相当、外務大臣時代にこの核禁条約について悩まれたことは、この本を見ると行間ににじんでいますよね。しかし、最終的な結論としては、参加しないということを決められた。私も参加は無理だというふうには思っていますが、オブザーバー参加はそれほど問題なのか。私は、ドイツは新しい政権でオブザーバー参加という方向にあると聞いていますが、アメリカの主要な同盟国である日本とドイツが共にオブザーバーとして参加をして、まさしく橋渡し役を演じる、核保有国と非核国との。 Angry: 0.529 Disgust: 0.366 Fear: 0.553 Happy: 0.357 Sad: 0.471 Surprise: 0.519
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01:53:16 ~ 01:53:53 岡田委員
ということは、私は日本が求められる役割じゃないかというふうに思います。オブザーバーとして参加することについて、交渉をされていますか、アメリカと。説明していますか。それに対して否定的な答えしか返ってこないということですか。別に首脳間でそのことを決めるんじゃなくて、まず大臣でも、あるいは官僚ベースでも、議論したらいいじゃないですか。どうなんですか。 Angry: 0.620 Disgust: 0.360 Fear: 0.516 Happy: 0.431 Sad: 0.411 Surprise: 0.530
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01:53:53 ~ 01:54:09 林国務大臣
あくまで、先ほど来一般論で御議論させていただいてきておりますので、この件も含めてでございますが、日米間で具体的にどういうやり取りがあるかというのは控えさせていただきたいと思います。 Angry: 0.274 Disgust: 0.309 Fear: 0.377 Happy: 0.737 Sad: 0.603 Surprise: 0.469
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01:54:09 ~ 01:55:11 岡田委員
総理、この問題はそろそろやめますが、日米首脳会談が予定されていますね。日程的にはいつになるのか、来年の国会が始まる前ぐらいになるのかなというふうには思っていますが。ここで議論しなきゃいけないテーマはたくさんあると思います、重要なテーマは。だけれども、この核の問題は主要テーマにしてもらいたいんですね。日米間でしっかりとこれ、議論してもらいたいし、一定の成果を出してもらいたい。私が先ほど申し上げたように、核の傘は重要だということは大前提とした上で、例えば、オブザーバー参加は行うということを日米間で合意をする、アメリカの先制不使用宣言あるいはそれに準ずるものについて、日本はこれを歓迎する、ただし、そのことによって抑止力が減じられることがないように日米で協力するというようなことを一つのパッケージとして、日米首脳会談の成果として出されたらどうですか。 Angry: 0.452 Disgust: 0.333 Fear: 0.538 Happy: 0.509 Sad: 0.430 Surprise: 0.549
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01:55:11 ~ 01:56:00 岡田委員
今は相当、核軍縮については逆風ですよね。一月のNPT再検討会議でも、そこに力を入れると総理は国会答弁されていますが、現状でいったら、核保有国と非核国の断絶といいますか、これはなかなか簡単には埋まらないし、合意文書ができるかどうかも分からないという状況だと思うんです。それを乗り越えようとしたら、やはり日米が首脳会談ベースで、大きな核軍縮についての流れをつくり出す、そのことによってNPT検討会議でも一定の成果が出るという、そういったことをやってみる気持ちはございますか。 Angry: 0.530 Disgust: 0.294 Fear: 0.567 Happy: 0.391 Sad: 0.401 Surprise: 0.537
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01:56:00 ~ 01:57:19 岸田内閣総理大臣
日米首脳会談で取り上げる具体的な項目について、私から今の段階で申し上げるのは控えなければならないとは思いますが、バイデン大統領は、自らの大統領選挙の最中にも、ですから昨年の八月の段階で、自ら、核兵器のない世界を目指すということを明言された大統領であります。是非、首脳会談においては、バイデン大統領との間において、核兵器のない世界を目指すという観点から信頼関係をしっかりつくるということはしっかり目指さなければならないと思います。そこから様々な取組をスタートさせていきたいと思っています。そして、来年一月に予定されているNPT運用検討会議ですが、私も六年前の、前回のNPT運用検討会議、日本の外務大臣として十年ぶりに出席をし、自らその会議に参加をいたしましたが、結果として合意文書を作成することができなかった、大変残念な結果になったということを今でも強く覚えております。 Angry: 0.499 Disgust: 0.247 Fear: 0.407 Happy: 0.592 Sad: 0.530 Surprise: 0.493
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Angry: 0.237 Disgust: 0.166 Fear: 0.221 Happy: 0.876 Sad: 0.612 Surprise: 0.491
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01:57:30 ~ 01:58:02 岡田委員
そのためにも、是非、首脳会談という場をうまく使っていただきたいというふうに思います。最初の話に戻るんですが、核なき世界を目指すということと日本の安全を保つということが、なかなか、コンフリクトがあるというか、矛盾してしまう、そこに悩みがあるということを私は申し上げましたが、実は、北東アジアというのは、北朝鮮にしても中国にしてもロシアにしても、核保有国が密集していて、もし核が使われるとしたら北東アジアである可能性はかなり高いと思うんですね。 Angry: 0.296 Disgust: 0.233 Fear: 0.476 Happy: 0.606 Sad: 0.497 Surprise: 0.555
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01:58:02 ~ 01:58:26 岡田委員
そういう中で全体の核軍縮を進めていくということは、実は日本の安全にも直結する。だから、矛盾するようで実は一致しているんだというふうに私は考えているんですが、総理も同じような考え方をお持ちになりませんか。 Angry: 0.563 Disgust: 0.374 Fear: 0.495 Happy: 0.543 Sad: 0.373 Surprise: 0.518
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01:58:26 ~ 01:59:07 岸田内閣総理大臣
北東アジアの安全保障環境の厳しさ、リスクを低減していくことが大事だという点については、全く同感であります。先ほども少し触れましたが、核兵器のない世界を目指す際には、核の数を減らす、核の役割を減らす、そして核の意義を減らす、この意義の部分が、この環境の緊張感、リスクの緩和という部分であります。この三つを同時に減らすということが、核兵器のない世界に向けて物事を前進させる大きな切り口であると思います。 Angry: 0.613 Disgust: 0.400 Fear: 0.543 Happy: 0.420 Sad: 0.399 Surprise: 0.433
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01:59:07 ~ 01:59:27 岸田内閣総理大臣
そして、その三つのベースになるのが、やはり核兵器国と非核兵器国の信頼関係、すなわち透明性であると思っておりますので、こういった観点から、日本としてしっかり貢献できるように努力をしていきたいと考えます。 Angry: 0.799 Disgust: 0.167 Fear: 0.239 Happy: 0.516 Sad: 0.469 Surprise: 0.352
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01:59:27 ~ 02:00:07 岡田委員
次の話題に参ります。気候変動について、時間もありませんので一つだけ。カーボンプライシング、これは、実は昨年の十二月に、菅総理が梶山経産大臣と小泉環境大臣に対して、成長に資するカーボンプライシングの検討を指示されたということで、私は、安倍政権時代と変わって、カーボンプライシングに前向きに取り組んでいこう、それの中身は税なのか排出権取引なのか、そこは検討次第だと思いましたが、前向きに取り組んでいこうというその姿勢は高く評価いたしました。 Angry: 0.537 Disgust: 0.369 Fear: 0.451 Happy: 0.622 Sad: 0.367 Surprise: 0.540
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02:00:07 ~ 02:01:04 岡田委員
ところが、岸田総理に替わって、私は、温暖化に対しての、気候変動に対しての勢いが、政府の取組姿勢が、大分勢いが少なくなってきているなというふうに思うわけですね。与党の税制改正大綱、この中でも、まずカーボンプライシングという言葉がなくなったわけですね。本来であれば、一年ぐらいで私は具体案が出てくると思っていたんですが、具体案が出てこないばかりか、カーボンプライシングという言葉もなく、「カーボンニュートラル実現に向けたポリシーミックスについては、政府の議論も踏まえつつ、産業競争力の強化、イノベーションや投資の促進につながり、成長に資するものとなるかどうかという観点から、専門的・技術的な検討を進める。」これが与党の税制改正大綱の検討事項に書いてあることなんですね。 Angry: 0.531 Disgust: 0.252 Fear: 0.545 Happy: 0.471 Sad: 0.361 Surprise: 0.556
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02:01:04 ~ 02:01:40 岡田委員
これじゃ、しばらくできないなというふうに言わざるを得ないですよね。カーボンプライシングという言葉もない。菅総理が二大臣を集めてこれを検討しろと言って一年たつけれども、まだこんな状況だということは、私は大変問題だと思いますが、総理、このカーボンプライシングについてもっと前向きの発信を総理としてされるべきじゃありませんか。どうですか。 Angry: 0.707 Disgust: 0.290 Fear: 0.495 Happy: 0.324 Sad: 0.450 Surprise: 0.489
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02:01:40 ~ 02:02:10 山口国務大臣
環境省においては、本年八月に、令和四年度税制改正要望として、カーボンニュートラルに向けたカーボンプライシングを含むポリシーミックスの推進を提出したところです。与党での各要望事項についての御審議の結果、この項目は引き続き検討すると整理されたと承知しております。その上で、与党税制改正大綱の検討事項において、カーボンニュートラル実現に向けたポリシーミックスについて検討を行うとされており、これは環境省の要望も反映されたものと理解しております。 Angry: 0.710 Disgust: 0.256 Fear: 0.351 Happy: 0.569 Sad: 0.355 Surprise: 0.475
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02:02:22 ~ 02:03:04 岸田内閣総理大臣
気候変動問題、これは、私も先日、COP26に出席をさせていただきましたが、世界、そして日本にとりましても重要な課題であると思います。そして、御指摘のカーボンプライシング、これはその議論の中の一つの重要なポイントであると認識をしています。後退したのではないかという御指摘でありましたが、引き続き、そして世界の動きにもしっかりと目を凝らしながら、取組を前進させるように努力をしたいと思います。 Angry: 0.348 Disgust: 0.228 Fear: 0.467 Happy: 0.725 Sad: 0.402 Surprise: 0.641
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02:03:04 ~ 02:04:11 岡田委員
CO2を幾ら減らすという数字を出したところで、そのための具体的手段がなければこれは実現できない、そのことを分かっているからこそ、菅総理は二大臣に指示を出された。それが全部チャラになってしまっているという状況、もう一度、総理は考え直していただきたいと思います。最後に、桜を見る会について一言。これは今までの国会審議で明らかになったことですが、予算額は余り変わっていないんですが、支出額はどんどん増えていって、これは二〇一三年、一六年、一九年の数字を出してありますが、もう二〇一九年に至っては予算額の三倍使っている。参加人数も一万八千人、この前は一万人ぐらいでしたから、ほぼ倍に近くなっているということですね。予算をはるかに上回る額が使われていた。では、どういう人が参加しているのかということ。これも菅官房長官の答弁として出されていますが、この赤いところを見てください、自民党関係者の推薦で約六千人、それから総理の推薦で千人。 Angry: 0.518 Disgust: 0.345 Fear: 0.520 Happy: 0.518 Sad: 0.379 Surprise: 0.554
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02:04:11 ~ 02:05:05 岡田委員
自民党関係者の推薦ということですが、政調会長をしておられたときに、岸田総理は、何か推薦枠を使って推薦されたことはありますか。是非、後でお知らせください。私も、自民党関係者の推薦というのはどういう仕組みでやっておられたのか分かりませんので、ここでこれ以上のことは申し上げませんが、非常に奇異な感じはしますよね。政府の行事なのに何で党が、まあ公明党さんも入っていますが、与党が推薦をするのかと。 Angry: 0.551 Disgust: 0.297 Fear: 0.429 Happy: 0.578 Sad: 0.403 Surprise: 0.462
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02:05:05 ~ 02:06:19 岡田委員
非常に、それだけでも不思議な感じがいたしますね。おまけに、安倍総理は自分の後援会の人間を何百人とこの推薦枠の中で招いていたということはもうはっきりしていますよね。これって、国のトップリーダーとしてやるべきことだと総理は思われますか。こんなことをして、国民の税金をシロアリが食い尽くすように自分たちの政治活動のために勝手に使って、総理大臣ですよ、それで国民の政治に対する信頼というのは確保できますか。こんなことは、私は絶対あってはならないことだというふうに思いますし、私は、自民党の中で、今、改革のための組織が幹事長の下につくられているというふうに承知していますが、こういうことの経緯、なぜ自民党の中でこれはおかしいよという声が上がらなかったのか、そして実態はどうだったのか、そういったことをしっかりと検証するということが私は改革の第一歩だと思いますが、総理、いかがですか。 Angry: 0.675 Disgust: 0.316 Fear: 0.417 Happy: 0.491 Sad: 0.306 Surprise: 0.459
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02:06:19 ~ 02:07:12 岸田内閣総理大臣
桜を見る会につきましては、御指摘のように、長年の慣行の中で行われてきた、招待者の基準が曖昧であった、また招待者の数も膨れ上がってしまった、そうしたことが国民の皆さんからも大変厳しい批判を招いた、こうしたことであると思います。これは大いに反省すべき点があると思いますし、二度と起こしてはならないと思います。検証すべきだという御指摘についても、自民党のありようということで、今、党改革の議論をしておりますが、こうした議論を進めていき、信頼を回復していきたいと思いますし、少なくとも、私の内閣において、桜を見る会、これを開催することは考えてはおりません。 Angry: 0.659 Disgust: 0.235 Fear: 0.448 Happy: 0.467 Sad: 0.362 Surprise: 0.462
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02:07:12 ~ 02:08:14 岡田委員
桜を見る会そのものが悪いことではなくて、やはり、それを悪用してと言っていいかどうか分かりませんが、とにかく利用して、自分たちの政治活動のために使ってしまったという、そこが問題で、しかも、総理大臣が自らそういうことをやっていたということが、私は国のありようとして本当に情けないし、国民に対して申し訳ない。そういう思いを持っておられる方は自民党にもたくさんいらっしゃると実は思います。じゃ、なぜ声が出せなかったのか。そして、何でこんなことが起こってしまったのか。長年のとおっしゃいましたが、これは安倍政権になってからですよ、増え出したのは。だから、そういうことについてきちっと党としてけじめをつけられるべきだと申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。 Angry: 0.612 Disgust: 0.301 Fear: 0.509 Happy: 0.328 Sad: 0.462 Surprise: 0.492
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02:08:25 ~ 02:09:12 近藤(和)委員
石川県能登半島の近藤和也です。岸田総理、初めての質疑になります。どうかよろしくお願いいたします。能登半島は、十年前に、先進国の中で初めて佐渡島と一緒に世界農業遺産に選ばれた地域でございます。総理、すばらしいところですよね。何度もお越しいただき、ありがとうございます。これからも、何度でもお越しいただければと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。今日は、能登から日本海、そして世界、世界の中からの地方という観点で、食料安全保障、そして安全保障そのものの議論をしていきたいと思います。 Angry: 0.316 Disgust: 0.198 Fear: 0.408 Happy: 0.751 Sad: 0.468 Surprise: 0.584
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02:09:12 ~ 02:10:09 近藤(和)委員
どうかよろしくお願いいたします。その前になんですけれども、先輩の逢坂議員、先ほど質疑がございました雇用調整助成金について、大岡環境副大臣にお越しいただいています。ありがとうございます。特に、この雇用調整助成金に関しては、民間で働いていらっしゃる方、かなりの方が当事者です。受給するだけではなくて負担をしているということではかなりの方が当事者でございますので、こちらに対しての疑念は、やはり私は晴らしていく必要があるのではないかなと思うんです。そして、総理が先ほどおっしゃいました。引き続き経緯を丁寧に説明を行ってもらいたいということは総理おっしゃいましたので、どうか、大岡副大臣、丁寧に説明をしていただけたらと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 Angry: 0.389 Disgust: 0.282 Fear: 0.375 Happy: 0.730 Sad: 0.496 Surprise: 0.471
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02:10:09 ~ 02:11:01 近藤(和)委員
それでは、まず、大岡さん、中小企業診断士の資格をお持ちだと伺っていますが、どのような資格なんでしょうか。それでは、自らの事業も含めて、そして中小企業の方々へのいろいろなアドバイスもできる方なのかなというふうに伺いました。 Angry: 0.291 Disgust: 0.164 Fear: 0.539 Happy: 0.588 Sad: 0.463 Surprise: 0.688
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02:11:01 ~ 02:12:22 近藤(和)委員
ありがとうございます。それでは、雇用調整助成金のことについて少し詳しく伺っていきたいと思います。お手元、皆様にお配りいたしました四番の資料を御覧ください。これは厚生労働省のホームページから取ったものですけれども、どのような条件で受け取ることができるか、申請することができるかということが簡単にまとめられたペーパーでございます。こちらは大岡さんも十分御存じだと思います。まず、昨日、受給された理由に挙げられた、事務所をどう維持するかということですけれども、この中でも書いてありますよね、上段のところに、ちょっと薄い字ですけれども、「従業員の雇用維持を図るために、」ということで、こちらは目的に合致していると思います。そして、その左側の二つの黒文字、「「新型コロナウイルス感染症の影響」により、「事業活動の縮小」を余儀なくされた場合に、」と書いてありますが、具体的に、大岡さんの事務所は、コロナのどのような影響を受けたのか、そして事業の活動の縮小を、影響を受けたのか。 Angry: 0.377 Disgust: 0.277 Fear: 0.386 Happy: 0.734 Sad: 0.456 Surprise: 0.525
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02:12:22 ~ 02:12:54 近藤(和)委員
そして、一番下にございますけれども、黒文字で、「前年同月比五%以上減少」、売上げですね、こちらが実際はどうだったのかということを具体的に教えてください。 Angry: 0.191 Disgust: 0.201 Fear: 0.588 Happy: 0.733 Sad: 0.364 Surprise: 0.675
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Angry: 0.487 Disgust: 0.364 Fear: 0.421 Happy: 0.660 Sad: 0.350 Surprise: 0.558
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02:13:05 ~ 02:14:04 大岡副大臣
私が給付を受けたのは四月、五月の二か月分でございまして、それに先立って、三月にその休業計画を立てました。その当時、昨年の三月は新型コロナウイルスの拡大が進んだ時期でありまして、当時、政府もこのことを受けて矢継ぎ早に様々な対策を打っていた時期でございます。私も、当時を振り返りますと、非常に緊張感を持っていたことを覚えております。そこで、今回の、私の事務所の秘書そして事務員を守るために、その方法の一つとして休業を決断したわけでございます。事業活動の縮小につきましては、これは売上げではなくて、あらゆる事業所を対象にしておりますので、生産指標というものが五%以上下がっているということが条件でございます。 Angry: 0.380 Disgust: 0.295 Fear: 0.526 Happy: 0.659 Sad: 0.375 Surprise: 0.595
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02:14:04 ~ 02:14:41 大岡副大臣
当時は、私の政治団体の活動も、いろいろな団体からイベントや挨拶で呼ばれる数は激減しておりましたし、訪問活動は当然、移動が自粛されておりましたので、できない状況でございました。そうしたことを、私は審査はしておりませんので、何を審査されたかまでは分からないんですが、総合的に審査を受けて、五%以上の生産指標が低下しているということを認められたものと存じます。以上でございます。 Angry: 0.435 Disgust: 0.353 Fear: 0.545 Happy: 0.493 Sad: 0.492 Surprise: 0.522
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02:15:07 ~ 02:15:56 大岡副大臣
生産指標についてお答えいたします。生産指標は、事業の業態ごと、今回のこの雇用調整助成金は、営利団体、非営利団体、また私たちの政治団体、誰に雇われているかを問わず、労働者に着目した制度でございますので、業態ごとにこの生産指標の扱いが変わるものと存じます。私の政治団体につきましては、専門家が見ていただいて、何らかの指標で生産指標を測っていただき、そして条件が合致していると認められたものと考えております。 Angry: 0.463 Disgust: 0.320 Fear: 0.448 Happy: 0.691 Sad: 0.359 Surprise: 0.512
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02:16:05 ~ 02:17:06 近藤(和)委員
生産指標ということは書いてありませんので、さすがお詳しいなというふうに思います。一方でですが、一般の事業者の方は、この五%がクリアできるかどうかということ、そしてさらには、手続、大変ですよね、物すごく大変ですよね。私もこの時期は当然地元に戻れませんでした、四月、五月、六月半ばまで。地元に戻れずに、ずっと地元の方と休日も電話で相談事を受けていました。その中でも、やはり多くの事業者の方が苦しんでいたわけですよね。事業者の方もそうですし、働いていらっしゃる方もそうですし。特に、この雇調金の申請については物すごく面倒ですよね。今、随分簡便になったというふうに聞いていますけれども、その途中の過程も、国会では何回もやり取りがされておられるはずなんです。 Angry: 0.305 Disgust: 0.296 Fear: 0.549 Happy: 0.580 Sad: 0.555 Surprise: 0.550
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02:17:23 ~ 02:18:04 大岡副大臣
近藤議員にお答えいたします。確かに、御指摘のとおり、非常に丁寧な手続を求められる制度と承知をしております。当時は三月でございました。私自身も三月に、まずは私が雇用主として休業を指示いたしました。その上で、休業計画を立て、四月、五月、二か月間休業をさせ、そして、様々なものが審査を受け、条件に合致していることを確認をした上で申請をしたものでございます。したがいまして、確かに、丁寧な手続があり、また厳正な審査が行われているものと承知をしております。 Angry: 0.392 Disgust: 0.291 Fear: 0.411 Happy: 0.757 Sad: 0.428 Surprise: 0.536
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02:18:04 ~ 02:19:03 大岡副大臣
また、これについて、ずるいのではないかという御指摘につきましては、昨日も小川政調会長宛てに答弁を申し上げましたとおり、国民感情に照らしますと、誤解を招きかねないし、共感は得られないものと判断をいたしまして、昨日から返金の手続を進めているところでございます。生産指標とは何かということになりますと、制度そのものの議論になりますので、厚生労働大臣が所管されるかと思いますが、私の団体についてお答えをさせていただきます。 Angry: 0.518 Disgust: 0.265 Fear: 0.414 Happy: 0.627 Sad: 0.343 Surprise: 0.521
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02:19:03 ~ 02:19:53 大岡副大臣
私の団体は政治団体でございますので、売上高ですとか利益ですとか、そういった指標のない団体ということになります。ほかにも、NPO団体、非営利団体、多数ありますので、これは恐らく企業者向けに書かれたものではないかと思いますけれども、どのような団体に雇われているかを問わず、労働者に着目した制度である以上、団体ごとの特性に応じて生産指標を測るものでございまして、私の政治団体につきましては、政治活動の量を様々な観点から調査を受け、そして条件を満たしていると判断されたものと考えております。 Angry: 0.454 Disgust: 0.270 Fear: 0.524 Happy: 0.589 Sad: 0.297 Surprise: 0.578
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02:20:02 ~ 02:20:25 近藤(和)委員
私も支部長で、自分の事務所はどういう状況か分かっていますので。どの数字を、どの活動を示してこの生産指標となっているのか。総理も言われましたよね、丁寧に説明をしてくださいと。どうかよろしくお願いいたします。 Angry: 0.419 Disgust: 0.285 Fear: 0.444 Happy: 0.651 Sad: 0.473 Surprise: 0.523
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02:20:25 ~ 02:21:15 大岡副大臣
生産指標の内容についてのお尋ねだと思います。私の事務所に対しても、審査を担当された方から様々な問合せがされました。私もこれは秘書から聞き取っていることでございますので、少し正確さに欠ける部分はありますけれども、去年と今年と比べて活動量がいかに減ったかということを、様々な質問をされて、あるいは様々な資料を見せたり提出したりをして、そして総合的に、昨年に比べて今年、当年、去年ですね、一昨年に比べて昨年が大きく減少しているということを審査をされた方に確認をしていただき、その上で申請をしたものでございます。 Angry: 0.428 Disgust: 0.274 Fear: 0.441 Happy: 0.677 Sad: 0.378 Surprise: 0.570
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02:21:15 ~ 02:22:05 近藤(和)委員
済みません、審査をされた方というのはどなたなんでしょうか。滋賀労働局の方が審査をされたということですね。それでは、少し方向を変えたいと思います。先ほど、この活動ということですね。活動というのは実際見えにくいと思います。政治家の活動で一番見えやすいのは収支報告書ですよね。 Angry: 0.454 Disgust: 0.288 Fear: 0.480 Happy: 0.581 Sad: 0.448 Surprise: 0.552
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Angry: 0.507 Disgust: 0.400 Fear: 0.413 Happy: 0.654 Sad: 0.372 Surprise: 0.548
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02:22:05 ~ 02:22:47 近藤(和)委員
大岡議員の収支報告書も何年分か拝見させていただきました。収入は減っていますよね。収入は減っているという見方がある一方で、企業からの献金が増えていますよね。頑張ったからじゃないですか。 Angry: 0.543 Disgust: 0.411 Fear: 0.436 Happy: 0.553 Sad: 0.470 Surprise: 0.484
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02:22:47 ~ 02:23:06 大岡副大臣
私の昨年の政治活動についてのお尋ねかと思います。当時、私が休業を指示した時点は昨年の三月でございましたので、その時点では全く先が見通せない状況でございました。 Angry: 0.482 Disgust: 0.351 Fear: 0.460 Happy: 0.604 Sad: 0.426 Surprise: 0.489
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02:23:06 ~ 02:24:15 大岡副大臣
なお、四月、五月に休業をさせ、その後審査を受けているのもこの期の途中でございますので、少なくとも、私の政治資金による収支報告の結果、つまり、収入額が増えたとか減ったとかは当時は測れないものと思いますので、その審査をされた内容ではないと考えております。お答えいたします。三月のいつ頃かは私も記憶しておりませんが、四月、五月に計画を立てて休業しているということは、三月のいずれかの時点で、私から、私が雇用主として指示をしたものと思われます。 Angry: 0.339 Disgust: 0.324 Fear: 0.474 Happy: 0.669 Sad: 0.495 Surprise: 0.505
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Angry: 0.300 Disgust: 0.148 Fear: 0.521 Happy: 0.510 Sad: 0.681 Surprise: 0.544
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02:24:15 ~ 02:25:05 近藤(和)委員
それで、資料等を調べさせていただいたんですけれども、これがどういう関係性があるのかというのは後々詳しく分かると思うんですけれども、少なくとも、滋賀県の労働局さんが、どういったところから寄附を受けていたかということは、客観的で一番分かりやすい数字だと思います。秘書さん若しくは議員がどのような活動をしているかなんて分からないですからね、基本的には。それで、ちなみに、二〇一九年、二〇二〇年、二〇二〇年の四月、五月、受けられたんですよね。 Angry: 0.452 Disgust: 0.242 Fear: 0.441 Happy: 0.673 Sad: 0.316 Surprise: 0.619
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02:25:05 ~ 02:26:08 近藤(和)委員
ということは、その先月の数字を、例えば、一番分かりやすい数字でいけば、三月の活動ということでいけば、寄附の数字が一番分かりやすいわけですね。ちなみに、二〇一九年の三月二十二日、三月二十八日、三月二十九日、仮にA社、B社、C社といたします。そのA社が、九万六千円、三月二十二日、寄附をいたしました。その会社が、二〇二〇年には七月十三日に同金額寄附をされています。そしてB社は、九万六千円、これも同額ですが、三月二十八日、二〇一九年に寄附をされているのが、二〇二〇年の六月二十三日、約三か月後に寄附をしています。 Angry: 0.372 Disgust: 0.208 Fear: 0.464 Happy: 0.759 Sad: 0.325 Surprise: 0.641
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02:26:08 ~ 02:26:37 近藤(和)委員
そしてC社は、三月二十九日に十四万四千円寄附をされているんですが、二〇二〇年の七月十日、これも約三か月後。きれいに三か月後に、A社、B社、C社が三か月飛ばしているんですよ。このことについては、どう弁解されますか。 Angry: 0.460 Disgust: 0.261 Fear: 0.526 Happy: 0.628 Sad: 0.345 Surprise: 0.641
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02:26:37 ~ 02:27:18 大岡副大臣
お答えいたします。こうした寄附を、私の事務所が何らかの働きかけをして時期をずらしたということはございません。さらに、先ほど申し上げましたとおり、私の政治団体の活動を御評価いただく上で、御評価いただいたのが期の途中でありますことから、収支がどうであったか、最終的に収入が増えていたか減っていたかということを判断されたということは聞いておりません。 Angry: 0.512 Disgust: 0.352 Fear: 0.447 Happy: 0.539 Sad: 0.503 Surprise: 0.483
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02:27:18 ~ 02:28:06 近藤(和)委員
私も性善説に立ちたい人間なんですけれども。ちなみに、A社、B社、C社、挙げましたが、二〇一八年、二〇一七年も、ほとんど三月に寄附をされています。一社だけ四月四日なんですけれどもね。しかも、全部同じ金額です。それが、たまたま二〇二〇年、恐らくは、何らかの形で、時期をずらしたというような形が客観的に見えるんですが、そのことについてはいかがでしょうか。 Angry: 0.483 Disgust: 0.357 Fear: 0.486 Happy: 0.572 Sad: 0.416 Surprise: 0.552
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02:28:06 ~ 02:29:21 大岡副大臣
お答えいたします。先ほど申し上げましたとおり、私どもの事務所から働きかけて収入の時期をずらしたということはございません。私は、そのようなことを一切指示をしておりません。このことをはっきりと申し上げたいと思います。さらに、今回の給付の条件を確認していただいた中において、期の途中のことでございましたので、私の収入がどう動いていたかということを聞き取られたということは聞いておりませんので、恐らくそれを評価されたものではないと思います。最初に申し上げましたとおり、これは生産指標というものを基準としております。それは、法人形態が営利企業であろうと非営利企業であろうと政治団体であろうと、制度の内側に入っているから、その業態に応じて、どの程度の生産指標を取るかというのは、これは、専門家、審査をする人間が判断をして行うものと考え、私どもは、必要な資料、必要な情報を審査の方に提供し、評価をいただいたものでございます。 Angry: 0.469 Disgust: 0.361 Fear: 0.457 Happy: 0.656 Sad: 0.441 Surprise: 0.485
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02:29:21 ~ 02:29:57 近藤(和)委員
それでは、詳しくは、労働局のせい、若しくは秘書さんのせいにされているかのような答弁に聞こえますけれども、これは後で分かることですからね。そして、更に質問を重ねますけれども、今年は申請されたんでしょうか。 Angry: 0.485 Disgust: 0.258 Fear: 0.463 Happy: 0.668 Sad: 0.369 Surprise: 0.582
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Angry: 0.602 Disgust: 0.320 Fear: 0.397 Happy: 0.523 Sad: 0.463 Surprise: 0.480
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02:30:06 ~ 02:31:01 大岡副大臣
また、労働局の担当の方は、本当に丁寧に、真摯に審査をされたものと思います。私も当時東京におりましたので、地元の様子はつぶさに承知をしておりませんが、いろんなことを聞いてこられて、丁寧に判断、評価を受けたということはうちの秘書から聞いておりますので、そこは間違っても滋賀労働局の担当者が何かやったということはございませんので、その点だけは誤解を晴らしておきたいと思います。その上で、済みません、質問……失礼いたしました。今年につきましては、受給をしておりません、申請もしておりません。 Angry: 0.520 Disgust: 0.262 Fear: 0.442 Happy: 0.664 Sad: 0.420 Surprise: 0.475
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02:31:01 ~ 02:32:27 大岡副大臣
あくまで私が申請をしましたのは、昨年の四月と五月の二か月間のみでございます。お答えいたします。それらを全て私は雇用主として判断をしておりますが、昨年の三月、四月、五月は、本当に、この先一体どうなるのか分からないという状況でした。私も非常に危機感、緊張感を持っていた時期でございました。翻って今年の三月、四月は、政府が矢継ぎ早に打った対策も功を奏していた時期でございますので、比較的、私自身も、また世の中も安定していた時期、特にこのとき休業までさせるということは、私は当時、雇用主としては判断いたしませんでした。 Angry: 0.293 Disgust: 0.280 Fear: 0.570 Happy: 0.553 Sad: 0.490 Surprise: 0.574
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02:31:12 ~ 02:31:35 近藤(和)委員
昨年の四月、五月は緊急事態宣言が出ているときでした。移動制限もかかっていました。今年の三月、四月、五月もかかっていましたよね。なぜ申請しようとされなかったんですか。 Angry: 0.457 Disgust: 0.239 Fear: 0.577 Happy: 0.455 Sad: 0.467 Surprise: 0.604
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02:32:27 ~ 02:33:06 近藤(和)委員
いや、今年の三、四、五月も大変でしたよ。私は、ずるいという、ちょっとげすな言い方をしてしまいましたけれども、やはりなかなか多くの方々は理解しにくいと思うんです。だって、この雇用調整助成金、これは三月まで延長だという話ですよね。一月ぐらい前の報道であれば、今もう財源が尽きてきて、保険料を上げようという話まで出てきているわけですよ。 Angry: 0.617 Disgust: 0.323 Fear: 0.507 Happy: 0.392 Sad: 0.416 Surprise: 0.468
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02:33:06 ~ 02:34:10 近藤(和)委員
そういう状況の中でも受け取られていらっしゃった。それこそ、報道で出るまでは自分は正しいことをしていたんだと思っていらっしゃった。私は、その思いが全く理解できません。総理、いかがでしょうか、今のやり取りを聞かれて。私は、いろいろなデータを取った上で少しお話しさせていただきましたけれども、客観的に見てなかなか厳しいと思うんですよね。今の説明が、果たして総理が言われました丁寧な説明ということになったでしょうか。秘書さんの行動、そして労働局の行動、不透明なままですよね。これで丁寧な説明になったと思われていらっしゃるでしょうか。 Angry: 0.358 Disgust: 0.246 Fear: 0.547 Happy: 0.504 Sad: 0.556 Surprise: 0.586
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02:34:10 ~ 02:34:36 岸田内閣総理大臣
ただいまの副大臣の説明、生産指数の取扱い等、経緯等、昨年の経緯については丁寧に説明を行ったと思います。ただ、不十分であるならば、引き続き丁寧な説明を続けていくことは必要だと思います。 Angry: 0.573 Disgust: 0.269 Fear: 0.480 Happy: 0.630 Sad: 0.322 Surprise: 0.521
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02:34:36 ~ 02:35:04 近藤(和)委員
私は、丁寧な説明というのは、これだけの状況であれば、辞められることだというふうに思います。今の議論を聞いて、少なくとも国民の理解を得られたというふうには私は思いません。任命責任者自らも、の総理も、理解が得られたとは思っていないと言われていたわけですよね。 Angry: 0.645 Disgust: 0.350 Fear: 0.445 Happy: 0.421 Sad: 0.435 Surprise: 0.448
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02:35:04 ~ 02:35:50 近藤(和)委員
そして、大岡さんも、国民の皆様に対して悪いというか、理解されていないと思うということも言われたわけですよね。国民の理解が得られていないと任命責任者御自身が思われていて、そして、その副大臣も自分で、御自身で国民の理解が得られていないと思われていらっしゃいます。こういう状況のままで、総理、任命といいますか、ずっと役職を継続させるおつもりでしょうか。任命責任はないんでしょうか。 Angry: 0.585 Disgust: 0.291 Fear: 0.491 Happy: 0.421 Sad: 0.492 Surprise: 0.471
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02:35:50 ~ 02:36:09 岸田内閣総理大臣
今回の件につきましては、まず、制度として、これは適法であるということは申し上げております。ただ、政党支部がこの制度を使うことについて国民の皆さんに理解が得られるだろうか、こうしたことを申し上げています。 Angry: 0.512 Disgust: 0.360 Fear: 0.531 Happy: 0.621 Sad: 0.350 Surprise: 0.457
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02:36:09 ~ 02:36:37 岸田内閣総理大臣
そうした声に対して、副大臣としても、助成金、全て返還した上で説明を行っているということであります。納得がいったのかどうか、これは御指摘もありましたが、これは不十分であれば、引き続き説明を行っていくべきであると考えています。 Angry: 0.585 Disgust: 0.408 Fear: 0.514 Happy: 0.494 Sad: 0.323 Surprise: 0.524
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02:36:37 ~ 02:37:16 近藤(和)委員
総理、ばれたら返せばいいって、そんなことをしたら、万引きした人だって、ごめんなさいで済みますよ。質は違いますけれどもね。何でも返金したからいいというのは違います。それで、厚労大臣にお伺いをしたいんですけれども、雇調金についてですけれども、不正な使用があった場合にはどのような罰則があるでしょうか。 Angry: 0.714 Disgust: 0.358 Fear: 0.409 Happy: 0.386 Sad: 0.470 Surprise: 0.415
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02:37:16 ~ 02:38:01 後藤国務大臣
今の会話の流れからいきますと、不正な受給という議論になっていないわけでございます。一応、法律の解釈としては、可能であるという法律のたてつけになっているということでございます。ですから、その点をあくまではっきり申し上げた上で今の質問にお答えするということでいえば、不正受給を行った場合は、法令に基づき、国が不正受給による返還を求める額に加え、不正受給の日の翌日から納付の日までの延滞金、当該返還を求めた額の二割に相当する合計額を請求するということでございます。 Angry: 0.595 Disgust: 0.359 Fear: 0.486 Happy: 0.537 Sad: 0.362 Surprise: 0.445
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02:38:01 ~ 02:39:08 後藤国務大臣
これはあくまで、それが不正であった場合の対応についてのお尋ねにお答えいたしました。詐欺罪に問われるかどうかについては、私の所管ではありません。もう少し丁寧に申し上げるとすれば、我々も公務員でございますから、特に悪質な場合には告訴を行うということは、それはあり得ることだと思います。 Angry: 0.601 Disgust: 0.312 Fear: 0.482 Happy: 0.551 Sad: 0.329 Surprise: 0.483
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02:38:11 ~ 02:38:51 近藤(和)委員
詐欺罪に問われることはあるんじゃないですか。おかしいですね。昨日、そのような可能性も、ホームページにも何らかの形でそのようなことがあったと思うんですけれども、違いますか。告発される可能性、あるんじゃないですか、詐欺罪で。 Angry: 0.569 Disgust: 0.287 Fear: 0.600 Happy: 0.360 Sad: 0.370 Surprise: 0.597
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02:39:23 ~ 02:40:15 後藤国務大臣
正直申し上げまして、私どもは質問を受ければ答える必要があるわけなので、明確な質問についてはお答えいたしますけれども、今、現実に行われ、あるいは問題になっていることと大分次元の違う話であるということを御指摘をした上で、特に悪質な場合に告訴を詐欺罪でする可能性があるのかないのかということについては、公務員でありますし、それはないとは申し上げられませんが、しかし、今、不正受給の事案と解釈されていないということでございます。 Angry: 0.745 Disgust: 0.275 Fear: 0.562 Happy: 0.290 Sad: 0.356 Surprise: 0.312
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02:40:15 ~ 02:41:06 近藤(和)委員
不正なのか不適切なのかということであれば、売上げの時期をずらすというのは、私は不適切じゃなくて不正だと思います。この点については、どのような観点がありますか。随分時間を使いました。この雇用調整助成金について、このまま、総理、どこかで保険料の負担増というのは、私は多くの皆さんは納得いかないと思いますよ。 Angry: 0.524 Disgust: 0.322 Fear: 0.417 Happy: 0.617 Sad: 0.386 Surprise: 0.495
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Angry: 0.484 Disgust: 0.442 Fear: 0.562 Happy: 0.523 Sad: 0.458 Surprise: 0.483
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02:41:06 ~ 02:42:07 近藤(和)委員
どこでどの政治家が、皆さんに理解のできない、納税者の皆さん、そして保険者の皆様に理解のできないような行動を政治家そのものがしていたら、この制度そのものの信頼が私は揺らぐと思います。どうか、総理も任命権者としての責任を感じていただきたいですし、まだ幾つか不明な点がございましたので、大岡さん、また引き続きよろしくお願いいたします。それでは、安全保障についてのお話に参ります。もう残り四分なので、拉致問題についてお話ししたいと思います。 Angry: 0.460 Disgust: 0.269 Fear: 0.469 Happy: 0.519 Sad: 0.556 Surprise: 0.424
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02:42:07 ~ 02:43:10 近藤(和)委員
十二月十日から十六日まで、北朝鮮人権侵害問題啓発週間でございます。その中で、総理も、前提条件をつけずに、あらゆるチャンスをと決意を述べられています。対話の姿勢は、それはそれでいいと思います。しかし、僅か四年前、二〇一七年の時点では、当時の安倍総理は、異次元の圧力という表現まで使われていました。対話のための対話ではなく、対話のための圧力というわけです。ところが、その翌年の春頃には、条件をつけずにということで、百八十度転換をされました。なぜ変わったんでしょうか。それ以降も対話は行われていないですよね、全く。それで、今日は中身までは踏み込むことはできませんけれども、私は、是非、拉致対策特別委員会をしっかりと活用していただきたいと思います。 Angry: 0.496 Disgust: 0.329 Fear: 0.471 Happy: 0.581 Sad: 0.400 Surprise: 0.519
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02:43:10 ~ 02:44:00 近藤(和)委員
この資料を見ていただけたらと思いますが、この五年間の間に、参考人質疑の一回を入れても、僅か五回、十二時間半しか質疑をしていません。二〇一九年の五月から二〇二一年の六月までは、二年間、五国会丸々質疑がされないときもありました。幾ら何でも、強気の言葉を言っても、丁寧に下手に出ても、国会が動かなければ、日本は拉致問題には真剣ではないのかと北朝鮮に間違ったメッセージを与えることにもなります。私たちは、ここ数年の間、何度もこの委員会開催を求めてきました。しかし、応じてはいただけませんでした。 Angry: 0.551 Disgust: 0.238 Fear: 0.520 Happy: 0.397 Sad: 0.491 Surprise: 0.540
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02:44:00 ~ 02:44:27 近藤(和)委員
総理は、自民党の総裁でもあります。そして、関係大臣にとってみれば、トップでございます。どうか、今後は、この委員会の開催の求めに積極的に応じるように指示を出していただけないでしょうか。 Angry: 0.489 Disgust: 0.285 Fear: 0.487 Happy: 0.509 Sad: 0.440 Surprise: 0.594
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02:44:27 ~ 02:45:00 松野国務大臣
近藤先生にお答えを申し上げます。国会の運営に関しては、国会でお決めをいただくものと考えています。その上で述べれば、拉致問題は岸田内閣の最重要課題であります。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、米国を始め各国と連携をしながら、あらゆるチャンスを逃さずに全力で取り組んでまいります。 Angry: 0.633 Disgust: 0.345 Fear: 0.435 Happy: 0.603 Sad: 0.361 Surprise: 0.462
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02:45:00 ~ 02:46:11 近藤(和)委員
総理、お願いいたします。あらゆる条件をつけずにということは、これは、圧力ということに対して、日本側のですね、場合によってはそれを軽くしないかという可能性もあると私は思うんですよね。 Angry: 0.323 Disgust: 0.312 Fear: 0.460 Happy: 0.674 Sad: 0.415 Surprise: 0.586
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02:45:03 ~ 02:45:54 岸田内閣総理大臣
まず、北朝鮮に対する我が国の外交方針、これは一貫しております。圧力について、変わったのではないかと御指摘がありましたが、我が国は現在も、国連安保理決議違反に対する関係国と協力してでの制裁、また我が国独自の制裁、これもしっかり続けております。圧力はしっかりとかけながら、対話についても考えていく、こうした基本方針は全く変わっていないということを申し上げた上で、国会の議論、特別委員会の運営、基本的にはこれは国会でお決めいただくことではありますが、是非、国会においてもこういった議論が幅広く行われること、これは期待したいと思います。 Angry: 0.596 Disgust: 0.207 Fear: 0.398 Happy: 0.620 Sad: 0.296 Surprise: 0.580
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02:46:11 ~ 02:47:13 近藤(和)委員
それによって対話がしっかりと進むということであれば、進められるでしょうか、総理。前の菅総理、そしてその前の安倍総理も含めて、ずっと最重要課題だということを言われ続けていました。何らかの私は変化球というものが必要なのではないかと思います。例えば、スイスやスウェーデンなどを活用するといったことも含めて、何代か前のスイスの大統領も、これは核のところからだと思いますが、何らかの形で仲介しようかといった話もあったと伺っています。 Angry: 0.469 Disgust: 0.255 Fear: 0.480 Happy: 0.589 Sad: 0.414 Surprise: 0.580
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02:46:22 ~ 02:46:41 岸田内閣総理大臣
現状、外交方針は変わっておりません。しかし、対話ということも大事である。要は、圧力一辺倒でもなく、対話一辺倒でもない。このバランスは大事であると考えます。 Angry: 0.485 Disgust: 0.362 Fear: 0.584 Happy: 0.450 Sad: 0.450 Surprise: 0.585
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02:47:13 ~ 02:47:42 近藤(和)委員
そして、前の前の総理大臣の安倍さんも、私は何らかの形で活用されていいと思うんですよ。何が何でも拉致被害者を全員救済するんだという覚悟を持って、是非とも頑張っていただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。 Angry: 0.650 Disgust: 0.413 Fear: 0.345 Happy: 0.618 Sad: 0.474 Surprise: 0.343
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Angry: 0.517 Disgust: 0.307 Fear: 0.357 Happy: 0.741 Sad: 0.300 Surprise: 0.525
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02:48:01 ~ 02:49:04 落合委員
この国をよくしていくためには、これまでの政権がやってきた姿勢から変えなければならない点、これも多々ありますので、是非、本気で、国のためになることはやっていただければと思います。まず、本日は、先にワクチンのことから取り上げさせていただければと思います。十二月から、医療従事者を始めとして、三回目の接種を始めました。これまでも、二回の接種も全国的に、国民対象に、各自治体窓口が大変な思いをしながら対応したわけです。今回も、希望者全員に打っていくんだということで、国民的関心が高いわけですけれども、まず、ワクチン担当大臣にお伺いをさせていただきます。 Angry: 0.467 Disgust: 0.298 Fear: 0.418 Happy: 0.649 Sad: 0.453 Surprise: 0.470
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02:49:04 ~ 02:50:25 落合委員
厚労大臣ですとかコロナ担当大臣もいるわけですけれども、ワクチン担当大臣の役割というのは何なんでしょうか。ロジの部分ですとか、それから国民に発信、説明をしていくということだと思います。前回も議論になりましたが、ワクチンが、我が国で手に入る量が一気に来るわけではないので、ちょっとずつ来るとは思うんですけれども、これは、各地域に配給するときに地域差は設けるのかについてはどう計画されていますでしょうか。 Angry: 0.594 Disgust: 0.315 Fear: 0.482 Happy: 0.474 Sad: 0.383 Surprise: 0.491
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02:51:04 ~ 02:51:29 堀内国務大臣
二回目接種完了の方の人数に応じて各地域に配分させていただきたいと思いますので、二回目完了なさった方が多いところにはその八か月後にその数、少ないところにはやはり少ない数ということになると思っております。 Angry: 0.159 Disgust: 0.142 Fear: 0.588 Happy: 0.597 Sad: 0.574 Surprise: 0.680
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Angry: 0.253 Disgust: 0.332 Fear: 0.527 Happy: 0.721 Sad: 0.507 Surprise: 0.417
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02:52:02 ~ 02:52:46 堀内国務大臣
二回目を完了した方の数がVRSなどにきちっと入っておりますので、その数に応じてお配り申し上げたいと思います。そういった方が東京に多い月にはそこの数だけ、やはり二回目接種が終わられた方の数だけ。大阪であろうと、それがほかの地域であろうと、二回目接種が終わられた方の数をきちっと、おおむね八か月後に接種券が送られてきた、そして皆さんが接種していただける、そういったことになっております。 Angry: 0.240 Disgust: 0.222 Fear: 0.613 Happy: 0.462 Sad: 0.565 Surprise: 0.648
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02:52:46 ~ 02:53:34 後藤国務大臣
今委員長から御指名がありましたので、ちょっと補足をさせていただきますが。今、ワクチン担当大臣はワクチンの地方への配付についての話をしておりまして、昨日から問題になっておりましたのは、八か月を原則にしていたものを、オミクロン株への効果等を一定程度見極めた上で優先度に応じて前倒しをしていく、その担当は厚生労働大臣でございますので、それに従ってということでございます。 Angry: 0.282 Disgust: 0.287 Fear: 0.425 Happy: 0.840 Sad: 0.397 Surprise: 0.565
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Angry: 0.459 Disgust: 0.359 Fear: 0.419 Happy: 0.744 Sad: 0.385 Surprise: 0.521
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02:53:41 ~ 02:54:04 落合委員
ロジの部分を伺っているわけで、八か月か六か月は違うときに質問させてもらいますので、今、質問をしておりませんので。これは、各自治体、その後、基礎自治体が全部担当するわけです。 Angry: 0.366 Disgust: 0.343 Fear: 0.506 Happy: 0.588 Sad: 0.492 Surprise: 0.525
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02:54:04 ~ 02:54:51 落合委員
今回の五万円の給付にしても五万円のクーポンにしても、クーポンにするのか現金にするのか、全部しわ寄せは基礎自治体に行っているわけです。これは、国が早めに決めないと、全部早くやってくださいと基礎自治体に押しつけられてしまうということで、大変これは全国的に苦労されています。三回目の接種のために各自治体にいつ何箱送るという段取り、これはしっかりできているということでよろしいですね。 Angry: 0.365 Disgust: 0.266 Fear: 0.646 Happy: 0.436 Sad: 0.425 Surprise: 0.614
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Angry: 0.482 Disgust: 0.446 Fear: 0.467 Happy: 0.658 Sad: 0.468 Surprise: 0.481
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02:55:00 ~ 02:55:56 堀内国務大臣
最初の四百十二万回についてはもう配送済みでございます。次に千二百万回、両方ともファイザーでございますが、それについても十二月中に発送するような御相談をきちっと自治体とさせていただいているというふうに認識しております。はい。今自治体で残余の在庫がおありの場合は、活用していただいて結構です。 Angry: 0.362 Disgust: 0.373 Fear: 0.411 Happy: 0.722 Sad: 0.507 Surprise: 0.488
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02:56:23 ~ 02:57:21 落合委員
これは、幾つかの基礎自治体にヒアリングをして、しっかり伝わっていない状況がありましたので、ここは大臣、しっかりやっていただければと思います。あと、段取りのこともしっかり伝わっていない自治体がたくさんありますので、そこもしっかり大臣が確認をいただければと思います。これはどれぐらい全国の方が、もう二回目を打った方がどれぐらいで、来年のどれぐらいまでにみんな打てるようになるのかという全体の見込みはどうなっていますでしょうか。 Angry: 0.222 Disgust: 0.173 Fear: 0.426 Happy: 0.675 Sad: 0.654 Surprise: 0.556
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02:57:39 ~ 02:57:56 落合委員
では、今二回目を打っている方が希望すれば、おおむね八か月前後で全部、全員が打てる、それからそのワクチンの量は確保ができているということでよろしいですね。 Angry: 0.181 Disgust: 0.153 Fear: 0.530 Happy: 0.805 Sad: 0.385 Surprise: 0.726
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02:58:04 ~ 02:59:20 堀内国務大臣
二回目の接種から原則八か月以降の方が追加接種を行う場合には、十分なワクチンを供給することが可能であるというふうに認識しております。十分に打てるということです、おおむね八か月後にということですね。はい。三回目の追加接種、二回目完了なさった方が当たる三回目の追加接種では、ファイザー社とモデルナ社のワクチンを用いることとしておりますが、二社のワクチンを合わせて、二〇二〇年に、一億七千万回の供給を受ける契約を締結済みであり、総量として必要なワクチンは確保できるといった見込みとなっております。 Angry: 0.370 Disgust: 0.313 Fear: 0.465 Happy: 0.690 Sad: 0.424 Surprise: 0.571
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Angry: 0.350 Disgust: 0.398 Fear: 0.537 Happy: 0.692 Sad: 0.384 Surprise: 0.519
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02:59:20 ~ 03:00:00 落合委員
分かりました。国民にもしっかり伝わっていないのと、各基礎自治体が、かなり今、どうすればいいのかということで、クーポンの配付等も含めて、またいろいろ国から押しつけられてしまうのかということで、不安と混乱をしております。しっかり、大臣、リーダーシップを発揮をしていただければと思います。これは進捗が進み次第、また聞かせていただければと思いますので、よろしくお願いします。 Angry: 0.275 Disgust: 0.231 Fear: 0.383 Happy: 0.801 Sad: 0.490 Surprise: 0.525
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03:00:00 ~ 03:01:12 落合委員
では、経済の問題に入りたいと思います。総理、新しい資本主義というものを看板政策として掲げられております。私も、総理がおっしゃっている株主資本主義からの脱却等、賛同するところが多いわけでございます。我々も、六月に経済政策中間取りまとめを発表していまして、株主資本主義から脱却して、公益資本主義的な考え方を導入して、従業員、消費者、取引先、地域社会など、多様なステークホルダーへの利益の公正な配分を実現しようということを掲げています。総理は、その株主資本主義からの脱却の象徴的な施策として、上場企業の四半期決算開示の義務化を見直すということを言及されてきました。 Angry: 0.477 Disgust: 0.339 Fear: 0.457 Happy: 0.705 Sad: 0.322 Surprise: 0.522
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03:01:12 ~ 03:01:49 落合委員
これが、十月の就任されたときの所信にはしっかり書かれていたと思います。ただ、今回の十一月には書かれていない。株主資本主義からの脱却ということも言われなくなってしまっています。これは取り下げてしまったのか、特に具体的に、四半期決算の開示の義務化はやめるというのはやるのかやらないのか、どっちなんでしょうか。 Angry: 0.424 Disgust: 0.293 Fear: 0.645 Happy: 0.355 Sad: 0.487 Surprise: 0.596
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03:01:49 ~ 03:02:11 岸田内閣総理大臣
御指摘の企業の四半期決算の見直しについては、新しい資本主義を考える上において、企業が長期的な視点に基づいて物事を考えていただくという点において、大変意義のある課題であると認識をしています。 Angry: 0.624 Disgust: 0.288 Fear: 0.609 Happy: 0.403 Sad: 0.298 Surprise: 0.536
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03:02:11 ~ 03:03:06 岸田内閣総理大臣
そして、現実においては、中長期的な企業価値を重視するという観点から、前向きに捉える意見がある。一方で、こうした四半期開示、これは業績の進捗状況をしっかり確認する上で必要だという意見もあります。そのため、金融審議会において、市場への影響等を見極めつつ、丁寧に検討をしていただいているという状況にあります。私は、従来から申し上げているように、これは意味ある課題であると認識をしております。 Angry: 0.435 Disgust: 0.334 Fear: 0.518 Happy: 0.622 Sad: 0.375 Surprise: 0.560
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Angry: 0.149 Disgust: 0.164 Fear: 0.600 Happy: 0.445 Sad: 0.737 Surprise: 0.572
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03:03:24 ~ 03:04:17 落合委員
経済の好循環が、なぜ、アベノミクスのような、経済政策成功したと言っている政権でも、経済の力強い好循環は道半ばですということを言い続けていました。史上最大の企業収益が上がっても、個人消費が安倍政権下でも弱いままだったわけです。コロナ前でも、総務省の消費動向指数を見ると、安倍政権が始まった二〇一二年を一〇〇とすると、コロナ前の二〇一九年、安倍政権の後半、一九年には九〇ちょっとなので、一割も最も景気のエンジンになる個人消費は下がってしまっているわけです。 Angry: 0.613 Disgust: 0.355 Fear: 0.499 Happy: 0.440 Sad: 0.333 Surprise: 0.490
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03:04:17 ~ 03:05:04 落合委員
これは、消費税増税を二回したということもありますし、それから、何より賃金が上がらないから消費が上がらないということなわけです。アベノミクスで企業収益最大になりました。GDPはそれなりに上がりました。それでも賃金が上がらない、個人消費も下がってしまう。これではずっと、どんな政策をしても国民の懐が豊かになることはないわけです。ここは、幾ら財政出動してもGDPを上げても、国民が豊かにならない経済政策をするのであれば意味がないわけです。 Angry: 0.604 Disgust: 0.459 Fear: 0.472 Happy: 0.478 Sad: 0.459 Surprise: 0.414
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03:05:04 ~ 03:06:13 落合委員
このグラフを見てください。何で賃金が上がらないんですかと。いわゆる経済的な改革が始まったのは九〇年代後半です。一九九七年を一〇〇として、これは日本のそれなりの企業の、十億円以上の資本金の企業の数値を全部足し算してその合計の推移を見たものです。この売上高、紫のところが売上高なんですが、これが四半世紀で一〇七。七%ぐらいしか日本企業の全体の売上高は増えていません。でも、赤の部分を見ますと、三倍以上に経常利益が増えている。これは、何で売上げが上がっていないのに利益が増えたんですかというと、設備投資と従業員の平均給与は四半世紀前よりも低いんです、足し算した金額が。 Angry: 0.631 Disgust: 0.380 Fear: 0.550 Happy: 0.410 Sad: 0.336 Surprise: 0.563
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03:06:13 ~ 03:07:07 落合委員
じゃ、何でそこまでして利益を上げたんですかというと、配当金は六倍に増えました。企業収益を上げて利益を出させる、そして配当を出させる、これは、この四半世紀、国がやってきた政策なんです。それが、賃金もカットし、そして会社の将来を担う設備投資さえもカットする、こういうことにつながってきました。これは、コーポレートガバナンス改革、四半期決算もそうです。それから、いろいろほかにもやってきました。そもそも、政府がROE経営を推奨して、一株当たりの利益率を上げてください、それがいい企業ですと言ってきたわけです。 Angry: 0.582 Disgust: 0.347 Fear: 0.419 Happy: 0.614 Sad: 0.346 Surprise: 0.492
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03:07:07 ~ 03:08:00 落合委員
さっき総理も、中長期的な企業価値を上げるためには短期決算も必要なんじゃないか、短期の開示も必要なんじゃないかと、その答弁書に書かれていました。しかし、中長期的な価値の向上というのが、中長期的に株主に配当するための企業の価値であって、従業員やそれから産業競争力を意味しているわけでもないんです。会計上配当ができる、株価を上げられる価値を最優先してきたこの日本の経済政策、ここにメスを入れなければならないわけです。ですから、岸田総理が一番最初の十月の所信で言ったことは合っていた。しかし、反対が出てきた。 Angry: 0.605 Disgust: 0.311 Fear: 0.523 Happy: 0.490 Sad: 0.318 Surprise: 0.572
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03:08:00 ~ 03:08:19 落合委員
二十五年間やってきた政策を転換するわけですから、反対は出ます。残念なのは、今回の所信からは外れてしまっていることが残念だと思います。本当にやる気があるんでしょうか、総理。 Angry: 0.501 Disgust: 0.301 Fear: 0.513 Happy: 0.416 Sad: 0.548 Surprise: 0.486
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03:08:19 ~ 03:09:12 岸田内閣総理大臣
もちろん、コーポレートガバナンス・コード全体を否定するものではありません。こうした取組は、意義がある取組、たくさんあると思います。しかし、その中にあって、先ほど申し上げました企業の長期的な視点を考えた場合に、四半期開示の見直し等、見直すところはあるのではないか。少なくとも、株主資本主義と言われるような資本主義のありようについて考える必要はある。分配という観点からも、こうした資本主義のありようについて考えていくことは、これからの日本の経済を考えた場合に意義があるということを申し上げておりますし、その思いは今でも全く変わっておりません。 Angry: 0.516 Disgust: 0.354 Fear: 0.448 Happy: 0.591 Sad: 0.444 Surprise: 0.488
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03:09:12 ~ 03:10:01 落合委員
今もおっしゃった長期的な視点というのは、産業競争力でもなくて、国民のお給料を上げることでもないんです。企業の会計上の利益率が高いということを維持する、それを長期的な視点というふうに言っているわけです。例えば、設備投資がずっと伸びていない。今デジタル、デジタルと言っていますけれども、IT化が始まると言われていたのはもう三十年前ぐらいです。そこから日本のIT投資はほとんど上がっていません。それは、全体の設備投資額が増えていないからです。じゃ、今回どうなりましたか。 Angry: 0.554 Disgust: 0.416 Fear: 0.555 Happy: 0.468 Sad: 0.416 Surprise: 0.489
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03:10:01 ~ 03:11:05 落合委員
その頃五割あった世界の半導体のシェアは、今一割になりました。もしかしたら十年後はシェアゼロになるかもしれないという試算もあるわけです。設備投資、開発投資をしていなかったら、世界から取り残されていきます。しかし、会計上、企業の収益を上げるために、そういった産業競争力が犠牲にされてきたわけです。大臣の今回の所信にもありました、5Gとかで世界をリードする。これ、リードできる段階じゃないですよ。残念ながら、韓国とか中国よりも5Gの分野で遅れています。世界に追いつくことさえもできていない。世界から遅れている。どうやって具体的にリードするのかなというふうに思います。どんな施策も賛成、反対は多いわけですけれども、四半期決算、この短期主義の見直しぐらいは絶対にやるべきです。 Angry: 0.494 Disgust: 0.418 Fear: 0.537 Happy: 0.464 Sad: 0.479 Surprise: 0.497
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03:11:05 ~ 03:12:04 落合委員
なぜなら、四半期決算を義務化しているのは、主要国ではアメリカと日本だけです。九〇年代に、四半期決算が当たり前だ、それがグローバルスタンダードだと言われて、主要国はみんな四半期決算を義務化したんです。でも、こういう短期主義の弊害があるということで、ヨーロッパはやめました、六、七年前に。これ、グローバルスタンダードだと思っているのは日本だけなんです。ですから、これは早期に、日本の産業競争力を上げるためにも、賃金を上げるためにも、やらなきゃいけないんです。もう、やろうかな、やらないかなと言っているような話ではないんです。絶対に実行していただきたいと思います。それから、これは世界的に議論がされていることですけれども、じゃ、株式市場って何のためにあるんですか。 Angry: 0.590 Disgust: 0.340 Fear: 0.457 Happy: 0.482 Sad: 0.453 Surprise: 0.494
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03:12:04 ~ 03:13:05 落合委員
自社株買いというものがあります。これは、ここで企業が上げた収益を、自分の会社の株を買うために利益を使う。お給料を上げるのでもなく、設備投資をするのでもなく、上がった利益は自分の会社の株を買うことに使う。そうすることで、世の中に出回るその会社の株の数が減りますので、株価が上がります。これは投資家が求めていることです。これは日本はずっと禁止をしてきました。それが小泉改革で解禁がされました。これは何のためにやったのかよく分かりません。少なくとも外国の投資家はそれを求めていました、株価が上がりますので。ただ、従業員が一生懸命働いたこの売上げを、株価を上げることばかりに使うことは私は問題だと思います。 Angry: 0.582 Disgust: 0.394 Fear: 0.464 Happy: 0.496 Sad: 0.440 Surprise: 0.494
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03:13:05 ~ 03:14:11 落合委員
今、自社株買いの金額の方が、株式市場で資金を調達する金額よりか高いんです。アメリカはずっとそうなんです。日本も解禁以降ずっとそうなんです。ヨーロッパもそうなので、見直しの議論が始まりました。株式市場に上場している意味がだんだんなくなってきている。上場している企業はどんどんどんどん資金が株主に吸い取られてしまっている。本来であれば投資家から資金をもらうのが株式市場であるにもかかわらず、投資家に資金を上げるのが株式市場になってしまっているんです。自社株買いも、きっぱりと見直し若しくは禁止まで議論は踏み込むべきじゃないですか。 Angry: 0.539 Disgust: 0.366 Fear: 0.527 Happy: 0.399 Sad: 0.499 Surprise: 0.502
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03:14:11 ~ 03:15:16 鈴木国務大臣
自社株買いにつきましての御質問でありますが、近年、株主への利益還元や株価収益率、ROE向上などのために広く使われているということは承知をいたしておりますが、企業の利益につきましては、株主への分配だけではなくて、持続的な成長のために新事業等に再投資すること、また、長期的な視点で、賃金など、従業員等へ人材投資をしていくことなど、これも重要だと考えております。一方で、企業が成長の果実をどのように、還元したり、再投資したりしていくことは、各企業において、その置かれた状況に基づき経営判断すべき事柄でありまして、自社株買いについて新たな抑制する措置を設けることは、企業における柔軟な対応の余地を狭めることにもなるのではないか、そういう指摘もございます。 Angry: 0.477 Disgust: 0.326 Fear: 0.453 Happy: 0.734 Sad: 0.230 Surprise: 0.556
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03:15:16 ~ 03:15:31 鈴木国務大臣
いずれにいたしましても、上場企業におきまして、様々な利害関係者に配慮しつつ、中長期的な企業価値の向上に取り組んでいくこと、これが重要であると思っております。 Angry: 0.615 Disgust: 0.382 Fear: 0.525 Happy: 0.516 Sad: 0.264 Surprise: 0.534
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03:15:31 ~ 03:15:58 落合委員
これは、自社株買いをどうするかとかは会社法に書いてあるので、法務大臣がなぜか所管なんです。これは非常に多岐にわたっているので、問題が見えにくいと思います。今、財務大臣、金融担当大臣がおっしゃったのと同じ意見でしょうか、総理。 Angry: 0.484 Disgust: 0.219 Fear: 0.539 Happy: 0.517 Sad: 0.325 Surprise: 0.684
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03:15:58 ~ 03:16:25 岸田内閣総理大臣
自社株買いについては、それぞれの企業判断に基づいて、状況に応じて判断していく問題ではありますが、私自身、多様なステークホルダーを重視して、持続可能な新しい資本主義を実現していくということから考えましたときに、御指摘の点は、これは大変重要なポイントでもあると認識をいたします。 Angry: 0.111 Disgust: 0.133 Fear: 0.585 Happy: 0.833 Sad: 0.360 Surprise: 0.736
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03:16:25 ~ 03:16:59 岸田内閣総理大臣
ただ、今、金融担当大臣からありましたように、企業の様々な事情や判断がありますので、画一的にこれを規制するということは、これは少し慎重に考えなければいけないのではないか、その個々の企業の事情等にも配慮したある程度の対応、例えばガイドラインとかですね、何かそういったことは考えられないだろうかということは思います。 Angry: 0.310 Disgust: 0.196 Fear: 0.554 Happy: 0.690 Sad: 0.343 Surprise: 0.629
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Angry: 0.468 Disgust: 0.271 Fear: 0.692 Happy: 0.296 Sad: 0.412 Surprise: 0.649
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03:17:06 ~ 03:18:06 落合委員
今、金融担当大臣がおっしゃった話は、二〇〇〇年代前後ぐらいの、そういう担当の方々が言っていたような答弁をいまだに二十年後も言っている。これは物すごく時代遅れですので、是非検討ぐらいは始めるべきだというふうに思います。ちなみに、会社の判断と言いますけれども、それを判断するのは取締役です。二年前、三年前に、社外取締役も義務化をわざわざしました。これをしているのも、アメリカと日本だけなんです。社外取締役を義務化したら、社外取締役はどこから連れてくるかといったら、ファンドから送られてくるわけですよ。株主還元のためにどんどんどんどん利益を吐き出せという意見を言う取締役を増やすための法律も、三年前に通しているんです、二年前ですか、二年前に通しているんです。 Angry: 0.578 Disgust: 0.386 Fear: 0.468 Happy: 0.535 Sad: 0.370 Surprise: 0.494
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03:18:06 ~ 03:19:04 落合委員
これは、全然、世界の潮流から、二十年前にやっていたことを今、時代遅れにやっていることは認識をするべきです。そのための株主資本主義からの脱却、そのための岸田総理なんです。御自身の役割をしっかり認識をしていただければと思います。賃金を上げるというふうなことで、金融面からも賃金はどう考えても上がりませんよということを申し上げました。それから、非正規雇用が二〇〇四年に解禁されて、その頃から非正規雇用の数はぐんと増えて、今、四割にもなってしまっています。これは、最低賃金を上げなかったら賃金は上がりにくい構造ができてしまっているということです。これも抜本的な対策が必要だと思います。 Angry: 0.583 Disgust: 0.398 Fear: 0.513 Happy: 0.460 Sad: 0.454 Surprise: 0.454
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03:19:04 ~ 03:20:01 落合委員
我々は、中小企業が新規で正社員を雇用するときに、雇用主の社会保険料の負担を補助するという法案も出しました。具体的にこれぐらいの踏み込んだ法案を出さないと、正規雇用化は進まないと思います。今回、私が総理に聞きたいのは、この非正規雇用の問題より更に先までこの雇用の問題は進んでしまっているということです。みなし個人事業主というのがはやっています。社員と同じように働いているのに、正社員でもない、非正規雇用でもない、業務委託料をもらった個人事業主、こういうのが増えています、建設業にしても、ITにしても、配送業にしても。そうなると、最低賃金さえ関係ないんです。労災もない、社会保険もない。 Angry: 0.658 Disgust: 0.396 Fear: 0.519 Happy: 0.438 Sad: 0.404 Surprise: 0.414
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03:20:01 ~ 03:20:57 落合委員
非正規雇用よりも守られていない雇用がどんどん増えています。これは数が、二年前ぐらいに調べたら、三百万人、こういう人たちがいたんですけれども、今、四百六十二万人ぐらいということで、やはり急増しています。働き方改革の旗を振ったことで、フリーランスという働き方も選択肢として出てきて、所得が上がる要素よりも、こうやって低賃金の、低い業務委託料で働く人たちがどんどんどんどん増えてしまっている。働き方改革は、負の部分が大きくなっています。これは修正するべきじゃないでしょうか。 Angry: 0.441 Disgust: 0.367 Fear: 0.599 Happy: 0.405 Sad: 0.469 Surprise: 0.545
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Angry: 0.387 Disgust: 0.397 Fear: 0.435 Happy: 0.735 Sad: 0.365 Surprise: 0.523
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03:21:03 ~ 03:22:02 山際国務大臣
一方で、多様な働き方を認めていく社会にしていこう、この流れも我々としては推し進めようと思っております。また、議員おっしゃるように、様々な問題があるということも我々承知しておりまして、令和二年に内閣官房において、これは公正取引委員会や中小企業庁や厚生労働省と組んで実態調査を行いまして、その後、その結果に基づいて、全世代型社会保障検討会議において方向性を出して、令和三年、今年の三月にガイドラインを作らせていただいております。また、厚生労働省においては、令和二年の十一月から、ワンストップでこの相談を受け付ける窓口等々も設置して対応しているところでございますが、まだこれで十分だというふうには当然思っておりませんで、そもそも、その実態調査によりますと、今議員からもお話ありましたように、様々な問題がある。 Angry: 0.542 Disgust: 0.272 Fear: 0.437 Happy: 0.673 Sad: 0.345 Surprise: 0.514
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03:22:02 ~ 03:22:32 山際国務大臣
例えば、契約という名前のものがそもそも行われていないなんという問題もありますし、また、書面や電子メールで交付されていないもの以外にも、内容が十分に明記されていないといった根本的な問題もございます。これらを受けまして、まず契約を明確にするところから始めまして、その法制化、保護法制化というものも含めて、今検討して、前向きにこれを何とかしたいと思っております。 Angry: 0.482 Disgust: 0.371 Fear: 0.527 Happy: 0.545 Sad: 0.430 Surprise: 0.428
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03:22:32 ~ 03:22:54 落合委員
これも、総理、賃金を上げる政策をやるのであれば、早急にばしっとやるべきだと思います。EUは、ギグワーカー保護法をもう作りました。早めに総理のリーダーシップでやるべきじゃないですか。 Angry: 0.655 Disgust: 0.299 Fear: 0.480 Happy: 0.561 Sad: 0.297 Surprise: 0.560
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03:22:54 ~ 03:23:20 岸田内閣総理大臣
御指摘の点については、これまでも、ガイドラインですとか相談窓口ですとか様々な対応をしておりますが、今後とも、多様な働き方を可能とする社会を目指していくとしたならば、そうした問題意識を持って、より、それにどういった対策を加えなければいけないのか、政府全体としても考えていきたいと思います。 Angry: 0.737 Disgust: 0.211 Fear: 0.387 Happy: 0.499 Sad: 0.403 Surprise: 0.369
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03:23:20 ~ 03:24:15 落合委員
これはどう考えても答えは一つしかありませんので、慎重な答弁ではなくて、本当に国民の賃金を上げるつもりがあるのであれば、やると言っていただければと思います。それから、特定技能二号、外国人労働者を受け入れる業種の拡大が政府で検討されているということです。これは、国会審議もなしに、低賃金のいわゆる外国人労働者をどんどん入れることができてしまうわけです。これも導入時に、アベノミクスに対するアドバイスをしているエコノミストの方々などが、労働力の投入量に制約があるから賃金が上がるんだ、これを解禁したらアベノミクスの負の部分はもっと広がっちゃうという指摘もしているんです。 Angry: 0.685 Disgust: 0.351 Fear: 0.476 Happy: 0.418 Sad: 0.366 Surprise: 0.427
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03:24:15 ~ 03:24:47 落合委員
これは民間のシンクタンクも試算を出しています。最初の導入のときから賃金という点でマイナスの意見があったのに、賃金を上げると言っている岸田政権がこういった施策をもっと広げようとしている、これも間違いじゃないでしょうか。総理のリーダーシップで絞るべきじゃないでしょうか。 Angry: 0.554 Disgust: 0.318 Fear: 0.518 Happy: 0.495 Sad: 0.363 Surprise: 0.550
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03:24:47 ~ 03:25:07 岸田内閣総理大臣
御指摘の点については、改正入管法の附帯決議の中で、我が国の産業、雇用、さらには国民生活、こうしたものに与える影響に十分配慮することを求めるという附帯決議の内容が盛り込まれております。 Angry: 0.786 Disgust: 0.400 Fear: 0.472 Happy: 0.422 Sad: 0.322 Surprise: 0.373
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Angry: 0.518 Disgust: 0.304 Fear: 0.524 Happy: 0.486 Sad: 0.406 Surprise: 0.533
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03:25:15 ~ 03:25:38 落合委員
これで終わりますが、アベノミクスはことごとく、企業収益は上げるけれども賃金が下がるような政策をしてきました。それを引き継いだら、賃金を上げることはできません。びしっと前政権との政策を断ち切って、違う方向に進んでいただければと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。 Angry: 0.574 Disgust: 0.379 Fear: 0.419 Happy: 0.571 Sad: 0.442 Surprise: 0.423
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03:25:38 ~ 04:24:48 根本委員長
これにて小川君、長妻君、江田君、石川君、逢坂君、岡田君、近藤君、落合君の質疑は終了いたしました。午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。 Angry: 0.161 Disgust: 0.104 Fear: 0.369 Happy: 0.920 Sad: 0.453 Surprise: 0.704
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Angry: 0.478 Disgust: 0.318 Fear: 0.511 Happy: 0.581 Sad: 0.418 Surprise: 0.582
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04:25:00 ~ 04:26:06 足立委員
日本維新の会の足立康史でございます。今日は、日本維新の会、さきの総選挙で大きな議席をいただきまして、今回、この予算委員会も二時間二十七分頂戴をしまして、大変ありがたく存じます。私、トップバッターでございますが、私の後に、東京一区でチャレンジをして国会に上がってまいりました小野泰輔さんが半導体について、それから、大阪から、これも一期生でありますが、岩谷良平さんが、国家公務員の人事制度、議員特権、また大阪・関西万博について取り上げさせていただきます。そして、四人目のバッターが、新しく幹事長になりました大阪の藤田文武代議士。この四人で今日は質問をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 Angry: 0.355 Disgust: 0.223 Fear: 0.431 Happy: 0.754 Sad: 0.366 Surprise: 0.619
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04:26:06 ~ 04:27:05 足立委員
さて、総理、第二次岸田内閣発足、本当におめでとうございます。岸田内閣も新しい形で今回立ち上がっているわけでありますが、私たち維新の会も、総選挙を経て体制が。あっ、ここで今パネルを掲示しておりますのは、紹介を忘れていました、大阪十区で小選挙区を勝ち抜いてこられました池下卓代議士に今日は手伝っていただきます。これは、先ほどから自民党の理事の先生方から宣伝かと言われてちょっと笑われていたんですが、我が党の体制が分かりにくいとよく言われるので。党三役、そして国会議員団の四役という二層構造になっています。 Angry: 0.400 Disgust: 0.227 Fear: 0.453 Happy: 0.685 Sad: 0.353 Surprise: 0.646
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04:27:05 ~ 04:28:07 足立委員
ちょっと馬場さんと井上さんの顔が大きく出ていますが、これは本物も大きいので、ちょっと御容赦をいただきたいと思いますが、こういう二段構造になっています。なぜ二段構造になっているかというと、私たちは、地域から、地方から生まれた唯一の国政政党です。だから、地域の、大阪だけではありません、全国の議員団、全国の首長、全国の議員団と一緒になってこの政策を組んできている。この政調会の国会議員団の中の体制はもちろんございますが、全国の議員団と一緒になって政策をつくってきているということを御理解を賜って、私はこの左側をまとめていますが、この全体の政策をまとめているのが音喜多駿党政調会長であると御理解をいただきたいと思います。 Angry: 0.650 Disgust: 0.281 Fear: 0.368 Happy: 0.608 Sad: 0.335 Surprise: 0.501
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04:28:07 ~ 04:29:23 足立委員
さて、まず取り上げなあかんのは、この十万円ですね。今申し上げたように、私たちは地域から生まれた唯一の国政政党ですから、国会で決めたことを上意下達で地方にそれを落とすというような考え方は一切ありません。むしろ逆で、地方の議員団、地方の首長、これから私たちは、大阪だけではなくて全国で、東京、関東もそうです、全国で、議員集団のみならず、今、大体五百名弱の議員団が全国に立ち上がってきていますが、首長はまだ大阪中心です、これからは全国で、市町村の首長、都道府県の知事をつくっていく、そんな思いで取り組んでおりますが、例えばこの十万円、とにかく松井市長から、何とかしろということで、要は、地域からしたら、これはもう絶対にやらなあかん至上命題なんです。 Angry: 0.608 Disgust: 0.279 Fear: 0.536 Happy: 0.479 Sad: 0.326 Surprise: 0.523
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04:29:23 ~ 04:30:01 足立委員
だから、全国の市町村から私たち国会議員団が宿題を受けて、松井大阪市長は、我が党の代表でありますが、七日の日にもう、大阪市としては年内現金一括給付をしたい、するということをおっしゃって、ペナルティーはあるのかということを私たち国会議員団に問うてきました。再三私たちも内閣府に問合せをしてきましたが、答えはない。 Angry: 0.667 Disgust: 0.250 Fear: 0.486 Happy: 0.510 Sad: 0.294 Surprise: 0.566
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04:30:01 ~ 04:31:09 足立委員
要は、まだ何も決まっていないということでした。そういう中で、今日、予算委員会の我が党の筆頭理事は浦野靖人筆頭理事でありますが、松井大阪市長とは府議会の同期なので、浦野さんのところにも、浦野さんが、まだ分からないんですとツイートしたら、松井さんが、早く決めてくれというツイートをされたりとか、もう全部、大体、我が党の動きはツイッターを見ていれば分かりますので。そして、ここには抜けていますが、八日には、松井市長から、これもツイッターあるいは記者会見で、今週中、今週中というのは先週中です、先週中に政府の判断がないと年内一括現金給付は厳しくなる、明日が正念場、明日が正念場というのは先週の木曜日の我が党の代表質問です。 Angry: 0.394 Disgust: 0.224 Fear: 0.560 Happy: 0.395 Sad: 0.549 Surprise: 0.552
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04:31:09 ~ 04:32:07 足立委員
先週木曜日の馬場共同代表による衆議院本会議での岸田総理に対する代表質問が、もう最後の最後の最後のお願いだと、お願いというかデッドラインだということを定めて質問をさせていただきましたが、全国の自治体が納得のいく御答弁は、そのときはありませんでした。それを受けて、当日、九日の木曜日、大阪市長は、残念で仕方がない、ニーズに全く合っていない、年末に何とか十万円を届けたかった、判断する権限を自治体にいただきたい、こういうことをおっしゃっていました。私も、このまま、全国の議員団の願いを実現できないまま、何が躍進だと。 Angry: 0.380 Disgust: 0.221 Fear: 0.536 Happy: 0.397 Sad: 0.653 Surprise: 0.499
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04:32:07 ~ 04:33:00 足立委員
このままであれば、私も、この年末、悔しくて正月を迎えられないぐらいの気持ちでこの週末を過ごしました。そうしたら、この休日明けに、昨日、岸田総理から、あるいは山際大臣から、新しい方針が打ち出されたということであります。これは、総理、何とか先週中なんだけれども、今日になった。それでも、今、それを、昨日の議事録を、私の事務所でばあっと全部、総理の御答弁、山際大臣の御答弁を全部たたき打って、それを、とにかく、いろいろ問合せがある市長さんに全部送りました。 Angry: 0.347 Disgust: 0.240 Fear: 0.485 Happy: 0.667 Sad: 0.482 Surprise: 0.596
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04:33:00 ~ 04:33:24 足立委員
議事録しかない。なぜあと三日早くできなかったのか。乗れたところは感謝すると思いますが、間に合わなかった市町村がたくさん出てきます。やはりこの三日は必要だった、そういうことですか。 Angry: 0.421 Disgust: 0.286 Fear: 0.570 Happy: 0.374 Sad: 0.638 Surprise: 0.526
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04:33:24 ~ 04:34:10 松野国務大臣
お答えをいたします。子育て世帯への給付金の在り方については、地方自治体からの御意見や国会での議論も踏まえ、柔軟な制度設計を進めることとしたものであります。できるだけ迅速にプッシュ型で支援をお届けする観点から、コロナ予備費を措置した五万円の先行給付金については、九割超の市区町村が年内に支給する見込みであると聞いております。その上で、今回の十万円の現金一括給付を選択肢に加える方針については、地方自治体において円滑な準備が行われるよう、補正予算の成立を待たずに政府の考え方を地方自治体にお示しをしたいと考えております。 Angry: 0.506 Disgust: 0.352 Fear: 0.474 Happy: 0.550 Sad: 0.451 Surprise: 0.489
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Angry: 0.391 Disgust: 0.241 Fear: 0.653 Happy: 0.411 Sad: 0.428 Surprise: 0.609
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Angry: 0.524 Disgust: 0.290 Fear: 0.426 Happy: 0.611 Sad: 0.446 Surprise: 0.528
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04:34:45 ~ 04:34:59 山際国務大臣
ただいま官房長官からお話しさせていただいたように、速やかにやりたいと思っておりますので、今週中には間違いなく通知が行くようにしたいと思っております。 Angry: 0.323 Disgust: 0.301 Fear: 0.273 Happy: 0.835 Sad: 0.574 Surprise: 0.457
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04:35:01 ~ 04:35:34 足立委員
予算成立、まだ成立していませんが、週明けにもという流れと承知していますので、そういう中では、もう水、木、金、この水、木、金しかないんです。だから、今、山際大臣、今週中とおっしゃった。当たり前です。でも、これが水なのか、木なのか、金なのかによって、全国の市町村の事務が、それを待つわけですね。お願いします。 Angry: 0.404 Disgust: 0.271 Fear: 0.457 Happy: 0.656 Sad: 0.479 Surprise: 0.541
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04:35:34 ~ 04:36:11 山際国務大臣
この中継を通じて全国の自治体の首長さんも御覧になっていただいていると思いますので明確に申し上げたいと思いますが、条件は何もありません。適正にやっていただく限りは、後から、追ってきちんと補助金でそれを補填をするという形でございますので、国からの通知は出しますけれども、それを待たずに、これを聞いていただいている方々は、準備ができるところは準備をしていただいて結構でございます。 Angry: 0.295 Disgust: 0.233 Fear: 0.404 Happy: 0.783 Sad: 0.500 Surprise: 0.480
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04:36:11 ~ 04:37:01 足立委員
昨日から今日にかけて、今の山際大臣の御答弁も含めて、国会での議事録が全てで、それ以外に市町村が把握すべきことはないということだと、今うなずいていただいているので、そういうふうに受け止めます。一応、いただきましょうか。追加のメッセージはないと。国会の質疑を明確に整理して、事務的に説明会もするというふうに承りました。今週中ですね。これは、できれば総理、これは総理が御判断された、私は御英断だと思います。 Angry: 0.423 Disgust: 0.358 Fear: 0.480 Happy: 0.651 Sad: 0.455 Surprise: 0.508
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Angry: 0.418 Disgust: 0.355 Fear: 0.352 Happy: 0.646 Sad: 0.602 Surprise: 0.478
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04:37:01 ~ 04:37:34 足立委員
このままいったら私は本当に正月を越せなかった。だから御英断と感謝をしますが、大事なポイントは、その御判断に当たって、全国千七百の市町村の中で、年内十万円一括現金給付、年末に十万円を一括で現金給付できる自治体、どれぐらいあるんでしょうか。 Angry: 0.365 Disgust: 0.295 Fear: 0.609 Happy: 0.487 Sad: 0.482 Surprise: 0.569
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04:37:34 ~ 04:38:11 山際国務大臣
定量的に何自治体あるかということはお答えできるような状況にはございませんけれども、議員も御案内のように、地方議会を通してこれを決めていくということもありますが、専決事項として首長さんに御判断いただくということも可能でございますので、要は、国としてしっかりその費用を負担するということが明確になっていれば御決断いただけるものだと思いますから、今日これを聞いていただいている首長さんたちには、それをもって進められるものは進めていただければありがたく存じます。 Angry: 0.411 Disgust: 0.290 Fear: 0.324 Happy: 0.718 Sad: 0.559 Surprise: 0.389
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04:38:11 ~ 04:39:02 足立委員
繰り返しになりますが、御英断だと思います。ただ、もし、今、私の地元を始めいろいろな、私が手の届くところの首長さんたちとは綿密に連携を取らせていただいていますが、やはりちょっと、もうごめん、さすがにもう間に合わないというところもあります。そういうところの首長さんにとっては、総理は、岸田内閣は、一括十万円、年末、年内給付オーケーということをおっしゃったわけだから、もしそれができない市町村があったら、そこの市長さん、町長さん、村長さんは、住民に、岸田、国はオーケーと言ったけれども、なぜうちの町はできないんだという説明責任を果たすことが必要になりますね。 Angry: 0.409 Disgust: 0.181 Fear: 0.510 Happy: 0.541 Sad: 0.493 Surprise: 0.572
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04:39:02 ~ 04:39:49 足立委員
だから、できない市町村にはこれは大変な負担。特に首長さん、政治家ですから、選挙、公選職の首長さんにとってはこれは死活問題です。総理、是非、できないとしても、それは、いや、元々クーポンでやりたいというところがあるというのが御答弁ですから、それはそれでいいです。でも、できれば年末一括十万円、年末に、正月を越す前に十万円を一括で配りたいという首長さんがこの内閣の御判断が遅かったためにできなかった場合、その責任は内閣にある、国にある、岸田内閣にある、それは当然ですね。それだけ明言ください。 Angry: 0.524 Disgust: 0.357 Fear: 0.481 Happy: 0.504 Sad: 0.469 Surprise: 0.451
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04:39:49 ~ 04:40:32 岸田内閣総理大臣
まず、委員の御指摘、時期が遅いという指摘については、謙虚に受け止めたいと思います。元々、選挙の結果を受けて、年末までに国民の皆さんに何らかの形で支援を届けたい、こういった思いで努力をしてきたわけですし、そして、実際、プッシュ型で、コロナ予備費を使って年内に五万円だけでも先行して支援を届けたいという取組を進めていき、結果、五万円の先行給付については、九割超の市区町村において年内に支給する見込みであるということを聞いております。 Angry: 0.450 Disgust: 0.357 Fear: 0.485 Happy: 0.617 Sad: 0.425 Surprise: 0.455
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04:40:32 ~ 04:41:13 岸田内閣総理大臣
ただ、その後、国会の議論の中で、十万円一括で支援すること、支給すること、これも選択肢の一つとして定めさせていただいた、こういったことであります。時期が遅い、自治体において苦労されているということは謙虚に受け止め、先ほども山際大臣から申し上げたように、政府の考え方、一括給付の考え方、これは、補正予算の成立を待たずに自治体に示したい、今週中にと申し上げましたが、私としては一両日中にお届けしたいというふうに思います。 Angry: 0.445 Disgust: 0.242 Fear: 0.438 Happy: 0.615 Sad: 0.474 Surprise: 0.514
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04:41:13 ~ 04:42:01 岸田内閣総理大臣
この点についても努力をしたいと思いますが、実際、こういった経緯は、マスコミ等を通じて国会でのやり取りは全国に伝わっているわけですから、全国の市区町村長の皆様方におかれまして、自分たちの対応について、こうした国会での議論のありようをしっかり説明の中に加えていただき、対応を御説明いただく。これは当然あるべきことであると認識をいたします。一両日中、今日、明日を言っております。 Angry: 0.422 Disgust: 0.252 Fear: 0.382 Happy: 0.765 Sad: 0.419 Surprise: 0.548
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04:42:01 ~ 04:43:11 足立委員
御答弁ありがとうございます。住民に直接向き合っている基礎自治体にとっては、一時間がその住民サービスを提供できるかどうかの分かれ目になるということですので、是非、今おっしゃったように、あした中、それも国会答弁がベースということですので、今日、明日の一両日中に、改めて国会での御答弁を整理したものが市町村に行くということで確認させていただきました。上から目線で申し上げましたが、住民に向き合っている市町村が一番大事ですから、是非御理解を賜りたい、御努力をいただきたい、こう思います。さて、私、今日はコロナについて取り上げさせていただきますが、岸田総理は、さきの所信表明演説でこうおっしゃいました。 Angry: 0.222 Disgust: 0.212 Fear: 0.287 Happy: 0.918 Sad: 0.451 Surprise: 0.545
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04:43:11 ~ 04:43:41 足立委員
「これまでの新型コロナ対応を徹底的に検証します。」もう二年近くたつんですね。これから検証をするのは後で議論しますが、これまで検証はしたのか、したのであれば、何が分かったか、御紹介いただけますか。 Angry: 0.403 Disgust: 0.250 Fear: 0.502 Happy: 0.649 Sad: 0.304 Surprise: 0.706
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04:43:41 ~ 04:44:07 山際国務大臣
検証につきましては、実はずっとやっております。これは、ある意味、ここにいる皆様方は全員そうでしょうが、必死の戦いをこの二年間続けてきたわけですね。それから、日々積み重なってくる知見というものを分析、検証しながら、よりよい方法は何なのかということを探り続けて今がある、このように考えております。 Angry: 0.291 Disgust: 0.279 Fear: 0.502 Happy: 0.692 Sad: 0.423 Surprise: 0.622
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04:44:07 ~ 04:44:46 山際国務大臣
その上で、岸田内閣になりまして、総理から、検証をまとめて、全体像として分かりやすくお示しをするように、このような御指示がございましたので、それをまとめて、全体像としてお示しをしてございます。そこで、課題としてあるものを更に解決していくために、今回の経済対策の中に、補正予算の中に、その足らざる部分、課題の部分というものを盛り込んで、今回、補正予算案として皆様方にお示しをしているということでございます。 Angry: 0.259 Disgust: 0.253 Fear: 0.514 Happy: 0.775 Sad: 0.368 Surprise: 0.636
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04:44:46 ~ 04:45:06 足立委員
もちろん、政府はもうこの二年間、私たちも、大阪で責任を持つ、吉村知事を筆頭に、大阪では責任政党でありますので、今、山際大臣がずっとやっているんだとおっしゃった気持ち、全くよく分かります、それは。 Angry: 0.545 Disgust: 0.167 Fear: 0.270 Happy: 0.720 Sad: 0.439 Surprise: 0.504
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04:45:06 ~ 04:46:14 足立委員
よく理解できます。ただ、やはり国民に対して、この感染症対策は国が一義的には責任を持つものでありますから、一体この二年間どうだったのか、あれだけの負担を国民の皆様にお願いをして、知事にも奮闘いただいて、そして、それらの結果はどうだったのかということを、やはり私はちゃんと説明していかなあかんと思うんですね。まさに説明責任です。これは、民間の、経団連の資料を掲載をさせていただいていますが、JR東日本のデータをCATSという仕組み、システムに乗せた成果を経団連の報告書に載せているものを紹介をさせていただきますが、結論を申し上げると、これから分かる、これは政府のスタディーじゃないですよ、これは民間のスタディーですが、結論から言うと、相関はある程度はあるが、その相関係数は安定しません。 Angry: 0.625 Disgust: 0.288 Fear: 0.436 Happy: 0.575 Sad: 0.357 Surprise: 0.502
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04:46:14 ~ 04:47:05 足立委員
それから、仮に相関があったとしても、それは因果関係を示すものでは当然ありません。更に言うと、この右の方を見てください、ワクチンが、これは全体的にもそうかな、ワクチンが打ち進むと相関が減ってきています。これは明らかです。だから、ワクチンが打たれる、進むと、人流抑制の必要性というか、それは大変な負担を国民におかけするわけですから、人流抑制とか営業規制の必要性は下がるという示唆を私は得ていますが、政府はそういう示唆を持っていますか、持っていませんか。 Angry: 0.521 Disgust: 0.370 Fear: 0.542 Happy: 0.444 Sad: 0.483 Surprise: 0.448
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04:47:05 ~ 04:48:25 山際国務大臣
端的に言えば、先生のおっしゃっている意識と同じ、同様の意識を持っているということでございますが、それも受けまして、今回、私どもで、お示しをしました全体像に基づいて、新しいレベル分類という分類を入れさせていただきました。そのレベル分類に基づいて緊急事態措置あるいは蔓延防止等重点措置をしていく上でのどういう行動制限をしていくかという議論をする中で、先生今御指摘ございましたように、人流の抑制というものに関しては、その科学的なファクトが積み上がってきたということもあって、今までとは違うやり方にしてございます。正確を期すために少し読みますが、混雑した場所や感染リスクの高い場所を訪れる場合を除き、ワクチン接種の有無にかかわらず、国として自粛要請の対象に含めない、このような形にしておりまして、まさにおっしゃるように、国民のワクチン接種の割合というものが増えてきたということを受けて、初めてこのような形でやらせていただくことを決めたところでございます。 Angry: 0.437 Disgust: 0.364 Fear: 0.503 Happy: 0.628 Sad: 0.251 Surprise: 0.568
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04:48:25 ~ 04:49:15 足立委員
ありがとうございます。これは、今年の二月一日に衆議院の内閣委員会で、今日もお越しをいただいています近藤内閣法制局長官から私がいただいた御答弁であります。今、山際大臣の方から、人流の話、御答弁もいただきましたが、ここでは、特に営業規制ですね、要は、さきの特措法の改正で、過料が入りました。そのことに関連して、近藤長官から、それだけの規制をするのであれば、それなりの、より科学的で、要は、疫学的な見地からこれは必要だと言えるものに絞らないと駄目なんだと。 Angry: 0.513 Disgust: 0.229 Fear: 0.357 Happy: 0.708 Sad: 0.375 Surprise: 0.528
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Angry: 0.163 Disgust: 0.096 Fear: 0.325 Happy: 0.889 Sad: 0.620 Surprise: 0.600
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04:49:42 ~ 04:50:13 近藤政府特別補佐人
お答えいたします。委員がお示しなされた資料でもうほぼ言い尽くされておりますけれども、この今年の二月一日の衆議院の内閣委員会における私の答弁ということで、そのときの私の答弁は、特措法に基づく都道府県知事の要請に応じた事業者への補償の要否については特措法制定時の整理が当てはまる旨答弁した上で、新たに設けられました過料制度につきまして、以下のように述べております。 Angry: 0.549 Disgust: 0.397 Fear: 0.404 Happy: 0.687 Sad: 0.347 Surprise: 0.443
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04:50:13 ~ 04:50:51 近藤政府特別補佐人
都道府県知事の命令に応じない事業者に過料を科するということで、特に今回、原省庁にお願いしたのは、蔓延防止等重点措置及び緊急事態措置のそれぞれについて、これらの措置に基づき都道府県知事が事業者等への要請又は命令を行う前に、特に専門家の意見を聞くことを法律で義務づけてもらい、これらの措置は、科学的知見や疫学的見地から真に必要なところに絞っていただくということで、過料との見合いで、厳重、慎重な発令をお願いするという条文になっているという旨を御答弁したところでございます。 Angry: 0.556 Disgust: 0.183 Fear: 0.597 Happy: 0.593 Sad: 0.220 Surprise: 0.609
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04:50:51 ~ 04:51:06 足立委員
ありがとうございます。全く繰り返しでありますが、御足労をおかけしました。大変重要な御答弁であったと思い、今日はパネルで提示をさせていただいております。 Angry: 0.310 Disgust: 0.317 Fear: 0.451 Happy: 0.664 Sad: 0.541 Surprise: 0.517
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04:51:06 ~ 04:52:09 足立委員
これを見れば、いわば、かつてと同じように、余り科学的あるいはエビデンス、そういうものがない中で、飲食店等に過度な、まあ、思いつきでしかないと国民には、あるいは事業者の皆様には思えないような緊急事態に係る様々なお願いを乱発するような状況には、もう法律論としてもそれは認められないし、先ほどワクチンの関係でも、ワクチンが打たれていけばそういうことは必要がなくなってくるんだ、そういうエビデンスがあるんだという私の指摘に対して、山際大臣もそうだとおっしゃっていただいた、これは確認をさせていただきたいと思います。すると、これから大事なことは、オミクロンのウイルスが市中感染をする前に、何とかこれを水際で抑える。 Angry: 0.416 Disgust: 0.246 Fear: 0.527 Happy: 0.621 Sad: 0.363 Surprise: 0.581
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04:52:09 ~ 04:53:08 足立委員
ワクチンを打つのはもうちょっと時間がかかります。今日もワクチン大臣、もう今日は質問しませんが、ワクチンはもう本当にとにかく急いでほしい、これが国民の願いです。いや、頑張っていただいているのは本当によく分かっているんだけれども、とにかく高齢の方が二回目の接種からどんどんどんどん時間がたっているんです。吉村知事も、クラスターが発生したらということではなくて、高齢施設、介護療養施設、広く、そういう抗体価が下がっていると思われる方々にはとにかく早く打っていただきたい。それが間に合う、ワクチンの三回目、ブースター接種ができるまでは水際で止めるしかないんです。これはもう時間との戦いです。だから、私は、水際については、これ以上やり過ぎることはないというぐらいやるべきだと思うんですね。 Angry: 0.483 Disgust: 0.281 Fear: 0.549 Happy: 0.385 Sad: 0.524 Surprise: 0.545
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04:53:08 ~ 04:54:02 足立委員
ちょうど政府が新しい方針を出したときに、斉藤国土交通大臣が、ちょっとやり過ぎたということで謝られました。私は謝る必要はないと思いますよ。いいんです、やったら。だって、そういうことを、やり過ぎたらみんなでマスコミがたたくから、閣僚が判断するときに、あれは大丈夫か、これは大丈夫かと言っている間に一週間たつわけです。岸田総理が御英断で水際規制をどんと決めた。でかい、大国ですから、日本は。日本の各部、各省において、それは多少行き過ぎたこと、でも、すぐ訂正されました。私は、そういうのを何かあげつらうのではなくて、その迅速な御判断をやはりもっと称賛する、岸田総理の御判断を、マスコミを挙げて、これはよかったんだと。 Angry: 0.465 Disgust: 0.260 Fear: 0.485 Happy: 0.558 Sad: 0.442 Surprise: 0.559
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04:54:02 ~ 04:55:03 足立委員
国民はそれを分かっていますけれどもね、分かっていないのはマスコミだけでありますが。いずれにせよ、その御判断は私はよかったと思う。あと、今日、昼のNHKのニュースを見ていて、ちょっとあれっと思ったんですが、待機するホテル。厚労大臣、済みません、昼のニュースで何か一万三千室という数字が出ていましたが、私が吉村知事と話をする中で、私の理解しているのは、大阪府だけで、ホテルの準備は、公式ベースで八千五百、下準備ができているものを合わせたら一万室がある、こう聞いているんですね。あ、それは違いますか。じゃ、余りすり合わせ、あれですが。え、八千五百というのは聞いていない。 Angry: 0.384 Disgust: 0.299 Fear: 0.589 Happy: 0.493 Sad: 0.479 Surprise: 0.595
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04:55:03 ~ 04:56:22 足立委員
ちょっとまた概念が違うのね。済みません。いずれにせよ、総理が、たしか知事にもお電話をいただいて、とにかく、全国の、特に大都市、東京、大阪を始めとする大都市に、空港もあります、それをお願いというか、連絡をいただいて、全国の知事が頑張っている。その中で、大阪も、今、ちょっと概念は不正確ですが、一万室の準備はできる、こういう話がありました。ちょっと確認は、まだ不十分だと思うんですね。要は、今日、これは検疫法の停留に関する規定ですが、十六条の二が協力要請です。十六条はもっと強いんですね。まだ、今適用しているのは十六条の二だと理解していますが、これは、なぜ十六条を適用しないんですか、厚労大臣。 Angry: 0.367 Disgust: 0.223 Fear: 0.554 Happy: 0.544 Sad: 0.410 Surprise: 0.691
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04:56:22 ~ 04:57:05 後藤国務大臣
検疫法の件でございますけれども、新型コロナウイルス感染症を含む新型インフルエンザ等感染症の病原体に感染したおそれのある者については、合理的に必要と判断される限度において、十六条の二第二項に基づく協力要請を行っておりまして、こうした協力要請に従わないような場合、その病原体が国内に侵入し、国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認めるときに停留を行うことができるという、そういう規定になっております。 Angry: 0.442 Disgust: 0.441 Fear: 0.626 Happy: 0.278 Sad: 0.412 Surprise: 0.444
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04:57:05 ~ 04:57:40 後藤国務大臣
こうした規定の仕組みの中から、帰国者全員を一律に取り扱うのではなくて、滞在国、地域のリスクに応じて検疫所の確保する宿泊施設における十日間、六日間、三日間の待機措置や自宅待機を組み合わせて、十四日間の待機と健康フォローアップを求める。その要請に応じない者に対する停留措置としての位置づけで、今は十六条の二第二項の協力要請で対応いたしております。 Angry: 0.620 Disgust: 0.255 Fear: 0.416 Happy: 0.642 Sad: 0.306 Surprise: 0.510
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04:57:40 ~ 04:58:05 足立委員
要は、私は、まだ十分にオミクロン株の性質がよく分からないんだから、最大限の水際措置を取るべきだと思うんですが、今おっしゃったような枠組みでしかやれていないのは、宿泊施設のキャパの問題なのか、あるいは検疫のキャパなのか、あるいは人権への配慮なのか。 Angry: 0.573 Disgust: 0.430 Fear: 0.601 Happy: 0.441 Sad: 0.224 Surprise: 0.636
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04:58:05 ~ 04:58:28 足立委員
水際の検疫のキャパ、そこもキャパがありますね、そこでふん詰まっているのか。宿泊施設が足りないのか。あるいは、人権を意識しているから緩めにやっている。三つのうち、どれですか。 Angry: 0.466 Disgust: 0.298 Fear: 0.587 Happy: 0.463 Sad: 0.415 Surprise: 0.641
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04:58:28 ~ 04:59:20 後藤国務大臣
まず、待機施設でございますけれども、地方自治体の皆様にも大変協力をいただきまして、本日時点で、一万三千室を確保しております。大体、今、日ごとに移りますけれども、待機施設に入る方が八千人前後ということでございますので、そのキャパで議論しているというわけではなく、先ほども申し上げたように、滞在国のリスクに応じた評価によって、こういう十日、六日、三日の施設における待機をお願いをいたしております。 Angry: 0.191 Disgust: 0.224 Fear: 0.481 Happy: 0.780 Sad: 0.575 Surprise: 0.474
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04:59:20 ~ 05:00:03 足立委員
関西空港で、五日に関西空港に到着された御家族で、停留期間中の検査で陰性と出て、実は御家族のお一人が陽性だったんですが、残るお二人は陰性だったため、停留が解かれ、入国して自宅待機になっていましたが、結局、濃厚接触者であるのではないかという、後から追いかけて、これは潜伏期間でそれをチェックできなくて、自宅で、まだオミクロンかどうかは解析中でありますが、陽性者が後で見つかったケースが出ています。 Angry: 0.165 Disgust: 0.226 Fear: 0.624 Happy: 0.544 Sad: 0.435 Surprise: 0.750
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05:00:03 ~ 05:01:10 足立委員
もう少し停留期間を延長するとか、私たちの関空のこの事例を見ると、この停留措置についてはまだ甘い、もう少し、陽性者が出たらその御家族とかそのグループだけは停留期間を延長するとか、もう少しできることがあるので、是非また、知事、私は吉村知事から聞いていますが、是非、全国の知事さんの御意見を改めて聞いていただいて、更なる水際規制の徹底をお願いしたいと思います。これは時間との戦いでありますから、よろしくお願いします。今申し上げたのは日本人でありますが、外国人については、依然として、入管法五条の一項十四号に基づく、それで一斉に、外国人はもう入ってくるなということをやりました。これは、昨年の二月から日本維新の会としては入管法改正をすべきだと。これは、私たちはいわゆるテロリスト条項と言っていて、テロリストは止める、この条文で全部、今、世界中から外国人を止めているわけですね。 Angry: 0.534 Disgust: 0.217 Fear: 0.455 Happy: 0.612 Sad: 0.292 Surprise: 0.608
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Angry: 0.675 Disgust: 0.324 Fear: 0.465 Happy: 0.496 Sad: 0.401 Surprise: 0.520
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05:01:23 ~ 05:02:20 古川国務大臣
お答えいたします。外国人の上陸拒否についてでございますけれども、現下の新型コロナウイルス、世界における感染状況は刻一刻と目まぐるしく動いておるわけですね。入管法第五条一項の第十四号に基づきまして、上陸拒否の範囲を明確にしながら、機動的な水際対策を今講ずることができているというふうに認識しております。それで、今委員が御指摘されました、新たにきちんと項目をつくるべきではないかということについてでございますけれども、もちろん、これまでも、過去において、この上陸拒否事由につきましては、社会情勢に応じて適宜追加をしたりしております。 Angry: 0.553 Disgust: 0.301 Fear: 0.415 Happy: 0.580 Sad: 0.326 Surprise: 0.440
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05:02:31 ~ 05:03:02 足立委員
よろしくお願いします。次に、話はちょっと変わりますが、私たち日本維新の会は、岸田政権であれ、前政権であれ、やはり自民党は、この戦後というか、一九五五年から六十年以上にわたって日本を統治してこられたから、今の制度が前提になっているんですね。だから、雇用保険というのは平時の仕組みです。 Angry: 0.556 Disgust: 0.324 Fear: 0.426 Happy: 0.628 Sad: 0.343 Surprise: 0.478
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05:03:02 ~ 05:04:01 足立委員
景気変動はありますよ、景気変動はありますが、平時の仕組みの雇用保険制度を有事に使うものだから大変なことになった。窓口も大変だけれども財政も大変ということで、リーマン・ショックのときに、このちょっと吹き出しがございますね、下の方に吹き出しがあります。今までに二回だけ、税金をどおんと入れたわけです、法律で。リーマン・ショックのときと今回です。今回は二兆円前後のお金を入れているということですね。私、今日、維新以外の野党の皆様が、石原さんあるいは大岡さんの問題を取り上げて、けしからぬとやっているんだけれども、なぜけしからぬか、もうちょっと言った方がいいですよね。私もけしからぬと思う。彼らが、彼らというと僭越ですけれども、石原さんや大岡さんがなぜ今非難されているか。 Angry: 0.483 Disgust: 0.285 Fear: 0.579 Happy: 0.477 Sad: 0.423 Surprise: 0.508
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05:04:01 ~ 05:04:57 足立委員
それは、人道的な問題だけではありません、税金だからです。保険料であれば、保険料を払っていますよ、彼らも。社会保険事務所に登録しているんだから。だから、保険の議論だけすれば、受給する資格はあるんですよ。もし、ないと言うんだったら、保険料を払わないようにした方がいい。そこはいいんです。今回は、税金でしょう。お二人が受けたお金は恐らく税金で穴埋めされるんですよ。そうであれば、平時の雇用保険のルールではなくて、緊急時のルール、緊急時に、給料が減っていない政治家の事務所、公務員がそんなものを受ける必要はありません。平時の仕組みと緊急時の仕組みを立て分けるべきだというのが私たちの考え方ですが、いかがですか。 Angry: 0.728 Disgust: 0.390 Fear: 0.511 Happy: 0.372 Sad: 0.379 Surprise: 0.464
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05:04:57 ~ 05:05:23 後藤国務大臣
今回のコロナ禍におきまして、雇用保険制度では、雇用調整助成金の前例のない特例措置、一万五千円の上限とか十分の十などを行いまして、これに伴う支給増等のために、昨年六月に、令和三年度末までの雇用保険臨時特例法を制定をいたしました。 Angry: 0.483 Disgust: 0.384 Fear: 0.505 Happy: 0.744 Sad: 0.291 Surprise: 0.462
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05:05:23 ~ 05:05:55 後藤国務大臣
そして、その臨時特例法では、雇用保険財政の状況に応じて、一般会計から雇用保険に対して任意の繰入れを行うことができる、そういう仕組みを特別の財政運営の仕組みとして導入をいたしまして、御指摘の、一・七兆円を含め、合計で二・二兆円を繰り入れることといたしております。労使の負担感も考慮しつつ、雇用保険制度の安定的な財政運営のための措置を取りました。 Angry: 0.728 Disgust: 0.398 Fear: 0.387 Happy: 0.586 Sad: 0.247 Surprise: 0.390
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05:06:03 ~ 05:07:00 足立委員
ごめんなさい、大臣に失礼ですが。もう一つ、社会福祉協議会ですね、緊急小口、総合支援金。これは元々福祉の窓口なんです。令和元年度、四月から翌年の三月、一年間で数十件、数百件をさばいていた窓口なんです。そこで今回は月に数万件ですよ。これが私が言っている、なぜ平時の福祉の窓口を使うんですかと。これのせいで、これのせいでというか、社会福祉協議会の窓口がてんやわんやになるのは当たり前でしょう。だから、職員も大変な思いをするし、窓口に来た国民は、住民の皆さんは、何だこの窓口は、となる。窓口が悪いんじゃないんですよ。内閣が悪いんです。 Angry: 0.658 Disgust: 0.305 Fear: 0.491 Happy: 0.433 Sad: 0.376 Surprise: 0.514
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05:07:00 ~ 05:07:32 足立委員
もういいですね、これは。厚労大臣、ちょっと時間がないので。総理、これにとどまりませんが、やはり日本は、九条改正もそうですが、有事に関する意識が甘過ぎる。緊急事態に関する頭の体操をふだんから必死でやっておかないと、こういうことになるんです。包括的な緊急事態に関する法制度の検討をやるべきではないですか。 Angry: 0.463 Disgust: 0.311 Fear: 0.559 Happy: 0.506 Sad: 0.407 Surprise: 0.588
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05:07:32 ~ 05:08:27 岸田内閣総理大臣
ただいま委員の御指摘になった緊急小口資金等の特例貸付けにおいては、御指摘のように、膨大な数の申請があり、現場が混乱したということを承知しております。課題があったと認識をしております。是非、課題をしっかり整理しなければならないと思いますし、さらに、大きな議論として、中長期的にこうした緊急事態にどう対応していくのか、こういった観点から、来年六月をめどに、こうした人流抑制ですとか、国や地方との関係ですとか、そして司令塔機能ですとか、こうした緊急事態に中長期的にどう立ち向かうのか、こういった点も是非検証して、考え方をまとめ、必要な法整備も考えていきたいと思います。 Angry: 0.344 Disgust: 0.182 Fear: 0.524 Happy: 0.632 Sad: 0.419 Surprise: 0.609
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05:08:27 ~ 05:09:22 足立委員
是非お願いしたいと思います。最後、憲法でありますが、今、総理に、包括的な緊急事態に関する法制の検討をとお願いしましたが、究極的にはこれは憲法論です。安倍総理は、ここにあるように、自衛隊や緊急事態対応に国会で具体的な言及をされて、そうした案を示すことが国会議員の責任である、私はその責任を果たしていきたいんだということを何度も答弁されましたが、岸田総理は、就任をされてから、憲法の在り方に真剣に向き合っていく責務が国会議員にある、ちょっとトーンダウンしているようにしか見えないんですね。 Angry: 0.541 Disgust: 0.248 Fear: 0.438 Happy: 0.585 Sad: 0.418 Surprise: 0.487
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05:09:22 ~ 05:09:52 足立委員
総裁としてでも結構ですが、やはり具体的な案を各政党が持ち寄って、しっかりと毎週憲法審査会で議論をしていく。野党のあの例の、三年めどの検討規定なんというのは、手続法が国民の憲法制定権力を制約するはずがないんですから。是非力強いお言葉をいただきたいと思います。 Angry: 0.605 Disgust: 0.274 Fear: 0.366 Happy: 0.529 Sad: 0.458 Surprise: 0.463
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05:09:52 ~ 05:10:19 岸田内閣総理大臣
私も、憲法改正については、自民党の政調会長時代から議論してきた、自民党が提案しております四項目のたたき台素案、これをしっかり引き継いでおりますし、具体的にこうしたたたき台素案をベースに議論を進めていくということ、自民党総裁選挙においても再三繰り返し申し上げてきたところであります。 Angry: 0.826 Disgust: 0.280 Fear: 0.372 Happy: 0.496 Sad: 0.218 Surprise: 0.456
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05:10:19 ~ 05:10:39 岸田内閣総理大臣
そうした思いは強く持っているところですが、ただ、内閣総理大臣の立場からは、国会の議論を尊重しなければいけない、御指摘のような発言になっておりますが、憲法改正に対する思いは決して後れを取っていないと自負をしているところであります。 Angry: 0.718 Disgust: 0.351 Fear: 0.461 Happy: 0.375 Sad: 0.481 Surprise: 0.328
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05:11:01 ~ 05:12:14 小野委員
日本維新の会の小野泰輔でございます。どうぞよろしくお願いいたします。まず最初に、初質問で、この予算委員会、テレビ中継入りということで、本当に大きな機会をいただきましたことを、先輩議員そして同僚議員に御礼を申し上げたいというふうに思います。そして、今日は、隣で沢田議員にもお手伝いをいただくということでございます。今回私が質問させていただきたいのは、今回、半導体の関連法案、そしてそれに基づく非常に大きな予算が補正予算で措置をされているということで、この点について、非常に産業政策を占う上でも重要なので、これ一本で約三十分質問させていただきたいというふうに思っております。この補正予算、先端的な半導体を国内で生産する設備を整備しようとする事業者に対して、一定の要件を満たせば設備投資を最大二分の一補助するという事業が含まれておりまして、何とこの予算額が六千百七十億円ということで、非常に巨額なんですね。 Angry: 0.408 Disgust: 0.209 Fear: 0.362 Happy: 0.721 Sad: 0.418 Surprise: 0.566
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05:12:14 ~ 05:13:01 小野委員
このような予算を企業の補助金に使うというのはなかなかなかったことだというふうに思います。これは、国民一人当たりで計算しますと約四千九百円ということで、非常に大きな額になっています。このような大金を半導体の工場の建設の補助金に使うということで、なぜこのように民間の事業者の支援を国として行うのかということについて、今回、主に質問をしていきたいというふうに思っています。半導体の話でございますから、非常に専門用語が飛び交いがちなんですけれども、今日は、テレビの前でも多くの国民の皆様が御覧になっていますので、是非分かりやすい答弁をお願いしたいというふうに思っております。 Angry: 0.520 Disgust: 0.224 Fear: 0.445 Happy: 0.562 Sad: 0.366 Surprise: 0.575
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05:13:01 ~ 05:14:01 小野委員
そして、この事業は、適用対象としては、私が熊本県で昨年まで副知事をしておりましたけれども、熊本の方でも非常に大きく関わっていて、今日は恐らく熊本の関係者の皆さんも多く御覧になっているというふうに思いますので、私も、今日は本当は、金子総務大臣がいらっしゃっているので、金子大臣に全てお聞きしたいというふうに思っているんですが、残念ながら質問を用意しておりません。今回は、萩生田大臣に御質問をさせていただきたいというふうに思っております。まず、我が国の国民の皆さん始め世界中の人たちがいかに多くの半導体を日々使っているのかということについてお話をしていきたい。そして、この半導体産業というのは現代社会に生きる我々にとって非常に大事だということもお示しをしたいというふうに思っています。半導体は、我々が生活する上で、様々な製品に組み込まれています。 Angry: 0.431 Disgust: 0.235 Fear: 0.460 Happy: 0.595 Sad: 0.521 Surprise: 0.532
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05:14:01 ~ 05:15:14 小野委員
毎日のように使っているスマートフォン、これはもう国民一人一台以上は持っているというふうに思いますが。それから、パソコン。そしてまた、今インターネットで、サーバーやそしてデータセンター、本当に多くのコンピューターが使われていて、そこに半導体が組み込まれています。そして、今非常に問題になっているのが、我々の生活を支えている足となっている自動車、そして人の命を守っていくための医療機器、これも多くの半導体が使われているということでございまして、それを我が国産業としてどうやって支えていくのかというのは非常に大事なことだというふうに思っています。半導体がないと人の命も救えないということになってしまうわけなんですね。さらに、今、コロナの状況が長引いて巣ごもり需要というものが広がっているということで、コンピューター、それからゲーム機、様々なものがより需要を増しているということで、私も、パソコンを注文してもなかなか納期が見えない、通販で買ってもいつ届くのか分からないというような状態になっています。 Angry: 0.377 Disgust: 0.281 Fear: 0.606 Happy: 0.429 Sad: 0.494 Surprise: 0.611
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05:15:14 ~ 05:16:03 小野委員
従来、半導体は産業の米というふうに言われてきましたけれども、これからますますその重要性が増していくというふうに考えています。特に今後は、デジタル社会やAI社会、そして目下、脱炭素を始めとするグリーン社会を目指そうというふうになっていると、これから電化というものが来ますので、その電気を制御する上での半導体というものがもっともっと必要になってくるということになっています。しかし、足下では、世界的なコロナの感染拡大によって、生産活動が阻害をされているという状況が押し寄せています。そして、我が国においても、サプライチェーンが著しく滞っているということになっております。 Angry: 0.428 Disgust: 0.276 Fear: 0.552 Happy: 0.562 Sad: 0.369 Surprise: 0.608
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05:16:03 ~ 05:17:22 小野委員
先週の記事でも、半導体の不足によってトヨタの国内の二工場が操業停止に追い込まれてしまったというような報道もありました。また、自由で開かれた世界と権威主義的な国家との対立も深まって、自国を中心とした生産、自国側も、この自由主義の世界でしっかりと半導体の生産を守っていかなきゃいけないという認識も広がっています。米国やEU、そして韓国など、半導体の生産を今頑張っているところにおいても、戦略的に重要な製品を自国内で製造しようという動きを国家的に進めようということで、多くの予算を確保して事業者の支援を行っているところです。そこで、最初の質問なんですけれども、アメリカやEU、そして韓国、様々な国が、今回の補正予算で提案がなされているような先端半導体の生産設備の国家による補助を行っているというふうに認識をしていますけれども、そのことについて、政府としてどのように状況を把握しているかということを萩生田大臣にお伺いしたいと思います。 Angry: 0.541 Disgust: 0.293 Fear: 0.447 Happy: 0.550 Sad: 0.446 Surprise: 0.470
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05:17:22 ~ 05:18:00 萩生田国務大臣
お答えします。今、小野委員から、日本国内における半導体不足の現状について解説をいただきました。まさに、このコロナ禍を経験して、本来物づくり国家であった日本が、足下を見たら結局国内で物がつくれないという、大きな危機感を抱いております。産業の米と言われている半導体を国内できちんと整備をしていく、国内で流通させていくということは、これからの日本の産業を考えたときに、全てに通じるものでありますので、先ほどちょっと、すごく簡単に、工場に補助金を出すとおっしゃいましたけれども、そういう簡単な補助金じゃないということは、あした以降、また法案の審議の中で議論させていただきたいと思います。 Angry: 0.471 Disgust: 0.281 Fear: 0.480 Happy: 0.601 Sad: 0.422 Surprise: 0.556
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05:18:00 ~ 05:19:06 萩生田国務大臣
そこで、御質問の、半導体に関するグローバルサプライチェーンのリスクが高まる中、米国やEU、韓国などは、その製造基盤の国内整備を進めるべく、従来とはまさに次元の異なる、兆円規模の強力な政策支援を展開しています。具体的に、米国では、今年六月に約五・七兆円の半導体関連投資を含む法案が上院を通過し、現在下院で審議がされています。EUでは、同時期に半導体を含むデジタル関連投資への約十七・五兆円の投資を発表するとともに、九月には新たな半導体法案の制定を表明しました。お隣韓国では、今年五月に、K半導体戦略と称しまして、半導体関連設備投資に対する最大二〇%の税額控除や、研究開発に対する約五〇%の税額控除、半導体製造拠点の増設などに対する一千億円以上の金融支援などを行う計画があると承知しております。 Angry: 0.502 Disgust: 0.330 Fear: 0.535 Happy: 0.659 Sad: 0.204 Surprise: 0.626
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05:19:06 ~ 05:20:08 小野委員
御答弁いただきましたけれども、本当に、まさにこの認識を是非国民の皆様にも持っていただく、政府としてしっかりと発信していくことが、今回の予算を御理解いただく上では大事だというふうに思っているんですね。先ほどの税額控除の率にしても、普通じゃあり得ないようなレベルですし、そして、十数兆円というような規模で国家が予算を講じてこの半導体産業を支えようとしている。やはり、こういった文脈の中で、我が国としても半導体産業をどうやって盛り上げていくかということを政府として取り組もうとしている、そのことを是非メッセージを、同時に、この予算案を審議する上でしっかりと発信をしていただきたいというふうに思っています。次に、じゃ、そういうこの補助制度、それだけではないんだということも先ほど大臣はおっしゃいましたが、この工場を造るための補助制度が、一体どういう製品を作るときにこれを利用するのかということについて議論をしていきたいというふうに思います。 Angry: 0.535 Disgust: 0.235 Fear: 0.425 Happy: 0.603 Sad: 0.362 Surprise: 0.528
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05:20:08 ~ 05:21:01 小野委員
ここで、私も昨年までいた熊本の話が出てくるんですけれども、今回のこの補正予算の対象として、今第一号として想定されているというケースが、これが熊本県に進出する予定の台湾の半導体製造メーカーのTSMCの工場だというふうに言われています。このTSMCというのは、半導体受託製造の世界シェア、これが五〇%もあるんです。そして、特に先端の半導体では世界シェアが七〇%という圧倒的な力があります。そのTSMCが子会社を立ち上げて、同じく子会社が熊本にありますけれども、ソニーセミコンダクタソリューションズが出資をして、十一月九日に二社でプレスリリースが出されました。 Angry: 0.369 Disgust: 0.357 Fear: 0.513 Happy: 0.675 Sad: 0.336 Surprise: 0.647
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05:21:01 ~ 05:22:00 小野委員
その発表資料の中には、工場の設備投資額が七十億米ドル、約八千億、八千億もかけて工場を建てて、そして、その中で、「日本政府から強力な支援を受ける前提で検討しています。」というふうに書かれているんですね。こちら、今、フリップをちょっと御覧いただきたいんですけれども、この工場で、じゃ、何を作るのかということなんですけれども、二十二ナノメートルから二十八ナノメートルぐらい、ここで言うと真ん中のレンジですね、ここのものを作っていこうということで、自動車ですとか、それからスマート工場、これから後、グリーン化によって電動車も増えてきますが、そういったところで使う半導体を作っていこうということになっています。一方、半導体の世界では微細化がどんどん進んでいて、先端の半導体は、この最上部のところの、もう十ナノとか、あるいは五ナノとかというレベルに行こうとしているんですけれども、ここがハイエンドと呼ばれています。 Angry: 0.344 Disgust: 0.241 Fear: 0.492 Happy: 0.620 Sad: 0.327 Surprise: 0.663
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05:22:00 ~ 05:23:02 小野委員
今回のTSMCの工場は、この真ん中のところなので、先端半導体というふうに政府が一応これは位置づけているとはいうんですけれども、この一番上のところではないんです。このような製品を作る工場に巨額の予算をかけるということに意味があるのかどうかというようなことも厳しく批判されていることも一方ではあります。次に、もう一つのフリップを御覧いただきたいんですけれども、今の日本の半導体製造のマーケットでの状況です。かつて日本の半導体のシェアというのは、半分、この一九八八年のところですけれども、五〇%を占めておりましたけれども、今、これまでアジアを始めとして追い上げを受けて、最近の世界シェアは二〇一九年で一〇%というところまで落ちてしまいました。 Angry: 0.532 Disgust: 0.291 Fear: 0.486 Happy: 0.445 Sad: 0.442 Surprise: 0.523
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05:23:02 ~ 05:23:55 小野委員
こういう中で、これまで目にしたことがない額を民間の工場に補助することが日本の半導体産業の復調を促すのかどうかということについて、私は非常に高い関心を持っております。そこで、二つ目の質問なんですが、まず、かつて世界を席巻していた日本の半導体産業がなぜ凋落してしまったのか。業界としての対応ももちろんあったでしょう。しかし、政府としての対応として一体どういう反省があったのか、そして、それをどう総括しているのかということをまずお聞きしたいのと、それから、その反省を踏まえつつ、どのように我が国の半導体産業をまた再び成長に導こうとしているのかということについて、経産大臣にお伺いしたいと思います。 Angry: 0.591 Disgust: 0.297 Fear: 0.550 Happy: 0.398 Sad: 0.374 Surprise: 0.509
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Angry: 0.495 Disgust: 0.258 Fear: 0.454 Happy: 0.611 Sad: 0.448 Surprise: 0.528
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05:24:04 ~ 05:25:22 萩生田国務大臣
この原因の一つは、当時の政府が、世界の半導体産業の潮流を見極めることができず、適切かつ十分な政策を講じなかったことだと思います。まずこの点は真摯に反省しなければならないというふうに思っていまして。その他の原因として、一九八〇年代、日米の貿易摩擦を契機に積極的な産業政策を後退させてしまったこと、また、一九九〇年代以降、ロジック半導体の重要性が高まる中で、半導体の設計と製造を分業する世界的なビジネスモデルの大転換を読み切れず、産業界を導くことができなかったこと、そして、そういう状況にあるにもかかわらず、日の丸自前主義というべき、まさに国内企業再編に注力して、イノベーション力の向上ですとか販路の開拓において有力な海外企業との国際連携を推進できなかったこと、また、バブル経済崩壊後の長期不況において民間投資が後退する中で、諸外国が国を挙げて積極的に投資支援を行う一方で、我が国は国策としての半導体産業基盤整備を十分に進めてこなかったこと、経済社会のデジタル化を十分に進めることができず、半導体の需要家となるデジタル産業が十分に育たなかったことなどが挙げられると思います。 Angry: 0.709 Disgust: 0.456 Fear: 0.457 Happy: 0.353 Sad: 0.490 Surprise: 0.308
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05:25:22 ~ 05:25:47 萩生田国務大臣
こうした過去の反省も踏まえ、我が国のデジタル化を強力に推進しながら、国策としての半導体製造基盤整備のための大胆かつ総合的な支援や国際連携による先端技術の共同研究開発など、我が国半導体産業の基盤確立に向けた取組を今回はしっかり進めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.509 Disgust: 0.271 Fear: 0.392 Happy: 0.616 Sad: 0.409 Surprise: 0.552
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05:25:47 ~ 05:26:00 小野委員
ありがとうございます。大変詳しく丁寧にお答えをいただいたというふうに思っております。この半導体の日本の凋落というのは、本当にいろいろな反省点があったというふうに思います。 Angry: 0.253 Disgust: 0.248 Fear: 0.451 Happy: 0.589 Sad: 0.667 Surprise: 0.521
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05:26:00 ~ 05:27:08 小野委員
もちろん、我々の努力が足りなかっただけということではなくて、やはりアメリカとの通商問題ということも非常に大きくて、これによって多くの努力してきた産業基盤が失われてしまった。そして、一番悲しいことは、人材の流出です。これが、台湾や韓国、そういうところに、大手の電機メーカーを中心とした構造によって半導体産業の発展というものがなかなか道が開けなかったということによって、人材が流出し、そして、我々が先端半導体を作る、今、技術基盤がないということは本当に深刻な問題だというふうに思っております。そういう意味で、今回、岸田内閣において、半導体産業をもう一回立ち直らせようというような重大な決意の下で、補正予算というタイミングではありますけれども、岸田内閣が発足したタイミングということもあるんでしょう、そういうところで勝負をかけていくという意気込み、これは私はしっかり頑張っていただきたいなというふうに思っているところでございます。 Angry: 0.260 Disgust: 0.256 Fear: 0.569 Happy: 0.407 Sad: 0.645 Surprise: 0.533
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05:27:08 ~ 05:28:19 小野委員
続いて、三点目の質問として、それでは、今回の補助金の措置とか、それからそれに伴う法律の改正案がありますけれども、それがその反省や分析に立ってどう行われているのかということについてお伺いをしていきたいというふうに思います。今回のTSMCのような、最先端の半導体ではない、これは先端半導体ではあると思うんですけれども、世界最高峰では残念ながらありません、そういうところに税金をつぎ込むことが、これが、我々が今直面している、自動車産業それから医療機器などのサプライチェーンが今寸断されている、そこを埋めるということにはある程度寄与するというふうには私は思っているんですけれども、しかし、先ほど萩生田大臣がおっしゃった、我々がまた、この半導体の産業において日本がトップランナーに行くための措置に具体的になっているのかどうかというところについて、お答えいただきたいと思います。 Angry: 0.622 Disgust: 0.292 Fear: 0.453 Happy: 0.499 Sad: 0.443 Surprise: 0.403
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05:28:19 ~ 05:29:13 萩生田国務大臣
小野委員、熊本県で副知事も務めていらしたので、熊本の取組、TSMCに大変な期待をしているんだと思うんですけれども、念のため申し上げますけれども、TSMCの国内拠点を支援するということを政府で決めた事実はございません。これから、法案で支援のまずパッケージをお認めいただいて、そして、きちんとそれにまさに戦略的に合うものを、手を挙げていただいて、その中からセレクトしていきますので、新しい工場に対しての応援もありますし、既存の半導体工場が新たな設備投資をしたいというものに対しての支援もしていきたいと思っていますので、そこをまず御理解いただきたいと思います。その上で、よく言われるのは、ミドルレンジの二十ナノ台のものを今更国内に工場を造ってどうするんだと言われるんですけれども、今更も何も、国内に二十ナノ台を作れる工場を持っていないというのが日本の最大の欠点でした。 Angry: 0.568 Disgust: 0.259 Fear: 0.375 Happy: 0.603 Sad: 0.408 Surprise: 0.453
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05:29:13 ~ 05:30:19 萩生田国務大臣
これは、資料も作っていただきましたけれども、まさに日本の最も基幹的産業であります自動車産業や様々な機械製造などに関して使う部分なんですけれども、これも今までは全て輸入に頼ってきたわけですよね。したがって、今回みたいなことが起こると、国内で自動車が造れない、こういうことになりました。今よくお耳にするのは、冬場になって給湯器が壊れたんだけれども、直せない。給湯器も半導体で電気を整圧していますし、また、ハーネスという材料がないことも大きな問題なんですけれども。こういうことを全部考えますと、今までなかったミッシングパーツを埋める上では、このミドルレンジももちろん作っていかなきゃなりませんし、幸いにして、今回国内に拠点を持っていただけるその台湾の会社に関しては、最先端の技術もお持ちなわけですから、今からそれは作らないですということは別に発表していないので、こういったことも、これから法案の審議でも含めてしっかり議論をしていきたいなと思っています。 Angry: 0.495 Disgust: 0.149 Fear: 0.470 Happy: 0.564 Sad: 0.395 Surprise: 0.571
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05:30:19 ~ 05:31:22 萩生田国務大臣
いずれにしましても、我が国の、こういった半導体の製造能力を有していなかったために、その製造能力を獲得することで国内製造業の需要に応じて安定供給体制を構築する意義は非常に大きいと思います。すなわち、日本で物づくりができるという環境を日本自らの力でしっかりつくっていくというのが今回の大きな目標でございます。さらに、今回、補正予算案では千百億円を計上して、日米連携による超微細な次世代半導体の製造技術などの将来技術の研究開発も行う予定です。こうした研究開発の成果を社会実装するためには、先端半導体の量産現場におけるノウハウは極めて重要だと思っていまして、今回の先端半導体の国内製造拠点の整備が実現すれば、量産現場の知見、経験が蓄積されることになるため、これに研究開発で得た最先端技術を組み合わせることによって我が国半導体産業全体の競争力強化につなげることが可能であると考えております。 Angry: 0.348 Disgust: 0.270 Fear: 0.448 Happy: 0.682 Sad: 0.405 Surprise: 0.622
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05:31:22 ~ 05:32:04 小野委員
ありがとうございます。非常に丁寧に、熱くお答えいただいているので、時間が予想以上に減ってきてしまったんですけれども、本当に、この作る技術が、先ほどお示しした図の真ん中が日本はないということなんですね。先ほど私が人材が流出してしまったという話をしましたが、まさにこの失われた時代に日本の製造能力というのが非常に下がってしまったということは紛れもない事実で、そこを今回の事業で埋めていこうと。そして、先ほど、千百億円のこの研究、これを日米で共同でやっていくというようなことも御指摘いただきましたけれども、このことも含めて、しっかりと技術開発も当然していく。 Angry: 0.249 Disgust: 0.246 Fear: 0.537 Happy: 0.562 Sad: 0.580 Surprise: 0.569
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05:32:04 ~ 05:33:12 小野委員
そして、その裏で、もちろんこれは熊本の方々も期待されているんだと思いますけれども、今回、六千億円を超える事業費で誘致しようとしている工場ができれば、そこと今最先端の技術をしているところがつながっていくと、これからまた我々のこの失われた製造能力が上がっていくということを期待していますので、そこのリンクがしっかりとできるようにしていただきたいというふうに思っています。そして、次に、では、実際に今回の補助金で誘致した工場、これができた場合に、一番問題になるのが人材の問題です。例えば、プレスリリースでTSMCは、千五百人の技術者が必要になるというふうに言っていますが、これもやはりそれなりの専門家集団、プロ集団をつくらなければいけません。そういう中で、この人材を、例えば、TSMCが稼働しますよと今言っているのは二〇二四年末というふうに言っているわけですが、そういう意味ですと、やはり二年とか、三年もないわけですね。 Angry: 0.492 Disgust: 0.327 Fear: 0.488 Happy: 0.601 Sad: 0.407 Surprise: 0.470
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05:33:12 ~ 05:33:43 小野委員
ですから、そういった期間の中でどうやって必要な人材を日本の中で確保していくかということが非常に大事になりますが、この点、学校教育の点、また社会人教育の点、そして企業側がそれにどう関わっていくかという点について、文科大臣、そして厚労大臣、そして経産大臣にお伺いしたいと思います。 Angry: 0.330 Disgust: 0.149 Fear: 0.502 Happy: 0.546 Sad: 0.556 Surprise: 0.541
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05:33:43 ~ 05:34:01 末松国務大臣
質問を興味深く聞かせていただきました。半導体メーカーでありますTSMCにつきまして、二〇二四年に熊本で稼働するということと、千五百人の雇用というものが求められるという話は承知をいたしております。 Angry: 0.324 Disgust: 0.282 Fear: 0.328 Happy: 0.869 Sad: 0.360 Surprise: 0.561
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05:34:01 ~ 05:35:00 末松国務大臣
もう一つ、調べて分かったことは、熊本県の工業高校における卒業生の半数以上が県外に就職しているということでありまして、実際調べましたら、卒業生が全員で令和二年度で千二百二十五名でございます。そして、県内に就職された方が五百十四名の四二%、七百十一名が、五八%、県外に御就職なさっておられるということでありますから、このことも大きな課題であると思います。地元の産業を担う人材を育成するためには、まず、地方自治体等の学校設置者におきまして、産業界とよく連携を図りまして、工業高校等の専門高校、それと高専、大学等の各教育段階において必要な学科等の構成を検討することが必要であると考えてございます。 Angry: 0.261 Disgust: 0.164 Fear: 0.520 Happy: 0.695 Sad: 0.467 Surprise: 0.666
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05:35:00 ~ 05:36:23 末松国務大臣
特に、文部科学省におきましては、令和三年度より、産業界、地方自治体、そして専門高校が一体となりまして、地域産業の成長を牽引する最先端の職業人材の育成を推進するマイスター・ハイスクール事業、副知事をされておられたのでお詳しいと思うんですけれども、産業界と専門学校が一体となりまして職業人を育成していくというシステムで、実際、企業内で授業をしたり実習をしたりするということでありまして、企業の施設を使うわけであります。こういった事業を展開しております。熊本県におきましても、この事業を受託して、現在、熊本県八代工業高等学校を中心に取組を進めているところであります。こうした枠組みの中で、半導体技術者の育成の取組を充実させていくことも考えられます。また、高等学校段階におきまして、熊本県内の、熊本大学、熊本高専、そして熊本県立技術短期大学校など高等教育機関が多く存在することから、県や経済産業省とも連携しまして、半導体の新工場で求められます技術、知識を明確にしつつ、九州全体の高等教育機関が一丸となって、半導体製造に携わる即戦力の人材を、進めてまいりたいと思います。 Angry: 0.476 Disgust: 0.259 Fear: 0.415 Happy: 0.694 Sad: 0.395 Surprise: 0.525
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05:36:23 ~ 05:36:57 末松国務大臣
なお、工業高校というのは、科目が五十九ございまして、その中に、調べましたら、デザインや、いろいろ、インテリアもあるんですけれども、電子技術科目で、その指導科目で半導体、電子回路が入ってございますので、私は期待が持てると思います。工業科が十三校ございます、私立も入れまして。そういうことでありますので、しっかり取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。長くなりました。 Angry: 0.314 Disgust: 0.253 Fear: 0.406 Happy: 0.781 Sad: 0.447 Surprise: 0.558
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05:37:02 ~ 05:37:43 後藤国務大臣
従業員の育成に積極的に取り組む企業を支援するために、人材開発支援助成金により、訓練の経費や訓練中の賃金の一部等についての助成を行っております。また、事業主が行う都道府県知事が認定した職業訓練についての補助も行っておりまして、各種支援策によりまして、半導体製造をする企業を含めて、事業主のニーズに合った人材育成の支援に努めてまいりたいと思っております。 Angry: 0.551 Disgust: 0.372 Fear: 0.440 Happy: 0.679 Sad: 0.304 Surprise: 0.500
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05:37:43 ~ 05:38:10 萩生田国務大臣
先端技術を取り扱う高度な人材の確保、育成には、国と地方、産業界と教育界、官と民が一体となって取り組むことが必要だと思っています。岸田内閣では、人への投資、科学技術への投資、こういったものを大きな政策の柱に掲げておりますし、私、ついこの間まで文科大臣を務めさせていただいて、経産大臣に横滑りと報道で言われているんですが、横っ飛びのつもりで今就任させていただきました。 Angry: 0.609 Disgust: 0.293 Fear: 0.540 Happy: 0.488 Sad: 0.299 Surprise: 0.570
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05:38:10 ~ 05:39:11 萩生田国務大臣
その中で、ちょっと僭越なんですけれども、先日、蒲島知事とも、また地元の教育者とも会って、既に、九州全体を含めて、この九州全体を九州シリコンアイランドとして復活をさせようということをお話合いをしてきました。ありがたいことに、熊本大学では、既に来年四月から半導体の研究センターをつくっていただくことを準備しています。同じように、九州工業大学、九州大学でも同じような準備をしています。それから、熊本高専を中心に、今までなかった半導体のカリキュラムを上乗せしようということになりました。先生御承知のように、半導体といっても、技術的なものもあれば、プログラミングなども必要ですから、そういった意味では、いろいろな、多岐にわたる研究をし、そして、今、厚労大臣からもお話がありましたが、リカレント教育なども活用しながら、一度、半導体の分野で、このミドルはやったことがないけれども今まで働いていたという人たちをもう一度再教育して、熊本を始めとする九州で働いていただくということを全体的に俯瞰してやってまいりたいと思いますので、またお知恵をかしていただきたいと思います。 Angry: 0.221 Disgust: 0.139 Fear: 0.391 Happy: 0.808 Sad: 0.497 Surprise: 0.608
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05:39:11 ~ 05:39:40 小野委員
ありがとうございます。熊本に決まっていないよと言いながら、非常に、熊本に対する御答弁をいただきまして、金子大臣も相当喜んでいらっしゃるんじゃないかと思います。蒲島知事もそうです。私の不手際によって、総理に質問する時間がなくなってしまいました。本当にこんな下手なことでよかったのかと反省しきりですが、最後に、意気込みを、半導体の産業をどうしていくのかについて総理から一言お願いできればと思います。 Angry: 0.430 Disgust: 0.260 Fear: 0.425 Happy: 0.566 Sad: 0.562 Surprise: 0.486
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05:39:40 ~ 05:40:04 岸田内閣総理大臣
先ほど経産大臣の方から、今日までの歩みについて発言がありました。一九八〇年代、我が国の電機産業が、半導体を始め、この分野において世界を席巻してきた。しかし、それにもかかわらず、その後、ビジネスモデルチェンジに失敗してしまった。こうしたことで、三十年間、この分野において我が国は低迷してしまった。 Angry: 0.325 Disgust: 0.316 Fear: 0.582 Happy: 0.558 Sad: 0.457 Surprise: 0.608
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05:40:04 ~ 05:40:44 岸田内閣総理大臣
こうした歴史を振り返りながらこれからを考えますときに、これはもうデジタル化、脱炭素、経済安全保障、どの分野を取っても、半導体は欠くことができないキーテクノロジーであると確信しています。日本の未来を考えても、産業の米とおっしゃいましたが、産業の脳とも言われる半導体、これは欠かすことができないと思います。この半導体の製造の基盤、これを我が国に取り戻すチャンス、今逃したらもう二度と来ない、そういった覚悟で、民間と協力しながらこの産業をしっかりと盛り上げていきたいと考えます。 Angry: 0.542 Disgust: 0.296 Fear: 0.506 Happy: 0.412 Sad: 0.532 Surprise: 0.408
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05:41:06 ~ 05:42:01 岩谷委員
大阪府の東大阪市からやってまいりました、維新の会の岩谷良平です。当選一か月の超新人ではありますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。また、岸田総理、早稲田大学法学部出身ということで、私も実は早稲田の法学部ということで、偉大な先輩の胸をかりるということで、大変光栄に思っております。よろしくお願いいたします。今日、隣には兵庫の遠藤良太代議士、同じ一期生です。よろしくお願いいたします。今、新人と私は申し上げましたけれども、実は、今から十年前の二〇一一年に大阪の方で大阪府議会議員を一期四年間やらせていただきました。当時、維新の会ができた直後でして、結成直後に維新の会に参画しまして、そして府議会議員をやったんですけれども、そのとき同じく維新の会に飛び込んで大阪市会議員になったのが、今大阪府知事の、我が党副代表の吉村洋文副代表です。 Angry: 0.313 Disgust: 0.230 Fear: 0.361 Happy: 0.836 Sad: 0.425 Surprise: 0.563
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05:42:01 ~ 05:43:06 岩谷委員
そういう意味で、私と吉村さんは同期ということで、一緒に大阪の改革をやってまいりました。当時、橋下チルドレンと呼ばれたり、今は逆に吉村世代と呼ばれたりしておりますけれども、一緒に大阪の改革をやってまいりました。どんな改革を大阪でやってきたかといいますと、こちら、パネルを御用意いたしましたけれども、まず、身を切る改革、政治改革ということで、自らの、議員定数あるいは議員報酬の削減等をまず最初に断行いたしました。それから、知事の報酬や、知事の退職金に至っては全額カットということでやっております。こうしてまず自ら身を切る改革をやったことで、初めて、役所の皆さんの職員数の削減であるとか、我々も身を削ったんだから役所の皆さんも少し給与カットさせてくださいとか、あるいは天下り先のいわゆる外郭団体と言われるもの、これらも少し削らせてくださいということで改革をやってまいりました。結果、大阪、財政も健全化しつつあり、また、成長戦略等も実現ができているところであります。 Angry: 0.441 Disgust: 0.326 Fear: 0.394 Happy: 0.734 Sad: 0.371 Surprise: 0.471
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05:43:06 ~ 05:44:07 岩谷委員
こうして削ってばかりなのかといいますと、そうではなくて中身の改革ももちろんやっていまして、私と吉村さんが一番最初に作った条例、二人で出した条例は、公務員制度改革条例ということで、大阪府職員基本条例といいますけれども、今、こども庁の設置等の話も出ていますけれども、結局、箱をつくっても、そこで働く官僚の皆さんが最高のパフォーマンスを発揮していただかないと、なかなか箱をつくってもうまくいかないというふうに考えております。同じ考えで、まず、我々が政策や改革をやっていくに当たって、まずは大阪の公務員組織を高いパフォーマンスが発揮できるような組織につくり変えていこうということで、いわゆる身分と言われていた公務員を、身分から職業へ、普通の職業に変えていこうという観点、それから、いわゆる年功序列を排して実力主義を導入するという考え方の下、改革を進めました。 Angry: 0.601 Disgust: 0.192 Fear: 0.422 Happy: 0.674 Sad: 0.280 Surprise: 0.541
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05:44:07 ~ 05:45:08 岩谷委員
その中で、肝になるのが人事評価制度です。このパネルにお示ししましたのは、大阪府と国家公務員のそれぞれの人事評価の結果の数字です。大阪、上の方ですけれども、五段階評価、Sランクが一番最高で、一番最低がDランクということで評価しておりますけれども、これは令和元年の実績ですけれども、最高ランクのS評価が約五%、A評価が約二〇%、B評価、これが普通という評価ですね、約六〇%、ちょっと悪いC評価が一〇%、そして最低ランクのD評価が五%というふうに、きれいに分布しております。これはなぜかといいますと、相対評価と申しまして、最高のSランクは必ず全職員のうち五%をつけてください、Aランクについては二〇%つけてください、Bは六〇、Cは一〇%、そして最低ランクのD評価も必ず毎年全職員のうち五%の方につけてくださいということで、あらかじめ割り振っているんですね。 Angry: 0.586 Disgust: 0.428 Fear: 0.453 Happy: 0.594 Sad: 0.283 Surprise: 0.493
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05:45:08 ~ 05:46:02 岩谷委員
一方で、国家公務員の方ですけれども、下の方の一般職員の方ですけれども、同じくSからDの五段階評価になっていますが、Sランクが約一〇%、その次の、ちょっといいというAランクが五〇%程度、そして普通というBランクが三六、七%あたり、悪い評価のC、Dは、〇・四パーとか〇・一%等しかついておりません。また、その上段の幹部職員の皆さんに関しましては、A、B、Cの三段階評価になっていますけれども、最高評価のAランクが八五%以上、普通だよというBランクが一〇%、一四%程度、そして、悪い評価のCランクに至っては〇・〇%ということになっております。これ、余り意味ないと思うんですね、この評価。ほとんどの人がいい評価がついてしまうという。まさに身内でお互いいい評価をつけ合っているような、そんな印象を持ちます。 Angry: 0.495 Disgust: 0.440 Fear: 0.539 Happy: 0.485 Sad: 0.380 Surprise: 0.534
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05:46:02 ~ 05:46:45 岩谷委員
これだと、一生懸命頑張った職員の方も、結果を残した職員の方も、そうじゃなくて、いまいち結果を残せなかった方も、同じようにいい評価がついてしまっていますから、それこそ切磋琢磨、あるいは能力主義ということにはなっていかないと思います。大阪府と同じような相対評価という人事評価システム、これを国家公務員の方に適用するお考えは、総理、ないでしょうか。 Angry: 0.318 Disgust: 0.199 Fear: 0.514 Happy: 0.648 Sad: 0.490 Surprise: 0.535
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05:46:45 ~ 05:47:12 二之湯国務大臣
お答えいたします。人が人を評価するというのは大変難しい側面があると思いますね。国の方では、大阪府と違いまして、絶対評価というのを採用しているわけでございます。それぞれ、国、地方公共団体、あるいは民間企業等においても、それぞれの業務に合わせていろいろな人事評価制度を取られておる、このように承知しておるわけでございます。 Angry: 0.433 Disgust: 0.395 Fear: 0.493 Happy: 0.635 Sad: 0.415 Surprise: 0.489
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05:47:12 ~ 05:48:37 二之湯国務大臣
一般的に、絶対評価は、あらかじめ明示した基準に照らして一人一人の能力や業績目標の到達度を評価するために職員の納得感が得られやすい、こういう非常にメリットがあるわけでございます。人材育成に効果があるとされておりますので、国としては絶対評価を採用しているわけでございます。令和二年度にも、人事評価の改善に向けた有識者検討会において、引き続き国としては絶対評価による評価を行うことが適当であるという、そういうような結論を得たわけでございます。もちろん、一方で、絶対評価については、評価が甘くなるんじゃないかとか、あるいは、一つの評価区分に集中して使い勝手が悪いんじゃないか、こういう御指摘もあることはあるのでございますけれども、国においては、具体的な行動事例や達成目標を明示して評価基準を設けているほか、今後、一般職員の評価区分を、現行の五段階を六段階にいたしまして、よりきめ細かい評価などを通じて人事の公平を図っていきたい、このように思っております。 Angry: 0.593 Disgust: 0.412 Fear: 0.407 Happy: 0.688 Sad: 0.280 Surprise: 0.467
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Angry: 0.323 Disgust: 0.262 Fear: 0.423 Happy: 0.734 Sad: 0.548 Surprise: 0.520
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05:48:47 ~ 05:49:03 岩谷委員
絶対評価の方が優れているというお考えだということだと思いますが。そうしましたら、もっと分かりやすいお話をさせていただきたいと思います。これも、極めて国民の皆さんから評判の悪い天下りの問題です。 Angry: 0.522 Disgust: 0.378 Fear: 0.395 Happy: 0.558 Sad: 0.507 Surprise: 0.399
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05:49:03 ~ 05:50:00 岩谷委員
天下り規制。これも、大阪で我々がやった改革では、再就職と書いていますけれども、これは指定出資法人等への再就職なので、いわゆる天下りです。天下りは原則禁止としております。一定の例外的要件を満たす場合だけ認められるという形に変えました。一方で、国家公務員、国の方ですけれども、組織的なあっせん等は禁止されているんですけれども、職員さんが、官僚の方が、退職されて、御自分で利害関係団体、企業等へ就職活動をして就職していくということは禁止されておりません。極端な話で言いますと、退職された官僚の方が、翌日、自分で利害関係があった企業、団体に行って、そして、昨日退職したので採用してください、国とのパイプ役になりますよというような活動をして再就職しても、禁止されていないという形になっております。 Angry: 0.691 Disgust: 0.310 Fear: 0.498 Happy: 0.377 Sad: 0.441 Surprise: 0.440
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Angry: 0.395 Disgust: 0.264 Fear: 0.554 Happy: 0.455 Sad: 0.471 Surprise: 0.618
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05:50:20 ~ 05:51:00 二之湯国務大臣
お答えいたします。国家公務員の再就職に関しましては、問題になるのは、官民が癒着しているのではないか、こういうことが、予算あるいは権限を背景にして再就職をするとか、あるいはOBが口利き等のことをするんじゃないか、そういう不適切なことが言われているわけでございます。一方、こうした不適切な行為は法律によって規制しているわけでございまして、議員御指摘のような御心配はないと私は思っております。 Angry: 0.588 Disgust: 0.424 Fear: 0.410 Happy: 0.569 Sad: 0.419 Surprise: 0.394
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05:51:00 ~ 05:52:06 二之湯国務大臣
一方、役所で培った経験、能力を生かすということも、国家のために、あるいは社会のためにも必要なことだ、このように思うわけでございます。したがいまして、今議員御指摘の不適切な行為を防止するために、国家公務員法におきまして、各府省による再就職のあっせん、あるいは公務員OBの口利き、さらには利害関係企業等への在職中の就職活動などを禁止するなど厳格な規制を設けるとともに、第三者機関である再就職等監視委員会がこれらの規制の遵守を見守っておる、こういうことでございますので、議員御心配のそういう不適切なことは絶対にないように努めてまいりたい、このように思っております。 Angry: 0.601 Disgust: 0.309 Fear: 0.456 Happy: 0.559 Sad: 0.398 Surprise: 0.432
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05:52:06 ~ 05:52:45 岩谷委員
天下り原則禁止という形は取らないという御答弁かと思いますけれども、国民の信頼なくして、結局、政治も行政もやはり前に進めることはできないと思います。総理は所信表明演説で、人がしっかりと評価され、報われる、人に温かい資本主義であるとか、付加価値を創出し、経済的豊かさや力強さをもたらす原動力は人です、国の礎は人です等、人の重要性というのを繰り返し説いておられました。今、二つの御答弁を聞いて、総理、どう思われますか。 Angry: 0.534 Disgust: 0.242 Fear: 0.471 Happy: 0.591 Sad: 0.357 Surprise: 0.523
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05:52:45 ~ 05:53:04 岸田内閣総理大臣
委員の方から二点、重要な課題について御指摘がありました。まず、人事評価制度ですが、基本的には、絶対評価、相対評価、これはそれぞれ評価のメリットというのはあるんだと思います。 Angry: 0.367 Disgust: 0.302 Fear: 0.502 Happy: 0.651 Sad: 0.259 Surprise: 0.736
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05:53:04 ~ 05:54:01 岸田内閣総理大臣
その中で、今二之湯大臣の方から御説明させていただいたように、国においては絶対評価、これを基本としているということを説明させていただいたわけですが、しかし、それとて様々な工夫を加えています。絶対評価をするにしても、評価の区分、これをできるだけ細かくすることによって、こうした絶対評価の御指摘のような問題点についてどれだけ応えていくのか。それから、勤務成績について、職員の勤勉手当あるいは昇給、こういった際には職員の成績を反映しなければいけないわけですから、その際には相対評価の要素も取り入れるということで、それぞれのメリットを組み合わせて工夫をしているというのが現状だと思います。 Angry: 0.536 Disgust: 0.334 Fear: 0.493 Happy: 0.637 Sad: 0.323 Surprise: 0.524
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05:54:01 ~ 05:55:02 岸田内閣総理大臣
ただ、御指摘の点もしっかり踏まえて、今後とも、こうした人事評価、より国民から理解される評価、どうあるべきなのか、これは不断に考えていかなければならないと思います。そして、もう一点の天下りについては、要は、大切なのは、不適切な行為の規制、それから社会における人材の有効活用、この二つの点をどう両立させるかということなんだと思います。そういった観点から、国家公務員法において、先ほど大臣から紹介があったような、各省庁による再就職のあっせん等を禁止する様々な取組が行われているわけですが、この両立という観点から、再就職等監視委員会において、この規則の遵守徹底、これをいかに図っていくのか、これは国としてもしっかり考えなければならないと思います。 Angry: 0.740 Disgust: 0.259 Fear: 0.489 Happy: 0.418 Sad: 0.292 Surprise: 0.476
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05:55:02 ~ 05:55:29 岸田内閣総理大臣
御指摘の点、絶対評価、相対評価、それぞれのバランス、そして、もう一つは、不適切行為の規制と社会における人材有効活用、この二つのバランスをしっかり考えながら、国としてもあるべき制度を考えていきたいと思います。 Angry: 0.817 Disgust: 0.215 Fear: 0.366 Happy: 0.454 Sad: 0.328 Surprise: 0.401
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05:55:29 ~ 05:56:05 岩谷委員
是非、引き続き、あるべき制度を議論していきたいと思いますけれども、こう言っておきながら、もし、総理が気が変わられて、今言ったような改革をやろうともし思っていただいたとしても、私、多分うまくいかないように思っているんです。なぜかといいますと、そもそも政治家の側がむちゃくちゃをしているからなんですね。いわゆる議員特権と言われるものの話です。ちょっとパネルをお示しいたします。 Angry: 0.642 Disgust: 0.375 Fear: 0.461 Happy: 0.475 Sad: 0.377 Surprise: 0.471
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05:56:05 ~ 05:57:04 岩谷委員
これは、大阪府議会に私はいましたので、大阪府議会との比較で作らせていただきましたけれども、例えば真ん中の航空券の話ですけれども、今日お持ちしましたけれども、議員になりまして、この航空券、国会議員航空引換クーポンというのとJRの国会議員のパスというのをいただきましたけれども。先週、初めて羽田から大阪に飛行機で帰ってみました。このクーポンを使って、議員会館の中に旅行代理店があるんですね、そこで予約をしましたところ、羽田空港のVIP入口に来てくださいと言われました。それはどこにあるんですかと聞きましたら、タクシーの運転手さんに言ってもらったら分かりますということで、タクシーに乗りまして、VIP入口に行ってくださいと言ったら、分かりませんと言われまして、普通にターミナルで降りたんですけれども、探し回ったら、隅っこの方にひっそりとありました。中に入りますと、もう至れり尽くせりのすばらしい接遇をしていただきまして、非常に感動しましたけれども。 Angry: 0.323 Disgust: 0.189 Fear: 0.376 Happy: 0.725 Sad: 0.415 Surprise: 0.648
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05:57:04 ~ 05:58:07 岩谷委員
あのVIPルームというやつは、どうも税金で何か支払いがされているわけじゃないそうなので、まあいいのかもしれませんが、問題は、この航空券パスで、いわゆるファーストクラスと言われるものであるとかプレミアムクラスと言われるものに乗れてしまうということですね。いや、JALであるんですよね。調べてみますと、衆議院で昨年、四億六千万、参議院で二億七千万ほど、この航空券クーポンで使われているということなんですけれども。これは、全部の路線にあるわけではないですし、乗っていない方もいらっしゃると思うんですが、やはり結局、納税者目線というのを忘れないためには、こういうのは我々から身を律していかないといけないと思うんですね。それから、このJRパスも、これで乗り放題ということで、これは公務に本来限定されているものだと思うんですが、結局、チェックする仕組みがないということで、プライベートなことでも使おうと思えば使えてしまうという状況。 Angry: 0.402 Disgust: 0.290 Fear: 0.559 Happy: 0.515 Sad: 0.454 Surprise: 0.556
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05:58:07 ~ 05:59:09 岩谷委員
それから、公用車ですね。議長、副議長は大阪もありましたけれども、委員長を前にして申し訳ないですけれども、委員長にも車と運転手さんがついてくる。また、会派にもあるということで、実質これは議員も使えるということで、大変驚きました。この公用車の運転手さんの年収ですけれども、大体平均八百万円ぐらいということで、外部委託でも九百万円ぐらいかかっているということで、こういうのも、本当に、文通費があるわけですから、タクシーでも、JRパスもありますから電車でも、議員は移動できると思うんですね。これは本当に必要なのかなと疑問に思いますね。そして、委員長手当。また委員長、済みませんけれども、開会中、一日六千円、委員長には支払われる。年百万円程度、単純計算でですね。これは、例の、年に一、二回しか開かれない特別委員会でも同じように支払われているということで、これはもうとっくに大阪府議会では廃止していますから、こういうのも、国民の理解が果たして得られるものなのか、大きな疑問があります。 Angry: 0.490 Disgust: 0.231 Fear: 0.519 Happy: 0.540 Sad: 0.362 Surprise: 0.621
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05:59:09 ~ 06:00:01 岩谷委員
そして、問題になっている一番上の文通費。これは、地方では、大阪府議会もそうですが、政務活動費という、似ているといいますか、似て非なるものですが、ありまして、厳格に使途制限があります。議会活動であるとか調査研究活動に限定されています。それから、地方の方は、領収書の公開もちろん必要、残額返金必要。領収書を公開されているものですから、使用目的と違うじゃないかということで、もうしょっちゅう訴えられています。それで議員辞職される方も毎年のように出てこられます。一方で、文書通信交通滞在費なんですけれども、「使途制限あり?」と書きましたのは、公の書類を発送し、公の性質を有する通信をなす等のため使えると法律に書いていますけれども、この等が結局何なのかがよく分からないということで、実質、制限があってないようなものだと思うんです。 Angry: 0.585 Disgust: 0.338 Fear: 0.534 Happy: 0.472 Sad: 0.390 Surprise: 0.503
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06:00:01 ~ 06:00:42 岩谷委員
領収書の公開は不要、残額返金も不要ということで。ほかにも、立法事務費で月六十五万円。これも、同じように、使途とか領収書の公開が不要となっているものになっています。これらの議員特権についてまた総理に質問をしますと、それは、議会は議会、議会のことは議会で決めてくれとおっしゃると思いますので、ちょっとあえて聞き方を変えますけれども、総理、この文通費、過去、例えば飲食代とか、あるいはプライベートな交通費とかに使用されたことはありませんか。 Angry: 0.569 Disgust: 0.274 Fear: 0.563 Happy: 0.407 Sad: 0.399 Surprise: 0.569
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06:00:42 ~ 06:01:15 岸田内閣総理大臣
文通費については、法律に従って処理をしております。ですから、御指摘のような取扱いになっておりますので、厳密にその資金について区分しているものではありませんが、当然のことながら、私用、飲食、要するに目的外に使うということはあってはならないと思っております。 Angry: 0.581 Disgust: 0.395 Fear: 0.527 Happy: 0.588 Sad: 0.348 Surprise: 0.449
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06:01:15 ~ 06:01:34 岩谷委員
使うことはあってはならないということで、使っていないということですね。であれば、我々維新の会は領収書を公開しています。総理も、御自身だけでも結構です、領収書の公開、是非これからやっていただけませんか。 Angry: 0.361 Disgust: 0.270 Fear: 0.408 Happy: 0.697 Sad: 0.542 Surprise: 0.507
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06:01:34 ~ 06:02:15 岸田内閣総理大臣
これは度々申し上げておりますが、こうした文通費の取扱い、これは議員活動に大きな影響を与えるものでありますので、議員自身がしっかりと考えなければいけない課題であり、今、国会において議論をしていただいております。是非、国民のこうした視点に応えるべく、しっかり議論をしてもらわなければならないと私も思いますが、内容については控えなければなりませんし、私自身も、国会におけるこの議論の結果はしっかり受け止めて、それに従っていきたいと思います。 Angry: 0.593 Disgust: 0.239 Fear: 0.394 Happy: 0.591 Sad: 0.379 Surprise: 0.446
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06:02:15 ~ 06:03:02 岩谷委員
総理が御自身で個人的に自分の分だけ公開されても、議員活動に別に何の影響もないと思うんですね。もう一度お聞きしますけれども、御自身の分だけでも公開していただけませんか。この文通費改革に関しましては、我々も法案を出しておりますけれども、本日夕方、我が党の遠藤国対委員長と立憲民主党馬淵国対委員長の方で国対委員長会談をする予定というふうに聞いております。 Angry: 0.566 Disgust: 0.279 Fear: 0.365 Happy: 0.571 Sad: 0.444 Surprise: 0.486
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06:02:29 ~ 06:02:47 岸田内閣総理大臣
私自身がどういう行動を取るか、これはすなわちその問題に対する私の思いを表現するということにもなるわけでありますので、これはまずは国会での議論をしっかり尽くしていただくことが先であると思っています。 Angry: 0.905 Disgust: 0.332 Fear: 0.297 Happy: 0.503 Sad: 0.197 Surprise: 0.415
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06:03:02 ~ 06:03:56 岩谷委員
引き続き議論をさせていただきたいと思っております。我々、この文通費の改革について、党内であさってには公開討論もやります。これはフルオープンでやります。それから、立法事務費とか政党交付金に関しても、この文通費と併せて、党内改革PTというものを立ち上げて、政治と金のこの問題を、党内で議論を進めていくということになっておりますので、是非注視をしていただければと思います。ちょっと話題を変えまして、万博の話に行きたいと思います。総理、突然なんですけれども、二〇二五年大阪万博、二回目の大阪万博、これを、もう一遍大阪で万博をやろうと最初に言い出したのは一体どなたか御存じでしょうか。 Angry: 0.592 Disgust: 0.359 Fear: 0.389 Happy: 0.616 Sad: 0.333 Surprise: 0.520
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Angry: 0.670 Disgust: 0.427 Fear: 0.528 Happy: 0.355 Sad: 0.518 Surprise: 0.475
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06:04:03 ~ 06:05:10 岩谷委員
誰も言ってくれませんので、私、自分で言いますけれども、私なんです、実は。二〇一三年にオリンピックの誘致が決まったあの瞬間をテレビで見ていまして、このおもてなしの瞬間を。そのときに、もちろんうれしかったんですけれども、一方で、これはまた東京一極集中が進むんじゃないかなという不安もあったわけなんですね。そこで、ひらめいたわけなんです。東京で二回目のオリンピックをやっていいなら、大阪でもう一遍万博をやったって全然おかしくないじゃないかと。大阪で万博をやることで東京一極集中を是正して、大阪を、万博を契機に、東京に並ぶもう一つの第二極として、ツインエンジンで日本の経済、成長を引っ張っていくんだという、そういう発想が元々あって万博というのを言い出した。最初は、本当にいろいろな人にばかにされて笑われました、そんなことできるわけないやろうと。一年間言い続けまして、笑われながらもですね、お亡くなりになりましたが、堺屋太一先生にも個人的にお話をしたり、そういうことをやっていきましたら、だんだんと声が維新の内部でも広がっていきまして、大阪府市の誘致表明につながったわけなんですけれども、一年ぐらいかかりました、本当に。 Angry: 0.473 Disgust: 0.295 Fear: 0.466 Happy: 0.588 Sad: 0.487 Surprise: 0.492
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06:05:10 ~ 06:05:47 岩谷委員
この万博、私が最初に発想した東京一極集中の是正とか、大阪にもう一つのエンジンをつくるんだとか、成長のエンジンをつくるんだとか、あるいは、今、大阪府市で大阪の副首都化ということを取り組んでいますから、是非、大阪の副首都化とか東京一極集中の是正について、この万博を契機として進めていただきたいと思うんですが、総理、いかがでしょうか。 Angry: 0.348 Disgust: 0.152 Fear: 0.447 Happy: 0.689 Sad: 0.457 Surprise: 0.580
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06:05:47 ~ 06:06:05 若宮国務大臣
岩谷委員にお答えさせていただきます。最初に私がおっしゃったと、改めて敬意を表したいと思います。また、今後ともどうぞ御指導のほどよろしくお願い申し上げます。今御指摘になりました大阪・関西万博、これはまさに、新型コロナを乗り越えた先の新たな時代に向けた国家プロジェクトでございます。 Angry: 0.336 Disgust: 0.277 Fear: 0.389 Happy: 0.793 Sad: 0.438 Surprise: 0.535
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06:06:05 ~ 06:07:00 若宮国務大臣
地域の魅力、日本の科学技術を世界にアピールをし、地域活性化等を通じました強い経済の実現につなげる絶好の機会だというふうに私も思っております。本年八月に、万博を支えます周辺インフラの整備、この具体計画となりますインフラ整備計画を政府の国際博覧会推進本部で決定もいたしました。広域的な交通インフラの整備、多分、御地元でいらっしゃいますので目にしていらっしゃるかと思いますけれども、あるいは、地域のにぎわい、そしてまた魅力の向上に資します関連事業を推進するとともに、歴史、伝統、文化など多彩な観光資源を有します関西の各自治体とも連携をいたしました魅力の発信や万博関連イベント、こうしたものの開催をしていきたいと思っております。また、来場者、今、私どもの想定では、大体約二千八百万人ぐらいの方にお見えいただけるのではないかなと想定をいたしてございます。 Angry: 0.212 Disgust: 0.142 Fear: 0.408 Happy: 0.796 Sad: 0.432 Surprise: 0.726
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06:07:00 ~ 06:07:18 若宮国務大臣
こうした来場者の方々が大阪にとどまらず関西全体を行き来することで、関西地域全体、万博を契機といたしました地域の活性化につなげてまいりたい、このように考えております。 Angry: 0.318 Disgust: 0.219 Fear: 0.370 Happy: 0.821 Sad: 0.425 Surprise: 0.567
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06:07:18 ~ 06:08:35 斉藤国務大臣
岩谷委員の後半の質問、大阪の副首都化につきましては、国土形成計画、国土交通省の所管でございますので、お答えをさせていただきます。中長期的な関西圏の在り方につきましては、平成二十七年八月に策定した現在の国土形成計画では、一つとして、我が国経済の主要な成長エンジンを担うことが求められること、二番目に、リニア中央新幹線によるスーパーメガリージョンの形成を見据えた発展を目指すこととしております。これを受けて翌二十八年三月に策定した関西広域地方計画におきまして、アジアを中心に世界との活発な経済的、人的交流を通じ、我が国の経済の中核として成長し、スーパーメガリージョンの一翼を担うこと、世界の人々を引きつける長い歴史、伝統文化を強みとした観光誘客により我が国の成長を牽引すること、それから、首都圏の非常時に諸機能のバックアップを担うことと位置づけております。 Angry: 0.381 Disgust: 0.213 Fear: 0.426 Happy: 0.782 Sad: 0.329 Surprise: 0.638
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06:08:35 ~ 06:09:18 斉藤国務大臣
その後、新型コロナウイルス感染症の拡大やデジタル革命の急速な進展など急激な状況の変化があることから、現在、国土審議会において、新たな国土形成計画の策定に向けて議論をしたところです。この議論に当たっては、本年六月に公表した「国土の長期展望」で示された視点である、一、デジタルとリアルの融合により地域で安心して暮らし続けられることができる地域生活圏の形成、二、国際競争の中で稼ぐ力の向上などを踏まえ、我が国経済を牽引する関西圏の在り方について検討を深めていきたいと思っております。 Angry: 0.572 Disgust: 0.219 Fear: 0.380 Happy: 0.623 Sad: 0.377 Surprise: 0.528
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06:09:18 ~ 06:09:46 岩谷委員
時間が来ました。私の地元東大阪は、世界に誇るべきいろいろな物づくりの中小企業等もございます。皆さん、万博にやはり参加して何かしらPRしたいと思っておられますので、是非、中小企業の万博への参画の仕組みをつくっていただきますことを御要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。 Angry: 0.396 Disgust: 0.297 Fear: 0.352 Happy: 0.778 Sad: 0.456 Surprise: 0.522
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06:10:03 ~ 06:11:04 藤田委員
今日は、最終バッターということで、いろいろ総理にも聞いていきたいんですが、足立議員から最初に我が党の紹介がありまして、私は二期生なんですけれども、地方議会も経験せずに来まして、約三年弱で幹事長という大役を仰せつかりまして、自民党さんにも、そして政府にもしっかりと対峙していく、そういう維新の会を牽引していけたらと思いますので、今日はお手合わせのほどよろしくお願いします。岸田総理が就任されたときに、何か共通点はないかなと思っていろいろお調べしたら、お父様が文武というお名前というふうにお聞きしましてちょっと親近感が湧いたわけでありますが、政策についてはガチンコ勝負でさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。冒頭、こども庁について先にさせていただきたいと思います。 Angry: 0.463 Disgust: 0.169 Fear: 0.289 Happy: 0.766 Sad: 0.471 Surprise: 0.492
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06:11:04 ~ 06:12:04 藤田委員
こども庁構想について、私、幾つか疑問がございまして、これは組織ありきで進んでいないかという疑問が一番あるわけでありますが、国民の三大義務、納税、勤労、そして教育を受けさせる義務ということで、親や家族がしっかりと責任を持って健やかな育ちを支えていくということは当たり前ですが、今後社会を支えることになる子供たちを社会全体でどう支えていくかというところにやはり注視していかなければなりません。その中で論点となっているのは、効果を最大化させるために、子供への施策の効果を最大化させるために、ばらばらではなくて、総合的、一体的な政策をスピーディーに打っていこうということが一番の肝だというふうに思うわけでありますが、私、どう考えても、今もいろいろな省庁にまたがっていますね、子供の政策は。 Angry: 0.546 Disgust: 0.234 Fear: 0.447 Happy: 0.654 Sad: 0.326 Surprise: 0.524
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06:12:04 ~ 06:12:41 藤田委員
内閣府、それから、もちろん文科省、そして厚労省、いろいろまたがっているわけでありますけれども、こども庁というのを改めて組織改編で内閣府につくるということが、私は、これは結局、機能するのかなというところがあります。特に、幼保の問題があります。これ一つ前に進められないこども庁構想ということにどのような意義を見出したらいいのかというのは、私、まだ頭が整理できていないんですが、この意義について、野田大臣からまずいただけたらと思います。 Angry: 0.326 Disgust: 0.270 Fear: 0.487 Happy: 0.625 Sad: 0.487 Surprise: 0.597
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06:12:41 ~ 06:13:00 野田国務大臣
お答えします。まず、こども庁に関心を持っていただきましたことに感謝申し上げます。子供をめぐる様々な課題に適切に対応するため、子供目線に立って、縦割りを排した行政を進めていかなければならないというのは、誰もが、今お話があったとおりのことです。 Angry: 0.512 Disgust: 0.350 Fear: 0.394 Happy: 0.635 Sad: 0.504 Surprise: 0.422
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06:13:00 ~ 06:14:00 野田国務大臣
このような状況を踏まえて、「こどもまんなか」社会、実は「こどもまんなか」社会というのは世界でも日本が初めて発している考え方なんですね、に向けて取り組む独立した行政組織と専任の大臣が司令塔になるということが大切であって、そこを中心に政府が一丸となって取り組みましょうということであります。このために、内閣総理大臣の直属の機関として、子供に関連する内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けるとともに恒常的な事務を実施するべく、内閣府の外局として検討しています。あわせて、各省大臣に対して勧告権等を有する子供政策を担当する専任の特命担当大臣を必置化することで、教育分野にとどまらず、福祉、保健、医療、矯正、更生保護、雇用等の分野を超えて、行政各部の統一を図る方向で検討しています。 Angry: 0.696 Disgust: 0.225 Fear: 0.399 Happy: 0.566 Sad: 0.335 Surprise: 0.489
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06:14:00 ~ 06:14:27 野田国務大臣
つまり、今御指摘のように、またがってというよりも、むしろ、ばらばらになっていて、結果として子供たちやその親たちが困難になったときに届かない、隙間になってしまう、そういうことが間々、もう長年発生していて、それをしっかり、まあ遅きに失したところもありますけれども、しっかり対策する、責任ある一元化の組織が必要だということであります。 Angry: 0.478 Disgust: 0.096 Fear: 0.550 Happy: 0.386 Sad: 0.561 Surprise: 0.482
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06:14:27 ~ 06:15:15 藤田委員
ありがとうございます。やはりどうしても、内閣府で牽引していこうという話だと思うんですね。なんですが、我々、やはり子供の教育というところに目を向けた場合、諸外国の状況を見てみると、教育は国家戦略であると。公教育の質を高めることにしのぎを削っているわけでありまして、世界のトレンドとしては、教育の視点で子供の政策を一元化している。つまり、ここにありますように、諸外国の例を見ると、学校教育をつかさどる教育省、つまり文科省ですよ、文科省が幼児教育、保育といったある種福祉的な側面も包含してやっていっている、教育の政策を柱に組織改編をやっているというのが、これが世界のトレンドなんですね。 Angry: 0.483 Disgust: 0.280 Fear: 0.425 Happy: 0.670 Sad: 0.393 Surprise: 0.558
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06:15:15 ~ 06:15:48 藤田委員
私は、我々維新の会でいろいろディスカッションをしていますが、文科省、もうちょっと頑張ったらどうかなと。文科省にもう少しこども庁のような機能を、幼保一元化も含めて、やった方がすっきりするんじゃないかなというふうに思いますが、これは文科大臣、よろしくお願いします。 Angry: 0.254 Disgust: 0.132 Fear: 0.400 Happy: 0.801 Sad: 0.445 Surprise: 0.668
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06:15:48 ~ 06:16:09 末松国務大臣
その国の未来を知りたければその国の青年を見よという言葉がございます。子供、若者の姿に未来を知ることができるということなんですけれども、未来を担う子供たちの健やかな成長というのは政府全体で責任を負わなければならないと思っております。 Angry: 0.712 Disgust: 0.359 Fear: 0.383 Happy: 0.524 Sad: 0.421 Surprise: 0.351
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06:16:09 ~ 06:17:23 末松国務大臣
御指摘のとおり、諸外国、特にヨーロッパを中心にいたしまして、就学前の教育については、国家戦略の視点から、幼児教育を人材育成の基礎と捉えて、そして教育省が幼児期全体をカバーする体制が標準となっております。幼児期の教育は学習や生活の基盤となる力を育てるものであり、その重要性が世界的にも一層認識をされているところであります。就学前を含めまして、教育は我が国の未来を切り開くものであり、このため、子供に関する政策は、福祉との連携を図りながら、教育機能のみならず福祉的な機能を有している学校を基点に、教育の一貫性、継続性を確保した形で対応する必要があると考えております。現在、内閣官房を中心にいたしまして、先ほど野田大臣の話がありましたように、「こどもまんなか」の社会の実現に向けまして、内閣府の外局として、司令塔機能を発揮する体制について検討しており、先日公表されましたこども政策の新たな推進体制に関する基本方針では、教育について文部科学省の下で充実し、こども庁と文部科学省が密接に連携することとされております。 Angry: 0.396 Disgust: 0.260 Fear: 0.413 Happy: 0.797 Sad: 0.333 Surprise: 0.588
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06:17:23 ~ 06:17:45 末松国務大臣
したがいまして、例えば幼稚園の教育要領を改訂する場合は、私個人として今考えるのは、丁寧にこども庁とは相談をしていかなきゃならないと思ってございます。文部科学省としましても、引き続き関係府省と連携しながら、未来を担う子供たちを社会全体で支えていくように、体制の構築に向けて積極的に取り組んでまいりたいと思います。 Angry: 0.553 Disgust: 0.340 Fear: 0.386 Happy: 0.633 Sad: 0.469 Surprise: 0.411
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Angry: 0.525 Disgust: 0.361 Fear: 0.482 Happy: 0.595 Sad: 0.414 Surprise: 0.586
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06:17:48 ~ 06:18:14 藤田委員
委員長、ありがとうございます。最初の私の冗談を引いていただいて、ありがとうございます。こども庁につきまして、やはり、何か今の方向性のままでいって、この縦割りの弊害というのが果たしてすっきりするのかなという疑問はありまして、これは引き続き我々も提言していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 Angry: 0.355 Disgust: 0.226 Fear: 0.337 Happy: 0.814 Sad: 0.468 Surprise: 0.478
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06:18:14 ~ 06:19:14 藤田委員 次に、十万円給付についてやりたいと思います。我が党の足立議員が、十万円給付の意思決定の遅さで、クーポン問題、これは自治体に相当負担をかけましたよねという御指摘はさせていただいて、これは決断いただきましたのでそこはもうやりませんが、今後このような同趣旨の政策をやるときの政策目的はどうすべきなのかという論点から少し論じたいと思います。まず、昨年、全国民に特別定額給付金が配られまして、これは十万円やりました。これは、私、今年の通常国会の予算委員会でやったんですね。政策目的は何でしょうかというと、三つぐらい候補がありまして、一つはマクロ経済政策です、それから二つ目は困窮者支援、きめ細やかに、困っている方にお届けする |